JPH09203682A - 地下タンクの漏洩検知装置 - Google Patents

地下タンクの漏洩検知装置

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JPH09203682A
JPH09203682A JP3303396A JP3303396A JPH09203682A JP H09203682 A JPH09203682 A JP H09203682A JP 3303396 A JP3303396 A JP 3303396A JP 3303396 A JP3303396 A JP 3303396A JP H09203682 A JPH09203682 A JP H09203682A
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cylinder
shell
leak
inner cylinder
leak detector
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JP3303396A
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Yoshiki Futamura
良樹 二村
Toru Hirasawa
亨 平澤
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NIPPON DENPA KK
Tokico Yuki Ltd
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NIPPON DENPA KK
Tokico Yuki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏洩検知器のメンテナンスの容易化を図ると
共に、耐久性の向上を図る。 【解決手段】 二重殻構造の地下タンクに設けられた漏
洩検知管内の下端側に内筒10と外筒9とからなる同軸
円筒形の静電容量式漏洩検知器8を設け、地下タンクの
内殻から漏洩した油液を内筒10と外筒9の間に形成さ
れた環状間隙A内に導き、このときの内筒10と外筒9
との間の静電容量の変化を検知する。また、結露等によ
り地下タンクの外殻と内殻との間に水が溜った場合に
は、この水を介して内筒10と外筒9とが短絡するのを
検知し、水抜きが必要であることを作業者に知らせるこ
ともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガソリン給
油所等の地下タンクから液体が漏洩したか否かを検知す
るのに用いて好適な地下タンクの漏洩検知装置に関し、
特に、二重殻構造をなした地下タンクの漏洩検知装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガソリン給油所等においては、
鉄等の剛性材料により円筒状の密閉容器として形成され
た複数の地下タンク(貯油タンク)を給油所の地下に埋
設し、これらの地下タンク内にガソリン、軽油、灯油等
の油液を個別に貯留するようにしている。
【0003】ところで、ガソリン等の油液は危険物であ
るために、油液の漏洩等に対して特別の対策を施すこと
が義務付けられており、例えば地下タンクの周囲をコン
クリート製の枠体等で取囲む所謂コンクリートピット式
等が採用されている。
【0004】しかし、このコンクリートピット式では、
給油所等の地下に地下タンク(貯油タンク)を埋設する
に先立って、コンクリート製の枠体等を頑丈な構造に組
み上げる必要があり、地下タンクの埋設に多大な労力と
時間を費やすという欠点がある。そこで、例えば特開平
6−345183号公報等では、地下タンクの埋設作業
等を簡略化するために、前記地下タンクを二重殻構造に
することが提案されている。
【0005】即ち、二重殻構造の地下タンクは、例えば
ガソリン等の油液を内部に収容する鋼製の内殻と、繊維
強化プラスチック(FRP)等によって形成され該内殻
の少なくとも底部側を囲繞する外殻とからなり、該外殻
と内殻との間には油液の漏洩を検知するための検知空間
が画成されている。
【0006】また、前記内殻には上下方向に貫通して延
びる漏洩検知管を一体的に設け、該漏洩検知管の下端側
を内殻の底部外面側で検知空間内に連通させると共に、
漏洩検知管の上端側を内殻から上方に突出させる構成と
している。
【0007】そして、漏洩検知管内にはその上端側から
外殻の底側に位置する検知空間内に向け漏洩検知器等を
挿入して設け、前記内殻から検知空間内に液体が漏洩し
たり、前記外殻の外側から地下水等が検知空間内に浸入
(漏洩)したりしたときに、これを漏洩検知器で早期に
検知し、給油所の地下タンク周囲等に油液(危険物)が
漏出するのを防止するようにしている。
【0008】ここで、前記漏洩検知器は、筒状に形成さ
れたケース内で上下方向に変位可能なフロートを設けた
もので、該漏洩検知器は、前記検知空間内に液体が漏洩
したときに、この液体が前記ケース内に浸入し、フロー
トが浮力によって上方に変位するのを検出するものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術の漏洩検知器では、フロート式のセンサを採用し
ているため構成が複雑となり、下記に示すように、動作
チェック等のメンテナンスに手間がかかるという問題が
ある。
【0010】即ち、従来技術による漏洩検知器は、フロ
ートが上下方向に変位する構成であるため、該フロート
等に金属片,ごみ等が付着してしまうと、該フロートが
移動できなくなり、漏洩検知器が正常に動作しなくなる
場合がある。このため、漏洩検知器の動作チェックを定
期的に行う必要がある。
【0011】また、漏洩検知器の動作チェックを行うた
めには、例えば、該漏洩検知器のフロートにワイヤ等の
一端側を接続し、該ワイヤの他端側を漏洩検知管の上端
側にプラグ等を介して取付け、前記漏洩検知管の上端側
からワイヤの先端(他端)側を引き上げるようにして、
フロートをワイヤを介した手動操作で上,下に変位させ
る必要がある。この作業は、ワイヤの長さ調節を正確に
行う必要があるだけでなく、ワイヤの捩れや伸び縮み等
が生じないように慎重に行う必要があり、作業者に余分
な負担をかけるという問題がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、検知性能を失することなく漏
洩検知器の構成を簡単化でき、メンテナンスの容易化を
図ることができる地下タンクの漏洩検知装置を提供する
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1に記載の発明は、内殻と外殻とから二重
殻構造に形成され、該内殻と外殻との間に検知空間を画
成した地下タンクと、前記検知空間の底部側と連通する
ように該地下タンクに設けられた漏洩検知管と、前記外
殻の底面に向け該漏洩検知管内に挿入された支持棒と、
該支持棒の下端と前記外殻の底面との間に設けられ、前
記内殻から検知空間に漏洩した液体を静電容量の変化と
して検知する静電容量式の漏洩検知器とから構成とした
ことにある。
【0014】上記構成により、内殻内の液体が漏洩して
検知空間の底部側に溜ったときには、前記漏洩検知器の
静電容量が変化するため、この変化を検知信号として出
力することにより、液体の漏洩を検知することができ
る。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記漏洩検知器
を、一方の電極となる金属製の外筒と、他方の電極とな
る金属製の内筒と、該内筒および外筒の上端側を支持す
る上側の筒ガイドと、前記内筒および外筒の下端側を支
持する下側の筒ガイドと、前記内筒と外筒との間に形成
される環状間隙に液体を導入する導入孔とから構成した
ことにある。
【0016】上記構成により、内殻内の液体が漏洩して
検知空間の底部側に溜ったときには、この液体が前記導
入孔を介して前記外筒と内筒との間の環状間隙内に流入
するから、外筒と内筒との間で静電容量が変化する。こ
の変化を検知信号として出力することにより、液体の漏
洩を検知することができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、漏洩検知器の外
筒と内筒のうち少なくともいずれか一方を、その下端が
前記外殻の底面から微小な所定の高さ寸法だけ浮かせた
状態に配設する構成としたことにある。
【0018】上記構成により、漏水,結露等により検知
空間の底部側に水が溜ることがあるが、この場合に、外
殻の底面からの水位が前記所定の高さ寸法以上となった
ときには、外筒と内筒の両者の下端部が水に接触するた
め、外筒と内筒とが水を介して短絡する。これを検知信
号として出力することにより、検知空間内に水が溜って
いることを検知することができる。
【0019】一方、外殻の底面からの水位が前記所定の
高さ寸法より低いとき、または、外殻の底面から前記所
定の高さ寸法に達しない程度の小さな金属片等のごみが
外殻の底面に付着,堆積したときには、外筒と内筒のう
ち、少なくとも一方の下端部は水または金属片等のごみ
に接触しないため、外筒と内筒との間が短絡することは
ない。これにより、外殻の底面に金属片等のごみが付
着,堆積していること等の外乱が原因して漏洩検知器が
誤検知するのを防止できる。
【0020】請求項4に記載の発明は、前記漏洩検知器
の外筒と内筒との径方向の間隙距離を1mm以下に設定
したことにある。
【0021】上記構成により、外筒と内筒との間の静電
容量を大きくでき、漏洩検知器の検知信号を外部に伝送
するためのケーブルの浮遊容量等の存在にかかわらず漏
洩検知を適正に行うことができる。
【0022】請求項5に記載の発明は、前記漏洩検知器
の内筒の外周面または外筒の内周面のうち少なくともい
ずれか一方を肉薄の絶縁体で被覆したことにある。
【0023】上記構成により、外筒と内筒との間に金属
片やごみ等が挟入した場合でも、外筒と内筒とが短絡す
るのを防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳述する。
【0025】ここで、図1ないし図7は本発明の第1の
実施例による地下タンクの漏洩検知装置を給油所の地下
タンクに適用した場合を例に挙げて示している。
【0026】図において、1は給油所の地下に埋設され
る地下タンクとしての貯油タンクを示し、該貯油タンク
1は、例えばガソリン等の油液Fを内部に収容しタンク
本体を構成する内殻2と、後述の外殻3とから二重殻構
造をなすタンクとして形成されている。ここで、該貯油
タンク1の内殻2は、例えば鋼鉄等の高剛性材料からな
る複数枚の板材を溶接(製缶)することにより、横置き
型の円筒状密閉容器として形成され、該内殻2の上部側
には後述の漏洩検知管5と共に、注油管および吸油管
(いずれも図示せず)等が上向きに突出して設けられて
いる。
【0027】そして、該貯油タンク1は内殻2内に前記
注油管を介してガソリン等の油液Fが供給(補給)さ
れ、この油液Fを内殻2内に貯留させるものである。ま
た、前記吸油管はその先端側が給油所の計量機(図示せ
ず)等に接続され、ガソリン等の油液Fを車両に給油す
るときには、前記計量機に付設したポンプ(図示せず)
を介して内殻2内から油液Fを吸い上げる構成となって
いる。
【0028】3は内殻2の少なくとも底部側を囲繞する
ように内殻2の外側に配設された外殻を示し、該外殻3
は例えば繊維強化プラスチック(FRP)等により、内
殻2の外形状に対応した容器として形成されている。そ
して、外殻3は内殻2との間に油液Fの漏洩を検知する
ための検知空間4を画成し、該検知空間4は内殻2の周
囲を、例えば0.05mm〜2.0mm、具体的には
0.1mm程度の微少空隙をもって取囲む構造となって
いる。
【0029】5は内殻2内を上下方向に貫通して設けら
れた漏洩検知管を示し、該漏洩検知管5は鋼製の金属パ
イプ等によって形成され、その下端側は検知空間4の底
部側に連通している。また、漏洩検知管5の上端側は内
殻2から上方に突出し、その突出端側にはフランジ6が
一体に設けられている。そして、漏洩検知管5内は後述
する漏洩検知器8用の挿通穴となり、内殻2内に対して
は完全に遮断される構成となっている。なお、漏洩検知
管5の下端側に複数の小孔が穿設されたパンチングメタ
ル(図示せず)を固着して設け、漏洩検知管5の下端側
を該パンチングメタルを介して検知空間4内に連通させ
る構成としてもよい。
【0030】7は漏洩検知管5の上端側から前記外殻3
の底面に向け該漏洩検知管5内に挿入された支持棒を示
し、該支持棒7は、例えば塩化ビニル製の長尺なパイプ
であり、その下端側には後述する漏洩検知器8が挿着さ
れ、該漏洩検知器8を外殻3の底側で支持している。
【0031】8は支持棒7の下端と前記外殻3の底面と
の間に設けられた漏洩検知器を示し、該漏洩検知器8
は、後述する外筒9と内筒10とからなる2極の電極間
の静電容量を検知する同軸円筒形の静電容量式センサと
して構成されており、前記内殻2から検知空間4に漏洩
した油液Fを静電容量の変化として検知するものであ
る。
【0032】9は前記漏洩検知器8の一方の電極を構成
する外筒を示し、該外筒9は耐錆性に優れた金属材料、
例えばステンレス(SUS304等),黄銅快削鋼(B
SBM等)により短尺の筒体として形成されている。例
えば、該外筒9の高さ寸法d1は50mm程度であり、
直径寸法は20mm程度に形成されている。
【0033】また、該外筒9の下端部9Aには、図2ま
たは図3に示すように、外筒9と内筒10との間に形成
された環状間隙Aと検知空間4とを連通する導入孔9
B,9B,…が径方向に3箇所穿設され、該各導入孔9
Bを介して検知空間4に漏洩した油液Fを前記環状間隙
A内に導入するようにしている。そして、該各導入孔9
Bは、前記外殻3の底面に付着,堆積した金属片等のご
みが前記環状間隙Aに侵入するのを防止するために、前
記外殻3の底面から1mm〜10mm、例えば5mm程
度離れた高さ位置に穿設されている。
【0034】さらに、該外筒9の上部側には、前記環状
間隙Aと検知空間4とを連通するエア抜き孔9C,9
C,…(1箇所のみ図示)が穿設され、漏洩した油液F
が前記環状間隙Aに流入したときには、該各エア抜き孔
9Cを介して環状間隙A内の空気を外部に逃がすように
している。さらにまた、該外筒9上端の内周側には、前
記支持棒7の下端が挿着された挿着部9Dとなってい
る。
【0035】10は前記漏洩検知器8の他方の電極を構
成する内筒を示し、該内筒10は前記外筒9と同様に耐
錆性に優れた金属材料、例えばステンレス(SUS30
4等),黄銅快削鋼(BSBM等)により短尺の筒体と
して形成され、前記外筒9の内部に位置しかつ同軸上に
設けられている。
【0036】ここで、該内筒10の高さ寸法d2は、前
記外筒9の高さ寸法d1より小さく40mm程度に形成
され、該内筒10の直径寸法は、前記外筒9の直径寸法
よりも微小に小さく形成され、前記外筒9と内筒10と
の間の間隙距離d3は図3に示すように1mm以下(0
mm<d3≦1.0mm)で具体的には、0.3mm程
度に設定されている。
【0037】また、該内筒10の外周面上には、全周に
亘って薄肉の絶縁材料(例えばポリテトラフルオロエチ
レン)を被覆(コーティング)することにより絶縁コー
ト部11が形成され、該内筒10と外筒9との間に金属
片等のごみが挟入した場合に、該内筒10と外筒9とが
短絡するのを防止する構成となっている。但し、少なく
とも該内筒10の下端面10Aには絶縁材料が被覆され
ておらず、内筒10の金属材料が露出した状態になって
いる。なお、前記絶縁コート部11を、絶縁材料を被覆
するのに代えて、樹脂等の絶縁チューブ等を内筒10の
外周側に被せることより形成してもよい。
【0038】12は内筒10および外筒9の上端側を支
持する上側筒ガイドを示し、該上側筒ガイド12はジュ
ラコン等の絶縁樹脂材料から厚肉の円板状に形成され、
その上側が大径部12Aとなり、下側が小径部12Bと
なり、該大径部12Aと小径部12Bとの間が段部12
Cとなっている。
【0039】そして、該上側筒ガイド12は、大径部1
2Aの外周面が外筒9の内周面に当接するように該外筒
9内でネジ13によって固定して設けられると共に、小
径部12Bの外周側には、内筒10の上端が挿着されて
いる。また、該上側筒ガイド12の中心部には後述する
シールド内線15Aを挿通する挿通穴12Dが穿設され
ている。
【0040】14は内筒10および外筒9の下端側を支
持する下側筒ガイドを示し、該下側筒ガイド14は、前
記上側筒ガイド12とほぼ同様に、ジュラコン等の絶縁
樹脂材料から厚肉の円板状に形成され、該下側筒ガイド
14の上端側が小径部14A、中間部が中径部14B、
下端側が大径部14Cとなり、前記小径部14Aと中径
部14Bとの間が上側段部14Dとなり、前記中径部1
4Bと大径部14Cとの間が下側段部14Eとなってい
る。
【0041】そして、該下側筒ガイド14は、中径部1
4Bの外周面が外筒9下端の内側に挿着され、ネジ(図
示せず)等によって外筒9の下端に固定されていると共
に、小径部14Aの外周側には、内筒10の下端が挿着
されている。
【0042】ここで、該下側筒ガイド14の下面14F
と上側段部14Dとの間の高さ寸法d4は図3に示すよ
うに1mm〜10mm、具体的には5mm程度の微小な
寸法に設定され、前記内筒10の下端を前記外殻3の底
面から微小な所定の高さ寸法d4だけ浮かせた状態で支
持するようになっている。
【0043】一方、該下側筒ガイド14の外周面には、
図4に示すように、溝14G,14G,14Gが周方向
に例えば3箇所形成され、該各溝14Gは、図3に示す
ように、該下側筒ガイド14の下側段部14Eから中径
部14Bの外周面,上側段部14Dおよび小径部14A
の外周面を介して下側筒ガイド14の上面14Hに達す
るように、下側筒ガイド14の径方向に伸長している。
また、該下側筒ガイド14の中心部には導入孔14Iが
穿設されている。これら各溝14G,導入孔14Iは漏
洩した油液Fまたは外殻3の底面に溜った水等を環状間
隙A側へ導入するためのものである。 15は内筒10
と外筒9間の静電容量を検知信号として漏洩検知管5の
上端側に設けられた後述の箱体18側に伝送するための
センサケーブルを示し、該センサケーブル15はシール
ド内線15Aとシールド外線15Bとを有する同軸ケー
ブルであり、前記支持棒7の外周側に固着されつつ漏洩
検知管5内に設けられている。
【0044】そして、該センサケーブル15のシールド
内線15Aの先端部は、前記支持棒7の下端に径方向に
穿設された穴7Aと上側筒ガイド12の挿通穴12Dと
を通過して内筒10内に進入し、端子16Aを介して該
内筒10の内周面にネジ17によって接続されている。
また、該センサケーブル15のシールド外線15B先端
は端子16Bを介して外筒9の上端側外周面にネジ13
によって接続されている。
【0045】18は図1に示すように、漏洩検知管5の
上端側に設けられた箱体を示し、該箱体18は漏洩検知
管5の上端側を施蓋するようにフランジ6に固定され、
漏洩検知管5内を検知空間4と共に密閉している。
【0046】また、該箱体18下側の内側には前記支持
棒7の上端側が挿着されると共に、前記センサケーブル
15が該箱体18の下側から内部に導入され、図5に示
すように、該箱体18内に設けられた発振回路等からな
る信号変換器19の入力側に接続されている。
【0047】さらに、前記信号変換器19の出力側に
は、変換出力される信号を給油所の建屋(事務所)に伝
送するための伝送ケーブル20,20の一端側が接続さ
れ、該各伝送ケーブル20は箱体18のケーブル接続口
18Aを介して外部に向け伸長している。また、箱体1
8内は防水ブーツ21A,21Bにより密閉されてい
る。
【0048】本実施例による貯油タンクの漏洩検知装置
は上述のような構成を有するものであり、次に、当該貯
油タンクの漏洩検知装置の検知動作について説明する。
【0049】まず、正常時、即ち内殻2から油液Fの漏
洩がない場合は、内筒10と外筒9との間の環状間隙A
内には空気が満たされているため、空気の静電容量が検
知信号として信号変換器19に向けて出力される。
【0050】次に、内殻2内の油液Fが検知空間4に漏
洩し、例えば図3中の油面L0−L0の高さとなった場
合は、この油液が外筒9の各導入孔9B,下側筒ガイド
14の各溝14G,導入孔14Iを介して環状間隙A内
に浸入する。このとき、各エア抜き孔9Cから環状間隙
A内の空気を放出することができるため、油液はスムー
ズに環状間隙A内に浸入できる。そして、該漏洩検知器
8は環状間隙A内にある油液の液面高さL0−L0を内
筒10と外筒9との間の静電容量として検知し、検知信
号を信号変換器19へ出力する。
【0051】次に、漏水等により外殻3の底側に水が溜
まり、その水面の高さが図6中の一点鎖線に示すL1−
L1位置まで上昇して外殻3の底面から所定の高さ寸法
d4(例えば5mm)以上になった場合は、水が下側筒
ガイド14の各溝14Gを介して内筒10側に浸入し、
内筒10の下端面10Aと外筒9の下端部9Aが同時に
水と接触するため、内筒10と外筒9とが図6中の矢示
Sで示すように短絡する。これにより、静電容量は実質
的に∞pFとなり、∞pFが信号変換器19に向けて出
力される。
【0052】次に、外殻3の底側に金属片等のごみが付
着,堆積した場合、または、外殻3の底面に水等が溜っ
てるものの、その量が非常に微小であり、水面の高さが
図7中の一点鎖線に示すL2−L2位置で、外殻3の底
面から所定の高さ寸法d4に達していない場合は、少な
くとも内筒10の下端面10Aが金属片等のごみまたは
水に接触していないため、内筒10と外筒9とは短絡す
ることはない。従って、このときの環状間隙A内の空気
または油液の静電容量を検知することができ、例えば、
図7中の一点鎖線L0−L0まで油液があるときには、
この油液の静電容量が検知信号として信号変換器19へ
出力される。
【0053】一方、内筒10と外筒9との間に金属片等
のごみが挟入した場合でも、絶縁コート部11により内
筒10,外筒9間の導通が遮断されるため、内筒10と
外筒9が短絡することはなく、上述したように、空気,
油液の静電容量等を検知することができる。
【0054】なお、漏洩検知器8から信号変換器19へ
出力された検知信号は、内筒10,外筒9間の静電容量
に対応した周波数の高周波信号に変換され、各伝送ケー
ブル20を介して、給油所の建家(事務所)に伝送され
る。
【0055】ここで、下記の表1は、.環状間隙A内
が「空気」の場合、.環状間隙A内に「油液」が浸入
した場合、.外殻3の底面に所定の高さ寸法以上の
「水」が溜った場合のそれぞれについての静電容量を示
している。なお、の環状間隙A内に油液が浸入した場
合については、当該油液が外殻3の底面から30mmの
高さまで浸入した場合の値を例に挙げて示している。
【0056】
【表1】
【0057】上記表1に示すように、環状間隙A内が空
気の場合と、環状間隙A内が油液の場合と、外殻3の底
面に水が溜っている場合とのそれぞれの静電容量は著し
く相違する。従って、内殻2から油液が漏洩している否
か、および、外殻3の底面に水が溜っているか否かを正
確に判別することができる。
【0058】ところで、漏洩検知器8による各静電容量
の実際の値は、上記表1の各静電容量に、漏洩検知器8
と箱体18間に設けられたセンサケーブル15や、箱体
18から給油所の建家(事務所)までの間を接続する各
伝送ケーブル20等に存在する浮遊容量を加えた値とな
る。このケーブルの浮遊容量は、平均10pF程度であ
るが、ケーブルの種類,長さ,引回しの仕方等によって
変動する。この結果、漏洩検知器8による各静電容量が
小さいと、ケーブルの浮遊容量の変動によって漏洩検知
器8による各静電容量の実際の値が大きく変動し、漏洩
検知を正確に行うことが困難となる。
【0059】そこで、本実施例では、内筒10と外筒9
との間の間隙距離d3を1mm以下(例えば0.3m
m)に設定することにより、漏洩検知器8による各静電
容量を大きくしている。
【0060】ここで、下記の表2に示すように、内筒1
0と外筒9のと間の間隙距離d3が1.5mmの場合
と、この間隙距離d3が0.3mmの場合とをそれぞれ
示している。なお、表2中の「.油液」の欄の各デー
タは、間隙空間Aに油液(ガソリン)が外殻3の底面か
ら30mmの高さまで浸入したときの静電容量を例に挙
げて示している。
【0061】
【表2】
【0062】上記表2に示すように、間隙距離d3を
1.5mmに設定したのでは、漏洩検知器8による各静
電容量が15pF〜40pFであり、ケーブルの浮遊容
量の値(平均10pF程度)に近い値である。このた
め、漏洩検知器8による静電容量の実際の値がケーブル
の浮遊容量の変動の影響を受けて大きく変動し、正確な
漏洩検知ができない。
【0063】しかし、本実施例のように、間隙距離d3
を例えば0.3mmと微小寸法に設定すると、漏洩検知
器8による各静電容量が40pF〜90pFとなり、ケ
ーブルの浮遊容量と比較して非常に大きくなるため、ケ
ーブルの浮遊容量の存在にかかわらず空気,油液等の静
電容量を確実に判別できるようになる。従って、センサ
ケーブル15や伝送ケーブル20の種類,長さ,引回し
の仕方等の如何にかかわらず、正確な漏洩検知を行うこ
とができる。
【0064】かくして、本実施例によれば、漏洩検知管
5内において、支持棒7の下端と外殻3の底面との間に
漏洩検知器8を設けると共に、該漏洩検知器8を内筒1
0と外筒9とから大略構成され、内殻2から漏洩した油
液Fを静電容量の変化として検知する構成としたことに
より、漏洩検知器8の構成から可動部を廃し、該漏洩検
知器8の構成を比較的簡単化することができると共に、
メンテナンスの容易化を図ることができる。
【0065】即ち、本実施例による漏洩検知器8は、従
来技術のフロート式漏洩検知器のようにフロート等の可
動部がないため、ごみが詰まってフロートが移動不可能
となることにより漏洩検知ができなくなるといった不都
合がない。従って、耐久性,信頼性を大幅に向上させる
ことができると共に、動作チェック、故障診断等のメン
テナンス作業を大幅に簡単なものとすることができる。
【0066】また、本実施例による漏洩検知器8では、
外殻3の底面に水が溜った場合には、この水を介して内
筒10と外筒9とを短絡させ、静電容量として∞pFを
出力することにより、油液Fが漏洩したことだけでな
く、漏水等により外殻3の底側に水が溜っていることも
検知することができ、検知空間4内の水抜きが必要であ
ることを作業者に知らせることができる。
【0067】さらに、当該漏洩検知器8の下端には上側
段部14Dを有する下側筒ガイド14を設け、該上側段
部14D上に内筒10の下端を当接させることによっ
て、内筒10を外殻3の底面から微小な所定の高さ寸法
d4(例えば5mm)だけ浮かせた状態に配設する構成
としたから、外殻3の底面に付着,堆積した金属片等の
ごみによって漏洩検知器8が誤検知するのを防止でき、
外乱を排除して検知精度を大幅に向上させることができ
る。
【0068】一方、本実施例によれば、漏洩検知器8の
内筒10と外筒9との間の間隙距離を1mm以下(例え
ば0.3mm)に狭くする構成としたから、漏洩検知器
8による静電容量を、センサケーブル15や伝送ケーブ
ル20の浮遊容量より非常に大きくなるように設定でき
る。これにより、ケーブルの浮遊容量が存在しても漏洩
検知を適正に行うことができ、ケーブルの種類や長さ等
に影響を受けないで安定かつ正確な漏洩検知を実現する
ことができる。
【0069】従って、ケーブルの種類を安価なものに変
更できる共に、ケーブル長の延長や長距離に亘るケーブ
ルの引回し等が可能となり、地下タンク1の設置場所等
の自由度を大幅に向上させることができると共に、敷地
の広い給油所等に適用可能とすることができる。
【0070】また、漏洩検知器8の内筒10外周面に絶
縁コート部11を設けたことにより、内筒10と外筒9
との間に金属片等のごみが挟入した場合でも、内筒10
と外筒9とが短絡するのを防止でき、漏洩検知器8の耐
久性を向上させることができる。
【0071】次に、本発明の第2の実施例を図8に基づ
いて説明する。本実施例の特徴は、漏洩検知器の外筒を
外殻の底面から微小な所定高さ寸法だけ浮かせた状態で
配設すると共に、外筒の内周面を絶縁体で被覆したこと
にある。なお、本実施例では、前記第1の実施例と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0072】図において、31は本実施例による漏洩検
知器を示し、該漏洩検知器31は、前記第1の実施例で
述べた漏洩検知器8と同様に、外筒32と内筒33とか
らなる同軸円筒形の静電容量式の検知器として構成され
ているものの、内筒33の高さ寸法が外筒32より大き
く設定されている点で第1の実施例の漏洩検知器8と異
なる。
【0073】また、前記漏洩検知器31の外筒32の下
端には、外筒32と内筒33との間に形成された環状間
隙B内に油液を導入する導入孔32A,32A,…(1
箇所のみ図示)が穿設され、該外筒32の上端にはエア
ぬき孔32B,32B,…(1箇所のみ図示)が穿設さ
れている。また、前記外筒32の内周面は薄肉の絶縁材
料(例えばポリテトラフルオロエチレン)によって被覆
(コーティング)された絶縁コート部34となってい
る。但し、少なくとも外筒32の下端面32Cは絶縁材
料に覆われておらず、金属面が露出するようになってい
る。
【0074】さらに、前記外筒32と内筒33の上端側
は上側筒ガイド35により、下端側は下側筒ガイド36
によりそれぞれ支持され、前記上側筒ガイド35の上端
側が支持棒7に挿着されている。
【0075】さらにまた、前記下側筒ガイド36には、
前記第1の実施例による下側筒ガイド14とほぼ同様
に、水,油液等を環状間隙B内に導くための溝36A,
36A,…(1箇所のみ図示)が形成されている。
【0076】このように構成される貯油タンクの漏洩検
知装置によっても、前記第1の実施例と同様の作用効果
を得ることできる。
【0077】なお、前記各実施例では、漏洩検知器8の
内側の電極(内筒10)を円筒体に形成したが、本発明
はこれに限るものでなく、内側の電極を棒状の中実体に
形成してもよい。
【0078】また、前記各実施例では、地下タンクの漏
洩検知装置を給油所の貯油タンクの漏洩検知装置に適用
した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限るものでな
く、例えば、種々の油液や液体等を収容する二重殻構造
のタンクにも適用できる。
【0079】また、本発明の如く漏洩検知装置を静電容
量式に構成することにより、液面検出装置として静電容
量式のセンサを使用している場合には、この静電容量式
の液面検出装置と本発明の漏洩検知装置とをシリアル接
続することができ、制御装置の簡略化を図ることができ
る。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したとおり、請求項1に記載の
発明によれば、内殻と外殻とから二重殻構造に形成さ
れ、該内殻と外殻との間に検知空間を画成した地下タン
クと、前記検知空間の底部側と連通するように該地下タ
ンクに設けられた漏洩検知管と、前記外殻の底面に向け
該漏洩検知管内に挿入された支持棒と、該支持棒の下端
と前記外殻の底面との間に設けられ、前記内殻から検知
空間に漏洩した液体を静電容量の変化として検知する静
電容量式の漏洩検知器とからなる構成としたから、検知
性能を失することなく漏洩検知器の構成を簡単化できる
と共に、動作チェック,故障診断等のメンテナンスの容
易化を図ることができ、漏洩検知器の耐久性,信頼性を
向上させることができる。
【0081】請求項2に記載の発明によれば、前記漏洩
検知器を、一方の電極となる金属製の外筒と、他方の電
極となる金属製の内筒と、該内筒および外筒の上端側を
支持する上側の筒ガイドと、前記内筒および外筒の下端
側を支持する下側の筒ガイドと、前記内筒と外筒との間
に形成される環状間隙に液体を導入する導入孔とから構
成したから、従来のフロート式の漏洩検知器の構成に必
須な可動部(フロート)をなくすことができ、動作チェ
ック,故障診断等のメンテナンスの容易化を図ることが
でき、メンテナンス作業の負担を大幅に軽減することが
できる。
【0082】請求項3に記載の発明によれば、漏洩検知
器の外筒と内筒のうち少なくともいずれか一方は、その
下端が前記外殻の底面から微小な所定の高さ寸法だけ浮
かせた状態に配設する構成としたから、漏水等により検
知空間内に溜った水の水位が、外殻の底面から微小な所
定の高さ寸法に達した場合に限り、外筒と内筒とを短絡
させることができる。これにより、検知空間内に水が溜
っていることを作業者に対して正確に知らせることがで
きると共に、外殻の底面に付着,堆積した金属片等のご
みによって漏洩検知器が誤検知するのを防止でき、漏洩
検知の精度を大幅に向上させることができる。
【0083】請求項4に記載の発明によれば、前記漏洩
検知器の外筒と内筒との径方向の間隙距離を1mm以下
に設定する構成としたから、外筒と内筒との間の静電容
量をケーブルの浮遊容量と比較して大きくできる。従っ
て、漏洩検知器の精度を大幅に向上できると共に、ケー
ブルの延長や長距離の引回しを可能にし、漏洩検知器の
設置場所等の自由度を向上させることができる。
【0084】請求項5に記載の発明によれば、前記漏洩
検知器の内筒の外周面または外筒の内周面のうち少なく
ともいずれか一方を肉薄の絶縁体で被覆する構成とした
から、外筒と内筒との間に金属片等のごみが挟入した場
合でも、外筒と内筒との間が短絡するのを防止できると
共に、外筒または内筒の金属面に傷が付くのを防止で
き、漏洩検知器の検知精度を大幅に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における貯油タンクの漏
洩検知装置を示す縦断面図である。
【図2】図1中の漏洩検知器を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】図1中の漏洩検知器の外筒,内筒等の要部を拡
大して示す断面図である。
【図4】図3中のIV−IV方向からみた断面図である。
【図5】図1中の箱体を拡大して示す断面図である。
【図6】底面に溜った水が内筒下端の高さ以上となり内
筒と外筒とが短絡した状態を示す図3と同様位置の断面
図である。
【図7】底面に溜った水が内筒下端の高さより低いため
水が溜っても漏洩検知をすることができる状態を示す図
3と同様位置の断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例による漏洩検知器を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 貯油タンク(地下タンク) 2 内殻 3 外殻 4 検知空間 5 漏洩検知管 7 支持棒 8,31 漏洩検知器 9,32 外筒 9B,32A 導入孔 10,33 内筒 11,34 絶縁コート部(絶縁体) 12,35 上側筒ガイド 14,36 下側筒ガイド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内殻と外殻とから二重殻構造に形成さ
    れ、該内殻と外殻との間に検知空間を画成した地下タン
    クと、前記検知空間の底部側と連通するように該地下タ
    ンクに設けられた漏洩検知管と、前記外殻の底面に向け
    該漏洩検知管内に挿入された支持棒と、該支持棒の下端
    と前記外殻の底面との間に設けられ、前記内殻から検知
    空間に漏洩した液体を静電容量の変化として検知する静
    電容量式の漏洩検知器とからなる地下タンクの漏洩検知
    装置。
  2. 【請求項2】 前記漏洩検知器は、一方の電極となる金
    属製の外筒と、他方の電極となる金属製の内筒と、該内
    筒および外筒の上端側を支持する上側の筒ガイドと、前
    記内筒および外筒の下端側を支持する下側の筒ガイド
    と、前記内筒と外筒との間に形成される環状間隙に液体
    を導入する導入孔とから構成してなる請求項1に記載の
    地下タンクの漏洩検知装置。
  3. 【請求項3】 前記漏洩検知器の外筒と内筒のうち少な
    くともいずれか一方は、その下端が前記外殻の底面から
    微小な所定の高さ寸法だけ浮かせた状態に配設する構成
    としてなる請求項2に記載の地下タンクの漏洩検知装
    置。
  4. 【請求項4】 前記漏洩検知器の外筒と内筒との径方向
    の間隙距離を1mm以下に設定してなる請求項2または
    3に記載の地下タンクの漏洩検出装置。
  5. 【請求項5】 前記漏洩検知器の内筒の外周面または外
    筒の内周面のうち少なくともいずれか一方を肉薄の絶縁
    体で被覆してなる請求項2,3または4に記載の地下タ
    ンクの漏洩検知装置。
JP3303396A 1996-01-26 1996-01-26 地下タンクの漏洩検知装置 Pending JPH09203682A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014118152A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Tatsuno Corp 異物混入検知装置
JP2014224830A (ja) * 2014-08-19 2014-12-04 株式会社タツノ 異物混入検知装置
JP2015004682A (ja) * 2014-08-19 2015-01-08 株式会社タツノ 異物混入検知装置
CN111613416A (zh) * 2020-04-30 2020-09-01 国家电网有限公司 一种耐高温耐腐蚀变压器渗漏油在线监测装置

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