JPH09206678A - 耐光性に優れた印刷塗装金属板 - Google Patents

耐光性に優れた印刷塗装金属板

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JPH09206678A
JPH09206678A JP4055696A JP4055696A JPH09206678A JP H09206678 A JPH09206678 A JP H09206678A JP 4055696 A JP4055696 A JP 4055696A JP 4055696 A JP4055696 A JP 4055696A JP H09206678 A JPH09206678 A JP H09206678A
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正樹 佐藤
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和彦 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線による変色や褪色がなく、耐光性に優
れた鮮明な印刷模様が付けられた装飾用金属板を得る。 【構成】 塗料不揮発分に対して6〜18重量%の割合
で、熱安定性及び溶解性の良好なベンゾトリアゾール系
又はトリアジン系の紫外線吸収剤を含む透明又は半透明
樹脂のトップ塗膜層が下地金属板の表面に形成されてお
り、トップ塗膜層に昇華性染料を浸透させている。紫外
線吸収剤は、空気雰囲気中、昇温速度5℃/分の加熱条
件下、300℃で重量減少が10重量%以下であること
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラー広告看板,
装飾用内装材,電化製品や什器の外板等として使用さ
れ、各種の印刷模様が付けられる小ロット多品種用途に
適した印刷塗装金属板に関する。
【0002】
【従来の技術】昇華性染料を使用して印刷塗装金属板を
製造する場合、オフセット,シルク,グラビア,転写等
の印刷法で昇華性染料を塗装金属板のトップクリヤー層
に印刷し、次いで加熱処理を施すことにより昇華性染料
をクリヤー塗膜中に浸透させている。たとえば、特開昭
51−24313号公報では、転写シートを硬化性合成
樹脂の塗布層に接触させて加熱している。特開昭54−
104907号公報では、塗装金属板上に昇華性染料を
用いた転写印刷で印刷層を形成した後、表面に更にトッ
プ塗膜を形成し、次いで加熱処理を施して塗膜の内側か
ら昇華性染料を浸透させることにより、模様を形成して
いる。また、特開平7−31931号公報では、鋼板表
面にプライマー塗膜及び有色トップ塗膜を形成したプリ
ペイント鋼板の塗膜に熱昇華性インクを浸透させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昇華性染料を使用した
従来の印刷法では、何れもトップ塗膜中に昇華性染料を
浸透させて模様を形成している。昇華性染料は、通常、
極性の小さな分散染料又は油溶性染料であり、可塑剤,
有機薬品等で変質し易い。また、紫外線等の光によって
染料が分解され、変色又は褪色し易い。そのため、長期
間にわたって戸外に曝される使用環境では、安定した色
彩,模様等を維持することが難しい。光による変色や褪
色を防止するためには、紫外線吸収剤を塗料に配合する
ことが有効である。紫外線吸収剤は、一般的に塗料の不
揮発分に対して0.5〜3重量%の範囲で添加される。
因みに、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を塗料の不
揮発分に対して2.5重量%添加すると、厚み6μmの
透明塗膜中を透過する340nmの光は0.0001%
以下になる。しかし、このような条件下では、昇華性染
料で形成した模様の耐光性が不十分なため、内装用途に
特定しても適用が難しい。
【0004】ところが、印刷に使用されるプレコート鋼
板の塗膜焼付け条件は、最高到達板温が200〜240
℃,保持時間1〜2分で、昇華性染料を塗膜中に浸透さ
せる転写条件が160〜190℃,1〜4分である。す
なわち、最終的に印刷塗装金属板を製造するまでに、紫
外線吸収剤は少なくとも2回、高温条件下に曝される。
このとき、一般に使用されているベンゾフェノン系又は
ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤では、耐熱性,耐
昇華性に劣るため、塗膜中に含まれる紫外線吸収剤が昇
華によって減量する。紫外線吸収剤の減量は、昇華性染
料の変色や褪色に悪影響を及ぼすばかりでなく、紫外線
吸収剤の昇華に起因して塗膜表面が柚肌状態になって黄
変する現象が生じる。塗装する金属板が厚くなるほど塗
膜の焼付け条件,転写条件共に厳しくなることから、黄
変現象が顕著に現れる。
【0005】100℃前後の低温で十分に昇華する染料
を選択するとき、転写時の昇華による紫外線吸収剤の減
少を大幅に低減することができる。しかし、低温で昇華
する染料は、分子量が小さく、耐光性,耐熱性が十分で
ない。逆に、耐光性,耐熱性の良好な昇華性染料は、高
温で昇温する。この点、耐光性を向上させる上からは、
理想的には昇華性染料をほぼその温度で昇華する染料に
特定し、可能な限り高温で昇華する昇華性染料を使用し
て昇華転写することが要求される。しかし、昇華性染料
の耐光性を向上させるとき、高い昇華温度が必要とさ
れ、塗膜中の紫外線吸収剤が昇華によって減少する。耐
昇華性,耐熱性に優れた紫外線吸収剤としては、芳香族
置換基等を導入した分子量が比較的大きなものが知られ
ている。この種の紫外線吸収剤を使用しても、通常の添
加量0.5〜3重量%では塗膜中に浸透した昇華性染料
の耐光性を屋内用途に使用可能なレベル、具体的にはサ
ンシャインカーボンアークウエザメータ63℃,240
時間,ΔE≦7まで向上させることができなかった。本
発明は、このような問題を解消すべく案出されたもので
あり、耐熱性,耐光性に優れた特定の紫外線吸収剤を従
来よりも多量に添加することにより、昇華性染料の変色
や褪色を防止し、長期間にわたって美麗な印刷模様を維
持することができる印刷塗装金属板を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷塗装金属板
は、その目的を達成するため、塗料不揮発分に対して6
〜18重量%の割合で、熱安定性及び溶解性の良好なベ
ンゾトリアゾール系又はトリアジン系の紫外線吸収剤を
含む透明又は半透明樹脂のトップ塗膜層が形成されてお
り、該トップ塗膜層に昇華性染料を浸透させたことを特
徴とする。紫外線吸収剤としては、トリアジン系紫外線
吸収剤を単独で、或いはベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤で複合してトップ塗膜層に含ませることができる。
紫外線吸収剤の耐熱性は、空気雰囲気中、昇温速度5℃
/分の加熱条件下、300℃で重量減少が10重量%以
下であることが好ましい。また、溶解性は、キシレン,
n−ブタノール,酢酸エチル等の溶媒100gに対して
25g以上溶解するものが好ましい。
【0007】
【実施の形態】本発明に従った印刷塗装金属板は、図1
に示すようにめっき鋼板,ステンレス鋼板,アルミ板等
の下地金属板1の表面に透明又は半透明の樹脂層4を形
成している。下地金属板1としては、最外層に透明又は
半透明樹脂層4がある限り、白色ベースコート層2を設
けた塗装金属板(a),更にプライマー層3を形成した
塗装金属板(b),ベースコート層2やプライマー層3
がなく透明又は半透明樹脂層4だけがある塗装金属板
(c)等が使用される。下地金属板1やプライマー層3
の色調を隠すベースコート層2を設ける場合、白色に限
らず、他の色調をもったベースコート層を形成すること
ができる。ベースコート層2は、10〜20μmの塗膜
厚みをもつことが好ましい。膜厚が10μmに満たない
ベースコート層2では、下地金属板1やプライマー層3
の色調が十分に隠蔽されない。逆に20μmを超える厚
膜のベースコート層2では、焼付時に塗膜中に残留した
溶剤が急激に気化し、「わき」と呼ばれるピンホール状
の塗膜欠陥を発生させる虞れがある。
【0008】透明又は半透明樹脂層4には、転写シート
から移行してくる昇華性染料を受容して良く染まる染色
性樹脂である限り、その材質に制約を受けない。たとえ
ば、ポリビニルアルコール,ポリビニルブチラール,ポ
リビニルアセタール,ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニ
ル,ポリビニルピロリドン,ポリスチレン等のビニル系
樹脂,ポリメチル(メタ)アクリレート,ポリブチル
(メタ)アクリレート,ポリアクリルアミド,ポリアク
リロニトリル等のアクリレート系樹脂,ポリエステル樹
脂,ポリカーボネート樹脂,ポリスルホン樹脂,シリコ
ーンポリエステル樹脂,エポキシ樹脂等や、これらの共
重合体又は混合物等がある。なかでも、ポリエステル樹
脂は、昇華性染料に良く染まり、且つ得られる画像の保
存安定性にも良好であることから、染色性樹脂の少なく
とも一成分として含ませることが好ましい。
【0009】昇華性染料で予め模様を付けた転写シート
を下地金属板1に接触させて加熱すると、昇華した染料
が透明又は半透明樹脂4の中に浸透し、厚み方向に染着
した模様が形成される。転写シートは、グラビア印刷,
オフセット印刷,スクリーン印刷等によって作製され
る。また、小ロット印刷用には、製版工程を必要としな
いコンピュータグラフィックを用いた電子写真法,静電
記録法,インクジェット法,感熱転写法等を採用するこ
ともできる。昇華性染料は、加熱された際に昇華,揮発
等の減少によって透明又は半透明樹脂層4に転移しうる
染料であり、たとえばキノフタロン誘導体,アントラキ
ノン誘導体,アゾ系色素等の分散染料が好適に用いられ
る。また、従来から昇華熱転写,昇華転写捺染等に使用
されている染料は、特に制約なく使用することができ
る。
【0010】この種のイエロー系昇華染料としては、K
ayacet Yellow AG,Kayacet
Yellow TDN(日本化薬株式会社製),RTY
52,Dianix Yellow 5R−E, D
ianix YellowF3G−E, Dianix
Brilliant Yellow 5G−E(三菱
化学株式会社製),ブラストYellow 8040,
DY108(有本化学株式会社製),Sumikaro
n Yellow EFG,Sumikaron Ye
llow E−4GL(住友化学株式会社製),FOR
ON Brilliant Yellow SGGLP
I(Sand社製),PSイエローGG(三井東圧染料
株式会社製)等がある。
【0011】マゼンタ系の昇華性染料としては、Kay
acet Red 026,Kayacet Red
130,Kayacet Red B(日本化薬株式会
社製),Oil Red DR−99,Oil Red
DK−99(有本化学株式会社製),Diacell
iton Pink B(三菱化学株式会社製),Su
mikaron Red E−FBL(住友化学株式会
社製),LatylRed B(Du Pont社
製),Sudan Red 7B(BASF社製),R
esolin Red FB,Ceres Red 7
B(Bayer社製)等がある。
【0012】シアン系の昇華染料には、Kayalon
Fast Blue FG,Kayalon Blu
e FR,Kayacet Blue 136,Kay
acet Blue 906(日本化薬株式会社製),
Oil Blue 63(有本化学株式会社製),HS
B9,RTB31(三菱化学株式会社製),Dispe
rse Blue #1(住友化学株式会社製),MS
Blue 50(三井東圧染料株式会社製),Cer
es Blue GN(Bayer社製),Duano
l Brilliant Blue 2G(ICI社
製)等がある。各色用の昇華性染料は、単独で使用して
も2種以上を併用して使用しても良い。黒色は、イエロ
ー,マゼンタ,シアン系の昇華性染料を適宜配合するこ
とにより得られる。イエロー,マゼンタ,シアン以外の
色調をもつ昇華性染料としては、昇華温度(液状状態か
ら揮発する場合も含む)が60℃以上の染料が好まし
い。昇華性染料を選択する際には、昇華温度の高い染料
の方が比較的分子量が大きく、優れた耐光性及び耐熱性
を示すことから好ましい。
【0013】下地金属板1と接触した状態で転写シート
が加熱されると、転写シートに含まれている昇華性染料
が昇華し、図1に示すように透明又は半透明樹脂層4を
厚み方向に浸透する。そのため、厚み方向にほぼ均一に
染着された透明又は半透明樹脂層4で立体的な印刷模様
が発現される。得られた印刷模様は、透明又は半透明樹
脂層4の表層のみに昇華性染料が濃化したものでないた
め、擦れ等によって印刷薄れが生じることなく、また熱
転写で意匠を付与した後の転写印刷層を透明樹脂によっ
て保護する後工程も省略される。しかも、厚み方向にほ
ぼ均一に染着された透明又は半透明樹脂層4で印刷模様
が発現されるため、深み感,立体感,光沢度及び鮮映度
に優れた印刷模様が得られる。このようにして、必要な
模様を必要な時に簡便に付与できるため、各種模様付け
が要求される意匠鋼板の小ロット生産が容易になる。し
かも、所定の模様を付けた意匠鋼板として在庫する必要
がなくなり、ニーズに応じた模様付けが可能になる。ま
た、透明又は半透明樹脂層4と下地金属板1との間に染
料層が単独で存在していないので、従来のラミネート鋼
板にみられた層間剥離が生じない。
【0014】透明又は半透明樹脂層4には、転写時の1
50〜200℃の加熱で著しく軟化することのない熱硬
化型の樹脂を使用することが好ましい。このような樹脂
の使用により、熱転写で模様を付けた後に塗装金属板の
表面光沢が低下することがほとんどなくなる。透明又は
半透明樹脂層4の塗膜中には、太陽光線や紫外線の透過
による昇華性染料の褪色や透明又は半透明樹脂層4の光
沢低下を防止するため、透明又は半透明樹脂塗膜中に紫
外線吸収剤を添加している。紫外線吸収剤としては、ベ
ンゾトリアゾール系又はトリアジン系が使用される。好
ましくは、トリアジン系単独或いはトリアジン系とベン
ゾトリアゾール系とを複合して添加する。紫外線吸収剤
の配合量は、塗料不揮発分に対して6〜18重量%の範
囲に定められる。また、ヒンダートアミン系光安定剤を
0〜3.0重量%の割合で配合することが好ましい。
【0015】トリアジン系は、熱安定性の高いベンゾト
リアゾール系とほぼ同等の熱安定性を示し、且つベンゾ
トリアゾール系に比較して有機溶剤に対する溶解性が高
い。一般に熱安定性の高いベンゾトリアゾールは、溶解
性が低いため6重量%以上の添加が難しく、たとえ添加
できたとしても塗料を保存している間に紫外線吸収剤が
析出する可能性が高い。これに対し、トリアジン系は、
熱安定性が高いにも拘らず溶解性が高いため、6重量%
以上の添加が容易であり、塗料の貯蔵安定性に優れてい
る。また、塗膜を屋外に暴露すると、塗膜中の紫外線吸
収剤が徐々に抜け出る傾向を示すが、トリアジン系とベ
ンゾトリアゾール系とを比較するとトリアジン系がより
安定で塗膜から抜けにくい特性を呈する。透明又は半透
明樹脂層4に含ませる紫外線吸収剤としては、耐熱性,
耐昇華性及び溶解性に優れていることが要求される。耐
熱性は、空気雰囲気中,昇温速度5℃/分の加熱条件下
において300℃で重量減少が10重量%以下であるこ
とが好ましい。
【0016】ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤に
は、オクチル−3−[3−t−ブチル−5−(2H−ベ
ンゾトリアゾ−ル−2−イル)]−4−ヒドロキシフェ
ニル]プロピネート(チバガイギー社製 TINUVI
N 384),2−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス
(α,α’ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベン
ゾトリアゾール(チバガイギー社製 TINUVIN
900),メチル−3−[3−t−ブチル−5−(2H
−ベンゾトリアゾール−2−イル)]−4−ヒドロキシ
フェニル]プロピネート−ポリエチレングリコール(分
子量約300)との縮合物(チバガイギー社製 TIN
UVIN 1130),2−[2’−ヒドロキシ−3’
−(3”,4”,5”,6”−テトラヒドロフタルイミ
ドメチル)−5’−メチルフェニル]−ベンゾトリアゾ
ール(共同薬品株式会社製 Viosorb 590)
等が挙げられる。
【0017】トリアジン系紫外線吸収剤には、たとえば
2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−ジデシルオキシプ
ロピル)−オキシ]−2−ヒドロキシフェニル]−4,
6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−
トリアジンと2−[4−[(2−ヒドロキシ−3−トリ
デシルオキシプロピル)−オキシ]−2−ヒドロキシフ
ェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)
−1,3,5−トリアジンの混合物(チバガイギー社製
TINUVIN400)がある。これら紫外線吸収剤
は、単独でも、2種以上を混合しても使用することがで
きる。紫外線吸収剤の配合量は、塗料の不揮発分100
重量部に対して6〜18重量部に調整することが好まし
い。6重量%に満たない配合量では、透明又は半透明樹
脂層4に浸透した昇華性染料の耐光性が不十分となる。
逆に、18重量%を超える配合量では、塗膜の耐汚染
性,加工性,塗膜外観等が劣化する。また、紫外線吸収
剤によるトップ塗膜の着色も観察される。屋内用途とし
て必要な耐光性は、シアン色,マゼンタ色,イエロー色
の中で最も耐光性の低いシアン色でサンシャインカーボ
ンアークウエザメータ(63℃),240時間,ΔE≦
7が要求される。この条件を満足させるためには、紫外
線吸収剤を6重量%以上添加することが必要である。塗
膜を屋外に暴露すると紫外線吸収剤が徐々に抜け出る傾
向を示すが、6重量%以上添加することにより屋外で2
〜3年以上,屋内用途では十分な耐光性を保持できる。
したがって、塗膜中に6重量%以上の紫外線吸収剤を添
加することは、透明又は半透明樹脂層4の光沢低下及び
ベースコート層2の変色を防止するという通常のクリヤ
ー塗装に対する要求特性を満足するだけでなく、透明又
は半透明樹脂層4に浸透した昇華性染料の耐光安定性を
屋内用途で十分な程度まで向上させることになる。
【0018】紫外線吸収剤は、塗料の溶剤として一般に
使用されているキシレン,n−ブタノール,酢酸エチル
等の有機溶媒に対する溶解度の高いものが好ましい。特
に、本発明では多量の紫外線吸収剤を配合させることか
ら、析出による貯蔵安定性の低下及び塗膜物性の低下を
防止するために、キシレン,n−ブタノール,酢酸エチ
ル等の溶媒100gに対して25g以上溶解するものが
好ましい。有機溶媒に対する溶解度の低い紫外線吸収剤
では、塗料の不揮発分に対して6重量%以上の割合で配
合することが困難であり、添加後も析出し易く、塗料の
貯蔵安定性が低下する傾向を示す。透明又は半透明樹脂
層4の耐光性を更に向上させるため、必要に応じてヒン
ダートアミン系の光安定剤を塗料不揮発分に対して0〜
3重量%の割合で配合させることが好ましい。ヒンダー
トアミン系の光安定剤には、次のものが挙げられる。
【0019】ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)セバケート(三共株式会社製 SANO
L LS770),ビス(1,2,2,6,6−ペンタ
メチル−4−ピペリジル)セバケート(三共株式会社製
SANOL LS765),1−{2−[3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オニルオキシ]エチル}−4−[3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキ
シ]−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(三共
株式会社製 SANOL LS2626),4−ベンゾ
イルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
(三共株式会社製 SANOL LS744),8−ア
セチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル
−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−2,
4−ジオン(三共株式会社製 SANOL LS44
0),2−(3,5−ジ−t−ヒドロキシベンジル)−
2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4−ピペリジル)(チバガイギー社製 T
INUVIN 144),コハク酸ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)エステル(チバガ
イギー社製 TINUVIN 780FF),コハク酸
ジメチルと1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロ
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの重縮
合物(チバガイギー社製 TINUVIN 622L
D),ポリ{[6−(1,1,3,3−テトラメチルブ
チル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイ
ル][(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ]ヘキサメチレン[(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)イミノ]}(チバガイギー
社製CHIMASSORB 944LD),N,N’−
ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミンと2,4
−ビス[N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジル)アミノ]−6−クロロ−
1,3,5−トリアジンの重縮合物(チバガイギー社製
CHIMASSORB 119FL),ビス(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバ
ケート(チバガイギー社製 TINUVIN 29
2),ビス(1−オクタオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)セバケート(チバガイギー
社製 TINUVIN 123),HA−70G(三共
株式会社製),アデカスタブ LA−52,アデカスタ
ブ LA−57,アデカスタブ LA−62,アデカス
タブ LA−63,アデカスタブ LA−67,アデカ
スタブ LA−68,アデカスタブ LA−82,アデ
カスタブ LA−87(旭電化工業株式会社製)
【0020】これらの光安定剤は、単独でも或いは2種
以上を混合しても使用できる。安定剤の配合量を3.0
重量%より多量にしても、塗膜中に浸透した昇華性染料
の耐光性を向上させる効果が飽和し、増量に見合った改
善がみられず、逆に塗装外観が劣化する傾向を示す。光
安定剤は、好ましくは0.5〜1.5重量%の範囲で配
合される。透明又は半透明樹脂層4としての透明樹脂塗
膜は、ベースコート層2を介して(図1a)、ベースコ
ート層2及びプライマー層3を介して(図1b)、或い
は下地金属板1に直接(図1c)形成することができ
る。何れの場合も、下地金属板1やベースコート層2の
色調が地模様となり、染着樹脂層5を通して現れる。そ
のため、下地素材の風合いを活かした独特の深み感をも
った意匠性金属板が製造される。
【0021】
【実施例】
実施例1(本発明例1〜9,比較例1〜6)下地金属板として使用する塗装鋼板の製造 板厚0.5mmのZnめっき鋼板に塗装前処理を施し、
白色ポリエステル系樹脂塗料(関西ペイント株式会社製
AT−1001プライマー)を乾燥塗膜厚みで18μ
mになるように塗装した後、板温220℃で1分間焼き
付けることにより白色ベースコート樹脂塗膜を形成し
た。次いで、トリアジン系紫外線吸収剤(チバガイギー
社製 TINUVIN 400)を塗料不揮発分に対し
2〜20重量%及びヒンダートアミン系光安定剤(チバ
ガイギー社製 TINUVIN 123)を0〜7.0
重量%を含むポリエステル系クリヤー樹脂塗料(関西ペ
イント株式会社製 AT−1005プライマー)を乾燥
膜厚で15μmとなるように塗装した後、板温210℃
で1分間焼き付けることにより、透明樹脂塗膜を形成し
た。なお、トリアジン系紫外線吸収剤は、熱重量分析の
結果、空気雰囲気中,昇温速度5℃/分の加熱条件下、
300℃で重量減少が3.5重量%であった。
【0022】昇華性染料を使用した模様の転写 シアン色の昇華性染料(三菱化学株式会社製 RTB3
1 C.I.Disperse Blue 26)から
作製した昇華性染料トナー(新日鐵化学株式会社製 昇
華捺染用トナー)を用い、静電記録方式の画像プリント
システム(Exis社製 Juna)で静電記録紙にシ
アン色のベタ模様を出力した。得られた静電記録紙を塗
装鋼板の塗装面に重合せ、温度165℃及び圧力0.5
kg/cm2 で150秒間加熱圧着した。圧着完了後、
塗装鋼板から静電記録紙を剥離した。なお、ほぼ同様の
条件で昇華するシアン色,マゼンタ色,イエロー色の染
料の耐光性を比較すると、最も耐光性が低いものはシア
ン色であった。そこで、紫外線吸収剤及び光安定剤の添
加効果を、シアン色の耐光性で比較した。
【0023】実施例2(本発明例10〜14,比較例7
〜9)下地金属板として使用する塗装鋼板の製造 トリアジン系紫外線吸収剤に替えてベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤(チバガイギー社製 TINUVIN
384)を塗料揮発分に対して0〜20重量%配合し、
ヒンダートアミン系光安定剤(チバガイギー社製 TI
NUVIN123)の配合量を1.5重量%の一定に維
持した外は、実施例1の塗装鋼板を同じものを使用し
た。なお、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤は、熱重
量分析の結果、空気雰囲気中,昇温速度5℃/分の加熱
条件下、300℃で重量減少が5.0重量%であった。昇華性染料を使用した模様の転写 実施例1と同じ昇華性染料を使用し、同様な方法で塗装
鋼板に模様を転写した。
【0024】実施例3(比較例10〜13)下地金属板として使用する塗装鋼板の製造 トリアジン系紫外線吸収剤に替えてベンゾフェノン系紫
外線吸収剤(共同薬品株式会社製 Viosorb13
0)を塗料不揮発分に対して0〜10重量%配合し、ヒ
ンダートアミン系光安定剤(チバガイギー社製 TIN
UVIN123)の配合量を1.5重量%の一定に維持
した外は、実施例1と同じ塗装鋼板を使用した。なお、
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤は、熱重量分析の結果、
空気雰囲気中,昇温速度5℃/分の加熱条件下、300
℃で重量減少が33重量%であった。昇華性染料を使用した模様の転写 実施例1と同じ昇華性染料を使用し、同様な方法で塗装
鋼板に模様を転写した。
【0025】以上のように製造した各印刷塗装金属板に
対して耐光性,塗膜密着性,加工性,耐湿性,耐汚染性
及び耐疵付き性を調査した。調査結果を表1(本発明
例)及び表2(比較例)に示す。表1及び表2における
各性質は、次のように試験し評価した。 耐光性試験 試験温度を63℃に設定したサンシャインカーボンアー
クウエザメータ(60分照射中に12分間清水吹付け)
中で240時間経過後の試験板と未照射試験板との色差
ΔEを表示した。なお、240時間後の色差ΔE≧7で
は内装用として実用に供することが難しい。 塗膜密着性試験 碁盤目エリクセン(JIS G3320に規定されてい
る碁盤目を入れ、6mm押し出す)試験を行い、粘着性
テープの剥離に伴って剥離した塗膜を5段階評価した。
【0026】加工性試験 20℃の室内で0〜6tの180度折り曲げ加工(試験
片と同じ厚みの板を1枚挟んだ場合が1)を施し、曲げ
の程度に応じた塗膜のクラック発生状況を調査した。塗
膜にクラックが発生しなかったもの及び0〜2tで塗膜
にクラックが発生したものを◎,3〜4tで塗膜にクラ
ックが発生したものを○,5tで塗膜にクラックが発生
したものを△,6tで塗膜にクラックが発生したものを
×として評価した。なお、○以上であれば、プレコート
用鋼板として実用に供しえる。 耐疵付き性試験 JIS K5400−8.4に基づき、鉛筆(三菱鉛筆
株式会社製 三菱ユニ)を用いた疵付き法で評価した。
評価は、疵が付かない限界の鉛筆硬度で表示した。 耐汚染製試験 油性のマジックペン(赤,黒)で線を描き、20℃で2
4時間放置した後、メタノールで拭き取り、痕跡が全く
ないものを5,痕跡が若干残るものを3,痕跡が著しい
ものを1として5段階評価した。なお、油性の赤マジッ
クペンで2点以上であれば、プレコート用鋼板として実
用に供しえる。
【0027】耐湿性 JIS Z0208に準拠し、試験温度49℃に設定し
た湿潤試験を500時間継続し、塗膜にフクレが発生し
ないものを◎,発生したものを×として評価した。 塗装外観 平滑で一様な外観が得られることを指標にして、非常に
よいものを◎,問題のないものを○,多少の柚肌又は色
ムラ,曇り等があるものを△,明確な柚肌又は色ムラ,
曇り等があるものを×として評価した。
【0028】
【0029】
【0030】表1と表2との対比から明らかなように、
本発明に従った表1では、耐光性,塗膜密着性,加工
性,耐疵付き性,耐湿性等については何れも十分満足す
る特性を呈した。耐汚染性は、紫外線吸収剤の配合量が
多くなるに従って劣化する傾向が示されたが、過酷な耐
汚染性が要求される用途でない限り十分使用可能なレベ
ルにあった。これに対し、表2の比較例では、No.1〜
3,7,8,10〜13が耐光性に劣り、サンシャイン
カーボンアークウエザメータ240時間経過時点でシア
ン色の色差ΔEが8以上であった。紫外線吸収剤を20
重量%配合したNo.4,9では、耐汚染性,塗装外観が
大幅に低下した。光安定剤を5〜7重量%配合したNo.
5,6では、塗膜性能に関する要求が満足されるもの
の、塗装外観が悪く、塗膜表面に柚肌状の凹凸が観察さ
れた。また、光安定剤の配合割合を5〜7重量%に増加
したことによる耐光性向上効果がほとんど観察されなか
った。ベンゾフェノン系紫外線吸収剤を3〜12重量%
配合したNo.10〜13は、何れも耐光性に劣り、サン
シャインカーボンアークウエザメータ240時間経過時
点でシアン色の色差ΔEが17以上であった。また、塗
膜外観も極端に悪く、塗膜の黄変及び柚肌状の凹凸が観
察された。更に、塗膜焼成及び模様転写時の加熱によっ
て塗膜中から紫外線吸収剤の昇華が観察された。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の印刷塗
装金属板は、トリアジン系又はベンゾトリアゾール系紫
外線吸収剤を配合した透明又は半透明の樹脂層に昇華性
染料を浸透させて印刷模様を形成している。そのため、
耐光性に優れた印刷模様が得られ、長期間にわたる紫外
線照射に曝される環境においても変色や褪色のない鮮明
な模様が持続される。このようにして得られた印刷塗装
金属板は、意匠性に優れたフルカラー広告看板,装飾用
内装材,電化製品や什器の外板等として使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った印刷塗装金属板の表層部断面
を示し、ベースコート層上に昇華性染料染着層を設けた
例(a),プライマー層及びベースコート層上に昇華性
染料染着層を設けた例(b),下地金属板上に昇華性染
料染着層を直接設けた例(c)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料不揮発分に対して6〜18重量%の
    割合で、熱安定性及び溶解性の良好なベンゾトリアゾー
    ル系又はトリアジン系の紫外線吸収剤を含む透明又は半
    透明樹脂のトップ塗膜層が形成されており、該トップ塗
    膜層に昇華性染料を浸透させた印刷塗装金属板。
  2. 【請求項2】 トリアジン系紫外線吸収剤が単独でトッ
    プ塗膜層に含まれている請求項1記載の印刷塗装金属
    板。
  3. 【請求項3】 トリアジン系紫外線吸収剤とベンゾトリ
    アゾール系紫外線吸収剤が複合したトップ塗膜層に含ま
    れている請求項1記載の印刷塗装金属板。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の紫外線吸
    収剤が空気雰囲気中、昇温速度5℃/分の加熱条件下、
    300℃で重量減少が10重量%以下である印刷塗装金
    属板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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