JPH09206431A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH09206431A
JPH09206431A JP4064896A JP4064896A JPH09206431A JP H09206431 A JPH09206431 A JP H09206431A JP 4064896 A JP4064896 A JP 4064896A JP 4064896 A JP4064896 A JP 4064896A JP H09206431 A JPH09206431 A JP H09206431A
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JP
Japan
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opening
closing
winning
ball
program
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JP4064896A
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English (en)
Inventor
Hachirou Omotegawa
八朗 表側
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別入賞状態になったときの球受け部材の継
続開放回数を一定数にすると共に、特別入賞状態の発生
の可能性に変化をもたせる。 【解決手段】 通過ゲート14a,14bへの遊技球の
入賞に基づいて、図柄表示部15aの変動表示が開始さ
れる。図柄停止時に特定図柄「7」が表示されると、開
閉式始動口15の開閉片15aが開放する。遊技球が開
閉式始動口に入賞すると、可変入賞装置20の球受け部
材23aが2回開閉される。そのとき、遊技球が可変入
賞装置内に入賞しかつ継続入賞口に入球すると図柄表示
部21が変動を停止する。停止図柄が図柄「F]を表示
すると、特定状態になる。特定状態になると、その後の
開閉式始動口の開閉片の開放回数が、特定状態回数が
「0」になるまで3回に増加される。そのため、開閉式
始動口への遊技の入球が容易になり、継続入賞口への入
球すなわち大当りの発生の可能性も高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、本体前面に配置した遊技
盤の中央に配設された前面開放の箱状体であって、左右
両側の上部に設けた入球口と、入球口を開閉する球受け
部材と、球受け部材を作動させる球受け部材駆動装置
と、箱状体内の底部に配設され入球口から内部に入った
遊技球を選択的に受け入れることにより球受け部材の所
定回数の連続作動が行われる特別入賞状態とする継続入
賞口とを設けてなり、遊技盤に設けた始動口への遊技球
の入賞により入球口が開閉される可変入賞装置を備えた
パチンコ遊技機に係り、特にその改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のいわゆる第2種のパチン
コ遊技機は、例えば特公平7−63531号公報に示す
ように、遊技盤の中央に可変入賞球装置を設けており、
始動口に遊技球が入賞したときに球受け部材が回動して
入球口を開放して内部に遊技球が入球しやすいようにし
ている。可変入賞球装置に入球した遊技球が底部に設け
た継続入賞口に入球することにより球受け部材を最大M
回連続開放させるいわゆる大当りといわれる特別入賞状
態になる。さらに、このパチンコ遊技機は、変数決定手
段と、規制手段とを設けており、特別入賞状態になった
ときに変数決定手段により特定数Nが決定され、球受け
部材の継続開放回数がN回になったときに、規制手段に
より以後の球受け部材の開放が制限されるようになって
いる。そのため、特別入賞状態毎に球受け部材の継続開
放回数が変化するので、遊技が多様にされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記パチンコ
遊技機においては、特別入賞状態になっても変数決定手
段により決定される特定数Nが大きければよいが、特定
数Nが小さいと特別入賞状態がすぐに終了することにな
り、遊技者にとってはつまらない結果になっていた。本
発明は、上記した問題を解決しようとするもので、特別
入賞状態になったときの球受け部材の継続開放回数を一
定数にすると共に、特別入賞状態の発生の可能性に変化
をもたせたパチンコ遊技機を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために上記請求項1に係る発明の構成上の特
徴は、本体前面に配置した遊技盤の中央に配設された前
面開放の箱状体であって、左右両側の上部に設けた入球
口と、入球口を開閉する球受け部材と、球受け部材を作
動させる球受け部材駆動装置と、箱状体内の底部に配設
され入球口から内部に入った遊技球を選択的に受け入れ
ることにより球受け部材の所定の連続作動が一定回数行
われる特別入賞状態とする継続入賞口とを設けてなる可
変入賞装置と、遊技盤面に設けられた少なくとも1個の
始動口と、遊技盤面に設けられ開閉片を有する開閉式始
動口と、所定条件下で開閉片を所定回数開閉させる開閉
駆動制御手段と、始動口または開閉式始動口への遊技球
の入球に応じて球受け部材駆動装置を駆動して球受け部
材を作動させる球受け部材制御手段と、遊技盤面に設け
られて、図柄の変動表示をすると共に、遊技球の継続入
賞口への入球に応じて、変動表示を停止して一の図柄を
表示する図柄表示装置と、図柄表示装置が特定の静止図
柄を表示したときに特定状態として所定の特定数を規定
すると共に、図柄表示装置の変動表示を禁止する特定状
態規定手段と、特定状態規定手段の制御下にて、特別入
賞状態の終了毎に特定数をカウントアップまたはカウン
トダウンするカウント手段と、カウント手段による特定
数のカウントが終了するまで開閉式始動口への遊技球の
入賞を容易にさせるように開閉駆動制御手段を制御する
入賞容易化手段とを備えたことにある。
【0005】上記のように請求項1に係る発明を構成し
たことにより、開閉式始動入賞口または始動入賞口に遊
技球が入球すると、可変入賞装置の球受け部材が作動し
て入球口を開放する。この入球口から可変入賞装置内に
遊技球が入球し、さらに底部に設けた継続入賞口に入球
すると、特別入賞状態になる。このとき、図柄表示装置
の変動表示が停止して、一の図柄が静止表示される。こ
の静止表示された図柄が、特定図柄のとき、特定状態規
定手段により特定状態にされ所定の特定数が規定される
と共に、図柄表示装置による以後の変動表示が禁止され
る。そして、この特定状態において、入賞容易化手段に
より、開閉式始動口への遊技球の入球の機会が多くなる
ようにされる。それに伴い、可変入賞装置の球受け部材
の作動の機会が多くなり、遊技球が可変入賞装置内に入
り易くなる。その結果として、継続入賞口への遊技球の
入球による特別入賞状態が得られ易くなる。
【0006】上記特定状態においては、特別入賞状態の
終了毎にカウント手段よる特定数のカウントアップまた
はカウントダウンが行われる。そして、特定数のカウン
トが終了するまで特定状態が継続し、その間、上記特別
入賞状態が容易に得られるという利益が遊技者に与えら
れる。その結果、特別入賞状態においては、常に球受け
部材の連続作動という利益が一定回数確保されると共
に、図柄表示装置の静止図柄によっては、この利益を容
易に得ることができる機会が、特定回数確保される、と
いう利益を遊技者は併せて得ることができる。さらに、
遊技者にとって、図柄表示装置の表示結果に期待感を持
つことができ、遊技の進行が複雑化されることにより遊
技の興趣が高められる。
【0007】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載のパチンコ遊技機におい
て、入賞容易化手段が、開閉片の開放時間を延長させる
ものであることにある。
【0008】上記のように請求項2に係る発明を構成し
たことにより、上記特定状態においては、入賞容易化手
段により、開閉片の開放時間の延長が行われる。そのた
め、開閉式始動口への遊技球の入球の機会が多くなり、
可変入賞装置の球受け部材の作動の機会が多くなり、遊
技球が可変入賞装置内に入り易くなる。それに伴い、継
続入賞口への遊技球の入球による特別入賞状態が得られ
易くなる。その結果、請求項2の発明においても、上記
請求項1の発明の効果と同様の効果を得ることができ
る。
【0009】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載のパチンコ遊技機におい
て、入賞容易化手段が、開閉片の開閉回数を所定回数よ
り多い回数にさせるものであることにある。
【0010】上記のように請求項3に係る発明を構成し
たことにより、上記特定状態においては、入賞容易化手
段により、開閉片の開閉回数が通常より多い回数にされ
る。そのため、開閉式始動口への遊技球の入球の機会が
多くなり、可変入賞装置の球受け部材の作動の機会が多
くなり、遊技球が可変入賞装置内に入り易くなる。それ
に伴い、継続入賞口への遊技球の入球による特別入賞状
態が得られ易くなる。その結果、請求項3の発明におい
ても、上記請求項1の発明の効果と同様の効果を得るこ
とができる。
【0011】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載のパチンコ遊技機におい
て、入賞容易化手段が、開閉片の開放時間を延長させる
と共に、開閉片の開閉回数を所定回数より多い回数にさ
せるものであることにある。
【0012】上記のように請求項4に係る発明を構成し
たことにより、上記請求項2及び請求項3の発明の効果
を併せて得ることができる。
【0013】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載のパチンコ遊技機におい
て、入賞容易化手段が、所定条件を変更させるものであ
ることにある。
【0014】上記のように請求項5に係る発明を構成し
たことにより、上記特定状態においては、入賞容易化手
段により、所定条件が変更され開閉片の開閉が容易に行
われるようにされる。例えば、開閉式始動口が、通過ゲ
ートを遊技球が通過する等の条件により図柄変動表示器
が所定時間図柄変動した後に、特定図柄を表示した時に
開閉片を開放させるタイプのものであるときに、上記所
定時間を短縮させるような事例が該当する。そのため、
開閉式始動口への遊技球の入球の可能性が高くくなり、
可変入賞装置の球受け部材の作動の機会が多くなり、遊
技球が可変入賞装置内に入り易くなる。それに伴い、継
続入賞口への遊技球の入球による特別入賞状態が得られ
易くなる。その結果、請求項5の発明においても、上記
請求項1の発明の効果と同様の効果を得ることができ
る。
【0015】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載
のパチンコ遊技機において、入賞容易化手段が、さらに
所定条件を変更させるものであることにある。
【0016】上記のように請求項6に係る発明を構成し
たことにより、上記請求項2、請求項3、請求項4の発
明の効果に加えて、さらに開閉式始動口への遊技球の入
球の機会が増やされる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明すると、図1及び図2は第1の実施形態
に係るパチンコ遊技機の本体10を正面図及び背面図に
より概略的に示したものである。本体10は、正面の上
側の枠部10aに遊技盤11を支持しており、枠部10
aの左側に開閉自在に支持したガラス扉12により遊技
盤11の前側を閉鎖している。遊技盤11の周囲には、
円弧形のガイドレール13a及び仕切りレール13bが
同心円状に設けられており、その内側が遊技領域11a
にされている。遊技盤11の中央には、可変入賞装置2
0が取り付けられている。
【0018】可変入賞装置20の左右両側には左右通過
ゲート14a,14bが設けられている。各通過ゲート
14a,14b内には、遊技球の通過を検出する通過ゲ
ートスイッチ14a1 ,14b1 が設けられている。そ
して、左通過ゲート14aの前面には、ゲート通過記憶
数表示部14cが設けられている。ゲート通過記憶数表
示部14cは、通常液晶表示式であるがLEDその他類
似の表示形式を用いることができる。ゲート通過記憶数
表示部14cは、後述する開閉式始動口15の図柄表示
部15bが変動表示中に両通過ゲート14a,14bを
遊技球が通過したとき、最大4個までカウントされゲー
ト通過記憶数Nとして記憶されたものを表示するもので
ある。両通過ゲート14a,14bの下方には左下入賞
口14d、右下入賞口14eが設けられている。
【0019】可変入賞装置20の下側には、図3に示す
ように、チューリップといわれる下端を支点として外側
に開放する左右一対の開閉片15aを有する開閉式始動
口15が設けられている。開閉片15aの開閉は、ソレ
ノイド15c(図3には示さない)を用いて行われる。
ただし、モータ等のソレノイド以外の駆動機構を用いる
こともできる。開閉式始動口15は、液晶表示式の図柄
表示部15bを設けている。ただし、液晶表示式の他に
LEDその他類似の表示形式を用いることができる。図
柄表示部15bは、上記通過ゲート14a,14bを遊
技球が通過することにより、例えば1〜0の10個から
なる図柄の変動表示を開始し、一定時間t1 経過後に、
図柄変動を停止し、静止図柄を表示する。そして、静止
図柄が特定図柄例えば「7」のとき、開閉片15aが一
定時間t2 の開放を行うようになっている。そして、開
閉片15aの開放により遊技球が開閉式始動口15の内
部に入球できるようになっており、この遊技球の入賞に
より、可変入賞装置20の後述する球受け部材23aが
一定時間tt の開放を2回行うようになっている。ここ
では、開閉式始動口15は、上部に釘が配置されてお
り、開閉片15aが閉じているときには、遊技球が内部
に入球できないようにされている。開閉式始動口15の
両側には左右始動口16a,16bが設けられており、
遊技球の入球により、上記球受け部材23aが一定時間
tt の開放を1回行うようになっている。そして、各始
動口15,16a,16bには、遊技球の入賞を検出す
る始動口入賞検出スイッチ15d,16a1 ,16b1
が設けられている。なお、開閉式始動口15について
は、上記左右一対の開閉片15aを備えた形式に限ら
ず、入賞口を開閉する他の形式の開閉片を備えたもので
もよい。
【0020】開閉式始動口15の直下には、はずれ球を
回収するアウト口17が設けられている。左通過ゲート
14aの左側には左電飾ランプ18aが、右通過ゲート
14bの右側には右電飾ランプ18bが設けられてい
る。遊技盤11には、その他、複数の風車及び多数の釘
が設けられている。遊技盤11の下側には、賞品球が供
給される上側受皿31aを有する上皿基盤31が設けら
れている。上皿基盤31の下側には、遊技球を回収する
下側受皿32aを有する下皿基盤32が設けられ、下側
受皿32aの右側には、後述する遊技球発射装置49の
発射ハンドル33が取り付けられている。
【0021】遊技盤11の裏側中央位置には、図2に示
すように、樹脂製のセンターカバー41が設けられてお
り、その左端に各種信号処理を行うメイン基板42が取
り付けられている。センターカバー41の上部には、賞
品球タンク43が設けられている。賞品球タンク43の
左端下側には、右端下方にかけてわずかに傾斜したタン
クレール44が接続されている。タンクレール44の右
端は、センターカバー41の右端側を下方に延びる賞品
球通路45に連結されている。賞品球通路45には、賞
品球ケース(賞品球排出装置)46が介装されており、
賞品球ケース46は、賞品球通路45に沿って設けたス
プロケット(図示しない)の回動により賞品球を1個づ
つ賞品球通路45の下流側に排出するようになってい
る。賞品球通路45の下流側は、上側受皿31aにつな
がっている。
【0022】センターカバー41の下側には、上記入賞
口、始動口等に入賞し遊技盤11の裏面の開口から落下
した遊技球を集める入賞球集合樋47が、右下方向に傾
斜して設けられている。入賞球集合樋47の右端位置に
は、入賞球検出スイッチ47a、入賞球排出ソレノイド
47b及び入賞球排出カム47cが順次設けられてお
り、入賞球排出カム47cの下側の通路には入賞球排出
確認センサ47dが設けられている。入賞球集合樋47
の左端位置には、賞品球の排出等の制御を行う賞球基板
48が取り付けられている。賞球基板48の下側には、
発射モータを含む遊技球発射装置49が設けられてい
る。
【0023】そして、上記可変入賞装置20は、図3に
詳細に示すように、前面が開放された箱状のケース20
aを設けており、遊技盤11を貫通して配置され、遊技
盤前面に固定されている。ケース20aの上部中央に
は、図柄表示部21が設けられている。図柄表示部21
は、通常液晶表示式であるがLEDその他類似の表示形
式を用いることができる。図柄表示部21は、通常変動
表示を行っており、例えば○●□×Fの5種類の符号を
連続的に表示するようになっている。ケース20aの左
右両側部の上端近傍には一対の入球口22aが設けられ
ている。入球口22aの下端には、一対の球受け部材2
3aが、一端にて固定され、入球口22aを開閉するた
めに回動可能に取り付けられている。図1及び図3にお
いては、球受け部材23aの開放状態が示されており、
閉鎖状態にては、球受け部材23aは図示点線位置にあ
る。球受け部材23aは、後方に延びた開閉バー(図3
には示さない)を設けており、開閉バーは、電磁ソレノ
イド24(図3には示さない)の駆動により一定角度の
範囲を回動し、入球口22aを開閉するようになってい
る。
【0024】可変入賞装置20内の球受け部材23aの
下側位置には、大当り選別部25が設けられており、大
当り選別部25の下側には、中央の継続入賞口26と左
右の通常の入賞口27が設けられている。大当り選別部
25は、可変入賞装置20に入賞した遊技球を継続入賞
口26または左右の入賞口27のいずれかに選別して導
くようになっている。遊技球が、継続入賞口26に入賞
すると、遊技者に特別の利益を与える特別入賞状態(以
下、大当り状態と記す)になる。上記ケース20a内の
入球口22aの近傍位置には、入賞検出スイッチ20a
1 が設けられており、また継続入賞口26内には継続入
賞検出スイッチ26aが設けられている。
【0025】大当り状態になると、例えば球受け部材2
3aが連続して15回開閉するか、または遊技球が10
個入賞するまで開閉する連続開閉動作を行う。さらに、
球受け部材23aが連続開閉動作を行っている間に、遊
技球が継続入賞口26に入球すると、継続権が発生して
直ちに連続開閉動作は中止され、一定時間後に新たな球
受け部材23aの連続開閉動作が開始される。そして、
球受け部材23aの連続開放動作中には、入賞球は継続
入賞口26に非常に入球しやすいため、一旦このような
球受け部材23aの連続開閉動作が開始されると、通常
は以後も連続開閉動作が継続して続けられるようにな
る。この連続開閉動作の継続回数は、一定回数例えば1
0回に定められている。なお、上記連続開閉動作の態様
及び継続回数については一例であり、種々の態様及び継
続回数に変更することができる。
【0026】そして、大当り状態になると、図柄表示部
21が変動表示を停止し、○●□×Fの5種類の図柄の
何れかを表示する。ここで、図柄Fが表示されると、特
別の利益が得られる特定状態になる。すなわち、特定状
態になると、大当り状態が終了した後、通過ゲート14
a,14bを遊技球が通過し、図柄表示部15bが変動
表示を行った後に、特定図柄例えば「7」を表示する
と、開閉片15aの一定時間t2 の開放が1回から3回
に増加される。この特別の利益の得られる回数すなわち
特定状態回数Yは、初期値Y0 が例えば10回であり、
大当り状態の終了毎に1回づつ減らされるようになって
いる。初期値Y0 については、10以外の値にすること
ができる。なお、特定状態になる確率、すなわち図柄F
が表示される確率は他の図柄○●□×が表示される確率
より低く設定されている。
【0027】つぎに、パチンコ遊技機の動作を制御する
電気制御装置について、図4により説明する。電気制御
装置は、上記メイン基板42及び賞球基板48の一部に
設けられており、I/O、CPU、ROM、RAM、タ
イマ等からなるマイクロコンピュータを備えた可変入賞
制御回路51及び始動入賞制御回路52を設けている。
可変入賞制御回路51は、図5及び図6に示すフローチ
ャートに対応した「可変入賞制御プログラム」を実行し
つづける。また、始動入賞制御回路52は、図7及び図
8に示すフローチャートに対応した「始動入賞制御プロ
グラム」を実行し続けると共に、図9に示す「ゲート通
過記憶数表示プログラム」の割り込み実行を行う。そし
て、可変入賞制御回路51は、ROMに「可変入賞制御
プログラム」を記憶すると共に、図柄データ、特別状態
回数初期値Y0 等を記憶している。また、始動入賞制御
回路52は、ROMに「始動入賞制御プログラム」及び
「ゲート通過記憶数表示プログラム」を記憶すると共
に、図柄データ及びゲート通過記憶数基準値N0 を記憶
している。
【0028】可変入賞制御回路51の入力側には、図4
に示すように、上記入賞検出スイッチ20a1 、継続入
賞検出スイッチ26aが接続されている。また、可変入
賞制御回路51の出力側には、上記可変入賞装置20に
設けた図柄表示部21、球受け部材23aの電磁ソレノ
イド24とが接続されている。
【0029】始動入賞制御回路52の入力側には、図4
に示すように、上記通過ゲートスイッチ14a1 ,14
b1 と、左右の始動口入賞検出スイッチ16a1 ,16
b1と、開閉式始動口入賞検出スイッチ15dが接続さ
れている。また、始動入賞制御回路52の出力側には、
上記ゲート通過記憶数表示部14c、図柄表示部15
b、開閉式始動口15用の開閉片ソレノイド15cが接
続されている。そして、可変入賞制御回路51と始動入
賞制御回路52とは、互いに信号を授受できるように接
続されている。
【0030】つぎに、上記のように構成した第1の実施
形態の動作について説明する。パチンコ遊技機の電源ス
イッチ(図示しない)をオンさせることにより、可変入
賞制御回路51は、「可変入賞制御プログラム」の実行
を、図5に示すステップ60にて開始し、ステップ61
にて特定状態フラグTZF及び球受け部材開閉回数αを
それぞれ「0」にする等の初期化処理を行う。特定状態
フラグTZFは、上記特定状態の時は「1」、特定状態
にないときは「0」を表すものである。そして、ステッ
プ62にて図柄表示部21の変動表示が開始される。ま
た、始動入賞制御回路52は、「始動入賞制御プログラ
ム」の実行を、図7に示すステップ100にて開始し、
ステップ101にて開閉片開放回数Rを「0」にすると
共に、各種変数の初期化処理を行う。さらにステップ1
02にて通過ゲート通過数N(以下、ゲート通過数Nと
記す)が読み込まれ、ステップ103にて特定状態フラ
グTZFが読み込まれる。
【0031】そして、始動入賞制御回路52は、「始動
入賞制御プログラム」の実行と共に、「ゲート通過記憶
数表示プログラム」の割り込み実行を行い、ゲート通過
記憶数Nの変動状態を演算表示している。すなわち、始
動入賞制御回路52は、図9に示すステップ140にて
「ゲート通過記憶数表示プログラム」の割り込み実行を
開始し、ステップ141にてゲート通過記憶数Nを
「0」にする等の初期化処理を行う。ステップ142に
て遊技球がいずれかの通過ゲート14a,14bを通過
したか否かの判定を行う。遊技球がいずれの通過ゲート
14a,14bをも通過していないときには、「NO」
との判定の基にプログラムはステップ144に移され、
図柄表示部15bが変動表示中か否かが判定される。変
動表示中でないときは、「NO」との判定の基にプログ
ラムはステップ145に移され、ゲート通過記憶数Nが
0か否かが判定される。N=0のときは、「YES」と
の判定の基にプログラムはステップ142に戻され、ス
テップ142〜ステップ145の処理が繰り返される。
【0032】そして、遊技球がいずれかの通過ゲート1
4a,14bを通過すると、ステップ142にて「YE
S」との判定の基にプログラムはステップ143に移さ
れてゲート通過記憶数Nが「1」だけプラスされ、さら
に、プログラムはステップ144およびステップ145
にて「NO」との判定の基にステップ146に移され
る。そして、図柄変動開始信号の出力に応じて「YE
S」との判定の基にプログラムはステップ147に移さ
れ、ゲート通過記憶数Nが「1」だけマイナスされN=
0にされる。つぎに、ステップ148にてゲート通過記
憶数Nが4以上か否かが判定される。現時点においては
まだゲート通過記憶数N=0なので「NO」との判定の
基にプログラムはステップ149に移され、ゲート通過
記憶数表示部14cにゲート通過記憶数Nの表示が行わ
れる。ここではステップ147に示すN=0に応じた表
示が行われる。つぎに、ステップ150にて遊技機が大
当り状態にあるか否かが判定される。通常は大当り状態
にはないので「NO」との判定に基づいてプログラムは
ステップ142に戻され、ステップ142以下の処理が
行われる。そして、図柄変動表示中にいずれかの通過ゲ
ート14a,14bに遊技球が入賞すると、プログラム
は上記ステップ142、ステップ143を経てステップ
144にて「YES」との判定の基にステップ148に
移される。そして、ステップ148にて「NO」との判
定の基にプログラムはステップ149に移され、N=1
に応じてゲート通過記憶数表示部14cに表示される。
【0033】さらに、ゲート通過記憶数Nが、「4」よ
り大きくなると、ステップ148にて「YES」との判
定の基にプログラムはステップ151に移され、ゲート
通過記憶数N=4にされ、ステップ152にてゲート通
過記憶数表示部14cにN=4に応じた表示が行われ
る。すなわち、ゲート通過記憶数Nは、最大が「4」に
規定され、4より大きくなっても5以上の数は排除され
るようになっている。上記ステップ142からステップ
150の実行中に、遊技機が大当り状態になると、ステ
ップ150にて「YES」との判定の基にプログラムは
ステップ153に移され、大当り中の記憶数Nの処理が
行われる。大当り状態が終了すると、プログラムは14
2に戻され、以下ステップ142からの実行が開始さ
れ、ゲート通過記憶数Nの変動状態が連続的に演算さ
れ、ゲート通過記憶数表示部14cに表示される。
【0034】そして、始動入賞制御回路52は、図7に
示すステップ104にてゲート通過記憶数N=0か否か
を判定する。いずれかの通過ゲート14a,14bを遊
技球が通過してN=0でなくなると、「NO」との判定
の基にプログラムがステップ105に移行され、始動入
賞制御回路52により図柄変動開始信号が出力される。
これに応じて図柄表示部15bは、変動表示を開始す
る。同時に、ステップ106にてタイマが計時を開始
し、ステップ107にて変動時間t1 経過か否かが判定
される。変動時間t1 が経過すると「YES」との判定
の基にプログラムはステップ108に移され、変動表示
が停止され、ステップ109にて図柄表示部15bに静
止図柄Gが表示される。通常は、この図柄Gは特定図柄
「7」ではないので、ステップ110にて「NO」との
判定の基にプログラムはステップ110に移され、プロ
グラムの実行を終了し、新たにステップ100からプロ
グラムの実行が開始される。
【0035】図柄表示部15bの変動表示後に表示され
た静止図柄Gが、特定図柄「7」になると、ステップ1
10にて「YES」との判定の基にプログラムはステッ
プ112にてTZFが「1」か否かが判定される。現時
点では、まだ大当り状態になっていないので、TZF=
0であり、「NO」との判定の基にプログルムはステッ
プ113に移され、始動口15の開閉片15aが開放さ
れる。同時に、ステップ114にてタイマスタートし、
時間t2 が経過するとステップ115にて「YES」と
の判定の基にプログラムはステップ116に移され、ソ
レノドへの通電が停止され、開閉片15aは閉じられ
る。プログラムは、ステップ111に移され、プログラ
ムの実行を終了し、新たにステップ100からプログラ
ムの実行が開始される。
【0036】一方、可変入賞制御回路51は、図5に示
すステップ63にて特定状態フラグTZFが「0」か否
かを判定する。遊技開始直後は特定状態にないので、
「YES」との判定の基にプログラムはステップ64に
移行され、始動口入賞検出スイッチ16a1 ,16b1
がオンか否かすなわち始動口16a,16bのいずれか
に遊技球が入賞したか否かが判定され、さらにステップ
65にて開閉式始動口15に遊技球が入賞したか否かが
判定される。遊技球がいずれかの始動口16a,16b
に入賞すると、ステップ64にて「YES」との判定の
基にプログラムはステップ66に移され、球受け部材2
3aが一定時間tt の間1回開放される。そのとき、遊
技球が継続入賞口26に入球したか否かが判定される
が、通常は継続入賞口26には入球しないので、ステッ
プ67にて「NO」との判定の基にプログラムはステッ
プ64に戻され、上記のようにいずれかの始動口16
a,16bまたは開閉式始動口15に遊技球が入賞した
か否かが判定される。
【0037】また、開閉式始動口15に遊技球が入球す
るとステップ65にて「YES」との判定の基にプログ
ラムはステップ68に移され、球受け部材23aが一定
時間tt の間1回開放される。つぎに、プログラムはス
テップ69に移され開閉回数αが「1」にされ、ステッ
プ70にて開閉回数α=2か否かが判定される。開閉回
数が2回になるとステップ70にて「YES」との判定
の基にプログラムはステップ71に移され、開閉回数α
=0にされた後、ステップ67にて遊技球が継続入賞口
26に入球したか否かが判定されるが、通常は継続入賞
口26には入球しないので、「NO」との判定の基にプ
ログラムはステップ64に戻され、ステップ64以下の
処理が行われる。
【0038】そして、球受け部材23aの開放中に可変
入賞装置20内に入球した遊技球が継続入賞口26に入
球するとステップ67にて「YES」との判定の基にプ
ログラムはステップ72に移され、図柄表示部21によ
る変動表示が停止され、ステップ73にて図柄表示部2
1に停止図柄Xが表示される。この停止図柄Xが「F]
になると特定状態に移行するが、通常は「F]以外にな
るので、その時は、ステップ74にて「NO」との判定
の基にプログラムはステップ75に移され、上記したよ
うに通常の大当りルーチンが実行される。大当りルーチ
ン終了後は、プログラムはステップ62に戻され、再び
図柄表示部21の変動表示を開始させ、さらにステップ
63以下の処理が行われる。
【0039】可変入賞装置20に入球した遊技球が継続
入賞口26に入球し、図柄表示部21により表示された
停止図柄が「F]になると、パチンコ遊技機は特定状態
に移行する。すなわち、ステップ74にて「YES」と
の判定の基にプログラムはステップ76に移され、特定
状態数Y=Y0 (=10)が図柄表示部21に表示さ
れ、さらにステップ77にて特定状態フラグTZFが特
定状態であることを示す「1」にされ、ステップ78に
て上記大当りルーチンが実行される。大当りルーチンが
終了すると、プログラムはステップ79に移され特定状
態数Yが「1」だけマイナスされて「9」にされる。さ
らに、ステップ80にて図柄表示部21の表示が図柄
「F」に戻される。そして、プログラムはステップ63
に戻され、ステップ63にて「NO」との判定の基に図
6に示すステップ81に移される。
【0040】以上に示したようにパチンコ遊技機が特定
状態になると、開閉式始動口15の開閉片15aの開閉
回数が3回に増やされる。すなわち、始動入賞制御回路
52は、特定状態フラグTZFが「1」になったことに
応じて、図柄表示部15bの変動表示後に表示された静
止図柄Gが特定図柄「7」になると、図8に示すステッ
プ110及びステップ112にてそれぞれ「YES」と
の判定の基にプログラムはステップ117に移され、開
閉式始動口15の開閉片15aが開放される。同時に、
ステップ118にてタイマスタートし、時間t2 が経過
するとステップ119にて「YES」との判定の基にプ
ログラムはステップ120に移され、ソレノドへの通電
が停止され、開閉片15aは閉じられる。さらに、ステ
ップ121にて開閉回数Rが「1」だけプラスされ、ス
テップ122にてR=3か否かが判定される。いまだ開
閉片15aの開閉回数Rが3回になっていないときは、
「NO」との判定の基にプログラムはステップ117に
戻され、開閉片15aの開閉が繰り返される。開閉回数
Rが3回になると、「YES」との判定の基にプログラ
ムは、ステップ111に移され、プログラムの実行を終
了し、新たにステップ100からプログラムの実行が開
始される。以上に説明したように、特定状態において
は、開閉式始動口15への遊技球の入球の機会が増やさ
れ、球受け部材23aの開放の機会も増やされるので、
遊技球が可変入賞装置20内に入賞し易くなり、その結
果、大当り発生の可能性が高められる。
【0041】可変入賞制御回路51は、特定状態になっ
た状態で、ステップ81にて始動口入賞検出スイッチ1
6a1 ,16b1 がオンか否かすなわち始動口16a,
16bのいずれかに遊技球が入賞したか否かが判定さ
れ、さらにステップ82にて開閉式始動口15に遊技球
が入賞したか否かが判定される。遊技球がいずれかの始
動口16a,16bに入賞すると、ステップ81にて
「YES」との判定の基にプログラムはステップ83に
移され、球受け部材23aが一定時間tt の間1回開放
される。その後、遊技球が継続入賞口26に入球したか
否かが判定されるが、通常は継続入賞口26には入球し
ないので、ステップ84にて「NO」との判定の基にプ
ログラムはステップ81に戻され、いずれかの始動口1
6a,16bに入賞したか否かが判定される。
【0042】また、開閉式始動口15に遊技球が入球す
るとするステップ82にて「YES」との判定の基にプ
ログラムはステップ85に移され、球受け部材23aが
一定時間tt の間1回開放される。つぎに、プログラム
はステップ86に移され開閉回数αが「1」にされ、ス
テップ87にて開閉回数α=2か否かが判定される。開
閉回数が2回になるとステップ87にて「YES」との
判定の基にプログラムはステップ88に移され、開閉回
数α=0にされた後、ステップ84にて遊技球が継続入
賞口26に入球したか否かが判定されるが、継続入賞口
26に入球しないときは、「NO」との判定の基にプロ
グラムはステップ81に戻され、以下の処理が行われ
る。
【0043】そして、遊技球が継続入賞口26に入球す
るとステップ84にて「YES」との判定の基にプログ
ラムはステップ89に移され、図柄表示部21の表示が
特定状態回数Yに変更される。つづいて、ステップ90
にて大当りルーチンが実行される。大当りルーチンが終
了すると、ステップ91にて、特定状態回数Yが「1」
だけマイナスして「8」にされ、さらにステップ92に
て特定状態回数Y=0か否かが判定される。ここでは、
特定状態回数Yはまだ「8」なので、「NO」との判定
の基にプログラムは、ステップ93に移され、図柄表示
部21の表示がX=「F」に戻される。そして、プログ
ラムはステップ63に戻され、以下上記の処理が繰り返
し実行される。そして、特定状態において大当りが10
回発生すると、最後の大当りの終了後に、ステップ91
にて特定状態回数Yが「0」にされる。さらに、ステッ
プ92にて「YES」との判定の基にプログラムはステ
ップ94にて特定状態フラグTZFを「0」にした後、
プログラムはステップ62に戻され、ステップ62以下
の処理が同様に繰り返し実行される。
【0044】以上に説明したように、第1の実施形態に
よれば、図柄表示部21が図柄「F]を表示して特定状
態になると、その後の開閉式始動口15の開閉片15a
の開放回数が、特定状態回数Yが「0」になるまで3回
に増加されるので、開閉式始動口15への遊技の入球が
容易になり、可変入賞装置20の球受け部材23aの開
放が頻繁に行われるようになる。その結果、遊技球の可
変入賞装置20への入球が容易になり、継続入賞口26
への入球すなわち大当りの発生の可能性も高められる。
すなわち、大当り状態においては、球受け部材23aの
連続作動という利益が所定回数(ここでは10回)確保
されると共に、図柄表示部21の静止図柄によっては、
この一定の利益を容易に得ることができる機会が、特定
回数(ここでは10回)確保できるという利益を併せて
得ることができる。さらに、2つの図柄表示部15b、
21の表示により遊技状態が決められることにより、表
示の多様性が得られ、遊技の興趣を高めることができ
る。
【0045】つぎに、第2の実施形態について説明す
る。第2の実施形態は、上記特定状態において開閉式始
動口15の開放回数を増加する代わりに、開放時間t2
を3倍に増加させるようにしたものである。すなわち、
上記第1の実施形態に示す「始動入賞制御プログラム」
の一部を図10に示すように、ステップ117からステ
ップ122を、ステップ130からステップ133に変
更したものである。さらに、始動入賞制御回路52に
は、延長開放時間t2e=3t2 が記憶される。その他の
構成は、上記第1の実施形態と同様である。
【0046】以上のように構成した第2の実施形態の動
作を説明する。パチンコ遊技機が上記特定状態になって
いるときに、図柄表示部15bの変動表示後に表示され
た静止図柄Gが、特定図柄「7」になると、図8に示す
ステップ110及びステップ112にて「YES」との
判定の基にプログラムは図10に示すステップ130に
移され、始動口15の開閉片15aが開放される。同時
に、ステップ131にてタイマスタートし、通常の開放
時間t2 の3倍である延長開放時間t2eがカウントされ
る。延長開放時間t2eが経過するとステップ132にて
「YES」との判定の基にプログラムはステップ133
に移され、開閉片ソレノド15cへの通電が停止され、
開閉片15aは閉じられる。そして、プログラムは、ス
テップ111に移され、プログラムの実行を終了し、新
たにステップ100からプログラムの実行が開始され
る。
【0047】その結果、開閉式始動口15の開放時間が
通常の開放時間t2 の3倍にされたことにより、開閉式
始動口15への遊技球の入球の機会が増やされ、球受け
部材23aの開放の機会も増やされるので、遊技球が可
変入賞装置20内に入賞し易くなり、大当り発生の可能
性が高められる。なお、延長開放時間t2eの長さについ
ては、必要に応じて変更することができる。また、上記
第1の実施形態に示した開閉式始動口15の開放回数の
増加に、開放時間の延長処理を組み合わせて実施するこ
ともできる。
【0048】つぎに、第3の実施形態について説明す
る。第3の実施形態は、上記特定状態において開閉式始
動口15の開放回数を増加する代わりに、図柄表示部1
5bの変動時間を半分に短縮させるようにしたものであ
る。すなわち、上記第1の実施形態に示す「始動入賞制
御プログラム」の一部を図11に示すように、ステップ
107の部分を、ステップ135〜ステップ137に変
更したものである。さらに、始動入賞制御回路52に
は、短縮変動時間t1s=0.5t1 が記憶される。その
他の構成は、上記第1の実施形態と同様である。
【0049】以上のように構成した第3の実施形態の動
作を説明する。いずれかの通過ゲート14a,14bを
遊技球が通過してN=0でなくなると、図7に示すステ
ップ104にて「NO」との判定の基にプログラムがス
テップ105に移行され、始動入賞制御回路52により
図柄変動開始信号が出力され、図柄表示部15bは、変
動表示を開始する。同時に、ステップ106にてタイマ
が計時を開始する。つぎに、図11に示すステップ13
5にてパチンコ遊技機が特定状態にあるか否か、すなわ
ち特定状態フラグTZFが「0」か「1」かが判定され
る。特定状態ではないときは、「YES」との判定の基
にプログラムは、ステップ136に移され、変動時間t
1 経過か否かが判定される。変動時間t1が経過すると
「YES」との判定の基にプログラムはステップ108
に移され、変動表示が停止される。そして、特定状態の
時には、ステップ135にて「NO」との判定の基にプ
ログラムは、ステップ137に移され、通常の変動時間
t1の半分である短縮変動時間t1sが経過したか否かが
判定される。短縮変動時間t1sが経過すると「YES」
との判定の基にプログラムはステップ108に移され、
変動表示が停止される。
【0050】その結果、特定状態においては、開閉式始
動口15の図柄表示部15bの変動時間が短縮されたこ
とにより、通過ゲート14a,14bを遊技球が通過し
た後の結果が迅速に処理されることにより、相対的に特
定図柄「7」の表示に短時間で到達できる。そのため、
開閉式始動口15への遊技球の入球の機会が増やされ、
球受け部材23aの開放の機会も増やされるので、遊技
球が可変入賞装置20内に入賞し易くなり、大当り発生
の可能性が高められる。なお、図柄変動時間の短縮と、
開閉式始動口の開放時間の延長の形態を組み合わせても
よく、さらに、図柄変動時間の短縮と、開閉式始動口の
開放時間の延長及び開閉式始動口の開閉回数の増加の形
態を組み合わせてもよい。
【0051】つぎに、第4の実施形態について説明す
る。第4の実施形態のパチンコ遊技機は、図12に示す
ように、上記第1の実施形態に示すパチンコ遊技機にお
いて、左右の通過ゲート14a,14bの代わりに左右
の通常入賞口14m,14nを設けた。また、開閉式始
動口15を、図柄表示部15bを設けない開閉式始動口
15mとした。すなわち、開閉式始動口15mを図柄表
示部の表示によらず遊技球の入球により開放させるよう
にした。そして、パチンコ遊技機が上記特定状態にある
ときには、開閉式始動口15mの開閉回数を増加させる
ようにしたものである。さらに、開閉式始動口15mの
遊技球の入球により球受け部材23aが作動し、かつ開
閉式始動口15mの開放中に遊技球の1回の入球により
球受け部材23aが2回目の作動を行うような構成とし
た。
【0052】「可変入賞制御プログラム」については、
上記第1の実施形態の図5に示すステップ71〜ステッ
プ67の部分を、図13に示すように変更し、図6に示
すステップ88〜ステップ84の部分を、図14に示す
ように変更した。また、「始動入賞制御プログラム」に
ついては、上記第1の実施形態の図7に示すステップ1
00〜ステップ112の部分を、図15に示すように変
更した。さらに、第4の実施形態では、図9に示す「ゲ
ート通過記憶数表示プログラム」の代わりに、図16に
示すように、始動入賞制御回路52により割り込み実行
される「複数入賞制御プログラム」を設けた。パチンコ
遊技機のその他の構成については、上記第1の実施形態
と同様であり、説明を省略する。
【0053】つぎに、以上のように構成した第4実施形
態の動作を説明する。始動入賞制御回路52は、図15
に示すステップ100にて「始動入賞制御プログラム」
の実行を開始し、ステップ101にて開閉片開放回数R
を「0」にすると共に、各種変数の初期化処理を行う。
つぎに、ステップ103にて特定状態フラグTZFが読
み込まれる。さらに、ステップ112にてTZFが
「1」か否かが判定され、さらに図8に示すステップ1
12以降の処理が上記第1の実施形態に示したと同様に
行われ、開閉式始動口15mの開閉片15aの開閉制御
が行われる。
【0054】また、始動入賞制御回路52は、「始動入
賞制御プログラム」の実行と共に、図16に示すステッ
プ180にて「複数入賞制御プログラム」の割り込み実
行を開始し、ステップ181にて複数入賞数Vを「0」
にする等の初期化処理を行う。複数入賞数Vは、開閉式
始動口15mへの遊技球の入球により開閉片15aが回
動して入球口が開放された状態で遊技球が入球したとき
を「1」とし、その他の状態を「0」とする。つぎに、
ステップ182にて開閉式始動口15mに遊技球が入賞
したか否かが判定される。遊技球が入球すると、開閉式
始動口15mの開閉片15aが開放される。これによ
り、ステップ182に「YES」との判定の基にプログ
ラムはステップ183に移され、特定状態フラグTZF
が読み込まれ、ステップ184にてTZFが「1」か否
かが判定される。
【0055】特定状態になっていないときには、TZF
=0であり、「NO」との判定の基にプログルムはステ
ップ185に移され、タイマスタートされ、ステップ1
86にて開放された開閉式始動口15mへ遊技球が入球
したか否かが判定される。時間t2 以内に遊技球が入球
しないとステップ187にて「YES」との判定の基に
プログラムはステップ188に移され、プログラムの実
行を終了し、新たにステップ180からプログラムの実
行が開始される。時間t2 以内に遊技球が開放された開
閉式始動口15mへ入球すると、ステップ186にて
「YES」との判定の基にプログラムはステップ189
に移され、複数入賞数Vが「1」プラスされてV=1に
される。そして、ステップ190にて時間t3 経過と判
定されると、ステップ191にて複数入賞数Vは「0」
にされる。なお、時間t3 は、例えば1度目の球受け部
材23aの開放開始から2度目の2回開放が終了するま
での時間である。プログラムはステップ188に移さ
れ、プログラムは終了し、新たにステップ180からプ
ログラムの実行が開始される。
【0056】可変入賞制御回路51は、図5に示すステ
ップ63にて特定状態フラグTZFが「0」か否かを判
定する。通常は、特定状態にないので、「YES」との
判定の基にプログラムはステップ64に移され、始動口
16a,16bのいずれかに遊技球が入賞したか否かが
判定され、さらにステップ65にて開閉式始動口15に
遊技球が入賞したか否かが判定される。開閉式始動口1
5に遊技球が入球するとするステップ65にて「YE
S」との判定の基にプログラムはステップ68に移さ
れ、以下ステップ71にいたる処理が行われる。そし
て、図13に示すステップ161にて複数入賞数Vが読
み込まれ、ステップ162にてV=1か否か、すなわち
開閉片15aが開放中に開閉式始動口15に遊技球が入
球したか否かが判定される。遊技球が入球していない
と、ステップ162にて「NO」との判定の基にプログ
ラムはステップ67に移され、上記の処理が行われる。
遊技球が入球しているときすなわちV=1のときは、ス
テップ162にて「YES」との判定の基にプログラム
はステップ163に移され、球受け部材23aが一定時
間tt の間1回開放される。つぎに、プログラムはステ
ップ164に移され開閉回数αが「1」にされ、ステッ
プ165にて開閉回数α=2か否かが判定される。ここ
ではα=1なので「NO」との判定の基にプログラムは
ステップ163に戻されて、球受け部材23aが1回開
放される。開閉回数が2回になるとステップ165にて
「YES」との判定の基にプログラムはステップ166
に移され、開閉回数α=0にされた後、ステップ67に
移され、以下の処理が行われる。
【0057】そして、始動入賞制御回路52は、「複数
入賞制御プログラム」の割り込み実行中に、TZF=1
と判定すると、図16に示すステップ184にて「YE
S」との判定の基にプログラムをステップ192に移
し、開閉片開放回数Rを読み込む。開閉片15aの開閉
が3回行われていないときは、「NO」との判定の基に
プログラムはステップ194に移され、開放された開閉
式始動口15mへ遊技球が入球したか否かが判定され
る。遊技球が開閉式始動口15mへ入球しないで開閉片
15aが3回開閉されると、ステップ193にて「YE
S」との判定の基にプログラムはステップ188に移さ
れ、プログラムの実行が終了し、新たにステップ180
からプログラムの実行が開始される。遊技球が開閉式始
動口15mへ入球すると、ステップ194にて「YE
S」との判定の基にプログラムはステップ195に移さ
れ、複数入賞数Vが「1」だけプラスされ、V=1にさ
れる。そして、開閉片開放回数R=3になると、ステッ
プ196にて「YES」との判定の基にプログラムはス
テップ197に移され、複数入賞数Vが「0」にされ
る。その後、プログラムはステップ188に移され、プ
ログラムの実行が終了し、新たにステップ180からプ
ログラムの実行が開始される。
【0058】可変入賞制御回路51は、特定状態になっ
たことにより、図5に示すステップ63にて「NO」と
の判定の基にプログラムを図6に示すステップ81に移
し、始動口16a,16bのいずれかに遊技球が入賞し
たか否かが判定され、さらにステップ82にて開閉式始
動口15に遊技球が入賞したか否かが判定される。開閉
式始動口15に遊技球が入球するとするステップ82に
て「YES」との判定の基にプログラムはステップ85
に移され、以下ステップ88にいたる処理が行われる。
そして、図14に示すステップ171にて複数入賞数V
が読み込まれ、ステップ172にてV=1か否か、すな
わち開閉片15aが開放中に開閉式始動口15に遊技球
が入球したか否かが判定される。遊技球が入球していな
いと、ステップ172にて「NO」との判定の基にプロ
グラムはステップ84に移され、上記の処理が行われ
る。遊技球が入球しているときすなわちV=1のとき
は、ステップ172にて「YES」との判定の基にプロ
グラムはステップ173に移され、球受け部材23aが
一定時間tt の間1回開放される。つぎに、プログラム
はステップ174に移され開閉回数αが「1」にされ、
ステップ175にて開閉回数α=2か否かが判定され
る。開閉回数が2回になるとステップ175にて「YE
S」との判定の基にプログラムはステップ176に移さ
れ、開閉回数α=0にされた後、ステップ84に移さ
れ、以下の処理が行われる。
【0059】以上に説明したように、第4の実施形態に
おいても、特定状態になると、開閉式始動口15mへの
遊技球の入球の機会が増やされ、球受け部材23aの開
放の機会も増やされるので、遊技球が可変入賞装置20
内に入賞し易くなり、大当り発生の可能性が高められ
る。
【0060】つぎに、第5の実施形態について説明す
る。第5の実施形態においては、上記第4の実施形態に
示す「始動入賞制御プログラム」の一部を図10に示す
ように変更したものである。すなわち、ステップ117
からステップ122を、ステップ130〜ステップ13
3に変更したものである。さらに、始動入賞制御回路5
2には、延長開放時間t2e=3t2 が記憶される。
【0061】以上のように第5の実施形態を構成したこ
とにより、第4の実施形態においても、上記第2の実施
形態に示すように、開閉式始動口15mの開放時間が通
常の開放時間の3倍にされたことにより、開閉式始動口
15mへの遊技球の入球の機会が増やされ、球受け部材
23aの開放の機会も増やされるので、遊技球が可変入
賞装置20内に入賞し易くなり、大当り発生の可能性が
高められる。なお、延長開放時間t2eの長さについて
は、必要に応じて変更することができる。また、上記第
4の実施形態に示した開閉式始動口15mの開放回数の
増加と、延長時間の延長を組み合わせて実施することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるパチンコ遊技機を概
略的に示す正面図である。
【図2】同パチンコ遊技機を概略的に示す背面図であ
る。
【図3】同パチンコ遊技機の遊技盤面を詳細に示す正面
図である。
【図4】同パチンコ遊技機の電気制御装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態に係る図4に示す可変入賞制御
回路により実行される「可変入賞制御プログラム」のフ
ローチャートの一部である。
【図6】同「可変入賞制御プログラム」のフローチャー
トの一部である。
【図7】図4に示す始動入賞制御回路により実行される
「始動入賞制御プログラム」のフローチャートの一部で
ある。
【図8】同「始動入賞制御プログラム」のフローチャー
トの一部である。
【図9】始動入賞制御回路により割り込み実行される
「ゲート通過記憶数制御プログラム」のフローチャート
である。
【図10】第2の実施形態に係る図4に示す始動入賞制
御回路により実行される「始動入賞制御プログラム」の
フローチャートの一部である。
【図11】第3の実施形態に係る図4に示す始動入賞制
御回路により実行される「始動入賞制御プログラム」の
フローチャートの一部である。
【図12】第4の実施形態であるパチンコ遊技機の遊技
盤面を詳細に示す正面図である。
【図13】第4の実施形態に係る図4に示す可変入賞制
御回路により実行される「可変入賞制御プログラム」の
フローチャートの変更部分の一部である。
【図14】同「可変入賞制御プログラム」のフローチャ
ートの変更部分の一部である。
【図15】同「始動入賞制御プログラム」のフローチャ
ートの変更部分である。
【図16】始動入賞制御回路により割り込み実行される
「複数入賞制御プログラム」のフローチャートである。
【符号の説明】
10…本体、11…遊技盤、14a,14b…通過ゲー
ト、14c…ゲート通過記憶数表示部、14a1 ,14
b1 …通過ゲートスイッチ、15…開閉式始動口、15
a…開閉片、15b…図柄表示部、15c…ソレノイ
ド、16a,16b…始動口、15d,16a1 ,16
b1 …始動口入賞検出スイッチ、20…可変入賞装置、
20a…入賞検出スイッチ、21…図柄表示部、22a
…入球口、23a…球受け部材、24…電磁ソレノイ
ド、25…大当り選別部、26…継続入賞口、26a…
継続入賞検出スイッチ、51…可変入賞制御回路、52
…始動入賞制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体前面に配置した遊技盤の中央に配設
    された前面開放の箱状体であって、左右両側の上部に設
    けた入球口と、同入球口を開閉する球受け部材と、同球
    受け部材を作動させる球受け部材駆動装置と、前記箱状
    体内の底部に配設され前記入球口から内部に入った遊技
    球を選択的に受け入れることにより前記球受け部材の所
    定の連続作動が一定回数行われる特別入賞状態とする継
    続入賞口とを設けてなる可変入賞装置と、 前記遊技盤面に設けられた少なくとも1個の始動口と、 前記遊技盤面に設けられ開閉片を有する開閉式始動口
    と、 所定条件下で前記開閉片を所定回数開閉させる開閉駆動
    制御手段と、 前記始動口または開閉式始動口への遊技球の入球に応じ
    て前記球受け部材駆動装置を駆動して球受け部材を作動
    させる球受け部材制御手段と、 前記遊技盤面に設けられて、図柄の変動表示をすると共
    に、遊技球の前記継続入賞口への入球に応じて、変動表
    示を停止して一の図柄を表示する図柄表示装置と、 前記図柄表示装置が特定の静止図柄を表示したときに特
    定状態として所定の特定数を規定すると共に、同図柄表
    示装置の変動表示を禁止する特定状態規定手段と、 前記特定状態規定手段の制御下にて、前記特別入賞状態
    の終了毎に前記特定数をカウントアップまたはカウント
    ダウンするカウント手段と、 前記カウント手段による特定数のカウントが終了するま
    で、前記開閉式始動口への遊技球の入賞を容易にさせる
    ように前記開閉駆動制御手段を制御する入賞容易化手段
    とを備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のパチンコ遊技機に
    おいて、 前記入賞容易化手段が、前記開閉片の開放時間を延長さ
    せるものであることを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載のパチンコ遊技機に
    おいて、 前記入賞容易化手段が、前記開閉片の開閉回数を前記所
    定回数より多い回数にさせるものであることを特徴とす
    るパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載のパチンコ遊技機に
    おいて、 前記入賞容易化手段が、前記開閉片の開放時間を延長さ
    せると共に、同開閉片の開閉回数を前記所定回数より多
    い回数にさせるものであることを特徴とするパチンコ遊
    技機。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載のパチンコ遊技機に
    おいて、 前記入賞容易化手段が、前記所定条件を変更させるもの
    であることを特徴とするパチンコ遊技機。
  6. 【請求項6】 前記請求項2〜請求項4のいずれか1つ
    に記載のパチンコ遊技機において、 前記入賞容易化手段が、さらに前記所定条件を変更させ
    るものであることを特徴とするパチンコ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007108310A1 (ja) * 2006-03-22 2007-09-27 Heiwa Corporation 遊技機
JP2010063678A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

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