JPH09206211A - 電気湯沸し器とその電気加熱素子 - Google Patents

電気湯沸し器とその電気加熱素子

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JPH09206211A
JPH09206211A JP8189074A JP18907496A JPH09206211A JP H09206211 A JPH09206211 A JP H09206211A JP 8189074 A JP8189074 A JP 8189074A JP 18907496 A JP18907496 A JP 18907496A JP H09206211 A JPH09206211 A JP H09206211A
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    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/78Heating arrangements specially adapted for immersion heating
    • H05B3/82Fixedly-mounted immersion heaters
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/40Heating elements having the shape of rods or tubes
    • H05B3/42Heating elements having the shape of rods or tubes non-flexible
    • H05B3/48Heating elements having the shape of rods or tubes non-flexible heating conductor embedded in insulating material

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用湯沸し器において電力密度の削減によ
って加熱素子の湾曲部におけるシース内温度と湯あか付
着度を減らし、素子表面に付着する湯あかを均等に分散
し、総合伝熱係数を増し、電力の使用を効率的にし、加
熱素子の寿命を延ばす。 【解決手段】 素子マウント38に結合されたシース4
2内に加熱抵抗線40が配置される。抵抗線40が戻り
湾曲部34、36のごとき臨界区域でシース42を通る
部位では、単位素子長さ当たりの熱出力を減らすため、
単位素子長さあたりのコイル巻き数が削減される。コイ
ル巻き数の削減は、加熱素子長さあたりの所望抵抗線長
さを達成するようにコイル抵抗線40を単に延伸するこ
とによって達成される。単位長さ当たり異なる熱出力を
有する複数の抵抗線40が、所望加熱素子温度を生じる
ように異なる延伸度と組合わされ得る。湾曲部における
熱出力の削減は、素子温度を低減させて硬水湯あかの付
着を減らし、素子の寿命を有意に延ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に電気湯沸し
器に関する。特に、本発明は電気湯沸し器のための電気
加熱素子に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】家庭用湯沸し器におい
て使用するように設計された従来の加熱素子は、電流が
それを通って流れる電気抵抗線を包囲する一体シース
(one-piece sheath)を有する。電流加熱素子のシース
(sheath)は様々の材料から構成されており、そして多
くの異なる形状と長さとを有する。
【0003】ほとんどすべての在来加熱素子にとって共
通であるのは、曲率半径が著しく小さい少なくとも1つ
の湾曲部が存在することである。使用間、硫酸カルシウ
ムそして/またはその他の化学組成物から構成される湯
あかが析出して、特に硬水中で使用される場合には、シ
ースの外面に堆積する。湯あかはシースに対し絶縁物と
して働いて、抵抗線から水への熱伝達を減じる。かなり
の時間がたつと、湯あかの堆積は6.0〜25.0mm
(1/4〜1インチ)またはそれ以上の厚さに達する。
その結果として、戻り湾曲部における抵抗線は線材料が
融解または酸化する温度に達しそして断線する。
【0004】湯あか堆積問題は著しく小さい曲率半径の
湾曲部において悪化させられる。前記湾曲部の内側部分
においてはシースの伝熱区域が減縮されており、その結
果として湾曲部の外側区域における温度より全体的に高
い温度が湾曲部の内側区域で生じる。このようなより高
い温度は、たとえば硫酸カルシウムの溶解度の温度に対
する逆依存性の故に、結果的に湯あかの堆積をいっそう
増進させる。
【0005】真直部分においては、湯あかは典型的にシ
ースの周面に沿って均等に堆積する。しかし、“二つ折
りにされた”戻り湾曲部区域においてはシース部分の近
接性の故に、湯あかのブリッジング(bridging of scal
e )が生じ、湯あかの厚さを効果的に2倍にして高温シ
ースの部分への熱吸収水の接近を阻止する。加熱素子が
多数の湾曲部を有するときは、湯あかの堆積から生じる
過度に高い温度の故に加熱線の破損が起こる区域が多数
生じる。実際上、そのような湯あかの堆積はほとんどの
素子破損の原因である。
【0006】過去においては、前記問題を解決するため
の努力は、比較的低ワット密度、すなわち単位長さ当り
比較的低ワット数の抵抗線を使用することに集中され
た。同等供給電力を得るためには、したがって、比較的
大きい長さそして/または直径の加熱素子が使用されな
くてはならない。湯沸し器の本体容器の限られた空間内
に比較的長い素子を据付けることは、湾曲部の個数の追
加を必要とし、それにより湯あか問題を複雑にする。
【0007】低出力密度を有する加熱素子を使用してい
るときでも、抵抗線の破損が戻り湾曲部(return bend)
において生じる可能性がもっとも大きい。ワット密度
(wattdensity)を減らすことは湯あか堆積率を減じる
とともに抵抗線の寿命を延ばす。しかし、いくつかの適
用においては、ワット密度は加熱素子の妥当な寿命を達
成するのに十分なほどには減らされ得ない。このことは
小形湯沸し装置容器であって高総電力レベル(high tota
l power level)を必要としかつ素子長さを増すための空
間を限定されているものについては特に真である。
【0008】可能である場合における、比較的長いそし
て/または大きい加熱素子の使用は、結果的に素子コス
トをより高くしかつ素子の差込みと離脱のため比較的大
きいポート(port)を必要にする。同様に、曲率半径を増
すために素子を横に広げて離すことは、素子を据付ける
ためにより大きいポートを必要にして、湯沸し器のコス
トを著しく高くする。
【0009】
【課題を解決するための手段】電気湯沸し器のための簡
単で、高価でなくそして効果的な加熱素子であって、真
直部分における電力密度を減らすことなしに、戻り湾曲
部のごとき非常に重要な区域における電力密度を減らし
得るものが開発された。
【0010】シースを通じて水媒質中に送られる熱エネ
ルギーを提供するためコイル巻き抵抗線が電気加熱素子
のシースの内部に包囲される。前記抵抗線は、化学的湯
あか付着増進区域、例えば加熱素子の戻り湾曲部とその
他の湾曲部分、におけるシース単位長さ当たりコイル巻
き線数を削減されるように構成される。
【0011】電力密度の削減は加熱素子の湾曲部におけ
るシース内部温度と湯あか付着を減らし、その結果とし
て、(a) 加熱素子表面における湯あか付着のより均
等な分散、(b) 総合伝熱係数の増加、(c) 供給
電力のより効率的な使用、(d) 加熱素子の寿命の延
長、そして(e) 加熱素子の交換または清掃のための
ダウン時間(down time) の短縮を達成する。
【0012】本発明の一局面において、おのおの異なる
曲率半径を有する多数湾曲部を備えた“波”形加熱素子
がコイル抵抗線を装備される。前記コイルは互いに様々
の湾曲部において様々の程度まで長手方向に延伸され
て、各区域における湯あか形成速度に応じて様々の程度
まで素子温度を低減する。
【0013】本発明の他の一局面においては、コイル抵
抗線は出熱を変えるため異なる抵抗を有する線の複数部
分から形成される。
【0014】一最適構成において、出熱の変動は全シー
ス面にわたってほぼ均等な湯あか付着度を生じるように
設定される。かくして、いかなる位置においても過度に
高い温度が防止され、したがって素子寿命は特定伝熱区
域のために最大限にされる。湯あか付着率は素子の全長
にわたって均衡されてブリッジング(bridging)が最初に
生じるまでの期間を延ばし得る。初期断線は、水に供給
される全発熱量に重大な影響を及ぼすことなしに回避さ
れる。
【0015】ここに説明された電力密度を変える方法と
装置は、きわめて多様な形状と長さとを有する加熱素子
に使用され得る。
【0016】
【発明の実施の形態】図面、特に図1、を参照すると、
先行技術の典型的加熱素子10であって3つの戻り湾曲
部12、14、16を有するものが示されている。加熱
素子10は素子マウント(mount) 11に取付けられて湯
沸し器の容器22の壁20のポート(port)18を封止し
て通過している。先行技術による加熱素子10は消費全
ワット数と平均ワット密度すなわち単位素子外面積当た
りのワットとによって通常特定される。硬水から析出堆
積した典型的な湯あか24が前記戻り湾曲部12におい
て示され、そして析出堆積した湯あか26が前記戻り湾
曲部14と16とを合体させて示されていて、それによ
りこれら区域における定量伝熱を著しく減じている。
【0017】本発明による改良点が図2、図3そして図
4に示されている。本発明が適用される典型的な加熱素
子30が図2に示されている。前記加熱素子30は真直
部分29、31、33、35、戻り湾曲部(return bend
s)32、34、36、そして端部37、39を有するも
のとして示されている。加熱素子30の端部37と39
は素子マウント38に封止して結合されており、該素子
マウント38は、加熱素子30が図面には示されていな
い圧力容器の内部に位置するように、該圧力容器のポー
トに封止して取付けられるように構成されている。加熱
素子30の形状と寸法が加熱素子30のポート差込みを
可能にすることを条件として、加熱素子30のその他の
形状と長さが採用され得る。
【0018】図2と図3とに示されているように、つる
巻き抵抗加熱線40が加熱素子30の中空外シース42
の内部に包囲されている。当業者に周知されているよう
に、前記抵抗加熱線40は素子マウント38の外側部4
4に配された電気端子46、48と接続されている。湯
沸し器に据付けられるとき、外部電源(図示せず)が熱
エネルギーを生じさせるように抵抗加熱線40に電圧を
印加するため電気端子46、48と接続される。典型的
に、抵抗加熱線40を包囲している前記シース42の内
部47は、抵抗加熱線40を適所に維持するとともに熱
伝達を促進するため電気絶縁導熱材料49を詰められて
いる。酸化マグネシウム粉のような材料49がシース4
2の内部で抵抗加熱線40を包囲するように使用され得
る。当業者に知られているように、前記材料49はシー
ス42内において抵抗加熱線40の周囲に配置され、そ
のあと、シース42がその直径を減じるようにロールで
伸ばされ、かくして材料49を抵抗加熱線40のまわり
に圧縮する。次いでシース42は1つまたは複数の戻り
湾曲部32、34、36を有する最終形状に曲げられて
いる。
【0019】抵抗加熱線40はシース42の各部分にお
いて単位長さ当たり抵抗加熱線40のコイル41におけ
る所望コイル巻き数を生じるように事前構成されてい
る。真直部分においては、抵抗加熱線40は、シースの
単位長さ当たりあるいは単位外面積当たり最大電力出力
が得られるように非延伸状態にされている。
【0020】抵抗加熱線40は円形または楕円形から正
方形、矩形または非一様形状にすらわたる範囲の任意の
横断面形状を有し得る。抵抗加熱線40は、当業者に知
られているように、複数のケーブルから成り得、または
二重コイル巻きにされ得る。各種の加熱線構成を有する
ものがいくつかの製造業者から非コイル巻きの様式でそ
して事前コイル巻きの様式で入手され得る。
【0021】抵抗加熱線40は、そのコイル巻きの前
に、所定の電圧条件と温度条件とにおいて単位実長さ5
0当たり均一の出熱を有する。単位長さ当たりのコイル
巻き数、コイル41自体の直径、そして外シース直径
は、加熱素子30の各部分における規定ワット密度(例
えば、ワット/平方センチ外シース面)を得るように様
々に変えられる。ほとんどの湯沸し器のための適用の場
合、設計ワット密度は典型的に6.0ワット〜32.0
ワット毎平方cm(約40ワット〜約220ワット毎平
方インチ)まで変わる。加熱素子30の単位長さ52当
たりの出熱は加熱素子30の特定部分内の抵抗加熱線4
0の実長さに依って変わる。図示されているように、単
位シース長さ51内におけるコイル巻き数は、単位シー
ス長さ52内におけるコイル巻き数よりも少なく、した
がって長さ51内におけるワット密度を減らしている。
【0022】図3において示されるように、抵抗加熱線
40のコイル41は、戻り湾曲部34において例示され
るように、戻り湾曲部区域において拡張または延伸され
ている。また、抵抗加熱線40のコイル41は、素子遷
移部分58に例示される、戻り湾曲部32、34、36
の最大半径部分に近づく区域において直線的に拡張され
得る。そうでなければその結果として、戻り湾曲部3
2、34、36の区域において、急速な湯あかの付着が
水への伝熱の減少と、そして加熱素子30の過熱とを生
じさせる。限定遷移区域、例えば戻り湾曲部と隣接真直
部分、例えば部分60、との間の部分58における湯あ
か付着度は、出熱を減らすことなしに、戻り湾曲部と真
直部分とにおける湯あか付着度の中間である。したがっ
て、本発明によれば、戻り湾曲部におけるまたは戻り湾
曲部に隣接する区域における単位中心長さ当たりの出熱
は、非臨界真直部分、例えば部分60、における出熱を
減らすことなしに減らされる。以上の説明において、シ
ース42の単位長さ50、51、52そして53は同等
である。
【0023】水の硬度の偏在の故に、湯あかの付着が完
全に防止されることは希である。しかし、戻り湾曲部区
域とそれらに隣接する区域とにおける出熱を減らすこと
は、湯あかの付着を我慢できるレベルまで、すなわち前
記真直部分のそれと概ね同等のレベルまで、減少させそ
れにより総合正味伝熱を増加させるとともに湯あか付着
度を均衡させて前記加熱素子30の寿命を著しく延長さ
せ得る。任意の特定区域における所与の単位シース長さ
における抵抗加熱線長さ(すなわち第1の値)の、シー
ス42の最稠密コイル巻き(換言すると、極限非粗化コ
イル巻き)部分における単位シース長さ当たりの抵抗加
熱線長さ(すなわち第2の値)に対する比は、ここで拡
張比(expansion ratio) として示される。典型的に、前
記最稠密コイル巻き部分はシース42の真直部分に存在
する。図3に例示されているように、シース42の拡張
比はいくつかの適用の場合において約0.2から0.4
である。しかし、最小拡張比は加熱素子30の寸法と形
状、加熱素子30の単位長さ当たりの要求出熱、水硬
度、コイル構造そして所望加熱素子寿命に依存して約
0.1から約0.9まで様々に異なり得る。より標準的
には、拡張比は約0.2から0.8の一般範囲内に含ま
れる。概して、細長いシース付きの加熱素子30の寸法
と形状とに関係する臨界要因はシース42の直径と、戻
り湾曲部半径54である。前記2要因は戻り湾曲部区域
の有意の湯あか付着によるブリッジングが生じるまでの
動作時間に影響する素子間分離距離56を決定する。
【0024】図3に描かれているように、拡張比または
延伸比は、加熱素子30の各部分において所望の出熱を
得るため最小値と最大値との間で連続的に変えられ得
る。例えば、戻り湾曲部に隣接する区域、例えば部分5
8、内において、戻り湾曲部における最小比は部分58
が真直部分60と隣接するところにおける1.0まで連
続的に上方へ変えられる。1.0の拡張比はシース42
の非臨界真直部分60におけるコイル巻きされた抵抗加
熱線40との同等性を意味する。
【0025】抵抗加熱線40の構成を表示するもう1つ
の方法は、用語コイル密度、例えばシース42の単位長
さ当たりのコイル巻き数による。しかし、抵抗加熱線4
0が延伸されるにつれて全コイル直径は変化するから、
シース42の所与の長さ内の抵抗加熱線40の全長さは
コイル巻き数の厳密な一次関数であり得ない。本発明に
おいては、戻り湾曲部区域におけるコイル密度はシース
42の真直区域のそれの典型的に約0.1から0.9倍
である。より標準的に、戻り湾曲部区域のコイル密度は
シース42の真直部分のそれの約0.2から0.8倍で
ある。
【0026】例えば、市販の抵抗加熱線40は直径0.
50mm(0.02インチ)の円形の横断面を有する。
前記抵抗加熱線40はシース外表面積の平方インチあた
り17.0ワット(109ワット毎平方インチ)の最大
ワット密度を以て加熱素子30において使用されること
になっている。市場において入手されるとき、前記抵抗
加熱線40は3.0mm(0.125インチ)の外コイ
ル直径に緊密にコイル巻きされており、そして加熱線コ
イル41は、シース長さ30.0cm(1フィート)当
たり抵抗加熱線123.0cm(4.05直線フィー
ト)を有する約120の完全巻き数を有する。完全にコ
イル巻きされたとき、前記抵抗加熱線40は毎時毎3
0.0cm(1フィート)の長さ当たり1301ワット
を提供する。コイル41は真直加熱線を形づくるため完
全に延伸または拡張され、そして加熱動作間そのような
加熱素子の30.0cm(1フィート)当たり発生され
る熱エネルギーは、完全にコイル巻きされた抵抗加熱線
40を有する加熱素子部分のそれの約0.25倍であ
る。任意の中間熱エネルギー値が所望程度までの抵抗加
熱線40のコイル41の中間部分拡張または延伸によっ
て容易に達成される。概ね均等の湯あか付着度を達成す
るとともに可能なかぎり湯あかのブリッジングを防止す
るため、湯あかの付着する様々の傾向を補正するべく抵
抗加熱線40の諸部分に対する拡張比を連続的に変える
ことがしばしば望ましい。
【0027】図4は本発明の湯沸し器の典型的な“波”
形素子70の一側面を図示する。この“波”形素子70
は図2の加熱素子30に似ているが、多数の湾曲部を備
えたシース74を有する。素子70はマウント72を有
する多数湾曲部付きのシース74であってねじ山34と
して示される手段のごとき、湯沸し器壁に封止結合する
ための手段を備えたものを有する。当業者に知られてい
るように、代替結合手段もマウント72において使用さ
れ得る。
【0028】“波”形素子70は第1の結合部分76
と、第1の湾曲部分78と、第2の湾曲部分80と、第
1の中間真直部分82と、第3の湾曲部分84と、第4
の湾曲部分86と、第1の戻り湾曲部88と、第5の湾
曲部分90と、第6の湾曲部分92と、第2の中間真直
部分94と、第7の湾曲部分96と、第8の湾曲部分9
8と、第2の戻り湾曲部100とを有するものとして図
示されている。
【0029】シース74のいくつかの部分の曲率半径が
次ぎの索引によって示されており、そしてコイル拡張度
が下記対応図面において一般的に例示されている: シースの部分 半径索引 図示図面 第1の結合部分76 (無限大) 図4(A) 第1の湾曲部分78 102 図4(B) 第2の湾曲部分80 104 図4(C) 第1の中間真直部分82 (無限大) 図4(D) 第3の湾曲部分84 106 図4(E) 第4の湾曲部分86 108 第1の戻り湾曲部88 110 図4(F) 第5の湾曲部分90 112 図4(G) 第6の湾曲部分92 114 第2の中間真直部分94 (無限大) 第7の湾曲部分96 116 第8の湾曲部分98 118
【0030】これら図面において、コイル拡張度は本発
明を明快に例示するためいくらか誇張されている。
【0031】典型的に、複数の前記戻り湾曲部の曲率半
径はほぼ等しい。したがって、通常、戻り湾曲部100
の曲率半径は戻り湾曲部88の曲率半径とほぼ等しい。
シース74の第2半部は図4においては隠されていて、
背後に位置しており、そしてそれはシース74の可視の
第1半部の鏡像であり、その近位の端部を第2戻り湾曲
部100においてシース74の第1半部と接合されてお
り、一方、その遠位の端部をマウント72と接合されて
いる。
【0032】図4(A)に示されているように、第1の
結合部分76は抵抗加熱線120のコイル121が通さ
れている細長い中空のシース74を有する。真直結合部
分において、コイル121は2つの端子68の1つと結
合された低抵抗部材124、例えば冷ピン、と継手12
6において接続されて示されている。低抵抗部材124
そして/またはそれが結合されている端子68はマウン
ト72を貫通しており、それに対して電気的に封止され
ている。コイル121は最大ワット密度を得るため最稠
密構成を以て示されており、そしてマウント72に近い
低抵抗部材124の配置が、マウントと隣接壁との過熱
を防いでいる。低抵抗部材124の抵抗は高抵抗の抵抗
加熱線120より低い中間値を実際上有しており、それ
により、より漸次的な温度変化を生じさせるとともにシ
ース74の両端部における応力を低下させ得る。コイル
121とシース74との間の空間は電気絶縁導熱材料1
22を充填されている。
【0033】図4の典型的な加熱素子70において、コ
イル121は加熱素子70の真直部分82、94におい
て最大密度、すなわち最小拡張度、に維持されている。
【0034】湾曲部分78、80、84、88、90
は、それぞれ、図4(B)、図4(C)、図4(E)、
図4(F)、図4(G)に示されている。抵抗加熱線1
20のコイル121は、出熱がベンド曲率半径の減縮に
したがって減少するように概ね下記の式に従って拡張さ
れる:
【0035】
【数1】L2 /L1 =(R2 /R1 S
【0036】上式で、sは0.15から0.75に等し
い湯あか付着係数であり、R1 は第1の湾曲部Aの曲率
半径であり、R2 は第2の湾曲部Bの曲率半径であり、
1 は第1の湾曲部Aにおける単位シース長さあたりの
加熱線長さであり、L2 は第2の湾曲部Bにおける単位
シース長さあたりの加熱線長さである。
【0037】前記式は曲率半径が3.80cm(約1.
5インチ)と25.40cm(約10インチ)との間で
あるとき一般的に適用できる。25.40〜30.40
cm(約10〜12インチ)より大きい曲率半径におい
ては、湯あか付着傾向は、言うまでもなく、対向素子部
分間の実距離に依存して真直素子部分のそれに近づく。
【0038】本発明は抵抗加熱素子30の異なる部分間
の分離距離56が5.0cm(約2インチ)より小さい
とき一般的に有用である。差し込み入口ポートの寸法を
最小にするため、家庭用湯沸し器は一般に約1.27〜
2.54cm(約0.5〜1.0インチ)の、またはそ
れより小さい、分離距離56を有する1つまたは複数の
抵抗加熱素子30を有し、そしてそのような湯沸し器に
おける本発明の実施はきわめて有利である。
【0039】本発明は抵抗加熱線40、120の一部と
して異ワット出力の低温ピンまたは低温加熱線の使用を
包含する。加熱線の低抵抗部分は加熱素子10、70の
各部分において所望の出熱を生じさせるためコイル4
1、121における特定位置に事前形成され得る。前記
加熱素子の各湾曲部分と真直部分とにおいて所望の出熱
を得るため、シース内に設置される抵抗加熱線は異単位
出熱、すなわちワット密度、を有する2つ以上のコイル
巻き加熱線から事前形成され得る。単位出熱と抵抗加熱
線の長さはともにシースの各部分内で制御され得る。
【0040】かくして、例えば、電気加熱素子は曲率半
径R1 を有しかつ単位長さあたり出熱H1 を有する長さ
1 の第1の加熱線部分を有する第1の湾曲部Aを有す
るものとして形成され得る。前記加熱素子はまた曲率半
径R2 を有しかつ出熱H2 毎単位長さを有する長さL2
の加熱線部分を有する第2の湾曲部Bを有する。前記湾
曲部Aと前記湾曲部Bとのための加熱線長さL1 、L2
毎単位シース長さは、それぞれ下式によって関係づけら
れる:
【0041】
【数2】(L2 ×H2 )/(L1 ×H1)=(R2 )/
(R1 S
【0042】上式において、sは0.15から0.75
に等しい湯あか付着係数である。ほとんどの場合におい
て、湯あか付着係数sは0.25と0.65との間であ
る。L×Hは全出熱毎単位シース長さと等しいことが認
められる。上記説明において、Lは全コイル長さよりは
むしろコイル巻きされていない加熱線の長さを表してい
る。
【0043】前記式は曲率半径が3.80cm(約1.
5インチ)と25.40cm(約10インチ)との間で
あるとき一般的に適用できる。
【0044】既に示されたように、シースがマウント7
2に結合されるシース区域においては、マウント72が
湯あかの付着を増す一種の“湾曲部”として有効に作用
するから、出熱は同じ様態で減じられる。
【0045】上述した本発明による加熱素子の構造は、
a) より均等な湯あか付着度、b) より小さい総合
湯あか付着量、c) より長い必要素子清掃作業間隔時
間、そしてd) より長い素子寿命を結果として生じ
る。
【0046】以上開示された電気加熱素子の構造、配
列、作用そして組立方法に関して様々の変更と修正が前
掲請求項に記載された本発明の精神と範囲から逸脱する
ことなしに為されることが予想される。
【図面の簡単な説明】
【図1】戻り湾曲部区域において典型的な湯あか付着が
見られる先行技術による電気加熱素子の斜視図。
【図2】本発明による電気加熱素子の部分破断斜視側面
図。
【図3】図2の3−3線に沿って切られた本発明の電気
加熱素子の断面部分側面図。
【図4】本発明の“波”形電気加熱素子の部分破断側面
図。
【図4(A)】本発明の電気加熱素子の端部分の拡大破
断側面図。
【図4(B)】本発明の“波”形電気加熱素子の第1の
湾曲部分の拡大破断側面図。
【図4(C)】本発明の“波”形電気加熱素子の第2の
湾曲部分の拡大破断側面図。
【図4(D)】本発明の“波”形電気加熱素子の真直部
分の拡大破断側面図。
【図4(E)】本発明の“波”形電気加熱素子の第3の
湾曲部分の拡大破断側面図。
【図4(F)】本発明の“波”形電気加熱素子の戻り湾
曲部分の拡大破断側面図。
【図4(G)】本発明の“波”形電気加熱素子の第4の
湾曲部分の拡大破断側面図。
【符号の説明】
29 真直部分 30 加熱素子 31 真直部分 32 戻り湾曲部 33 真直部分 34 戻り湾曲部 35 真直部分 36 戻り湾曲部 37 端部 39 端部 38 素子マウント 40 抵抗加熱線 42 シース 46 電気端子 48 電気端子 49 電気絶縁導熱材料 51 単位シース長さ 52 単位シース長さあたりの出熱 53 単位中心長さあたりの出熱 54 戻り湾曲部曲率半径 56 素子間分離距離 58 素子遷移部分 60 真直部分

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯沸し器のための電気加熱素子であっ
    て、 第1と第2の端部とこれら端部間の湾曲部分と非湾曲部
    分とを有する、加熱素子の細長いシースと、 第1の端部と第2の端部とを有するつる巻きコイル抵抗
    加熱線であって、前記シース内に包囲されて前記シース
    の前記第1の端部と第2の端部との間に延在しているも
    のと、 熱を発生させるため前記加熱線の前記第1と第2の端部
    を外部電源に接続する装置とを有し、前記湾曲部分にお
    けるシースの単位長さ当たり加熱線長さが第1の値を有
    し、非湾曲部分におけるシースの単位長さ当たり加熱線
    長さが第2の値を有し、そして第1の値が前記第2の値
    より実質的に小さい電気加熱素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気加熱素子におい
    て、前記第2の値に対する前記第1の値の比が約0.1
    と約0.9との間である電気加熱素子。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電気加熱素子におい
    て、前記第2の値に対する前記第1の値の比が約0.2
    と約0.8との間である電気加熱素子。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電気加熱素子におい
    て、前記第2の値が可変である電気加熱素子。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電気加熱素子におい
    て、前記シースの前記非湾曲部分が湾曲部分によって接
    続された概ね平行の真直部分から成っている電気加熱素
    子。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の電気加熱素子におい
    て、前記シースが第1の湾曲部分によって第2の真直部
    分に接続された第1の真直部分と、第2の湾曲部分によ
    って第4の真直部分に接続された第3の真直部分と、前
    記第2の真直部分と前記第4の真直部分とを接続してい
    る第3の湾曲部分とを有し、前記第1から第4までの真
    直部分が概ね平行している電気加熱素子。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の電気加熱素子であっ
    て、さらに前記シース内の前記電気加熱素子を包囲して
    いる電気絶縁導熱材料を有する電気加熱素子。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の電気加熱素子におい
    て、前記加熱素子の前記第1と第2の端部が互いに隣接
    しておりそして容器の壁内に封止係合できる素子マウン
    トに封止結合されている電気加熱素子。
  9. 【請求項9】 電気湯沸し器であって、 封止できるポートを備えた壁を有する全体として円筒形
    の圧力容器と、 細長い素子と該素子に封止して取付けられそして前記ポ
    ートを封止するため前記ポート内に配置された素子マウ
    ントとを有する電気加熱素子集成体とを有し、前記加熱
    素子が、 第1と第2の端部とこれら端部間の湾曲部分と非湾曲部
    分とを有する、加熱素子の細長いシースと、 第1の端部と第2の端部とを有するつる巻きコイル抵抗
    加熱線であって、前記シース内に包囲されて前記シース
    の前記第1の端部と第2の端部との間に延在しているも
    のと、 電気湯沸し器の壁を貫いてその内部に前記加熱素子を封
    止して差込むため前記シースの前記第1と第2の端部に
    結合された装置と、 熱を発生させるため前記加熱線の前記第1と第2の端部
    を外部電源に接続する装置とを有し、それにより、前記
    湾曲部分におけるシースの単位長さ当たり加熱線長さが
    第1の値を有し、非湾曲部分におけるシースの単位長さ
    当たり加熱線長さが第2の値を有し、そして前記第2の
    値に対する前記第1の値の比が約0.1と約0.9との
    間である電気湯沸し器。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の電気湯沸し器におい
    て、前記第2の値に対する前記第1の値の比が約0.2
    と約0.8との間である電気湯沸し器。
  11. 【請求項11】 真直部分と、少なくとも1つの湾曲部
    分とそして互いに隣接していて素子マウントに結合され
    た2つの端部とを有する電気加熱素子のための抵抗加熱
    線であって、加熱素子の真直部分においてコイル巻き線
    の高密度を、加熱素子の湾曲部分においてコイル巻き線
    の低密度を生じさせるように事前形成された連続コイル
    巻き加熱線から成るものにおいて、前記湾曲部分におけ
    るコイル巻き線の密度が前記真直部分におけるそれの
    0.1−0.9倍である抵抗加熱線。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の抵抗加熱線におい
    て、前記湾曲部分におけるコイル巻き線の密度が前記真
    直部分におけるそれの0.2−0.8倍である抵抗加熱
    線。
  13. 【請求項13】 湯沸し器のための電気加熱素子であっ
    て、 第1と第2の端部とこれら端部間の少なくとも2つの湾
    曲部分とを有する電気加熱素子のシースであって、前記
    少なくとも2つの湾曲部分が曲率半径において互いに異
    なっているものと、 第1の端部と第2の端部とを有するつる巻きコイル抵抗
    加熱線であって、前記シース内に包囲されていて大体に
    おいて前記シースの前記第1の端部と第2の端部との間
    に延在しているものと、 湯沸し器の壁を貫いてその内部に前記加熱素子を封止し
    て差込むため前記シースの前記第1の端部と第2の端部
    とに結合された装置と、 熱を発生させるため前記抵抗加熱線の前記第1の端部と
    前記第2の端部とを外部電源と接続する装置とを有し、
    それにより前記少なくとも2つの端部分におけるシース
    の単位長さ当たり加熱線長さが前記曲率半径より大きい
    湯沸し器のための電気加熱素子。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の電気加熱素子にお
    いて、前記シースが曲率半径R1 を有する第1の湾曲部
    Aと、曲率半径R2 を有する第2の湾曲部Bとを有し、
    かつ前記湾曲部Aと前記湾曲部Bとにおけるシースの単
    位長さ当たり加熱線長さL1 、L2 がそれぞれ下式: L2 /L1 =(R2 /R1 S 、 ただし、sは0.05〜0.75に等しい湯あか付着係
    数、によって関係づけられている電気加熱素子。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の電気加熱素子にお
    いて、前記湯あか付着係数が0.1と0.065との間
    の数に等しい電気加熱素子。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の電気加熱素子にお
    いて、前記湯あか付着係数が0.15と0.6との間の
    数に等しい電気加熱素子。
  17. 【請求項17】 湯沸し器のための電気加熱素子であっ
    て、 第1と第2の端部とこれら端部間の少なくとも2つの湾
    曲部分とを有する電気加熱素子のシースであって、前記
    少なくとも2つの湾曲部分が曲率半径において互いに異
    なっているものと、 第1の端部と第2の端部とを有する抵抗加熱線装置であ
    って、前記シース内に包囲されていて大体において前記
    シースの前記第1の端部と第2の端部との間に延在して
    いるものと、 湯沸し器の壁を貫いてその内部に前記加熱素子を封止し
    て差込むため前記シースの前記第1の端部と第2の端部
    とに結合された装置と、 熱を発生させるため前記抵抗加熱線装置の前記第1の端
    部と前記第2の端部とを外部電源と接続する装置とを有
    し、それにより前記抵抗加熱線装置が単位長さ当たり比
    較的低い出熱の部分と比較的高い出熱の部分とを有し、
    単位長さ当たり比較的低出熱の該抵抗加熱線装置の部分
    が比較的小さい曲率半径の前記湾曲部分内に存在し、そ
    して前記抵抗線装置のうち単位長さ当り比較的高出熱を
    有する前記部分が比較的大きい曲率半径の前記湾曲部分
    内に存在している湯沸し器のための電気加熱素子。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の電気加熱素子にお
    いて、前記シースが曲率半径R1 を有しそして出熱H1
    毎単位長さを有する長さL1 の加熱線部分を収容する第
    1の湾曲部Aを有し、そして前記シースが曲率半径R2
    を有しそして出熱H2 毎単位長さを有する長さL2 の加
    熱線部分を収容する第2の湾曲部を有し、そして前記湾
    曲部Aと前記湾曲部Bとにおける毎単位シース長さ当た
    り加熱線長さL1 、L2 がそれぞれ下式: (L2 ×H2 )/(L1 ×H1 )=(R2 /R1 S 、 ただし、sは0.05〜0.75に等しい湯あか付着係
    数、によって関係づけられている電気加熱素子。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の電気加熱素子にお
    いて、前記湯あか付着係数が0.1と0.65との間の
    数に等しい電気加熱素子。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の電気加熱素子にお
    いて、前記湯あか付着係数が0.15と0.6との間の
    数に等しい電気加熱素子。
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