JPH0920393A - 回転式重量充填装置 - Google Patents

回転式重量充填装置

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JPH0920393A
JPH0920393A JP18802795A JP18802795A JPH0920393A JP H0920393 A JPH0920393 A JP H0920393A JP 18802795 A JP18802795 A JP 18802795A JP 18802795 A JP18802795 A JP 18802795A JP H0920393 A JPH0920393 A JP H0920393A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 容器に充填液を充填する充填バルブ7と容器
の重量を検出する重量検出手段8とを回転体2の円周方
向等間隔位置に多数配設する。そして各充填バルブ7を
少なくともAグループとBグループとに分類するととも
に、それらAグループの充填バルブとBグループの充填
バルブとを円周方向に交互に、かつそれぞれ複数箇所に
分散配置する。さらに各グループA、B毎に制御装置を
それぞれ設けて各制御装置A、Bで各グループの充填ノ
ズルをそれぞれ制御させる。 【効果】 各制御装置が制御する充填バルブがそれぞれ
回転式重量充填装置の円周方向に均一に分散されている
ので、各制御装置による制御がそれぞれ均一となり、そ
れによって少ない制御装置でより多くの充填バルブを設
けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転式重量充填装置に関
し、より詳しくは、充填中の容器の重量を監視してその
重量が所定の充填完了重量となったら充填を停止させる
回転式重量充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転式重量充填装置として、回転
自在に設けた回転体と、この回転体の円周方向等間隔位
置に設けられてそれぞれ容器を載置するびん台と、各び
ん台上に供給された容器に充填液を充填する充填バルブ
と、上記回転体の回転位置を検出する回転体位置検出手
段と、上記各びん台上の容器の重量を検出する重量検出
手段と、上記回転体位置検出手段と重量検出手段とから
信号を入力するとともに、上記充填バルブの開閉を制御
する制御装置とを備えたものが知られている(特開昭6
4−23990号公報)。そして上記制御装置は、上記
回転体位置検出手段から入力される充填バルブの位置が
所定の充填開始位置に位置したら該充填バルブを開いて
充填を開始させるとともに、上記各重量検出手段から入
力される容器の重量が所定の充填完了重量となったら該
充填バルブを閉じさせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の回転式重量充
填装置においては、第1番目の充填バルブに対してその
位置や容器の重量を監視し、もし必要ならば該充填バル
ブを開閉する等の所定の処理を施した後、隣接する第2
番目の充填バルブについても同様な作業を行ない、さら
に第3番目から最後の充填バルブについて順次同様な作
業を行なった後に、再び第1番目の充填バルブから同様
な作業を繰返すようになっている。したがって制御装置
の処理能力として、正確な充填を行なうためには、第1
番目の充填バルブに対する容器の重量を監視した際に当
該重量が上記充填完了重量よりも少ない状態から、次に
再び当該第1番目の組における容器の重量を監視した際
に当該重量が上記充填完了重量を大きく越えていたとい
うような事態があってはならない。このような事態を避
けるためには、充填バルブの本数を制御装置の処理能力
の範囲内で設定する必要があり、充填バルブの本数を増
やすためには高性能の制御装置を使用すればよいが、そ
のような高性能の制御装置は一般に使用される制御装置
よりも遙かに高価となるという欠点があった。本発明は
そのような事情に鑑み、一般の制御装置を複数設けるこ
とにより1台の制御装置のみを設けた場合よりも多数の
充填バルブを設けることができるようにし、しかも少な
い制御装置でより多くの充填バルブを設けることができ
るようにした回転式重量充填装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、上述
した従来の回転式重量充填装置において、上記各充填バ
ルブを、少なくともAグループの充填バルブとBグルー
プの充填バルブとに分類するとともに、それらAグルー
プの充填バルブとBグループの充填バルブとを円周方向
に交互に、かつそれぞれ複数箇所に分散配置し、さらに
各グループ毎に上記制御装置をそれぞれ設けて各制御装
置で各グループの充填ノズルをそれぞれ制御させるよう
にしたものである。
【0005】
【作用】上述した構成によれば、複数の制御装置を設け
ているので、1台の制御装置を設けた場合に比較して多
数の充填バルブを設けることができる。これに加えて、
各制御装置が制御する充填バルブがそれぞれ回転式重量
充填装置の円周方向に均一に分散されるので、各制御装
置による制御がそれぞれ均一となり、それによって少な
い制御装置でより多くの充填バルブを設けることができ
るようになる。より具体的に説明すると、例えば60本
の充填バルブをA、B2つのグループに分類する場合、
本発明のグループ分けとは異なるグループ分けとして、
円周方向に連続する30本の充填バルブをAグループ、
これに連続する残りの30本の充填バルブをBグループ
に分類することが考えられる。しかしながらその場合に
は、Aグループの充填バルブが充填区間を移動する際に
は、該Aグループを担当する制御装置Aはその充填区間
を移動する全ての充填バルブに対する容器重量の検出と
充填バルブの開閉とを監視しなければならず、負担が大
きくなる。これに対し、Bグループの充填バルブは充填
区間以外の位置にいるので充填中の容器重量の変動を監
視する必要がなく、該Bグループを担当する制御装置B
は上記制御装置Aに比較して負担が小さくなる。この場
合、各グループに設けられる充填バルブの本数は、特に
充填区間を移動する充填バルブに対する制御装置の処理
能力に基づいて決定されることになる。これに対し、本
発明のグループ分けによれば、Aグループ又はBグルー
プの充填バルブが充填区間に位置している本数を上述し
たグループ分けの場合に比較して少なくすることができ
るので、各制御装置A、Bの負担を小さくすることがで
き、したがってその分充填バルブの本数を増大すること
ができる。特に、上記Aグループの充填バルブとBグル
ープの充填バルブとを1つずつ円周方向に交互に分散配
置させれば、各制御装置A、Bの負担を最も小さくする
ことができ、したがって充填バルブの本数をさらに増大
することができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、回転式重量充填装置1は回転自在に
設けた回転体2を備えており、この回転体2の円周方向
等間隔位置にそれぞれ容器4を載置するびん台5を設
け、各びん台5の上方位置に充填バルブ7をそれぞれ設
けている。上記各びん台5には、それぞれのびん台5上
に載置される容器4の重量を検出する重量検出手段8を
設けてあり、各重量検出手段8からの信号を制御装置A
と制御装置Bとのいずれか一方に入力するようにしてい
る。また上記回転体2の回転軸には、該回転体2の回転
位置を検出するロータリエンコーダ等の回転体位置検出
手段10を設けてあり、この回転体位置検出手段10か
らの信号を上記制御装置A、Bのそれぞれに入力するよ
うにしている。上記容器4は搬送コンベア12から回転
式重量充填装置1内に供給されるようになっており、搬
送コンベア12によって搬送されてきた容器4は搬入位
置E1において、回転体2と同期して回転する供給スタ
ーホイール14を介して順次びん台5上に供給載置され
るようになっている。そしてこのびん台5上に載置され
た容器4は、空容器計測位置E2において上記重量検出
手段8によって空の容器4の重量が検出され、その容器
4の重量検出が終了すると上記制御装置A又はBにより
充填バルブ7が大開度で開かれて充填液の充填が開始さ
れる。そして上記重量検出手段8から入力される容器の
重量が予め定めた充填完了重量よりも例えば10%程度
軽い所定のバルブ切換え重量となったら、該充填バルブ
7の開度が小開度に切換えられる。その後、容器の重量
が上記充填完了重量となったら充填バルブ7が閉じられ
る。通常の場合には、充填バルブ7は充填完了チェック
位置E3となる前に閉じられているが、何等かの原因に
より充填完了チェック位置E3となっても充填バルブ7
が閉じられていない場合には、該充填バルブ7は上記制
御装置A又はBにより強制的に閉じられ、かつ当該充填
バルブ7によって充填されていた容器は上記制御装置A
又はBに不良容器として記憶され、後に図示しないリジ
ェクト装置により正常なラインから排除される。この
後、充填バルブ7が重量測定位置E4となると全ての容
器について重量が測定され、所定重量の充填液が充填さ
れていない容器については上記制御装置A又はBに不良
容器として記憶され、後に上述したリジェクト装置によ
り正常なラインから排除される。このようにして上記重
量測定位置E4を通過した容器4は、搬出位置E5にお
いて、回転体2と同期して回転する搬出スターホイール
15によって上記搬送コンベヤ12上に搬出されるよう
になる。さらに、上記容器4が搬出されて空となったび
ん台5は、次の新たな空の容器4が供給される前に、び
ん台重量測定位置E6においてその重量が検出されるよ
うになっている。
【0007】図2に示すように、上記充填バルブ7は図
示実施例では60本設けてあり、該充填バルブ7を30
本のAグループと30本のBグループとの2つのグルー
プに分類し、かつAグループの充填バルブとBグループ
の充填バルブとを1つずつ円周方向に交互に分散配置し
ている。そして各充填バルブ7には、各グループ毎に円
周方向にそれぞれ「1番」から「30番」までの番号を
付すと同時に、Aグループの充填バルブには「A」の符
号を、Bグループの充填バルブには「B」の符号を上記
番号に付して示してある。そして上記Aグループの30
本の充填バルブ7およびそれぞれの充填バルブ7に対応
する各重量検出手段8は上記制御装置Aにより、またB
グループの30本の充填バルブ7およびそれぞれの充填
バルブ7に対応する各重量検出手段8は制御装置Bによ
ってそれぞれ制御するようにしている。また本実施例で
は、上記回転体位置検出手段10により、上記回転体2
を「30B番」の充填バルブ7と「1A番」の充填バル
ブ7との中間位置を絶対位置0として、この絶対位置0
が図2に示すフレーム側の測定位置Xから何度回転され
ているかが得られるようにしている。つまり、上記回転
体2の絶対位置0が測定位置Xから例えば30度回転さ
れた場合には、上記回転体位置検出手段10から「3
0」という値が得られるようになっており、回転体2が
一回転して絶対位置0が測定位置Xとなったらその値は
再び「0」となるようにしている。さらに各制御装置
A、Bはそれぞれ記憶部を備えており、この記憶部に
は、回転体位置検出手段10から得られる上記数値に対
応させて、どの位置にどの充填バルブ7が位置している
かを示したテーブルを記憶させている。このとき、容器
が特定の位置にきたときに行なわれる処理は、空容器計
測位置E2、充填完了チェック位置E3、重量測定位置
E4およびびん台重量計測位置E6における合計4つの
処理であり、他方、各グループ30本の容器は、回転体
に360度/30本である12度の間隔毎に配置されて
いる。つまり先行する容器が空容器計測位置E2に位置
している状態から、回転体が12度回転しないと後続の
容器が空容器計測位置E2にこないので、1つの空容器
計測位置E2について言えば、回転体が1度回転する毎
に空容器計測位置E2における空の容器4の重量を検出
する必要はなく、回転体が12度回転するうちの1度だ
け空の容器4の重量を検出すればよい。これは、その他
の位置E3、E4およびE6についても同様である。
【0008】このため本実施例では、上記テーブルには
次のように記憶させてある。例えば、上記回転体位置検
出手段10から得られる数値が図2に示す「0」の場
合、つまり上記回転体2の絶対位置0が測定位置Xとな
っている場合には、「5A番」の充填バルブ7が空容器
計測位置E2に位置していることが上記テーブルに記憶
されている。また、上記回転体位置検出手段10から得
られる数値が「1」となった場合、つまり上記回転体2
の絶対位置0が測定位置Xから1度回転した場合には、
「24A番」の充填バルブ7が充填完了チェック位置E
3に位置していることが記憶されており、同様に上記数
値が「2」の場合には「25A番」の充填バルブ7が重
量測定位置E4に、「3」の場合には「30A番」の充
填バルブ7がびん台重量計測位置E6にそれぞれ位置し
ていることが記憶されている。つまり、回転体が1度回
転する毎に、それぞれの位置E2、E3、E4およびE
6における処理が行なわれるようにしてあり、その後回
転体が全体として12度回転するまでは上記各位置にお
ける処理は何等必要ないので、上記数値が「4」から
「11」まではどこの位置E2、E3、E4、E6に
も、充填バルブ7が位置しないことになっている。この
ような設定から理解されるように、数値が「12」とな
れば「5A番」の次の「4A番」の充填バルブ7が空容
器計測位置E2に位置していることが上記テーブルに記
憶されることになる。さらに上記記憶部は、大開度で充
填中の全ての充填バルブ7、および小開度で充填中の全
ての充填バルブ7を記憶することができるようになって
いる。
【0009】以上の条件を前提として、図3に示す一実
施例としてのフローチャートに基づいて上記制御装置A
の制御を説明する。なお、制御装置Bは制御装置Aと同
一の制御を行なっているので、該制御装置Bの処理につ
いての説明は省略する。先ず制御装置Aは、最も重要な
処理である小開度で充填を行なっている充填バルブに対
して、小開度の処理を行なう。ここでは、上記記憶部に
記憶されている小開度で充填中の充填バルブは、図2に
示すように、「21A番」〜「16A番」であるとす
る。上記制御装置Aは、先ず上記「21A番」〜「16
A番」の充填バルブのうち、最も番号の大きい、すなわ
ち充填が進んでいる「21A番」の充填バルブの重量検
出手段8から容器重量Lを検出し、該容器重量Lが充填
完了重量L1に達しているか判断する。このとき、容器
重量Lが充填完了重量L1に達していれば制御装置Aは
該「21A番」の充填バルブを閉じ、かつ該「21A
番」の充填バルブは、上記記憶部に記憶されている小開
度で充填中の充填バルブの中から削除される。このよう
にして「21A番」の充填バルブが閉じられたら、又は
該充填バルブにおける容器重量Lが充填完了重量L1に
達していなかったら、制御装置Aは次に番号の大きな
「19A番」の充填バルブについて同様な処理を行な
い、以後、残り全ての小開度で充填中の充填バルブにつ
いて同様な処理を行なう。なおこの際、充填液の流量等
にバラツキがあるため、必ずしも最も番号の大きい充填
バルブから順番に閉じられる保証はなく、例えば「21
A番」の充填バルブが開かれたまま、「19A番」の充
填バルブが閉じられることもあり得る。
【0010】このようにして全ての小開度の充填バルブ
7に対する小開度の処理が終了したら、制御装置は次に
重要な大開度の処理に移る。ここでは、上記記憶部に記
憶されている大開度で充填中の充填バルブは、図2に示
すように、「15A番」〜「6A番」であるとする。こ
の大開度の処理も小開度の処理と同様に行なわれ、上記
制御装置Aは先ず最も番号の大きい「15A番」の充填
バルブの重量検出手段8から容器重量Lを検出し、該容
器重量Lが上記充填完了重量L1よりも例えば10%程
度軽い重量であるバルブ切換え重量L2に達しているか
判断する。そして容器重量Lがバルブ切換え重量L2に
達していれば制御装置Aは該「15A番」の充填バルブ
を小開度に切換え、かつ該「15A番」の充填バルブ
は、上記記憶部に記憶されている大開度で充填中の充填
バルブの中から削除されるとともに、小開度で充填中の
充填バルブの中に記録される。このようにして「15A
番」の充填バルブを大開度から小開度に切換えたら、又
は該充填バルブにおける容器重量Lがバルブ切換え重量
L2に達していなかったら、制御装置Aは次に番号の大
きな「14A番」の充填バルブについて同様な処理を行
ない、以後、残り全ての小開度で充填中の充填バルブに
ついて同様な処理を行なう。なおこの際においても、充
填液の流量等にバラツキがあるため、必ずしも最も番号
の大きい充填バルブから順番に小開度に切換えられる保
証はない。
【0011】以上のようにして全ての大開度の充填バル
ブ7に対する大開度の処理が終了したら、制御装置Aは
次に回転体位置検出手段10から得られる値Eを読み込
む。ここで、その数値が仮に「0」である場合には、前
述したように制御装置Aは上記テーブルから「5A番」
の充填バルブが空容器計測位置E2に位置していること
を検出するので、E2の処理に入る。このE2の処理で
は、制御装置Aは当該充填バルブの重量検出手段8から
空の容器4の重量を読み込むとともに、その値を容器4
が載置された状態で0に設定する。そしてこの0設定が
終了したら、制御装置Aは当該充填バルブ7を大開度で
開放させて該容器4に充填液を充填させるようにする。
上記E2の処理を終了すると、上記回転体位置検出手段
10から得た数値Eが「0」の場合には「5A番」の充
填バルブが空容器計測位置E2に位置していることが上
記テーブルに記憶されているだけなので、後に詳述する
E3の処理、E4の処理およびE6の処理を行なうこと
なく、上述した小開度の処理に戻ってくる。そして前述
したのと同様にして再び小開度の処理および大開度の処
理が行なわれると、制御装置Aは再度回転体位置検出手
段10から得られる値Eを読み込むようになる。そして
このとき、制御装置Aの処理速度は充分に高速なので、
上記値Eが「0」のままであることがあり、その場合に
は既に「5A番」の充填バルブに対する上記E2の処理
が終了しているので、上述したE3の処理、E4の処理
およびE6の処理を行なうことなく、再び小開度の処理
を行なうようになる。
【0012】このようにして頻繁に小開度の処理と大開
度の処理とを行ないながら、制御装置Aが回転体位置検
出手段10から読み込んだ値Eが「1」となっていた場
合には、この場合には上記テーブルに「24A番」の充
填バルブ7が充填完了チェック位置E3に位置している
ことが記憶されているので、制御装置はE2の処理を行
なうことなくE3の処理を行なうことになる。このE3
の処理では、充填完了チェック位置E3に位置している
「24A番」の充填バルブのバルブが閉鎖されているか
否かをチェックし、もし閉鎖されていなければ充填ミス
があったものとして、前述したように当該容器を不良容
器として記憶するとともに、当該充填バルブを閉鎖す
る。この後、上記回転体位置検出手段10の値Eが
「2」となれば「25A番」の充填バルブ7が重量測定
位置E4に位置しているのでE4の処理が行なわれ、ま
た上記値Eが「3」となれば「30A番」の充填バルブ
7がびん台重量計測位置E6に位置しているのでE6の
処理が行なわれる。上記E4の処理では、制御装置Aは
充填が完了された容器重量Lが所定の範囲(L3≦L≦
L4)内か否かを判断するようになっており、その許容
範囲から外れている容器については充填ミスがあったも
のとして当該容器を不良容器として記憶する。また上記
E6の処理では、制御装置Aは「30A番」の充填バル
ブ7の重量検出手段8からびん台5の重量Lを読み込ん
で、その重量Lが所定の許容範囲L5≦L≦L6にある
かどうか判断し、もし重量Lがその範囲から外れている
ときには警報手段を作動させるとともに、回転式重量充
填装置1を停止させるようになっている。さらに、上記
回転体位置検出手段10の値Eが「4」から「11」ま
ではどこの位置E2、E3、E4、E6にも充填バルブ
が位置していないので、この間は、制御装置Aは小開度
の処理と大開度の処理とを繰返すことになる。
【0013】上述した本実施例においては、Aグループ
の充填バルブとBグループの充填バルブとを1つずつ円
周方向に交互に分散配置しているので、Aグループの充
填バルブ7が充填区間に位置している本数と、Bグルー
プの充填バルブ7が充填区間に位置している本数とは実
質的に同一となり、したがって充填区間以外の位置にい
るAグループの充填バルブ7の本数とBグループの充填
バルブ7の本数も実質的に同一となる。その結果、制御
装置A、Bの要求される処理能力は実質的に同一でしか
も均一なものとなり、しかも多くの充填バルブ7を処理
することが可能となる。しかしながら、Aグループの充
填バルブとBグループの充填バルブとを1つずつ円周方
向に交互に分散配置する必要はなく、例えば円周方向に
連続する2〜3本をAグループ、これに連続する2〜3
本をBグループとして円周方向に交互に分散配置しても
よい。また、3つ以上のグループにグループ分けして円
周方向に交互に分散配置し、各グループ毎に制御装置を
設けてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、複数
の制御装置を設けているので1台の制御装置を設けた場
合に比較して多数の充填バルブを設けることができ、し
かも各制御装置が制御する充填バルブがそれぞれ回転式
重量充填装置の円周方向に均一に分散されているので、
各制御装置による制御がそれぞれ均一となり、それによ
って少ない制御装置でより多くの充填バルブを設けるこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回転式重量充填装置を示す
概略平面図。
【図2】図1の充填バルブ7をグループ分けした状態を
説明する概略平面図。
【図3】制御装置A、Bの処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…回転式重量充填装置 2…回転体 4…容器 5…びん台 7…充填バルブ 8…重量検出手段 10…回転体位置検出手段 A…制御装置 B…制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に設けた回転体と、この回転体
    の円周方向等間隔位置に設けられてそれぞれ容器を載置
    するびん台と、各びん台上に供給された容器充填液を充
    填する充填バルブと、上記回転体の回転位置を検出する
    回転体位置検出手段と、上記各びん台上の容器の重量を
    検出する重量検出手段と、上記回転体位置検出手段と重
    量検出手段とから信号を入力するとともに、上記充填バ
    ルブの開閉を制御する制御装置とを備え、 上記制御装置は、上記回転体位置検出手段から入力され
    る充填バルブの位置が所定の充填開始位置に位置したら
    該充填バルブを開いて充填を開始させるとともに、上記
    各重量検出手段から入力される容器の重量が所定の充填
    完了重量となったら該充填バルブを閉じさせるようにな
    っている回転式重量充填装置において、 上記各充填バルブを、少なくともAグループの充填バル
    ブとBグループの充填バルブとに分類するとともに、そ
    れらAグループの充填バルブとBグループの充填バルブ
    とを円周方向に交互に、かつそれぞれ複数箇所に分散配
    置し、さらに各グループ毎に上記制御装置をそれぞれ設
    けて各制御装置で各グループの充填ノズルをそれぞれ制
    御させることを特徴とする回転式重量充填装置。
  2. 【請求項2】 上記Aグループの充填バルブとBグルー
    プの充填バルブとが1つずつ円周方向に交互に分散配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の回転式重
    量充填装置。
  3. 【請求項3】 上記制御装置は、上記各充填バルブが所
    定の充填開始位置に位置したら該充填バルブを大開度で
    開かせ、上記各重量検出手段から入力される容器の重量
    が上記充填完了重量よりも軽い所定のバルブ切換え重量
    となったら該充填バルブの開度を小開度に切換えるよう
    になっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の回転式重量充填装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011162224A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Yamato Scale Co Ltd 充填装置
CN102621964A (zh) * 2012-04-01 2012-08-01 甘肃银光聚银化工有限公司 基于客户端管理的装桶机数据监控系统

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