JPH09205908A - 水田の水位管理装置 - Google Patents

水田の水位管理装置

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JPH09205908A
JPH09205908A JP1864496A JP1864496A JPH09205908A JP H09205908 A JPH09205908 A JP H09205908A JP 1864496 A JP1864496 A JP 1864496A JP 1864496 A JP1864496 A JP 1864496A JP H09205908 A JPH09205908 A JP H09205908A
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water
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paddy
station
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JP1864496A
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Takeshi Okuya
毅 奥矢
Koji Akiyama
浩二 秋山
Kazuo Nagata
和生 永田
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通の水路網をなす圃場群でも最適な水の配
分が行えると共に、特定小電力無線局でもデータの授受
が行える水田の水位管理装置を提供すること。 【解決手段】 碁盤目状に区画された田圃と、当該碁盤
目の行若しくは列方向に設置されこの田圃に導水する水
路を有する水田群に用いられる水位管理装置であって、
各区画毎に設けられた給水手段10並びに排水手段20
と、当該区画における水温や水位等を測定する測定手段
30と、この測定手段で測定された水温や水位を入力し
て給排水手段に対して当該区画に対する水の給排水を指
令する統括制御手段40とを具備する水田の水位管理装
置において、水路に対して横断的に設けられた水田中継
無線局50と、各区画の前記給水手段、排水手段及び測
定手段の送受信を行う個別無線局60とを備え、前記個
別無線局は、各水路の流れ方向に順序付けられて、自局
のデータを逐次前記水田中継無線局から遠い局から近い
側に隣接する個別無線局に送信し、前記水田中継無線局
では前記統括制御手段に送信している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、稲作の省力化に寄
与する水田の水位管理装置に掛り、特に無線通信を用い
た屋外広域の計測制御システムを適用した改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水田の水位管理装置としては、例えば特
開平7−87856号公報で開示されているように、個
別田圃の水位を管理する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水田は個別に
区画された田圃で構成されており、各田圃には水を供給
する必要があることから、水位差を考慮した水路網も必
要である。そこで、上述の公報に記載された技術は個別
の田圃には有効であっても、共通の水路網をなす圃場群
にあっては、個別水位制御系を調整する上位の管理装置
が必要になり、現実の水田に適用するには上位の管理装
置も含めた最適システムにはならないという課題があっ
た。
【0004】また、共通の水路網をなす圃場群は広域的
に拡がっているので、電波法の免許を要しない特定小電
力無線局を用いてデータの授受をするには、電波の伝播
距離を超えてしまうという課題がある。ここで、特定小
電力無線局とは、電波法4条及び無線設備規則第49条
の14に規定するもので、一定の周波数帯域について電
波が微弱な無線局をいう。また、特定小電力無線局の電
波の伝播は屋外であっても300m程度であり、管理対
象となる圃場群は例えば1km四方である。そこで、距
離伝播距離の大きな無線局を用いることも考えられる
が、電波法に規定する免許を受ける必要が生ずるので行
政手続が煩雑になると共に、無線局の出力も大きくなる
ことから無線設備に対する投資が過大になるという課題
もあった。
【0005】本発明は上述の課題を解決したもので、共
通の水路網をなす圃場群でも最適な水の配分が行えると
共に、特定小電力無線局でもデータの授受が行える水田
の水位管理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、碁盤目状に区画された田圃と、当該碁盤目の行
若しくは列方向に設置されこの田圃に導水する水路を有
する水田群に用いられる水位管理装置であって、各区画
毎に設けられた、前記水路から水を当該区画に導く給水
手段10と、当該区画から前記水路に水を出す排水手段
20と、当該区画における水温や水位等を測定する測定
手段30と、この測定手段で測定された水温や水位を入
力して、当該給水手段又は排水手段に対して当該区画に
対する水の給排水を指令する統括制御手段70とを具備
する水田の水位管理装置において、次の構成としたもの
である。
【0007】前記水路の設けられた行若しくは列方向に
対して、横断的に設けられた水田中継無線局50と、各
区画の前記給水手段、排水手段及び測定手段の送受信を
行う個別無線局40とを備え、前記個別無線局は、各水
路の流れ方向に順序付けられており、自局の測定データ
を逐次前記水田中継無線局側に隣接する個別無線局に送
信し、自局に対する制御データを前記水田中継無線局側
に隣接する個別無線局から受信し、前記水田中継無線局
では、前記個別無線局から送信された測定データを前記
統括制御手段側に隣接する水田中継無線局に送信し、前
記統括制御手段側に隣接する水田中継無線局から送信さ
れた自局に対する制御データを受信することを特徴とし
ている。
【0008】本発明の構成によれば、個別の圃場に対す
る水位管理は、給水手段、排水手段、測定手段並びに統
括制御手段により行われている。圃場全体を考慮した個
別田圃について水位の制御データが統括管理部で演算さ
れて、水田中継無線局と個別無線局を介して、給排水手
段に送られる。また、個別圃場の測定データは個別無線
局と水田中継無線局を介して統括制御手段に送られる。
そこで、稲の成育状態や気候条件の変動に応じて最適な
水位管理が、個別の圃場に出向くことなく、統括制御手
段によって遠隔操作で対処できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成図である。図
において、田圃は碁盤目状に区画整理された平坦地にお
ける大規模圃場であって、一区画の大きさは100mx
100m程度になっている。各田圃はi行j列(i=1,
2,・・・,n、j=1,2,・・・,m)の座標を用いて、一義的に
定めることができる。幹線水路は、河川や広域用水路か
ら灌漑用水を各圃場に導水するための基幹となる水路
で、各圃場に対して排水路や給水路として用いられる水
路を枝線として有している。排水路と給水路は、碁盤目
状に区画整理された圃場の列方向に延びているもので、
行方向に対して排水路と給水路が交互に配置されること
で、水路の水位を維持して幹線水路に対する給排水を容
易にしている。もっとも扇状地のように一定方向に傾斜
している土地では、排水路と給水路を傾斜方向に向ける
ことで、両水路を兼用することができる。
【0010】各圃場では給水装置10、排水装置20並
びに測定器30が設けられている。給水装置10は”
●”で表されるもので、給水路から田圃に導水するゲー
トやポンプが用いられる。排水装置20は黒塗りの三角
印”△”で表されるもので、田圃から排水路に排水する
ゲートやポンプが用いられる。測定器30は”○”で表
されるもので、田圃に張られた水の水位や水温を測定す
るが、必要に応じて窒素、燐酸、カリ等の養分を測定し
てもよい。
【0011】個別無線局40は、給水装置10、排水装
置20並びに測定器30に設けられたもので、送信機
能、受信機能、データメモリ並びに必要に応じてタイマ
機能を有している。ここでは、中継局としての機能を持
つ、給水装置10に設けられた個別無線局40を”●”
で表して、隣接する区画の給水装置10に付設された個
別無線局40や水田中継無線局50との交信を行う。ま
た、排水装置20並びに測定器30に設けられた個別無
線局40は子局としての機能を持ち、同じ区画内の給水
装置10に付設された個別無線局40と交信をする。
【0012】水田中継無線局50は、白抜きの三角印”
△”で表されるもので、田圃において水路が列方向に延
びているが、これに対して横断的に行方向に設置されて
いる。ここでは、区画整理された圃場の行方向iに対し
てiブロックと呼んでおり、このブロック毎に水田中継
無線局50を設けている。水田中継無線局50は、隣接
するブロックの水田中継無線局50に対して中継局とし
ての機能を有すると共に、担当するブロックの各区画に
設けられた個別無線局40の交信状態を管理している。
【0013】広域無線局60は、前述した個別無線局4
0と水田中継無線局50が特定小電力無線局であるのに
対して、遠隔送受信に適する特定小電力無線局よりも大
きな電力の無線局で、統括制御部70との交信を行って
いる。広域無線局60は、各ブロック毎に設けられた水
田中継無線局50との交信を行っている。統括制御部7
0は、この大規模区画の全体について水位管理を行う制
御装置であって、耕作請負組合の管理施設等に設置され
て、各給水装置10や排水装置20に対する指令や、測
定器30の測定データの授受を行っている。統括制御部
70は、アンテナ等の無線装置72を介して広域無線局
60と交信すると共に、モデム74と電話回線を用いて
各農家に設置される端末76とデータ授受を行う。な
お、水田中継無線局50と統括制御部70との距離が特
定小電力無線局の通信可能距離に比較して格別大きな値
でなければ、広域無線局60に代えて単なる中継機能を
有する水田中継無線局50を複数設けてもよい。
【0014】続いて、給水装置10、排水装置20並び
に測定器30の具体的の構成例を説明する。図2は給水
装置10の構成ブロック図である。バッテリー11は制
御回路16、無線回路17及び給水装置10の電動弁等
の駆動力を供給するもので、それぞれスイッチ13,1
4.15を介して接続されている。タイマー12は、他
の機器との間でシーケンス動作を行う場合の基準時を与
える。制御回路16は、タイマー12を観測しながら、
スイッチ14を開閉して無線回路17の通信を可能にし
たり、スイッチ15を開閉して給水装置10の弁を開閉
動作する。無線回路17はアンテナ18を介して隣接す
る区画の給水装置10の無線装置17と交信したり、排
水装置20や測定器30に設けられた子局との交信を行
う。
【0015】図3は排水装置20の構成ブロック図であ
る。バッテリー21は制御回路26、無線回路27及び
排水装置20の電動弁等の駆動力を供給するもので、そ
れぞれスイッチ23,24.25を介して接続されてい
る。タイマー22は、他の機器との間でシーケンス動作
を行う場合の基準時を与える。制御回路26は、タイマ
ー22を観測しながら、スイッチ24を開閉して無線回
路27の通信を可能にしたり、スイッチ25を開閉して
排水装置20の弁を開閉動作する。無線回路27はアン
テナ28を介して同じ区画の給水装置10の無線装置1
7を親局に見立てて交信する。
【0016】図4は測定器30の構成ブロック図であ
る。バッテリー31は制御回路36、無線回路37及び
測定器30の電動弁等の駆動力を供給するもので、それ
ぞれスイッチ33,34.35を介して接続されてい
る。タイマー32は、他の機器との間でシーケンス動作
を行う場合の基準時を与える。制御回路36は、タイマ
ー32を観測しながら、スイッチ34を開閉して無線回
路37の通信を可能にしたり、スイッチ35を開閉して
測定器30による水温や水位の測定を行う。無線回路3
7はアンテナ38を介して同じ区画の給水装置10の無
線装置17を親局に見立てて交信する。
【0017】図5は、図1の装置における通信シーケン
スを説明するタイムチャートである。ここでは時期T1
〜T7毎に各機器の通信状態が定められている。時期T
1では、測定器30から測定データが発信され、個別無
線局40の親局を兼用している給水装置10が受信す
る。時期T2では、個別無線局40→水田中継無線局5
0→広域中継局60と転送され、統括制御部70で転送
された測定データを受信する。時期T3では、統括制御
部70で深水管理等の演算を行い、各区画に対する指令
値を定める。時期T4では、統括制御部70が指令値を
発信し、広域中継局60→水田中継無線局50→個別無
線局40の順序で逆方向の転送がなされる。時期T5で
は、個別無線局40の親局を兼用している給水装置10
では、同じ区画内の排水装置20並びに測定器30の子
局に対して送信を行う。時期T6では、給水装置10並
びに排水装置20が指令値に対応して弁の開閉動作を行
う。時期T7では全ての機器が休止状態にある。これ
は、水田の区画全域に水が廻るには、例えば数時間程度
は必要であるから、動作を控えることで各機器のバッテ
リーの消費を少なくして、電池交換の頻度を低減するた
めに行われる。
【0018】続いて、測定データの伝送について、図1
に戻って説明する。図1において、矢印”→”がその経
路で、基本的には個別無線局40→水田中継無線局50
→広域中継局60→統括制御部70の順序になってい
る。今、ある区画i行j列(i=1,2,・・・,n、j=1,2,
・・・,m)における測定データの転送を考える。i行j列
の個別無線局が送信する測定データは、i行j−1列の
個別無線局40、i行j−2列の個別無線局40と順次
伝達されてi行1列の個別無線局40に至る。ここで、
i行1列の個別無線局40から第iブロックの水田中継
無線局50に送られる。第iブロックの水田中継無線局
50では、第i−1ブロックの水田中継無線局50、第
i−2ブロックの水田中継無線局50と順次伝達されて
第1ブロックの水田中継無線局50に送られる。なお、
この測定データの伝送は各区画で独立したタイミングで
個別に伝送を行ってもよく、また直近の区画から伝送さ
れた測定データに自区画の測定データを付加して、隣接
する区画に伝送するようにしてもよい。
【0019】今度は、指令値のような制御データの伝送
を説明する。図1において、測定データの矢印”→”と
逆向きの矢印”←”がその経路で、基本的には統括制御
部70→広域中継局60→水田中継無線局50→個別無
線局40の順序になっている。今、統括制御部70で演
算されたある区画i行j列(i=1,2,・・・,n、j=1,2,
・・・,m)に対する制御データの転送を考える。先ず、統
括制御部70から広域中継局60に転送され、次に第1
ブロックの水田中継無線局50に送られる。ここで、第
iブロックの水田中継無線局50からi行1列の個別無
線局40に送られ、各個別無線局40を介して順次伝達
されてi行j列の個別無線局40に至る。i行j列の個
別無線局40では、給水装置10に指令値を送ると共
に、同一区画に位置する排水装置20や測定器30に設
けられた子局としての個別無線局40に送られる。この
制御データの伝送は、個別の区画i行j列について独立
した送信を行ってもよく、また第iブロック毎に纏めて
送信を行ってもよく、さらに全区画に対して一斉に送信
を行ってもよい。
【0020】図6は本発明の第2の実施例を示す構成図
である。図1の装置に比較すると、各区画に個別制御手
段80を設け、統括制御部90での演算負荷を分散化す
ると共に、通信負荷を軽減している。個別制御手段80
は、”■”で表されるもので、個別無線局40のうち親
局となる機器(ここでは給水装置10)と有線で接続さ
れている。そして、制御データが送られると、これに対
応する弁の開閉動作や測定値の取り込みを自律的に行
う。統括制御部90では、下位の制御機器である個別制
御手段80に指令値を送る構成なので、図1の構成のよ
うに集中化して演算する場合に比較して、システムの拡
張・変更に対する柔軟性が高まる。
【0021】図7は本発明の第3の実施例を示す構成図
である。図2の装置に比較すると、広域無線局60に代
えて公衆電話回線網を用いている。市街化が進んでいる
近郊農村における圃場では、既に公衆電話回線網が建設
されているから、無線網に代えて公衆電話回線網を用い
たほうがコスト的に有利になることがある。統括制御部
90では、気象ロボットから送られる局所気象の気候観
測データや、気象予報機関からの気候予報を公衆電話回
線網を用いて入手して、各区画における水位の設定値演
算に役立てる。例えば、東北地方の太平洋岸では”やま
せ”が吹くと冷害となる恐れがあるので、水位を通常よ
りも深くして稲の成育に影響が及ばないように予防措置
をとる。個別制御部80では、統括制御部90とは公衆
電話回線網を用いて交信し、各区画の給水装置10、排
水装置20並びに測定器30とは特定小電力無線局を用
いて交信する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば特
定小電力無線局を用いて各区画に設けた給水装置10、
排水装置20並びに測定器30と、管理施設側に設けら
れた統括制御部70との間で測定データや制御データの
交信をするように構成したので、無線設備の建設コスト
が低減されると共に、遠隔制御により広大な圃場につい
て集中して水位管理ができるので、大規模省力化した稲
作経営ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】給水装置10の構成ブロック図である。
【図3】排水装置20の構成ブロック図である。
【図4】測定器30の構成ブロック図である。
【図5】図1の装置における通信シーケンスを説明する
タイムチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 給水装置 20 排水装置 30 測定器 40 個別無線局(特定小電力無線局) 50 水田中継無線局 70 統括制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】碁盤目状に区画された田圃と、当該碁盤目
    の行若しくは列方向に設置されこの田圃に導水する水路
    を有する水田群に用いられる水位管理装置であって、 各区画毎に設けられた、前記水路から水を当該区画に導
    く給水手段(10)と、当該区画から前記水路に水を出
    す排水手段(20)と、当該区画における水温や水位等
    を測定する測定手段(30)と、この測定手段で測定さ
    れた水温や水位を入力して、当該給水手段又は排水手段
    に対して当該区画に対する水の給排水を指令する統括制
    御手段(70)とを具備する水田の水位管理装置におい
    て、 前記水路の設けられた行若しくは列方向に対して、横断
    的に設けられた水田中継無線局(50)と、 各区画の前記給水手段、排水手段及び測定手段の送受信
    を行う個別無線局(40)とを備え、 前記個別無線局は、各水路の流れ方向に順序付けられて
    おり、自局の測定データを逐次前記水田中継無線局側に
    隣接する個別無線局に送信し、自局に対する制御データ
    を前記水田中継無線局側に隣接する個別無線局から受信
    し、 前記水田中継無線局では、前記個別無線局から送信され
    た測定データを前記統括制御手段側に隣接する水田中継
    無線局に送信し、前記統括制御手段側に隣接する水田中
    継無線局から送信された自局に対する制御データを受信
    することを特徴とする水田の水位管理装置。
  2. 【請求項2】碁盤目状に区画された田圃と、当該碁盤目
    の行若しくは列方向に設置されこの田圃に導水する水路
    を有する水田群に用いられる水位管理装置であって、 各区画毎に設けられた、前記水路から水を当該区画に導
    く給水手段(10)と、当該区画から前記水路に水を出
    す排水手段(20)と、当該区画における水温や水位等
    を測定する測定手段(30)と、この測定手段で測定さ
    れた水温や水位を入力して、当該給水手段又は排水手段
    に対して当該区画に対する水の給排水を指令する個別制
    御手段(80)とを具備する水田の水位管理装置におい
    て、 前記水路の設けられた行若しくは列方向に対して、横断
    的に設けられた水田中継無線局(50)と、 各区画の前記給水手段、排水手段及び測定手段と送受信
    を行う個別無線局(40)と、 前記個別制御手段に対して制御データを送信すると共
    に、各区画の前記測定手段の測定データを受信する統括
    制御手段(90)とを備え、 前記個別無線局は、各水路の流れ方向に順序付けられて
    おり、自局の測定データを逐次前記水田中継無線局側に
    隣接する個別無線局に送信し、自局に対する制御データ
    を前記水田中継無線局側に隣接する個別無線局から受信
    し、 前記水田中継無線局では、前記個別無線局から送信され
    た測定データを前記統括制御手段側に隣接する水田中継
    無線局に送信し、前記統括制御手段側に隣接する水田中
    継無線局から送信された自局に対する制御データを受信
    することを特徴とする水田の水位管理装置。
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