JPH09212599A - Icカードリーダライタ - Google Patents
IcカードリーダライタInfo
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- JPH09212599A JPH09212599A JP8040692A JP4069296A JPH09212599A JP H09212599 A JPH09212599 A JP H09212599A JP 8040692 A JP8040692 A JP 8040692A JP 4069296 A JP4069296 A JP 4069296A JP H09212599 A JPH09212599 A JP H09212599A
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- JP
- Japan
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- card
- communication
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- microcomputer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成が異なる2種類のICカードにアクセス
可能とすること。 【解決手段】 コンタクトヘッド10がICカードの端
子に当接した時点で第1の活性化処理を実行してICカ
ードから規定の応答が得られた場合には第1の通信方式
でアクセスが可能であると判定し、また第1の活性化処
理ではICカードから規定の応答が得られなかった場合
には第2の活性化処理を実行し、ICカードから規定の
応答が得られた場合には第2の通信方式でアクセスが可
能であると判定する接続判定手段11と、活性化処理が
行われた以後、接続判定手段11での判定結果に対応し
てICカードの半導体記憶手段と同期式通信によりコン
タクトする第1の通信方式と、ICカードのマイクロコ
ンピュータと調歩式通信によりコンタクトする第2の通
信方式のいずれかを実行する通信手段14とを備える。
ICカードの構造により異なる活性化処理によりリセッ
トされるか、否かを検出して、ICカードの種類を特定
して当該ICカードに適した通信方式によりアクセスす
る。
可能とすること。 【解決手段】 コンタクトヘッド10がICカードの端
子に当接した時点で第1の活性化処理を実行してICカ
ードから規定の応答が得られた場合には第1の通信方式
でアクセスが可能であると判定し、また第1の活性化処
理ではICカードから規定の応答が得られなかった場合
には第2の活性化処理を実行し、ICカードから規定の
応答が得られた場合には第2の通信方式でアクセスが可
能であると判定する接続判定手段11と、活性化処理が
行われた以後、接続判定手段11での判定結果に対応し
てICカードの半導体記憶手段と同期式通信によりコン
タクトする第1の通信方式と、ICカードのマイクロコ
ンピュータと調歩式通信によりコンタクトする第2の通
信方式のいずれかを実行する通信手段14とを備える。
ICカードの構造により異なる活性化処理によりリセッ
トされるか、否かを検出して、ICカードの種類を特定
して当該ICカードに適した通信方式によりアクセスす
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術の分野】本発明は,ICカードとホ
ストとを接続してICカードからデータの読出しや、書
込みを行うICカードリーダライタに関する。
ストとを接続してICカードからデータの読出しや、書
込みを行うICカードリーダライタに関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、プリペイカード等の単純
な記憶媒体として使用されるメモリだけを内蔵したIC
カード、金融や流通、医療等のICカードとして高度の
セキュリテイを必要とするデータを格納する記憶媒体と
して使用されるICカードと、マイクロコンピュータ付
きICカードの2種類に大きく分類される。
な記憶媒体として使用されるメモリだけを内蔵したIC
カード、金融や流通、医療等のICカードとして高度の
セキュリテイを必要とするデータを格納する記憶媒体と
して使用されるICカードと、マイクロコンピュータ付
きICカードの2種類に大きく分類される。
【0003】前者は、データを格納する半導体記憶手段
と、半導体記憶手段へのデータの書込みや半導体記憶手
段からのデータの読出しの制御を行うホストとの通信を
担うインタフェースと、必要に応じて作動電力を供給す
る電池とを高分子材料によりモールドしてカード状の基
体に成形するとともに、基体の表面にコンタクトヘッド
を介してホストに接続する端子を設けて構成されてい
る。
と、半導体記憶手段へのデータの書込みや半導体記憶手
段からのデータの読出しの制御を行うホストとの通信を
担うインタフェースと、必要に応じて作動電力を供給す
る電池とを高分子材料によりモールドしてカード状の基
体に成形するとともに、基体の表面にコンタクトヘッド
を介してホストに接続する端子を設けて構成されてい
る。
【0004】他方、後者はセキュリテイを確保するため
に、前者の構成の他にマイクロコンピュータを組み込ん
で、外部装置からのアクセスをICカード自身で監視す
る機能が付加されており、さらには内蔵しているマイク
ロコンピュータの機能を積極的に利用して情報器機とし
て機能させるためにアクセス権の設定や、暗号化などの
高度な情報処理手段が設けられている。
に、前者の構成の他にマイクロコンピュータを組み込ん
で、外部装置からのアクセスをICカード自身で監視す
る機能が付加されており、さらには内蔵しているマイク
ロコンピュータの機能を積極的に利用して情報器機とし
て機能させるためにアクセス権の設定や、暗号化などの
高度な情報処理手段が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような単なる記憶
媒体として機能するICカードと、マイクロコンピュー
タ付きICカードとは、カード基体の形状、サイズ、及
び接点構造が同一規格を踏襲している一方、半導体記憶
手段へのアクセスのための手順が全く異なるため、それ
ぞれの構成に対応した専用のICカードリーダライタを
必要として、ICカードの汎用性を阻害したり、またI
Cカードを利用するシステムの構造を複雑化させたり、
さらにはユーザにとっては自分が所有するカードに一致
するICカードリーダライタを確認する必要が有り使い
勝手が悪いという問題がある。本発明はこのような問題
に鑑みてなされたものであって,その目的とするところ
は構成の異なる2種類のICカードとのデータの授受を
可能とする新規なICカードリーダライタを提供するこ
とである。
媒体として機能するICカードと、マイクロコンピュー
タ付きICカードとは、カード基体の形状、サイズ、及
び接点構造が同一規格を踏襲している一方、半導体記憶
手段へのアクセスのための手順が全く異なるため、それ
ぞれの構成に対応した専用のICカードリーダライタを
必要として、ICカードの汎用性を阻害したり、またI
Cカードを利用するシステムの構造を複雑化させたり、
さらにはユーザにとっては自分が所有するカードに一致
するICカードリーダライタを確認する必要が有り使い
勝手が悪いという問題がある。本発明はこのような問題
に鑑みてなされたものであって,その目的とするところ
は構成の異なる2種類のICカードとのデータの授受を
可能とする新規なICカードリーダライタを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、ICカードの端子にコンタ
クトヘッドを介して接続し、ICカードからデータを読
出したり、また前記ICカードにデータを書き込むIC
カードリーダライタにおいて、前記コンタクトヘッドが
ICカードの前記端子に当接した時点で第1の活性化処
理を実行して前記ICカードから規定の応答が得られた
場合には第1の通信方式でアクセスが可能であると判定
し、また第1の活性化処理では前記ICカードから規定
の応答が得られなかった場合には第2の活性化処理を実
行し、前記ICカードから規定の応答が得られた場合に
は第2の通信方式でアクセスが可能であると判定する接
続判定手段と、前記活性化処理が行われた以後、前記接
続判定手段での判定結果に対応して前記ICカードの半
導体記憶手段と同期式通信によりコンタクトする第1の
通信方式と、前記ICカードのマイクロコンピュータと
調歩式通信によりコンタクトする第2の通信方式のいず
れかを実行する通信手段とを備えるようにした。
るために本発明においては、ICカードの端子にコンタ
クトヘッドを介して接続し、ICカードからデータを読
出したり、また前記ICカードにデータを書き込むIC
カードリーダライタにおいて、前記コンタクトヘッドが
ICカードの前記端子に当接した時点で第1の活性化処
理を実行して前記ICカードから規定の応答が得られた
場合には第1の通信方式でアクセスが可能であると判定
し、また第1の活性化処理では前記ICカードから規定
の応答が得られなかった場合には第2の活性化処理を実
行し、前記ICカードから規定の応答が得られた場合に
は第2の通信方式でアクセスが可能であると判定する接
続判定手段と、前記活性化処理が行われた以後、前記接
続判定手段での判定結果に対応して前記ICカードの半
導体記憶手段と同期式通信によりコンタクトする第1の
通信方式と、前記ICカードのマイクロコンピュータと
調歩式通信によりコンタクトする第2の通信方式のいず
れかを実行する通信手段とを備えるようにした。
【0007】
【作用】ICカードの構造により異なる活性化処理によ
りICカードから規定の応答が得られるか否かを検出し
て、ICカードの種類を特定して当該ICカードに適し
た通信方式によりアクセスする。
りICカードから規定の応答が得られるか否かを検出し
て、ICカードの種類を特定して当該ICカードに適し
た通信方式によりアクセスする。
【0008】
【発明の実施の態様】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。先ず、現在実用化され
ている2種類のICカードの概要について説明する。図
1(イ)はICカードの概観を示すもので、半導体記憶
手段や制御手段、及びマイクロコンピュータ等からなる
ICモジュールを収容するカード基体1の表面に、VC
C(回路電圧供給)端子C1、RST(リセット信号)
端子C2、CLK(クロック信号)端子C3、RFU
(予備)端子C4、GND(ゼロ電圧)端子C5、VP
P(プログラム供給電圧)端子C6、I/O(データ入
出力)端子C7、及びRFU(予備)端子C8を設けて
構成されている。
した実施例に基づいて説明する。先ず、現在実用化され
ている2種類のICカードの概要について説明する。図
1(イ)はICカードの概観を示すもので、半導体記憶
手段や制御手段、及びマイクロコンピュータ等からなる
ICモジュールを収容するカード基体1の表面に、VC
C(回路電圧供給)端子C1、RST(リセット信号)
端子C2、CLK(クロック信号)端子C3、RFU
(予備)端子C4、GND(ゼロ電圧)端子C5、VP
P(プログラム供給電圧)端子C6、I/O(データ入
出力)端子C7、及びRFU(予備)端子C8を設けて
構成されている。
【0009】図1(ロ)は、メモリのみを内蔵したIC
カードの一実施例を示すもので、外部装置と後述する半
導体記憶手段4との通信を可能とするシリアル−パラレ
ル変換機能を備えたインタフェース回路3と、データを
記憶する半導体記憶手段4とからなり、上述のVCC端
子C1、RST端子C2、CLK端子C3、GND端子
C5、VPP端子C6、I/O端子C7を用いて外部装
置と半導体記憶手段4と直接通信できるように構成され
ている。
カードの一実施例を示すもので、外部装置と後述する半
導体記憶手段4との通信を可能とするシリアル−パラレ
ル変換機能を備えたインタフェース回路3と、データを
記憶する半導体記憶手段4とからなり、上述のVCC端
子C1、RST端子C2、CLK端子C3、GND端子
C5、VPP端子C6、I/O端子C7を用いて外部装
置と半導体記憶手段4と直接通信できるように構成され
ている。
【0010】図1(ハ)は、マイクロコンピュータ付き
ICカードと呼ばれるICカードの一実施例を示すもの
で、外部装置との通信を可能とするシリアル−パラレル
変換機能を備えたインタフェース回路6と、データを記
憶する半導体記憶手段7と、外部からのアクセスを監視
するマイクロコンピュータ8と、これの制御プログラム
を格納するROM9とからなり、上述のICカードと同
様にVCC端子C1、RST端子C2、CLK端子C
3、GND端子C5、VPP端子C6、I/O端子C7
を用いてマイクロコンピュータ8を介して半導体記憶手
段7と通信ができるように構成されている。
ICカードと呼ばれるICカードの一実施例を示すもの
で、外部装置との通信を可能とするシリアル−パラレル
変換機能を備えたインタフェース回路6と、データを記
憶する半導体記憶手段7と、外部からのアクセスを監視
するマイクロコンピュータ8と、これの制御プログラム
を格納するROM9とからなり、上述のICカードと同
様にVCC端子C1、RST端子C2、CLK端子C
3、GND端子C5、VPP端子C6、I/O端子C7
を用いてマイクロコンピュータ8を介して半導体記憶手
段7と通信ができるように構成されている。
【0011】このように構成されたICカードの内、マ
イクロコンピュータを内蔵しないICカードへのアクセ
スは、RST端子C2をLレベル状態にして、VCC端
子C1に所定の電圧を供給する一方、外部装置が受信モ
ードに切り替わってVPP端子C6を休止状態にしてC
LK端子C3に半導体記憶手段4を作動させるのに適し
た周波数のクロック信号を供給して、ICカードにアク
セス可能な状態にするための第1の活性化処理を行なう
ことにより半導体記憶手段4にアクセスが可能となる
(図2(イ))。
イクロコンピュータを内蔵しないICカードへのアクセ
スは、RST端子C2をLレベル状態にして、VCC端
子C1に所定の電圧を供給する一方、外部装置が受信モ
ードに切り替わってVPP端子C6を休止状態にしてC
LK端子C3に半導体記憶手段4を作動させるのに適し
た周波数のクロック信号を供給して、ICカードにアク
セス可能な状態にするための第1の活性化処理を行なう
ことにより半導体記憶手段4にアクセスが可能となる
(図2(イ))。
【0012】一方、マイクロコンピュータを内蔵したI
Cカードへのアクセスは、RST端子C2をLレベル状
態にして、VCC端子C1に所定の電圧を供給する一
方、外部装置が受信モードに切り替わってVPP端子C
6を休止状態とし、CLK端子C3にイクロコンピュー
タ8を作動させるのに適した周波数のクロック信号を供
給して、ICカードをアクセス可能な状態にする。そし
てさらにカード毎に定められているセキュリテイ解除プ
ロセスを経ることにより初めて半導体記憶手段7にアク
セスが可能となる(図2(ロ))。
Cカードへのアクセスは、RST端子C2をLレベル状
態にして、VCC端子C1に所定の電圧を供給する一
方、外部装置が受信モードに切り替わってVPP端子C
6を休止状態とし、CLK端子C3にイクロコンピュー
タ8を作動させるのに適した周波数のクロック信号を供
給して、ICカードをアクセス可能な状態にする。そし
てさらにカード毎に定められているセキュリテイ解除プ
ロセスを経ることにより初めて半導体記憶手段7にアク
セスが可能となる(図2(ロ))。
【0013】図3は、本発明の一実施例を示すものであ
って、図中符号10は、接続判定手段で、コンタクトヘ
ッド11がICカードが装填されたことを検出した時点
で前述の第1の活性化処理を実行し、これにより接続判
定手段12によりICカードから規定のレスポンスが確
認された場合には当該ICカードへのアクセス可能と判
定し、また第1の活性化処理では規定のレスポンスが得
られなかった場合には接続判定手段12からの信号によ
り前述の第2の活性化処理を実行するものである。
って、図中符号10は、接続判定手段で、コンタクトヘ
ッド11がICカードが装填されたことを検出した時点
で前述の第1の活性化処理を実行し、これにより接続判
定手段12によりICカードから規定のレスポンスが確
認された場合には当該ICカードへのアクセス可能と判
定し、また第1の活性化処理では規定のレスポンスが得
られなかった場合には接続判定手段12からの信号によ
り前述の第2の活性化処理を実行するものである。
【0014】13は、通信手段で、接続判定手段12で
の判定結果に基づいて同期式通信または調歩式通信のい
ずれかによってICカードに適した方式により半導体記
憶手段4、またはマイクロコンピュータ8にアクセスを
行うように構成されている。なお、図中符号14は、ク
ロック発生手段を示す。
の判定結果に基づいて同期式通信または調歩式通信のい
ずれかによってICカードに適した方式により半導体記
憶手段4、またはマイクロコンピュータ8にアクセスを
行うように構成されている。なお、図中符号14は、ク
ロック発生手段を示す。
【0015】次にこのように構成した装置の動作を図4
に示したフローチャートに基づいて説明する。ICリー
ダライタにICカードが装填されて端子C1〜C8にコ
ンタクトヘッド10が接続されると(ステップ イ)、
接続判定手段11は半導体記憶手段4へのアクセスに適
した周波数のクロック信号を供給して第1の活性化処理
を行ない(ステップ ロ)、ICカードから規定のレス
ポンスが得られるか、否かを判定する(ステップ
ハ)。
に示したフローチャートに基づいて説明する。ICリー
ダライタにICカードが装填されて端子C1〜C8にコ
ンタクトヘッド10が接続されると(ステップ イ)、
接続判定手段11は半導体記憶手段4へのアクセスに適
した周波数のクロック信号を供給して第1の活性化処理
を行ない(ステップ ロ)、ICカードから規定のレス
ポンスが得られるか、否かを判定する(ステップ
ハ)。
【0016】この第1の活性化処理によりICカードか
ら規定のレスポンスが得られた場合には、当該ICカー
ドはマイクロコンピュータ8を内蔵するものではなく、
メモリだけを内蔵したICカードであるから、通信手段
14は、同期式通信により半導体記憶手段4にアクセス
し(ステップ ニ)データを読出したり、またデータを
書き込む(ステップ ホ)。
ら規定のレスポンスが得られた場合には、当該ICカー
ドはマイクロコンピュータ8を内蔵するものではなく、
メモリだけを内蔵したICカードであるから、通信手段
14は、同期式通信により半導体記憶手段4にアクセス
し(ステップ ニ)データを読出したり、またデータを
書き込む(ステップ ホ)。
【0017】一方、装填されたICカードが第1の活性
化処理によっては規定のレスポンスを発しなかった場合
には(ステップ ハ)、接続判定手段11は、クロック
発生手段14のクロック周波数をマイクロコンピュータ
8にアクセスするに適した周波数に切替えて第2の活性
化処理を実行し(ステップ ヘ)、ICカードから規定
のレスポンスが得られるか否かを判定する(ステップ
ト)。
化処理によっては規定のレスポンスを発しなかった場合
には(ステップ ハ)、接続判定手段11は、クロック
発生手段14のクロック周波数をマイクロコンピュータ
8にアクセスするに適した周波数に切替えて第2の活性
化処理を実行し(ステップ ヘ)、ICカードから規定
のレスポンスが得られるか否かを判定する(ステップ
ト)。
【0018】規定のレスポンスが得られた段階で通信手
段14は、調歩同期式通信によりマイクロコンピュータ
8にアクセスし(ステップ チ)、所定のセキュリテイ
解除動作を経た後、マイクロコンピュータ8を経由して
半導体記憶手段7からデータの読出しや、これへのデー
タの書込みを実行する(ステップ ホ)。
段14は、調歩同期式通信によりマイクロコンピュータ
8にアクセスし(ステップ チ)、所定のセキュリテイ
解除動作を経た後、マイクロコンピュータ8を経由して
半導体記憶手段7からデータの読出しや、これへのデー
タの書込みを実行する(ステップ ホ)。
【0019】そして、第2の活性化処理によってもIC
カードから規定のレスポンスが得られない場合には(ス
テップ ト)、規格外のものや故障の虞があるから、そ
の旨を報知し、ICカードを排出する(ステップ
ヌ)。
カードから規定のレスポンスが得られない場合には(ス
テップ ト)、規格外のものや故障の虞があるから、そ
の旨を報知し、ICカードを排出する(ステップ
ヌ)。
【0020】なお、メモリだけを内蔵したICカード
は、データ入出力に対する保護が貧弱で、マイクロコン
ピュータを作動させるの適した周波数のクロック信号を
供給すると、データが破壊される虞があるが、上述のよ
うに最初に行う活性化処理の周波数を半導体記憶手段の
データにアクセスするのに適した周波数のクロックで行
ってメモリだけを内蔵したICカードでないものである
ことが確認されてから、マイクロコンピュータを作動さ
せるのに適した周波数のクロックを供給する第2の活性
化処理を行なっているので、ICカードのデータを誤っ
て破壊するという事故を防止することができる。
は、データ入出力に対する保護が貧弱で、マイクロコン
ピュータを作動させるの適した周波数のクロック信号を
供給すると、データが破壊される虞があるが、上述のよ
うに最初に行う活性化処理の周波数を半導体記憶手段の
データにアクセスするのに適した周波数のクロックで行
ってメモリだけを内蔵したICカードでないものである
ことが確認されてから、マイクロコンピュータを作動さ
せるのに適した周波数のクロックを供給する第2の活性
化処理を行なっているので、ICカードのデータを誤っ
て破壊するという事故を防止することができる。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、ICカードの端子にコンタクトヘッドを介して接続
し、ICカードからデータを読出したり、またICカー
ドにデータを書き込むICカードリーダライタにおい
て、コンタクトヘッドがICカードの端子に当接した時
点で第1の活性化処理を実行してICカードから規定の
応答が得られた場合には第1の通信方式でアクセスが可
能であると判定し、また第1の活性化処理ではICカー
ドから規定の応答が得られなかった場合には第2の活性
化処理を実行し、ICカードから規定の応答が得られた
場合には第2の通信方式でアクセスが可能であると判定
する接続判定手段と、活性化処理が行われた以後、接続
判定手段での判定結果に対応してICカードの半導体記
憶手段と同期式通信によりコンタクトする第1の通信方
式と、ICカードのマイクロコンピュータと調歩式通信
によりコンタクトする第2の通信方式のいずれかを実行
する通信手段とを備えたので、カードの構造により異な
る活性化処理により規定の応答が得られるか、否かを検
出してICカードの種類を特定して当該ICカードに適
した通信方式を自動的に選択できるため、ICカードの
種類の如何にかかわらずに格納されているデータにアク
セスすることができる。
は、ICカードの端子にコンタクトヘッドを介して接続
し、ICカードからデータを読出したり、またICカー
ドにデータを書き込むICカードリーダライタにおい
て、コンタクトヘッドがICカードの端子に当接した時
点で第1の活性化処理を実行してICカードから規定の
応答が得られた場合には第1の通信方式でアクセスが可
能であると判定し、また第1の活性化処理ではICカー
ドから規定の応答が得られなかった場合には第2の活性
化処理を実行し、ICカードから規定の応答が得られた
場合には第2の通信方式でアクセスが可能であると判定
する接続判定手段と、活性化処理が行われた以後、接続
判定手段での判定結果に対応してICカードの半導体記
憶手段と同期式通信によりコンタクトする第1の通信方
式と、ICカードのマイクロコンピュータと調歩式通信
によりコンタクトする第2の通信方式のいずれかを実行
する通信手段とを備えたので、カードの構造により異な
る活性化処理により規定の応答が得られるか、否かを検
出してICカードの種類を特定して当該ICカードに適
した通信方式を自動的に選択できるため、ICカードの
種類の如何にかかわらずに格納されているデータにアク
セスすることができる。
【図1】図(イ)、(ロ)、(ハ)は、それぞれICカ
ードの概観、及び方式の異なるICカードの構造を示す
図である。
ードの概観、及び方式の異なるICカードの構造を示す
図である。
【図2】図(イ)、(ロ)は、それぞれ方式の異なるI
Cカードの活性化処理を示すタイミング図である。
Cカードの活性化処理を示すタイミング図である。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図4】同上装置の動作を示すフローチャートである。
10 コンタクトヘッド C1〜C8 ICカードの端子
Claims (2)
- 【請求項1】 ICカードの端子にコンタクトヘッドを
介して接続し、ICカードからデータを読出したり、ま
た前記ICカードにデータを書き込むICカードリーダ
ライタにおいて、 前記コンタクトヘッドがICカードの前記端子に当接し
た時点で第1の活性化処理を実行して前記ICカードか
ら規定の応答が得られた場合には第1の通信方式でアク
セスが可能であると判定し、また第1の活性化処理では
前記ICカードから規定の応答が得られなかった場合に
は第2の活性化処理を実行し、前記ICカードから規定
の応答が得られた場合には第2の通信方式でアクセスが
可能であると判定する接続判定手段と、 前記活性化処理が行われた以後、前記接続判定手段での
判定結果に対応して前記ICカードの半導体記憶手段と
同期式通信によりコンタクトする第1の通信方式と、前
記ICカードのマイクロコンピュータと調歩式通信によ
りコンタクトする第2の通信方式のいずれかを実行する
通信手段とを備えてなるICカードリーダライタ。 - 【請求項2】 前記第1の活性化処理が前記ICカード
に内蔵されている半導体記憶手段を作動させるのに適し
た周波数のクロックにより、また第2の活性化処理が前
記ICカードに内蔵されているマイクロコンピュータを
作動させるのに適した周波数のクロックにより行なわれ
る請求項1のICカードリーダライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04069296A JP3344453B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | Icカードリーダライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04069296A JP3344453B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | Icカードリーダライタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09212599A true JPH09212599A (ja) | 1997-08-15 |
JP3344453B2 JP3344453B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=12587617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04069296A Expired - Fee Related JP3344453B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | Icカードリーダライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3344453B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6842395B2 (en) | 2001-11-05 | 2005-01-11 | Matsushira Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor memory card, method of controlling the same and interface apparatus for semiconductor memory card |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP04069296A patent/JP3344453B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6842395B2 (en) | 2001-11-05 | 2005-01-11 | Matsushira Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor memory card, method of controlling the same and interface apparatus for semiconductor memory card |
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