JPH09205912A - 植物栽培用パネル - Google Patents
植物栽培用パネルInfo
- Publication number
- JPH09205912A JPH09205912A JP8020975A JP2097596A JPH09205912A JP H09205912 A JPH09205912 A JP H09205912A JP 8020975 A JP8020975 A JP 8020975A JP 2097596 A JP2097596 A JP 2097596A JP H09205912 A JPH09205912 A JP H09205912A
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- JP
- Japan
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- panel
- plant
- opening
- box
- water
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-
- Y02P60/216—
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の裏面が平板状の植物栽培用パネルで
は、作物によっては幼苗期に水分不足を来す危惧があっ
た． 【解決手段】 噴水型水耕装置の栽培用植物栽培用パネ
ル４において、付着流動水の根圏部７での利用率を向上
するような裏面形状とした。具体的には、植物栽培用パ
ネル４裏面の形状を、いずれかの開口部５にむかって次
第に低くなり、開口部５が最も低位置になるような傾斜
面に形成した。
は、作物によっては幼苗期に水分不足を来す危惧があっ
た． 【解決手段】 噴水型水耕装置の栽培用植物栽培用パネ
ル４において、付着流動水の根圏部７での利用率を向上
するような裏面形状とした。具体的には、植物栽培用パ
ネル４裏面の形状を、いずれかの開口部５にむかって次
第に低くなり、開口部５が最も低位置になるような傾斜
面に形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、水耕装置の植物栽
培用パネルに係り、特に裏面付着流動水の根圏部での有
効利用に最適なパネル裏面形状に関する。
培用パネルに係り、特に裏面付着流動水の根圏部での有
効利用に最適なパネル裏面形状に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明に関連する水耕装置については、
特開平７−２１３１８０号公報（以下、噴水型水耕装
置）に公開されている。そしてその植物栽培用パネル
（前記公開公報では、上面板材）については単に「水平
ではなく、傾斜も含まれる。また、平板状でなく凹凸に
形成することも含まれる」等となっている。
特開平７−２１３１８０号公報（以下、噴水型水耕装
置）に公開されている。そしてその植物栽培用パネル
（前記公開公報では、上面板材）については単に「水平
ではなく、傾斜も含まれる。また、平板状でなく凹凸に
形成することも含まれる」等となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれも具体
的形状や最適形状についての提案がなされていなかっ
た。それ故、この水耕装置は栽培函体内部の環境制御の
面では好適であるが、付着流動水の根圏部での利用の効
率が低く、そのため幼苗期の一時期には作物によっては
水分不足を来す危険性をはらんでおり、この点、改善が
望まれていた。
的形状や最適形状についての提案がなされていなかっ
た。それ故、この水耕装置は栽培函体内部の環境制御の
面では好適であるが、付着流動水の根圏部での利用の効
率が低く、そのため幼苗期の一時期には作物によっては
水分不足を来す危険性をはらんでおり、この点、改善が
望まれていた。
【０００４】本発明の目的は、この植物栽培用パネルの
裏面形状に於いて特に付着流動水を開口部へできるだけ
多く集水するような最適形状を提供することにある。
裏面形状に於いて特に付着流動水を開口部へできるだけ
多く集水するような最適形状を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、箱状の植物根圏部育生用函体の上面をなす植
物栽培用パネルに開口部を設け、この開口部より植物根
圏部を吊るし、前記植物根圏部育生用函体中に設置して
ある灌水装置によってこの根圏部に灌水して植物育生す
る水耕栽培装置の植物栽培用パネルにおいて、該植物栽
培用パネル裏面を、設置状態において前記開口部に向か
って次第に低くなる傾斜面をなす形状に形成することを
特徴とする。
本発明は、箱状の植物根圏部育生用函体の上面をなす植
物栽培用パネルに開口部を設け、この開口部より植物根
圏部を吊るし、前記植物根圏部育生用函体中に設置して
ある灌水装置によってこの根圏部に灌水して植物育生す
る水耕栽培装置の植物栽培用パネルにおいて、該植物栽
培用パネル裏面を、設置状態において前記開口部に向か
って次第に低くなる傾斜面をなす形状に形成することを
特徴とする。
【０００６】本発明はまた、上記目的を達成するため、
箱状の植物根圏部育生用函体の上面をなす植物栽培用パ
ネルに開口部を設け、この開口部より植物根圏部を吊る
し、前記植物根圏部育生用函体中に設置してある灌水装
置によってこの根圏部に灌水して植物育生する水耕栽培
装置の植物栽培用パネルにおいて、植物栽培用パネル裏
面に、開口部に向けて、線状に断面Ｖ字型の溝が形成す
ることを特徴とする。
箱状の植物根圏部育生用函体の上面をなす植物栽培用パ
ネルに開口部を設け、この開口部より植物根圏部を吊る
し、前記植物根圏部育生用函体中に設置してある灌水装
置によってこの根圏部に灌水して植物育生する水耕栽培
装置の植物栽培用パネルにおいて、植物栽培用パネル裏
面に、開口部に向けて、線状に断面Ｖ字型の溝が形成す
ることを特徴とする。
【０００７】設置状態において前記開口部に向かって次
第に低くなる傾斜面をなす形状としては、植物栽培用パ
ネルに垂直な軸を含む断面の下部輪郭において、裏面開
口部を低位置としたヘの字型又は円弧型となるように形
成した形状、植物栽培用パネルの開口部中心軸を含む断
面の下部輪郭において、裏面開口部を低位置としたロ−
ト状に形成した形状、植物栽培用パネルの裏面におい
て、開口部に向けてＶ字型等の溝を放射状に形成した形
状などがある。
第に低くなる傾斜面をなす形状としては、植物栽培用パ
ネルに垂直な軸を含む断面の下部輪郭において、裏面開
口部を低位置としたヘの字型又は円弧型となるように形
成した形状、植物栽培用パネルの開口部中心軸を含む断
面の下部輪郭において、裏面開口部を低位置としたロ−
ト状に形成した形状、植物栽培用パネルの裏面におい
て、開口部に向けてＶ字型等の溝を放射状に形成した形
状などがある。
【０００８】パネル裏面の全体に散布された噴水流は、
付着流動水となった後、前記斜面あるいは溝に沿って開
口部分に向かって流れ、ここで集水滴下し、根圏部を十
分に潤す作用を生じる。従来の方法ではこのような作用
は顕著ではなかったものである。
付着流動水となった後、前記斜面あるいは溝に沿って開
口部分に向かって流れ、ここで集水滴下し、根圏部を十
分に潤す作用を生じる。従来の方法ではこのような作用
は顕著ではなかったものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて詳述する。図
１は噴水型水耕装置システムの概念を示す断面図であ
り、図示の噴水型水耕装置は、上部が開放された植物根
圏部育生用函体（以下、栽培用函体という）１と、栽培
用函体１の底部に配置されその上面に噴出口を持つ灌水
装置である噴水チュ−ブ２と、栽培用函体１の上部開放
部を覆って配置された複数の上面板材（以下、植物栽培
用パネルという）４と、植物栽培用パネル４に形成され
た複数の開口部５と、前記噴水チュ−ブ２に接続され養
水分をチュ−ブ２に圧送する図示されていないポンプ
と、このポンプに接続され養水分を蓄える同じく図示さ
れていない別置タンクと、を含んで構成されている。
１は噴水型水耕装置システムの概念を示す断面図であ
り、図示の噴水型水耕装置は、上部が開放された植物根
圏部育生用函体（以下、栽培用函体という）１と、栽培
用函体１の底部に配置されその上面に噴出口を持つ灌水
装置である噴水チュ−ブ２と、栽培用函体１の上部開放
部を覆って配置された複数の上面板材（以下、植物栽培
用パネルという）４と、植物栽培用パネル４に形成され
た複数の開口部５と、前記噴水チュ−ブ２に接続され養
水分をチュ−ブ２に圧送する図示されていないポンプ
と、このポンプに接続され養水分を蓄える同じく図示さ
れていない別置タンクと、を含んで構成されている。
【００１０】植物栽培用パネル４は、本実施例では密植
用パネルであり、例えばホ−レンソウ等葉菜類に適す
る。植物はその植物上体部６を植物栽培用パネル４の上
方に位置させ根圏部７を開口部５に挾んで函体内部に吊
るされる。この構成において、別置タンクからポンプに
よって養水分を噴水チュ−ブ２に圧送し、ここで柔らか
な噴水流３を発生せしめ、これによって根圏部７を潤し
植物を育生する。
用パネルであり、例えばホ−レンソウ等葉菜類に適す
る。植物はその植物上体部６を植物栽培用パネル４の上
方に位置させ根圏部７を開口部５に挾んで函体内部に吊
るされる。この構成において、別置タンクからポンプに
よって養水分を噴水チュ−ブ２に圧送し、ここで柔らか
な噴水流３を発生せしめ、これによって根圏部７を潤し
植物を育生する。
【００１１】図２は植物栽培用パネル４の平面図であ
る。各植物栽培用パネル４はそれぞれ全体として長方形
をなし、その長い方の一辺には、外周縁からほぼ正方形
に切り込まれた開口部５が隣接したかたちで多数形成さ
れている。これら植物栽培用パネル４を栽培用函体１上
部開放部に、蓋をなすように互いに密接して設置し、こ
れら植物栽培用パネル４によって栽培面を構成する。こ
の植物栽培用パネル４の材質は、作業性の点からは軽量
であり、またそのためにも吸水性や保水性の小なるもの
がよく、省エネルギ−の点からは断熱的であることが望
ましい。
る。各植物栽培用パネル４はそれぞれ全体として長方形
をなし、その長い方の一辺には、外周縁からほぼ正方形
に切り込まれた開口部５が隣接したかたちで多数形成さ
れている。これら植物栽培用パネル４を栽培用函体１上
部開放部に、蓋をなすように互いに密接して設置し、こ
れら植物栽培用パネル４によって栽培面を構成する。こ
の植物栽培用パネル４の材質は、作業性の点からは軽量
であり、またそのためにも吸水性や保水性の小なるもの
がよく、省エネルギ−の点からは断熱的であることが望
ましい。
【００１２】図３と図４とはともに図２を基にした断面
図であるが、図３は植物栽培用パネル裏面が平面状の従
来のもの、図４は植物栽培用パネル裏面が非平面状の本
発明に係るものを、それぞれ示す。図３は従来の一般的
な形状であるが、これでは噴水流により植物栽培用パネ
ル裏面に付着した大部分の養水分が適宜位置から水滴と
なって落下し、従って付着養水分が効果的に開口部５へ
到達することができない。これに対して図４に示す第１
の実施例では、開口部分が最も低位置になるように裏面
がへの字状に形成されている。このため、同図の拡大図
(ハ)に示したように、噴水流３により生じた付着流水８
はどの場所にあっても最終的には開口部分に集中してこ
こから流下する。開口部５の縁から流下する水（養水
分）は、開口部５に保持されている植物の根圏部７に降
りかかって植物に吸収されるから、無駄に栽培用函体１
底部に落下する分が減り、従って根圏部７での付着流動
水の利用率が大きく向上する。これは特に幼苗期には生
育上好ましい。
図であるが、図３は植物栽培用パネル裏面が平面状の従
来のもの、図４は植物栽培用パネル裏面が非平面状の本
発明に係るものを、それぞれ示す。図３は従来の一般的
な形状であるが、これでは噴水流により植物栽培用パネ
ル裏面に付着した大部分の養水分が適宜位置から水滴と
なって落下し、従って付着養水分が効果的に開口部５へ
到達することができない。これに対して図４に示す第１
の実施例では、開口部分が最も低位置になるように裏面
がへの字状に形成されている。このため、同図の拡大図
(ハ)に示したように、噴水流３により生じた付着流水８
はどの場所にあっても最終的には開口部分に集中してこ
こから流下する。開口部５の縁から流下する水（養水
分）は、開口部５に保持されている植物の根圏部７に降
りかかって植物に吸収されるから、無駄に栽培用函体１
底部に落下する分が減り、従って根圏部７での付着流動
水の利用率が大きく向上する。これは特に幼苗期には生
育上好ましい。
【００１３】図５〜図７は、例えば苺やメロン等果菜類
の植物栽培用パネルとして適する粗植用植物栽培用パネ
ルに本発明を適用した実施例を示す。図５は粗植用植物
栽培用パネル４ａの平面図である。粗植用植物栽培用パ
ネル４ａにおいては、開口部５ａは粗植用植物栽培用パ
ネル４ａの周縁部ではなく、外周から離れた位置に円形
に形成されている。図６と図７は図５のａ−ａ’矢視断
面図であるが、裏面の形状において大きな差異がある。
即ち図６では粗植用植物栽培用パネル４ａの裏面は従来
一般の平面的形状であるのに対して、図７に示す本願発
明の第２の実施例に係る粗植用植物栽培用パネル４ａの
裏面は、開口部５ａの中心を通る垂直線を含む平面で粗
植用植物栽培用パネル４ａを切ったときの断面が、開口
部５ａが低い位置になる円弧かつ中心が粗植用植物栽培
用パネル４ａの裏面よりも下方にある円弧をなしてい
る。従って、前者では付着流動水の移動は顕著ではなく
適宜位置で落下する。これに対して後者では開口部分が
周辺部分よりも低位置になるように裏面を球面状に形成
しているから、付着した水分は何処に付着したものであ
ろうとも最終的には開口部５に集中してここより流下す
る。開口部５の縁から流下する水（養水分）は、開口部
５に保持されている植物の根圏部７に降りかかるから、
根圏部７での付着流動水の利用率が格段に向上する効果
を生ずる。
の植物栽培用パネルとして適する粗植用植物栽培用パネ
ルに本発明を適用した実施例を示す。図５は粗植用植物
栽培用パネル４ａの平面図である。粗植用植物栽培用パ
ネル４ａにおいては、開口部５ａは粗植用植物栽培用パ
ネル４ａの周縁部ではなく、外周から離れた位置に円形
に形成されている。図６と図７は図５のａ−ａ’矢視断
面図であるが、裏面の形状において大きな差異がある。
即ち図６では粗植用植物栽培用パネル４ａの裏面は従来
一般の平面的形状であるのに対して、図７に示す本願発
明の第２の実施例に係る粗植用植物栽培用パネル４ａの
裏面は、開口部５ａの中心を通る垂直線を含む平面で粗
植用植物栽培用パネル４ａを切ったときの断面が、開口
部５ａが低い位置になる円弧かつ中心が粗植用植物栽培
用パネル４ａの裏面よりも下方にある円弧をなしてい
る。従って、前者では付着流動水の移動は顕著ではなく
適宜位置で落下する。これに対して後者では開口部分が
周辺部分よりも低位置になるように裏面を球面状に形成
しているから、付着した水分は何処に付着したものであ
ろうとも最終的には開口部５に集中してここより流下す
る。開口部５の縁から流下する水（養水分）は、開口部
５に保持されている植物の根圏部７に降りかかるから、
根圏部７での付着流動水の利用率が格段に向上する効果
を生ずる。
【００１４】上記実施例では、植物栽培用パネルの開口
部中心軸を含む断面において、植物栽培用パネル裏面の
輪郭形状を、開口部を低位置とした円弧状に形成した
が、かならずしも円弧でなく開口部を中心とするロート
形状としてもよい。ロート形状も曲面で形成されるもの
でなく平面で形成された逆角錐台様の形状でもよい。
部中心軸を含む断面において、植物栽培用パネル裏面の
輪郭形状を、開口部を低位置とした円弧状に形成した
が、かならずしも円弧でなく開口部を中心とするロート
形状としてもよい。ロート形状も曲面で形成されるもの
でなく平面で形成された逆角錐台様の形状でもよい。
【００１５】図８〜図１０に植物栽培用パネルの第３の
実施例を示す。図８は粗植用の植物栽培用パネル４ｂの
裏面の平面図である。即ち植物栽培用パネル４ｂの裏面
は平面ではあるが、各開口部５から溝９が３本ずつ放射
線状に形成されている。図９の（イ），（ロ），（ハ）
は図８のａ−ａ’矢視，ｂ−ｂ’矢視，ｃ−ｃ’矢視の
各断面図である。本実施例では、Ｖ字型の溝形状の例を
示した。（イ）−（ロ）−（ハ）と、開口部周辺から開
口部に向けて放射状に溝が集中している状態を示してい
る。図１０は、図８のｄ−ｄ’矢視断面図で、植物栽培
用パネル４ｂ使用状態を示す断面図である。植物栽培用
パネル４ｂは開口部５が低位置になるように傾斜して栽
培用函体１に設置される。この構成によって付着流動水
８は傾斜面に沿って下方へ移動するが、同時に溝によっ
て方向が規定されるので、最終的には開口部５に集中し
て開口部５の縁から落下する。従って開口部５に配置さ
れた植物の根圏部７に降りかかる分が増え、植物栽培用
パネル４ｂの裏面の付着流動水の利用効率が大巾に向上
する。
実施例を示す。図８は粗植用の植物栽培用パネル４ｂの
裏面の平面図である。即ち植物栽培用パネル４ｂの裏面
は平面ではあるが、各開口部５から溝９が３本ずつ放射
線状に形成されている。図９の（イ），（ロ），（ハ）
は図８のａ−ａ’矢視，ｂ−ｂ’矢視，ｃ−ｃ’矢視の
各断面図である。本実施例では、Ｖ字型の溝形状の例を
示した。（イ）−（ロ）−（ハ）と、開口部周辺から開
口部に向けて放射状に溝が集中している状態を示してい
る。図１０は、図８のｄ−ｄ’矢視断面図で、植物栽培
用パネル４ｂ使用状態を示す断面図である。植物栽培用
パネル４ｂは開口部５が低位置になるように傾斜して栽
培用函体１に設置される。この構成によって付着流動水
８は傾斜面に沿って下方へ移動するが、同時に溝によっ
て方向が規定されるので、最終的には開口部５に集中し
て開口部５の縁から落下する。従って開口部５に配置さ
れた植物の根圏部７に降りかかる分が増え、植物栽培用
パネル４ｂの裏面の付着流動水の利用効率が大巾に向上
する。
【００１６】
【発明の効果】このように本発明によれば、植物栽培用
パネルの裏面を、平坦でなく、開口部に付着流動水が集
中するような形状に形成したので、根圏部での付着流動
水の利用率が大幅に向上し、幼苗期の水分不足の危惧が
解消され、生育状態が大幅に改善される効果を生じる。
パネルの裏面を、平坦でなく、開口部に付着流動水が集
中するような形状に形成したので、根圏部での付着流動
水の利用率が大幅に向上し、幼苗期の水分不足の危惧が
解消され、生育状態が大幅に改善される効果を生じる。
【図１】噴水型水耕装置システムの概念を示す断面図で
ある。
ある。
【図２】密植用植物栽培用パネルの例を示す平面図であ
る。
る。
【図３】従来型密植用植物栽培用パネルの例を示す断面
図である。
図である。
【図４】本発明の第１の実施例である密植用植物栽培用
パネルを示す断面図である。
パネルを示す断面図である。
【図５】粗植用植物栽培用パネルの例を示す平面図であ
る。
る。
【図６】従来型粗植用植物栽培用パネルの例を示す断面
図である。
図である。
【図７】本発明の第２の実施例である粗植用植物栽培用
パネルを示す断面図である。
パネルを示す断面図である。
【図８】本発明の第３の実施例である粗植用植物栽培用
パネルの裏面を示す平面図である。
パネルの裏面を示す平面図である。
【図９】図８のａ−ａ’線矢視，ｂ−ｂ’線矢視，ｃ−
ｃ’線矢視，各断面図である。
ｃ’線矢視，各断面図である。
【図１０】図８のｄ−ｄ’線矢視断面図である。
１ 栽培函体 ２ 噴水チュ−ブ ３ 噴水流 ４，４ａ，４ｂ，
植物栽培用パネル ５，５ａ，５ｂ 開口部分 ６ 植物上体部 ７ 植物根圏部 ８ 付着流動水 ９ 溝
植物栽培用パネル ５，５ａ，５ｂ 開口部分 ６ 植物上体部 ７ 植物根圏部 ８ 付着流動水 ９ 溝
Claims (2)
- 【請求項１】 箱状の植物根圏部育生用函体の上面をな
す植物栽培用パネルに開口部を設け、この開口部より植
物根圏部を吊るし、前記植物根圏部育生用函体中に設置
してある灌水装置によってこの根圏部に灌水して植物育
生する水耕栽培装置の植物栽培用パネルにおいて、該植
物栽培用パネル裏面が、設置状態において前記開口部に
向かって次第に低くなる傾斜面をなす形状に形成されて
いることを特徴とする植物栽培用パネル。 - 【請求項２】 箱状の植物根圏部育生用函体の上面をな
す植物栽培用パネルに開口部を設け、この開口部より植
物根圏部を吊るし、前記植物根圏部育生用函体中に設置
してある灌水装置によってこの根圏部に灌水して植物育
生する水耕栽培装置の植物栽培用パネルにおいて、植物
栽培用パネル裏面に、開口部に向けて、線状に断面Ｖ字
型の溝が形成されていることを特徴とする植物栽培用パ
ネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8020975A JPH09205912A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 植物栽培用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8020975A JPH09205912A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 植物栽培用パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09205912A true JPH09205912A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12042174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8020975A Pending JPH09205912A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 植物栽培用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09205912A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019225535A1 (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 | 養液栽培用部材、養液栽培方法及び養液栽培システム |
| JP2019205426A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-12-05 | 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 | 養液栽培用部材、養液栽培方法及び養液栽培システム |
| JP2020036578A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 | 養液栽培用部材、養液栽培方法及び養液栽培システム |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP8020975A patent/JPH09205912A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019225535A1 (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 | 養液栽培用部材、養液栽培方法及び養液栽培システム |
| JP2019205426A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-12-05 | 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 | 養液栽培用部材、養液栽培方法及び養液栽培システム |
| CN112105255A (zh) * | 2018-05-23 | 2020-12-18 | 三菱化学农业梦想株式会社 | 营养液栽培用部件、营养液栽培方法以及营养液栽培系统 |
| CN112105255B (zh) * | 2018-05-23 | 2022-09-27 | 三菱化学水解决方案株式会社 | 营养液栽培用部件、营养液栽培方法以及营养液栽培系统 |
| JP2020036578A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 | 養液栽培用部材、養液栽培方法及び養液栽培システム |
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