JPH09214506A - データ伝送方法 - Google Patents

データ伝送方法

Info

Publication number
JPH09214506A
JPH09214506A JP8017615A JP1761596A JPH09214506A JP H09214506 A JPH09214506 A JP H09214506A JP 8017615 A JP8017615 A JP 8017615A JP 1761596 A JP1761596 A JP 1761596A JP H09214506 A JPH09214506 A JP H09214506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
frequency
communication
modulation
communication channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8017615A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Tanaka
敏行 田中
Masaru Kasai
勝 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp filed Critical Renesas Design Corp
Priority to JP8017615A priority Critical patent/JPH09214506A/ja
Publication of JPH09214506A publication Critical patent/JPH09214506A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時に行われるセッション数分の通信チャン
ネルをあらかじめ用意しておく必要があり、セッション
数の増加に伴って広い周波数帯域を確保する必要がある
という課題があった。 【解決手段】 新たなセッションの発生時に空き通信チ
ャンネルがなければ、他のセッションで占有されている
通信チャンネルの1つを選択し、それを使用しているス
テーションに対して当該通信チャンネルの周波数の変調
方式を、周波数変調から指定するデータ変調周波数によ
る振幅変調に切り替えるように要請し、通信相手のステ
ーションに対して選択した通信チャンネルの周波数と、
所定のデータ変調周波数を用いて振幅変調によるデータ
通信を行う旨を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ通信の1
つのセッション毎に1つの通信チャンネルを占有させて
周波数変調によってデータの伝送を行う、無線ローカル
エリアネットワーク(以下、無線LANという)などの
無線通信システムにおけるデータ伝送方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のデータ伝送方法を説明する
ための無線LANのシステム構成図である。図におい
て、11〜16はこの無線LANを構成して、相互にデ
ータの送受信を行っている、ステーションとしてのコン
ピュータである。21はコンピュータ11とコンピュー
タ12の相互で行われるデータ通信のセッションにて占
有されている周波数f1による通信チャンネルであり、
22はコンピュータ13とコンピュータ14の相互で行
われるデータ通信のセッションにて占有されている前記
周波数f1とは異なった周波数f2による通信チャンネ
ルである。
【0003】次に動作について説明する。今、この無線
LANのシステムには、周波数f1の通信チャンネル2
1と、周波数f2の通信チャンネル22の2つの通信チ
ャンネルが用意されているものとし、コンピュータ11
とコンピュータ12が通信チャンネル21を相互のデー
タ通信のセッションに使用しているものとする。そのよ
うな場合に、コンピュータ13とコンピュータ14の間
に新たなセッションが発生した場合、空いている通信チ
ャンネルを探索して、空いている通信チャンネルがあれ
ばそれを確保してデータ通信を開始する。この場合、通
信チャンネル22が空いているので、この通信チャンネ
ル22を用いて当該セッションのデータ通信が開始され
る。
【0004】その後、さらにコンピュータ15とコンピ
ュータ16の間で新たなセッションが発生した場合、用
意されている通信チャンネル21はコンピュータ11と
12の間のセッションで、通信チャンネル22はコンピ
ュータ13と14の間のセッションでそれぞれ占有され
ているため、空いている通信チャンネルはもうない。従
って、この新たに発生したセッションのデータ通信は行
うことができず、そのような発生するセッションが多い
と予想されるシステムにおいては、さらに周波数の異な
った、例えば周波数f3の通信チャンネルをあらかじめ
用意しておく必要がある。
【0005】なお、各セッションのデータ通信は、占有
する通信チャンネル21、22の周波数f1、f2を送
信するデータのバイナリの情報で周波数変調することに
よって行っている。これは、通信チャンネルの周波数を
振幅変調した場合に比べて、より高速、高精度でデータ
通信を行うことができるからである。
【0006】なお、このような従来のデータ伝送方法に
関連のある技術が記載されている文献としては、例えば
特開平6−338834号公報などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送方法
は以上のように構成されているので、1つのセッション
毎に周波数の異なった通信チャンネルが1つずつ占有さ
れるため、同時に多数のセッションのデータ通信が行わ
れる場合には、そのセッション数分の通信チャンネルを
あらかじめ用意しておくことが必要となり、セッション
数が増えるに従って、広い周波数帯域を確保しなければ
ならないという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、周波数帯域を広くすることなく多
数のセッションをより合理的に接続することができるデ
ータ伝送方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るデータ伝送方法は、当該システムに用意されている通
信チャンネルが他のセッションですべて占有されている
時に新たなセッションが発生すると、すでに他のセッシ
ョンで占有されている通信チャンネルの1つを選択し、
それまでその通信チャンネルを占有していたセッション
のデータと新たに発生したセッションのデータとによっ
て、その周波数を互いに異なるデータ変調周波数を用い
て振幅変調するようにしたものである。
【0010】請求項2記載の発明に係るデータ伝送方法
は、新たなセッションが発生した場合に、空いている通
信チャンネルがあればその通信チャンネルを確保して周
波数変調によるデータ通信を開始し、空いている通信チ
ャンネルがなければ、すでに他のセッションで占有され
ている通信チャンネルの1つを選択し、それを使用して
いるステーションに対して制御チャンネルを介して、当
該通信チャンネルの周波数の変調方式を、周波数変調か
ら指定するデータ変調周波数による振幅変調に切り替え
るように要請し、通信相手となるステーションに対して
は制御チャンネルを介して、選択した通信チャンネルの
周波数と、前記指定したデータ変調周波数とは異なるデ
ータ変調周波数を用いて振幅変調によるデータ通信を行
う旨を通知するようにしたものである。
【0011】請求項3記載の発明に係るデータ伝送方法
は、指定したデータ変調周波数による振幅変調への切り
替え要請が受け付けられなかった場合には、別の通信チ
ャンネルをあらためて選択して切り替え要請を行い、受
け付けられた場合にのみ、選択した通信チャンネルの周
波数と、前記指定したデータ変調周波数とは異なるデー
タ変調周波数を用いた振幅変調によるデータ通信を行う
旨の通知を、通信相手となるステーションに対して通知
するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータ伝送方法を説明するための無線LANのシステム構
成図である。図において、11〜16はこの無線LAN
のステーションとしてのコンピュータ、21、22は通
信チャンネルであり、これらは図7において同一符号を
付した従来のそれらと同一、もしくは相当部分であるた
め詳細な説明は省略する。
【0013】また、図2はこの発明の実施の形態1によ
るデータ伝送方法が適用される無線LANのチャンネル
構成を示す説明図である。図2に示すように、この無線
LANのチャンネルは制御チャンネルと複数の通信チャ
ンネルとからなっている。制御チャンネルは通信相手を
探して呼び出したり、データ変調周波数等の通信手順の
情報を交換するために用いられるもので、その周波数に
はf0が用いられている。一方、通信チャンネルは実際
のデータ通信に用いられるもので、その周波数にはそれ
ぞれf1、f2、f3、・・・・が用いられている。な
お、これらの各周波数f0、f1、f2、f3、・・・
・としては、互いに異なるものが設定されている。
【0014】次に動作について説明する。ここで、図3
はこの発明の実施の形態1における動作の流れを示すフ
ローチャートである。なお、この場合も、従来の場合と
同様に、この無線LANの通信チャンネルには、周波数
f1の通信チャンネル21と、周波数f2の通信チャン
ネル22の2つの通信チャンネルが用意されているもの
とする。今、コンピュータ11とコンピュータ12の間
のセッションに通信チャンネル21が、またコンピュー
タ13とコンピュータ14の間のセッションに通信チャ
ンネル22が占有されている場合に、ステップST1に
おいて、コンピュータ15にコンピュータ16との間の
新たなデータ通信のセッションが発生すると、コンピュ
ータ15は空いている通信チャンネルの有無をステップ
ST2において探索する。その結果、空いている通信チ
ャンネルがあればステップST3に進んで、その空いて
いる通信チャンネルを確保して周波数変調によるデータ
通信を開始する。
【0015】この場合、空いている通信チャンネルがな
いのでステップST4に進み、現在使用されている通信
チャンネル21および22のうちの1本をランダムに選
択する。ここでは、例えば通信チャンネル21が選択さ
れたものとする。コンピュータ15は次にステップST
5において、その選択した通信チャンネル21を用いて
データ通信中であるコンピュータ11と12に対して、
現在行っているデータ通信の変調方式を周波数変調から
振幅変調に切り替えるように、制御チャンネルを使って
要請する。なお、それと同時に、この通信チャンネル2
1の周波数f1を振幅変調する際のデータ変調周波数と
して、例えば周波数faを用いるように通知する。
【0016】次にステップST6において、コンピュー
タ15は自身の振幅変調によるデータ通信に用いるデー
タ変調周波数として、コンピュータ11と12に通知し
た周波数faとは異なった、例えば周波数fbを設定す
る。次にステップST7に進み、コンピュータ15は制
御チャンネルを用いて通信相手となるコンピュータ16
を見つけて呼び出し、それに対して、使用する通信チャ
ンネル21の周波数がf1であること、およびその通信
チャンネル21を使って、周波数fbのデータ変調周波
数を用いた振幅変調にてデータ通信を行う旨を通知す
る。これによってコンピュータ15と16も、ステップ
ST8で振幅変調によるデータ通信を開始し、コンピュ
ータ11と12の間、およびコンピュータ15と16の
間の2つのセッションのデータ通信が、1つの通信チャ
ンネル21を用いて行われる。
【0017】ここで、周波数変調を用いた場合、振幅変
調を用いた場合に比べて高速、高精度のデータ通信を行
うことができるが、同一周波数の複数の電波を受信して
それを復調しても、強い方の電波しか復調されない。一
方、振幅変調を用いた場合には、周波数変調を用いた場
合に比べてデータ通信の精度は低下するが、同一周波数
の複数の電波を受信してそれを復調すると、相互の電波
の強弱にかかわらず、それらの信号内容が混信して復調
される。従って、上記のように、1つの通信チャンネル
21の同一の周波数f1を、2つのセッションのそれぞ
れのデータで振幅変調しても、データ変調周波数として
それぞれのセッションで異なった周波数faとfbを用
いていれば、受信側で自セッションのデータのみを抽出
することが可能である。
【0018】以下、それについて図4を用いて詳細に説
明する。図4はそのような振幅変調によるデータ通信の
原理を示す説明図である。コンピュータ15からの要請
を受けたコンピュータ11は、データ通信の変調方式を
周波数変調から振幅変調に切り替えるとともに、コンピ
ュータ15から通知された周波数faのデータ変調周波
数に基づいて、図4(a)に示すデータを生成する。一
方、コンピュータ15はこの周波数faとは異なるよう
に設定した周波数fbのデータ変調周波数に基づいて、
図4(b)に示すデータを生成する。このように、送信
データは等しく刻まれたクロックの中で、パルスの有
無、すなわち振幅値のあるなしによってバイナリ情報の
“1”、“0”を表記している。なお、図示の例では、
データ変調周波数(パルスの周波数)として、周波数f
bを周波数faの2倍としているため、1つのバイナリ
信号“1”に対して、図4(a)の場合には1パルス
が、図4(b)の場合には2パルスがそれぞれ出力され
ている。
【0019】コンピュータ11ではこの図4(a)に示
したデータ“1101”によって通信チャンネル21の
周波数f1を振幅変調し、図4(c)に示す振幅変調波
を空間に送信する。同様にしてコンピュータ15も、図
4(b)に示したデータ“1010”によって通信チャ
ンネル21の周波数f1を振幅変調し、図4(d)に示
す振幅変調波を空間に送信する。これら2つの振幅変調
波は同一の周波数f1を振幅変調したものであるため、
それらの電波は図4(e)に示すような混信状態とな
り、それぞれコンピュータ12および16にて受信され
る。なお、この場合、コンピュータ11、12、15お
よび16の間は、充分に電波が届く範囲であるものとす
る。
【0020】コンピュータ12および16では、図4
(e)に示す振幅変調された電波を受信するとその復調
を行う。その結果、このコンピュータ12および16で
は、図4(f)に示すような、コンピュータ11と15
でそれぞれ送信したデータの混合パルスが得られる。こ
の図4(f)には、コンピュータ12と16ではコンピ
ュータ11と15からの電波が、それぞれ、同等の強さ
で受信された場合を示しているが、受信電波の強度が違
った場合、各パルスの振幅が変化するだけで、復調信号
の基本的な形状には変化がない。コンピュータ11では
この図4(f)に示した復調信号より、通知を受けたデ
ータ変調周波数faの成分のみを取り出して、図4
(g)に示すコンピュータ11の送信したデータ“11
01”を再生する。同様にして、コンピュータ16では
通知を受けたデータ変調周波数fbの成分のみを取り出
して、図4(h)に示すコンピュータ15の送信したデ
ータ“1010”を再生する。
【0021】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、周波数変調でデータ通信をしているセッションによ
って、あらかじめ用意されている通信チャンネルのすべ
てが占有されている状態で、新たにセッションが発生し
た場合においても、一部のセッションが使用している通
信チャンネルの変調方式を、周波数変調から振幅変調に
切り替えることによって、その1つの通信チャンネルに
よって複数のセッションのデータ通信を同時に行うこと
が可能になるという効果がある。
【0022】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるデータ伝送方法を示すシステム構成図であ
り、各部には図1の相当部分と同一の符号が付してあ
る。なお、この実施の形態2におけるコンピュータ11
は例えばファイルサーバ等のコンピュータ、コンピュー
タ12はCPU(中央演算処理装置)サーバ等のコンピ
ュータであり、クライアント等のコンピュータである他
のコンピュータ13〜16とは違い、高い精度が要求さ
れる高速なデータ通信が必要なセッションは、周波数変
調から振幅変調への切り替えの要請を受けてもそれを断
る機能を備えている。
【0023】次に動作について説明する。図6はこの発
明の実施の形態2における動作の流れを示すフローチャ
ートである。なお、この場合も、実施の形態1の場合と
同様に、通信チャンネルには周波数f1の通信チャンネ
ル21と、周波数f2の通信チャンネル22の2つの通
信チャンネルが用意されているものとし、さらに、コン
ピュータ11とコンピュータ12がそのセッションに通
信チャンネル21を、またコンピュータ13とコンピュ
ータ14がそのセッションに通信チャンネル22を占有
しているものとする。そのような場合に、ステップST
11において、コンピュータ15にコンピュータ16と
の間の新たなデータ通信のセッションが発生すると、ス
テップST12で空いている通信チャンネルの有無が探
索され、空いている通信チャンネルがあれば、ステップ
ST13にてその通信チャンネルを確保して周波数変調
によるデータ通信を開始する。
【0024】この場合には、空いている通信チャンネル
がないのでステップST14に進んで、現在使用されて
いる通信チャンネル21および22のうちの1本をラン
ダムに選択する。ここでは、例えば通信チャンネル21
が選択されたものとする。次にステップST15におい
て、制御チャンネルを介してその選択した通信チャンネ
ル21を用いてデータ通信中であるコンピュータ11と
12に対して、現在行っているデータ通信の変調方式
を、周波数変調から周波数faのデータ変調周波数を用
いた振幅変調に切り替えるように要請する。
【0025】次にステップST16に進み、コンピュー
タ15はコンピュータ11と12に対する前記振幅変調
への切り替え要請が受け付けられたか否かを判定する。
この場合、コンピュータ11と12の間のセッション
は、ファイルサーバとCPUサーバとの間のセッション
で、高い精度が要求される高速なデータ通信が必要なセ
ッションであるため、このコンピュータ15からの周波
数変調から振幅変調への切り替え要請は拒否される。従
って、再度ステップST14に処理を戻し、他の通信チ
ャンネルの選択を行い、通信チャンネル22をあらため
て選択する。次にステップST15において同様に、そ
の通信チャンネル22を用いてデータ通信中であるコン
ピュータ13と14に対して、現在行っているデータ通
信の変調方式を、周波数変調から周波数faのデータ変
調周波数を用いた振幅変調に切り替えるように、制御チ
ャンネルを介して要請する。
【0026】次に、ステップST16にてその要請が受
け付けられたか否かについての判定を行うが、この場合
にはコンピュータ13と14はともにクライアント等の
コンピュータであって、通常のデータ通信を行っている
ため、上記周波数変調から振幅変調への切り替え要請は
受け付けられる。従って、処理はステップST17に進
み、コンピュータ15は自身の振幅変調によるデータ通
信に用いるデータ変調周波数として、コンピュータ13
と14に通知した周波数faとは異なる、例えば周波数
fbに設定する。次にステップST18において、制御
チャンネルを用いて通信相手となるコンピュータ16を
呼び出し、それに対して、使用する通信チャンネル22
の周波数がf2であること、およびその通信チャンネル
22を使って、周波数fbのデータ変調周波数を用いた
振幅変調にてデータ通信を行う旨を通知する。
【0027】これによってコンピュータ15と16も、
ステップST19で振幅変調によるデータ通信を開始
し、コンピュータ13と14の間、およびコンピュータ
15と16の間の2つのセッションのデータ通信が、1
つの通信チャンネル22を用いて行われる。なお、この
時、コンピュータ11と12の間(ファイルサーバとC
PUサーバの間)の、高い精度が要求される高速なデー
タ通信が必要なセッションのデータ通信は、周波数変調
によりそのまま通信チャンネル21を用いて行われる。
【0028】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、周波数変調でデータ通信を行っているセッションに
て、あらかじめ用意された通信チャンネルのすべてが占
有されている状態で、新たにセッションが発生した場合
でも、1つの通信チャンネルを振幅変調に切り替えるこ
とによって複数のセッションのデータ通信を同時に行う
ことが可能になり、そのとき、ファイルサーバとCPU
サーバ間等の高い精度が要求される高速なデータ通信が
必要なセッションについては、常に周波数変調によるデ
ータ通信を行うことを可能として、精度の高い効率的な
データ通信を確保することができるという効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、用意された通信チャンネルのすべてが、周波数変
調でデータ通信を行っているセッションによってすでに
占有されている時に、新たなセッションが発生した場
合、他のセッションで占有されている通信チャンネル中
の1つの変調方式を、周波数変調から振幅変調に切り替
えることによって、複数のセッションを1つの通信チャ
ンネルに“相乗り”させるように構成したので、1つの
通信チャンネルによって複数のセッションのデータ通信
を同時に行うことが可能になって、用意された通信チャ
ンネル数以上のセッションのデータ通信を同時に行うこ
とができ、狭い周波数帯の中でより合理的なデータ通信
が行えるデータ伝送方法が得られる効果がある。
【0030】請求項2記載の発明によれば、新たなセッ
ションが発生した場合に、空き通信チャンネルがなけれ
ば、すでに他のセッションで占有されている通信チャン
ネルの1つを選択して、それを使用しているステーショ
ンに対して当該通信チャンネルの周波数の変調方式を、
周波数変調から指定するデータ変調周波数による振幅変
調に切り替えるように要請し、通信相手となるステーシ
ョンに対しては選択した通信チャンネルの周波数と、所
定のデータ変調周波数を用いて振幅変調によるデータ通
信を行う旨を通知するように構成したので、1つの通信
チャンネルによって同時に、複数のセッションによるデ
ータ通信を行うことが可能になる効果がある。
【0031】請求項3記載の発明によれば、周波数変調
から振幅変調への切り替え要請が受け付けられなかった
場合に、別の通信チャンネルをあらためて選択して上記
変調方式の切り替え要請を行い、受け付けられた場合に
のみ、通信相手となるステーションに対して、選択した
通信チャンネルの周波数と、所定のデータ変調周波数を
用いた振幅変調によるデータ通信を行う旨の通知を行う
ように構成したので、1つの通信チャンネルによって同
時に、複数のセッションによるデータ通信を行うことが
可能になり、さらに、ファイルサーバとCPUサーバの
間などのような高い精度が要求される高速なデータ通信
が必要なセッションについては、常に周波数変調による
データ通信を行うことが可能となって、精度の高い効率
的なデータ通信を確保することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータ伝送方
法を説明するための無線LANのシステム構成図であ
る。
【図2】 実施の形態1によるデータ伝送方法が適用さ
れる無線LANのチャンネル構成を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1における動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図4】 実施の形態1における振幅変調によるデータ
通信の原理を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるデータ伝送方
法を説明するための無線LANのシステム構成図であ
る。
【図6】 実施の形態2における動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】 従来のデータ伝送方法を説明するための無線
LANのシステム構成図である。
【符号の説明】
11〜16 コンピュータ(ステーション)、21,2
2 通信チャンネル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のステーションで形成され、前記ス
    テーション間で無線によりデータの通信を行うシステム
    の、前記ステーション相互で行われるデータ通信の1つ
    のセッション毎に1つの通信チャンネルを占有させて、
    当該通信チャンネルの周波数を送信するデータで周波数
    変調することによりデータの伝送を行うデータ伝送方法
    において、 用意された前記通信チャンネルのすべてが前記ステーシ
    ョン間のセッションで占有されている時に新たなセッシ
    ョンが発生した場合、すでに他のセッションで占有され
    ている通信チャンネルの周波数を、それまでその通信チ
    ャンネルを占有していたセッションのデータと、前記新
    たに発生したセッションのデータとによって、互いに異
    なるデータ変調周波数を用いて振幅変調するようにした
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 システム内のステーションでデータ通信
    の新たなセッションが発生した場合、空いている通信チ
    ャンネルを探索して、あればその空いている通信チャン
    ネルを確保して周波数変調によるデータの通信を開始
    し、 空いている通信チャンネルがなければ、すでに他のセッ
    ションで占有されている通信チャンネルの1つを選択
    し、通信相手の呼び出しや通信手順の情報交換に用いら
    れる制御チャンネルを介して、前記選択した通信チャン
    ネルで通信中のステーションに対して、変調方式を周波
    数変調から指定するデータ変調周波数による振幅変調に
    切り替えるように要請するとともに、 前記指定したデータ変調周波数とは異なった周波数のデ
    ータ変調周波数の設定を行い、通信相手となるステーシ
    ョンに対して、前記選択した通信チャンネルの周波数
    と、前記設定されたデータ変調周波数にて振幅変調によ
    りデータの通信を行う旨を、前記制御チャンネルを介し
    て通知することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送
    方法。
  3. 【請求項3】 選択した通信チャンネルで通信中のステ
    ーションに対する指定したデータ変調周波数による振幅
    変調への切り替え要請が受け付けられたか否かを判別
    し、 受け付けられなかった場合には、別の通信チャンネルを
    選択して、その通信チャンネルで通信中のステーション
    に対してあらためて、指定したデータ変調周波数による
    振幅変調への切り替えの要請を行い、 受け付けれらた場合にのみ、前記指定したデータ変調周
    波数とは異なった周波数のデータ変調周波数の設定を行
    い、通信相手となるステーションに対して、前記選択し
    た通信チャンネルの周波数と、前記設定されたデータ変
    調周波数にて振幅変調によりデータの通信を行う旨を、
    前記制御チャンネルを介して通知する処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項2記載のデータ伝送方法。
JP8017615A 1996-02-02 1996-02-02 データ伝送方法 Pending JPH09214506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8017615A JPH09214506A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 データ伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8017615A JPH09214506A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 データ伝送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09214506A true JPH09214506A (ja) 1997-08-15

Family

ID=11948792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8017615A Pending JPH09214506A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 データ伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09214506A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527839A (ja) * 2005-01-11 2008-07-24 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるデータバースト割当てを指示する方法及びシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527839A (ja) * 2005-01-11 2008-07-24 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるデータバースト割当てを指示する方法及びシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0671087B1 (en) Negotiating protocols, classes, and options in networks
US20230362784A1 (en) Method and apparatus for interaction between an edge computing system and a mobile communication network for providing edge computing service
US7437126B2 (en) Radio terminal, communication control method and computer program
US20230147622A1 (en) Apparatus and method for supporting continuity of edge computing service in mobile network
JP2002543491A (ja) 分散コンピューティング環境のための通信アーキテクチャ
WO2019110081A1 (en) Session management function selection in home mobile communications network
WO2004003682A2 (en) Method and apparatus for mobile location center to mobile location center communication in the packet-switched domain
JPH09214506A (ja) データ伝送方法
US7369576B2 (en) Managing scanning and traffic in a network
WO2024011548A1 (zh) 多物理随机接入信道prach传输方法及装置
US20030031155A1 (en) Data communication system, data communication device, program product for controlling data communication device, and portable terminal
WO2020029084A1 (zh) 信息传输方法及装置
TW201121268A (en) Anchor gateway, communication method and computer program product thereof
JP2000244552A (ja) ファイル転送装置
WO2023184447A1 (zh) 侧链路Sidelink通信方法、装置及存储介质
WO2023283843A1 (zh) 终端设备的控制方法及装置
WO2024011545A1 (zh) 切换方法及装置
WO2024036456A1 (zh) 一种基于人工智能ai提供服务的方法、装置、设备及存储介质
WO2024212870A1 (zh) 用于发现边缘应用服务器的方法以及相关设备
WO2024000527A1 (zh) 轨道角动量oam模态指示方法及装置
US20230362848A1 (en) Method and a system for design of signaling radio bearer and handling control plane data transmission and reception
WO2024020752A1 (zh) 一种基于人工智能ai提供服务的方法、装置、设备及存储介质
US20240056530A1 (en) Methods and devices for policy control function network element selection
CN115720352A (zh) 多接入点协同方法、装置、设备及存储介质
JPH0830532A (ja) 通信相手自動識別処理方法