JPH09213670A - 基板処理槽 - Google Patents
基板処理槽Info
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- JPH09213670A JPH09213670A JP1910396A JP1910396A JPH09213670A JP H09213670 A JPH09213670 A JP H09213670A JP 1910396 A JP1910396 A JP 1910396A JP 1910396 A JP1910396 A JP 1910396A JP H09213670 A JPH09213670 A JP H09213670A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で処理槽自体の侵食を確実に防止
しつつ、処理槽外へのパーティクルの排出を良好に行
う。 【解決手段】 上部開口を有した断面矩形の箱型の処理
槽12を形成し、これに処理液14を貯留して基板22
を浸漬するとともに、上部開口から処理液をオーバーフ
ローさせて処理液中のパーティクルを外部に排出するよ
うにした。処理槽12は、その全体をPTFE(ポリテ
トラフロロエチレン)、PVDF(フッ化ビニリデン)
等の耐侵食性を有する樹脂材から構成した。また、処理
槽12の上部には、石英ガラスからなる円柱状のオーバ
ーフロー面形成部材30を嵌め込むことにより処理液1
4のオーバーフロー面を形成した。
しつつ、処理槽外へのパーティクルの排出を良好に行
う。 【解決手段】 上部開口を有した断面矩形の箱型の処理
槽12を形成し、これに処理液14を貯留して基板22
を浸漬するとともに、上部開口から処理液をオーバーフ
ローさせて処理液中のパーティクルを外部に排出するよ
うにした。処理槽12は、その全体をPTFE(ポリテ
トラフロロエチレン)、PVDF(フッ化ビニリデン)
等の耐侵食性を有する樹脂材から構成した。また、処理
槽12の上部には、石英ガラスからなる円柱状のオーバ
ーフロー面形成部材30を嵌め込むことにより処理液1
4のオーバーフロー面を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板や液晶
ガラス基板等の基板を処理液に浸漬させてその表面に洗
浄等の処理を施すように構成された処理装置において、
特に、処理液を貯留するための基板処理槽に関するもの
である。
ガラス基板等の基板を処理液に浸漬させてその表面に洗
浄等の処理を施すように構成された処理装置において、
特に、処理液を貯留するための基板処理槽に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体基板や液晶ガラス基板
等の精密電子基板の製造プロセスにおいては、各種処理
液をそれぞれ貯留した複数の処理槽にわたって基板を順
次浸漬することにより基板に薬液処理や水洗処理等の一
連の化学処理を施すことが行われている。また、処理槽
に異なる種類の処理液を順次供給し、例えば、エッチン
グ処理と水洗処理といった異なる処理を単一の処理槽を
用いて施すことも行われている。このような処理では、
処理液供給システムにより継続的に処理液を供給するこ
とによって処理槽内の処理液をオーバーフローさせるよ
うになっており、こうすることで各処理によって生じた
汚染物質(パーティクル)を処理槽外に排出するように
している。
等の精密電子基板の製造プロセスにおいては、各種処理
液をそれぞれ貯留した複数の処理槽にわたって基板を順
次浸漬することにより基板に薬液処理や水洗処理等の一
連の化学処理を施すことが行われている。また、処理槽
に異なる種類の処理液を順次供給し、例えば、エッチン
グ処理と水洗処理といった異なる処理を単一の処理槽を
用いて施すことも行われている。このような処理では、
処理液供給システムにより継続的に処理液を供給するこ
とによって処理槽内の処理液をオーバーフローさせるよ
うになっており、こうすることで各処理によって生じた
汚染物質(パーティクル)を処理槽外に排出するように
している。
【0003】ところで、この種の基板の処理において
は、従来から処理槽として石英ガラス製のものが用いら
れてきたが、薬液の種類によっては処理槽自体が侵食さ
れてパーティクルが増加するので、石英ガラス製の処理
槽に代えて耐化学薬品性(耐侵食性)に優れた樹脂製の
処理槽の使用も考えられている。
は、従来から処理槽として石英ガラス製のものが用いら
れてきたが、薬液の種類によっては処理槽自体が侵食さ
れてパーティクルが増加するので、石英ガラス製の処理
槽に代えて耐化学薬品性(耐侵食性)に優れた樹脂製の
処理槽の使用も考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、樹脂製の処
理槽では、上述のような処理槽自体の侵食によるパーテ
ィクルの発生は効果的に抑えられるものの、石英ガラス
製の処理槽に比してパーティクルの処理槽外への排出率
が低く、そのため基板の取出しの際にパーティクルが基
板に付着し易いという弊害が生じている。
理槽では、上述のような処理槽自体の侵食によるパーテ
ィクルの発生は効果的に抑えられるものの、石英ガラス
製の処理槽に比してパーティクルの処理槽外への排出率
が低く、そのため基板の取出しの際にパーティクルが基
板に付着し易いという弊害が生じている。
【0005】これは樹脂の種類によっても異なるが、主
に石英ガラス製の処理槽に比べて樹脂製の処理槽ではぬ
れ性が悪いことに起因している。
に石英ガラス製の処理槽に比べて樹脂製の処理槽ではぬ
れ性が悪いことに起因している。
【0006】従って、上記のような弊害を回避すべく、
耐侵食性及びぬれ性に共に優れた樹脂材料により処理槽
を構成することが考えられるが、この場合には、処理液
の種類に応じた侵食の影響と上記ぬれ性とを相互に考慮
して樹脂の種類を選定する必要があるので、いずれかの
条件が満たされない場合や、あるいは満たされた場合で
もコスト的に見合わないものになる等、条件を充分に満
たす処理槽を得るのが難しい。
耐侵食性及びぬれ性に共に優れた樹脂材料により処理槽
を構成することが考えられるが、この場合には、処理液
の種類に応じた侵食の影響と上記ぬれ性とを相互に考慮
して樹脂の種類を選定する必要があるので、いずれかの
条件が満たされない場合や、あるいは満たされた場合で
もコスト的に見合わないものになる等、条件を充分に満
たす処理槽を得るのが難しい。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、簡単な構成で処理槽自体の侵食を確実
に防止しつつ、処理槽外へのパーティクルの排出を良好
に行うことができる基板処理槽を提供することを目的と
している。
れたものであり、簡単な構成で処理槽自体の侵食を確実
に防止しつつ、処理槽外へのパーティクルの排出を良好
に行うことができる基板処理槽を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る基板処理
槽は、処理液を貯留するとともに、その処理液に被処理
基板を浸漬した状態で所定の処理液導出口から処理液を
オーバーフローさせるように構成された処理槽におい
て、前記処理槽が、上記処理液について耐侵食性を有す
る樹脂材料から構成されるとともに、上記処理液導出口
の少なくとも処理液のオーバーフロー面が、前記樹脂材
料よりも処理液の接触角が小さい低接触角部材から構成
されてなるものである。
槽は、処理液を貯留するとともに、その処理液に被処理
基板を浸漬した状態で所定の処理液導出口から処理液を
オーバーフローさせるように構成された処理槽におい
て、前記処理槽が、上記処理液について耐侵食性を有す
る樹脂材料から構成されるとともに、上記処理液導出口
の少なくとも処理液のオーバーフロー面が、前記樹脂材
料よりも処理液の接触角が小さい低接触角部材から構成
されてなるものである。
【0009】請求項2に係る基板処理槽は、請求項1記
載の基板処理槽において、上記低接触角部材が石英ガラ
スから構成されてなるものである。
載の基板処理槽において、上記低接触角部材が石英ガラ
スから構成されてなるものである。
【0010】請求項3に係る基板処理槽は、請求項1記
載の基板処理槽において、上記低接触角部材がPEEK
から構成されてなるものである。
載の基板処理槽において、上記低接触角部材がPEEK
から構成されてなるものである。
【0011】請求項4に係る基板処理槽は、請求項1乃
至3のいずれかに記載の基板処理槽において、上記低接
触角部材が柱状に形成されるものであって、上記オーバ
ーフロー面は、上記処理液導出口の縁部に上記低接触角
部材が嵌合されてなるものである。
至3のいずれかに記載の基板処理槽において、上記低接
触角部材が柱状に形成されるものであって、上記オーバ
ーフロー面は、上記処理液導出口の縁部に上記低接触角
部材が嵌合されてなるものである。
【0012】請求項5に係る基板処理槽は、処理液を貯
留するとともに、その処理液に被処理基板を浸漬した状
態で所定の処理液導出口から処理液をオーバーフローさ
せるように構成された処理槽において、石英ガラスから
なる処理槽本体と、処理液導出口の処理液のオーバーフ
ロー面以外の処理槽本体の内壁面に設けられた、前記処
理液について耐侵食性を有する材料からなる侵食防止部
とを備えてなるものである。
留するとともに、その処理液に被処理基板を浸漬した状
態で所定の処理液導出口から処理液をオーバーフローさ
せるように構成された処理槽において、石英ガラスから
なる処理槽本体と、処理液導出口の処理液のオーバーフ
ロー面以外の処理槽本体の内壁面に設けられた、前記処
理液について耐侵食性を有する材料からなる侵食防止部
とを備えてなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態について
図面を用いて説明する。図1は本発明に係る基板処理槽
が適用される基板処理装置の一例を示している。この図
に示す基板処理装置10は、半導体ウエハを被処理基板
として、エッチング処理と水洗処理とを単一の装置で行
うものである。
図面を用いて説明する。図1は本発明に係る基板処理槽
が適用される基板処理装置の一例を示している。この図
に示す基板処理装置10は、半導体ウエハを被処理基板
として、エッチング処理と水洗処理とを単一の装置で行
うものである。
【0014】基板処理装置10には、処理液14を貯留
するための処理槽12が設けられており、貯留された処
理液14に基板22が浸漬されることによりエッチング
等の処理が施されるようになっている。
するための処理槽12が設けられており、貯留された処
理液14に基板22が浸漬されることによりエッチング
等の処理が施されるようになっている。
【0015】基板22は、詳しく図示していないが、処
理槽12に対して水平動及び上下動が可能なハンドリン
グ装置24に支持されている。ハンドリング装置24に
はガイド26が設けられており、多数の基板22がその
面と直交する方向(紙面に直交する方向)に一列に並べ
られた状態でガイド26に保持されている。そして、処
理時には、ハンドリング装置24の移動に応じてこれら
の基板22が一体に上記基板処理装置10に対して出し
入れされるようになっている。
理槽12に対して水平動及び上下動が可能なハンドリン
グ装置24に支持されている。ハンドリング装置24に
はガイド26が設けられており、多数の基板22がその
面と直交する方向(紙面に直交する方向)に一列に並べ
られた状態でガイド26に保持されている。そして、処
理時には、ハンドリング装置24の移動に応じてこれら
の基板22が一体に上記基板処理装置10に対して出し
入れされるようになっている。
【0016】上記処理槽12は、例えば上部開口を有し
た断面が矩形の箱型に形成され、その全体は例えばPT
FE(ポリテトラフロロエチレン)、PVDF(フッ化
ビニリデン)等の耐化学薬品性(耐侵食性)を有する樹
脂材料から構成されている。
た断面が矩形の箱型に形成され、その全体は例えばPT
FE(ポリテトラフロロエチレン)、PVDF(フッ化
ビニリデン)等の耐化学薬品性(耐侵食性)を有する樹
脂材料から構成されている。
【0017】上記処理槽12の底部には、処理槽内に処
理液14を供給するための左右一対の処理液吐出ノズル
16が備えられており、これらの処理液吐出ノズル16
も上記同様にPTFE等の樹脂材料から構成されてい
る。
理液14を供給するための左右一対の処理液吐出ノズル
16が備えられており、これらの処理液吐出ノズル16
も上記同様にPTFE等の樹脂材料から構成されてい
る。
【0018】上記処理液吐出ノズル16は、処理液14
内に開口するスリットを有する外管18と、これに内設
され、上記スリットと略反対側に開口する開口部を有す
る内管20とを備えた二重管構造となっている。内管2
0は図外の処理液供給システムに接続されており、基板
22の処理時には、上記内管20から外管18を通じて
処理槽内に処理液14が供給されるとともに、このよう
な処理液14の供給が継続的に行われることにより、処
理液14が処理槽12の上部開口を介しオーバーフロー
するようになっている。このとき、内管20に供給され
た処理液14は一旦外管18の内周面に衝突し、その後
上記スリットを介して処理槽内に流れ込むため、処理槽
内では均一な処理液14の上昇流が得られるようになっ
ている。
内に開口するスリットを有する外管18と、これに内設
され、上記スリットと略反対側に開口する開口部を有す
る内管20とを備えた二重管構造となっている。内管2
0は図外の処理液供給システムに接続されており、基板
22の処理時には、上記内管20から外管18を通じて
処理槽内に処理液14が供給されるとともに、このよう
な処理液14の供給が継続的に行われることにより、処
理液14が処理槽12の上部開口を介しオーバーフロー
するようになっている。このとき、内管20に供給され
た処理液14は一旦外管18の内周面に衝突し、その後
上記スリットを介して処理槽内に流れ込むため、処理槽
内では均一な処理液14の上昇流が得られるようになっ
ている。
【0019】なお、処理液供給システムは、純水の供給
源から上記処理液吐出ノズル16に至る処理液供給管
に、開閉バルブを介して薬液(原液)の供給源に接続さ
れる薬液供給管が接続された構成となっており、基板2
2の水洗処理時には、上記バルブが閉じられて純水のみ
が上記処理槽12に供給され、エッチング処理時には、
上記バルブが開かれて薬液(原液)が純水に混入される
ことにより所定濃度の薬液が生成されて処理槽12に供
給されるようになっている。
源から上記処理液吐出ノズル16に至る処理液供給管
に、開閉バルブを介して薬液(原液)の供給源に接続さ
れる薬液供給管が接続された構成となっており、基板2
2の水洗処理時には、上記バルブが閉じられて純水のみ
が上記処理槽12に供給され、エッチング処理時には、
上記バルブが開かれて薬液(原液)が純水に混入される
ことにより所定濃度の薬液が生成されて処理槽12に供
給されるようになっている。
【0020】一方、処理槽12の上部には、図2に示す
ように処理液14のオーバーフロー面を形成するオーバ
ーフロー面形成部材30(以下、面形成部材30と略
す)が設けられている。この面形成部材30は、処理槽
12を構成する樹脂材料よりも処理液14の接触角が小
さくなる、すなわちぬれ性が向上する材料から構成され
た円柱状の部材で、本実施形態においては石英ガラスか
ら構成されている。
ように処理液14のオーバーフロー面を形成するオーバ
ーフロー面形成部材30(以下、面形成部材30と略
す)が設けられている。この面形成部材30は、処理槽
12を構成する樹脂材料よりも処理液14の接触角が小
さくなる、すなわちぬれ性が向上する材料から構成され
た円柱状の部材で、本実施形態においては石英ガラスか
ら構成されている。
【0021】上記面形成部材30は、処理槽12の上部
開口縁部全周に亘って取付けられており、より具体的に
は、同図に示すように処理槽12を構成する各側壁の上
部に形成された凹部に嵌め込まれることによって処理槽
12に取付けられている。また、処理槽12の各側壁の
上端部において上記面形成部材30の内外にはテーパ3
2が設けられており、これにより処理槽12の各側壁が
上方に向かって先細りの形状となっている。
開口縁部全周に亘って取付けられており、より具体的に
は、同図に示すように処理槽12を構成する各側壁の上
部に形成された凹部に嵌め込まれることによって処理槽
12に取付けられている。また、処理槽12の各側壁の
上端部において上記面形成部材30の内外にはテーパ3
2が設けられており、これにより処理槽12の各側壁が
上方に向かって先細りの形状となっている。
【0022】以上のような基板処理装置10では、先
ず、上記処理液供給システムの開閉バルブが開かれて所
定濃度の薬液が処理槽12に貯留されるとともに、上記
ハンドリング装置24の作動に応じて基板22が薬液に
浸漬され、これにより基板22にエッチング処理が施さ
れる。このとき、薬液の供給が継続して行われることに
より薬液が処理槽12からオーバーフローし、これによ
りエッチング処理によって生じた汚染物質(パーティク
ル)が処理槽外部に排出される。
ず、上記処理液供給システムの開閉バルブが開かれて所
定濃度の薬液が処理槽12に貯留されるとともに、上記
ハンドリング装置24の作動に応じて基板22が薬液に
浸漬され、これにより基板22にエッチング処理が施さ
れる。このとき、薬液の供給が継続して行われることに
より薬液が処理槽12からオーバーフローし、これによ
りエッチング処理によって生じた汚染物質(パーティク
ル)が処理槽外部に排出される。
【0023】そして、一定時間エッチング処理が施され
ると、次いで、上記処理液供給システムのバルブが閉じ
られて処理槽内に純水が供給される。純水が供給される
と、処理槽内の薬液がオーバーフローに伴い処理槽外に
排出される一方、処理槽12に純水が貯留され、これに
より基板22に水洗処理が施される。このときもエッチ
ング処理同様に、純水が継続して供給されることにより
処理槽12から純水がオーバーフローし、水洗処理によ
って生じたパーティクルが処理槽外部に排出される。
ると、次いで、上記処理液供給システムのバルブが閉じ
られて処理槽内に純水が供給される。純水が供給される
と、処理槽内の薬液がオーバーフローに伴い処理槽外に
排出される一方、処理槽12に純水が貯留され、これに
より基板22に水洗処理が施される。このときもエッチ
ング処理同様に、純水が継続して供給されることにより
処理槽12から純水がオーバーフローし、水洗処理によ
って生じたパーティクルが処理槽外部に排出される。
【0024】こうして、水洗処理が終了すると、上記ハ
ンドリング装置24の作動により基板22が基板処理装
置10から取出されて次工程へと搬出される。
ンドリング装置24の作動により基板22が基板処理装
置10から取出されて次工程へと搬出される。
【0025】ところで、このような基板22の処理にお
いて、上記の基板処理装置10によれば、処理槽12及
び処理液吐出ノズル16が耐侵食性を有する樹脂材料か
ら構成されているので、処理液14による処理槽12や
処理液吐出ノズル16の侵食が効果的に抑制される。従
って、処理槽の侵食に起因したパーティクルの発生を効
果的に防止することができるとともに、処理液の供給口
等の侵食に起因して処理液の流れが乱れるといった事態
の発生を効果的に防止することができる。
いて、上記の基板処理装置10によれば、処理槽12及
び処理液吐出ノズル16が耐侵食性を有する樹脂材料か
ら構成されているので、処理液14による処理槽12や
処理液吐出ノズル16の侵食が効果的に抑制される。従
って、処理槽の侵食に起因したパーティクルの発生を効
果的に防止することができるとともに、処理液の供給口
等の侵食に起因して処理液の流れが乱れるといった事態
の発生を効果的に防止することができる。
【0026】しかも、処理槽12の全体を耐侵食性を有
する樹脂材から構成して処理槽等の侵食を防止するよう
にしながらも、処理液14のオーバーフロー面、すなわ
ち処理槽12の上部開口縁部が石英ガラスからなる面形
成部材30により形成され、これによりオーバーフロー
面のぬれ性が高められているので、処理槽の全体を単に
樹脂材料から構成していた従来のこの種の装置に比べる
とパーティクルの外部への排出を極めて良好に行うこと
ができ、具体的には、処理槽の全体を石英ガラスから構
成した装置と同等のレベルで行うことができる。また、
処理槽12の上部開口縁部全周に亘って面形成部材30
が取付けられているので、前記上部開口縁部全周から処
理液14が均一にオーバーフローする。よって処理槽1
2内において処理液14の均一な上昇流を得ることがで
きる。なお、上部開口縁部の一部からのみ処理液をオー
バーフローさせる場合は、当該処理液14がオーバーフ
ローする上部開口縁部にのみ面形成部材を取付ければよ
い。
する樹脂材から構成して処理槽等の侵食を防止するよう
にしながらも、処理液14のオーバーフロー面、すなわ
ち処理槽12の上部開口縁部が石英ガラスからなる面形
成部材30により形成され、これによりオーバーフロー
面のぬれ性が高められているので、処理槽の全体を単に
樹脂材料から構成していた従来のこの種の装置に比べる
とパーティクルの外部への排出を極めて良好に行うこと
ができ、具体的には、処理槽の全体を石英ガラスから構
成した装置と同等のレベルで行うことができる。また、
処理槽12の上部開口縁部全周に亘って面形成部材30
が取付けられているので、前記上部開口縁部全周から処
理液14が均一にオーバーフローする。よって処理槽1
2内において処理液14の均一な上昇流を得ることがで
きる。なお、上部開口縁部の一部からのみ処理液をオー
バーフローさせる場合は、当該処理液14がオーバーフ
ローする上部開口縁部にのみ面形成部材を取付ければよ
い。
【0027】ところで、上記のように耐侵食性及びパー
ティクル排出性に共に優れた処理槽を得る方法として、
例えば、耐侵食性及びぬれ性に共に優れた樹脂材料から
処理槽全体を構成することが考えられるが、この場合に
は、処理液の種類に応じた侵食の影響と上記ぬれ性とを
相互に考慮して樹脂の種類を選定する必要があるので、
いずれかの条件が充分に満たされない場合や、あるいは
満たされた場合でもコスト的に見合わないものになる
等、条件を満たす処理槽を得ることが難しい。しかし、
上記基板処理装置10の構成によれば、使用される処理
液14に最適な耐侵食性の樹脂材料を選定して処理槽1
2等を構成し、処理槽12の上部開口縁部に上記のよう
な面形成部材30を取付けるだけで、耐侵食性及びパー
ティクル排出性に共に優れた処理槽を確実に得ることが
できるので、処理目的に合致した処理槽を容易に得るこ
とができるという利点がある。
ティクル排出性に共に優れた処理槽を得る方法として、
例えば、耐侵食性及びぬれ性に共に優れた樹脂材料から
処理槽全体を構成することが考えられるが、この場合に
は、処理液の種類に応じた侵食の影響と上記ぬれ性とを
相互に考慮して樹脂の種類を選定する必要があるので、
いずれかの条件が充分に満たされない場合や、あるいは
満たされた場合でもコスト的に見合わないものになる
等、条件を満たす処理槽を得ることが難しい。しかし、
上記基板処理装置10の構成によれば、使用される処理
液14に最適な耐侵食性の樹脂材料を選定して処理槽1
2等を構成し、処理槽12の上部開口縁部に上記のよう
な面形成部材30を取付けるだけで、耐侵食性及びパー
ティクル排出性に共に優れた処理槽を確実に得ることが
できるので、処理目的に合致した処理槽を容易に得るこ
とができるという利点がある。
【0028】なお、上記実施形態の基板処理装置10は
本発明に係る基板処理槽が適用される基板処理装置の一
例であって、基板処理装置や処理槽の具体的な構成は、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る基板処理槽が適用される基板処理装置の一
例であって、基板処理装置や処理槽の具体的な構成は、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0029】例えば、上記実施形態の基板処理装置10
では、石英ガラスからなる円柱状の部材を面形成部材3
0とし、これを処理槽12の側壁の上部に嵌め込むこと
により処理液14のオーバーフロー面を形成するように
しているが、これ以外に、図3に示すように角柱状の面
形成部材34を取付けるようにしたり、あるいは図4に
示すように処理槽12の上部開口に合致する断面矩形の
筒状の面形成部材36を形成してこれを処理槽12の上
部に内嵌するようにしてもよい。また、形成部材30を
構成する材料も、上記石英ガラス以外に、処理槽12を
構成する樹脂材料よりも接触角の小さい材料ならば樹脂
を使用してもよい。例えば、PEEKの接触角は石英ガ
ラスよりも大きいが、樹脂の中では最も小さい。また、
樹脂を処理液に接触させると微量ながら樹脂自身に含ま
れている金属が処理液に溶出しパーティクルとなるが、
PEEKは樹脂の中で最も金属の溶出が少ない。従っ
て、面形成部材30をPEEKから構成すればパーティ
クルを効果的に排出でき、かつ処理液の侵食に耐性があ
って金属の溶出の少ないオーバーフロー面を得ることが
できる。さらに、上記処理槽12では、テーパ32を設
けることにより処理槽12の各側壁を上方に向かって先
細りの形状に形成しているが、必ずしもこのような加工
を施す必要はない。但し、このような構成を採用すれば
処理液14のオーバーフローがより円滑に行われるの
で、パーティクルの排出性を高める上では採用する方が
望ましい。
では、石英ガラスからなる円柱状の部材を面形成部材3
0とし、これを処理槽12の側壁の上部に嵌め込むこと
により処理液14のオーバーフロー面を形成するように
しているが、これ以外に、図3に示すように角柱状の面
形成部材34を取付けるようにしたり、あるいは図4に
示すように処理槽12の上部開口に合致する断面矩形の
筒状の面形成部材36を形成してこれを処理槽12の上
部に内嵌するようにしてもよい。また、形成部材30を
構成する材料も、上記石英ガラス以外に、処理槽12を
構成する樹脂材料よりも接触角の小さい材料ならば樹脂
を使用してもよい。例えば、PEEKの接触角は石英ガ
ラスよりも大きいが、樹脂の中では最も小さい。また、
樹脂を処理液に接触させると微量ながら樹脂自身に含ま
れている金属が処理液に溶出しパーティクルとなるが、
PEEKは樹脂の中で最も金属の溶出が少ない。従っ
て、面形成部材30をPEEKから構成すればパーティ
クルを効果的に排出でき、かつ処理液の侵食に耐性があ
って金属の溶出の少ないオーバーフロー面を得ることが
できる。さらに、上記処理槽12では、テーパ32を設
けることにより処理槽12の各側壁を上方に向かって先
細りの形状に形成しているが、必ずしもこのような加工
を施す必要はない。但し、このような構成を採用すれば
処理液14のオーバーフローがより円滑に行われるの
で、パーティクルの排出性を高める上では採用する方が
望ましい。
【0030】次に、本発明に係る第2の実施形態につい
て図5を用いて説明する。この第2の実施形態に係る基
板処理槽が前述の第1の実施形態に係る基板処理槽と異
なる点は、処理槽12が石英ガラス製であること及び処
理槽12のオーバーフロー面以外の内壁面に耐侵食性の
ある材料からなる侵食防止部37が設けられていること
である。当該侵食防止部37はPTFE、PVDF、P
EEK、PFA(4フッ化エチレン−パーフロロアルキ
ルビニルエーテル共重合樹脂)等の耐侵食性のある樹脂
を処理槽12の内壁面にコーティングしたものである。
なお、この侵食防止部37は耐侵食性のある樹脂の板を
処理槽12の内壁面に固着することで構成してもよい
し、水平断面視で矩形で処理槽12に嵌合する部材を耐
侵食性の樹脂で構成し、これを処理槽12に嵌合しても
よい。
て図5を用いて説明する。この第2の実施形態に係る基
板処理槽が前述の第1の実施形態に係る基板処理槽と異
なる点は、処理槽12が石英ガラス製であること及び処
理槽12のオーバーフロー面以外の内壁面に耐侵食性の
ある材料からなる侵食防止部37が設けられていること
である。当該侵食防止部37はPTFE、PVDF、P
EEK、PFA(4フッ化エチレン−パーフロロアルキ
ルビニルエーテル共重合樹脂)等の耐侵食性のある樹脂
を処理槽12の内壁面にコーティングしたものである。
なお、この侵食防止部37は耐侵食性のある樹脂の板を
処理槽12の内壁面に固着することで構成してもよい
し、水平断面視で矩形で処理槽12に嵌合する部材を耐
侵食性の樹脂で構成し、これを処理槽12に嵌合しても
よい。
【0031】このように処理槽12のオーバーフロー面
以外の内壁面に耐侵食性のある材料からなる侵食防止部
37を設けることによって処理槽12の侵食を確実に防
止し、かつ処理層12外へのパーティクルの排出を良好
に行うことができる。なお、この第2の実施形態によれ
ば石英ガラス製の処理槽12に侵食防止部37を設ける
だけでよいので、既存の石英ガラス製の処理槽12を容
易に流用できる。
以外の内壁面に耐侵食性のある材料からなる侵食防止部
37を設けることによって処理槽12の侵食を確実に防
止し、かつ処理層12外へのパーティクルの排出を良好
に行うことができる。なお、この第2の実施形態によれ
ば石英ガラス製の処理槽12に侵食防止部37を設ける
だけでよいので、既存の石英ガラス製の処理槽12を容
易に流用できる。
【0032】なお、上記各実施形態の基板処理装置10
では、単一の装置で基板22に対してエッチング処理と
水洗処理を施すように構成されているが、本願発明の構
成は、処理液に基板22を浸漬させて処理液をオーバー
フローさせながら処理を行うタイプの基板処理装置であ
れば、一種類、あるいは三種類以上の処理を単一の装置
で行う基板処理装置にも適用可能である。
では、単一の装置で基板22に対してエッチング処理と
水洗処理を施すように構成されているが、本願発明の構
成は、処理液に基板22を浸漬させて処理液をオーバー
フローさせながら処理を行うタイプの基板処理装置であ
れば、一種類、あるいは三種類以上の処理を単一の装置
で行う基板処理装置にも適用可能である。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、被処理基板を
浸漬した状態で所定の処理液導出口から処理液をオーバ
ーフローさせるように構成された処理槽において、前記
処理槽の全体を耐侵食性の樹脂材料から構成するととも
に、処理液導出口の少なくとも処理液のオーバーフロー
面を、処理液の接触角を小さくする低接触角部材から構
成するようにしたので、処理槽の侵食を効果的に抑え
て、パーティクルの発生や処理液供給口等の侵食に起因
した処理液の流れの乱れを確実に防止しつつ、処理時に
発生したパーティクルを処理液のオーバーフローに伴い
効果的に処理槽外に排出することができる。
浸漬した状態で所定の処理液導出口から処理液をオーバ
ーフローさせるように構成された処理槽において、前記
処理槽の全体を耐侵食性の樹脂材料から構成するととも
に、処理液導出口の少なくとも処理液のオーバーフロー
面を、処理液の接触角を小さくする低接触角部材から構
成するようにしたので、処理槽の侵食を効果的に抑え
て、パーティクルの発生や処理液供給口等の侵食に起因
した処理液の流れの乱れを確実に防止しつつ、処理時に
発生したパーティクルを処理液のオーバーフローに伴い
効果的に処理槽外に排出することができる。
【0034】請求項2の発明によれば、上記低接触角部
材を石英ガラスから構成したので、全体を石英ガラスで
構成した処理槽と同等のレベルで処理液中の浮遊パーテ
ィクルを処理槽外に排出することができる。
材を石英ガラスから構成したので、全体を石英ガラスで
構成した処理槽と同等のレベルで処理液中の浮遊パーテ
ィクルを処理槽外に排出することができる。
【0035】請求項3の発明によれば、低接触角部材を
接触角が小さく、かつ処理液に対して耐侵食性のあるP
EEKで構成したので、処理槽の侵食を確実に防止し、
かつ処理槽外へのパーティクルの排出を良好に行うこと
ができる。また、低接触角部材自体の処理液による侵食
も防止することができる。
接触角が小さく、かつ処理液に対して耐侵食性のあるP
EEKで構成したので、処理槽の侵食を確実に防止し、
かつ処理槽外へのパーティクルの排出を良好に行うこと
ができる。また、低接触角部材自体の処理液による侵食
も防止することができる。
【0036】請求項4の発明によれば、上記低接触角部
材を柱状に形成し、これを処理液導出口の縁部に嵌合す
してオーバーフロー面を構成したので、ぬれ性に優れた
オーバーフロー面を容易に設けることができる。
材を柱状に形成し、これを処理液導出口の縁部に嵌合す
してオーバーフロー面を構成したので、ぬれ性に優れた
オーバーフロー面を容易に設けることができる。
【0037】請求項5の発明によれば、処理槽本体を石
英ガラスで構成し、処理液導出口の処理液のオーバーフ
ロー面以外の処理槽本体の内壁面に、処理液について耐
侵食性を有する材料からなる侵食防止部を設けたので、
処理層の侵食を確実に防止し、かつ処理槽外へのパーテ
ィクルの排出を良好に行うことができる。
英ガラスで構成し、処理液導出口の処理液のオーバーフ
ロー面以外の処理槽本体の内壁面に、処理液について耐
侵食性を有する材料からなる侵食防止部を設けたので、
処理層の侵食を確実に防止し、かつ処理槽外へのパーテ
ィクルの排出を良好に行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る基板処理槽が適
用される基板処理装置を示す概略図である。
用される基板処理装置を示す概略図である。
【図2】処理槽の構成を示す断面略図である。
【図3】処理槽の別の構成を示す断面略図である。
【図4】処理槽の別の構成を示す断面略図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る基板処理槽が適
用される基板処理装置を示す概略図である。
用される基板処理装置を示す概略図である。
10 基板処理装置 12 処理槽 14 処理液 16 処理液吐出ノズル 18 外管 20 内管 22 基板 24 ハンドリング装置 26 ガイド 30 オーバーフロー面形成部材 32 テーパ
Claims (5)
- 【請求項1】 処理液を貯留するとともに、その処理液
に被処理基板を浸漬した状態で所定の処理液導出口から
処理液をオーバーフローさせるように構成された処理槽
において、前記処理槽は、上記処理液について耐侵食性
を有する樹脂材料から構成されるとともに、上記処理液
導出口の少なくとも処理液のオーバーフロー面が、前記
樹脂材料よりも処理液の接触角が小さい低接触角部材か
ら構成されてなることを特徴とする基板処理槽。 - 【請求項2】 上記低接触角部材は、石英ガラスから構
成されてなることを特徴とする請求項1記載の基板処理
槽。 - 【請求項3】 上記低接触角部材は、PEEKから構成
されてなることを特徴とする請求項1記載の基板処理
槽。 - 【請求項4】 上記低接触角部材は柱状に形成されるも
のであって、上記オーバーフロー面は、上記処理液導出
口の縁部に上記低接触角部材が嵌合されてなることを特
徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の基板処理
槽。 - 【請求項5】 処理液を貯留するとともに、その処理液
に被処理基板を浸漬した状態で所定の処理液導出口から
処理液をオーバーフローさせるように構成された処理槽
において、石英ガラスからなる処理槽本体と、処理液導
出口の処理液のオーバーフロー面以外の処理槽本体の内
壁面に設けられた、前記処理液について耐侵食性を有す
る材料からなる侵食防止部とを備えてなることを特徴と
する基板処理槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1910396A JPH09213670A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 基板処理槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1910396A JPH09213670A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 基板処理槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09213670A true JPH09213670A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11990155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1910396A Pending JPH09213670A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 基板処理槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09213670A (ja) |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP1910396A patent/JPH09213670A/ja active Pending
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