JPH09210017A - 作業アタッチメントの作動回路切換装置 - Google Patents

作業アタッチメントの作動回路切換装置

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JPH09210017A
JPH09210017A JP4536396A JP4536396A JPH09210017A JP H09210017 A JPH09210017 A JP H09210017A JP 4536396 A JP4536396 A JP 4536396A JP 4536396 A JP4536396 A JP 4536396A JP H09210017 A JPH09210017 A JP H09210017A
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JP
Japan
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arm
circuit
valve
solenoid
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JP4536396A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Togo
博 藤後
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より油圧ショベルではそのフロント部に
ロングアタッチメントとバックホーアタッチメントとを
取付け替えして作動対応しているが、アーム用操作レバ
ーの操作方向反転切換と、アーム作動速度の切換手段が
真に確実であるとは云えなかった。本発明は上記両アタ
ッチメントのうちいずれか一方にハーネスを設け、その
ハーネスに介設したコネクタの接続端子の抜き外し・差
込み操作によって確実に切換えできる作動回路切換装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明では油圧ショベルのフロント部に
取付け替えするロングアタッチメントとバックホーアタ
ッチメントのうちいずれか一方にわたるハーネスを設
け、そのハーネスにコネクタを介設し、上記両アタッチ
メントの取付け替え操作時に対応して上記コネクタの差
込み又は抜き外し操作を行うことによって、上記アタッ
チメントの作動回路を容易かつ確実に切換えできるよう
にした。またロングアタッチメント取付け時には、エン
ジンのデセル作動を解除せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として油圧ショ
ベルなど建設機械のフロント部に取付け替えする作業ア
タッチメントの作動回路切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開平4−137164号公報
に記載されている構築物解体用油圧ショベルの全体側面
図である。図において、1は油圧ショベル、2は油圧シ
ョベル1のフロント部に連結したリアブーム、3はリア
ブーム2の先端部に取付けているロングアタッチメン
ト、4はロングアタッチメント3の継ぎブーム、5はフ
ロントブーム、6はインタブーム、7はアーム、8は構
築物解体用作業工具である破砕機、9はブームシリン
ダ、10はアームシリンダ、11はバケットシリンダ、
12は解体を行うビルなど構築物である。図5に示すよ
うに従来より構築物解体用油圧ショベルでは、油圧ショ
ベル1のフロント部にリアブーム2を連結し、そのリア
ブーム2の先端部に、継ぎブーム4、フロントブーム
5、インタブーム6、アーム7、破砕機8を連結し、高
所破砕作業を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6は、図5に示す油
圧ショベル1がロングアタッチメント3をバックホーア
タッチメント13に取付け替えした状態を示す全体側面
図である。図において、14はリアブーム2の先端部に
取付けたバックホー用のフロントブーム、15はバック
ホー用のアーム、16はバケット、17はアームシリン
ダ、18はバケットシリンダである。図5,図6に示す
ように、油圧ショベル1が高所破砕作業又は掘削作業に
対応するときには、作業アタッチメントをロングアタッ
チメント3又はバックホーアタッチメント13に取付け
替えして行う。上記の場合図5に示すロングアタッチメ
ント3では、長尺形のアーム7と破砕機8の重量がかな
り大きいので、アーム7の腹面側にアームシリンダ10
を設け、そのアームシリンダ10のボトム側油室に圧油
を供給することによって十分な上昇回動力と支持力を発
揮させるようにしている。しかし図6に示すようにバッ
クホーアタッチメント13に取付け替えしたときには、
アーム15の引込み力を大きくして重掘削を可能にする
ためにアームシリンダ17をフロントブーム14の背面
側に配設し、そのアームシリンダ17のボトム側油室に
圧油を供給して掘削作業を行うようにしている。したが
って油圧ショベル1に装備しているアーム用油圧リモコ
ン弁(図示していない)の操作レバーを一方向に操作す
るときには、ロングアタッチメント13を取付けた場合
とバックホーアタッチメント13を取付けた場合とで
は、アームの押出し・引込みの作動方向が互に逆にな
る。したがって上記両アタッチメントの取付け替え時に
は、その都度上記操作レバーの操作方向を反転させるた
めに油圧配管の接続切換操作(たとえば図示しないスイ
ッチの操作によるパイロット油圧配管の接続切換操作な
ど)を行っていた。この場合スイッチ操作による切換操
作は、スイッチが油圧ショベルの車体(たとえば運転
室)に配置されており、アタッチメントの取付け替え作
業を行う周辺よりかなり離れているので、作業者がつい
忘却してしまうという不測の事態をおこすことも考慮さ
れる。また油圧ショベル1にロングアタッチメント3を
取付けた場合には高所解体作業を行うので、アームシリ
ンダ10に供給する圧油の流量を少くしてアーム7の回
動速度を遅くしなければならない。しかし油圧ショベル
1にバックホーアタッチメント13を取付けた場合には
掘削作業を行うので、アームシリンダ17に供給する圧
油の流量を多くして(図示していないが油圧ショベル1
に装備している第1ポンプと第2ポンプの吐出流量を合
流させる)アーム15の引込み速度を速くしなければな
らない。したがって上記両アタッチメントの取付け替え
時には、その都度アームシリンダ(10又は17)に供
給する圧油の流量を調整する切換操作(第1ポンプと第
2ポンプの圧油を合流させないか又は合流させるように
する切換操作をいう)しなければならない。上述のアー
ム用油圧リモコン弁の操作レバーの操作方向反転切換操
作、及びアームシリンダに対する圧油の流量調整切換操
作がスイッチ切換操作の場合にはスイッチの切換操作を
忘れるという不測の事態が考慮されるので、確実な接続
切換手段であるとは云えなかった。本発明は、ロングア
タッチメントとバックホーアタッチメントのいずれか一
方にわたるハーネスを設け、そのハーネスに接続端子の
抜き外し・差込み操作によって電気回路を開閉可能なコ
ネクタを介設し、上記両アタッチメントの取付け替え操
作時に、その取付け替え作業位置付近でその作業と関連
して忘れることなく上記コネクタ用接続端子の差込み又
は抜き外し操作を行うことによって、ロングアタッチメ
ントを取付けた場合、バックホーアタッチメントを取付
けた場合に、その作動回路を容易かつ確実に切換えでき
る作動回路切換装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1実施例作動
回路切換装置では、油圧ショベルのフロント部にリアブ
ームを連結し、そのリアブームの先端部に、フロントブ
ーム,アーム,構築物解体用作業工具等を連結したロン
グアタッチメントと、フロントブーム,アーム,掘削用
バケット等を連結したバックホーアタッチメントを取付
け替えして作業を行うようにし、また上記ロングアタッ
チメントとバックホーアタッチメントを作動する油圧回
路に、アーム用油圧リモコン弁の操作レバーの操作方向
を反転切換可能なパイロット回路連通反転用電磁切換弁
と、ロングアタッチメントとバックホーアタッチメント
とを区別してアーム作動速度を切換えるための取付け判
断用電磁切換弁とをそなえている油圧ショベルにおい
て、上記ロングアタッチメントのフロントブーム側に、
両端部にそれぞれコネクタ用接続端子を設けたハーネス
を装着し、しかし前記バックホーアタッチメントのフロ
ントブーム側には上記ハーネスを設けないで、またリア
ブーム側に上記両コネクタ用接続端子にそれぞれ対応し
て接続できるコネクタ用接続端子を設け、その一方のコ
ネクタ用接続端子に上記パイロット回路連通反転用電磁
切換弁と取付けアタッチメント判断用電磁開閉弁のそれ
ぞれソレノイドをアースとの間にハーネスにて接続する
とともに、上記リアブーム側のもう一方側のコネクタ用
接続端子を電源に連通せしめ、上記リアブームに対する
ロングアタッチメントの取付け状態時に、フロントブー
ム側とリアブーム側のそれぞれコネクタ用接続端子を差
込み状態にした。そしてまた上記ソレノイドからの電気
信号をコントローラに入力するようにし、コントローラ
では上記電気信号に基づきロングアタッチメントが取付
けられた状態を判断し、コントローラからエンジン用ガ
バナを調整する制御モータに対して、すべての作業用操
作レバーの中立位置時におけるエンジンデセル作動を解
除する指令信号を出力するようにした。
【0005】また本発明の第2実施例作動回路切換装置
では、ロングアタッチメントのフロントブーム側にハー
ネスの先端をアースせしめ、そのアース側ハーネスとコ
ントローラとを、接続端子の抜き外し・差込み操作によ
って電気回路を開閉可能なコネクタを介して連通せし
め、しかし前記バックホーアタッチメントのフロントブ
ーム側には上記アース側ハーネスを設けないで、上記コ
ネクタ用接続端子の差込み操作に基いてアース信号がコ
ントローラに入力されることによって、コントローラは
上記アース信号に基づきロングアタッチメントが取付け
られた状態を判断し、上記ソレノイドに対して通電指令
信号を出力するようにした。そしてまたコントローラが
ロングアタッチメントの取付けられた状態を判断するこ
とによって、コントローラからエンジン用ガバナを調整
する制御モータに対して、すべての作業用操作レバーの
中立位置時におけるエンジンデセル作動を解除する指令
信号を出力するようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例作動
回路切換装置を装備した油圧ショベル1’の一部切開要
部側面図である。図において、従来技術と同一構成要素
を使用しているものに対しては同符号を付す。2’は油
圧ショベル1’のフロント部に連結したリアブーム、
3’はリアブーム2’の先端部に取付けているロングア
タッチメント、4’はロングアタッチメント3’の継ぎ
ブーム、5’はフロントブーム、19はフロントブーム
5’側に配線したハーネス、20,21はリアブーム
2’側に配線したそれぞれハーネス、22,23はハー
ネス19に対してハーネス20,21をそれぞれ接続す
るコネクタ、24はパイロット回路連通反転用電磁切換
弁(図1には図示していないが後述する)のソレノイ
ド、25は取付けアタッチメント判断用電磁開閉弁(図
1には図示していないが後述する)のソレノイド、26
は電源、27はエンジンである。
【0007】図2は、本発明における油圧ショベル1’
に装備している要部油圧回路を示す図である。図におい
て、28L ,28R は左右の走行モータ(図示していな
い)制御用のそれぞれ走行用パイロット切換弁、29は
アームシリンダ10制御用のアーム用パイロット切換
弁、30は破砕機用パイロット切換弁、31はメイン圧
吐出用の第1ポンプ、32は第2ポンプ、33はパイロ
ット一次圧を吐出するパイロットポンプ、34は油タン
ク、35は第1ポンプ31と第2ポンプ32の吐出側に
設けられている走行直進弁、Aは走行直進弁35が切換
位置状態でないとき第1ポンプ31から圧油を供給され
る油圧アクチュエータ制御用パイロット切換弁のグルー
プ、Bは第2ポンプ32から圧油を供給される油圧アク
チュエータ制御用パイロット切換弁のグループ、36L
はグループAにおける複数個のパイロット切換弁の各中
立位置を貫通するセンタバイパス油路37L の出口側に
設けたパイロット開閉弁、36R はグループBにおける
複数個のパイロット切換弁の各中立位置を貫通するセン
タバイパス油路37R の出口側に設けたパイロット開閉
弁、38L ,38R は左右一対の作業用油圧リモコン
弁、39は作業用油圧リモコン弁38L 内のアーム用油
圧リモコン弁、40はアーム用油圧リモコン弁39のア
ーム引込み側用パイロット弁、41はアーム押出し側用
パイロット弁、42はパイロット回路連通反転用電磁切
換弁(以下、回路反転用電磁切換弁という)、43は取
付けアタッチメント判断用電磁開閉弁(以下、取付け判
断用電磁開閉弁という)、44は油路開閉用シーケンス
弁(以下、シーケンス弁という)である。
【0008】図3は、本発明の第1実施例作動回路切換
装置の電気回路図である。図において、22a ,22b
はコネクタ22の互いに連結・脱離可能な一方側と他方
側のそれぞれ接続端子、23a ,23b はコネクタ23
の互いに抜き外し・差込み、すなわち脱離・連結可能な
一方側と他方側のそれぞれ接続端子、45はコントロー
ラ、46はエンジン27のガバナ、47はガバナ46の
ガバナレバー、48はガバナ46を調整する制御モータ
であるステッピングモータ、49はステッピングモータ
48の駆動レバー、50はエンジン27の回転数を検出
してその検出信号をコントローラ45に入力するエンジ
ン回転センサである。
【0009】次に、本発明の第1実施例作動回路切換装
置の構成を図1〜図3について述べる。本発明では、油
圧回路内にアーム用油圧リモコン弁39の操作レバー5
Lの操作方向を反転切換可能な回路反転用電磁切換弁
42と、バックホーアタッチメント13(図6に示すバ
ックホーアタッチメント13と同じもの)とを区別して
アーム(アーム7,15)作動速度を切換えるための取
付け判断用電磁切換弁43とをそなえている油圧ショベ
ル1’において、上記ロングアタッチメント3’のフロ
ントブーム5’側に、両端部にそれぞれコネクタ22用
接続端子22a,コネクタ23用接続端子23a を設け
たハーネス19を装着し、しかし上記バックホーアタッ
チメント13のフロントブーム14側には上記ハーネス
19を設けないで、またリアブーム2’側に上記両接続
端子22a ,23a にそれぞれ対応して接続できるコネ
クタ22用接続端子22b ,コネクタ23用接続端子2
b を設け、上記接続端子22b に連通するハーネス2
0に上記ソレノイド24と25をアースとの間に並列に
接続するとともに、上記接続端子23b に連通するハー
ネス21を電源26に接続せしめ、上記リアブーム2’
に対するロングアタッチメント3’の取付け時に、フロ
ントブーム5’側の接続端子22a ,23aと、リアブ
ーム2’側の接続端子22b ,23b をそれぞれ接続す
ることにより、上記両ソレノイド24と25を通電状態
にするようにした。
【0010】また本発明では、上記ソレノイド24と2
5の通電状態信号をコントローラ45に入力するように
し、コントローラ45では上記通電状態信号に基づきロ
ングアタッチメント3’が取付けられたことを判断し、
コントローラ45からエンジン27用ガバナ46を調整
するステッピングモータ48に対して、すべての作業用
操作レバー(図2に示す作業用油圧リモコン弁38L
38R のそれぞれ操作レバー55L ,55R をいう)の
中立位置時におけるエンジン27デセル作動を解除する
デセル作動解除指令信号を出力するようにした。
【0011】次に、本発明の第1実施例作動回路切換装
置の作用について述べる。本発明ではまずロングアタッ
チメント3’を取付けるときには、フロントブーム5’
側の接続端子22a ,23a と、リアブーム2’側の接
続端子22b ,23b をそれぞれ接続する。図3に示す
電気回路が閉じられるので、両ソレノイド24と25は
ともに通電する。図2における回路反転用電磁切換弁4
2が非通電元位置ロより回路反転位置イに切換わるとと
もに、取付け判断用電磁開閉弁43は開通油路位置ニか
ら遮断油路位置ハに切換わる。ここでアーム用油圧リモ
コン弁39の操作レバー55L を中立位置よりアーム引
込み側ト位置方向へ操作すると、アーム引込み側用パイ
ロット弁40から導出されるパイロット二次圧は、管路
56、回路反転用電磁切換弁42の回路反転位置イ、管
路57を経て、アーム用パイロット切換弁29のパイロ
ットポート52に作用する。アーム用パイロット切換弁
29が中立位置よりヌ位置に切換わるので、第2ポンプ
32からの圧油は、管路58、走行直進弁35のヘ位
置、管路59、走行用パイロット切換弁28R の中立位
置、油路80,81、チェック弁82、油路83,8
4,85,86、チェック弁87、油路88、アーム用
パイロット切換弁29のヌ位置、管路61を経て、アー
ムシリンダ10(図1も参照)のロッド側油室62へ供
給される。(アームシリンダ10のボトム側油室63か
らの戻り油の説明は省略する。)したがってアームシリ
ンダ10が縮小作動するので、アーム7は引込み回動を
行う。また次にアーム用油圧リモコン弁39の操作レバ
ー55L を中立位置よりアーム押出し側チ位置方向へ操
作すると、アーム押出し側用パイロット弁41から導出
されるパイロット二次圧は、管路64、回路反転用電磁
切換弁42の回路反転位置イ、管路53’、(取付け判
断用電磁開閉弁43は遮断油路位置ハに切換わってい
る)、管路53を経て、アーム用パイロット切換弁29
のパイロットポート51に作用する。アーム用パイロッ
ト切換弁29が中立位置よりリ位置に切換わるので、第
2ポンプ32からの圧油は、走行直進弁35のヘ位置、
アーム用パイロット切換弁29のリ位置、管路65を経
て、アームシリンダ10(図1も参照)のボトム側油室
63へ供給される。(アームシリンダ10のロッド側油
室62からの戻り油の説明は省略する。)したがってア
ームシリンダ10が伸長作動するので、アーム7は押出
し回動(このロングアタッチメント3’の場合にはアー
ム7の上昇回動ともいう)を行う。
【0012】次に油圧ショベル1’がフロントアタッチ
メント3’を取外して(コネクタ22,23のそれぞれ
接続端子は脱離する)、リアブーム2’の先端部にバッ
クホーアタッチメント13(図5に示すバックホーアタ
ッチメント13と同じものでハーネスの装着はされてい
ないし、またアームシリンダはアームシリンダ17が取
付けられている)を取付け替えする。図3に示す電気回
路は開かれているので、ソレノイド24と25は非通電
になっている。すなわち回路反転用電磁切換弁42が非
通電元位置ロでかつ取付け判断用電磁開閉弁43は開通
油路位置ニの状態である。ここでアーム用油圧リモコン
弁39の操作レバー55L を中立位置よりアーム引込み
側ト位置方向へ操作すると、アーム引込み側用パイロッ
ト弁40から導出されるパイロット二次圧は、管路5
6、回路反転用電磁切換弁42の非通電元位置ロ、管路
53’,53を経て、アーム用パイロット切換弁29の
パイロットポート51に作用する。それと同時に上記パ
イロット二次圧の一部は管路53’より分岐して、管路
66、取付け判断用電磁開閉弁43の開通油路位置ニ、
管路67、絞り部68、管路69,70を通じてシーケ
ンス弁44のパイロットポート71に作用してシーケン
ス弁44を遮断油路位置ルより開通油路位置オに切換え
る。そこで上記パイロットポート71に作用したパイロ
ット圧の一部が管路69より分岐して、管路72、シー
ケンス弁44の開通油路位置オ、管路73,74,7
5、シャトル弁76、管路77を通じて走行直進弁35
のパイロットポート54に作用するとともに、上記パイ
ロット圧の一部は管路73で分岐して、管路78を通じ
て、パイロット開閉弁36L のパイロットポート79に
作用する。それによりアーム用パイロット切換弁29が
中立位置よりリ位置に、かつ走行直進弁35がヘ位置よ
りホ位置に切換わるとともに、パイロット開閉弁36L
は開通油路位置より遮断油路位置に切換わる。したがっ
て第1ポンプ31からの圧油は管路89,90、走行直
進弁35のホ位置、管路59、走行用パイロット切換弁
28R の中立位置、油路80,81、チェック弁82、
油路83,84,85,86、チェック弁87、油路8
8を通じてアーム用パイロット切換弁29のリ位置へ送
油されるとともに、第2ポンプ32からの圧油は、管路
58、走行直進弁35のホ位置、油路91,92、チェ
ック弁93、油路94,95を通じて上記油路84に合
流される。このように第1ポンプ31と第2ポンプ32
の合流された圧油が、アーム用パイロット切換弁29の
リ位置、管路65を経て、アームシリンダ17(図2に
おいて符号17に括弧を施して図示している)のボトム
側油室63’へ供給される。(アームシリンダ17のロ
ッド側油室62’からの戻り油の説明は省略する。)し
たがってアームシリンダ17が速い速度で伸長するの
で、アーム15をバックホー掘削に適した速い速度で引
込み回動させることができる。また次にアーム用油圧リ
モコン弁39の操作レバー55L を中立位置よりアーム
押出し側チ位置方向へ操作すると、アーム押出し側用パ
イロット弁41から導出されるパイロット二次圧は、管
路64、回路反転用電磁切換弁42の非通電元位置ロ、
管路57を経て、アーム用パイロット切換弁29のパイ
ロットポート52に作用する。アーム用パイロット切換
弁29は中立位置よりヌ位置に切換わるが、走行直進弁
35が切換わらないので、第2ポンプ32からの圧油
は、走行直進弁35のヘ位置、アーム用パイロット切換
弁29のヌ位置、管路61を経て、アームシリンダ17
のロッド側油室62’へ供給される。(アームシリンダ
17のボトム側油室63’からの戻り油の説明は省略す
る。)したがってアームシリンダ17は第2ポンプ32
からのみの圧油供給によって縮小作動し、掘削作業時に
おけるアーム17の押出し回動を支障なく行うことがで
きる。
【0013】上述のように本発明では、ロングアタッチ
メント3’のフロントブーム5’側にハーネス19を装
着して、そのハーネス19をリアブーム2’側に装着し
たハーネス20と21に接続するか接続しないかのワン
タッチ操作によって、ソレノイド24と25をそなえた
電気回路を閉じたり、開いたりするようにした。そして
上記ソレノイド24をそなえた回路反転用電磁切換弁4
2をアーム用油圧リモコン弁39のパイロット回路に介
設したので、ロングアタッチメント3’とバックホーア
タッチメント13のいずれを取付けた場合でも、アーム
用油圧リモコン弁39の操作レバー55L をアーム引込
み側ト位置方向へ操作すると、アーム7又はアーム14
は引込み回動を行う。また次に上記操作レバー55L
押出し側チ位置方向へ操作すると、アーム7又はアーム
15は押出し回動を行う。したがってロングアタッチメ
ント3’とバックホーアタッチメント13の取付け替え
後のアーム用油圧リモコン弁39の誤操作を防止するこ
とができる。また油圧回路内に上記ソレノイド25をそ
なえた取付け判断用電磁開閉弁43と、シーケンス弁4
4を設け、ロングアタッチメント3’を取付けたときに
は上記弁43と44の合流設定機能を発揮させないよう
にして、アームシリンダ10に対し第2ポンプ32から
のみの圧油を供給するようにした。したがってアーム7
を遅い作動速度で回動させて、確実な高所解体作業を行
うことができる。またバックホーアタッチメント13に
取付け替えしたときには、アーム15の引込み操作時に
上記取付け判断用電磁開閉弁43とシーケンス弁44の
合流設定機能を発揮させて、アームシリンダ17に対し
第1ポンプ31と第2ポンプ32からの圧油を合流供給
するようにした。したがってアームシリンダ17を速い
速度で伸長させることができるので、アーム15をバッ
クホー掘削に適した速い速度で引込み回動させることが
できる。
【0014】また本発明では、回路反転用電磁切換弁4
2,取付け判断用電磁開閉弁43のそれぞれソレノイド
24,25の通電状態信号をコントローラ45(図3に
示す)に入力するようにし、コントローラ45では上記
通電状態信号に基づきロングアタッチメント3’が取付
けられたことを判断し、コントローラ45からエンジン
27用ガバナ46を調整するステッピングモータ48に
対して、すべての作業用操作レバー55L ,55R (図
2に示す)の中立位置時におけるエンジンデセル回転の
デセル作動解除指令信号を出力するようにした。すなわ
ちロングアタッチメント3’を取付けたとき、そのフロ
ントブーム5’側のハーネス19をリアブーム2’側の
ハーネス20と21に接続すると、電気回路が閉じられ
て、上記ソレノイド24と25が通電し、そのソレノイ
ド24,25の通電状態信号がコントローラ45に入力
される。コントローラ45では上記通電状態信号に基づ
きロングアタッチメント3’が取付けられたことを判断
し、コントローラ45からエンジン27用ガバナ46を
調整するステッピングモータ48に対してデセル作動解
除指令信号を出力する。それによりロングアタッチメン
ト3’を取付けて作業を行っているときにすべての作業
用操作レバー55L ,55R を中立位置に戻しても、エ
ンジン27回転数が省エネ用に設定されている低速のデ
セル回転数に低下しない。したがってエンジン27回転
数の変動を少くして、ロングアタッチメント3’による
安定した確実な高所解体作業を行うことができる。
【0015】なお本発明の第1実施例ではロングアタッ
チメント3’のフロントブーム5’側にハーネス19を
装着して、そのハーネス19をリアブーム2’側に装着
したハーネス20と21に接続することによってソレノ
イド24と25を通電させるようにしているが、上記フ
ロントブーム5’側にハーネス19を設けないで、バッ
クホーアタッチメント13のフロントブーム14側にハ
ーネス19を装着して、そのハーネス19をリアブーム
2’側に装着したハーネス20と21に接続することに
よってソレノイド24と25を通電せしめ、回路反転用
電磁切換弁を反転切換するとともに取付け判断用電磁開
閉弁を開通油路位置に切換えるようにしてもよい。
【0016】図4は、本発明の第2実施例作動回路切換
装置の電気回路図である。図において、第1実施例作動
回路切換装置と同一構成要素を使用しているものに対し
ては同符号を付す。次に、本発明の第2実施例作動回路
切換装置の構成を図4について述べる。なお油圧ショベ
ルの油圧回路は、第1実施例作動回路切換装置の場合と
同じである。本発明では、ロングアタッチメント3’
(図4には全体図を図示していないが第1実施例と同じ
符号にする)のフロントブーム5’側にハーネス19’
の先端Eをアースせしめ、そのハーネス19’とコント
ローラ45’とを、接続端子22a と22b の抜き外し
・差込み操作によって電気回路を開閉可能なコネクタ2
2を介して連通せしめ、しかしバックホーアタッチメン
ト13(図4には図示していないが第1実施例の場合と
同じもの)のフロントブーム14側には上記ハーネス1
9’を設けないで、上記コネクタ22用接続端子22a
と22b の差込み操作に基いてアース信号がコントロー
ラ45’に入力されることによって、コントローラ4
5’は上記アース信号に基づきロングアタッチメント
3’が取付けられた状態を判断し、回路反転用電磁切換
弁42,取付け判断用電磁開閉弁43(図4には図示し
ていない)のそれぞれソレノイド24及び25に対して
通電指令信号を出力するようにした。そしてまた上記コ
ントローラ45’が上記ロングアタッチメント3’の取
付けられた状態を判断することによって、コントローラ
45’からエンジン27用ガバナ46を調整するステッ
ピングモータ48に対して、すべての作業用操作レバー
(第1実施例における作業用油圧リモコン弁38L ,3
R のそれぞれ操作レバー55L ,55R と同じもの)
の中立位置時におけるエンジン27デセル作動を解除す
るデセル作動解除指令信号を出力するようにした。
【0017】次に、本発明の第2実施例作動回路切換装
置の作用について述べる。本発明ではまずロングアタッ
チメント3’を取付けるときには、フロントブーム5’
側の接続端子22a と、リアブーム2’側の接続端子2
b とを接続する。ハーネス19’の先端Eが接地され
たアース信号は、ハーネス19’、コネクタ22、ハー
ネス20を通じてコントローラ45’に入力される。コ
ントローラ45’は上記アース信号に基づきロングアタ
ッチメント3’が取付けられた状態を判断し、ソレノイ
ド24及び25に対して通電指令信号を出力する。上記
両ソレノイド24と25はともに通電し、第1実施例の
場合と同様に回路反転用電磁切換弁42が非通電元位置
ロより回路反転位置イに切換わるとともに、取付け判断
用電磁開閉弁43が開通油路位置ニから遮断油路位置ハ
に切換わるので、ロングアタッチメント3’を支障なく
作動させることができる。次に油圧ショベルがフロント
アタッチメント3’を取外して(コネクタ22の接続端
子は脱離する)、リアブーム2’の先端部にバックホー
アタッチメント13を取付け替えする。しかしこのバッ
クホーアタッチメント13のフロントブーム14側には
アース側ハーネス(ハーネス19’に相当するもの)を
設けていないので、アース信号はコントローラ45’に
入力されない。ソレノイド24と25が非通電になって
いるので、回路反転用電磁切換弁42は非通電元位置ロ
でかつ取付け判断用電磁開閉弁43は開通油路位置ニの
状態にある。したがって上記の場合でも第1実施例の場
合と同様に、支障なくバックホーアタッチメント13を
作動させることができる。
【0018】また本発明では、上記アース信号がコント
ローラ45’に入力され、コントローラ45’からエン
ジン27用ガバナ46を調整するステッピングモータ4
8に対してデセル作動解除指令信号を出力する。それに
よりロングアタッチメント3’を取付けて作業を行って
いるときにすべての作業用操作レバー55L ,55R
中立位置に戻しても、エンジン27回転数がデセル回転
数に低下しない。したがって第1実施例の場合と同様に
エンジン27回転数の変動を少くして、ロングアタッチ
メント3’による安定した確実な高所解体作業を行うこ
とができる。
【0019】なお本発明の第2実施例ではロングアタッ
チメント3’のフロントブーム5’側にアース側のハー
ネス19’を設けるようにしたがそれを設けないで、そ
の代りにバックホーアタッチメント13のフロントブー
ム14側にアース側ハーネスを設けるようにしてもよ
い。そしてバックホーアタッチメント13の取付け替え
時に上記アース側ハーネスのアース信号をコントローラ
45’に入力せしめ、そのコントローラ45’を介しソ
レノイド24と25を通電させることによって、回路反
転用電磁切換弁を反転切換するとともに取付け判断用電
磁開閉弁を開通油路位置に切換えるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の第1実施例作動回路切換装置で
は、ロングアタッチメントのフロントブーム側にハーネ
スを設け、そのハーネスに接続端子の抜き外し・差込み
操作によって電気回路を開閉可能なコネクタを介設し、
アタッチメントの取付け替え操作時に、その取付け替え
作業位置付近でその作業と関連して忘れることなくコネ
クタ用接続端子の差込み又は抜き外し操作を行うことに
よって、2個のソレノイドをそなえた電気回路を閉じた
り、開いたりするようにした。そして上記一方のソレノ
イドをそなえた回路反転用電磁切換弁をアーム用油圧リ
モコン弁のパイロット回路に介設しているので、ロング
アタッチメントとバックホーアタッチメントのいずれを
取付けた場合でも、アーム用油圧リモコン弁の操作レバ
ーをアーム引込み側位置方向へ操作するとアームは引込
み回動を行うし、また押出し側位置方向へ操作すると押
出し回動を行う。したがってロングアタッチメントとバ
ックホーアタッチメントの取付け替え後のアーム用油圧
リモコン弁の誤操作を防止することができる。また油圧
回路内に上記他方のソレノイドをそなえた取付け判断用
電磁開閉弁と、シーケンス弁を設け、ロングアタッチメ
ントを取付けたときには上記両弁の合流設定機能を発揮
させないようにして、アームシリンダに対し第2ポンプ
からのみの圧油を供給するようにした。したがってアー
ムを遅い作動速度で回動させて、確実な高所解体作業を
行うことができる。またバックホーアタッチメントに取
付け替えしたときには、アームの引込み操作時に上記取
付け判断用電磁開閉弁とシーケンス弁の合流設定機能を
発揮させて、アームシリンダに対し第1ポンプと第2ポ
ンプからの圧油を合流供給するようにした。したがって
アームシリンダを速い速度で伸長させることができるの
で、アームをバックホー掘削に適した速い速度で引込み
回動させることができる。また本発明の第2実施例作動
回路切換装置では油圧ショベルにロングアタッチメント
を取付けるときフロントブーム側に設けたアース側のコ
ネクタ用接続端子を接続すると、アース信号がコントロ
ーラに入力される。コントローラはロングアタッチメン
トが取付けられた状態を判断し、回路反転用電磁切換弁
と取付け判断用電磁開閉弁のそれぞれソレノイドに対し
て通電指令信号を出力する。上記両ソレノイドがともに
通電し、第1実施例の場合と同様に回路反転用電磁切換
弁と取付け判断用電磁開閉弁が切換わるので、ロングア
タッチメントを支障なく作動させることができる。次に
油圧ショベルがフロントアタッチメントを取外してバッ
クホーアタッチメントに取付け替えしたときには、バッ
クホーアタッチメントのフロントブーム側にはアース側
ハーネスを設けていないので、アース信号はコントロー
ラに入力されない。ソレノイドが非通電になっているの
で、回路反転用電磁切換弁は非通電元位置でかつ取付け
判断用電磁開閉弁は開通油路位置の状態にある。したが
って上記の場合でも第1実施例の場合と同様に、支障な
くバックホーアタッチメントを作動させることができ
る。
【0021】また本発明の作動回路切換装置では、コン
トローラに電気信号(アース信号も含む)が入力され、
コントローラがロングアタッチメントの取付けられたこ
とを判断したとき、コントローラからエンジン用ガバナ
を調整する制御モータに対してデセル作動解除指令信号
を出力する。それによりロングアタッチメントを取付て
作業を行っているときにすべての作業用操作レバーを中
立位置に戻しても、エンジン回転数が省エネ用に設定さ
れている低速のデセル回転数に低下しない。したがって
エンジン回転数の変動を少くして、ロングアタッチメン
トによる安定した確実な高所解体作業を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例作動回路切換装置を装備し
た油圧ショベルの一部切開要部側面図である。
【図2】本発明における油圧ショベルに装備している要
部油圧回路を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例作動回路切換装置の電気回
路図である。
【図4】本発明の第2実施例作動回路切換装置の電気回
路図である。
【図5】従来技術の一実施例構築物解体用油圧ショベル
の全体側面図である。
【図6】図5に示す油圧ショベルがロングアタッチメン
トをバックホーアタッチメントに取付け替えした状態を
示す全体側面図である。
【符号の説明】
1,1’ 油圧ショベル 2,2’ リアブーム 3,3’ ロングアタッチメント 5,5’,14 フロントブーム 13 バックホーアタッチメント 19,19’,20,21 ハーネス 22,23 コネクタ 24,25 ソレノイド 27 エンジン 39 アーム用油圧リモコン弁 42 パイロット回路連通反転用電磁切換弁(回路反転
用電磁切換弁) 43 取付けアタッチメント判断用電磁開閉弁(取付け
判断用電磁開閉弁) 45,45’ コントローラ 46 ガバナ 48 ステッピングモータ(制御モータ) 55L ,55R 操作レバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ショベルのフロント部にリアブーム
    を連結し、そのリアブームの先端部に、フロントブー
    ム,アーム,構築物解体用作業工具等を連結したロング
    アタッチメントと、フロントブーム,アーム,掘削用バ
    ケット等を連結したバックホーアタッチメントを取付け
    替えして作業を行うようにし、また上記ロングアタッチ
    メントとバックホーアタッチメントを作動する油圧回路
    に、アーム用油圧リモコン弁の操作レバーの操作方向を
    反転切換可能なパイロット回路連通反転用電磁切換弁
    と、ロングアタッチメントとバックホーアタッチメント
    とを区別してアーム作動速度を切換えるための取付け判
    断用電磁切換弁とをそなえている油圧ショベルにおい
    て、上記パイロット回路連通反転用電磁切換弁と取付け
    判断用電磁切換弁のそれぞれソレノイドを通電する電気
    回路に、接続端子の抜き外し・差込み操作によって上記
    電気回路を開閉可能なコネクタを介設し、上記ロングア
    タッチメントとバックホーアタッチメントの取付け替え
    操作に対応して上記コネクタの接続端子の抜き外し又は
    差込み操作を行うようにしたことを特徴とする作業アタ
    ッチメントの作動回路切換装置。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の作業アタ
    ッチメントの作動回路切換装置において、前記ロングア
    タッチメントのフロントブーム側に、両端部にそれぞれ
    コネクタ用接続端子を設けたハーネスを装着し、しかし
    前記バックホーアタッチメントのフロントブーム側には
    上記ハーネスを設けないで、またリアブーム側に上記両
    コネクタ用接続端子にそれぞれ対応して接続できるコネ
    クタ用接続端子を設け、その一方のコネクタ用接続端子
    に前記パイロット回路連通反転用電磁切換弁と取付けア
    タッチメント判断用電磁開閉弁のそれぞれソレノイドを
    アースとの間にハーネスにて接続するとともに、上記リ
    アブーム側のもう一方側のコネクタ用接続端子を電源に
    連通せしめ、上記リアブームに対するロングアタッチメ
    ントの取付け状態時に、フロントブーム側とリアブーム
    側のそれぞれコネクタ用接続端子を差込み状態にしたこ
    とを特徴とする作業アタッチメントの作動回路切換装
    置。
  3. 【請求項3】 特許請求の範囲請求項1及び2記載の作
    業アタッチメントの作動回路切換装置において、前記ソ
    レノイドからの電気信号をコントローラに入力するよう
    にし、コントローラでは上記電気信号に基づきロングア
    タッチメントが取付けられた状態を判断し、コントロー
    ラからエンジン用ガバナを調整する制御モータに対し
    て、すべての作業用操作レバーの中立位置時におけるエ
    ンジンデセル作動を解除する指令信号を出力するように
    したことを特徴とする作業アタッチメントの作動回路切
    換装置。
  4. 【請求項4】 油圧ショベルのフロント部にリアブーム
    を連結し、そのリアブームの先端部に、フロントブー
    ム,アーム,構築物解体用作業工具等を連結したロング
    アタッチメントと、フロントブーム,アーム,掘削用バ
    ケット等を連結したバックホーアタッチメントを取付け
    替えして作業を行うようにし、また上記ロングアタッチ
    メントとバックホーアタッチメントを作動する油圧回路
    に、アーム用油圧リモコン弁の操作レバーの操作方向を
    反転切換可能なパイロット回路連通反転用電磁切換弁
    と、ロングアタッチメントとバックホーアタッチメント
    とを区別してアーム作動速度を切換えるための取付け判
    断用電磁切換弁とをそなえている油圧ショベルにおい
    て、上記ロングアタッチメントとバックホーアタッチメ
    ントのいずれか一方にハーネスの先端をアースせしめ、
    そのアース側ハーネスとコントローラとを、接続端子の
    抜き外し・差込み操作によって電気回路を開閉可能なコ
    ネクタを介し連通せしめて上記アース側ハーネスからの
    アース信号をコントローラに入力するようにし、コント
    ローラでは上記アース信号に基づき上記両アタッチメン
    トのうちいずれかが取付けられた状態を判断し、上記パ
    イロット回路連通反転用電磁切換弁と取付け判断用電磁
    切換弁のそれぞれソレノイドに対して電気信号を出力す
    るようにしたことを特徴とする作業アタッチメントの作
    動回路切換装置。
  5. 【請求項5】 特許請求の範囲請求項4記載の作業アタ
    ッチメントの作動回路切換装置において、前記ロングア
    タッチメントのフロントブーム側にハーネスの先端をア
    ースせしめ、そのアース側ハーネスとコントローラと
    を、接続端子の抜き外し・差込み操作によって電気回路
    を開閉可能なコネクタを介して連通せしめ、しかし前記
    バックホーアタッチメントのフロントブーム側には上記
    アース側ハーネスを設けないで、上記コネクタ用接続端
    子の差込み操作に基いてアース信号がコントローラに入
    力されることによって、コントローラは上記アース信号
    に基づきロングアタッチメントが取付けられた状態を判
    断し、上記ソレノイドに対して通電指令信号を出力する
    ようにしたことを特徴とする作業アタッチメントの作動
    回路切換装置。
  6. 【請求項6】 特許請求の範囲請求項4及び5記載の作
    業アタッチメントの作動回路切換装置において、前記コ
    ントローラが前記ロングアタッチメントの取付けられた
    状態を判断することによって、コントローラからエンジ
    ン用ガバナを調整する制御モータに対して、すべての作
    業用操作レバーの中立位置時におけるエンジンデセル作
    動を解除する指令信号を出力するようにしたことを特徴
    とする作業アタッチメントの作動回路切換装置。
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