JPH0921532A - 環状コンバスタを備えたガスタービンのための燃料供給装置 - Google Patents
環状コンバスタを備えたガスタービンのための燃料供給装置Info
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- JPH0921532A JPH0921532A JP8166398A JP16639896A JPH0921532A JP H0921532 A JPH0921532 A JP H0921532A JP 8166398 A JP8166398 A JP 8166398A JP 16639896 A JP16639896 A JP 16639896A JP H0921532 A JPH0921532 A JP H0921532A
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 31
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/22—Fuel supply systems
- F02C7/222—Fuel flow conduits, e.g. manifolds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D17/00—Burners for combustion conjointly or alternatively of gaseous or liquid or pulverulent fuel
- F23D17/002—Burners for combustion conjointly or alternatively of gaseous or liquid or pulverulent fuel gaseous or liquid fuel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2250/00—Geometry
- F05D2250/10—Two-dimensional
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料供給装置を簡単かつコンパクトにする。
【解決手段】 環状コンバスタ1に唯1つの中央の主ガ
ス供給管路15と唯1つの中央のパイロットガス供給管
路16とが接続されており、ガスタービンケーシング5
の内部またはバーナフード3の後壁2の内部に、主ガス
環状導管13とパイロットガス環状導管14とが形成さ
れており、主ガス環状導管13が上流側で主ガス供給管
路15に接続されていて、パイロットガス環状導管14
が上流側でパイロットガス供給管路16に接続されてお
り、主ガス環状導管13およびパイロットガス環状導管
14が下流側では環状コンバスタ1に接続されている。
ス供給管路15と唯1つの中央のパイロットガス供給管
路16とが接続されており、ガスタービンケーシング5
の内部またはバーナフード3の後壁2の内部に、主ガス
環状導管13とパイロットガス環状導管14とが形成さ
れており、主ガス環状導管13が上流側で主ガス供給管
路15に接続されていて、パイロットガス環状導管14
が上流側でパイロットガス供給管路16に接続されてお
り、主ガス環状導管13およびパイロットガス環状導管
14が下流側では環状コンバスタ1に接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環状コンバスタを
備えたガスタービンのための燃料供給装置であって、ガ
スタービンのバーナが、 (イ)気体燃料または液体燃料によって運転されるよう
になっており、 (ロ)燃料を、燃料供給管路を介して、ガスタービンケ
ーシングの外部から得るようになっており、このために
該ガスタービンケーシングが、相応の切欠きを有してお
り、 (ハ)該切欠きに素材結合された各1つの環状の主ガス
管を支持しており、該主ガス管がその内部にパイロット
ガス導管を有し、場合によっては液体燃料通路をも収容
している形式のものに関する。
備えたガスタービンのための燃料供給装置であって、ガ
スタービンのバーナが、 (イ)気体燃料または液体燃料によって運転されるよう
になっており、 (ロ)燃料を、燃料供給管路を介して、ガスタービンケ
ーシングの外部から得るようになっており、このために
該ガスタービンケーシングが、相応の切欠きを有してお
り、 (ハ)該切欠きに素材結合された各1つの環状の主ガス
管を支持しており、該主ガス管がその内部にパイロット
ガス導管を有し、場合によっては液体燃料通路をも収容
している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンの運転に必要とされる全て
の燃料は、ガスタービンケーシングの外部から供給され
なければならない。バーナの形式および数に関連して、
種々異なる燃料供給装置が公知である。いずれの場合に
も、燃料供給管路のための多数の切欠きがガスタービン
ケーシングに形成されている。
の燃料は、ガスタービンケーシングの外部から供給され
なければならない。バーナの形式および数に関連して、
種々異なる燃料供給装置が公知である。いずれの場合に
も、燃料供給管路のための多数の切欠きがガスタービン
ケーシングに形成されている。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4306
956号明細書に基づき、環状コンバスタを備えたガス
タービンのための燃料供給装置が公知である。この燃料
供給装置は液体燃料にも気体燃料にも適した複数のダブ
ルコーンバーナによって運転される。これらのバーナに
は、ガスタービンケーシングに固定されたそれぞれ1つ
の燃料ランスを介して、液体燃料が供給される。すなわ
ち、各バーナが固有の燃料供給装置を有している訳であ
る。種々の燃料をランスに導入するために、それぞれ1
つの別個の接続部が働く。この接続部は各燃料ランスの
上流側の端部において、対応する供給導管とねじ締結さ
れている。1燃料ランス当たりの接続部は3つである。
このことは少数のバーナしか備えていないガスタービン
においては殆ど問題を生ぜしめないが、しかし、環状コ
ンバスタにおいては一般的にそうであるように比較的多
数のバーナが使用される場合、多数の接続部と、これに
接続された多数の供給導管とが設けられる。従って燃料
供給装置は複雑かつ見通しが悪くなってしまう。このよ
うな燃料供給装置は、組み付け時もしくは取り外し時に
極めて手間がかかる。さらに、問題となるのは、このよ
うにねじ締結された多数の接続部を確実にシールしなけ
ればならないことである。
956号明細書に基づき、環状コンバスタを備えたガス
タービンのための燃料供給装置が公知である。この燃料
供給装置は液体燃料にも気体燃料にも適した複数のダブ
ルコーンバーナによって運転される。これらのバーナに
は、ガスタービンケーシングに固定されたそれぞれ1つ
の燃料ランスを介して、液体燃料が供給される。すなわ
ち、各バーナが固有の燃料供給装置を有している訳であ
る。種々の燃料をランスに導入するために、それぞれ1
つの別個の接続部が働く。この接続部は各燃料ランスの
上流側の端部において、対応する供給導管とねじ締結さ
れている。1燃料ランス当たりの接続部は3つである。
このことは少数のバーナしか備えていないガスタービン
においては殆ど問題を生ぜしめないが、しかし、環状コ
ンバスタにおいては一般的にそうであるように比較的多
数のバーナが使用される場合、多数の接続部と、これに
接続された多数の供給導管とが設けられる。従って燃料
供給装置は複雑かつ見通しが悪くなってしまう。このよ
うな燃料供給装置は、組み付け時もしくは取り外し時に
極めて手間がかかる。さらに、問題となるのは、このよ
うにねじ締結された多数の接続部を確実にシールしなけ
ればならないことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の、環状コンバスタを備えたガスタービン
のための燃料供給装置を改良して、上記欠点を取り除
き、簡単かつコンパクトな燃料供給装置を提供すること
である。さらに、ガスタービンの運転信頼度が改善され
ることが望ましい。
で述べた形式の、環状コンバスタを備えたガスタービン
のための燃料供給装置を改良して、上記欠点を取り除
き、簡単かつコンパクトな燃料供給装置を提供すること
である。さらに、ガスタービンの運転信頼度が改善され
ることが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、(ニ)環状コンバスタに唯1つの
中央の主ガス供給管路と唯1つの中央のパイロットガス
供給管路とが接続されており、(ホ)ガスタービンケー
シングの内部またはバーナフードの後壁の内部に、主ガ
ス環状導管とパイロットガス環状導管とが形成されてお
り、(ヘ)主ガス環状導管が上流側で主ガス供給管路に
接続されていて、パイロットガス環状導管が上流側でパ
イロットガス供給管路に接続されており、主ガス環状導
管およびパイロットガス環状導管が下流側では環状コン
バスタに接続されているようにした。
に本発明の構成では、(ニ)環状コンバスタに唯1つの
中央の主ガス供給管路と唯1つの中央のパイロットガス
供給管路とが接続されており、(ホ)ガスタービンケー
シングの内部またはバーナフードの後壁の内部に、主ガ
ス環状導管とパイロットガス環状導管とが形成されてお
り、(ヘ)主ガス環状導管が上流側で主ガス供給管路に
接続されていて、パイロットガス環状導管が上流側でパ
イロットガス供給管路に接続されており、主ガス環状導
管およびパイロットガス環状導管が下流側では環状コン
バスタに接続されているようにした。
【0006】
【発明の効果】主ガス環状導管とパイロット環状導管と
をガスタービンケーシング内部またはバーナフード後壁
内部に敷設したことによって、このような抗圧壁は別の
機能、つまりバーナに燃料を分配する機能をも兼備す
る。それぞれの環状導管に対して唯1つの主ガス供給管
路もしくは唯1つのパイロットガス供給管路しか配置さ
れていないので、簡単かつ見通しの良い燃料供給装置が
得られる。
をガスタービンケーシング内部またはバーナフード後壁
内部に敷設したことによって、このような抗圧壁は別の
機能、つまりバーナに燃料を分配する機能をも兼備す
る。それぞれの環状導管に対して唯1つの主ガス供給管
路もしくは唯1つのパイロットガス供給管路しか配置さ
れていないので、簡単かつ見通しの良い燃料供給装置が
得られる。
【0007】本発明の第1の構成においては主ガス環状
導管とパイロットガス環状導管とがバーナフードの後壁
の内部に配置されている。このような後壁には、主ガス
供給管路もパイロット供給管路も固定されている。各バ
ーナの主ガス管はバーナフードの後壁に開口している。
選択的に液体燃料またはガス燃料によってバーナを運転
しようとする場合には、液体燃料通路だけから成る燃料
ランスが配置されている。
導管とパイロットガス環状導管とがバーナフードの後壁
の内部に配置されている。このような後壁には、主ガス
供給管路もパイロット供給管路も固定されている。各バ
ーナの主ガス管はバーナフードの後壁に開口している。
選択的に液体燃料またはガス燃料によってバーナを運転
しようとする場合には、液体燃料通路だけから成る燃料
ランスが配置されている。
【0008】各バーナのために、燃料フードの後壁に2
つの分配孔が配置されている。これらの分配孔は、主ガ
ス環状導管を主ガス管に接続し、パイロットガス環状導
管をパイロットガス導管に接続する。バーナの主ガス管
にもパイロットガス導管にも、分配孔の一方に連通する
それぞれ1つの開口が形成されている。
つの分配孔が配置されている。これらの分配孔は、主ガ
ス環状導管を主ガス管に接続し、パイロットガス環状導
管をパイロットガス導管に接続する。バーナの主ガス管
にもパイロットガス導管にも、分配孔の一方に連通する
それぞれ1つの開口が形成されている。
【0009】このような手段において特に有利な点とし
て、主ガスもパイロットガスも中央で、かつガスタービ
ンケーシングのそれぞれ唯1つの切欠きを通って供給さ
れることであることが判った。これにより、公知の装置
のように、燃料ランスを収容するために、バーナの数に
応じて極めて多数の比較的大きな切欠きをガスタービン
ケーシングに設けることは不要となる。
て、主ガスもパイロットガスも中央で、かつガスタービ
ンケーシングのそれぞれ唯1つの切欠きを通って供給さ
れることであることが判った。これにより、公知の装置
のように、燃料ランスを収容するために、バーナの数に
応じて極めて多数の比較的大きな切欠きをガスタービン
ケーシングに設けることは不要となる。
【0010】ガスタービンのオイル運転のために、ガス
タービンケーシングに、気体燃料のための両切欠きに加
えて、別の、しかし寸法の小さい切欠きが燃料ランスの
ために、すなわちこれらの燃料ランスの液体燃料通路の
ために設けられている。これに対して純然たるガス運転
時には別の切欠きは必要とならない。これにより、ガス
タービンケーシングの耐用寿命は著しく高められる。こ
のことにより、より高い機械圧によるガスタービン装置
の運転が可能になる。
タービンケーシングに、気体燃料のための両切欠きに加
えて、別の、しかし寸法の小さい切欠きが燃料ランスの
ために、すなわちこれらの燃料ランスの液体燃料通路の
ために設けられている。これに対して純然たるガス運転
時には別の切欠きは必要とならない。これにより、ガス
タービンケーシングの耐用寿命は著しく高められる。こ
のことにより、より高い機械圧によるガスタービン装置
の運転が可能になる。
【0011】バーナフードの後壁の内部の表面と、主ガ
ス環状導管もしくはパイロットガス環状導管との間に、
伸縮ジョイントを備えた挿入管が配置されていると有利
である。これらの挿入管は熱応力の減小のために、すな
わち、プレナム室に流入した圧縮器流出空気により著し
く加熱されたバーナフードの高温の後壁に対して、環状
導管を断熱するために役立つ。これにより、勿論環状導
管に流入した主ガスおよびパイロットガスもさほど加熱
されない。このことにより、これらのガスが全てのバー
ナに一層均一に分配される。挿入管の直径の変化は伸縮
ジョイントを介して補償される。
ス環状導管もしくはパイロットガス環状導管との間に、
伸縮ジョイントを備えた挿入管が配置されていると有利
である。これらの挿入管は熱応力の減小のために、すな
わち、プレナム室に流入した圧縮器流出空気により著し
く加熱されたバーナフードの高温の後壁に対して、環状
導管を断熱するために役立つ。これにより、勿論環状導
管に流入した主ガスおよびパイロットガスもさほど加熱
されない。このことにより、これらのガスが全てのバー
ナに一層均一に分配される。挿入管の直径の変化は伸縮
ジョイントを介して補償される。
【0012】中央の主ガス供給管路および中央のパイロ
ットガス供給管路が、少なくとも各1つの固定エレメン
トによって、ガスタービンケーシングの切欠きのうちの
1つに固定されていると特に有利である。これらの固定
エレメントには、少なくともそれぞれ1つの伸縮エレメ
ントが配置されている。このような伸縮エレメントはベ
ローズ保持体であると有利である。このベローズ保持体
によって、両燃料供給管路内に存在する差圧が補償され
る。こうして、燃料供給装置全体の耐用寿命が高められ
る。
ットガス供給管路が、少なくとも各1つの固定エレメン
トによって、ガスタービンケーシングの切欠きのうちの
1つに固定されていると特に有利である。これらの固定
エレメントには、少なくともそれぞれ1つの伸縮エレメ
ントが配置されている。このような伸縮エレメントはベ
ローズ保持体であると有利である。このベローズ保持体
によって、両燃料供給管路内に存在する差圧が補償され
る。こうして、燃料供給装置全体の耐用寿命が高められ
る。
【0013】環状コンバスタが2つの部分から成ってい
る(これ自体は公知である)場合、それぞれ1つの中央
の主ガス供給管路とパイロットガス供給管路とが配置さ
れてはいるが、しかし、唯1つの共通の主ガス環状導管
と唯1つの共通のパイロットガス導管としか配置されて
いない。
る(これ自体は公知である)場合、それぞれ1つの中央
の主ガス供給管路とパイロットガス供給管路とが配置さ
れてはいるが、しかし、唯1つの共通の主ガス環状導管
と唯1つの共通のパイロットガス導管としか配置されて
いない。
【0014】このような構成により、環状コンバスタを
簡単に開くことができる。それというのは、一方の主ガ
ス供給管路もしくはパイロットガス供給管路を取り外せ
ばよいからである。
簡単に開くことができる。それというのは、一方の主ガ
ス供給管路もしくはパイロットガス供給管路を取り外せ
ばよいからである。
【0015】バーナが複数の列を成して配置されている
場合にも、やはり唯1つの中央の主ガス供給管路および
パイロットガス供給管路、ならびに、唯1つの主ガス環
状導管およびパイロットガス環状導管が構成されてい
る。主ガス環状導管およびパイロットガス環状導管はバ
ーナ列の間に配置されており、バーナフードの後壁に形
成されたそれぞれ2つの分配孔を介して、両バーナ列の
対応するバーナの主ガス管もしくはパイロットガス導管
に接続されている。
場合にも、やはり唯1つの中央の主ガス供給管路および
パイロットガス供給管路、ならびに、唯1つの主ガス環
状導管およびパイロットガス環状導管が構成されてい
る。主ガス環状導管およびパイロットガス環状導管はバ
ーナ列の間に配置されており、バーナフードの後壁に形
成されたそれぞれ2つの分配孔を介して、両バーナ列の
対応するバーナの主ガス管もしくはパイロットガス導管
に接続されている。
【0016】これによりバーナが極めて多数である場合
にも、簡単かつ見通しの良い燃料供給装置が実現される
という利点が得られる。
にも、簡単かつ見通しの良い燃料供給装置が実現される
という利点が得られる。
【0017】本発明の別の構成においては、主ガス環状
導管とパイロットガス環状導管とが、ガスタービンケー
シングの内部に配置されている。主ガス供給管路もパイ
ロットガス供給管路も、ガスタービンケーシングに固定
されている。主ガス管はガスタービンケーシングを超え
て突出している。主ガス管の、ガスタービンケーシング
から突出した部分は、それぞれ第1の終端部材に移行し
ている。この終端部材には、それぞれ1つの、主ガス供
給管路のための第1の接続部と、パイロットガス供給管
路のための第2の接続部とが配置されている。これらの
接続部はそれ自体は公知の形式で、燃料ランスの内部に
おいて主ガス管もしくはパイロットガス導管に接続され
ている。主ガス環状導管と第1の接続部との間、ならび
に、パイロットガス環状導管と第2の接続部との間に、
それぞれ1つの接続導管が配置されていて、これらの接
続導管は対応する接続部にねじ締結されている。
導管とパイロットガス環状導管とが、ガスタービンケー
シングの内部に配置されている。主ガス供給管路もパイ
ロットガス供給管路も、ガスタービンケーシングに固定
されている。主ガス管はガスタービンケーシングを超え
て突出している。主ガス管の、ガスタービンケーシング
から突出した部分は、それぞれ第1の終端部材に移行し
ている。この終端部材には、それぞれ1つの、主ガス供
給管路のための第1の接続部と、パイロットガス供給管
路のための第2の接続部とが配置されている。これらの
接続部はそれ自体は公知の形式で、燃料ランスの内部に
おいて主ガス管もしくはパイロットガス導管に接続され
ている。主ガス環状導管と第1の接続部との間、ならび
に、パイロットガス環状導管と第2の接続部との間に、
それぞれ1つの接続導管が配置されていて、これらの接
続導管は対応する接続部にねじ締結されている。
【0018】本発明のさらに別の構成では、主ガス管内
に燃料ランスが配置されており、この主ガス管はパイロ
ットガス導管ならびに液体燃料通路から成っている。第
1の終端部材の上流側の端部には、第2の終端部材が摩
擦力結合されて固定されている。この第2の終端部材内
には、第3の接続部を介して供給管路に接続された液体
燃料通路が公知の形式で突入している。
に燃料ランスが配置されており、この主ガス管はパイロ
ットガス導管ならびに液体燃料通路から成っている。第
1の終端部材の上流側の端部には、第2の終端部材が摩
擦力結合されて固定されている。この第2の終端部材内
には、第3の接続部を介して供給管路に接続された液体
燃料通路が公知の形式で突入している。
【0019】このような手段においては、ガスタービン
ケーシングの外側に配置される環状導管とこれらの環状
導管の固定部材とを省くことにより、コンパクトな構造
が得られる。
ケーシングの外側に配置される環状導管とこれらの環状
導管の固定部材とを省くことにより、コンパクトな構造
が得られる。
【0020】本発明のさらに別の構成においては、主ガ
ス環状導管とパイロット環状導管とが、やはりガスター
ビンケーシングの内部に配置されている。しかしなが
ら、主ガス管およびパイロットガス導管は、既にガスタ
ービンケーシングのそれぞれ1つの切欠きに開口してい
る。各バーナのために、本発明の第1の構成と同様に2
つの分配孔が配置されている。しかしこの場合、これら
の分配孔はバーナフードの後壁内にではなく、ガスター
ビンケーシング内に配置されている。同様に、分配孔に
連通する両開口は、やはり主ガス管もしくはパイロット
ガス導管に形成されている。
ス環状導管とパイロット環状導管とが、やはりガスター
ビンケーシングの内部に配置されている。しかしなが
ら、主ガス管およびパイロットガス導管は、既にガスタ
ービンケーシングのそれぞれ1つの切欠きに開口してい
る。各バーナのために、本発明の第1の構成と同様に2
つの分配孔が配置されている。しかしこの場合、これら
の分配孔はバーナフードの後壁内にではなく、ガスター
ビンケーシング内に配置されている。同様に、分配孔に
連通する両開口は、やはり主ガス管もしくはパイロット
ガス導管に形成されている。
【0021】バーナの主ガス管は、上流側ではそれぞれ
フランジで終わっている。このフランジは直接的にガス
タービンケーシングに内側で固定されている。パイロッ
トガス導管は上流側で、それぞれ1つのカバー状の終端
部材に素材結合されている。これらの終端部材はガスタ
ービンケーシングの切欠きを外方に向かって閉鎖してい
る。
フランジで終わっている。このフランジは直接的にガス
タービンケーシングに内側で固定されている。パイロッ
トガス導管は上流側で、それぞれ1つのカバー状の終端
部材に素材結合されている。これらの終端部材はガスタ
ービンケーシングの切欠きを外方に向かって閉鎖してい
る。
【0022】本発明のさらに別の構成では、液体燃料通
路がカバー状の終端部材を超えて延長されており、別個
の終端部材で終わっており、この別個の終端部材では、
液体燃料のための供給管路が接続部を介して作用してい
る。
路がカバー状の終端部材を超えて延長されており、別個
の終端部材で終わっており、この別個の終端部材では、
液体燃料のための供給管路が接続部を介して作用してい
る。
【0023】ガスタービンケーシング内部において主ガ
ス環状導管と主ガス管とを直接的に接続し、かつパイロ
ットガス環状導管とパイロットガス導管とを直接的に接
続することによって、燃料ランスに固定された解離可能
な接続部の数が著しく減じられる。設けられているのは
液体燃料の供給管路のための接続部だけである。燃料ラ
ンスへの別個の接続導管は完全に省かれる。これにより
比較的僅かな供給導管しか必要とならない。すなわち、
構造が一層コンパクトになり、接続部のためのシールが
簡単になる。
ス環状導管と主ガス管とを直接的に接続し、かつパイロ
ットガス環状導管とパイロットガス導管とを直接的に接
続することによって、燃料ランスに固定された解離可能
な接続部の数が著しく減じられる。設けられているのは
液体燃料の供給管路のための接続部だけである。燃料ラ
ンスへの別個の接続導管は完全に省かれる。これにより
比較的僅かな供給導管しか必要とならない。すなわち、
構造が一層コンパクトになり、接続部のためのシールが
簡単になる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に示した実施の
形態について説明する。図面には本発明を理解するため
に重要なエレメントのみを示した。作業媒体の流れ方向
は矢印で示した。本発明の1実施例を示した図1から判
るように、環状コンバスタ1と、環状のバーナフード3
の後壁2に固定された複数のバーナ4とを備えたガスタ
ービンが設けられている。これらのバーナは欧州特許第
321809号明細書に記載のような、いわゆるダブル
コーンバーナ(Doppelkegelbrenner)4として形成されて
いる。これらのバーナにはガスタービンケーシング5の
外部から燃料が供給される。
形態について説明する。図面には本発明を理解するため
に重要なエレメントのみを示した。作業媒体の流れ方向
は矢印で示した。本発明の1実施例を示した図1から判
るように、環状コンバスタ1と、環状のバーナフード3
の後壁2に固定された複数のバーナ4とを備えたガスタ
ービンが設けられている。これらのバーナは欧州特許第
321809号明細書に記載のような、いわゆるダブル
コーンバーナ(Doppelkegelbrenner)4として形成されて
いる。これらのバーナにはガスタービンケーシング5の
外部から燃料が供給される。
【0025】液体燃料6の供給のために各ダブルコーン
バーナ4は燃料ランス7に接続されている。これらの燃
料ランスは、ガスタービンケーシング5に設けられた各
1つの切欠き8に配置されている。これらの燃料ランス
7は、液体燃料通路9として形成された唯1つの燃料供
給管路から成っていて、対応するノズル10に接続され
ている。従ってこれらのノズルは比較的小さく寸法設定
することができる。
バーナ4は燃料ランス7に接続されている。これらの燃
料ランスは、ガスタービンケーシング5に設けられた各
1つの切欠き8に配置されている。これらの燃料ランス
7は、液体燃料通路9として形成された唯1つの燃料供
給管路から成っていて、対応するノズル10に接続され
ている。従ってこれらのノズルは比較的小さく寸法設定
することができる。
【0026】気体燃料、つまり主ガス11およびパイロ
ットガス12のための燃料供給部は、バーナフード3の
後壁2の内部に配置されたそれぞれ1つの主ガス環状導
管13とパイロットガス環状導管14とから成ってい
る。これらの主ガス環状導管13およびパイロットガス
環状導管14は上流側で、主ガス供給管路15もしくは
パイロットガス供給管路16として形成された、それぞ
れ1つの中央の燃料供給管路に接続されている。これら
の中央の燃料供給管路はガスタービンケーシング5の切
欠きに固定されている。下流側では、主ガス環状導管1
3およびパイロットガス環状導管14は環状コンバスタ
1に接続されている。
ットガス12のための燃料供給部は、バーナフード3の
後壁2の内部に配置されたそれぞれ1つの主ガス環状導
管13とパイロットガス環状導管14とから成ってい
る。これらの主ガス環状導管13およびパイロットガス
環状導管14は上流側で、主ガス供給管路15もしくは
パイロットガス供給管路16として形成された、それぞ
れ1つの中央の燃料供給管路に接続されている。これら
の中央の燃料供給管路はガスタービンケーシング5の切
欠きに固定されている。下流側では、主ガス環状導管1
3およびパイロットガス環状導管14は環状コンバスタ
1に接続されている。
【0027】このために、各ダブルコーンバーナ4は同
軸的な主ガス管18と溶接されている。この主ガス管は
その内部においてパイロットガス導管19と燃料ランス
7とを収容している。主ガス管18もパイロットガス導
管19もバーナフード3の後壁2に開口している。これ
らの主ガス管およびパイロットガス導管は、この場所で
第1および第2の開口20,21、ならびにこれらに連
通する、後壁2に形成された分配孔22,23を介し
て、主ガス環状導管13もしくはパイロットガス環状導
管14に接続されている。
軸的な主ガス管18と溶接されている。この主ガス管は
その内部においてパイロットガス導管19と燃料ランス
7とを収容している。主ガス管18もパイロットガス導
管19もバーナフード3の後壁2に開口している。これ
らの主ガス管およびパイロットガス導管は、この場所で
第1および第2の開口20,21、ならびにこれらに連
通する、後壁2に形成された分配孔22,23を介し
て、主ガス環状導管13もしくはパイロットガス環状導
管14に接続されている。
【0028】環状コンバスタ1が専ら気体燃料(主ガス
11およびパイロットガス12)によって運転される場
合、燃料ランス7は必要とならない。この場合、環状コ
ンバスタ1全体のための燃料供給は、中央の主ガス供給
管路15と中央のパイロットガス供給管路16とを介し
てのみ行われる。この場合には2つの切欠き17しかガ
スタービンケーシング5に形成されず、このことはこの
ガスタービンケーシングの安定性を著しく高める。
11およびパイロットガス12)によって運転される場
合、燃料ランス7は必要とならない。この場合、環状コ
ンバスタ1全体のための燃料供給は、中央の主ガス供給
管路15と中央のパイロットガス供給管路16とを介し
てのみ行われる。この場合には2つの切欠き17しかガ
スタービンケーシング5に形成されず、このことはこの
ガスタービンケーシングの安定性を著しく高める。
【0029】後壁2の内部の表面と、この後壁内に配置
された主ガス環状導管13もしくはパイロットガス環状
導管14との間には、伸縮ジョイント25を備えた挿入
管24が配置されている。バーナフード3の後壁2を起
点として、主ガス供給管路15およびパイロットガス供
給管路16が、いわゆるプレナム室(Plenum)26、つま
り圧縮空気を案内する室を通ってガスタービンケーシン
グ5内部に延びており、フランジ27として形成された
それぞれ1つの固定エレメントによって、ガスタービン
ケーシング5に固定されている。このためにフランジ2
7は、ガスタービンケーシング5の内側に当て付けられ
ていて、外部から2つのねじ28によって保持されてい
る。各フランジ27には、ベローズ保持体29として形
成された、固定方向ならびに引張り方向に作用する伸縮
エレメントが配置されている。
された主ガス環状導管13もしくはパイロットガス環状
導管14との間には、伸縮ジョイント25を備えた挿入
管24が配置されている。バーナフード3の後壁2を起
点として、主ガス供給管路15およびパイロットガス供
給管路16が、いわゆるプレナム室(Plenum)26、つま
り圧縮空気を案内する室を通ってガスタービンケーシン
グ5内部に延びており、フランジ27として形成された
それぞれ1つの固定エレメントによって、ガスタービン
ケーシング5に固定されている。このためにフランジ2
7は、ガスタービンケーシング5の内側に当て付けられ
ていて、外部から2つのねじ28によって保持されてい
る。各フランジ27には、ベローズ保持体29として形
成された、固定方向ならびに引張り方向に作用する伸縮
エレメントが配置されている。
【0030】ガスタービンの運転時には、主ガス供給管
路15およびパイロット供給管路16を介して主ガス環
状導管13に導入された主ガス11、およびパイロット
ガス環状導管14に導入されたパイロットガス12は既
に、抗圧性のバーナフード3の内部において、ダブルコ
ーンバーナ4の主ガス管18およびパイロットガス導管
19に分配される。こうして、燃料供給が著しく簡単に
なる。
路15およびパイロット供給管路16を介して主ガス環
状導管13に導入された主ガス11、およびパイロット
ガス環状導管14に導入されたパイロットガス12は既
に、抗圧性のバーナフード3の内部において、ダブルコ
ーンバーナ4の主ガス管18およびパイロットガス導管
19に分配される。こうして、燃料供給が著しく簡単に
なる。
【0031】主ガス環状導管13およびパイロットガス
環状導管14と、ダブルコーンバーナ4との間に位置す
る全ての接続部は溶接されている。これにより、解離可
能なねじ締結部による潜在的な漏れが減じられ、ガスタ
ービンの運転信頼度および使用可能性が増大する。さら
に、僅かな数の接続部しか取り外さなくてもよいので、
迅速な取り外しが保証される。
環状導管14と、ダブルコーンバーナ4との間に位置す
る全ての接続部は溶接されている。これにより、解離可
能なねじ締結部による潜在的な漏れが減じられ、ガスタ
ービンの運転信頼度および使用可能性が増大する。さら
に、僅かな数の接続部しか取り外さなくてもよいので、
迅速な取り外しが保証される。
【0032】挿入管24は、プレナム室26内に位置す
る高温の圧縮器空気に対して、主ガス11およびパイロ
ットガス12を断熱するために役立つ。これにより、初
めは比較的低温の気体燃料(主ガス11およびパイロッ
トガス12)の著しい加熱が防止され、全てのダブルコ
ーンバーナ4の均一な燃料供給が保証される。挿入管2
4の直径変化は伸縮ジョイント25を介して補償され
る。ベローズ保持体29によって、主ガス供給管路15
もしくはパイロットガス供給管路16の異なる運動が吸
収される。
る高温の圧縮器空気に対して、主ガス11およびパイロ
ットガス12を断熱するために役立つ。これにより、初
めは比較的低温の気体燃料(主ガス11およびパイロッ
トガス12)の著しい加熱が防止され、全てのダブルコ
ーンバーナ4の均一な燃料供給が保証される。挿入管2
4の直径変化は伸縮ジョイント25を介して補償され
る。ベローズ保持体29によって、主ガス供給管路15
もしくはパイロットガス供給管路16の異なる運動が吸
収される。
【0033】ガスタービンが水平方向に分割されている
場合、環状コンバスタ1も2つの部分から構成されてい
る(図2)。1つの環状体部分30当たり、1つの中央
の主ガス供給管路15と1つの中央のパイロットガス供
給管路16とが配置されている。環状コンバスタ1を開
く際には、唯1つの主ガス供給管路15および唯1つの
パイロットガス供給管路16だけを取り外せばよい。
場合、環状コンバスタ1も2つの部分から構成されてい
る(図2)。1つの環状体部分30当たり、1つの中央
の主ガス供給管路15と1つの中央のパイロットガス供
給管路16とが配置されている。環状コンバスタ1を開
く際には、唯1つの主ガス供給管路15および唯1つの
パイロットガス供給管路16だけを取り外せばよい。
【0034】本発明の別の実施例においては、ダブルコ
ーンバーナ4が2つの列を成して環状コンバスタ1に配
置されている(図3)。このような手段においても、中
央の主ガス供給管路およびパイロット供給管路、ならび
に主ガス環状導管13およびパイロットガス環状導管1
4が唯1つだけ形成されている。これらの主ガス環状導
管13およびパイロットガス環状導管14は、ダブルコ
ーンバーナ4の両列の間に配置されており、バーナフー
ド3の後壁2に形成された2つの分配孔22,23が、
対応するダブルコーンバーナ4の主ガス管18もしくは
パイロットガス導管19に接続されている。
ーンバーナ4が2つの列を成して環状コンバスタ1に配
置されている(図3)。このような手段においても、中
央の主ガス供給管路およびパイロット供給管路、ならび
に主ガス環状導管13およびパイロットガス環状導管1
4が唯1つだけ形成されている。これらの主ガス環状導
管13およびパイロットガス環状導管14は、ダブルコ
ーンバーナ4の両列の間に配置されており、バーナフー
ド3の後壁2に形成された2つの分配孔22,23が、
対応するダブルコーンバーナ4の主ガス管18もしくは
パイロットガス導管19に接続されている。
【0035】これにより、ガスタービンのための燃料供
給装置は、ダブルコーンバーナ4が2つの列を成して配
置されている場合にも、簡単かつ見通し良いものが得ら
れる。
給装置は、ダブルコーンバーナ4が2つの列を成して配
置されている場合にも、簡単かつ見通し良いものが得ら
れる。
【0036】本発明のさらに別の実施例(図4)におい
ては、環状コンバスタ1の全てのダブルコーンバーナ4
がガスタービンケーシング5に固定されている。これら
のダブルコーンバーナには、やはりガスタービンケーシ
ング5の外部から液体燃料6または気体燃料(主ガス1
1およびパイロットガス12)が供給される。このため
に、各ダブルコーンバーナ4は同軸的な主ガス管18と
溶接されている。主ガス管18は、内側に位置するパイ
ロットガス導管19と液体燃料通路9とを備えた燃料ラ
ンス31を収容している。ダブルコーンバーナ4を起点
にして、主ガス管18はプレナム室26を通って、ガス
タービンケーシング5を超えて延長されている。ガスタ
ービンケーシング5の外部では、主ガス管18は第1の
終端部材32に移行している。この第1の終端部材には
側方に、主ガス11のための第1の接続部33が取り付
けられている。この第1の終端部材32には、主ガス管
18を取り囲む外側管34が溶接されている。この外側
管はガスタービンケーシング5に向かって戻るように延
びている。この外側管34は、ガスタービンケーシング
5の外部から、内部に配置されたフランジ35とねじ締
結されているので、主ガス管18も第1の終端部材32
もガスタービンケーシング5に固着されている。
ては、環状コンバスタ1の全てのダブルコーンバーナ4
がガスタービンケーシング5に固定されている。これら
のダブルコーンバーナには、やはりガスタービンケーシ
ング5の外部から液体燃料6または気体燃料(主ガス1
1およびパイロットガス12)が供給される。このため
に、各ダブルコーンバーナ4は同軸的な主ガス管18と
溶接されている。主ガス管18は、内側に位置するパイ
ロットガス導管19と液体燃料通路9とを備えた燃料ラ
ンス31を収容している。ダブルコーンバーナ4を起点
にして、主ガス管18はプレナム室26を通って、ガス
タービンケーシング5を超えて延長されている。ガスタ
ービンケーシング5の外部では、主ガス管18は第1の
終端部材32に移行している。この第1の終端部材には
側方に、主ガス11のための第1の接続部33が取り付
けられている。この第1の終端部材32には、主ガス管
18を取り囲む外側管34が溶接されている。この外側
管はガスタービンケーシング5に向かって戻るように延
びている。この外側管34は、ガスタービンケーシング
5の外部から、内部に配置されたフランジ35とねじ締
結されているので、主ガス管18も第1の終端部材32
もガスタービンケーシング5に固着されている。
【0037】さらに、第1の終端部材32には第2の終
端部材36がねじ締結されている。この第2の終端部材
には側方に、パイロットガス12のための第2の接続部
37と、別の供給管路39のための第3の接続部38と
が配置されている(図4において燃料ランス31の上側
に示されている)。
端部材36がねじ締結されている。この第2の終端部材
には側方に、パイロットガス12のための第2の接続部
37と、別の供給管路39のための第3の接続部38と
が配置されている(図4において燃料ランス31の上側
に示されている)。
【0038】この実施例の別の変化形においては、図4
において燃料ランス31の下側に示したような第2の接
続部37が、第1の終端部材32にねじ締結されてい
る。これにより、液体燃料通路9の交換時に、パイロッ
トガス12のための第2の接続部37を外すことなく第
2の終端部材36を取り除くことができる。
において燃料ランス31の下側に示したような第2の接
続部37が、第1の終端部材32にねじ締結されてい
る。これにより、液体燃料通路9の交換時に、パイロッ
トガス12のための第2の接続部37を外すことなく第
2の終端部材36を取り除くことができる。
【0039】気体燃料(主ガス11およびパイロットガ
ス12)のための供給部は、ガスタービンケーシング5
の内部に配置された主ガス環状導管13と、パイロット
ガス環状導管14とから成っている。これらの主ガス環
状導管13およびパイロットガス環状導管14は、上流
側で、中央の主ガス供給管路15もしくは中央のパイロ
ットガス供給管路16に接続されている。これらの主ガ
ス供給管路もしくはパイロットガス供給管路はガスター
ビンケーシング5に固定されている。下流側では主ガス
環状導管13およびパイロットガス環状導管14は環状
コンバスタ1に接続されている。このために、主ガス環
状導管13と第1の接続部33との間、ならびに、パイ
ロットガス環状導管14と第2の接続部37との間にそ
れぞれ1つの接続導管40,41が配置されている。
ス12)のための供給部は、ガスタービンケーシング5
の内部に配置された主ガス環状導管13と、パイロット
ガス環状導管14とから成っている。これらの主ガス環
状導管13およびパイロットガス環状導管14は、上流
側で、中央の主ガス供給管路15もしくは中央のパイロ
ットガス供給管路16に接続されている。これらの主ガ
ス供給管路もしくはパイロットガス供給管路はガスター
ビンケーシング5に固定されている。下流側では主ガス
環状導管13およびパイロットガス環状導管14は環状
コンバスタ1に接続されている。このために、主ガス環
状導管13と第1の接続部33との間、ならびに、パイ
ロットガス環状導管14と第2の接続部37との間にそ
れぞれ1つの接続導管40,41が配置されている。
【0040】ガスタービンケーシング5には、ダブルコ
ーンバーナ4の数に相当する数の切欠き42が形成され
ている。これらの切欠きを通って主ガス管18が延びて
おり、これらの切欠きに主ガス管がフランジ35によっ
て固定されている。
ーンバーナ4の数に相当する数の切欠き42が形成され
ている。これらの切欠きを通って主ガス管18が延びて
おり、これらの切欠きに主ガス管がフランジ35によっ
て固定されている。
【0041】ガスタービンを運転するために、主ガス1
1は、中央の主ガス供給管路15を介して主ガス環状導
管13に導入される。この場所から、この主ガスは接続
導管40を介して、ダブルコーンバーナ4に接続された
各主ガス管18に分配され、次いで環状コンバスタ1内
で燃焼される。ダブルコーンバーナ4の調整範囲を改善
するために使用されるパイロットガス12は、中央のパ
イロットガス供給管路16を介してパイロットガス環状
導管14に達する。各燃料ランス31へのパイロットガ
スの分配は、接続導管41を介して行われる。ガスター
ビンを液体燃料6で運転したい場合には、この液体燃料
は、第3の接続部38で作用する供給管路39を介して
燃料ランス31もしくは液体燃料通路9に導入される。
この場合主ガス供給管路15およびパイロットガス供給
管路16は閉じられている。
1は、中央の主ガス供給管路15を介して主ガス環状導
管13に導入される。この場所から、この主ガスは接続
導管40を介して、ダブルコーンバーナ4に接続された
各主ガス管18に分配され、次いで環状コンバスタ1内
で燃焼される。ダブルコーンバーナ4の調整範囲を改善
するために使用されるパイロットガス12は、中央のパ
イロットガス供給管路16を介してパイロットガス環状
導管14に達する。各燃料ランス31へのパイロットガ
スの分配は、接続導管41を介して行われる。ガスター
ビンを液体燃料6で運転したい場合には、この液体燃料
は、第3の接続部38で作用する供給管路39を介して
燃料ランス31もしくは液体燃料通路9に導入される。
この場合主ガス供給管路15およびパイロットガス供給
管路16は閉じられている。
【0042】本発明のさらに別の実施例(図5)におい
ては、主ガス管18はパイロットガス導管19を含め
て、ガスタービンケーシング5の切欠き42で終わって
いる。このために、ダブルコーンバーナ1の主ガス管1
8は、上流側ではそれぞれフランジ43で終わってい
る。このフランジは組み付けられた状態において直接ガ
スタービンケーシング5の内側に接続されている。この
パイロットガス導管19は、カバー状の終端部材44に
よって閉鎖されている。この終端部材44は、同時にガ
スタービンケーシング5の切欠きを外方に向かって閉鎖
している。フランジ43と、終端部材44と、これらの
間に位置する、ガスタービンケーシング5の領域とに
は、互いに連通する軸線平行なねじ山付き孔45が形成
されている。主ガス管18およびパイロットガス導管1
9は、ねじ山付き孔45内で案内されるねじ46によっ
て、解離可能にガスタービンケーシング5に固定されて
いる。
ては、主ガス管18はパイロットガス導管19を含め
て、ガスタービンケーシング5の切欠き42で終わって
いる。このために、ダブルコーンバーナ1の主ガス管1
8は、上流側ではそれぞれフランジ43で終わってい
る。このフランジは組み付けられた状態において直接ガ
スタービンケーシング5の内側に接続されている。この
パイロットガス導管19は、カバー状の終端部材44に
よって閉鎖されている。この終端部材44は、同時にガ
スタービンケーシング5の切欠きを外方に向かって閉鎖
している。フランジ43と、終端部材44と、これらの
間に位置する、ガスタービンケーシング5の領域とに
は、互いに連通する軸線平行なねじ山付き孔45が形成
されている。主ガス管18およびパイロットガス導管1
9は、ねじ山付き孔45内で案内されるねじ46によっ
て、解離可能にガスタービンケーシング5に固定されて
いる。
【0043】ガスタービンケーシング5においては、各
ダブルコーンバーナ1のために、第1の分配孔22と第
2の分配孔23とが形成されている。これらの分配孔
は、主ガス環状導管13を主ガス管18に接続し、パイ
ロットガス環状導管14をパイロットガス導管19に接
続する。このために、これらの主ガス管18およびパイ
ロットガス導管19は、分配孔22,23と連通するそ
れぞれ1つの開口20,21を有している。液体燃料通
路9は、カバー状の終端部材44を超えて延長されてい
る。この液体燃料通路は、別個の終端部材47で終わっ
ている。この終端部材では、供給管路39が接続部38
を介して作用している。
ダブルコーンバーナ1のために、第1の分配孔22と第
2の分配孔23とが形成されている。これらの分配孔
は、主ガス環状導管13を主ガス管18に接続し、パイ
ロットガス環状導管14をパイロットガス導管19に接
続する。このために、これらの主ガス管18およびパイ
ロットガス導管19は、分配孔22,23と連通するそ
れぞれ1つの開口20,21を有している。液体燃料通
路9は、カバー状の終端部材44を超えて延長されてい
る。この液体燃料通路は、別個の終端部材47で終わっ
ている。この終端部材では、供給管路39が接続部38
を介して作用している。
【0044】この実施例の場合、主ガス管18への主ガ
ス11の供給およびパイロットガス導管19へのパイロ
ットガス12の供給がガスタービンケーシング5の内部
で行われて、このためには付加的な導管および接続部が
必要でないので有利である。さらに、ガスタービンケー
シング5に設けられた切欠き42は、主ガス11および
パイロットガス12の直接的な供給によって一層小さく
寸法設定することができる。
ス11の供給およびパイロットガス導管19へのパイロ
ットガス12の供給がガスタービンケーシング5の内部
で行われて、このためには付加的な導管および接続部が
必要でないので有利である。さらに、ガスタービンケー
シング5に設けられた切欠き42は、主ガス11および
パイロットガス12の直接的な供給によって一層小さく
寸法設定することができる。
【図1】ガスタービンケーシングと燃料ランスと本発明
による燃料供給装置とを備えたガスタービンの1実施例
の部分縦断面図である。
による燃料供給装置とを備えたガスタービンの1実施例
の部分縦断面図である。
【図2】2つの部分から成る環状コンバスタと、相当す
る数の燃料供給管路とを示す横断面図である。
る数の燃料供給管路とを示す横断面図である。
【図3】図1のガスタービンを、2列式にバーナを配置
した状態で示す図である。
した状態で示す図である。
【図4】本発明の別の実施例を2つの変化形で示す、ガ
スタービンの部分縦断面図である。
スタービンの部分縦断面図である。
【図5】燃料ランスと本発明による燃料供給装置とを備
えたガスタービンのさらに別の実施例を示す部分縦断面
図である。
えたガスタービンのさらに別の実施例を示す部分縦断面
図である。
1 環状コンバスタ、 2 後壁、 3 バーナフー
ド、 4 バーナ(ダブルコーンバーナ)、 5 ガス
タービンケーシング、 6 液体燃料、 7 燃料ラン
ス、 8 切欠き、 9 液体燃料通路、 10 ノズ
ル、 11 主ガス、 12 パイロットガス、 13
主ガス環状導管、 14 パイロットガス環状導管、
15 主ガス供給管路、 16 パイロットガス供給
管路、 17 切欠き、 18 主ガス管、 19 パ
イロットガス導管、 20,21開口、 22,23
分配孔、 24 挿入管、 25 伸縮ジョイント、
26 プレナム室、 27 フランジ、 28 ねじ、
29 ベローズ保持体、30 環状体部分、 31
燃料ランス、 32 終端部材、 33 接続部、 3
4 外側管、 35 フランジ、 36 終端部材、
37,38 接続部、 39 供給管路、 40,41
接続導管、 42 切欠き、 43 フランジ、 4
4 終端部材、 45 ねじ山付き孔、 46 ねじ、
47 終端部材
ド、 4 バーナ(ダブルコーンバーナ)、 5 ガス
タービンケーシング、 6 液体燃料、 7 燃料ラン
ス、 8 切欠き、 9 液体燃料通路、 10 ノズ
ル、 11 主ガス、 12 パイロットガス、 13
主ガス環状導管、 14 パイロットガス環状導管、
15 主ガス供給管路、 16 パイロットガス供給
管路、 17 切欠き、 18 主ガス管、 19 パ
イロットガス導管、 20,21開口、 22,23
分配孔、 24 挿入管、 25 伸縮ジョイント、
26 プレナム室、 27 フランジ、 28 ねじ、
29 ベローズ保持体、30 環状体部分、 31
燃料ランス、 32 終端部材、 33 接続部、 3
4 外側管、 35 フランジ、 36 終端部材、
37,38 接続部、 39 供給管路、 40,41
接続導管、 42 切欠き、 43 フランジ、 4
4 終端部材、 45 ねじ山付き孔、 46 ねじ、
47 終端部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23R 3/46 F23R 3/46 (72)発明者 マルツェル ケーニッヒ スイス国 フライエンヴィル シュールシ ュトラーセ 256 (72)発明者 ピーター シニア イギリス国 レチェスター カウンテスト ホープ マーストン クレセント 8
Claims (13)
- 【請求項1】 環状コンバスタ(1)を備えたガスター
ビンのための燃料供給装置であって、ガスタービンのバ
ーナ(4)が、 (イ)気体燃料(11,12)または液体燃料(6)に
よって運転されるようになっており、 (ロ)燃料(6,11,12)を、燃料供給管路(9,
15,16)を介して、ガスタービンケーシング(5)
の外部から得るようになっており、このために該ガスタ
ービンケーシングが、相応の切欠き(8,17,42)
を有しており、 (ハ)該切欠きに素材結合された各1つの環状の主ガス
管(18)を支持しており、該主ガス管がその内部にパ
イロットガス導管(19)を有し、場合によっては液体
燃料通路(9)をも収容している形式のものにおいて、 (ニ)環状コンバスタ(1)に唯1つの中央の主ガス供
給管路(15)と唯1つの中央のパイロットガス供給管
路(16)とが接続されており、 (ホ)ガスタービンケーシング(5)の内部またはバー
ナフード(3)の後壁(2)の内部に、主ガス環状導管
(13)とパイロットガス環状導管(14)とが形成さ
れており、 (ヘ)主ガス環状導管(13)が上流側で主ガス供給管
路(15)に接続されていて、パイロットガス環状導管
(14)が上流側でパイロットガス供給管路(16)に
接続されており、主ガス環状導管(13)およびパイロ
ットガス環状導管(14)が下流側では環状コンバスタ
(1)に接続されていることを特徴とする、環状コンバ
スタを備えたガスタービンのための燃料供給装置。 - 【請求項2】 (イ)主ガス環状導管(13)とパイロ
ットガス環状導管(14)とが、バーナフード(3)の
後壁(2)の内部に配置されており (ロ)後壁(2)に、主ガス供給管路(15)もパイロ
ットガス供給管路(16)も固定されており、 (ハ)各バーナ(4)の主ガス管(18)が後壁(2)
に開口しており、 (ニ)バーナ(4)が選択的に液体燃料(6)または気
体燃料(11,12)によって運転されるようになって
いるときには、主ガス管(18)内に、液体燃料通路
(9)だけから成る燃料ランス(7)が配置されてい
る、請求項1記載の燃料供給装置。 - 【請求項3】 各バーナ(4)のために、2つの分配孔
(22,23)がバーナフード(3)の後壁(2)に配
置されており、該後壁が、主ガス環状導管(13)を主
ガス管(18)に接続していて、パイロットガス環状導
管(14)をパイロットガス導管(19)に接続してお
り、各バーナ(4)の主ガス管(18)には、分配孔
(22)に連通する第1の開口(20)が形成されてい
て、各バーナ(4)のパイロットガス導管(19)に
は、分配孔(23)に連通する第2の開口(21)が形
成されている、請求項2記載の燃料供給装置。 - 【請求項4】 後壁(2)の内部の表面と、主ガス環状
導管(13)もしくはパイロットガス環状導管(14)
との間に、伸縮ジョイント(25)を備えた挿入管(2
4)が配置されている、請求項2または3記載の燃料供
給装置。 - 【請求項5】 主ガス供給管路(15)およびパイロッ
トガス供給管路(16)が、少なくとも各1つの固定エ
レメント(27)によって、ガスタービンケーシング
(5)の切欠き(17)のそれぞれ1つに固定されてお
り、固定エレメント(27)に、少なくとも各1つの伸
縮エレメント(29)が配置されている、請求項4記載
の燃料供給装置。 - 【請求項6】 環状コンバスタ(1)が、2つの部分か
ら構成されており、1環状体部分(30)当たり、1つ
の中央の主ガス供給管路(15)と、1つの中央のパイ
ロットガス供給管路(16)とが配置されているが、し
かし、唯1つの共通の主ガス環状導管(13)と唯1つ
の共通のパイロットガス環状導管(14)とが形成され
ている、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料
供給装置。 - 【請求項7】 バーナ(4)が2つの列を成して配置さ
れていて、唯1つの中央の主ガス供給管路(15)およ
び唯1つの中央のパイロット供給管路(16)、ならび
に、唯1つの主ガス環状導管(13)および唯1つのパ
イロットガス環状導管(14)に接続されており、該主
ガス環状導管(13)およびパイロットガス環状導管
(14)が両バーナ列の間に配置されていて、バーナフ
ード(3)の後壁(2)に形成された2つの分配孔(2
2,23)が、両バーナ列の対応するバーナ(4)の主
ガス管(18)もしくはパイロットガス導管(19)に
接続されている、請求項1から6までのいずれか1項記
載の燃料供給装置。 - 【請求項8】 (イ)主ガス環状導管(13)とパイロ
ットガス環状導管(14)とがガスタービンケーシング
(5)の内部に配置されており、 (ロ)主ガス供給管路(15)ならびにパイロット供給
管路(16)がガスタービンケーシング(5)に固定さ
れており、 (ハ)各バーナ(4)の主ガス管(18)が、少なくとも
ガスタービンケーシング(5)の切欠き(42)にまで
達している、請求項1記載の燃料供給装置。 - 【請求項9】 (イ)主ガス管(18)がガスタービン
ケーシング(5)を超えて突出しており、 (ロ)主ガス管(18)の、ガスタービンケーシング
(5)から突出した部分が、それぞれ第1の終端部材
(32)に移行しており、該第1の終端部材に、主ガス
供給管路(15)のための第1の接続部(33)と、パ
イロットガス供給管路(16)のための第2の接続部
(37)とが配置されており、該第1の接続部(33)
が主ガス管(18)に接続されていて、第2の接続部
(37)がパイロットガス導管(19)に接続されてお
り、 (ハ)主ガス環状導管(13)と第1の接続部(33)
との間、ならびに、パイロットガス環状導管(14)と
第2の接続部(37)との間に、それぞれ1つの接続導
管(40,41)が配置されている、請求項8記載の燃
料供給装置。 - 【請求項10】 主ガス管(18)に燃料ランス(3
1)が配置されており、該燃料ランスがパイロットガス
導管(19)ならびに液体燃料通路(9)から成ってお
り、第1の終端部材(32)の上流側の端部に、第2の
終端部材(36)が摩擦力結合されており、該第2の終
端部材に、第3の接続部(38)を介して供給導管(3
9)に接続された液体燃料通路(9)が突入している、
請求項9記載の燃料供給装置。 - 【請求項11】 (イ)各バーナ(4)の主ガス管(1
8)とパイロットガス導管(19)とが、ガスタービン
ケーシング(5)の切欠き(42)の1つに開口してお
り、 (ロ)主ガス環状導管(13)と各切欠き(42)との
間にそれぞれ1つの第1の分配孔(22)が配置されて
いて、パイロットガス環状導管(14)と各切欠き(4
2)との間にそれぞれ1つの第2の分配孔(23)が配
置されており、 (ハ)各バーナ(4)の主ガス管(18)ならびにパイ
ロットガス導管(19)に、それぞれ1つの開口(2
0,21)が形成されており、該開口が、対応する分配
孔(22,23)に連通している、請求項8記載の燃料
供給装置。 - 【請求項12】 (イ)バーナ(4)の主ガス管(1
8)が上流側でそれぞれフランジ(43)で終わってお
り、 (ロ)該フランジ(43)が、直接的にガスタービンケ
ーシング(5)の内側に固定されており、 (ハ)パイロットガス導管(19)が上流側で、それぞ
れ1つのカバー状の終端部材(44)に素材結合されて
おり、 (ニ)ガスタービンケーシング(5)の切欠き(42)
が終端部材(44)によって外方に向かって閉鎖されて
いる、請求項11記載の燃料供給装置。 - 【請求項13】 液体燃料通路(9)が、カバー状の終
端部材(44)を超えて延長されていて、別個の終端部
材(47)に開口しており、該別個の終端部材で、供給
管路(39)が接続部(38)を介して作用している、
請求項12記載の燃料供給装置。
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