JPH09209915A - イオンエンジン装置 - Google Patents

イオンエンジン装置

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JPH09209915A
JPH09209915A JP8024135A JP2413596A JPH09209915A JP H09209915 A JPH09209915 A JP H09209915A JP 8024135 A JP8024135 A JP 8024135A JP 2413596 A JP2413596 A JP 2413596A JP H09209915 A JPH09209915 A JP H09209915A
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JP
Japan
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thruster
power supply
flow rate
thrust
ion
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JP8024135A
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Inventor
Hiroyuki Tamura
裕幸 田邨
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工衛星等の宇宙機搭載用のイオンエンジン
装置において、高精度、高安定な推力を発生することが
でき、かつイオンプラズマ生成に対する電源装置の電源
効率および推進剤の利用効率を改善することにある。 【解決手段】 イオンエンジン装置のスラスタ制御器4
の内部に電源制御の比較演算部24および流量制御の比
較演算部27を設け、電源モニタ部11および流量モニ
タ部13に入力される信号を用いて閉ループ制御を行う
ことにより高精度、高安定な推力を得ると同時にイオン
プラズマ生成に対する電源装置2の電源効率および推進
剤の利用効率の最適動作点で制御が行えるという構成と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、人工
衛星等の宇宙機が軌道上でその姿勢や軌道を制御するた
めの主推進装置として用いるイオンエンジン装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のイオンエンジン装置の全
体を示すブロック図である。図4において、1は推力を
発生する機能をもつスラスタ、2はスラスタ1に電力を
供給する機能をもつ電源装置、3はスラスタ1に推進剤
流量を制御する機能をもつ流量調整器、4は上記各機器
の制御、テレメトリ・コマンド系とのインタフェース機
能をもつスラスタ制御器である。
【0003】図5は、従来のイオンエンジン装置におけ
る電源装置および流量調整器の制御方法である。1はス
ラスタ、2は電源装置、3は流量調整器、4はスラスタ
制御器、5は電源装置2を構成する電源の1つである主
放電電源、6は電源装置2を構成する電源の1つである
ビーム電源、7は主放電電源5からスラスタ1に供給す
る放電電力、8はビーム電源6からスラスタ1に供給す
るビーム電力、9は流量調整器3からスラスタ1に供給
する推進剤流量、10はスラスタ制御器4を構成する制
御部の1つである電源制御部、11はスラスタ制御器4
を構成するモニタ部の1つである電源モニタ部、12は
スラスタ制御器4を構成する制御部の1つである流量制
御部、13はスラスタ制御器4を構成するモニタ部の1
つである流量モニタ部、14はイオンエンジンを制御す
るためにスラスタ制御器4に入力されるコマンド、15
はイオンエンジンを制御するためにスラスタ制御器4か
ら出力されたテレメトリ、16は電源制御部10から主
放電電源5を制御する主放電電源制御信号、17は電源
制御部10からビーム電源6を制御するビーム電源制御
信号、18は主放電電源5から電源モニタ部11に入力
される主放電電源モニタ信号、19はビーム電源5から
電源モニタ部11に入力されるビーム電源モニタ信号、
20はスラスタ1に供給する推進剤を制御するために流
量制御部12から流量調整器3に入力される推進剤流量
制御信号、21はスラスタ1に供給された推進剤流量を
流量調整器3から流量モニタ部13に入力される推進剤
流量モニタ信号を示している。
【0004】次に動作について説明する。イオンエンジ
ンのイオンプラズマを生成させ、イオンビームを発生さ
せるためにコマンド14を介して電源制御部10に基準
信号が入力され、電源制御部10から出力される主放電
電源制御信号16により主放電電源5を制御し、スラス
タ1内に主放電電力7を供給しイオンプラズマを生成さ
せると同時に、電源制御部10から出力されるビーム電
源制御信号17によりビーム電源6を制御し、スラスタ
1にビーム電力8を供給しイオンプラズマをイオンビー
ムとして発生させる。一方、イオンエンジンのイオンプ
ラズマ量を制御するためにコマンド14を介して流量制
御部12に基準信号が入力され、流量制御部12から出
力される推進剤流量制御信号20により流量調整器3を
制御し、スラスタ1内に推進剤流量9を供給しイオンプ
ラズマの生成量を制御する。上記イオンプラズマ量、イ
オンプラズマの生成、イオンビームの発生によりスラス
タ1はイオンエンジン装置としての推力を発生する。
【0005】また、イオンプラズマの生成は主放電電源
5から出力される主放電電源モニタ信号18により電源
モニタ部11に入力され、イオンビームの発生はビーム
電源6から出力されるビーム電源モニタ信号19により
電源モニタ部11に入力される。一方、イオンプラズマ
量は、流量調整器3から出力される推進剤流量モニタ信
号21により流量モニタ部13に入力される。これら主
放電電源モニタ信号18、ビーム電源モニタ信号19お
よび推進剤流量モニタ信号21は、イオンエンジン装置
の推力をモニタするためにテレメトリ15としてスラス
タ制御器4から出力される。
【0006】上記のようにイオンエンジン装置の推力の
発生は、コマンド14により行なわれ、イオンエンジン
装置の推力の発生状態はテレメトリ15によりモニタさ
れる。何らかの原因でイオンエンジン装置の推力に変動
が生じた場合は、テレメトリ15によりその推力変動を
検知し、その変動量を補正するコマンド14をイオンエ
ンジン装置に送信することによりイオンエンジン装置の
推力制御がなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のイオンエンジン
装置は以上のように構成されており、次のような課題が
あった。従来のイオンエンジン装置では、スラスタへの
電源装置からの電力出力および流量調整器からの推進剤
流量は、あらかじめ設定されたコマンドを地上から送信
する必要があり、推力外乱などに対して、推力を安定に
制御することが困難であった。さらに、推力源となるイ
オンプラズマの生成効率やイオンプラズマ源である推進
剤の利用効率に対しても最適な動作点に制御することが
困難であった。このため、過度的な推力変動、スラスタ
の劣化に伴う動作点の推移に対する補正および最適動作
点の決定を地上でテレメトリから判断し行うことになる
ため、運用上の制約になっていた。
【0008】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので電源装置および流量調整器からのモ
ニタ信号をスラスタ制御器内で、比較、演算し電源装置
からの電力出力および流量調整器からの推進剤流量を制
御することにより、自動的にスラスタの推力をより精度
よく安定に効率よく発生させることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によるイオンエ
ンジン装置は、ビーム電源および主放電電源流からのモ
ニタ信号をスラスタ制御器内で自動演算を行い、現在の
動作状態を求め、基準値と比較した後、イオン生成コス
トが小さくなるように電源装置および流量調整器の出力
レベルを自動的に制御するものである。
【0010】この発明によるイオンエンジン装置は、ビ
ーム電源および流量調整器からのモニタ信号をスラスタ
制御器内で自動演算を行い、現在の動作状態を求め、基
準値と比較した後、推進剤利用効率が大きくなるように
電源装置および流量調整器の出力レベルを自動的に制御
するものである。
【0011】この発明によるイオンエンジン装置は、ビ
ーム電源および主放電電源流および流量調整器からのモ
ニタ信号をスラスタ制御器内で自動演算を行い、現在の
動作状態を求め、基準値と比較した後、イオン生成コス
トが小さく、かつ推進剤利用効率が大きくなるように電
源装置および流量調整器の出力レベルを自動的に制御す
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1の特徴
であるスラスタの推力に比例するビーム電流を制御し、
スラスタの推力変動を抑制すると同時にイオン生成コス
トを制御するイオンエンジン装置のブロック図である。
図において、22はビーム電流値、23は主放電電圧お
よび主放電電流、24は電源制御の比較演算部、25は
電源制御信号であり、他は図5と同様である。
【0013】上記のように構成されたイオンエンジン装
置の動作について説明する。スラスタ制御器4が、スラ
スタ1内にイオンプラズマを生成し、イオンビームを発
生させるためコマンド14を介して電源制御部10を制
御すると同時にイオンプラズマ量をコマンド14を介し
て流量調整器3を制御してイオンビームの発生によりス
ラスタ1がイオンエンジン装置としての推力を発生する
機能と、電源装置2と流量調整器3の動作状態をモニタ
するためにテレメトリ15としてスラスタ制御器4から
出力されるという機能は、従来の装置と全く同じであ
る。
【0014】この発明に係わるイオンエンジン装置の推
力制御は、電源モニタ部11に入力される電源装置2の
モニタ信号のうち、ビーム電流値22と主放電電圧およ
び主放電電流23を電源制御の比較演算部24に入力
し、この電源制御の比較演算部24でコマンド14の基
準信号と比較演算し推力変動を低減させると同時に電源
装置2の電力効率を高めるための電源制御信号25を電
源制御部10に入力することにより、自動的にスラスタ
1の推力の変動を抑制すると同時にイオンプラズマの生
成に対する電源装置2の電力効率を改善するという制御
を可能にしている。
【0015】イオンエンジン装置の推力制御について、
さらに詳しく述べるならば、スラスタ1で加速されるイ
オンを1価であると仮定すると、スラスタの推力Fは、
次式で示される。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、Ibはビーム電流、Vbはビーム
電圧、εspは比電荷である。また、比電荷は次式で示
される。
【0018】
【数2】
【0019】ここで、qは電荷、Mはイオンの質量であ
る。なお、ビーム電流Ibとビーム電圧Vbは、ビーム
電源モニタ信号19として検出できる。”数1”から分
かるように、ビーム電圧Vbを一定にすると、推力Fは
ビーム電流Ibに比例する。コマンド14における所望
の推力を得るビーム電流値をIb’、ビーム電流値22
をIbとすると、その偏差ΔIbは、次式で示される。
【0020】
【数3】
【0021】すなわち、偏差ΔIbを小さくするように
所定の動作範囲内で電源制御信号25を変化させること
により、推力の変動を低減することができる。
【0022】また、電源装置2の電力効率を表すパラメ
ータとしてイオン生成コストCを導入する。このイオン
生成コストCは、1アンペアの電流に等価なビーム電流
を引き出すために必要な放電電力を表すパラメータであ
り、次式で示される。
【0023】
【数4】
【0024】ここで、Ibはビーム電流、Vdは主放電
電圧、Idは主放電電流である。なお、ビーム電流I
b、主放電電圧Vdと主放電電流Idは、ビーム電源モ
ニタ信号19として検出できる。”数4”および”数
1”から分かるように、ビーム電流Ibと、主放電電圧
Vdと主放電電流Idの積である主放電電力7との比を
小さくすることにより所望の推力Fに対して電源装置2
の電源効率を改善することができる。このように、所望
の推力を得るビーム電流値をIb’とイオン生成コスト
Cを用いることにより、イオンエンジン装置の推力を安
定に精度よく、かつイオン生成に対する最適な動作点で
制御することができる。
【0025】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2の特徴であるスラスタの推力に比例するビーム電
流を制御し、スラスタの推力変動を抑制すると同時に推
進剤利用効率を制御するイオンエンジン装置のブロック
図である。図において、26は推進剤流量値、27は流
量制御の比較演算部、28は流量制御信号であり、他は
図1と同様である。
【0026】この実施の形態2においては、図2に示す
イオンエンジン装置の推力制御は、電源装置2の電源モ
ニタ部11に入力されるモニタ信号のうち、ビーム電流
値22を電源制御の比較演算部24に入力し、この電源
制御の比較演算部24でコマンド14の基準信号と比較
演算し推力変動を低減させる。さらに流量調整器3の流
量モニタ部13に入力されるモニタ信号のうち、推進剤
流量値26および電源モニタ部11に入力される電源装
置2のモニタ信号のうち、ビーム電流値22を流量制御
の比較演算部27に入力し、この流量制御の比較演算部
27でコマンド14の基準信号と比較演算し推進剤の利
用効率を高めるための流量制御信号28を流量制御部1
2に入力することにより、自動的にスラスタ1の推力の
変動を抑制すると同時にイオンプラズマ量に対する流量
調整器3の推進剤の利用効率を改善するという制御を可
能にしている。
【0027】イオンエンジン装置の推力制御について、
イオンエンジン装置のスラスタの推力Fは、上記”数
1”で示される。上記”数3”により所望の推力を得る
ビーム電流値をIb’として、スラスタの推力変動を低
減することができることは前述した通りである。
【0028】また、流量調整器3の推進剤の利用効率を
表すパラメータとして推進剤利用効率Eを導入する。こ
の推進剤利用効率Eは、供給された推進剤のうちイオン
となって有効に加速されたことを表すパラメータであ
り、次式で示される。
【0029】
【数5】
【0030】ここで、Ibはビーム電流、mは推進剤の
質量流量である。なお、ビーム電流Ibは、ビーム電源
モニタ信号19として、推進剤の質量流量m、推進剤流
量モニタ信号21として検出できる。”数5”および”
数1”から分かるように、ビーム電流Ibと推進剤の質
量流量mとの比である推進剤利用効率Eの値を大きくす
ることにより所望の推力Fに対して流量調整器3の推進
剤利用効率を改善することができる。このように、所望
の推力を得るビーム電流値をIb’および推進剤利用効
率Eを用いることにより、イオンエンジン装置の推力を
安定に精度よく、かつ推進剤利用効率に対する最適な動
作点で制御することができる。
【0031】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3の特徴であるスラスタの推力に比例するビーム電
流を制御し、スラスタの推力変動を抑制すると同時にイ
オン生成コストおよび推進剤利用効率を制御するイオン
エンジン装置のブロック図である。図において、22は
ビーム電流値、23は主放電電圧および主放電電流、2
4は電源制御の比較演算部、25は電源制御信号、26
は推進剤流量値、27は流量制御の比較演算部、28は
流量制御信号であり、他は図1と同様である。
【0032】この実施の形態3においては、図3に示す
イオンエンジン装置の推力制御は、電源モニタ部11に
入力される電源装置2のモニタ信号のうち、ビーム電流
値22を主放電電圧および主放電電流23を電源制御の
比較演算部24に入力し、この電源制御の比較演算部2
4でコマンド14の基準信号と比較演算し推力変動を低
減させると同時に電源装置2の電力効率を高めるための
電源制御信号25を電源制御部10に入力する。さらに
流量調整器3の流量モニタ部13に入力されるモニタ信
号のうち、推進剤流量値26および電源モニタ部11に
入力される電源装置2のモニタ信号のうち、ビーム電流
値22を流量制御の比較演算部27に入力し、この流量
制御の比較演算部27でコマンド14の基準信号と比較
演算し推進剤の利用効率を高めるための流量制御信号2
8を流量制御部12に入力することにより、自動的にス
ラスタ1の推力の変動を抑制すると同時にイオンプラズ
マの生成に対する電源装置2の電力効率を改善し、さら
にイオンプラズマ量に対する流量調整器3の推進剤の利
用効率を改善するという制御を可能にしている。
【0033】イオンエンジン装置の推力制御について、
イオンエンジン装置のスラスタの推力Fは、上記”数
1”で示される。所望の推力を得るビーム電流値をI
b’として、スラスタの推力変動を低減することができ
ることは前述した通りである。
【0034】また、電源装置2の電力効率を表すパラメ
ータとしてイオン生成コストCおよび流量調整器3の推
進剤の利用効率を表すパラメータとして推進剤利用効率
Eを導入する。イオン生成コストCと推進剤利用効率E
については前述したとおりである。
【0035】上記”数1”、”数3”、”数4”およ
び”数5”から分かるように、所望の推力を得るビーム
電流値Ib’と主放電電力との比であるイオン生成コス
トCを小さくすること、およびビーム電流Ibと推進剤
の質量流量mとの比である推進剤利用効率Eの値を大き
くすることにより所望の推力Fに対して電源装置2の電
源効率および流量調整器3の推進剤の利用効率を改善す
ることができる。このように、所望の推力を得るビーム
電流値をIb’、イオン生成コストCおよび推進剤利用
効率Eを用いることにより、イオンエンジン装置の推力
を安定に精度よく、かつイオン生成および推進剤利用効
率に対する最適な動作点で制御することができる。
【0036】
【発明の効果】この発明によればビーム電源および主放
電電源からのモニタ信号をスラスタ制御器内で基準値と
比較、演算を行い、イオンプラズマの生成に対する電源
装置の電力出力によりイオン生成コストの制御を行い、
自動的にスラスタの推力を精度よく安定に効率のよい最
適動作点で発生させる制御ができる効果がある。
【0037】この発明によればビーム電源および流量調
整器からのモニタ信号をスラスタ制御器内で基準値と比
較、演算を行い、電源装置の電力出力およびイオンプラ
ズマ量に対する流量調整器からの推進剤流量により推進
剤利用効率の制御を行い、自動的にスラスタの推力を精
度よく安定に効率のよい最適動作点で発生させる制御が
できる効果がある。
【0038】この発明によればビーム電源および主放電
電源および流量調整器からのモニタ信号をスラスタ制御
器内で基準値と比較、演算を行い、イオンプラズマの生
成に対する電源装置の電力出力およびイオンプラズマ量
に対する流量調整器からの推進剤流量により、イオン生
成コストおよび推進剤利用効率の制御を行い、自動的に
スラスタの推力を精度よく安定に効率のよい最適動作点
で発生させる制御ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるイオンエンジン装置の実施の
形態1を示すブロック図である。
【図2】 この発明によるイオンエンジン装置の実施の
形態2を示すブロック図である。
【図3】 この発明によるイオンエンジン装置の実施の
形態3を示すブロック図である。
【図4】 従来のイオンエンジン装置の全体を示すブロ
ック図である。
【図5】 従来のイオンエンジン装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 スラスタ、2 電源装置、3 流量調整器、4 ス
ラスタ制御器、5 主放電電源、6 ビーム電源、7
主放電電力、8 ビーム電力、9 推進剤流量、10
電源制御部、11 電源モニタ部、12 流量制御部、
13 流量モニタ部、14 コマンド、15 テレメト
リ、16 主放電電源制御信号、17ビーム電源制御信
号、18 主放電電源モニタ信号、19 ビーム電源モ
ニタ信号、20 推進剤流量制御信号、21 推進剤流
量モニタ信号、22 ビーム電流値、23 主放電電圧
および主放電電流、24 電源制御の比較演算部、25
電源制御信号、26 推進剤流量値、27 流量制御の
比較演算部、28 流量制御信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推力を発生するスラスタ、上記スラスタ
    に電力を供給する電源装置、上記スラスタへの推進剤流
    量を制御する流量調整器、上記のスラスタ、電源装置、
    流量調整器を制御し、テレメトリ・コマンド系とのイン
    タフェース機能を持つスラスタ制御器とを備えた宇宙機
    のイオンエンジン装置において、上記各機器、装置の状
    況・動作状態を示す信号を用いて、上記スラスタの推力
    に対して推力に比例するビーム電源のビーム電流値およ
    びイオンプラズマの生成を行う主放電電源の主放電電
    圧、主放電電流により、スラスタの推力の変動を抑制す
    ると同時にイオン生成コストを制御する機能を備えたこ
    とを特徴とするイオンエンジン装置。
  2. 【請求項2】 推力を発生するスラスタ、上記スラスタ
    に電力を供給する電源装置、上記スラスタへの推進剤流
    量を制御する流量調整器、上記のスラスタ、電源装置、
    流量調整器を制御し、テレメトリ・コマンド系とのイン
    タフェース機能を持つスラスタ制御器とを備えた宇宙機
    のイオンエンジン装置において、上記各機器、装置の状
    況・動作状態を示す信号を用いて、上記スラスタの推力
    に対して推力に比例するビーム電源のビーム電流値およ
    びイオンプラズマ源である推進剤流量により、スラスタ
    の推力の変動を抑制すると同時に推進剤利用効率を制御
    する機能を備えたことを特徴とするイオンエンジン装
    置。
  3. 【請求項3】 推力を発生するスラスタ、上記スラスタ
    に電力を供給する電源装置、上記スラスタへの推進剤流
    量を制御する流量調整器、上記のスラスタ、電源装置、
    流量調整器を制御し、テレメトリ・コマンド系とのイン
    タフェース機能を持つスラスタ制御器とを備えた宇宙機
    のイオンエンジン装置において、上記各機器、装置の状
    況・動作状態を示す信号を用いて、上記スラスタの推力
    に対して推力に比例するビーム電源のビーム電流値およ
    びイオンプラズマの生成を行う主放電電源の主放電電
    圧、主放電電流およびイオンプラズマ源である推進剤流
    量により、スラスタの推力の変動を抑制すると同時にイ
    オン生成コストおよび推進剤利用効率を制御する機能を
    備えたことを特徴とするイオンエンジン装置。
JP8024135A 1996-02-09 1996-02-09 イオンエンジン装置 Pending JPH09209915A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177639A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Mitsubishi Electric Corp 電源装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177639A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Mitsubishi Electric Corp 電源装置

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