JPH03155719A - 植物の培養方法及び装置 - Google Patents

植物の培養方法及び装置

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JPH03155719A
JPH03155719A JP1294959A JP29495989A JPH03155719A JP H03155719 A JPH03155719 A JP H03155719A JP 1294959 A JP1294959 A JP 1294959A JP 29495989 A JP29495989 A JP 29495989A JP H03155719 A JPH03155719 A JP H03155719A
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JP
Japan
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culture
culture solution
float
floats
seedlings
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Pending
Application number
JP1294959A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Nasu
敏幸 那須
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は土壌を使用した従来の植物の栽培方法に代え、
培養槽内の培養液の養分によって植物を栽培する植物の
培養方法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、従来の植物の培養装置では第5図及び第6図に
示すように、培養W42内に植物の栽培に必要な養分等
を含んだ培養液3を貯溜し、この貯溜された培養液3上
にこれを覆うようにグラスチック製の培養ベット4が培
養槽1の上部に固定しである。
この培養ベット4は栽培しようとする苗5の数に応じて
、所定の間隔を隔てて複数の孔6か開口されている。そ
して、これら孔6の上部には苗5を保持し、植え1・[
けるなめに多孔質のスポンジ状の苗床7が設けられてい
る。この苗床7には苗5の根5aが孔6を貫通して、養
分を吸収するため培養液3中に充分浸るように植え付け
られる。また、苗床7の上部には押え8が重ねられて設
けられ、苗床7に植え1寸けられた苗5が倒れないよう
に構成されている。
そして、苗5が充分成育したならば、培養槽2の周縁か
ら手を伸ばして収穫していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の培養装置においては、上記培養ベ
ツド4が培養槽2の培養液3上に、これを覆うように固
定されて設けられているために、苗の植え叶け、成育後
の収穫作業はその周側部より行う必要があり、自ずと培
養槽の大きさに制限が生じることから、量産性を高める
ためには比較的小さなものを多数設ける必要があった。
また、このように多くの培養槽2を用いて培養すること
は培養液3の管理等をそれぞれの!II毎にしなければ
ならない煩雑があった。逆に、多数の培養槽を設けるこ
とは作業敷地の有効利用か達成できないという問題があ
った。
また、培養ベット4は培養槽2に固定されてい、ると共
に、植え1寸けのための孔が所定ピッチ毎に固定して設
けられてることから、植え付は間隔が固定され、成長す
るに従って互いに競り合い、成長を阻害することを防止
するため、成長に応じた間隔の設定孔の培養ベット4に
何度も移植しなければならないという煩わしさがあった
本発明は上述した欠点を有効に解決するためになされた
ものであり、コストが低く、生産性の高い培養方法及び
培養装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために第1の本発明は、植物の培養
槽内の培養液に浮き子を浮かべ、その浮き子に苗を植え
付けて培養すると共に、上記培養液を一方向に流して上
記浮き子を移動させて下流側で収穫するようにした植物
の培養方法であり、また、第2発明は植物の培養槽内の
培養液上に複数の分割された浮き子を浮かべてこれら浮
き子に苗を植え付けて培養すると共に、これら浮き子間
の培養液の露比面上に粒状の遮光体を浮遊させ、肚つ、
上記培養液を一方向に流して上記浮き子を移動させて下
’ta側で収穫するようにした植物の培養方法であり、
第3発明は培!e液が収容された培養槽と、該培養槽の
培養液上に苗を保持して浮遊する浮き子ど、これら浮き
子を一方向に移動させるべく培養液を流すための培養液
移送手段とを備えた植物の培養装置であり、第11発明
は培養液が収容された培養槽と、該培養槽の培l?液上
に複数に分割され、それぞれ苗を保持して浮遊する浮き
子と、これら浮き子間に生じる露出培養液面上に培養液
を光から遮断するために浮遊させた粒状遮光体と、上記
浮き子を一方向に移動させるべく培養液を流すための培
養移送手段とを備えた植物の培養装置である。また、第
5発明は上記培養槽内に、培養液の流れ方向に対して所
定の間隔を隔てて横断するように上記浮き子の移動を規
制する浮き子制御手段を設けて構成したものである。
[作用1 以上の構成により、第1.第2.第3.第4及び第5発
明において、苗床間々を浮き子に植え付けて、培!?液
に浮遊させて栽培させているため、苗の葉同志の弾性に
よって分散し、競り合って互いの成長を阻害することが
無くなると共に浮遊している浮き子を水1飛によって任
、意な浮遊位置にコントロールすることができるため収
穫が容易になる。従って、培養槽を大きく設定すること
が可能となる。特に、第2.第4発明のように浮き子息
外の液面に粒状遮光体を浮遊させることで液面が露出す
ることがなくなるものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する
第1図は本発明の培養装置1を示し、この培養装置1は
、植物工場で空調及び照明を制御することのできる建室
内に配置される。この培養装置1は上部に矩形状の開口
が形成された培[2を主に有している。
この培養槽2内には、植物の成長に必要な肥料あるいは
PH値を設定した培養液3が充填され、その培養液3上
に苗5を植え付けた浮き子9を浮遊させることになる。
この浮き子9は第3図に示すように所定の大きさを有し
たグラスチック製の円板状の基台10がら成り、その中
央部には苗5の生育に支障が無い程度の孔11が貫通し
である。また、浮き子9にはその孔11を中心に苗床7
を嵌合するための凹部12が穿設してあり、更に苗5が
成長して重量が増しても充分な浮力を維持するために、
その浮き子9の内部には中空のリング状の空気室13が
形成されている。
そして、この孔11の下方より根5aが培養液3内に伸
びるようになし、凹部12に多孔質のスポンジ状の苗床
7を嵌合させて基台10と一体化すると共に、苗5の転
倒を防止するために錘り8が苗床7の上部に取り付けら
れている。
この錘り8は苗5の成長に支障が無い程度の中央に孔の
開いた金属のリング体によって形成されている。また、
この、錘り8は苗床7の取り付け、取り外しを容易にす
るために二分割されて構成され、浮き子9上に取り付け
られている。
次に、第2図はこの培養装置1のシステムを示す全体図
である。
培養槽2にはこれに収容された培養?l!3を一方向に
流すための培養液移送手段14が設けられている。この
培養液移送手段14はポンプ15と、これに接続された
培養液移送管系16とによって構成されている。この培
養液移送管系16は培養槽2の一関に取り付けられた培
養液供給ヘッダ17とその反対側に接続されて設けられ
た出口ヘッダ18とから主に構成されている。
この培養液移送管系16には肥料供給装置19とPH調
整液供給装置20等が設けられ、培養液3を培養液供給
へラダ17fflからその反対側の出口ヘッダ18への
一方向に流した後、循環可能に構成されている。
また、培養槽2には粒状の遮光体21を導入するための
遮光体供給手段22が設けられている。
この遮光体供給手段22には培養槽2の底部から遮光体
21を導入するための供給ノズル23が複数設けられて
いる。そして、この供給ノズル23から圧縮空気で適宜
、培養液3中に導入されるように構成されている。これ
ら遮光体21は液面上に浮遊して光が直接、培養液面に
当たるのを防止する働きがあり、例えば、オガクズや粒
径1止程度の中空プラスチック粒子などの微小な浮遊物
で形成されている。
通常、培ge液面に直接、光が当たると、その部分に藍
藻の一種であるアオコ(青粉)が発生する虞れがある。
このアオコは一旦、商品に付着すると洗っても落ち難い
、特に日持ちを良くし、鮮度を維持するために根付きで
出荷し、生で食べられるレタス等の野菜では、アオコが
付くと見栄えが悪くなり商品価値が低下することになる
。従って上述のように培養液面を遮光体21で覆うこと
で、青粉の発生を抑制する。
次に、培養液面は培養液供給ヘッダ17側からその培養
液3の流れ方向に沿って、例えば第1区、第2区、第3
区の如く浮き子制御手段24によって区分けされている
。そして、浮き子9の苗は、第1区、第2区、第3区の
順に成長して大きくなるよう区画しておく。
この浮き子制御手段24は、第4図に示すように一端が
培!0912の側壁2aの液面に相当するレベルに取り
付けられた金具25に固定され、ffl!端が相対する
側u2bの同一レベルに取り付けられた滑車26を介し
てシリンダ27に接続された金属性のチェーン24a、
24bによって構成されている。従って、シリンダ27
でチェーン27a。
24bを弛緩することによりチェーン24a。
24bは培養槽2の底部に沈み、区画を解除することに
なる。本実施例の場合は同様なチェーンを三箇所に設け
、張設することによって培養液面を3分割している。
次に、培養方法を主に第2図を参照して説明する。
先ず、浮き子9に苗5を植え付けた後、これら浮き子9
を培養槽2の培養液3上に浮かべる。これら苗5を植え
付けた浮き子9を培養液3の上流側に浮かべ、成育する
に従って、上記培養液供給へヴダ17から培養)^3を
その反対側となる出口ヘッダ18側へ流して移送して出
口ヘッダ1811FIへ到達するまで充分に成育させる
そこで、培養液3の最下流側となる培養槽2の一側部か
ら収穫することができる。
また、上記浮き子9を培養液3上に浮かべた際に、浮き
子9間に露出された液面上には遮光体供給手段22によ
り遮光体21を導入して浮かべ、培養液3の表面部から
光の侵入を防止する。
次に、苗5は培養槽2内において浮き子制御手段24に
より培養液3の流れ方向に沿って例えば第1区a、第2
区b、第3区Cの3つに区画され、各区画により苗5の
成育の違ったゾーンを形成する。
また、この苗5の培養中、培養液3は供給ヘッダ17よ
り適宜、供給され、出口ヘッダ18より抜き収られて各
区画a〜C中の苗5の成長に充分な養分が補給できるよ
うにされる。この培養液3の供給により培養液3は第1
区aより第3区Cへ流れ、それにつれて浮さ子9ら流れ
るが、第4図にも示すように、第1区aの浮き子9a、
第2区すの浮き子9b、第3区Cの浮き子90は浮き子
制御手段24、本実施例ではチェーン24a。
24bによって遮られてそれぞれ混じり合うことがない
また、特に第3区Cの成長した浮き子9Cは出口へラダ
18側に集中することになるが、培R?&3の流れを止
めると浮き子9を出口ヘッダ18側に押し付けていた力
が無くなるため、浮き子9はその区画内で苗の葉同士の
弾性により自然に分散し、競り合って互いの成育を妨げ
ることがない。
そして、第3区C内の浮き子9cの苗5が充分に成育し
、収穫する際にはチェーン24a。
24bを張った状態で供給ヘッダ17から培養液を供給
することによって流れを発生させる。それにより、前述
の如く各浮き子9はそれぞれチェーン24a、24b、
出口ヘッダ18側に次々と流され集中するなめ、作業員
は出口ヘッダ18側から第3区C内の全ての苗5を容易
に収穫することができる。
つまり、@養液の流れによって第1区aの浮き子9a、
第2区すの浮き子9bはそれぞれ、チェーン24a、チ
ェーン24b側に移動し、第3区Cの浮き子9cは出口
ヘッダ18側に行くに従って密になる。
そして、第3区C内の全ての苗5を収穫し終えたなら、
培養液3を流した状態で先ず、第2区すと第3区Cを区
画するチェーン24bを弛める。
チェーン24bは自重により培養槽2内に沈み、第2区
すと第3区Cの規制が無くなり、第2区すの浮き子9b
は培養液3の流れに乗って第3区Cの出口へラダ18側
に移動することになる。
この移動が全て終了したならば、再びチェーン24bを
液面に張設する。この時点で第2区す内は空の状態とな
る。そして、同様に第1区aと第2区すを区画するチェ
ーン24aを弛めることで第1区a内の浮き子9aを全
て第2区す内に移動させ、再びチェーン24aを液面に
張設することで同様に第1区a内は空の状態となる。
そして、供給ヘッダ17側より空になった第1区a内に
新しい浮き子9を適当数、浮遊させた後、培養液2の循
環を停止し栽培を続行する。
以上の動作を1サイクルとして、同様の作業を繰り返す
また、苗5の成長に従って単位当たりに占める面積が必
然的に大きくなるなめ、チェーン24の取り付は箇所を
変化させることによって、第1区a(11)、第2区b
(+2)、第3区c  (13)の順に培養8!2の長
手方向の区画長さを長< (+1< 12< 13>し
、或いは、培養槽2の幅を第1区aより第3区Cに行く
に従って広くすることによって苗4の成長に合わせてそ
の各区画の培獲面積は大きくなり、より効率良く栽培す
ることができる。
また、他の変形実施例として、各区画の面積を苗5の成
長に応じて、チェーン24の取り付は箇所を3箇所以上
複数、設置してやれば、より効率良く栽培することがで
きる。また、更に培養12の長平方向にも同様なチェー
ン24を張設することで同時に数種類の苗を栽培するこ
とも可能となる。
次に、成長の同じ種類の苗を栽培する場合はチェーン2
11を廃止して無区画とすることはいうまでもない、こ
の場合には培養液3の循環を停止させても培養槽2の底
部中央に設けである遮光体供給ノズル23より空気を吹
き出して培養4iJ2の周縁部に向けて培養液3の流れ
を発生させることによって浮き子9を培養槽2の周縁部
に移送させることにより、苗5の植え付け、収穫作業が
容易となる。
尚、液面を区画するなめにはチェーンの代わりに板状の
ゲートを昇降させても良い。
また、浮き子の材質は、木材や軽金属などでもよい。
[発明の効果] 本発明によれば次の如き優れた効果を有する。
(1)従来の固定式の培養ベットを浮遊式の浮き子とし
たことにより、苗の植え付け、収穫作業が省力化される
と共に、短時間で行える。
(2)培養槽の幅が拡張され、敷地の有効利用率が向上
する。
(3)浮き子の移動を規制する区画を設けたことによっ
て苗の成長するスペースが確保されることになり葉の成
育が良くなると共に、葉の傷みも少なくなって商品価値
が高くなる。
(4)上記区画を設けたことにより一つの培養槽で複数
の苗、又は成長段階に応じた栽培が可能となり生産効率
が向上する。
(5)遮光体により液面を遮光するため、アオコの発生
を未然に防止し、商品価値の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の培養装置の一実施例を示す一部破断斜
視図、第2図は本発明の培養装置のシステムを示す断面
図、第3図は浮き子の詳細構造を示す断面図、第4図は
第1図における培養槽と浮き子制御手段の関係を説明す
る斜視図、第5図は従来の培養装置を示す一部破断斜視
図、第6図は第5図の培養ベットの苗床部を示す拡大断
面図である。 図中2は培養槽、3は培養液、5は苗、9は浮き子、1
4は培養液移送手段、21は粒状遮光体、24a、24
bは浮き子制御手段たるチェーンである。 第5“図 へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、植物の培養槽内の培養液に浮き子を浮かべ、その浮
    き子に苗を植え付けて培養すると共に、上記培養液を一
    方向に流して上記浮き子を移動させて下流側で収穫する
    ようにしたことを特徴とする植物の培養方法。 2、植物の培養槽内の培養液上に複数の分割された浮き
    子を浮かべてこれら浮き子に苗を植え付けて培養すると
    共に、これら浮き子間の培養液の露出面上に粒状の遮光
    体を浮遊させ、且つ、上記培養液を一方向に流して上記
    浮き子を移動させて下流側で収穫するようにしたことを
    特徴とする植物の培養方法。 3、培養液が収容された培養槽と、該培養槽の培養液上
    に苗を保持して浮遊する浮き子と、これら浮き子を一方
    向に移動させるべく培養液を流すための培養液移送手段
    とを備えたことを特徴とするの植物の培養装置。 4、培養液が収容された培養槽と、該培養槽の培養液上
    に複数に分割され、それぞれ苗を保持して浮遊する浮き
    子と、これら浮き子間に生じる露出培養液面上に培養液
    を光から遮断するために浮遊させた粒状遮光体と、上記
    浮き子を一方向に移動させるべく培養液を流すための培
    養移送手段とを備えたことを特徴とするの植物の培養装
    置 5、上記培養槽内に、培養液の流れ方向に対して所定の
    間隔を隔てて横断するように上記浮き子の移動を規制す
    る浮き子制御手段を設けたことを特徴とする請求項第3
    項或いは第4項記載の植物の培養装置。
JP1294959A 1989-11-15 1989-11-15 植物の培養方法及び装置 Pending JPH03155719A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007284946A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Kajima Corp 移動式防音塀
CN102696463A (zh) * 2012-06-07 2012-10-03 山东理工大学 一种有效防止绿藻产生的拟南芥水培方法

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