JPH09214201A - 高周波スイッチとバイアス回路と移相器 - Google Patents

高周波スイッチとバイアス回路と移相器

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JPH09214201A
JPH09214201A JP1563596A JP1563596A JPH09214201A JP H09214201 A JPH09214201 A JP H09214201A JP 1563596 A JP1563596 A JP 1563596A JP 1563596 A JP1563596 A JP 1563596A JP H09214201 A JPH09214201 A JP H09214201A
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JP
Japan
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line
impedance
high frequency
frequency
switching element
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Application number
JP1563596A
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English (en)
Inventor
Tomonori Shigematsu
智徳 重松
Kenji Suematsu
憲治 末松
Yoshitada Iyama
義忠 伊山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波制御回路(スイッチ/バイアス回路/
移相器)の広帯域化方式を実現する。 【解決手段】 SPDTスイッチで入力端子1から入力
線路5とテーパ形インピーダンス変成器9aを介して分
岐しDCカット用キャパシタ10を介して第1と第2の
出力線路6a/6bと7a/7b間に他端接地PINダ
イオード3a/3bを金ワイヤ4で並列に装荷し、テー
パ形インピーダンス変成器9b/9cとDCカット用キ
ャパシタ10と第3の出力線路8a/8bを介して出力
端子2a/2bに接続する。バイアス端子12をもつバ
イアス回路11をテーパ形インピーダンス変成器9b/
9cとDCカット用キャパシタ10との間に並列に装荷
する。またはPINダイオード3aと3bに代えて相反
する極性のPINダイオード3とNIPダイオード13
を用い、共通に用いるバイアス回路11を入力線路5も
しくは第2の出力線路8b(たとえば出力端子2a側の
2b側より低通過特性要求時)付近の部位に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はUHF/マイクロ
波/ミリ波/サブミリ波帯に適用する広帯域化高周波ス
イッチ/バイアス回路/移相器に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば文献(J.V.Bellant
oni etal.:A MONOLITHIC HI
GH POWER Ka BAND PIN SWIT
CH,IEEE Microwave and Mil
limeter−Wave Monolithic C
ircuits Symp.Digest,pp.47
−50,1988)に示す従来の高周波スイッチは図1
0(a)のように、単極双投(SPDT)スイッチで入
力端子1から入力線路5を介して分岐し、DCカット用
キャパシタ10を介して第1と第2の出力線路6a/6
bと7a/7b間にスイッチング素子として用いる他端
接地PINダイオード3a/3bをエアブリッジ線路3
2で並列に装荷し、DCカット用キャパシタ10を介し
て出力端子2a/2bに接続する。また第1の出力線路
6a/6bは、PINダイオード3a/3bにバイアス
電圧の印加をするバイアス回路11bを途中に並列に装
荷し、中心周波数で1/4波長以下の線路長と40Ωの
特性インピーダンスをもつ(バイアス回路11bがスイ
ッチ通過特性に与える影響を最小限にするため当該特性
インピーダンスは低い方が望ましい)。入力線路5の特
性インピーダンスも整合を考慮し第1の出力線路6a/
6bと同じ値にする。バイアス回路11bは、中心周波
数で1/4波長の線路長と90Ωの特性インピーダンス
をもつ第1の高インピーダンス線路18と当該一端を介
して接地する高周波数帯で十分低インピーダンスの第2
のキャパシタ19との間にバイアス端子12を設ける。
一般に図10(d)のように、主線路26を伝搬する高
周波信号の通過特性に影響を与えないでスイッチング素
子にDCバイアス電圧を印加できるように、第2のキャ
パシタ19を高周波数帯で十分低いインピーダンスとし
第1の高インピーダンス線路18が所望周波数帯の中心
周波数で一端が短絡された1/4波長線路と見なせ、主
線路26からは開放状態に見えるようにする。また文献
(岡村ほか:マイクロ波制御回路、信学誌Vol.62
No.1、pp61−68、1979)に示す従来の
高周波スイッチは図11(a)のように、SPDTスイ
ッチで入力端子1からDCカット用キャパシタ10を介
して分岐し、直列に装荷するPINダイオード3a/3
bの出力端子2a/2b側に他端接地PINダイオード
3c/3dを並列に装荷し、DCカット用キャパシタ1
0を介して出力端子2a/2bに接続する。また経路の
分岐部と並列装荷PINダイオード3c/3dの接続部
とにバイアス用インダクタ34を並列に装荷し、当該先
端にバイアス端子12を設ける。また文献(R.W.B
urns:Low Cost Design Tech
niques for Semiconductor
Phase Shifters,IEEE Tran
s.Microwave Theory Tech.v
ol.MTT−22,No.6,pp.675−68
8,1974)に示す従来の高周波移相器は図12のよ
うに、切換え経路の位相差から移相量を得るスイッチド
ライン形移相器で入力端子1と出力端子2とからDCカ
ット用キャパシタ10を介して分岐し、遅れ位相線路3
1側にPINダイオード3aのアノード電極とPINダ
イオード3cのカソード電極および基準位相線路30側
にPINダイオード3bのカソード電極とPINダイオ
ード3dのアノード電極をそれぞれ直列に装荷する。P
INダイオード3aと3bの接続分岐部入力端子1側に
他端接地第3の高インピーダンス線路35およびPIN
ダイオード3cと3dの接続分岐部出力端子2側にバイ
アス回路11bをそれぞれ並列に装荷する。バイアス回
路11bは、上記図10(a)と同じに作用する。
【0003】上記従来例の高周波スイッチ/バイアス回
路/移相器は、並列装荷をするバイアス回路の影響を低
減するため低インピーダンス出力線路または直列に存在
する寄生インダクタンスの影響を受けやすいワイヤ接続
のチップ形スイッチング素子で高周波切換えをする方式
/中心周波数で1/4波長に相当する高インピーダンス
線路を用い当該通過特性に影響しないようにスイッチン
グ素子にバイアス供給をする方式/中心周波数で1/4
波長に相当する高インピーダンス線路を用いる方式のバ
イアス回路を用い当該バイアス端子に印加する電圧で基
準と遅れ位相線路との位相差だけの移相量を得る方式を
採る。
【0004】従来の高周波スイッチは図10(a)のよ
うに、出力端子2aと2b側をONとOFFとすると
き、PINダイオード3aと3bに逆と順方向のバイア
ス電圧を印加するから図10(b)に示すように、まず
出力端子2a側はPINダイオード3aは等価的に遮断
時のキャパシタ22として表されるが、エアブリッジ線
路32の形成インダクタンスと組み合わせT形ローパス
フィルタ33を構成する。従って当該遮断周波数以下の
信号を通過する。つぎに出力端子2b側はPINダイオ
ード3bは等価的に導通時の抵抗20として表される
が、当該インピーダンスは通常十分低く短絡状態にな
り、第1の出力線路6bは1/4波長に相当し線路の分
岐部からは開放状態になる。従って当該信号を遮断す
る。一般にPINダイオードの順および逆方向バイアス
電圧印加時の等価回路は図10(c)のように、導通時
の抵抗20および遮断時のキャパシタ22と寄生インダ
クタ21との直列回路で表される。寄生インダクタ21
による影響は周波数が高くなるにつれて現れるが、比較
的低い周波数では寄生インダクタ21は導通時の抵抗2
0および遮断時のキャパシタ22に対し当該形成インピ
ーダンスは十分低い。
【0005】従来の他の高周波スイッチは図11(b)
のように、出力端子2aと2b側をONとOFFとする
とき、PINダイオード3aと3dおよび3bと3cは
順および逆方向のバイアス電圧を印加するから図11
(b)に示すように、PINダイオード3aと3dおよ
び3bと3cは等価的に導通時の抵抗20および遮断時
のキャパシタ22と寄生インダクタ21との直列回路と
して表されるが、比較的低い周波数時の形成インピーダ
ンスが、寄生インダクタ21で十分低い上、導通時の抵
抗20で十分低く、遮断時のキャパシタ22で十分高い
から、出力端子2a、2b側は信号を通過し、遮断す
る。
【0006】従来の高周波移相器は図12のように、第
3の高インピーダンス線路35の一端が短絡されている
からバイアス回路11bのバイアス端子12に対し、ま
ず負電圧を印加するとPINダイオード3aと3cおよ
び3bと3dには逆および順方向のバイアス電圧が印加
され、入力端子1からの入力信号を基準位相線路30を
通過し出力端子2に出力する。つぎに正電圧を印加する
とPINダイオード3aと3cおよび3bと3dには順
および逆方向のバイアス電圧が印加され、入力端子1か
らの入力信号を遅れ位相線路31を通過し出力端子2に
出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の高
周波スイッチでは、並列装荷をするバイアス回路の影響
を低減するため低インピーダンス出力線路で高周波切換
えをする方式を採るから、スイッチング素子の導通時に
分岐部からは開放状態に見える周波数範囲が狭く、高周
波スイッチとしての広帯域化が難しい。またスイッチン
グ素子の遮断時に形成するキャパシタが比較的小さいと
きはエアブリッジ線路が形成するインダクタンスと組み
合わせローパスフィルタを構成できるが、大きいときは
エアブリッジ線路のほかに別途インダクタを必要とし、
回路が大型化する問題点があった。また従来の他の高周
波スイッチでは、直列に存在する寄生インダクタンスの
影響を受けやすいワイヤ接続のチップ形スイッチング素
子で高周波切換えをする方式を採るから、たとえば接続
金ワイヤのインダクタンスが直列に挿入されることにな
り、通過損失が増加する。また出力端子の個数だけ直列
装荷をするスイッチング素子を必要とし、小形化が難し
い問題点があった。また従来の高周波バイアス回路で
は、中心周波数で1/4波長に相当する高インピーダン
ス線路を用い当該通過特性に影響しないようにスイッチ
ング素子にバイアス供給をする方式を採るから、1/4
波長に相当する周波数を中心とする狭範囲にしか適用で
きず、広帯域化が難しい問題点があった。また従来の高
周波移相器では、中心周波数で1/4波長に相当する高
インピーダンス線路を用いる方式のバイアス回路を用い
当該バイアス端子に印加する電圧で基準と遅れ位相線路
との位相差だけの移相量を得る方式を採るから、1/4
波長に相当する周波数を中心とする狭範囲にしか適用で
きず、広帯域化が難しい問題点があった。
【0008】この発明が解決しようとする課題は、高周
波スイッチ/バイアス回路/移相器で上記難点を解消す
るように、インピーダンス変成器を介し接続する外部線
路の特性インピーダンスより高いインピーダンスをもつ
出力線路を形成し、またはスイッチング素子に直列装荷
をする補償用キャパシタで当該寄生インダクタンスを打
ち消し、高周波切換えをする方式(高インピーダンス出
力線路または補償用キャパシタを用いる高周波スイッチ
方式)/並列共振回路で主線路からは広帯域にわたり開
放状態に見えるようにし当該通過特性に影響しないよう
にスイッチング素子にバイアス供給をする方式(並列共
振高周波バイアス方式)/並列共振高周波バイアス方式
のバイアス端子に印加する電圧で基準と遅れ位相線路と
の位相差だけの移相量を得る方式(並列共振高周波バイ
アス移相方式)を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の高周波スイッ
チは、経路の分岐部から1/4波長の出力端子側部位に
並列装荷をするスイッチング素子を備えるものまたは経
路の分岐部に直列装荷をする第1のスイッチング素子の
出力端子側部位に並列装荷をする第2のスイッチング素
子を備えるもので、また高周波バイアス回路は、主線路
を伝播する高周波信号の通過特性に影響を与えないでス
イッチング素子にDCバイアス電圧を印加するもので、
また高周波移相器は、入力および出力端子から分岐し逆
極性電極で基準と遅れ位相線路側に直列装荷をする第1
と第2および第3と第4のスイッチング素子を備えるも
ので、上記課題を解決するためつぎの手段を設け、高イ
ンピーダンス出力線路または補償用キャパシタを用いる
高周波スイッチ方式、また並列共振高周波バイアス方
式、また並列共振高周波バイアス移相方式を採ることを
特徴とする。
【0010】スイッチング素子から分岐部と出力端子ま
での各線路は、インピーダンス変成器を介し接続する当
該高周波スイッチ外部線路の特性インピーダンスより高
いインピーダンス線路として形成する。
【0011】補償用キャパシタは、第1のスイッチング
素子の出力端子側部位または入力端子側部位と第2のス
イッチング素子の接地側部位または出力端子側部位とに
直列装荷をする。
【0012】第1のスイッチング素子は、複数の電極を
もつチップ形ダイオードを用い当該各電極を個別に異な
る出力端子に接続する。
【0013】第1と第2のスイッチング素子は、複数の
電極をもつチップ形ダイオードを用い当該全電極を一緒
に平板状金属体で相対する各線路に接続する。
【0014】並列共振回路は、第2の高インピーダンス
線路と第1のキャパシタからなる。主線路と接するまた
は主線路と接する部位に十分大きい抵抗値をもつシート
抵抗を装荷する第1の高インピーダンス線路の他端に設
け、高周波数帯で十分低いインピーダンスをもつ第2の
キャパシタを介し接地する。所望周波数帯の下限周波数
近傍では第1と第2の高インピーダンス線路を足し合わ
せたときの位相変化が1/4波長に相当しかつ第1のキ
ャパシタのもつインピーダンスが十分高くなり、上限周
波数近傍では共振するように設定する。
【0015】高周波スイッチは、バイアス回路として上
記記載の並列共振回路をもつ高周波バイアス回路を利用
する。
【0016】高周波バイアス回路は、上記記載の並列共
振回路をもつもので、第1と第2および第3と第4のス
イッチング素子の接続分岐をする入力および出力端子側
部位に並列装荷をする。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態を示す高
周波スイッチは図1(a)のように、SPDTスイッチ
で入力端子1から入力線路5とテーパ形インピーダンス
変成器9aを介して分岐し、DCカット用キャパシタ1
0を介して第1と第2の出力線路6a/6bと7a/7
b間にスイッチング素子として用いる他端接地PINダ
イオード3a/3bを金ワイヤ4(ディスクリート部品
を用いることを想定し、上記従来例の図10(a)に示
すエアブリッジ線路32と同じ効果をもつ)で並列に装
荷し、テーパ形インピーダンス変成器9b/9cとDC
カット用キャパシタ10と第3の出力線路8a/8bを
介して出力端子2a/2bに接続する。またテーパ形イ
ンピーダンス変成器9b/9cとDCカット用キャパシ
タ10との間にバイアス端子12をもつバイアス回路1
1(構成は限定しない)を並列に装荷する。テーパ形イ
ンピーダンス変成器9aと9b/9cは、異なる特性イ
ンピーダンスをもつ入力線路5と第3の出力線路8a/
8bに接続し、第1と第2の出力線路6a/6bと7a
/7bを1/4波長のより高いインピーダンスをもつ線
路として形成する。高周波スイッチとして広帯域にわた
り低損失な特性が得られる。
【0018】上記実施の形態の高周波スイッチは、イン
ピーダンス変成器を介し接続する外部線路の特性インピ
ーダンスより高いインピーダンスをもつ出力線路を形成
し高周波切換えをする方式(高インピーダンス出力線路
を用いる高周波スイッチ方式)を採る。
【0019】高周波スイッチは図1(a)のように、出
力端子2aと2b側をONとOFFとするとき、PIN
ダイオード3aと3bに逆と順方向のバイアス電圧を印
加するから、まず出力端子2a側はPINダイオード3
aが等価的に形成するキャパシタンスとPINダイオー
ド3a接続用金ワイヤ4が形成するインダクタンスとか
らT形ローパスフィルタを構成する。従って当該遮断周
波数以下の信号を通過すると共に、テーパ形インピーダ
ンス変成器9aと9bを合わせ第1と第2の出力線路6
aと7aによる高インピーダンス線路の全長が1/2波
長になりPINダイオード3aに対し広帯域にわたり整
合をする。つぎに出力端子2b側はPINダイオード3
bが等価的に形成する抵抗成分によるインピーダンスは
通常十分低く短絡状態になり、第1の出力線路6bは1
/4波長に相当し線路の分岐部からは開放状態になる。
従って当該信号を遮断すると共に、第1の出力線路6b
の高インピーダンスによりさらに広帯域にわたり開放状
態と見なす。
【0020】なお上記図1(a)に示す発明の実施の形
態でPINダイオード3aと3bは、並列に装荷するス
イッチング素子としていずれも同じ極性で用いるとして
説明したが、図1(b)または図1(c)のようにたと
えば出力端子2aと2b側のスイッチング素子としてそ
れぞれが相反する極性のPINダイオード3とNIPダ
イオード13を用い、共通に用いるバイアス回路11を
入力線路5付近の部位に設置するか、または出力端子2
a側が2b側より低い通過損失を要求されるときは第2
の出力線路8b付近の部位に設置してもよい(入力端子
1と入力線路5との間にDCカット用キャパシタ10を
介する)。それぞれのPINダイオード3aと3bに対
し個別に必要であったバイアス回路11を共通化するか
ら、回路を小型化し通過損失を低減できるまたは入力端
子1から出力端子2aまでの経路にはバイアス回路を介
在しないから、さらに通過損失を低減できる。
【0021】この発明に関連する実施の一形態を示す高
周波スイッチは図2(a)のように、図3(a)に示す
構造により実現するSPDTスイッチで入力端子1から
DCカット用キャパシタ10を介して分岐し、スイッチ
ング素子として直列に装荷するPINダイオード3a/
3b(チップ形)の出力端子2a/2b側と並列に装荷
するPINダイオード3c/3d(チップ形)の接地側
とに補償用キャパシタ14を直列に装荷し、DCカット
用キャパシタ10を介して出力端子2a/2bに接続す
る。またPINダイオード3aと3bと3cと3dそれ
ぞれの両方の電極に導通できる各位置にバイアス端子1
2をもつバイアス回路11(第1の高インピーダンス線
路18と第2のキャパシタ19から構成する)を装荷す
る。高周波スイッチとして広帯域にわたり通過損失を低
減できる。
【0022】上記実施の形態の高周波スイッチは、スイ
ッチング素子に直列装荷をする補償用キャパシタ14で
当該寄生インダクタンスを打ち消し高周波切換えをする
方式(補償用キャパシタを用いる高周波スイッチ方式)
を採る。
【0023】高周波スイッチは図2(a)のように、出
力端子2aと2b側にONとOFFとするとき、PIN
ダイオード3aと3dおよび3bと3cは順および逆方
向のバイアス電圧を印加するから図2(b)に示すよう
に、PINダイオード3aと3dおよび3bと3cは等
価的に導通時の抵抗20および遮断時のキャパシタ22
と寄生インダクタ21との直列回路として表されるが、
PINダイオードに対し直列に挿入する補償用キャパシ
タ14により当該寄生インダクタ21が打ち消される。
【0024】なお上記図2(a)に示す発明の実施の形
態で補償用キャパシタ14は、直列に装荷するPINダ
イオード3a/3bの出力端子2a/2b側と並列に装
荷するPINダイオード3c/3dの接地側とに直列に
装荷するとして説明したが、図2(c)のように直列に
装荷するPINダイオード3a/3bの入力端子1側と
並列に装荷するPINダイオード3c/3dの出力端子
2a/2b側とに直列に装荷するようにしてもよい。同
じ効果が得られる。
【0025】また上記図2(a)に示す発明の実施の形
態で補償用キャパシタ14は、図3(a)のようにチッ
プコンデンサで実現するとして説明したが、実際にはP
INダイオード3aと3bと3cと3dの寄生インダク
タンス21の値は微小であるときが多く、通常チップコ
ンデンサで微小値のキャパシタンスを実現するのは難し
いから、図3(b)のように比較的微小値のキャパシタ
ンスを得るインターディジタルキャパシタ23で実現す
るようにしてもよい。同じ効果が得られる。
【0026】また上記図1(a)と図2(a)に示す発
明の実施の形態でSPDTスイッチ方式に代えて、PI
Nダイオードをm個用いるSPmTスイッチ方式に適用
してもよい。またPINダイオードに代えて、導通と遮
断状態の切換え可能なスイッチング素子であればいずれ
を用いてもよいのはいうまでもない。
【0027】また上記図2(a)に示す発明の実施の形
態でPINダイオード3aと3bは、直列装荷スイッチ
ング素子として図3(a)に示すように各々チップ形単
電極PINダイオードで実現するとして説明したが、図
4のようにカソード電極を2個もつチップ形多電極PI
Nダイオード24を用い、各カソード電極を第1の出力
線路6aと6bに金ワイヤ4で接続することにより実現
してもよい。従来出力端子の個数だけ必要であった直列
装荷スイッチング素子の個数を1個にし少なくできる。
なお上記実施の形態でSPDTスイッチ方式に代えて、
カソード電極をm個もつ多電極PINダイオードを用い
るSPmTスイッチ方式に適用してもよい。またカソー
ド電極を2個もつ多電極PINダイオード24に代え
て、アノード電極を2個もつ多電極NIPダイオードを
用いてもよいのはいうまでもない。
【0028】また上記図2(a)に示す発明の実施の形
態でPINダイオード3aと3bおよび3cと3dは、
直列および並列装荷スイッチング素子として図3(a)
に示すように各々チップ形単電極PINダイオードで実
現するとして説明したが、図5のようにカソード電極を
2個もつチップ形多電極PINダイオード24aと24
bおよび24cと24dを用い、カソード電極2個を同
時に第1の出力線路6aと6bおよびスルーホール17
に1個の金リボン25で接続することにより実現しても
よい。金ワイヤ4で個別に接続するより寄生インダクタ
ンスを低減できるから、高周波スイッチとしての通過損
失を低減できる。また直列装荷スイッチング素子として
のカソード電極を2個もつ多電極PINダイオード24
aと24bは、カソード電極を4個もつ多電極PINダ
イオードを用い、カソード電極のうち2個ずつを同時に
第1の出力線路6aと6bに1個の金リボン25で接続
するようにしてもよい。直列装荷スイッチング素子の個
数を1個にし少なくできる。なお上記形態でまたSPD
Tスイッチ方式に代えて、多電極PINダイオードをm
個用いるSPmTスイッチ方式に適用してもよい。また
カソード電極を2個もつ多電極PINダイオード24に
代えて、アノード電極を2個もつ多電極NIPダイオー
ドを用いてもよいのはいうまでもない。
【0029】この発明に関連する他の実施の一形態を示
す高周波バイアス回路は図6のように、第2のキャパシ
タ19を高周波数帯で十分低いインピーダンスとし、所
望周波数帯のまず下限周波数近傍では第1のキャパシタ
28のインピーダンスが十分高くなりかつ第1と第2の
高インピーダンス線路18と27とを合わせた線路長が
1/4波長に相当する一端が短絡された1/4波長線路
と見なせ、主線路26からは開放状態に見えるようにす
る。つぎに上限周波数近傍では第1のキャパシタ28と
第2の高インピーダンス線路27とから並列共振回路を
構成しかつ第1の高インピーダンス線路18の線路長が
1/2波長に相当する一端が開放された1/2波長線路
と見なせ、主線路26からは開放状態に見えるようにす
る。所望周波数帯の下限と上限周波数近傍で高いインピ
ーダンスを確保し当該通過特性の劣化を防げる。
【0030】上記実施の形態の高周波バイアス回路は、
並列共振回路で主線路からは広帯域にわたり開放状態に
見えるようにし、当該通過特性に影響しないようにスイ
ッチング素子にバイアス供給をする方式(並列共振高周
波バイアス方式)を採る。
【0031】なお上記図6に示す発明の実施の形態で高
周波バイアス回路は、主線路26から見て所望周波数帯
域の下限と上限周波数近傍では開放状態になり当該通過
特性に影響を与えないとして説明したが、中間周波数帯
では開放と見なせる十分なインピーダンスをもたないと
きもあり、図7のように第1の高インピーダンス線路1
8の主線路26に接する位置に十分高い抵抗値のシート
抵抗29を挿入してもよい。所望周波数帯内にわたり高
いインピーダンスを確保し当該通過特性の劣化を防げ
る。
【0032】また上記図4に示す発明の実施の形態でバ
イアス回路11(第1の高インピーダンス線路18と第
2のキャパシタ19とからなる)に代えて、図8のよう
に上記図6(図7でもよい)に示す高周波バイアス回路
(第1と第2の高インピーダンス線路18と27および
第1と第2のキャパシタ28と19からなる。第1のキ
ャパシタ28はチップコンデンサで実現する)を用いて
もよい。上記図6に示す高周波バイアス回路の広帯域低
損失特性を利用し、バイアス回路による当該通過特性を
劣化しないで広帯域特性が得られる。
【0033】この発明に関連する他の実施の一形態を示
す高周波移相器は図9のように、切換え経路の位相差か
ら移相量を得るスイッチドライン形移相器で入力と出力
端子1と2、PINダイオード3aと3bと3cと3d
および基準と遅れ位相線路30と31は、上記従来例の
図12に対応する。上記従来例の図12に示す第3の高
インピーダンス線路35とバイアス回路11bに代え
て、PINダイオード3aと3bおよび3cと3dの接
続分岐部入力端子1および出力端子2側に上記図6(図
7でもよい)に示す高周波バイアス回路の広帯域低損失
特性を利用するバイアス回路11aをそれぞれ並列に装
荷する。高周波移相器として広帯域にわたり低損失な特
性が得られる。
【0034】上記実施の形態の高周波移相器は、並列共
振回路をもつバイアス回路11aのバイアス端子12に
印加する電圧で基準と遅れ位相線路30と31との位相
差だけの移相量を得る方式(並列共振高周波バイアス移
相方式)を採る。
【0035】高周波移相器は図9のように、バイアス回
路11aの入力端子1と出力端子2側バイアス端子12
に対し、まず0Vと負電圧とを印加するとPINダイオ
ード3aと3cおよび3bと3dには逆および順方向の
バイアス電圧が印加され、入力端子1からの入力信号を
基準位相線路30を通過し出力端子2に出力する。つぎ
に0Vと正電圧とを印加するとPINダイオード3aと
3bおよび3bと3dには順および逆方向のバイアス電
圧が印加され、入力端子1からの入力信号を遅れ位相線
路31を通過し出力端子2に出力する。
【0036】
【発明の効果】上記のようなこの発明の高周波スイッチ
/バイアス回路/移相器では、インピーダンス変成器を
介し接続する外部線路の特性インピーダンスより高いイ
ンピーダンスをもつ出力線路を形成し、またはスイッチ
ング素子に直列装荷をする補償用キャパシタで当該寄生
インダクタンスを打ち消し高周波切換えをする方式/並
列共振回路で主線路からは広帯域にわたり開放状態に見
えるようにし当該通過特性に影響しないようにスイッチ
ング素子にバイアス供給をする方式/並列共振高周波バ
イアス方式のバイアス端子に印加する電圧で基準と遅れ
位相線路との位相差だけの移相量を得る方式を採るか
ら、従来のように並列装荷をするバイアス回路の影響を
低減するため低インピーダンス線路で、または直列に存
在する寄生インダクタンスの影響を受けやすいワイヤ接
続のチップ形スイッチング素子で高周波切換えをする方
式/中心周波数で1/4波長に相当する高インピーダン
ス線路を用い当該通過特性に影響しないようにスイッチ
ング素子にバイアス供給をする方式/前記方式のバイア
ス回路を用い高周波移相をする方式に比べ、各発明ごと
につぎの効果がある。 (1)高周波スイッチとして広帯域にわたり低損失な特
性が得られる。 (2)/(3)高周波スイッチとして広帯域にわたり通
過損失を低減できる。 (4)従来の高周波スイッチで出力端子の個数だけ必要
であった直列装荷スイッチング素子の個数を1個にし少
なくできる。 (5)線状金属体で個別に接続するより寄生インダクタ
ンスを低減できるから、高周波スイッチとしての通過損
失を低減できる。 (6)/(7)高周波バイアス回路として広帯域にわた
り低損失特性が得られる(所望周波数帯の下限と上限周
波数近傍/所望周波数帯内にわたり高いインピーダンス
を確保し当該通過特性の劣化を防げる)。 (8)バイアス回路による当該通過特性を劣化しないで
高周波スイッチとしての広帯域特性が得られる。 (9)高周波移相器として広帯域にわたり低損失な特性
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態を示す高周波スイッ
チの等価回路図と当該他の実施の一形態を示す等価回路
図。
【図2】 この発明に関連する実施の一形態を示す高周
波スイッチの等価回路図と当該機能を説明する等価回路
図と当該他の実施の一形態を示す等価回路図。
【図3】 図2に示す高周波スイッチの実装図と当該他
の実施の一形態を示す実装図。
【図4】 図2に示す当該他の実施の一形態の実装図。
【図5】 図2に示す当該他の実施の一形態の実装図。
【図6】 この発明に関連する他の実施の一形態を示す
高周波バイアス回路の等価回路図。
【図7】 図6に示す当該他の実施の一形態を示す等価
回路図。
【図8】 図4に示す当該他の実施の一形態の実装図。
【図9】 この発明に関連する他の実施の一形態を示す
高周波移相器の等価回路図。
【図10】 従来の技術を示す高周波スイッチの等価回
路図と当該機能を説明する等価回路図とPINダイオー
ドの機能を説明する等価回路図と従来の技術を示す高周
波バイアス回路の等価回路図。
【図11】 従来の技術を示す他の高周波スイッチの等
価回路図と当該機能を説明する等価回路図。
【図12】 従来の技術を示す高周波移相器の等価回路
図。
【符号の説明】
1 入力端子、2 出力端子、3 PINダイオード、
4 金ワイヤ、5 入力線路、6 第1の出力線路、7
第2の出力線路、8 第3の出力線路、9テーパ形イ
ンピーダンス変成器、10 DCカット用キャパシタ、
11、11aバイアス回路、12 バイアス端子、13
NIPダイオード、14 補償用キャパシタ、15
誘電体基板、16 地導体、17 スルーホール、18
第1の高インピーダンス線路、19 第2のキャパシ
タ、20 導通時の抵抗、21 寄生インダクタ、22
遮断時のキャパシタ、23 インターディジタルキャ
パシタ、24 多電極PINダイオード、25 金リボ
ン、26 主線路、27 第2の高インピーダンス線
路、28 第1のキャパシタ、29 シート抵抗、30
基準位相線路、31 遅れ位相線路。なお図中、同一
符号は同一または相当部分を示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経路の分岐部から1/4波長の出力端子
    側部位に並列装荷をするスイッチング素子を備える高周
    波スイッチにおいて、前記スイッチング素子から前記分
    岐部と出力端子までの各線路で、インピーダンス変成器
    を介し接続する当該高周波スイッチ外部線路の特性イン
    ピーダンスより高いインピーダンス線路として形成する
    ことを特徴とする高周波スイッチ。
  2. 【請求項2】 経路の分岐部に直列装荷をする第1のス
    イッチング素子の出力端子側部位に並列装荷をする第2
    のスイッチング素子を備える高周波スイッチにおいて、
    前記第1のスイッチング素子の出力端子側部位と前記第
    2のスイッチング素子の接地側部位とに直列装荷をする
    補償用キャパシタを設けることを特徴とする高周波スイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 第1のスイッチング素子の出力端子側部
    位に代えて入力端子側部位と第2のスイッチング素子の
    接地側部位に代えて出力端子側部位とすることを特徴と
    する請求項2記載の高周波スイッチ。
  4. 【請求項4】 第1のスイッチング素子で複数の電極を
    もつチップ形ダイオードを用い当該各電極を個別に異な
    る出力端子に接続することを特徴とする請求項2または
    3記載の高周波スイッチ。
  5. 【請求項5】 第1と第2のスイッチング素子で複数の
    電極をもつチップ形ダイオードを用い当該全電極を一緒
    に平板状金属体で相対する各線路に接続することを特徴
    とする請求項2または3記載の高周波スイッチ。
  6. 【請求項6】 主線路を伝播する高周波信号の通過特性
    に影響を与えないでスイッチング素子にDCバイアス電
    圧を印加する高周波バイアス回路において、前記主線路
    と接する第1の高インピーダンス線路の他端に設け高周
    波数帯で十分低いインピーダンスをもつ第2のキャパシ
    タを介し接地する第2の高インピーダンス線路と第1の
    キャパシタからなる並列共振回路で、所望周波数帯の下
    限周波数近傍では前記第1と第2の高インピーダンス線
    路を足し合わせたときの位相変化が1/4波長に相当し
    かつ前記第1のキャパシタのもつインピーダンスが十分
    高くなり、上限周波数近傍では共振するように設定する
    ことを特徴とする高周波バイアス回路。
  7. 【請求項7】 第1の高インピーダンス線路の主線路と
    接する部位に装荷する十分大きい抵抗値をもつシート抵
    抗を設けることを特徴とする請求項6記載の高周波バイ
    アス回路。
  8. 【請求項8】 バイアス回路として請求項6または7記
    載の高周波バイアス回路を利用することを特徴とする請
    求項1、2、3、4または5記載の高周波スイッチ。
  9. 【請求項9】 入力および出力端子から分岐し逆極性電
    極で基準と遅れ位相線路側に直列装荷をする第1と第2
    および第3と第4のスイッチング素子を備える高周波移
    相器において、前記第1と第2および第3と第4のスイ
    ッチング素子の接続分岐をする前記入力および出力端子
    側部位に並列装荷をする請求項6または7記載の高周波
    バイアス回路を設けることを特徴とする高周波移相器。
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