JPH09211001A - 低分子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナル抗体ns19−9及びそれを用いる測定方法 - Google Patents
低分子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナル抗体ns19−9及びそれを用いる測定方法Info
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- JPH09211001A JPH09211001A JP1796196A JP1796196A JPH09211001A JP H09211001 A JPH09211001 A JP H09211001A JP 1796196 A JP1796196 A JP 1796196A JP 1796196 A JP1796196 A JP 1796196A JP H09211001 A JPH09211001 A JP H09211001A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モノクローナル抗体NS19−9による消化
器系癌の検出、診断の信頼度を高めることを目的とす
る。 【解決手段】 低分子発光又は蛍光物質で標識されたモ
ノクローナル抗体NS19−9によるムチン上抗原、特
にシアリルルイスa糖鎖上の抗原決定基CA19−9の
測定方法、およびその標識モノクローナル抗体。
器系癌の検出、診断の信頼度を高めることを目的とす
る。 【解決手段】 低分子発光又は蛍光物質で標識されたモ
ノクローナル抗体NS19−9によるムチン上抗原、特
にシアリルルイスa糖鎖上の抗原決定基CA19−9の
測定方法、およびその標識モノクローナル抗体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノクローナル抗
体NS19−9によって認識されるムチン上抗原の測定
方法に関する。具体的には、低分子発光又は蛍光物質で
標識されたモノクローナル抗体NS19−9を使用して
ムチン上抗原を測定する方法に関する。
体NS19−9によって認識されるムチン上抗原の測定
方法に関する。具体的には、低分子発光又は蛍光物質で
標識されたモノクローナル抗体NS19−9を使用して
ムチン上抗原を測定する方法に関する。
【0002】本発明はまた、上記方法で使用し得る低分
子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナル抗体N
S19−9に関する。
子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナル抗体N
S19−9に関する。
【0003】
【従来の技術】ヒト大腸癌細胞培養株をマウスに免疫し
て得られたモノクローナル抗体NS19−9(M.Herlyn
ら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA, 76,1438,1979)は、癌患
者血清中に存在する巨大分子ムチン上に存在するシアリ
ルルイスa糖鎖上の糖鎖抗原CA19−9を特異的に認
識し(H.Koprowski ら、Somat.Cell Genet., 5,957,197
9 )、その抗原決定基は糖鎖CA19−9の非還元末端
であるシアル化・ラクトースN−フコペンタオースIIで
あることが発見された(J.Magnani ら、J.Biol.Chem.,
257,14365,1982 )。
て得られたモノクローナル抗体NS19−9(M.Herlyn
ら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA, 76,1438,1979)は、癌患
者血清中に存在する巨大分子ムチン上に存在するシアリ
ルルイスa糖鎖上の糖鎖抗原CA19−9を特異的に認
識し(H.Koprowski ら、Somat.Cell Genet., 5,957,197
9 )、その抗原決定基は糖鎖CA19−9の非還元末端
であるシアル化・ラクトースN−フコペンタオースIIで
あることが発見された(J.Magnani ら、J.Biol.Chem.,
257,14365,1982 )。
【0004】CA19−9は、消化器系癌の腫瘍マーカ
ーとして有用であり、特に膵臓癌、胆管癌に有用であ
り、膵癌組織と膵癌患者血清中に高率かつ高濃度に存在
することが発見された。CA19−9は患者血清中では
分子量300〜500万の巨大ムチンの一部として存在
している(大倉久直、代謝、22,891,1985 )。
ーとして有用であり、特に膵臓癌、胆管癌に有用であ
り、膵癌組織と膵癌患者血清中に高率かつ高濃度に存在
することが発見された。CA19−9は患者血清中では
分子量300〜500万の巨大ムチンの一部として存在
している(大倉久直、代謝、22,891,1985 )。
【0005】既に、血清中CA19−9のモノクローナ
ル抗体NS19−9によるイムノアッセイに関し、ラジ
オイムノアッセイ(RIA)(特表昭59-501519 号公
報、米国特許第4,783,420 号明細書、登谷大修ら、癌と
化学療法、 11(3):PART. I 509〜514 ,1984,櫻林郁
之介ら、臨床病理 XXXII:5, 539〜545, 1984 )、酵素
免疫測定法(EIA)(大倉久直ら、肝胆膵 11(1):21
〜28,1985,太田英樹ら、癌の臨床 32(9): 993〜997,
1986)が報告されている。
ル抗体NS19−9によるイムノアッセイに関し、ラジ
オイムノアッセイ(RIA)(特表昭59-501519 号公
報、米国特許第4,783,420 号明細書、登谷大修ら、癌と
化学療法、 11(3):PART. I 509〜514 ,1984,櫻林郁
之介ら、臨床病理 XXXII:5, 539〜545, 1984 )、酵素
免疫測定法(EIA)(大倉久直ら、肝胆膵 11(1):21
〜28,1985,太田英樹ら、癌の臨床 32(9): 993〜997,
1986)が報告されている。
【0006】ここで使用される測定法の原理の一つは、
固相化した一次抗体に検体中に存在する抗原を結合さ
せ、その上にラジオアイソトープ又は酵素で標識した二
次抗体を結合させるいわゆる「サンドイッチ法」といわ
れるものである。EIA法で使用される酵素には、グル
コースオキシダーゼ、西洋ワサビペルオキシダーゼ、ア
ルカリホスファターゼ等が使用される。
固相化した一次抗体に検体中に存在する抗原を結合さ
せ、その上にラジオアイソトープ又は酵素で標識した二
次抗体を結合させるいわゆる「サンドイッチ法」といわ
れるものである。EIA法で使用される酵素には、グル
コースオキシダーゼ、西洋ワサビペルオキシダーゼ、ア
ルカリホスファターゼ等が使用される。
【0007】しかし、RIA法は、特別の施設を要する
こと、試薬の安定性等の短所を有する。一方、EIA法
は、RIA法の短所を克服するものであるが、RIA法
で検出されるが、EIA法で検出されない場合があるこ
とも知られており、検出感度の点で問題がある(大倉久
直、代謝22:臨時増刊号癌 '85, 891〜896 (1985))。
このため、CA19−9の検出の際には、アッセイ方法
の検出感度を向上させて正確な診断を可能にすることが
望まれる。
こと、試薬の安定性等の短所を有する。一方、EIA法
は、RIA法の短所を克服するものであるが、RIA法
で検出されるが、EIA法で検出されない場合があるこ
とも知られており、検出感度の点で問題がある(大倉久
直、代謝22:臨時増刊号癌 '85, 891〜896 (1985))。
このため、CA19−9の検出の際には、アッセイ方法
の検出感度を向上させて正確な診断を可能にすることが
望まれる。
【0008】このような状況下において、本発明者ら
は、酵素又は放射性標識に代えて低分子発光又は蛍光物
質でモノクローナル抗体NS19−9を標識することに
よって、意外にもEIA法と比べてより高い感度でムチ
ン上抗原を検出できることを見出した。
は、酵素又は放射性標識に代えて低分子発光又は蛍光物
質でモノクローナル抗体NS19−9を標識することに
よって、意外にもEIA法と比べてより高い感度でムチ
ン上抗原を検出できることを見出した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、モノクローナル抗体NS19−9によって認識され
るムチン上抗原の測定方法において、前記モノクローナ
ル抗体が低分子発光又は蛍光物質で標識されていること
を特徴とする方法を提供することである。
は、モノクローナル抗体NS19−9によって認識され
るムチン上抗原の測定方法において、前記モノクローナ
ル抗体が低分子発光又は蛍光物質で標識されていること
を特徴とする方法を提供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、上記方法で使用し
得る低分子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナ
ル抗体NS19−9を提供することである。
得る低分子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナ
ル抗体NS19−9を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、モノクローナ
ル抗体NS19−9によって認識されるムチン上抗原の
測定方法であって、前記モノクローナル抗体が低分子発
光又は蛍光物質で標識されていることを特徴とする方法
を提供する。
ル抗体NS19−9によって認識されるムチン上抗原の
測定方法であって、前記モノクローナル抗体が低分子発
光又は蛍光物質で標識されていることを特徴とする方法
を提供する。
【0012】本発明で使用される低分子発光又は蛍光物
質は、通常2,000未満、好ましくは1,200未
満、特に好ましくは800未満の分子量をもつ化学発
光、生物発光又は蛍光性物質のいずれでもよく、例えば
アクリジニウム、ルシフェリン、ルテニウムキレート及
びフルオレセイン、又はそれらの発光性もしくは蛍光性
誘導体を挙げることができる。
質は、通常2,000未満、好ましくは1,200未
満、特に好ましくは800未満の分子量をもつ化学発
光、生物発光又は蛍光性物質のいずれでもよく、例えば
アクリジニウム、ルシフェリン、ルテニウムキレート及
びフルオレセイン、又はそれらの発光性もしくは蛍光性
誘導体を挙げることができる。
【0013】発光性アクリジニウムの例としては、特開
昭63-57572号公報、辻章夫と菅野剛史編著、「化学発光
イムノアッセイ」第2章、ライフ・サイエンス(1989
年)に記載される化合物、特開昭63−112564号
公報、米国特許第3,539,574号明細書などに記
載の10−アルキル・N−アルキル又はアリール−スル
ホニル−N−アルキル又はアリールスルホニルアクリジ
ニウム−9−カルボキサミド、N−メチルアクリジニウ
ム−9−カルボン酸エステル、市販化合物アクリジニウ
ムエステル(DOJIN製)を挙げることができる。
昭63-57572号公報、辻章夫と菅野剛史編著、「化学発光
イムノアッセイ」第2章、ライフ・サイエンス(1989
年)に記載される化合物、特開昭63−112564号
公報、米国特許第3,539,574号明細書などに記
載の10−アルキル・N−アルキル又はアリール−スル
ホニル−N−アルキル又はアリールスルホニルアクリジ
ニウム−9−カルボキサミド、N−メチルアクリジニウ
ム−9−カルボン酸エステル、市販化合物アクリジニウ
ムエステル(DOJIN製)を挙げることができる。
【0014】ルテニウムキレートの例としては、G.F. B
lackburnら、Clin. Chem. 9:1534〜1539, 1991に記載
される下記構造:
lackburnら、Clin. Chem. 9:1534〜1539, 1991に記載
される下記構造:
【0015】
【化1】
【0016】をもつ化合物を挙げることができる。
【0017】フルオレセインの例としては、フルオレセ
インイソチオシアネート(FITC)、フルオレセイン
チオヒダントイン、等の化合物を挙げることができる。
インイソチオシアネート(FITC)、フルオレセイン
チオヒダントイン、等の化合物を挙げることができる。
【0018】本発明の実施態様により、発光性アクリジ
ニウム化合物が好適に使用される。
ニウム化合物が好適に使用される。
【0019】本発明はさらに、低分子発光又は蛍光物質
で標識されたモノクローナル抗体NS19−9を提供す
る。
で標識されたモノクローナル抗体NS19−9を提供す
る。
【0020】本発明で使用されるモノクローナル抗体N
S−19−9は、米国セントコア社のものを使用でき
る。この抗体は、ムチンすなわちムチン型糖タンパク質
上の抗原、特にシアリルルイスa糖鎖上の糖鎖抗原CA
19−9即ちシアル化・ラクトースN−フコペンタオー
スIIを認識する。CA19−9は、ヒト大腸癌由来培養
株から見出された糖鎖抗原であるが、消化器癌の腫瘍マ
ーカーとして極めて有用であり、モノクローナル抗体N
S19−9はCA19−9を特異的に認識することが知
られている(H. Koprowskiら、前掲)。
S−19−9は、米国セントコア社のものを使用でき
る。この抗体は、ムチンすなわちムチン型糖タンパク質
上の抗原、特にシアリルルイスa糖鎖上の糖鎖抗原CA
19−9即ちシアル化・ラクトースN−フコペンタオー
スIIを認識する。CA19−9は、ヒト大腸癌由来培養
株から見出された糖鎖抗原であるが、消化器癌の腫瘍マ
ーカーとして極めて有用であり、モノクローナル抗体N
S19−9はCA19−9を特異的に認識することが知
られている(H. Koprowskiら、前掲)。
【0021】本発明の低分子発光又は蛍光物質で標識し
たモノクローナル抗体NS19−9を用いて血清中のC
A19−9の値をEIA法と比較試験したときには、本
発明方法はEIA法で偽陰性である検体であっても正し
く陽性反応を与えることができる。
たモノクローナル抗体NS19−9を用いて血清中のC
A19−9の値をEIA法と比較試験したときには、本
発明方法はEIA法で偽陰性である検体であっても正し
く陽性反応を与えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳細に説明する。
【0023】本発明で使用されるモノクローナル抗体N
S19−9に低分子発光又は蛍光物質を標識するには、
一般的なタンパク質修飾技術(マレイミド法)を使用す
ることができる。すなわち、抗体タンパク質のアミノ酸
残基例えばリジン残基のε−アミノ基と反応しうるよう
に、低分子発光又は蛍光物質をN−ヒドロキシスクシン
イミド、N,N′−o−フェニレンジマレイミドなどの
活性基導入化合物と反応させて該物質に活性基を導入し
たのち、活性化低分子発光又は蛍光物質を抗体タンパク
質と反応させることによって標識化を達成することがで
きる。必要に応じて、活性化に際し、活性基導入化合物
と反応しうるように、あらかじめ低分子発光又は蛍光物
質にカルボキシル基などの反応性基を導入しておく。あ
るいは、標識化は過ヨウ素酸法、グルタルアルデヒド法
によって行なうことも可能である。
S19−9に低分子発光又は蛍光物質を標識するには、
一般的なタンパク質修飾技術(マレイミド法)を使用す
ることができる。すなわち、抗体タンパク質のアミノ酸
残基例えばリジン残基のε−アミノ基と反応しうるよう
に、低分子発光又は蛍光物質をN−ヒドロキシスクシン
イミド、N,N′−o−フェニレンジマレイミドなどの
活性基導入化合物と反応させて該物質に活性基を導入し
たのち、活性化低分子発光又は蛍光物質を抗体タンパク
質と反応させることによって標識化を達成することがで
きる。必要に応じて、活性化に際し、活性基導入化合物
と反応しうるように、あらかじめ低分子発光又は蛍光物
質にカルボキシル基などの反応性基を導入しておく。あ
るいは、標識化は過ヨウ素酸法、グルタルアルデヒド法
によって行なうことも可能である。
【0024】上記の低分子発光又は蛍光物質を抗体に標
識する方法は、直接抗体に結合させる方法、架橋分子を
介して抗体に結合させる方法等、通常のイムノアッセイ
で使用される方法を使用することができる。
識する方法は、直接抗体に結合させる方法、架橋分子を
介して抗体に結合させる方法等、通常のイムノアッセイ
で使用される方法を使用することができる。
【0025】本発明の標識化モノクローナル抗体をアッ
セイに使用してムチン上抗原を測定する方法としては、
一般的な化学発光イムノアッセイ(CLIA)手順を用
いることができる(辻および菅野ら、前掲)。通常、ヘ
テロジニアスな方法、好ましくはB/F分離法が好適に
使用される。また、競合法、サンドイッチ法などのCL
IAで一般的に使用可能な方法を用いることができる。
セイに使用してムチン上抗原を測定する方法としては、
一般的な化学発光イムノアッセイ(CLIA)手順を用
いることができる(辻および菅野ら、前掲)。通常、ヘ
テロジニアスな方法、好ましくはB/F分離法が好適に
使用される。また、競合法、サンドイッチ法などのCL
IAで一般的に使用可能な方法を用いることができる。
【0026】一般に、抗原抗体反応後にB/F分離し、
固相に付着した化学発光性の化合物を化学発光反応で検
出する。
固相に付着した化学発光性の化合物を化学発光反応で検
出する。
【0027】競合法の場合、例えば、固相化した一次抗
原に、検体中に存在する抗体と低分子発光又は蛍光物質
を標識した二次抗体を競合させる手順でアッセイを行な
うことが可能であるし、またサンドイッチ法の場合、例
えば固相化した一次抗体に検体中に存在する抗原を結合
させ、その上に低分子発光又は蛍光物質を標識した二次
抗体を結合させる手順でアッセイを行なうことができ
る。
原に、検体中に存在する抗体と低分子発光又は蛍光物質
を標識した二次抗体を競合させる手順でアッセイを行な
うことが可能であるし、またサンドイッチ法の場合、例
えば固相化した一次抗体に検体中に存在する抗原を結合
させ、その上に低分子発光又は蛍光物質を標識した二次
抗体を結合させる手順でアッセイを行なうことができ
る。
【0028】固相として磁性粒子、マイクロタイターウ
エルの内面、試験管壁、ラテックス粒子、ポリスチレン
ビーズなどを用いることができ、固相に付着した発光又
は蛍光物質がアクリジニウムの場合、測定前にトリガー
試薬処理、例えば過酸化水素例えば約0.01%〜約
0.1%の過酸化水素水溶液、及び水酸化ナトリウム例
えば約0.05N〜約0.5Nの水酸化ナトリウム水溶
液で処理してから発生する発光を例えばルミノメーター
で検出する。
エルの内面、試験管壁、ラテックス粒子、ポリスチレン
ビーズなどを用いることができ、固相に付着した発光又
は蛍光物質がアクリジニウムの場合、測定前にトリガー
試薬処理、例えば過酸化水素例えば約0.01%〜約
0.1%の過酸化水素水溶液、及び水酸化ナトリウム例
えば約0.05N〜約0.5Nの水酸化ナトリウム水溶
液で処理してから発生する発光を例えばルミノメーター
で検出する。
【0029】磁性粒子を用いる場合、例えば、検体と発
光又は蛍光物質標識抗体とを反応させ、次いで第二抗体
結合磁性粒子を添加し反応させたのち、マグネット分離
し、磁性粒子に付着した発光又は蛍光物質を検出するこ
とができる。この方法は、本発明において特に好まし
い。
光又は蛍光物質標識抗体とを反応させ、次いで第二抗体
結合磁性粒子を添加し反応させたのち、マグネット分離
し、磁性粒子に付着した発光又は蛍光物質を検出するこ
とができる。この方法は、本発明において特に好まし
い。
【0030】本発明の方法は、モノクローナル抗体NS
19−9によって認識可能なムチン上抗原、特にそのシ
アリルルイスaの糖鎖上の抗原決定基CA19−9(シ
アル化・ラクトースN−フコペンタオースII)を検出す
るものであるが、この抗体は消化器系癌、特に膵胆系癌
に特異性が高いために、これらの癌の腫瘍マーカーとし
て使用されており、本発明方法も消化器系癌の検出、診
断に用いられる。検体としては、一般に血液、好ましく
は血清、血漿が使用される。
19−9によって認識可能なムチン上抗原、特にそのシ
アリルルイスaの糖鎖上の抗原決定基CA19−9(シ
アル化・ラクトースN−フコペンタオースII)を検出す
るものであるが、この抗体は消化器系癌、特に膵胆系癌
に特異性が高いために、これらの癌の腫瘍マーカーとし
て使用されており、本発明方法も消化器系癌の検出、診
断に用いられる。検体としては、一般に血液、好ましく
は血清、血漿が使用される。
【0031】本発明を下記の実施例によってさらに説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0032】
[実施例1]悪性腫瘍患者血清中のCA19−9の測定 「抗体NS19−9被覆磁性微粒子の調製」NS19−
9を磁性粒子(ポリーマーラボ社製)3μmに以下の方
法にて結合させた。
9を磁性粒子(ポリーマーラボ社製)3μmに以下の方
法にて結合させた。
【0033】まず、0.05MのMES(2−[N−モ
ルホリノ]エタンスルホン酸)緩衝液(pH4.7)中
の1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミド(EDAC;2.0mg/ml)を用いて
モノクローナル抗体NS19−9を室温で1時間かけて
結合させた。次に1%ツイーン20及び0.9%NaC
lを含有する0.05Mリン酸緩衝液(pH7.2)を
用いて洗浄した。最終的には5%BSA、0.1%ツイ
ーン20、O.O9%NaCl及び0.1%アジ化ナト
リウムを含有する0.01Mトリス緩衝液(pH7.
4)中に貯蔵した。被覆磁性粒子の固形分が0.042
%になるように貯蔵緩衝液で希釈し、NS19−9抗体
被覆磁性微粒子試薬とした。
ルホリノ]エタンスルホン酸)緩衝液(pH4.7)中
の1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミド(EDAC;2.0mg/ml)を用いて
モノクローナル抗体NS19−9を室温で1時間かけて
結合させた。次に1%ツイーン20及び0.9%NaC
lを含有する0.05Mリン酸緩衝液(pH7.2)を
用いて洗浄した。最終的には5%BSA、0.1%ツイ
ーン20、O.O9%NaCl及び0.1%アジ化ナト
リウムを含有する0.01Mトリス緩衝液(pH7.
4)中に貯蔵した。被覆磁性粒子の固形分が0.042
%になるように貯蔵緩衝液で希釈し、NS19−9抗体
被覆磁性微粒子試薬とした。
【0034】「活性化アクリジニウムの調製」β−アラ
ニンアクリジニウム(1mg)を無水ジメチルホルムア
ミド(DMF)(100μl)中に溶解し、N−ヒドロ
キシスクシンイミド(NHS)(5.75mg/ml、
50μl)及びEDAC(9.6mg/ml、50μ
l)を連続して添加し、暗所、25℃で48時間撹拌す
ることにより活性化した。
ニンアクリジニウム(1mg)を無水ジメチルホルムア
ミド(DMF)(100μl)中に溶解し、N−ヒドロ
キシスクシンイミド(NHS)(5.75mg/ml、
50μl)及びEDAC(9.6mg/ml、50μ
l)を連続して添加し、暗所、25℃で48時間撹拌す
ることにより活性化した。
【0035】「アクリジニウム標識NS19−9抗体の
調製」調製NS19−9抗体(4mg/ml)を含有し
ている0.9%NaCl及び5%CHAPSを含む0.
1Mのリン酸緩衝液(pH8.0)に活性化アクリジニ
ウム(2mg/ml)を加え、反応混合物を室温で10
分間撹拌した。反応物質をPD−10(分離用カラム)
(BIO−RAD社製)にて分離し、それぞれのフラク
ション(0.5ml)を369nm及び280nmでの
紫外分光分析により分析し、アクリジニウムの結合量を
決定した。結合体を濃縮フラクション(約100μg/
ml)中、約4℃で貯蔵し、使用前に0.1%ツイーン
20、0.1%アジ化ナトリウム、1%BSA及び0.
9%NaClを含有する0.05MES緩衝液(pH
6.3)で希釈し、アクリジニウム標識NS19−9抗
体試薬とした。
調製」調製NS19−9抗体(4mg/ml)を含有し
ている0.9%NaCl及び5%CHAPSを含む0.
1Mのリン酸緩衝液(pH8.0)に活性化アクリジニ
ウム(2mg/ml)を加え、反応混合物を室温で10
分間撹拌した。反応物質をPD−10(分離用カラム)
(BIO−RAD社製)にて分離し、それぞれのフラク
ション(0.5ml)を369nm及び280nmでの
紫外分光分析により分析し、アクリジニウムの結合量を
決定した。結合体を濃縮フラクション(約100μg/
ml)中、約4℃で貯蔵し、使用前に0.1%ツイーン
20、0.1%アジ化ナトリウム、1%BSA及び0.
9%NaClを含有する0.05MES緩衝液(pH
6.3)で希釈し、アクリジニウム標識NS19−9抗
体試薬とした。
【0036】「NS19−9−ALP−アクリジニウム
結合体の調製」49μgのアルカリフォスファターゼ
(ALP)(ベーリンガーマンハイム社)と788μg
(Sigma社製)の2−イムノチオレイン(PIER
CE社製)を0.1M炭酸緩衝液(pH8.5)(15
50μl)中に溶解し、30分間室温にて撹拌すること
によりアルカリフォスファターゼを活性化し、その反応
物を280nmで吸光度を分析し、タンパク質量を測定
した。
結合体の調製」49μgのアルカリフォスファターゼ
(ALP)(ベーリンガーマンハイム社)と788μg
(Sigma社製)の2−イムノチオレイン(PIER
CE社製)を0.1M炭酸緩衝液(pH8.5)(15
50μl)中に溶解し、30分間室温にて撹拌すること
によりアルカリフォスファターゼを活性化し、その反応
物を280nmで吸光度を分析し、タンパク質量を測定
した。
【0037】同時に4mgのNS19−9抗体と80μ
lのDMF(Sigma社製)にて溶解させた0.17
9μgのSMCC(Sigma社製)を0.1Mリン酸
緩衝液(pH7.5)(1300μl)中に溶解し、3
0分間室温にて撹拌することによりNS19−9抗体を
活性化した。その反応物質を280nmで吸光度を分析
し、タンパク質量を測定した。1.29mg/mlの活
性化NS19−9溶液(1.5ml)と1.33mg/
mlの活性化ALP溶液(1.5ml)を2時間室温に
て撹拌し、反応停止剤として 80μlのDMFに溶解
した2.23mg/ml N−エチルマレイミド(関東
化学社製)(80μl)を添加し、その後30分間撹拌
した。その反応溶液を50mM Tris−HCl緩衝
液を用いて平衡化したG3000SW(TOSOH社製
Tsk−Gel)のHPLCカラム上のクロマトグラフ
ィーにかけ、溶出する各フラクション(1ml)の28
0nmでの吸光度を分析し、タンパク質量を測定して、
分子量約60万の位置に溶出するNS19−9−ALP
−結合体のピークを収集した。あとは「アクリジニウム
標識NS19−9抗体の調製」に準じてアクリジニウム
を結合させ、(NS19−9−ALP)−アクリジニウ
ム結合体を調製した。
lのDMF(Sigma社製)にて溶解させた0.17
9μgのSMCC(Sigma社製)を0.1Mリン酸
緩衝液(pH7.5)(1300μl)中に溶解し、3
0分間室温にて撹拌することによりNS19−9抗体を
活性化した。その反応物質を280nmで吸光度を分析
し、タンパク質量を測定した。1.29mg/mlの活
性化NS19−9溶液(1.5ml)と1.33mg/
mlの活性化ALP溶液(1.5ml)を2時間室温に
て撹拌し、反応停止剤として 80μlのDMFに溶解
した2.23mg/ml N−エチルマレイミド(関東
化学社製)(80μl)を添加し、その後30分間撹拌
した。その反応溶液を50mM Tris−HCl緩衝
液を用いて平衡化したG3000SW(TOSOH社製
Tsk−Gel)のHPLCカラム上のクロマトグラフ
ィーにかけ、溶出する各フラクション(1ml)の28
0nmでの吸光度を分析し、タンパク質量を測定して、
分子量約60万の位置に溶出するNS19−9−ALP
−結合体のピークを収集した。あとは「アクリジニウム
標識NS19−9抗体の調製」に準じてアクリジニウム
を結合させ、(NS19−9−ALP)−アクリジニウ
ム結合体を調製した。
【0038】「検体」12名から採取した血清を検体と
して用いた。
して用いた。
【0039】「シアリダーゼ処理」50mU/mlのシ
アリダーゼ(シグマ社製)溶液と検体を各50μl混合
し、18時間、37℃にて撹拌することによりシアリダ
ーゼ処理を行った。
アリダーゼ(シグマ社製)溶液と検体を各50μl混合
し、18時間、37℃にて撹拌することによりシアリダ
ーゼ処理を行った。
【0040】「アッセイ」化学発光免疫測定法(CLI
A)ではあらかじめ定められたCA19−9抗原の量を
含んでいる溶液を標準液として用いた。
A)ではあらかじめ定められたCA19−9抗原の量を
含んでいる溶液を標準液として用いた。
【0041】患者血清検体(10μl)を容器に入れ、
これにNS19−9抗体被覆磁性微粒子試薬(70μ
l)とアクリジニウム標識NS19−9抗体試薬(50
μl)を添加し37℃で10分間反応させた。反応微粒
子を磁石にて捕捉し、0.1%トリス緩衝液(1ml)
で4回洗浄した。この反応容器に精製水(400μl)
を添加し、化学発光読取り機に移し、0.225NのN
aOH中の0.4%過酸化水素を含むトリガー溶液(3
00μl)を添加し、磁性微粒子に結合したアクリジニ
ウムを発光させ、生じた光の量を測定した。標準液の値
から得られた標準曲線から、検体の濃度を算出した。酵
素免疫測定法(EIA)はIMx CA19−9Kit
(ダイナボット社製)を用いて測定を行なった。
これにNS19−9抗体被覆磁性微粒子試薬(70μ
l)とアクリジニウム標識NS19−9抗体試薬(50
μl)を添加し37℃で10分間反応させた。反応微粒
子を磁石にて捕捉し、0.1%トリス緩衝液(1ml)
で4回洗浄した。この反応容器に精製水(400μl)
を添加し、化学発光読取り機に移し、0.225NのN
aOH中の0.4%過酸化水素を含むトリガー溶液(3
00μl)を添加し、磁性微粒子に結合したアクリジニ
ウムを発光させ、生じた光の量を測定した。標準液の値
から得られた標準曲線から、検体の濃度を算出した。酵
素免疫測定法(EIA)はIMx CA19−9Kit
(ダイナボット社製)を用いて測定を行なった。
【0042】結果を表1に示す。表1はアルカリホスフ
ァターゼ標識、アルカリホスファターゼ−アクリジニウ
ム共標識、アクリジニウム標識のモノクローナル抗体N
A19−9の3者によるCA19−9の検出を示す。表
1での検出の判定はすべてcut off値を37U/
mlとして行なった。アクリジニウムのみの標識の抗体
NS19−9でCA19−9の検出が極めて優れている
ことを示す。又シアリターゼ処理で検体No.1、2が
陰性であることは、本発明方法での陽性判定が偽陽性で
ないことを示しており、この結果は、アルカリホスファ
ターゼのような酵素でモノクローナル抗体NS19−9
が標識されたときには、酵素免疫測定法、化学発光免疫
測定法といった測定方法にはかかわらず抗体とCA19
−9との反応が抑制される可能性を示唆している。
ァターゼ標識、アルカリホスファターゼ−アクリジニウ
ム共標識、アクリジニウム標識のモノクローナル抗体N
A19−9の3者によるCA19−9の検出を示す。表
1での検出の判定はすべてcut off値を37U/
mlとして行なった。アクリジニウムのみの標識の抗体
NS19−9でCA19−9の検出が極めて優れている
ことを示す。又シアリターゼ処理で検体No.1、2が
陰性であることは、本発明方法での陽性判定が偽陽性で
ないことを示しており、この結果は、アルカリホスファ
ターゼのような酵素でモノクローナル抗体NS19−9
が標識されたときには、酵素免疫測定法、化学発光免疫
測定法といった測定方法にはかかわらず抗体とCA19
−9との反応が抑制される可能性を示唆している。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明によって、EIAで測定不能又は
偽陰性の検体もより高い信頼度で検出することができ
る。
偽陰性の検体もより高い信頼度で検出することができ
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 モノクローナル抗体NS19−9によっ
て認識されるムチン上抗原の測定方法であって、前記モ
ノクローナル抗体が低分子発光又は蛍光物質で標識され
ていることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記低分子発光又は蛍光物質が、アクリ
ジニウム、ルテニウムキレート及びフルオレセイン、又
はそれらの発光性もしくは蛍光性誘導体からなる群から
選択される請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記抗原が、ムチン上に存在するシアリ
ルルイスa糖鎖上の抗原決定基CA19−9即ちシアル
化・ラクトースN−フコペンタオースIIである請求項1
に記載の方法。 - 【請求項4】 モノクローナル抗体NS19−9によっ
て認識されるムチン上抗原の測定方法であって、前記モ
ノクローナル抗体がアクリジニウムもしくはその発光性
誘導体で標識されていることを特徴とする方法。 - 【請求項5】 前記抗原が、ムチン上に存在するシアリ
ルルイスa糖鎖上の抗原決定基CA19−9即ちシアル
化・ラクトースN−フコペンタオースIIである請求項4
に記載の方法。 - 【請求項6】 低分子発光又は蛍光物質で標識されたモ
ノクローナル抗体NS19−9。 - 【請求項7】 前記低分子発光又は蛍光物質が、アクリ
ジニウム、ルテニウムキレート及びフルオレセイン、又
はそれらの発光性もしくは蛍光性誘導体からなる群から
選択される請求項6記載のモノクローナル抗体NS19
−9。 - 【請求項8】 前記低分子発光又は蛍光物質が、アクリ
ジニウムもしくはその発光性誘導体である請求項7記載
のモノクローナル抗体NS19−9。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1796196A JPH09211001A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 低分子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナル抗体ns19−9及びそれを用いる測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1796196A JPH09211001A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 低分子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナル抗体ns19−9及びそれを用いる測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09211001A true JPH09211001A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11958351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1796196A Pending JPH09211001A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 低分子発光又は蛍光物質で標識されたモノクローナル抗体ns19−9及びそれを用いる測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09211001A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009121874A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Eisai R & D Management Co Ltd | 消化器癌の診断方法 |
JP2020076668A (ja) * | 2018-11-08 | 2020-05-21 | 富士レビオ株式会社 | Ca19−9測定方法及びca19−9測定キット、並びに、これらに用いる抗体固定化担体及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP1796196A patent/JPH09211001A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009121874A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Eisai R & D Management Co Ltd | 消化器癌の診断方法 |
JP2020076668A (ja) * | 2018-11-08 | 2020-05-21 | 富士レビオ株式会社 | Ca19−9測定方法及びca19−9測定キット、並びに、これらに用いる抗体固定化担体及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050308 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050913 |