JPH09202810A - 色相の改善された液状のc9系石油樹脂の製造方法及びc9系液状石油樹脂組成物 - Google Patents
色相の改善された液状のc9系石油樹脂の製造方法及びc9系液状石油樹脂組成物Info
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- JPH09202810A JPH09202810A JP3275996A JP3275996A JPH09202810A JP H09202810 A JPH09202810 A JP H09202810A JP 3275996 A JP3275996 A JP 3275996A JP 3275996 A JP3275996 A JP 3275996A JP H09202810 A JPH09202810 A JP H09202810A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/04—Reduction, e.g. hydrogenation
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色相の改善された液状のC9系石油樹脂の製
造方法及び経時的にも色相の良好な液状のC9系石油樹
脂組成物を提供する。 【構成】 液状のC9系石油樹脂をニッケル系触媒及び
/又は銅クロム系触媒を用いて加熱下及び加圧下で水素
化する。更に、当該水素化処理物に対し、リン系化合
物、硫黄系化合物及びフェノール系化合物よりなる群か
ら選ばれる1種若しくは2種以上の酸化防止剤を配合す
ることにより、色相の経時安定性を改善する。
造方法及び経時的にも色相の良好な液状のC9系石油樹
脂組成物を提供する。 【構成】 液状のC9系石油樹脂をニッケル系触媒及び
/又は銅クロム系触媒を用いて加熱下及び加圧下で水素
化する。更に、当該水素化処理物に対し、リン系化合
物、硫黄系化合物及びフェノール系化合物よりなる群か
ら選ばれる1種若しくは2種以上の酸化防止剤を配合す
ることにより、色相の経時安定性を改善する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色相の改善された
液状のC9系石油樹脂の製造方法及び色相の経時安定生
が改良された液状のC9系石油樹脂組成物に関する。
液状のC9系石油樹脂の製造方法及び色相の経時安定生
が改良された液状のC9系石油樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】液状のC9系石油樹脂は、これまでにも
知られているが、その色相は、通常、ガードナー5〜1
3と劣悪である。このため、粘着テープ、食品のレトル
トパックや生理用品関係などに使用される粘・接着剤と
しては需要がなく、石油樹脂の一種として、これまでに
充分な市場を確保するには至っていない。
知られているが、その色相は、通常、ガードナー5〜1
3と劣悪である。このため、粘着テープ、食品のレトル
トパックや生理用品関係などに使用される粘・接着剤と
しては需要がなく、石油樹脂の一種として、これまでに
充分な市場を確保するには至っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、色相の改善
された液状のC9系石油樹脂の製造方法及び経時的にも
色相の良好な液状のC9系石油樹脂組成物を提供するこ
とを目的とする。
された液状のC9系石油樹脂の製造方法及び経時的にも
色相の良好な液状のC9系石油樹脂組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る色相の改善
された液状のC9系石油樹脂の製造方法は、液状のC9系
石油樹脂(以下「本原料石油樹脂」という。)をニッケ
ル系触媒及び/又は銅クロム系触媒を用いて加熱下及び
加圧下で水素化することを特徴とする。
された液状のC9系石油樹脂の製造方法は、液状のC9系
石油樹脂(以下「本原料石油樹脂」という。)をニッケ
ル系触媒及び/又は銅クロム系触媒を用いて加熱下及び
加圧下で水素化することを特徴とする。
【0005】本発明に係る液状のC9系石油樹脂は、例
えば、C9留分をカチオン重合触媒(例えば、三フッ化
ホウ素系触媒)の存在下、室温で、所定の重量平均分子
量まで重合後、アルカリ水溶液によって触媒を分解し、
水洗により分解された触媒を除去し、更に残存モノマー
を留去することにより調製されるオリゴマーであって、
推奨される液状石油樹脂として、具体的には、ビニルト
ルエンオリゴマー、スチレン/ビニルトルエンオリゴマ
ー、α−メチルスチレン/ビニルトルエンオリゴマー、
ビニルトルエン/インデン/メチルインデンオリゴマー
等が例示される。
えば、C9留分をカチオン重合触媒(例えば、三フッ化
ホウ素系触媒)の存在下、室温で、所定の重量平均分子
量まで重合後、アルカリ水溶液によって触媒を分解し、
水洗により分解された触媒を除去し、更に残存モノマー
を留去することにより調製されるオリゴマーであって、
推奨される液状石油樹脂として、具体的には、ビニルト
ルエンオリゴマー、スチレン/ビニルトルエンオリゴマ
ー、α−メチルスチレン/ビニルトルエンオリゴマー、
ビニルトルエン/インデン/メチルインデンオリゴマー
等が例示される。
【0006】尚、上記C9留分とは、石油のナフサ分解
で副生するC6〜C11留分よりベンゼン、トルエン、キ
シレン等のBTXを抽出した残留分であり、o−ビニル
トルエン、m−ビニルトルエン、p−ビニルトルエン、
α−メチルスチレン、β−メチルスチレン、インデンの
他、スチレン、ジメチルスチレン、メチルインデン等を
構成成分とする留分である。
で副生するC6〜C11留分よりベンゼン、トルエン、キ
シレン等のBTXを抽出した残留分であり、o−ビニル
トルエン、m−ビニルトルエン、p−ビニルトルエン、
α−メチルスチレン、β−メチルスチレン、インデンの
他、スチレン、ジメチルスチレン、メチルインデン等を
構成成分とする留分である。
【0007】本原料石油樹脂の重量平均分子量として
は、200〜1000、好ましくは250〜750程度
が推奨される。重量平均分子量が200未満では、石油
樹脂のブリードが認められ、粘・接着性能が低下し、重
量平均分子量が1000を越えると常温で液状を保ちに
くいため低温粘接着特性が低下し、いずれの場合も好ま
しくない。
は、200〜1000、好ましくは250〜750程度
が推奨される。重量平均分子量が200未満では、石油
樹脂のブリードが認められ、粘・接着性能が低下し、重
量平均分子量が1000を越えると常温で液状を保ちに
くいため低温粘接着特性が低下し、いずれの場合も好ま
しくない。
【0008】本原料石油樹脂中に混在する硫黄含有量
は、100ppm以下、特に50ppm以下であることが好ま
しい。硫黄含有量が100ppmを越える場合には、水素
化触媒の活性を低下させ、効果的に本願発明に係る改質
処理を遂行することが困難である。
は、100ppm以下、特に50ppm以下であることが好ま
しい。硫黄含有量が100ppmを越える場合には、水素
化触媒の活性を低下させ、効果的に本願発明に係る改質
処理を遂行することが困難である。
【0009】本発明に係る水素化触媒は、ニッケル系触
媒及び/又は銅クロム系触媒である。ニッケル系触媒
は、改質効果が顕著であり、経済的にも優れ、且つ回分
式が適用できる。又、銅クロム系触媒は、懸濁連続反応
が可能となるため、工業的な処理システムを構築する上
で好ましい触媒である。
媒及び/又は銅クロム系触媒である。ニッケル系触媒
は、改質効果が顕著であり、経済的にも優れ、且つ回分
式が適用できる。又、銅クロム系触媒は、懸濁連続反応
が可能となるため、工業的な処理システムを構築する上
で好ましい触媒である。
【0010】本発明において推奨されるニッケル系触媒
としては、珪藻土に担持したニッケル酸化物又は銅酸化
物−クロム酸化物で変性した珪藻土担持・ニッケル酸化
物等が例示され、通常、本原料石油樹脂に対して0.5
〜3重量%、好ましくは1〜1.5重量%添加される。
としては、珪藻土に担持したニッケル酸化物又は銅酸化
物−クロム酸化物で変性した珪藻土担持・ニッケル酸化
物等が例示され、通常、本原料石油樹脂に対して0.5
〜3重量%、好ましくは1〜1.5重量%添加される。
【0011】本発明において推奨される銅クロム系触媒
としては、銅酸化物−クロム酸化物及びバリウム酸化物
−マンガン酸化物で変性した銅酸化物−クロム酸化物等
が例示され、通常、本原料石油樹脂に対して1〜5重量
%、好ましくは2〜3重量%添加される。
としては、銅酸化物−クロム酸化物及びバリウム酸化物
−マンガン酸化物で変性した銅酸化物−クロム酸化物等
が例示され、通常、本原料石油樹脂に対して1〜5重量
%、好ましくは2〜3重量%添加される。
【0012】水素化温度としては、200〜300℃が
推奨され、特に250〜270℃が好ましい。200℃
未満では本石油樹脂の脱色が不十分であり、300℃を
越える場合には本原料石油樹脂の水素化分解が生じる傾
向が認められ、いずれの場合も好ましくない。
推奨され、特に250〜270℃が好ましい。200℃
未満では本石油樹脂の脱色が不十分であり、300℃を
越える場合には本原料石油樹脂の水素化分解が生じる傾
向が認められ、いずれの場合も好ましくない。
【0013】水素化圧力としては、100〜200kg/c
m2Gが推奨され、特に150〜200kg/cm2Gが好まし
い。100kg/cm2G未満では本原料石油樹脂の脱色が不
十分であり、200kg/cm2Gを越える場合には特殊の耐
圧設備が必要となり、いずれの場合も好ましくない。
m2Gが推奨され、特に150〜200kg/cm2Gが好まし
い。100kg/cm2G未満では本原料石油樹脂の脱色が不
十分であり、200kg/cm2Gを越える場合には特殊の耐
圧設備が必要となり、いずれの場合も好ましくない。
【0014】処理時間としては、1〜5時間が推奨さ
れ、特に2〜4時間が好ましい。
れ、特に2〜4時間が好ましい。
【0015】本発明に係る水素化処理は、無溶媒系で行
うことが推奨される。溶媒を使用しないことにより生産
性が非常に高く、工業的に極めて有利な製造法となる。
うことが推奨される。溶媒を使用しないことにより生産
性が非常に高く、工業的に極めて有利な製造法となる。
【0016】かくして得られる水素化処理物に対し、リ
ン系化合物、硫黄系化合物及びフェノール系化合物より
なる群から選ばれる1種若しくは2種以上の酸化防止剤
(以下「本抗酸化剤」という。)を添加することによ
り、その色相はより経時的に安定化する。
ン系化合物、硫黄系化合物及びフェノール系化合物より
なる群から選ばれる1種若しくは2種以上の酸化防止剤
(以下「本抗酸化剤」という。)を添加することによ
り、その色相はより経時的に安定化する。
【0017】好ましいリン系化合物としては、トリフェ
ニルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファ
イト、4,4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−
tert−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)ホスファイ
ト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイ
ト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(オクタ
デシルホスファイト)、トリス(2,4−ジ−tert−ブ
チルフェニル)ホスファイト、1,1,3−トリス(2
−メチル−tert−ジトリデシルホスファイト−5−tert
−ブチルフェニル)ブタン、ジフェニルホスファイト、
2−tert−ブチル−α−(3−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−p−クメニルビス(p−ノニルフェ
ニル)ホスファイト、4,4’−イソプロピリデンジフ
ェノールアルキル(炭素数12〜15)ホスファイト、
トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)ホスフェート、(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルベンジル)ジオクタデシルホスフェー
ト、ジンクジアルキルジチオホスフェート及び4,4’
−ビフェニレンジホスフィン酸テトラキス(2,4−ジ
−tert−ブチルフェニル)が挙げられ、特にトリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト(以下「TNP」と略記す
る。)が推奨される。
ニルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファ
イト、4,4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−
tert−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)ホスファイ
ト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイ
ト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(オクタ
デシルホスファイト)、トリス(2,4−ジ−tert−ブ
チルフェニル)ホスファイト、1,1,3−トリス(2
−メチル−tert−ジトリデシルホスファイト−5−tert
−ブチルフェニル)ブタン、ジフェニルホスファイト、
2−tert−ブチル−α−(3−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−p−クメニルビス(p−ノニルフェ
ニル)ホスファイト、4,4’−イソプロピリデンジフ
ェノールアルキル(炭素数12〜15)ホスファイト、
トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)ホスフェート、(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルベンジル)ジオクタデシルホスフェー
ト、ジンクジアルキルジチオホスフェート及び4,4’
−ビフェニレンジホスフィン酸テトラキス(2,4−ジ
−tert−ブチルフェニル)が挙げられ、特にトリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト(以下「TNP」と略記す
る。)が推奨される。
【0018】好ましい硫黄系化合物としては、3,3’
−チオジプロピオン酸、3,3’−チオジプロピオン酸
ジラウリル、3,3’−チオジプロピオン酸ジミリスチ
ル、3,3’−チオジプロピオン酸ジステアリル、3,
3’−チオジプロピオン酸ラウリルステアリル、ペンタ
エリスリトール−テトラキス(3−ラウリルチオプロピ
オネート)、4,4’−チオビス(3−メチル−6−te
rt−ブチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−メ
チル−6−tert−ブチルフェノール)、チオビスフェノ
ール、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−
ブチルベンジル)サルファイド、ジステアリルチオジブ
チレート、2−メルカプトベンズイミダゾール、ステア
リル(3,5−ジ−メチル−4−ヒドロキシベンジル)
チオグリコール酸エステル、ジンクジアルキル(炭素数
1〜4)ジチオカーバメート、ニッケルジブチルジチオ
カーバメート及びジオクタデシルジサルファイドが挙げ
られる。
−チオジプロピオン酸、3,3’−チオジプロピオン酸
ジラウリル、3,3’−チオジプロピオン酸ジミリスチ
ル、3,3’−チオジプロピオン酸ジステアリル、3,
3’−チオジプロピオン酸ラウリルステアリル、ペンタ
エリスリトール−テトラキス(3−ラウリルチオプロピ
オネート)、4,4’−チオビス(3−メチル−6−te
rt−ブチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−メ
チル−6−tert−ブチルフェノール)、チオビスフェノ
ール、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−
ブチルベンジル)サルファイド、ジステアリルチオジブ
チレート、2−メルカプトベンズイミダゾール、ステア
リル(3,5−ジ−メチル−4−ヒドロキシベンジル)
チオグリコール酸エステル、ジンクジアルキル(炭素数
1〜4)ジチオカーバメート、ニッケルジブチルジチオ
カーバメート及びジオクタデシルジサルファイドが挙げ
られる。
【0019】好ましいフェノール系化合物としては、ハ
イドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン、2,5−ジ
−tert−アミルハイドロキノン、tert−ブチルカテコー
ル、スチレン化フェノール、2−tert−ブチル−4−メ
チルフェノール、2−tert−ブチル−5−メチルフェノ
ール、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール、ポリブチ
レーテッドビスフェノールA、2,4,5−トリヒドロ
キシブチロフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベ
ンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチ
ルフェノール(以下「BHT」と略記する。)、4,6
−ジ−tert−ブチル−2−メチルフェノール、2,6−
ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノール、n−オクタ
デシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−te
rt−ブチルフェニル)プロピオネート、ブチルヒドロキ
シアニソール、2,2’−メチレンビス(4−メチル−
6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビ
ス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,
4’−メチレンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノ
ール)、4,4’−ブチリデンビス(6−tert−ブチル
−m−クレゾール)、1,3,5−トリメチル−2,
4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)ベンゼン、1,3,5−トリス(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル−S−
トリアジン−(1H,3H,5H)トリオン、テトラキ
ス[メチレン−3(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(以下
「1010」と略記する。)、1,3,5−トリス(4
−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベ
ンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソ
シアヌレート、1,1,3−トリス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン、4−
ヒドロキシメチル−2,6−ジ−ブチルフェノール、ブ
チル化スチレン化クレゾール、ジステアリル(4−ヒド
ロキシ−3−メチル−tert−ブチル)ベンジルマロネー
ト、ビス(3−シクロヘキシル−2−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)メタン、ビス(3,3’−ビス(4’
−ヒドロキシ−3’−tert−ブチルフェニル)ブチリッ
クアシッド)グリコールエステル、p−tert−ブチルフ
ェニルサリシレート、2−(2’−ヒドロキシ−5’−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−ブチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−tert−アミルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2,4−ジ−tert−ブチルフェニル−3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、アル
キル(炭素数4〜12)ガレート及びトコフェロールが
挙げられる。
イドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン、2,5−ジ
−tert−アミルハイドロキノン、tert−ブチルカテコー
ル、スチレン化フェノール、2−tert−ブチル−4−メ
チルフェノール、2−tert−ブチル−5−メチルフェノ
ール、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール、ポリブチ
レーテッドビスフェノールA、2,4,5−トリヒドロ
キシブチロフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベ
ンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチ
ルフェノール(以下「BHT」と略記する。)、4,6
−ジ−tert−ブチル−2−メチルフェノール、2,6−
ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノール、n−オクタ
デシル−β−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−te
rt−ブチルフェニル)プロピオネート、ブチルヒドロキ
シアニソール、2,2’−メチレンビス(4−メチル−
6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビ
ス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,
4’−メチレンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノ
ール)、4,4’−ブチリデンビス(6−tert−ブチル
−m−クレゾール)、1,3,5−トリメチル−2,
4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)ベンゼン、1,3,5−トリス(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル−S−
トリアジン−(1H,3H,5H)トリオン、テトラキ
ス[メチレン−3(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(以下
「1010」と略記する。)、1,3,5−トリス(4
−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベ
ンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソ
シアヌレート、1,1,3−トリス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン、4−
ヒドロキシメチル−2,6−ジ−ブチルフェノール、ブ
チル化スチレン化クレゾール、ジステアリル(4−ヒド
ロキシ−3−メチル−tert−ブチル)ベンジルマロネー
ト、ビス(3−シクロヘキシル−2−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)メタン、ビス(3,3’−ビス(4’
−ヒドロキシ−3’−tert−ブチルフェニル)ブチリッ
クアシッド)グリコールエステル、p−tert−ブチルフ
ェニルサリシレート、2−(2’−ヒドロキシ−5’−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ−ブチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−tert−アミルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2,4−ジ−tert−ブチルフェニル−3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、アル
キル(炭素数4〜12)ガレート及びトコフェロールが
挙げられる。
【0020】本抗酸化剤の推奨される添加量としては、
改質されたC9系液状石油樹脂に対し、0.1〜0.5
重量%が挙げられ、より好ましくは0.2〜0.4重量
%である。0.1重量%未満では所定の効果が得られに
くく、0.5重量%を越えて添加しても顕著な改善効果
は得られない。
改質されたC9系液状石油樹脂に対し、0.1〜0.5
重量%が挙げられ、より好ましくは0.2〜0.4重量
%である。0.1重量%未満では所定の効果が得られに
くく、0.5重量%を越えて添加しても顕著な改善効果
は得られない。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係るC9系液状石油樹脂
は、以下に例示される方法に基づいて製造される。即
ち、電磁式攪拌装置及び温度計を備えたオートクレーブ
に本原料石油樹脂及び所定の水素化触媒を仕込み、系内
を水素で置換後、所定の加熱及び加圧の条件下で攪拌す
る。その結果、C9系液状石油樹脂の臭素価は、通常、
100〜140から30〜70まで低減する。これは、
本発明に係る液状石油樹脂の主鎖部分に属する二重結合
が主として水素化された結果と推定される。かくして得
られた改質処理物(即ち、色相の改善され、且つ低粘度
化されたC9系液状石油樹脂)に対し、好ましくは所定
の抗酸化剤を添加する。
は、以下に例示される方法に基づいて製造される。即
ち、電磁式攪拌装置及び温度計を備えたオートクレーブ
に本原料石油樹脂及び所定の水素化触媒を仕込み、系内
を水素で置換後、所定の加熱及び加圧の条件下で攪拌す
る。その結果、C9系液状石油樹脂の臭素価は、通常、
100〜140から30〜70まで低減する。これは、
本発明に係る液状石油樹脂の主鎖部分に属する二重結合
が主として水素化された結果と推定される。かくして得
られた改質処理物(即ち、色相の改善され、且つ低粘度
化されたC9系液状石油樹脂)に対し、好ましくは所定
の抗酸化剤を添加する。
【0022】かくして調製されるC9系液状石油樹脂
は、粘着テープ、ラベル等のゴム系の粘・接着剤用(例
えば、SIS等をベースエラストマーとするホットメル
ト粘着剤)の粘着性付与剤等として有用である。
は、粘着テープ、ラベル等のゴム系の粘・接着剤用(例
えば、SIS等をベースエラストマーとするホットメル
ト粘着剤)の粘着性付与剤等として有用である。
【0023】
【実施例】以下に実施例を掲げて、本発明を詳しく説明
する。尚、C9系液状石油樹脂の特性は、下記の方法に
より測定し、評価した。
する。尚、C9系液状石油樹脂の特性は、下記の方法に
より測定し、評価した。
【0024】臭素価 JIS K−2543の方法に従った。
【0025】色数 ガードナー法を採用し、JIS K−3331の方法に
従った。
従った。
【0026】重量平均分子量 ゲル浸透クロマトグラフ法(GPC)により、ポリスチ
レン校正曲線を基に算定した。測定条件は、次のとおり
である。 測定条件 1)装置 ゲル浸透クロマトグラフ ALC/GPC 150C(WATERS) 2)データ処理 Data Module 730(WATERS) 3)カラム Ultrastyragel 4)溶媒 テトラヒドロフラン 5)流速 1.0ml/分 6)温度 40℃ 7)試料 濃度:0.2(wt/vol) 前処理:0.5μmFHフィルター(Milliporc)濾過 8)注入量 200μl 9)検出器 示差屈折率検出器 10)分子量校正 ポリスチレン
レン校正曲線を基に算定した。測定条件は、次のとおり
である。 測定条件 1)装置 ゲル浸透クロマトグラフ ALC/GPC 150C(WATERS) 2)データ処理 Data Module 730(WATERS) 3)カラム Ultrastyragel 4)溶媒 テトラヒドロフラン 5)流速 1.0ml/分 6)温度 40℃ 7)試料 濃度:0.2(wt/vol) 前処理:0.5μmFHフィルター(Milliporc)濾過 8)注入量 200μl 9)検出器 示差屈折率検出器 10)分子量校正 ポリスチレン
【0027】粘度 EHD型粘度計(東機産業社製)を用い、25℃で測定
した。
した。
【0028】実施例1 電磁式攪拌装置及び温度計を備えた500mlのオートク
レーブにC9系液状石油樹脂(重量平均分子量310、
臭素価131.6、粘度65ポイズ、ガードナー11、
以下「原料樹脂A」という。)80g及びニッケル−珪
藻土触媒(成分(%):Ni=44〜48、Cr=2〜3、Cu=2〜
3、珪藻土=25〜27、黒鉛=4〜5、嵩比重=0.52〜0.9
5)0.8gを仕込み、250℃で2時間攪拌しながら
水素化し、その後、触媒を濾過した。その結果、淡色の
C9系液状石油樹脂(重量平均分子量310、臭素価5
2.4、粘度24ポイズ、ガードナー1、以下「淡色化
樹脂A」という。)77gを得た。
レーブにC9系液状石油樹脂(重量平均分子量310、
臭素価131.6、粘度65ポイズ、ガードナー11、
以下「原料樹脂A」という。)80g及びニッケル−珪
藻土触媒(成分(%):Ni=44〜48、Cr=2〜3、Cu=2〜
3、珪藻土=25〜27、黒鉛=4〜5、嵩比重=0.52〜0.9
5)0.8gを仕込み、250℃で2時間攪拌しながら
水素化し、その後、触媒を濾過した。その結果、淡色の
C9系液状石油樹脂(重量平均分子量310、臭素価5
2.4、粘度24ポイズ、ガードナー1、以下「淡色化
樹脂A」という。)77gを得た。
【0029】実施例2 ニッケル−珪藻土触媒に替えて銅クロム触媒(成分
(%):CuO=45、Cr2O3=43、BaO=2、MnO2=4、嵩値(ml/
100g)=105〜135、表面積(m2/g)=40〜60)1.6gを
用い、反応時間を4時間とした他は実施例1と同様にし
て原料樹脂Aを水素化し、淡色のC9系液状石油樹脂
(重量平均分子量310、臭素価74.3、粘度25ポ
イズ、ガードナー1、以下「淡色化樹脂B」という。)
76gを得た。
(%):CuO=45、Cr2O3=43、BaO=2、MnO2=4、嵩値(ml/
100g)=105〜135、表面積(m2/g)=40〜60)1.6gを
用い、反応時間を4時間とした他は実施例1と同様にし
て原料樹脂Aを水素化し、淡色のC9系液状石油樹脂
(重量平均分子量310、臭素価74.3、粘度25ポ
イズ、ガードナー1、以下「淡色化樹脂B」という。)
76gを得た。
【0030】実施例3 原料樹脂Aに替えてC9系液状石油樹脂(重量平均分子
量480、臭素価104.4、粘度76ポイズ、ガード
ナー7、以下「原料樹脂B」という。)80gを用い、
水素化温度を270℃とした他は実施例1と同様にして
原料樹脂Bを水素化し、淡色のC9系液状石油樹脂(重
量平均分子量510、臭素価27.9、粘度10ポイ
ズ、ガードナー1、以下「淡色化樹脂C」という。)7
7gを得た。
量480、臭素価104.4、粘度76ポイズ、ガード
ナー7、以下「原料樹脂B」という。)80gを用い、
水素化温度を270℃とした他は実施例1と同様にして
原料樹脂Bを水素化し、淡色のC9系液状石油樹脂(重
量平均分子量510、臭素価27.9、粘度10ポイ
ズ、ガードナー1、以下「淡色化樹脂C」という。)7
7gを得た。
【0031】実施例4 原料樹脂Aに替えてC9系液状石油樹脂(重量平均分子
量760、臭素価87、粘度114ポイズ、ガードナー
12、以下「原料樹脂C」という。)80gを用い、水
素化温度を260℃とし、反応時間を3時間とした他は
実施例1と同様にして、淡色のC9系液状石油樹脂(重
量平均分子量730、臭素価27.7、粘度22ポイ
ズ、ガードナー1、以下「淡色化樹脂D」という。)7
7gを得た。
量760、臭素価87、粘度114ポイズ、ガードナー
12、以下「原料樹脂C」という。)80gを用い、水
素化温度を260℃とし、反応時間を3時間とした他は
実施例1と同様にして、淡色のC9系液状石油樹脂(重
量平均分子量730、臭素価27.7、粘度22ポイ
ズ、ガードナー1、以下「淡色化樹脂D」という。)7
7gを得た。
【0032】実施例5 ニッケル−珪藻土触媒に替えて銅クロム触媒1.6gを
用い、反応時間を4時間とした他は実施例4と同様にし
て原料樹脂Cを水素化し、淡色のC9系液状石油樹脂
(重量平均分子量710、臭素価54.0、粘度28ポ
イズ、ガードナー1、以下「淡色化樹脂E」という。)
76gを得た。
用い、反応時間を4時間とした他は実施例4と同様にし
て原料樹脂Cを水素化し、淡色のC9系液状石油樹脂
(重量平均分子量710、臭素価54.0、粘度28ポ
イズ、ガードナー1、以下「淡色化樹脂E」という。)
76gを得た。
【0033】実施例6 実施例1〜5で得られた淡色化樹脂A〜E50gに所定
量の抗酸化剤を単独又は併用して添加し、経時着色試験
(空気雰囲気下、30℃、60日)を実施した。試験後
の色相を第1表に示す。
量の抗酸化剤を単独又は併用して添加し、経時着色試験
(空気雰囲気下、30℃、60日)を実施した。試験後
の色相を第1表に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明に係る水素化処理を施すことによ
り、C9系液状石油樹脂の色相を大幅に改善され、且つ
粘度が適度に低下する。その結果、粘・接着剤用の粘着
性付与剤として適用する際の作業性が改善され、且つ低
温下での粘・接着特性が飛躍的に向上する。又、所定の
抗酸化剤を適用することによって、その色相はより経時
的に安定する。
り、C9系液状石油樹脂の色相を大幅に改善され、且つ
粘度が適度に低下する。その結果、粘・接着剤用の粘着
性付与剤として適用する際の作業性が改善され、且つ低
温下での粘・接着特性が飛躍的に向上する。又、所定の
抗酸化剤を適用することによって、その色相はより経時
的に安定する。
Claims (3)
- 【請求項1】 液状のC9系石油樹脂をニッケル系触媒
及び/又は銅クロム系触媒を用いて加熱下及び加圧下で
水素化することを特徴とする色相の改善された液状のC
9系石油樹脂の製造方法。 - 【請求項2】 液状のC9系石油樹脂が、C9留分を必須
成分とし、且つ重量平均分子量が200〜1000のオ
リゴマーである請求項1に記載の液状のC9系石油樹脂
の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の方法によ
り製造された液状のC9系石油樹脂並びにリン系化合
物、硫黄系化合物及びフェノール系化合物よりなる群か
ら選ばれる1種若しくは2種以上の酸化防止剤を配合し
てなる液状のC9系石油樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3275996A JPH09202810A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 色相の改善された液状のc9系石油樹脂の製造方法及びc9系液状石油樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3275996A JPH09202810A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 色相の改善された液状のc9系石油樹脂の製造方法及びc9系液状石油樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202810A true JPH09202810A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12367780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3275996A Pending JPH09202810A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 色相の改善された液状のc9系石油樹脂の製造方法及びc9系液状石油樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09202810A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012165522A1 (ja) | 2011-06-01 | 2012-12-06 | 出光興産株式会社 | 水添石油樹脂ペレットの製造方法 |
CN112063102A (zh) * | 2020-10-27 | 2020-12-11 | 安徽同心新材料科技有限公司 | 一种抗老化性能优良的石油树脂及其制备方法 |
JP2022525826A (ja) * | 2020-02-28 | 2022-05-20 | ▲寧▼波工程学院 | C9樹脂の接触水素化方法 |
US11447581B2 (en) | 2017-12-29 | 2022-09-20 | Hanwha Solutions Corporation | Method for selective hydrogenation |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP3275996A patent/JPH09202810A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012165522A1 (ja) | 2011-06-01 | 2012-12-06 | 出光興産株式会社 | 水添石油樹脂ペレットの製造方法 |
US9034976B2 (en) | 2011-06-01 | 2015-05-19 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Hydrogenated petroleum resin pellet production method |
US11447581B2 (en) | 2017-12-29 | 2022-09-20 | Hanwha Solutions Corporation | Method for selective hydrogenation |
JP2022525826A (ja) * | 2020-02-28 | 2022-05-20 | ▲寧▼波工程学院 | C9樹脂の接触水素化方法 |
CN112063102A (zh) * | 2020-10-27 | 2020-12-11 | 安徽同心新材料科技有限公司 | 一种抗老化性能优良的石油树脂及其制备方法 |
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