JPH09208460A - 貼付剤 - Google Patents

貼付剤

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JPH09208460A
JPH09208460A JP3581796A JP3581796A JPH09208460A JP H09208460 A JPH09208460 A JP H09208460A JP 3581796 A JP3581796 A JP 3581796A JP 3581796 A JP3581796 A JP 3581796A JP H09208460 A JPH09208460 A JP H09208460A
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JP
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tocotrienol
patch
tocotrienols
blood flow
cataplasm
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Norio Yanagibashi
憲夫 柳橋
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 トコトリエノール類を有効成分とする貼
付剤。 【効果】 本発明の貼付剤は、トコトリエノール類の配
合により、優れた血流促進作用を示すものである。従っ
て、本発明の貼付剤は、患部でのうっ血がひとつの原因
といわれている肩こり、筋肉痛等の整形外科領域の疾患
に対して優れた治癒効果を呈し、これら疾患の治療に有
効に使用されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肩こり、筋肉痛の
改善効果に優れた貼付剤に関し、更に詳しくは、有効成
分としてトコトリエノール類を含む貼付剤に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら肩こり、筋肉痛等の整形外科領域での疾患の治療で
は、患部のうっ血を解消し、血流を促進することが重要
との認識から、血流促進成分としてのビタミンE類、カ
プサイシン及びカプサイシンを含有する天然成分、ノニ
ル酸バニリルアミド等の局所投与が行われており、これ
らを配合した貼付剤が提案されている。これらの提案に
おいては、特に、ビタミンE類が多用されているが、い
ずれもトコフェロール類及びトコフェロール誘導体を使
用するものであり、トコトリエノール類の使用に関する
ものはない。また、これらの血流促進成分は、ある特定
の条件において、若干の作用が確認されるもので、肩こ
り、筋肉痛等の症状の改善に、その効果が充分に発揮で
きない等、種々の問題点や課題が残されているのが現状
である。
【0003】従って、本発明は、優れた血流促進作用に
より、肩こり、筋肉痛等の整形外科領域の疾患を効果的
に治療する貼付剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、より血流促進効果が高く、肩こり、筋肉痛
等の整形外科領域の疾患の治療効果に優れた貼付剤を開
発すべく、鋭意検討した結果、トコトリエノール類を貼
付基剤に配合すると、優れた血流促進作用を示し、肩こ
り、筋肉痛等の整形外科領域の疾患に対して優れた治療
効果を発揮する貼付剤が得られることを見い出し、本発
明をなすに至った。
【0005】即ち、本発明は、トコトリエノール類を有
効成分とすることを特徴とする貼付剤を提供する。ここ
で、トコトリエノール類として、α−トコトリエノー
ル、γ−トコトリエノール及びδ−トコトリエノールの
3成分を特定割合で配合すると、より好適である。
【0006】以下、本発明につき更に詳述する。
【0007】本発明の貼付剤に有効成分として配合され
るトコトリエノール類としては、下記式(1)で示され
るα−トコトリエノール、β−トコトリエノール、γ−
トコトリエノール及びδ−トコトリエノール等を挙げる
ことができる。これらのトコトリエノール類は、更に、
2位の不斉炭素原子に関してd−型、dl−型の光学異
性体が存在するが、本発明においてはいずれの型であっ
ても使用することができ、これらを1種単独で、又は2
種以上を組み合わせて使用することができる。
【0008】
【化1】 (式中、Meはメチル基を示す。)
【0009】なお、α−トコトリエノールは上記式のR
1,R2,R3がそれぞれメチル基、β−トコトリエノー
ルはR1,R3がそれぞれメチル基,R2が水素原子、γ
−トコトリエノールはR1が水素原子,R2,R3がそれ
ぞれメチル基、δ−トコトリエノールはR1,R2がそれ
ぞれ水素原子,R3がメチル基である。
【0010】本発明においてトコトリエノール類の好ま
しい配合態様としては、図1に示すように、三角座標に
おいて、α−トコトリエノール、γ−トコトリエノー
ル、δ−トコトリエノールの重量比が、A(95:4.
8:0.2)、B(0.5:99:0.5)、C(5:
45:50)、D(46:4:50)の範囲(図中1)
にある混合物を配合した態様を挙げることができる。ト
コトリエノール類の混合物がこの範囲内にあると、極め
てすぐれた血流促進効果が発現する。
【0011】これらトコトリエノール類は、天然物の圧
搾、天然物からの抽出、合成等いかなる方法でも得られ
るが、一般には、ヤシ科の植物の果皮及び/又は種子か
ら抽出される。一般に、天然物の抽出物から得られるト
コトリエノール類は複数のトコトリエノール類の混合物
である。使用できるヤシ科植物は、ヤシ科に属するもの
であればいずれでもよいが、アブラヤシ属アブラヤシが
好ましく、特に、西アフリカのBlaeis guin
eensis、中南米産のBlaeis oleife
ra及びBlaeis odola、Blaeis o
dola,Blaeis guineensisnoハ
イブリッド種であるdula、pisifers、te
neraが好ましい。このような抽出物を使用する場
合、常法に従って抽出した後に、更に加水分解し、クロ
マトグラフィーで精製することによって得られるトコト
リエノール類(以下パーム油トコトリエノール類とい
う)が特に好ましく、かかるパーム油トコトリエノール
類は、一般的にα−トコトリエノール、β−トコトリエ
ノール、γ−トコトリエノール及びδ−トコトリエノー
ルの混合物である。β−トコトリエノールはトレースで
あるため、かかる混合物の組成は通常、上述の三角座標
における好ましい範囲に相当する。
【0012】トコトリエノール類の配合量は適宜選定さ
れるが、通常貼付基剤全体の0.05〜10%(重量
%、以下同様)、特に0.1〜5%とすることが好まし
い。トコトリエノール類の配合量が0.05%未満では
トコトリエノール類配合の効果が充分に得られない場合
があり、10%を超えると貼付剤の粘着力が低下する場
合がある。
【0013】本発明の貼付剤は、貼付基剤を支持体に塗
布することによって得ることができるが、このような貼
付剤としては、水系パップ剤、非水系プラスター剤、薄
型テープ製剤等を挙げることができるが、特に水系パッ
プ剤として好適に使用される。貼付剤として上記のいず
れの種類として調製する場合であっても、その組成は特
に制限されるものではないが、具体的には下記の組成を
それぞれ例示することができる。
【0014】本発明の貼付剤を水系パップ剤として調製
する場合、例えばポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニル
ピロリドン・ビニルアセテート共重合体、カルボキシメ
チルセルロース塩、メチルセルロース塩、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、アルギン酸塩、ゼラチン、ペクチ
ン、ポリエチレンオキサイド、カルボキシメチルスター
チ等の1種又は2種以上の水溶性高分子物質(配合量
は、通常基剤全体の1〜20%)、カオリン、ベントナ
イト、モンモリオナイト、酸化亜鉛、ゼオライト、無水
ケイ酸、酸化チタン等の1種又は2種以上の無機粉体
(配合量は、通常基剤全体の0〜15%)、プロピレン
グリコール、グリセリン、ソルビトール、1,3−ブチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ピロリドン
カルボン酸塩、乳酸塩等の1種又は2種以上の保湿剤
(配合量は、通常基剤全体の5〜20%)、塩化アルミ
ニウム、カリミョウバン、アンモニウムミョウバン、合
成ヒドロタルサイト、ジヒドロキシアルミニウムアミノ
アセテート、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等の金
属化合物(配合量は、通常基剤全体の0.05〜5
%)、及び水を適宜割合で混合したものなどを使用する
ことができる。
【0015】また、本発明の貼付剤を非水系プラスター
剤として調製する場合、例えばエラストマー100重量
部(以下、部と略称)に対して粘着付与樹脂50〜10
0部、軟化剤0〜30部、老化防止剤1〜3部、充填剤
0〜50部および適当量の着色剤などを配合して常法に
よりゴム系粘着剤を調製することができる。この場合、
エラストマーとしては、天然ゴム(NR)、イソプレン
ゴム(IR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ス
チレン・ブタジエンブロック共重合体、スチレン・イソ
プレンブロック共重合体(SIS)、ブチルゴム、ポリ
イソブチレン、シリコーンゴム、ポリビニルイソブチル
エーテル、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、クラフト
ゴム等が使用できる。粘着付与樹脂としては、ロジン、
エステルガム、ポリテルペン樹脂、C8系石油樹脂、C9
系石油樹脂、DCPD系石油樹脂、スチレン系樹脂、ア
ルキルフェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂等が使
用できる。軟化剤としては、各種可塑剤、ポリブテン、
液状粘着付与樹脂、ポリイソブチレン低重合物、ポリビ
ニルイソブチルエーテル低重合物、ラノリン、解重合ゴ
ム、プロセスオイル、加硫オイル等が使用できる。さら
に、充填剤としては、亜鉛華、シリカ、ゼオライト、炭
酸カルシウム、硫酸バリウム、澱粉、クレー、タルク等
が使用できる。老化防止剤としては、2,6−ジ−t−
ブチル−4−メチルフェノール、2,5−ジ−t−ブチ
ルハイドロキノン、メルカプトベンゾイミダゾール、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェノール)シクロヘキ
サン、フェノール−β−ナフチルアミン等が使用でき
る。
【0016】また、本発明の貼付剤を薄型テープ製剤と
して調製する場合、アクリル系基剤とすることが好まし
く、例えばアクリル酸アルキルエステル又はメタクリル
酸アルキルエステル(炭素数4〜12)50〜80部、
酢酸ビニル、短鎖アクリル酸アルキルエステル又は短鎖
メタクリル酸アルキルエステル(炭素数1〜4)50〜
20部および無水マレイン酸1〜6部を混合し、窒素気
流中において、全混合物に対して、0.3〜0.5%の
ラジカル開始剤、例えば過酸化ベンゾイル又はアゾビス
イソブチロニトリルの存在下に、トルエン、ベンゼン、
酢酸エチルの単独又は混合溶媒(全混合物20〜40部
に対して30〜60部)中で60〜70℃で重合させた
後、この溶液中に含まれる無水マレイン酸に対して0.
01〜3.0%当量のポリオール、ポリアミン又はポリ
イソシアネートを添加し、架橋することにより耐熱性の
優れたアクリル系基剤を得ることができる。なお、アク
リル系基剤中には、必要に応じて、常時非水系プラスタ
ー剤の組成で説明した種々の成分を配合することができ
る。
【0017】本発明の貼付剤は、以上のようにトコトリ
エノール類を有効成分として配合するものであるが、本
発明の効果を損なわない限り、それ以外の成分として、
通常、貼付剤に配合される各種成分を添加することがで
きる。具体的には、例えばインドメタシン、ケトプロフ
ェン、フルルビプロフェン、ピロキシカム、スプロフェ
ン、ナプロキセン、ロキソプロフェンナトリウム、ジク
ロフェナックナトリウム、フェルビナク、ザルトプロフ
ェン、メフェナム酸、フルフェナム酸、イブプロフェ
ン、サリチル酸グリコール、サリチル酸メチル、メント
ール、カンフル、ハッカ油、トウガラシエキス、カプサ
イシン、ノニリ酸バニリルアミド、ジフェンヒドラミ
ン、オオバクエキス、セイヨウトチノミエキス等の有効
成分の1種又は2種以上を配合することができる。これ
らの使用量は適宜選定される。
【0018】貼付剤の支持体としては、貼付剤に通常使
用される支持体が用いられる。このような支持体の素材
としては、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリエ
チレンテレフタレート、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、ナイロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、可塑化
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニリデン、アルミニウムなどがある。これらは例え
ば単層のシート(フィルム)や二枚以上の積層(ラミネ
ート)体として用いられる。アルミニウム以外の素材は
織布や不織布として利用してもよい。
【0019】本発明の貼付剤は、常法に従って製造する
ことができ、例えば水系パップ剤の場合、トコトリエノ
ール類と上記各成分とを良く練合してペースト状に調製
し、これを展延機を用いて、織布、不織布、編布等の上
記支持体に展延し、必要に応じてプラスチックフィルム
等のライナーを被覆することにより得られる。なお、ト
コトリエノール類配合の貼付基剤を支持体に展延する際
の厚みは、その貼付剤の種類、目的、用法等により種々
異なり、例えば水系パップ剤の場合、500〜2000
μm、非水系プラスター剤の場合、100〜300μ
m、薄型テープ製剤の場合、30〜100μmとすると
好適である。上記範囲を下回ると必要量のトコトリエノ
ール類を含有することができず、粘着性も不充分となる
場合がある。一方、上記範囲を上回ると貼付基剤のダレ
やはみ出しの問題及び支持体付近の貼付基剤に含有され
るトコトリエノール類が充分拡散せず、薬物放出性が低
下する場合がある。
【0020】
【発明の効果】本発明の貼付剤は、トコトリエノール類
の配合により、優れた血流促進作用を示すものである。
従って、本発明の貼付剤は、患部でのうっ血がひとつの
原因といわれている肩こり、筋肉痛等の整形外科領域の
疾患に対して優れた治癒効果を呈し、これら疾患の治療
に有効に使用されるものである。
【0021】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるも
のではない。
【0022】[実施例、比較例]表1に示す処方によ
り、通常の水系パップ剤の製造法に従って各種トコトリ
エノール類を配合した貼付剤(実施例)及び酢酸トコフ
ェロールを配合した、又はいずれも無配合の貼付剤(比
較例)を製造した。なお、表1中の「パーム油トコトリ
エノール」とは、アブラヤシ属のアブラヤシの果肉から
抽出し精製したものであり、ここで使用したものはα−
トコトリエノール:γ−トコトリエノール:δ−トコト
リエノールの重量比が26:58:16のものである。
また、表1中の量は重量%である。
【0023】
【表1】
【0024】[実験1]血流促進評価 ヒトの血流をレーザードップラー血流計(PERIFL
UXレーザードップラー血流計:RERIMED KB
社製)を用いて測定した。すなわち、温度27℃、湿度
55%とした恒温恒湿実験室にて、健常男子5名の前腕
内側の血流を予め測定した後、実施例又は比較例の貼付
剤を貼付し、2時間後に剥離して、剥離5分後に貼付部
位の血流を測定し、予め測定した血流計の読み値と試料
貼付後の血流計の読み値から下記式により血流促進率
(%)を算出した。得られた血流促進率を下記判定基準
に従って判定した。
【0025】
【数1】
【0026】
【0027】[実験2]使用試験 慢性的な肩こりに悩む成人男子10名を各5名として2
群に分け、一方の群に実施例6の貼付剤を1日2回、4
日間、両肩に貼付した。もう一方の群には比較例2の貼
付剤を1日2回、4日間、両肩に貼付し、その効果を下
記の判定基準で問診して評価した。
【0028】 <判定基準> 症 状 判 定 貼付前に比べ、著しく改善し、肩のこり、重さを感じない 著効 貼付前に比べ、改善されたが、やや肩のこりが残る 有効 貼付前に比べ、やや改善されたが、肩のこり、重さがある やや有効 貼付前と比べ、ほとんど変化がない 無効
【0029】以上の結果を表2、3に示す。これらの結
果からも認められるように、本発明の貼付剤(実施例1
〜6)は、血流を著しく促進することができ、また肩こ
り等の整形外科領域の疾患に対しても優れた有効性を示
す。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】以下、本発明の貼付剤の配合例(実施例
8、9)を示す。なお、パーム油トコトリエノールは、
上記実施例6と同様のものを使用した。
【0033】[実施例8]含水系パップ剤 パーム油トコトリエノール 1.5重量% サリチル酸グリコール 1.0 ゼラチン 1.5 ポリアクリル酸ナトリウム 5.0 ポリビニルアルコール 3.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.5 グリセリン 15.0 ソルビトール液(70%) 10.0 オプチホワイトカオリン 7.5 酸化チタン 0.5 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.2 酒石酸 0.5 ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート 0.1 ポリソルベート80 1.0 ヒマシ油 1.0 精製水 残 量 計 100.0
【0034】それぞれの成分を溶解、練合し、ポリエス
テル不織布に約1.2mmの厚さで展延し、ポリプロピ
レンフィルムで被覆し、140mm×10mmに裁断す
ることにより、実施例8の貼付剤である含水系パップ剤
を得た。この含水系パップ剤について、レーザードップ
ラー血流計にて、血流促進効果を測定したところ、貼付
により、19.5%の血流促進効果が認められた。
【0035】[実施例9]非水系プラスター剤 パーム油トコトリエノール 2.0 サリチル酸メチル 5.0 スチレン・イソプレン・スチレンブロックコポリマー 10.0 ポリイソブチレン(分子量8万〜10万) 7.0 ポリイソブチレン(分子量1千〜1万) 13.0 天然ロジン 23.0 C8系石油樹脂 16.0 アルキルベンゼン 15.0 無水ラノリン 9.0 計 100.0
【0036】それぞれの成分を140℃に加熱練合溶解
し、酢酸ビニルフィルム上に約0.5mmの厚さに展
延、冷却後、シリコン処理した紙製の剥離紙で被覆した
後、100mm×70mmに裁断し、実施例9の貼付剤
である非水系プラスター剤を得た。
【0037】この非水系プラスター剤について、レーザ
ードップラー血流計にて、血流促進効果を測定したとこ
ろ、貼付により、23.5%の血流促進効果が認められ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】トコトリエノール類の好適な混合割合の範囲を
示す三角座標である。
【符号の説明】
1 トコトリエノール類の好適な混合割合の範囲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トコトリエノール類を有効成分とするこ
    とを特徴とする貼付剤。
  2. 【請求項2】 トコトリエノール類が三角座標におい
    て、α−トコトリエノール、γ−トコトリエノール、δ
    −トコトリエノールの重量比が、A(95:4.8:
    0.2)、B(0.5:99:0.5)、C(5:4
    5:50)、D(46:4:50)の範囲にある混合物
    である請求項1記載の貼付剤。
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