JPH09212224A - 塗装ロボットのncデータ作成装置 - Google Patents

塗装ロボットのncデータ作成装置

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JPH09212224A
JPH09212224A JP1342296A JP1342296A JPH09212224A JP H09212224 A JPH09212224 A JP H09212224A JP 1342296 A JP1342296 A JP 1342296A JP 1342296 A JP1342296 A JP 1342296A JP H09212224 A JPH09212224 A JP H09212224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
data
painting
execution
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP1342296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Miyawaki
国男 宮脇
Tsuneto Mori
常人 森
Akira Ibata
晶 伊場田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Publication of JPH09212224A publication Critical patent/JPH09212224A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現物ワークやティーチングも不要で短時間に
効率のよいNCデータを作成する。 【解決手段】 ワーク構造データを塗装動作データ記憶
部のデータを参照して配列した塗装施行データを生成す
る塗装施行手順生成部12と、塗装施行データを、システ
ム設定部18と塗装条件生成部14のデータとを参照すると
ともに、この必要な優先塗装順位で塗装手順を作成する
塗装動作生成部13とを具備し、この塗装動作生成部13
に、各塗装面の塗装終了点から次の塗装部の塗装開始点
までのロボットの移動時間が最小になるように塗装面の
塗装手順をプログラムする空移動最小化設定部17を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CAMシステムに
おいて、塗装順序とロボットの移動の効率化を図るため
の塗装ロボットのNCデータ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CAMシステムにおける塗装ロボ
ットのNCデータは、実際のワークに対してロボットを
作業始点および作業終点に移動させるティーチングを行
い、ロボットの動作データおよび座標データを検出して
得られたデータを入力し、NCデータを作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ティーチング
によりNCデータを作成するためには、実際と同じワ
ークが必要なこと、ティーチングのための作業時間と
労力が多く必要で、コストが嵩むことなどの問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、ワーク
やティーチングも不要で短時間に効率のよいNCデータ
を作成できる塗装ロボットのNCデータ作成装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、ワーク構造データの
各塗装面データを塗装動作データ記憶部を参照して塗装
施行データを生成する塗装施行順序生成部を設け、前記
塗装施行データを、システム設定部と塗装条件生成部の
塗装施行条件データとを参照して塗装面コーナー部およ
び小さな部材を優先して塗装し、さらに互いに平行で同
一方向から塗装される塗装面を連続して塗装するように
プログラムする塗装動作生成部を設け、この塗装動作生
成部に、各塗装面の塗装終了点から次の塗装面の塗装開
始点までのロボットの空移動時間が最小になるように塗
装施行データの塗装面の塗装順序をプログラムする空移
動最小化部を設けたものである。
【0006】上記構成によれば、ワーク構造データから
塗装動作生成部で空移動最小化設定部により空移動時間
を最小にプログラムし、効率よく塗装できる塗装順序が
プログラムされたNCデータを作成することができるの
で、従来のように現物のワークの必要なティーチングの
作業が不要となり、低コストで短時間にNCデータを作
成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る塗装ロボッ
トのNCデータ作成装置の実施の形態を図1〜図6に基
づいて説明する。
【0008】このNCデータを使用する塗装ロボット設
備は、図2に示すように、ロボットコントローラ1によ
りプレーサコントローラ2を介して移動自在に操作され
るプレーサ3と、このプレーサ3の昇降台3aに配置さ
れてロボットコントローラ1により操作されて6軸まわ
りに回動可能な多関節アーム4aを有する塗装ロボット
4と、塗料タンク5内の塗料を多関節アーム4aの先端
部に設けた塗装ガン6に供給する塗料供給装置7とで構
成されている。そして被塗装構造物であるワークWは、
たとえば船殻ブロックであるダブルハルオープンユニッ
トブロックである。
【0009】前記ロボットコントローラ1に直接または
FDなどの情報伝達手段を介して入力されるNCデータ
は、塗装ロボット設備とは別に設置されたNCデータ作
成装置8により作成される。
【0010】このNCデータ作成装置8は、図1に示す
ように、ワーク構造データ生成部11と塗装施工手順生
成部12と塗装動作生成部13と塗装条件生成部14と
を具備している。すなわち前記ワーク構造データ生成部
11では、入力されたワークの構造データ(たとえばC
ADの構造データ)を、不足する構造データを補うため
の構造データ記憶部、たとえばI桁構造データ記憶部1
5や船殻構造データ記憶部16からの補完データを参照
して塗装作業に必要なデータを取り出したワーク構造デ
ータ列を生成する。次いで、塗装施行手順生成部12で
は、塗装動作記憶部17のデータを参照してワーク構造
データ列から塗装面を取り出し、各塗装面における塗装
開始点、塗装線、塗装終了点を考慮して、接近する塗装
面を塗装順序に仮に配置した塗装施行データを生成す
る。
【0011】さらに塗装条件生成部14では、入力され
た塗料名データと塗装条件データにより、塗装条件記憶
部18のデータを参照して施行条件データを生成する。
この施行条件データは、基本塗装速度、塗膜厚、スプレ
ー距離、塗装パターン 幅、塗装重ね幅、塗り回数と、
作業前に作業員による作業を指示する作業指示データで
ある塗装ガン6のチップ番号、塗料の必要粘度、ポンプ
圧力などから構成される。またこの塗装条件生成部14
には、これら施行条件データを表示する塗装データ表示
部14aが設けられており、作業環境に応じてキー入力
部14bにより施行条件データが変更される。
【0012】さらに前記塗装動作生成部13では、前記
塗装施行データを、塗装条件生成部14からの施行条件
データを参照するとともにシステム設定部19からのデ
ータにより、空移動最小化部20とリンクさせてNCデ
ータを作成される。その手順として、まずコーナー
部、小さな部材、互いに平行で同一方向から塗装さ
れる塗装面(以下面ベクトルが同じ塗装面という)が順
次優先され、先行塗装するように塗装順序が作成され
る。
【0013】前記の「コーナー部」は、1回のスプレ
ーで塗装できない少なくとも2面からなる部分をいい、
図3(a)(b)に示すように、トランス材Aと二重底
部材B、トランス材Cとロンジ材DおよびステフナEと
ロンジ材Dが接合されたコーナー部G,Hをいう。これ
らコーナー部G,Hは重ね塗りが困難であり、塗り残し
が発生しやすく、逆に塗り過ぎて塗料垂れの心配がある
ため、先に塗装することにより、塗り残しや塗料垂れを
防止するためである。またの「小さな部材」であるロ
ンジ材やステフナなどは、ダストが出やすいため先に塗
装しておく。さらにの「面ベクトルが同じ塗装面」
は、多関節アーム4aの手首の姿勢変化を最小として、
無駄な動作を省略するためである。
【0014】移動最小化部19は、塗装面の塗装終了点
から次の塗装面の塗装開始点までの空移動時間が最小に
なるように塗装施行データをプログラムするもので、塗
装施行データは、塗装動作生成部13で〜先行塗装
部が優先的に塗装されるようにプログラムされた後、さ
らに1つのステップごとに移動最小化部19とリンクさ
れて次の塗装面が選択される。
【0015】すなわち、図4に示すように、1つの塗装
面F1は、塗装パターンの中心となる塗装線iが単数ま
たは複数本で塗装され、それぞれの塗装線は最短距離で
連結されるため、たとえば矩形の塗装面F1では四隅の
仮想塗装開始点a1〜a4に塗装開始点と塗装終了点が
設定可能である。そして、ダブルハルオープンユニット
ブロックでは、二重底部材に取り付けられたトランス材
により作業区域が複数に区画されており、各区画内にお
いて塗装面の塗装順序がプログラムされる。図5に示す
ように、区画Jにおいて、塗装面F1が塗装終了点a4
で塗装を終えてこの塗装終了点a4に対応する塗装ガン
6の座標を現在地Kとすると、次のステップは、同じ区
画J内の塗装面F2〜F10のうち、面ベクトルが同じ
塗装面F2,F3が優先され、まず塗装面F2,F3の
仮想塗装点b1〜b4、c1〜c4とこれに対応する座
標が算出される。そして現在地Kから塗装点b1〜b
4、c1〜c4に対応する座標までの距離および空移動
に必要な時間が算出される。次いで塗装点b1〜b4、
c1〜c4の対応座標うち、最も短時間で移動できるた
とえば塗装面F2の塗装点b4が次の塗装開始点に選択
され、塗装点b4に対応する座標Lが次の目標値として
1ステップが終了する。同様にして塗装面F2の塗装が
終了すると、塗装面F2の塗装終了点b3の対応座標M
から次の塗装面F3の塗装開始点の対応座標Nが選択さ
れる。
【0016】次いで図6に示すように、同じ面ベクトル
の塗装面F1〜F3の塗装が終了すると、F3の塗装終
了点c4の対応座標Oから次の他の塗装面F4〜F10
におけるそれぞれの仮想塗装点の対応座標までの移動時
間のうち最短のものが次の目標値として選択され、これ
により順次塗装面が選択される。以上のようにして塗装
動作生成部13でNCデータが作成される。
【0017】上記実施の形態によれば、ティーチングに
よる動作座標位置の入力がなくても、CADなどで作成
されたワークの構造データから、ワーク構造データ生成
部11により、塗装に必要なワーク構造データ列を作成
し、さらに塗装施行手順生成部12により塗装動作記憶
部17のデータを参照して塗装施行データを作成し、次
いで塗装動作生成部13において、塗装施行データに、
塗装条件生成部14からの塗装条件データとシステム設
定部19による塗装ロボット4のデータとを加え、次い
で空移動最小化部20のプログラムとリンクさせてNC
データを作成することができる。したがって、短時間に
低コストでNCデータを作成することができ、しかも極
めて合理的な経路で効率よく塗装できるNCデータを作
成することができる。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、ワ
ーク構造データから塗装動作生成部で空移動最小化設定
部により空移動時間を最小にプログラムし、効率よく塗
装できる塗装順序がプログラムされたNCデータを作成
することができるので、従来のように現物のワークの必
要なティーチングの作業が不要となり、低コストで短時
間にNCデータを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るNCデータ作成装置の実施の形態
を示す構成図である。
【図2】同NCデータにより操作される塗装ロボット設
備の構成図である。
【図3】(a)(b)はそれぞれ同NCデータ作成装置
の塗装動作生成部による先行塗装部の説明図である。
【図4】同NCデータ作成装置の塗装動作生成部におけ
る塗装面の説明図である。
【図5】同NCデータ作成装置の空移動最小化部による
プログラムを説明する空移動の説明図である。
【図6】同NCデータ作成装置の空移動最小化部による
プログラムを説明する空移動の説明図である。
【符号の説明】
1 ロボットコントローラ 4 塗装ロボット 8 NCデータ作成装置 11 ワーク構造データ生成部 12 塗装施行手順生成部 13 塗装動作手順生成部 14 塗装条件生成部 15 I桁構造データ記憶部 16 船殻構造データ記憶部 17 塗装条件データ記憶部 18 システム設定部 17 空移動最小化部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク構造データの各塗装面データを塗装
    動作データ記憶部を参照して塗装施行データを生成する
    塗装施行手順生成部を設け、 前記塗装施行データを、システム設定部と塗装条件生成
    部の塗装施行条件データとを参照して塗装面コーナー部
    および小さな部材を優先して塗装し、さらに互いに平行
    で同一方向から塗装される塗装面を連続して塗装するよ
    うにプログラムする塗装動作生成部を設け、 この塗装動作生成部に、各塗装面の塗装終了点から次の
    塗装面の塗装開始点までのロボットの空移動時間が最小
    になるように塗装施行データの塗装面の塗装順序をプロ
    グラムする空移動最小化部を設けたことを特徴とする塗
    装ロボットのNCデータ作成装置。
JP1342296A 1996-01-30 1996-01-30 塗装ロボットのncデータ作成装置 Pending JPH09212224A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1342296A JPH09212224A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 塗装ロボットのncデータ作成装置

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JP1342296A JPH09212224A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 塗装ロボットのncデータ作成装置

Publications (1)

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JPH09212224A true JPH09212224A (ja) 1997-08-15

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JP1342296A Pending JPH09212224A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 塗装ロボットのncデータ作成装置

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