JPH09214839A - 撮像装置及びその補正方法 - Google Patents

撮像装置及びその補正方法

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JPH09214839A
JPH09214839A JP8016303A JP1630396A JPH09214839A JP H09214839 A JPH09214839 A JP H09214839A JP 8016303 A JP8016303 A JP 8016303A JP 1630396 A JP1630396 A JP 1630396A JP H09214839 A JPH09214839 A JP H09214839A
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JP8016303A
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Inventor
Kenji Awamoto
健司 粟本
Akira Sawada
亮 澤田
Yoichiro Sakachi
陽一郎 坂地
Hiroyuki Wakayama
博之 若山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置に関し、運用中に新たに欠陥を生じ
た受光素子の出力と予備の受光素子の出力とを切り換え
ること、及び、撮像信号をアナログ・デジタル変換する
A/D変換器の個数を減らす。 【解決手段】 撮像素子11と、その受光素子に入射す
る光を定期的に遮るチョッパー12と、光を遮った各受
光素子の出力をアナログ・デジタル変換するA/D変換
器14,15と、A/D変換器14,15の出力から受
光素子の雑音信号の大きさを求め、各受光素子の雑音信
号の大きさと予め設定された雑音信号の基準値とを比較
して雑音が多い受光素子を検出する雑音値演算回路16
と、受光素子の選択情報を格納した記憶回路17の内容
を書き換える制御回路18と、当該装置の撮像時に記憶
回路17の出力情報に応じて受光素子を選択する画素選
択回路20とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置及びその
補正方法に関するものであり、更に詳しく言えば、撮像
素子に予備の受光素子を配置し運用中に生じた欠陥を救
済可能にした赤外線撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両、航空機及び船舶等の前方監
視装置や進入監視装置に赤外線撮像装置が応用されてい
る。赤外線撮像装置は、m個の赤外線受光素子を複数の
列に配置し、これら受光素子から成る撮像素子に被写体
からの光を走査することにより、二次元の画像信号を得
るものである。受光素子は運用中の使用環境の変化によ
り欠陥を招くことがある。そこで、予備の受光素子を撮
像素子内に配置し、欠陥を生じた受光素子を救済するよ
うな補正方法が考えられている。
【0003】図6は、従来例に係る赤外線撮像装置の構
成図を示している。図6において、1は撮像素子であ
り、m画素×2列の赤外線受光素子(以下単に受光素子
という)を備えている。2は被写体からの光を撮像素子
1上に走査するスキャナ、3は被写体からの光を撮像素
子1上に結像する集光レンズである。4は受光素子A1
〜Amのm画素の撮像信号をアナログ・デジタル変換す
るA/D変換器、5は受光素子B1〜Bmのm画素の撮
像信号をアナログ・デジタル変換するA/D変換器であ
る。6はA/D変換器4とA/D変換器5の出力信号を
所定の出力タイミングに揃える遅延回路、7は受光素子
の選択情報を記憶した記憶回路であり、ROM(読出し
専用メモリ)から成る。8は制御回路、9は記憶回路7
の出力情報に応じてA/D変換器4の出力又は遅延回路
6の出力のいずれかを選択し、m画素×1列のデジタル
撮像信号を出力する画素選択回路、10は画素選択回路
9からのデジタル撮像信号を画像信号に変換し、画像表
示信号を出力する画像生成回路である。
【0004】次に、赤外線撮像装置の動作を説明する。
まず、被写体からの光がスキャナ2により撮像素子1上
に走査されると、被写体からの光が集光レンズ3により
撮像素子1上に結像される。すると、2本の信号出力線
を持つ撮像素子1は、それぞれm画素の分の信号A及び
Bを出力する。そして、A/D変換器4は受光素子A1
〜Amのm画素の撮像信号をアナログ・デジタル変換
し、A/D変換器5は受光素子B1〜Bmのm画素の撮
像信号をアナログ・デジタル変換する。遅延回路6はA
/D変換器5の出力信号を遅延して、A/D変換器4の
出力信号に出力タイミングに揃え、これら信号を画素選
択回路9に入力する。すると、記憶回路7は予め書き込
まれた受光素子の選択情報を画素選択回路9に出力す
る。これにより、画素選択回路9は、記憶回路7の出力
情報に応じてA/D変換器4の出力又は遅延回路6の出
力のいずれかを選択し、m画素×1列のデジタル撮像信
号を出力する。画素選択回路9からのデジタル撮像信号
は画像生成回路により標準TV信号等の画像信号に変換
されTVモニタ等に出力される。
【0005】赤外線撮像装置の運用中の動作は前記した
通りであるが、受光素子は温度、環境及び期間等の使用
条件により欠陥を招くことがある。この欠陥は画質を低
下させる原因となる。このような場合、欠陥を生じた受
光素子を検出し、欠陥を生じた受光素子の出力と、予備
の受光素子の出力とを切り換えなくてはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、欠陥を
生じた受光素子の出力を予備の受光素子の出力に切り換
えるには、受光素子の選択情報を格納した記憶回路7の
ROMの内容を書き換えなくてはならない。ROMの書
き換えは、当該装置からROMを外して専用のROMラ
イタにより書き換えなくてはならない。
【0007】例えば、受光素子A1〜Am,B1〜Bm
から信号を読み出す場合であって、受光素子A3、B3
のうちB3を選択していたが、B3が雑音を増して欠陥
となった場合に、ROMを「受光素子B3の出力を選ぶ
順番が来たら、予備の受光素子A3を選びなさい」とい
うような内容に書換えなければならない。従って、当該
装置の運用の中断を余儀無くされたり、ROMの書換え
のために煩雑な操作を要したりするという問題がある。
【0008】また、従来例の撮像装置では、m個の受光
素子をn列に配置して、予備の受光素子を多く設けよう
とすると、受光素子の出力分のn個のA/D変換器が必
要となり、当該装置のコスト高を招いてしまうという問
題がある。本発明は、かかる従来例の課題に鑑み創作さ
れたものであり、運用中に新たに欠陥を生じた受光素子
の出力と予備の受光素子の出力とを切り換えること、及
び、撮像信号をアナログ・デジタル変換するA/D変換
器の個数を減らすことが可能となる撮像装置及びその補
正方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の撮像装置
は、その実施の形態を図1に示すように、複数列に配置
した受光素子を備え、被写体を受光素子の列方向に走査
する撮像素子と、前記撮像素子に入射する光を遮る遮光
手段と、前記光を遮った各受光素子の雑音信号の大きさ
を求め、各受光素子の雑音信号の大きさと予め設定され
た雑音信号の基準値とを比較して雑音が多い受光素子を
検出する検出手段と、前記検出手段の検出情報を入力し
前記雑音が多いある列の受光素子の出力を雑音が少ない
別の列の受光素子の出力に切り換える切換え手段とを備
えていることを特徴とする。
【0010】本発明の第2の撮像装置は、その実施の形
態を図4に示すように、複数列に配置した受光素子を備
え、被写体を受光素子の列方向に走査する撮像素子と、
前記列に配置された受光素子の中で雑音が少ないとする
受光素子の選択情報を予め記憶した記憶回路と、前記記
憶回路からの選択情報に応じて前記雑音が少ないとする
受光素子を選択する第1の選択回路と、前記第1の選択
回路の出力信号をアナログ・デジタル変換するA/D変
換器と、前記受光素子を列方向に走査することによって
生じた前記A/D変換器の出力の時間差を揃える遅延回
路と、前記記憶回路からの選択情報に応じて前記A/D
変換器の出力又は前記遅延回路の出力のいずれかを選択
する第2の選択回路とを備えていることを特徴とする。
【0011】本発明の第3の撮像装置は、その実施の形
態を図5に示すように、複数列に配置した受光素子を備
え、被写体を受光素子の列方向に走査する撮像素子と、
前記受光素子の選択情報を予め記憶した記憶回路と、前
記記憶回路からの選択情報に従って前記雑音が少ないと
する受光素子を選択する第1の選択回路と、前記第1の
選択回路のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器と、前記撮像素子に入射する光を遮る遮光
手段と、前記光を遮った各受光素子の信号変換後の出力
から雑音信号の大きさを求め、各受光素子の雑音信号の
大きさと予め設定された雑音信号の基準値とを比較して
雑音が多い受光素子を検出する検出手段と、前記検出手
段の検出情報を入力し前記雑音が多いある列の受光素子
の出力を雑音が少ない別の列の受光素子の出力に切り換
える切換え手段とを備えていることを特徴とする。
【0012】本発明の撮像装置の補正方法は、複数の受
光素子を備えた撮像素子に入射する光を定期的に遮り、
前記光を遮った各受光素子の雑音の大きさを求め、前記
受光素子の雑音と、予め設定された雑音の基準値とを比
較して雑音が多い受光素子を検出し、撮像時に、前記雑
音が多い受光素子に代えて雑音が少ない受光素子の撮像
信号を選んで出力することを特徴とし、上記目的を達成
する。
【0013】本発明の第1の撮像装置の動作を説明す
る。例えば、1時間に1回であるとか、1日に1回とい
うように定期的に遮光手段は撮像素子に入射する光を遮
る。すると、検出手段は、光を遮った各受光素子の雑音
信号の大きさを求め、各受光素子の雑音信号の大きさと
予め設定された雑音信号の基準値とを比較し、雑音が多
い受光素子を検出する。通常、受光素子に欠陥が生じる
と、雑音が多くなる。
【0014】当該装置の撮像時には、検出手段の検出情
報を入力した切換え手段は、雑音の多いある列の受光素
子の出力を雑音の少ない別の列の受光素子の出力に切り
換えるように動作する。この切り換え動作により、雑音
が多い受光素子に代わって雑音が少ない受光素子の撮像
信号が出力される。このように本発明の第1の撮像装置
では、受光素子への入射光を定期的に遮り、受光素子の
雑音信号の大きさを求めることにより、雑音が多い受光
素子を検出しているので、当該装置の運用中に、受光素
子に欠陥が生じた場合でも、欠陥が生じた受光素子の出
力と雑音が少ない受光素子の出力とを自動的に切り換え
ることができる。従って、雑音が多い受光素子に代わ
り、雑音が少ない受光素子の撮像信号を得ることができ
る(本発明の撮像装置の補正方法)。
【0015】本発明の第2の撮像装置の動作を説明す
る。まず、記憶回路は予め記憶されている受光素子の選
択情報を第1及び第2の選択回路に出力する。選択情報
は「走査方向の受光素子の中で雑音が少ないとする受光
素子を選びなさい」という内容である。選択情報を入力
した第1の選択回路は、この選択情報に応じて走査方向
の受光素子の中から雑音が少ない受光素子を選び該受光
素子の撮像信号をA/D変換器に出力するので、A/D
変換器は、第1の選択回路からの撮像信号をアナログ・
デジタル変換する。アナログ・デジタル変換されたデジ
タル撮像信号はA/D変換器から第2の選択回路と遅延
回路とに出力される。また、遅延回路は出力タイミング
を揃えたデジタル撮像信号を第2の選択回路に出力する
ので、第2の選択回路は記憶回路からの選択情報に応じ
て、第1の選択回路と同じようにn列の受光素子の中か
ら雑音の少ない受光素子を選ぶようにA/D変換器の出
力又は遅延回路の出力のいずれかに切り換える。これに
より、第2の選択回路から撮像信号が得られる。
【0016】このように本発明の第2の撮像装置では、
走査方向の受光素子の中から雑音が少ない受光素子を選
ぶための第1の選択回路が設けられているので、第1の
選択回路からの撮像信号をアナログ・デジタル変換する
A/D変換器が1個で済む。従って、第1の撮像装置で
は受光素子の配列分だけのA/D変換器が必要となる
が、第2の撮像装置では1個で良いので、コスト低減に
寄与する。
【0017】本発明の第3の撮像装置では、第1の撮像
装置の受光素子の補正機能と第2の撮像装置のA/D変
換器の削減効果とを同時に得ることができる。
【0018】
【実施の形態】次に、図を参照しながら本発明の実施の
形態について説明をする。図1〜図5は、本発明の実施
の形態に係る撮像装置の説明図を示している。 (1)第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る赤外線撮像装
置の構成図を示している。図2はその撮像素子の構成図
を示している。本実施例では赤外線撮像装置が定期的に
自己の受光素子の欠陥を検出し、この欠陥検出情報に従
って撮像素子の出力を自動補正するものである。
【0019】図1において、11は撮像素子であり、m
×2個の赤外線受光素子(以下単に受光素子という)を
備えている。受光素子は、図2(A)に示すように、行
方向にm個を配置し、これを視野走査方向(列方向)に
2列に配置している。図2(A)において、A1〜Am
は1列目の受光素子であり、B1〜Bmは2列目の受光
素子である。例えば、2列目を通常使用時の受光素子と
すると、1列目の受光素子は予備になる。1列目を通常
使用時の受光素子とすると、2列目の受光素子は予備に
なる。このように撮像素子11内に予備の受光素子を配
置しておくと、欠陥を生じた受光素子を救済することが
できる。なお、受光素子は、HgCdTe等の化合物半
導体から成る。
【0020】12は撮像素子11に入射する光を遮るチ
ョッパーである。チョッパーは白又は黒の地の基板等を
用いる。基板を白又は黒にすることにより、補正時に受
光素子の輝度を明又は暗に変えることができる。基板の
大きさは撮像素子11の大きさに応じて作成する。13
はチョッパーを定期的,例えば、1時間に1回であると
か、1日に1回というように動作させるチョッパー制御
回路である。この制御回路13はチョッパー12を撮像
素子11を覆うように駆動する。これにより、撮像素子
11に入射する光を遮ることができる。チョッパー12
及びチョッパー制御回路13は遮光手段の一例を構成す
るものである。
【0021】14は受光素子A1〜Amのm画素の撮像
信号をアナログ・デジタル変換してデジタル撮像信号を
出力するA/D変換器である。15は受光素子B1〜B
mのm画素の撮像信号をアナログ・デジタル変換してデ
ジタル撮像信号を出力するA/D変換器である。16は
A/D変換器14及び15の出力から各受光素子A1〜
Am,B1〜Bmの雑音信号の大きさ(以下雑音値とい
う)値を求める欠陥検出回路である。欠陥検出回路16
は不図示の演算器と比較器から成る。演算器は、光を遮
った撮像素子11の各受光素子A1〜Am,B1〜Bm
の出力から雑音値を求め、比較器に出力する。比較器は
各受光素子A1〜Amの雑音値と予め設定された雑音信
号の基準値(以下雑音閾値という)とを比較する。同様
に比較器は各受光素子B1〜Bmの雑音値と雑音閾値と
を比較する。比較器の出力は2列の受光素子A又はBの
うち雑音が少ない方(S/N比の大きいもの)を選ぶた
めの選択情報となる。欠陥を生じた受光素子の検出は基
準値と比較する方法の他に、n列の受光素子の各々の雑
音信号の大きさを直接比較して一番雑音が少ない受光素
子を選ぶ方法でも良い。
【0022】17は比較器からの選択情報を記憶する記
憶回路であり、記憶回路の一例である。記憶回路17に
は、データの消去及び書換え可能な読出し専用メモリを
用いる。記憶回路17は、記憶保持動作を持つメモリで
あれば良く、EPROMやEEPROM等の不揮発性半
導体メモリが適している。記憶回路17には、雑音が少
ない受光素子の画素番号等を格納すると良い。
【0023】18は記憶回路17の内容を書き換える制
御回路であり、制御器の一例であるる。また、制御回路
18は1時間に1回であるとか、1日に1回というよう
にチョッパー12を動作させるような命令をチョッパー
制御回路13に出力する。なお、本実施の形態ではA/
D変換器14、15、欠陥検出回路16、記憶回路17
及び制御回路18は検出手段の一例を構成している。
【0024】また、19はA/D変換器14とA/D変
換器15の出力信号の出力タイミングを揃える遅延回路
である。遅延回路19は1列分の信号を遅延できるよう
なメモリ(1ライン遅延メモリ)で構成すると良い。タ
イミングを揃える理由は、後述するスキャナの走査時間
の差を無くすためである。20は、記憶回路17の出力
情報に応じてA/D変換器14の出力又は遅延回路19
の出力のいずれかを選択し、m画素×1列のデジタル撮
像信号を画素生成回路21に出力する画素選択回路であ
る。画素選択回路20はデジタルスイッチ等から成る。
デジタルスイッチは増幅率1のアンプから成り、アンプ
へ供給電圧をオン又はオフによってデジタル撮像信号を
通すか否かを決めている。21はデジタル撮像信号を画
像信号に変換し、画像表示信号を不図示のTVモニタに
出力する画像生成回路である。本実施の形態では遅延回
路19、画素選択回路20及び画像生成回路21が切換
え手段を構成している。
【0025】なお、22は被写体からの光を撮像素子1
1上に走査(視野方向)するスキャナである。スキャナ
22による視野走査は図2(A)に示すように、画素B
から画素Aへ順に行われるため、走査時間に差が出る。
このスキャナ22による走査時間の差は先に説明した遅
延回路19が、画素Bの信号を遅延することにより揃え
られる。これによって、撮像対象の同一点を撮像した信
号が得られる。また、23は被写体からの光を撮像素子
11上に結像する集光レンズである。
【0026】次に、図2(B)及び図3を参照しなが
ら、本発明の第1の実施の形態に係る赤外線撮像装置の
動作を説明する。例えば、撮像素子11の全ての受光素
子A1〜Am,B1〜Bmが正常であったものが、当該
装置の運用中に何らの原因で受光素子B3に欠陥を生じ
た場合について説明する。まず、チョッパー12はある
一定期間毎に撮像素子11に入射する光を遮る。ここ
で、チョッパー制御回路13は制御回路18からの命令
によってチョッパー12を動作させると、各受光素子A
1〜Am,B1〜Bmへの光が1時間に1回であると
か、1日に1回というように遮られる。光が遮られると
各受光素子A1〜Am,B1〜Bmは均一な輝度の信号
をA/D変換器14、15に出力するようになる。チョ
ッパー12に黒地の基板を使用すると、輝度は最も暗く
なり、これに応じた信号をA/D変換器14、15に出
力するようになる。このときの各受光素子A1〜Am,
B1〜Bmが全て無欠陥で、1つも欠陥が生じていなけ
れば、これら素子からの出力信号は一定となり、雑音信
号は検出されない。
【0027】しかし、図2(B)に示すような撮像素子
11で使用環境等の原因により、例えば、受光素子B3
が欠陥を招くと、その出力信号eは多くの雑音信号を含
むようになる。光が遮られた受光素子A1〜Amの出力
信号はA/D変換器14により、アナログ・デジタル変
換され、同様に、受光素子B1〜Bmの出力信号はA/
D変換器15によりアナログ・デジタル変換される。各
A/D変換器14,15のデジタル信号が欠陥検出回路
16に出力されると、欠陥検出回路16は、光を遮った
ときの各受光素子A1〜Am,B1〜Bmの出力から信
号の揺らぎ(雑音値)を計算する。そして、欠陥検出回
路16は、各受光素子A1〜Am,B1〜Bmの雑音値
と予め設定された雑音閾値とを比較する。ここで、受光
素子B3の雑音値が予め設定した雑音閾値を越えること
が検出されると、欠陥検出回路16は受光素子B3が
「欠陥を生じている」ということを識別する。従って、
雑音が多い素子として受光素子B3の情報を書き直す必
要が生じてくる。
【0028】この結果、制御回路18は欠陥検出回路1
6の出力に従って記憶回路17の内容を書き換えるよう
になる。記憶回路17の内容は、「受光素子A3又はB
3を選ぶ順番が来たら雑音が少ない受光素子A3を選び
なさい」という選択情報である。そして、当該装置の運
用時には、例えば被写体の像(m画素×kライン)を取
得すべく、スキャナ22がkライン分の視野を走査する
ように動作する。このようなスキャナ22の動作によっ
て、A/D変換器15は図3に示すような期間t1で受
光素子B1〜Bmの出力信号(以下単に出力Bという)
をアナログ・デジタル変換し、該A/D変換した後のデ
ジタル信号を遅延回路19に出力する。A/D変換器1
4は期間t2で受光素子A1〜Amの出力信号(以下単
に出力Aという)をアナログ・デジタル変換し、該A/
D変換した後のデジタル信号を画像選択回路21に出力
する。そして、遅延回路19は期間t1におけるA/D
変換器15の出力Bを遅延し、期間t2におけるA/D
変換器14の出力Aにタイミングを揃えるように信号を
遅延する。
【0029】これによって出力タイミングが揃えられる
と、画素選択回路20は記憶回路17の出力に応じて2
列の受光素子の出力A又はBから雑音の少ない方を選ん
でm画素×1列×kラインのデジタル撮像信号を画像生
成回路21に出力する。このとき、受光素子A3又はB
3を選ぶ順番が来ると、記憶回路17は「雑音が少ない
受光素子A3を選びなさい」という選択情報を画素選択
回路20に出力する。従って、雑音の多い受光素子B3
に代わって、雑音が少ない受光素子A3のデジタル撮像
信号が画素選択回路20によって選択される。この信号
は画像生成回路21によって画像表示信号に変換され、
この表示信号はTVモニタに出力される。これにより、
自動補正された赤外線撮像装置により、鮮明な画像を取
得することができる。
【0030】このようにして本発明の第1の実施の形態
に係る赤外線撮像装置では、撮像素子11への入射光を
定期的に遮り、雑音が多い受光素子B3を検出している
ので、当該装置の運用中に、欠陥が生じた受光素子B3
の出力と雑音が少ない受光素子A3の出力とを自動的に
切り換えることができる。従って、雑音が少ない受光素
子A3の撮像信号を選んで出力することができる(本発
明の赤外線撮像装置の補正方法)。
【0031】これにより、当該装置の運用中に、従来例
のように当該装置から撮像素子11を外して欠陥を検出
したり、ROMライタ等を介して記憶回路17の内容を
書換えをしなくても済む。従って、当該装置の補正の煩
わしさが無くなる。 (2)第2の実施の形態 図4は、本発明の第2の実施の形態に係る赤外線撮像装
置の構成図を示している。第2の実施の形態では撮像信
号をアナログ・デジタル変換するA/D変換器を1つに
削減するための工夫をしている。
【0032】図4において、11は撮像素子、26は、
この撮像素子11の中で雑音が少ないとする受光素子の
選択情報を予め記憶した記憶回路、24は、この記憶回
路26からの選択情報に応じて受光素子を選択しm画素
×1列の撮像信号を出力するアナログスイッチ等から成
る画素選択回路である。アナログスイッチは電界効果ト
ランジスタやバイポーラトランジスタから成り、ゲート
やベースの電圧を調整することにより、アナログ撮像信
号を通過させるか否かを決めている。
【0033】25は、この選択回路24の出力信号をア
ナログ・デジタル変換するA/D変換器、28は、この
変換器25の出力信号を所定の出力タイミングに揃える
遅延回路、29は、記憶回路26からの選択情報に応じ
てA/D変換器25の出力又は遅延回路28の出力のい
ずれかを選択する画素選択回路、21は画像生成回路で
ある。なお、画素選択回路24は第1の選択回路の一例
であり、画素選択回路29は第2の選択回路の一例であ
る。第1の実施の形態と同じ番号のものは、同じ機能を
有するため、その説明を省略する。
【0034】次に、本実施の形態に係る赤外線撮像装置
の動作を説明する。この装置は第1の実施の形態のよう
な自動補正機能を有しいないため、予め、従来技術と同
様に受光素子の欠陥を検出し、その情報を記憶回路26
に記憶しておく。そして、当該装置の運用時に、記憶回
路26は予め記憶されている受光素子の選択情報を画素
選択回路24及び25に出力する。この選択情報は第1
の実施の形態で説明したような2列の受光素子A1〜A
m,B1〜Bmの中で雑音が少ないとする受光素子を選
ぶ内容である。選択情報を入力した画素選択回路24
は、この選択情報に応じて2列の受光素子A又はBの中
から雑音が少ない受光素子を選びm画素×1列の撮像信
号をA/D変換器25に出力する。すると、A/D変換
器25は、画素選択回路24からの撮像信号をアナログ
・デジタル変換する。これによってアナログ・デジタル
変換されたデジタル撮像信号は遅延回路28を経由する
ものと、それを経由しない画素選択回路29に直接入力
するものに分かれる。遅延回路28は図3で説明したよ
うに、2列の受光素子A1〜Am,B1〜Bmの出力の
タイミングを揃えるように一方の信号を遅延する。する
と、画素選択回路29は記憶回路26からの選択情報に
応じて、2列の受光素子A又はBの中から雑音の少ない
受光素子を選ぶようにA/D変換器28の出力又は遅延
回路29の出力のいずれかを選択する。これにより、画
素選択回路29からm画素×1列の撮像信号が得られ
る。この信号は画像生成回路21によって画像表示信号
に変換され、この表示信号はTVモニタに出力される。
【0035】このようにして本発明の第2の実施の形態
に係る赤外線撮像装置では、2列の受光素子A又はBの
中から雑音が少ない受光素子を選ぶための画素選択回路
24が設けられているので、画素選択回路24からの撮
像信号をアナログ・デジタル変換するA/D変換器25
が1個で済む。従って、第1の実施の形態では、2個の
A/D変換器14、15が必要となるが、第2の実施の
形態では、1個で済むので、コスト低減に寄与する。本
実施の形態では、m画素×2列の受光素子の場合につい
て説明したが、m画素×n列の場合にはA/D変換器2
8の設置個数が1/nになるので、その削減効果が著し
く上がる。
【0036】(3)第3の実施の形態 図5は、本発明の第3の実施の形態に係る赤外線撮像装
置の構成図を示している。第3の実施の形態では受光素
子の自動補正化とA/D変換器の削減化とを同時に図っ
たものである。図5において、11は撮像素子、34
は、撮像素子11の受光素子の選択情報を予め記憶した
記憶回路、31は、この記憶回路34からの選択情報に
従って受光素子を選択しm画素×n列の撮像信号を出力
するアナログスイッチ等から成る画素選択回路、32
は、この選択回路31の出力信号をアナログ・デジタル
変換するA/D変換器、12はチョッパー、13はチョ
ッパ制御回路13、33は、光を遮った各受光素子のA
/D変換後の出力から雑音値を求め、各受光素子の雑音
値と予め設定された雑音閾値とを比較し、列方向の受光
素子の中で雑音が多い受光素子を検出する欠陥検出回
路、36は、A/D変換器32の出力信号を所定の出力
タイミングに揃える遅延回路、37は、記憶回路34の
出力に応じて列方向の受光素子の中から雑音が少ない受
光素子を選択しm画素×1列のデジタル撮像信号を出力
する画素選択回路、35は制御回路である。なお、第1
の実施の形態と同じ記号及び同じ名称のものは同じ機能
を有しているので、その説明を省略する。
【0037】次に、本実施の形態に係る赤外線撮像装置
の動作を説明する。例えば、撮像素子11の補正時に
は、第1の実施の形態と同様に、1時間に1回であると
か、1日に1回というように定期的にチョッパー12
は、撮像素子11に入射する光を遮る。すると、記憶回
路34は予め記憶されている受光素子の選択情報を画素
選択回路31に出力する。ここでの選択情報は列方向及
び走査方向に配置された受光素子を順に選択する情報で
ある。選択情報を入力した画素選択回路31は、この選
択情報に応じて受光素子を順に選択しm画素×n列の撮
像信号をA/D変換器32に出力する。A/D変換器3
2は、画素選択回路31からの撮像信号をアナログ・デ
ジタル変換する。これによってアナログ・デジタル変換
されたデジタル撮像信号はA/D変換器32から画素選
択回路37と欠陥検出回路33とに出力される。
【0038】欠陥検出回路33は、光を遮った各受光素
子の信号をA/D変換し、その後のA/D変換器32の
出力情報から雑音値を求め、各受光素子の雑音値と予め
設定された雑音閾値とを比較する。そして、欠陥検出回
路33は、第1の実施の形態と同様に列方向の受光素子
の中で雑音が多い受光素子を検出する。この結果、制御
回路35は欠陥検出回路33の出力に従って記憶回路3
4の内容を書き換えることになる。
【0039】そして、当該撮像時には、遅延回路36が
A/D変換器32の出力信号の出力タイミングを揃える
ように一方の信号を遅延すると、画素選択回路21は記
憶回路34からの選択情報に従って列方向の受光素子の
中から雑音の少ない受光素子を選ぶようにA/D変換器
32の出力又は遅延回路36の出力のいずれかを選択す
る。これにより、画素選択回路37からm画素×1列の
デジタル撮像信号が得られる。
【0040】このようにして本発明の第3の実施の形態
に係る赤外線撮像装置では、撮像素子11への入射光を
チョッパー12により定期的に遮り、雑音が多い受光素
子を欠陥検出回路33により検出しているので、当該装
置の運用中に、欠陥が生じた受光素子の出力と雑音が少
ない受光素子の出力とを自動的に切り換えることができ
る。また、2列の受光素子の中から雑音が少ない受光素
子を選ぶための画素選択回路31が設けられているの
で、画素選択回路31からの撮像信号をアナログ・デジ
タル変換するA/D変換器32が1個で済む。従って、
第3の実施の形態では受光素子の自動補正機能とA/D
変換器の削減効果とを同時に得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮像装置
では、受光素子の雑音の大きさを定期的に求めて雑音が
多い受光素子を検出しているので、当該装置の運用中に
受光素子の雑音が増加して欠陥が生じても、この欠陥を
生じた受光素子の出力と雑音が少ない受光素子の出力と
を自動的に切り換えることができる。従って、ROM書
換えなどの煩わしさが無くなる(本発明の撮像装置の補
正方法)。
【0042】また、本発明の他の撮像装置では、列方向
の受光素子の中から雑音が少ない受光素子を選択する選
択回路が設けられているので、この選択回路からの撮像
信号をアナログ・デジタル変換するためのA/D変換器
が1個で済む。従って、A/D変換器が少なくなる分、
コスト低減に寄与する。本発明の他の撮像装置では受光
素子の自動補正機能と、A/D変換器の削減効果とを同
時に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る赤外線撮像装
置の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る撮像素子の構
成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の撮
像時の動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る赤外線撮像装
置の構成図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る赤外線撮像装
置の構成図である。
【図6】従来例に係る赤外線撮像装置の構成図である。
【符号の説明】
1,11…撮像素子、12…チョッパー、13…チョッ
パー制御回路、4,5,14,15,25,32…A/
D変換器、16,33…欠陥検出回路、7,17,2
6,34…記憶回路、8,18,27,35…制御回
路、6,19,28,36…遅延回路、9,20,2
4,29,31,37…画素選択回路、10,21…画
像生成回路、22…スキャナ、23…集光レンズ、A1
〜Am,B1〜Bm…受光素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂地 陽一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 若山 博之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数列に配置した受光素子を備え、被写
    体を受光素子の列方向に走査する撮像素子と、 前記撮像素子に入射する光を遮る遮光手段と、 前記光を遮った各受光素子の雑音信号の大きさを求め、
    各受光素子の雑音信号の大きさと予め設定された雑音信
    号の基準値とを比較して雑音が多い受光素子を検出する
    検出手段と、 前記検出手段の検出情報を入力し前記雑音が多いある列
    の受光素子の出力を雑音が少ない別の列の受光素子の出
    力に切り換える切換え手段とを備えていることを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、 前記撮像素子の出力から各受光素子の雑音信号の大きさ
    を求める演算器と、前記演算器からの各受光素子の雑音
    信号の大きさと予め設定された雑音信号の基準値とを比
    較する比較器と、前記比較器から得られた雑音が少ない
    とする受光素子の選択情報を記憶する記憶回路と、前記
    比較器の比較結果に従って前記記憶回路の内容を雑音が
    少ないとする受光素子の選択情報に書き換える制御器と
    を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記切換え手段は、 前記受光素子を列方向に走査することによって生じた前
    記撮像素子の列間の出力の時間差を揃える遅延回路と、
    前記撮像素子の出力又は遅延回路の出力のいずれかを選
    択する選択回路とを有することを特徴とする請求項1記
    載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 複数列に配置した受光素子を備え、被写
    体を受光素子の列方向に走査する撮像素子と、 前記撮像素子の中で雑音が少ないとする列の受光素子の
    選択情報を予め記憶した記憶回路と、 前記記憶回路からの選択情報に応じて前記雑音が少ない
    とする受光素子を選択する第1の選択回路と、 前記第1の選択回路のアナログ出力信号をデジタル信号
    に変換するA/D変換器と、 前記受光素子を列方向に走査することによって生じた前
    記A/D変換器の列間の出力の時間差を揃える遅延回路
    と、 前記記憶回路からの選択情報に応じて前記A/D変換器
    の出力又は前記遅延回路の出力のいずれかを選択する第
    2の選択回路とを備えていることを特徴とする撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 複数列に配置した受光素子を備え、被写
    体を受光素子の列方向に走査する撮像素子と、 前記受光素子の選択情報を予め記憶した記憶回路と、 前記記憶回路からの選択情報に従って前記雑音が少ない
    とする受光素子を選択する第1の選択回路と、 前記第1の選択回路のアナログ出力信号をデジタル信号
    に変換するA/D変換器と、 前記撮像素子に入射する光を遮る遮光手段と、 前記光を遮った各受光素子の信号変換後の出力から雑音
    信号の大きさを求め、各受光素子の雑音信号の大きさと
    予め設定された雑音信号の基準値とを比較して雑音が多
    い受光素子を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出情報を入力し前記雑音が多いある列
    の受光素子の出力を雑音が少ない別の列の受光素子の出
    力に切り換える切換え手段とを備えていることを特徴と
    する撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記切換え手段は、前記受光素子を列方
    向に走査することによって生じた前記撮像素子の列間の
    出力の時間差を揃える遅延回路と、前記撮像素子の出力
    又は遅延回路の出力のいずれかを選択する第2の選択回
    路とを有することを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 被写体からの光を前記受光素子上に走査
    する走査装置と、前記被写体からの光を受光素子上に結
    像するレンズとを設けていることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 複数の受光素子を備えた撮像素子に入射
    する光を定期的に遮り、 前記光を遮った各受光素子の雑音の大きさを求め、前記
    受光素子の雑音と、予め設定された雑音の基準値とを比
    較して雑音が多い受光素子を検出し、撮像時に、前記雑
    音が多い受光素子に代えて雑音が少ない受光素子の撮像
    信号を選んで出力することを特徴とする撮像装置の補正
    方法。
JP8016303A 1996-02-01 1996-02-01 撮像装置及びその補正方法 Withdrawn JPH09214839A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7336821B2 (en) 2006-02-14 2008-02-26 Fotonation Vision Limited Automatic detection and correction of non-red eye flash defects
US9182359B2 (en) * 2009-07-23 2015-11-10 Hitachi High-Technologies Corporation Apparatus and method for inspecting pattern defect

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US7336821B2 (en) 2006-02-14 2008-02-26 Fotonation Vision Limited Automatic detection and correction of non-red eye flash defects
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