JPH0920100A - 防水用黒板カバー - Google Patents
防水用黒板カバーInfo
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- JPH0920100A JPH0920100A JP17236295A JP17236295A JPH0920100A JP H0920100 A JPH0920100 A JP H0920100A JP 17236295 A JP17236295 A JP 17236295A JP 17236295 A JP17236295 A JP 17236295A JP H0920100 A JPH0920100 A JP H0920100A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 claims abstract description 57
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 abstract 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 5
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 4
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
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- 239000002195 soluble material Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 黒板に記入した文字が雨水によって消えてし
まう。 【解決手段】 工事内容等を記入する黒板1の上端部に
脱着可能に設けられるヘッドカバー4と、このヘッドカ
バー4に回動可能に取り付けられて前記黒板1の前面の
ほぼ全体を覆い、前記ヘッドカバー4に対して回動する
ことによりその黒板1の前面を開放することが可能な透
明な防水カバー6とを備えることを特徴とする防水用黒
板カバー。
まう。 【解決手段】 工事内容等を記入する黒板1の上端部に
脱着可能に設けられるヘッドカバー4と、このヘッドカ
バー4に回動可能に取り付けられて前記黒板1の前面の
ほぼ全体を覆い、前記ヘッドカバー4に対して回動する
ことによりその黒板1の前面を開放することが可能な透
明な防水カバー6とを備えることを特徴とする防水用黒
板カバー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建設工事現
場において、その工事の進捗状況や完成状況を記録用の
工事写真として撮影する際に使用する黒板に設ける防水
用黒板カバーに関する。
場において、その工事の進捗状況や完成状況を記録用の
工事写真として撮影する際に使用する黒板に設ける防水
用黒板カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に建設等の工事現場においては、例
えばその工事の進捗状況や完成状況等の内容を示す各事
項を黒板に記入し、この黒板をその工事部位に配置し、
この黒板とともにその工事部位を工事写真として撮影し
て記録に残すようにしている。
えばその工事の進捗状況や完成状況等の内容を示す各事
項を黒板に記入し、この黒板をその工事部位に配置し、
この黒板とともにその工事部位を工事写真として撮影し
て記録に残すようにしている。
【0003】この種の工事記録用の黒板は、工事が進む
につれてその記載内容が変わり、また次の工事現場に持
ち運んで反復して使用されるものであり、したがってこ
の黒板に記録事項を記入する際には、その筆記具として
必要に応じて容易に消すことができるチョークや水性フ
ェルトペンが用いられている。
につれてその記載内容が変わり、また次の工事現場に持
ち運んで反復して使用されるものであり、したがってこ
の黒板に記録事項を記入する際には、その筆記具として
必要に応じて容易に消すことができるチョークや水性フ
ェルトペンが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、工事写真は
室内現場で撮影されるとは限らず、屋外現場で撮影され
る場合も多い。この場合、天候が雨天であると、その雨
水が黒板に降りかかり、チョークや水性フェルトペンの
水溶性材料で記載された工事記録文字がその雨水により
溶けて消えてしまい、工事写真の記録用として使用する
ことができなくなってしまう。
室内現場で撮影されるとは限らず、屋外現場で撮影され
る場合も多い。この場合、天候が雨天であると、その雨
水が黒板に降りかかり、チョークや水性フェルトペンの
水溶性材料で記載された工事記録文字がその雨水により
溶けて消えてしまい、工事写真の記録用として使用する
ことができなくなってしまう。
【0005】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、黒板に記載された文
字が雨水によって消えるような不都合を防止することが
できる防水用黒板カバーを提供しようするものである。
もので、その目的とするところは、黒板に記載された文
字が雨水によって消えるような不都合を防止することが
できる防水用黒板カバーを提供しようするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために、工事内容等の記入用の黒板の上端部
に脱着可能に設けられるヘッドカバーと、このヘッドカ
バーに回動可能に取り付けられて前記黒板の前面のほぼ
全体を覆い、前記ヘッドカバーに対して回動することに
よりその黒板の前面を開放することが可能な透明な防水
カバーとを備えるようにしたものである。
を達成するために、工事内容等の記入用の黒板の上端部
に脱着可能に設けられるヘッドカバーと、このヘッドカ
バーに回動可能に取り付けられて前記黒板の前面のほぼ
全体を覆い、前記ヘッドカバーに対して回動することに
よりその黒板の前面を開放することが可能な透明な防水
カバーとを備えるようにしたものである。
【0007】そして特に、請求項2に係る発明において
は、ヘッドカバーの前部に、黒板の前面を照明する照明
装置を設け、請求項3に係る発明においては、ヘッドカ
バーの前面に、工事名等を記載するための表示板を脱着
可能に設け、請求項4に係る発明においては、ヘッドカ
バーに、黒板をほぼ起立状態に支持するスタンドを設
け、請求項5に係る発明においては、ヘッドカバーに、
持ち運びや吊り下げに用いる取っ手を設けるようにした
ものである。
は、ヘッドカバーの前部に、黒板の前面を照明する照明
装置を設け、請求項3に係る発明においては、ヘッドカ
バーの前面に、工事名等を記載するための表示板を脱着
可能に設け、請求項4に係る発明においては、ヘッドカ
バーに、黒板をほぼ起立状態に支持するスタンドを設
け、請求項5に係る発明においては、ヘッドカバーに、
持ち運びや吊り下げに用いる取っ手を設けるようにした
ものである。
【0008】本発明の防水用黒板カバーを使用する際に
は、ヘッドカバーを黒板の上端部に装着し、このヘッド
カバーに取り付けられている防水カバーでその黒板の前
面を覆う。黒板に工事内容等を記入する際には、防水カ
バーを前方に回動して黒板の前面を開放し、この状態で
黒板の前面にチョークあるいは水性フェルトペン等の筆
記具を用いて工事内容の各項目を記入する。
は、ヘッドカバーを黒板の上端部に装着し、このヘッド
カバーに取り付けられている防水カバーでその黒板の前
面を覆う。黒板に工事内容等を記入する際には、防水カ
バーを前方に回動して黒板の前面を開放し、この状態で
黒板の前面にチョークあるいは水性フェルトペン等の筆
記具を用いて工事内容の各項目を記入する。
【0009】この作業の際の天候が雨天である場合に
は、防水カバーを前方に回動した際にこれをほぼ水平に
支持して雨よけ用の庇として利用しながら黒板に工事内
容等を記入することができる。
は、防水カバーを前方に回動した際にこれをほぼ水平に
支持して雨よけ用の庇として利用しながら黒板に工事内
容等を記入することができる。
【0010】黒板の前面に工事内容等を記入したのちに
は、防水カバーを引き下げ、この防水カバーで黒板の前
面を覆う。防水カバーは透明の部材で形成されているか
ら、黒板の前面をこの防水カバーで覆っても、その記入
された工事内容等は防水カバーを通してそのまま表示さ
れる。
は、防水カバーを引き下げ、この防水カバーで黒板の前
面を覆う。防水カバーは透明の部材で形成されているか
ら、黒板の前面をこの防水カバーで覆っても、その記入
された工事内容等は防水カバーを通してそのまま表示さ
れる。
【0011】この黒板は例えば工事写真として撮影すべ
き工事部位に配置し、この黒板および工事部位を写真撮
影して工事写真として記録に残す。黒板の前面は防水カ
バーで覆われており、したがってその写真撮影のときの
天候が雨天であっても、黒板の前面には雨水が直接触れ
るようなことがなく、したがって黒板の前面の文字が水
溶性の筆記具で記載されものであっても、消えるような
ことがない。
き工事部位に配置し、この黒板および工事部位を写真撮
影して工事写真として記録に残す。黒板の前面は防水カ
バーで覆われており、したがってその写真撮影のときの
天候が雨天であっても、黒板の前面には雨水が直接触れ
るようなことがなく、したがって黒板の前面の文字が水
溶性の筆記具で記載されものであっても、消えるような
ことがない。
【0012】さらに、請求項2に係る発明においては、
ヘッドカバーの前部に設けられた照明装置により黒板の
前面を明るく照明でき、請求項3に係る発明において
は、ヘッドカバーの前面に設けられた表示板により工事
名等を表示でき、請求項4に係る発明においては、ヘッ
ドカバーに設けられたスタンドを介して黒板をほぼ起立
状態に支持することができ、請求項5に係る発明におい
ては、ヘッドカバーに設けられた取っ手を用いて本発明
の防水用黒板カバーを所要箇所に持ち運んだり、工事現
場の所要部位に吊り下げることができる。
ヘッドカバーの前部に設けられた照明装置により黒板の
前面を明るく照明でき、請求項3に係る発明において
は、ヘッドカバーの前面に設けられた表示板により工事
名等を表示でき、請求項4に係る発明においては、ヘッ
ドカバーに設けられたスタンドを介して黒板をほぼ起立
状態に支持することができ、請求項5に係る発明におい
ては、ヘッドカバーに設けられた取っ手を用いて本発明
の防水用黒板カバーを所要箇所に持ち運んだり、工事現
場の所要部位に吊り下げることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1ないし図3には第1の
実施形態を示してあり、符号1が例えば工事内容を記入
するための黒板で、2がこの黒板1に設ける防水用黒板
カバーである。この防水用黒板カバー2は、下面に開口
部3を有する薄型の箱状をなすヘッドカバー4と、この
ヘッドカバー4の前面の下端縁にヒンジ5を介して回動
自在に取り付けられた平板状の防水カバー6とで構成さ
れている。そして防水カバー6の両側縁および下端縁に
はその内側に突出するフレーム6aが設けられている。
て図面を参照して説明する。図1ないし図3には第1の
実施形態を示してあり、符号1が例えば工事内容を記入
するための黒板で、2がこの黒板1に設ける防水用黒板
カバーである。この防水用黒板カバー2は、下面に開口
部3を有する薄型の箱状をなすヘッドカバー4と、この
ヘッドカバー4の前面の下端縁にヒンジ5を介して回動
自在に取り付けられた平板状の防水カバー6とで構成さ
れている。そして防水カバー6の両側縁および下端縁に
はその内側に突出するフレーム6aが設けられている。
【0014】ヘッドカバー4はアクリル樹脂等のプラス
チックで形成され、防水カバー6は透明なアクリル樹脂
等のプラスチックで形成されている。またヘッドカバー
4の背面には小物入れ7が取り付けられ、この小物入れ
7は、図3に示すように、上面が開口したボックス8
と、このボックス8の上面の開口を開閉する蓋カバー9
とで構成され、この小物入れ7内にチョーク等の筆記具
や黒板消しを収納することができるようになっている。
さらにヘッドカバー4の上面には取っ手4aが取り付け
られている。
チックで形成され、防水カバー6は透明なアクリル樹脂
等のプラスチックで形成されている。またヘッドカバー
4の背面には小物入れ7が取り付けられ、この小物入れ
7は、図3に示すように、上面が開口したボックス8
と、このボックス8の上面の開口を開閉する蓋カバー9
とで構成され、この小物入れ7内にチョーク等の筆記具
や黒板消しを収納することができるようになっている。
さらにヘッドカバー4の上面には取っ手4aが取り付け
られている。
【0015】ヘッドカバー4は、図2に示すように、そ
の下面の開口部3を介して黒板1の上端部に脱着可能に
被嵌され、このヘッドカバー4に取り付けられた防水カ
バー6により黒板1の前面のほぼ全体が覆われる。そし
て防水カバー6のフレーム6aが黒板1の両側面および
下端面に係合する。また防水カバー6の内面の四隅に
は、防水カバー6と黒板1の前面との間に僅かな隙間を
確保するためのパッキング6bが設けられている。
の下面の開口部3を介して黒板1の上端部に脱着可能に
被嵌され、このヘッドカバー4に取り付けられた防水カ
バー6により黒板1の前面のほぼ全体が覆われる。そし
て防水カバー6のフレーム6aが黒板1の両側面および
下端面に係合する。また防水カバー6の内面の四隅に
は、防水カバー6と黒板1の前面との間に僅かな隙間を
確保するためのパッキング6bが設けられている。
【0016】防水用黒板カバー2を黒板1と共に持ち運
ぶ際には、ヘッドカバー4の上面の取っ手4aに手を掛
けて持ち運ぶことができる。黒板1に工事内容を記入す
る際には、図2に鎖線で示すように、防水カバー6をヒ
ンジ5を支点に前方に回動して黒板1の前面を開放し、
この状態で黒板1の前面にチョークあるいは水性フェル
トペン等の筆記具を用いて工事内容の各項目を記入す
る。工事内容の項目としては、例えば工事名、撮影年月
日、工事施工部位の位置および内容、施工業者名、立会
人名等である。
ぶ際には、ヘッドカバー4の上面の取っ手4aに手を掛
けて持ち運ぶことができる。黒板1に工事内容を記入す
る際には、図2に鎖線で示すように、防水カバー6をヒ
ンジ5を支点に前方に回動して黒板1の前面を開放し、
この状態で黒板1の前面にチョークあるいは水性フェル
トペン等の筆記具を用いて工事内容の各項目を記入す
る。工事内容の項目としては、例えば工事名、撮影年月
日、工事施工部位の位置および内容、施工業者名、立会
人名等である。
【0017】ここで、黒板1への記入作業の際の天候が
雨天である場合には、防水カバー6を、ヒンジ5を支点
に前方に回動して引き上げるとともに、この防水カバー
6を図2に鎖線で示すようにほぼ水平に支持してこの防
水カバー6を雨よけ用の庇として利用しながら黒板1に
工事内容を記入することができる。
雨天である場合には、防水カバー6を、ヒンジ5を支点
に前方に回動して引き上げるとともに、この防水カバー
6を図2に鎖線で示すようにほぼ水平に支持してこの防
水カバー6を雨よけ用の庇として利用しながら黒板1に
工事内容を記入することができる。
【0018】黒板1の前面に工事内容を記入したのちに
は、防水カバー6を引き下げ、この防水カバー6で黒板
1の前面を覆う。防水カバー6は透明なプラスチックで
形成されており、したがって黒板1の前面をこの防水カ
バー6で覆っても、その記入された工事内容は防水カバ
ー6を通してそのまま表示される。
は、防水カバー6を引き下げ、この防水カバー6で黒板
1の前面を覆う。防水カバー6は透明なプラスチックで
形成されており、したがって黒板1の前面をこの防水カ
バー6で覆っても、その記入された工事内容は防水カバ
ー6を通してそのまま表示される。
【0019】黒板1に工事内容を記入したのちには、工
事写真として撮影すべき工事部位、例えば図4に示すよ
うに、鉄筋組立部に黒板1を立て掛けて配置し、この状
態で黒板1およびその工事部位を写真撮影して工事写真
として記録に残す。なお、この際、ヘッドカバー4の上
面の取っ手4aを工事部位の鉄筋等に引っ掛けて黒板1
を所定の高さの位置に吊り下げて支持することもでき
る。
事写真として撮影すべき工事部位、例えば図4に示すよ
うに、鉄筋組立部に黒板1を立て掛けて配置し、この状
態で黒板1およびその工事部位を写真撮影して工事写真
として記録に残す。なお、この際、ヘッドカバー4の上
面の取っ手4aを工事部位の鉄筋等に引っ掛けて黒板1
を所定の高さの位置に吊り下げて支持することもでき
る。
【0020】黒板1の前面は防水カバー6で覆われてお
り、したがってその写真撮影のときの天候が雨天であっ
ても、黒板1の前面には雨水が直接触れるようなことが
なく、したがって黒板1の前面の文字が水溶性の筆記具
で記載されものであっても、消えるようなことがない。
り、したがってその写真撮影のときの天候が雨天であっ
ても、黒板1の前面には雨水が直接触れるようなことが
なく、したがって黒板1の前面の文字が水溶性の筆記具
で記載されものであっても、消えるようなことがない。
【0021】また、黒板1を別の工事部位や工事現場で
使用する際には、防水カバー6を前方に回動して引き上
げ、黒板1の前面を開放してその前面に記載されている
文字を黒板消し等で消し、新たな工事内容を記入する。
そしてこの黒板1の前面を防水カバー6で覆う。
使用する際には、防水カバー6を前方に回動して引き上
げ、黒板1の前面を開放してその前面に記載されている
文字を黒板消し等で消し、新たな工事内容を記入する。
そしてこの黒板1の前面を防水カバー6で覆う。
【0022】なお、防水カバー6には、図5に示すよう
に、その両側縁に排水樋6cを形成し、防止カバー6を
水平に支持したときに、雨水をその排水樋6cを通して
排水するように構成することも可能である。
に、その両側縁に排水樋6cを形成し、防止カバー6を
水平に支持したときに、雨水をその排水樋6cを通して
排水するように構成することも可能である。
【0023】図6には、第2の実施形態を示してあり、
この第2の実施形態においては、前記第1の実施形態と
同様に、防水用黒板カバー2が黒板1の上端部に被嵌さ
れるヘッドカバー4と、このヘッドカバー4の前面の下
端縁に回動自在に取り付けられた平板状の透明な防水カ
バー6とで構成されているとともに、さらにヘッドカバ
ー4の前部に照明装置10が設けられている。
この第2の実施形態においては、前記第1の実施形態と
同様に、防水用黒板カバー2が黒板1の上端部に被嵌さ
れるヘッドカバー4と、このヘッドカバー4の前面の下
端縁に回動自在に取り付けられた平板状の透明な防水カ
バー6とで構成されているとともに、さらにヘッドカバ
ー4の前部に照明装置10が設けられている。
【0024】この照明装置10は、ランプカバー11
と、このランプカバー11内に挿脱可能に収納されたラ
ンプ12と、このランプ12を点灯させるバッテリーや
電池等の電源13と、この電源13と前記ランプ12と
の間の通電回路を開閉するスイッチ14とで構成されて
いる。
と、このランプカバー11内に挿脱可能に収納されたラ
ンプ12と、このランプ12を点灯させるバッテリーや
電池等の電源13と、この電源13と前記ランプ12と
の間の通電回路を開閉するスイッチ14とで構成されて
いる。
【0025】前記ランプカバー11は下端面に開口15
を有し、前記ランプ12の点灯時の光を前記開口15を
通して黒板1の前面に照射することができるようになっ
ている。
を有し、前記ランプ12の点灯時の光を前記開口15を
通して黒板1の前面に照射することができるようになっ
ている。
【0026】このような構成においては、前記第1の実
施形態と同様に、黒板1の前面を防水カバー6で覆うこ
とにより、写真撮影時に降雨があっても、黒板1の前面
に対する雨水の降りかかりを防止することができ、した
がって黒板1の前面の文字が水溶性の筆記具で記載され
ていても、消えるようなことがない。
施形態と同様に、黒板1の前面を防水カバー6で覆うこ
とにより、写真撮影時に降雨があっても、黒板1の前面
に対する雨水の降りかかりを防止することができ、した
がって黒板1の前面の文字が水溶性の筆記具で記載され
ていても、消えるようなことがない。
【0027】さらに、この第2の実施形態においては、
スイッチ14を操作してランプ12を点灯させると、そ
の点灯の光が黒板1の前面に照射されて黒板1に記載さ
れていいる文字が明るく照明される。このため、写真撮
影時にその周囲が暗い場合であっても、黒板1に記載さ
れている工事内容を明瞭に撮影することができる。
スイッチ14を操作してランプ12を点灯させると、そ
の点灯の光が黒板1の前面に照射されて黒板1に記載さ
れていいる文字が明るく照明される。このため、写真撮
影時にその周囲が暗い場合であっても、黒板1に記載さ
れている工事内容を明瞭に撮影することができる。
【0028】図7には、第3の実施形態を示してあり、
この第3の実施形態においては、前記第1の実施形態と
同様に、防水用黒板カバー2が黒板1の上端部に被嵌さ
れるヘッドカバー4と、このヘッドカバー4の前面の下
端縁に回動自在に取り付けられた平板状の透明な防水カ
バー6とで構成されているとともに、ヘッドカバー4の
前面に表示装置20が設けられている。
この第3の実施形態においては、前記第1の実施形態と
同様に、防水用黒板カバー2が黒板1の上端部に被嵌さ
れるヘッドカバー4と、このヘッドカバー4の前面の下
端縁に回動自在に取り付けられた平板状の透明な防水カ
バー6とで構成されているとともに、ヘッドカバー4の
前面に表示装置20が設けられている。
【0029】この表示装置20は、ヘッドカバー4の前
面に取り付けられたスライドケース21と、このスライ
ドケース21内に挿脱可能な表示板22とで構成されて
いる。スライドケース21はその前面がアクリル樹脂等
の透明なプラスチックで形成されているとともに、一端
側の端面にスリット状の開口23が形成され、この開口
23を通してスライドケース21内に表示板22を差し
込み、またその表示板22を抜き取ることができるよう
になっている。そして表示板22はアクリル樹脂等のプ
ラスチックで形成され、その一端側の端部には操作用の
取っ手22aが取り付けられている。なお、前記取っ手
22aに代えて表示板22の端部に操作用の摘みを設け
るような場合で合ってもよい。
面に取り付けられたスライドケース21と、このスライ
ドケース21内に挿脱可能な表示板22とで構成されて
いる。スライドケース21はその前面がアクリル樹脂等
の透明なプラスチックで形成されているとともに、一端
側の端面にスリット状の開口23が形成され、この開口
23を通してスライドケース21内に表示板22を差し
込み、またその表示板22を抜き取ることができるよう
になっている。そして表示板22はアクリル樹脂等のプ
ラスチックで形成され、その一端側の端部には操作用の
取っ手22aが取り付けられている。なお、前記取っ手
22aに代えて表示板22の端部に操作用の摘みを設け
るような場合で合ってもよい。
【0030】この第3の実施形態においては、表示板2
2の表面に例えば工事内容のうちの工事名を記入し、こ
の表示板22をスライドケース21内に挿入する。そし
て黒板1には工事名以外の工事内容を記入し、この黒板
1の前面を防水カバー6で覆う。
2の表面に例えば工事内容のうちの工事名を記入し、こ
の表示板22をスライドケース21内に挿入する。そし
て黒板1には工事名以外の工事内容を記入し、この黒板
1の前面を防水カバー6で覆う。
【0031】表示板22に記載された工事名は、透明な
スライドケース21の前面を通して表示され、黒板1に
記入された他の記載事項は透明な防水カバー6を通して
表示される。
スライドケース21の前面を通して表示され、黒板1に
記入された他の記載事項は透明な防水カバー6を通して
表示される。
【0032】そして、この第3の実施形態においても、
黒板1の前面が防水カバー6で覆われるから、写真撮影
時に降雨があっても、黒板1の前面に対する雨水の降り
かかりが防止され、したがって黒板1の前面の文字が水
溶性の筆記具で記載されていても、消えるようなことが
ない。
黒板1の前面が防水カバー6で覆われるから、写真撮影
時に降雨があっても、黒板1の前面に対する雨水の降り
かかりが防止され、したがって黒板1の前面の文字が水
溶性の筆記具で記載されていても、消えるようなことが
ない。
【0033】ところで、同じ工事名の現場においても、
種々の工事部位を写真撮影することが多いが、この第3
の実施形態の場合には、その共通の工事名は表示板22
を用いてそのまま表示し、黒板1に対する工事内容の記
載事項のみを書き替えて便利に使用することができる。
種々の工事部位を写真撮影することが多いが、この第3
の実施形態の場合には、その共通の工事名は表示板22
を用いてそのまま表示し、黒板1に対する工事内容の記
載事項のみを書き替えて便利に使用することができる。
【0034】なお、表示板22を収納するスライドケー
ス21の構造としては、図8に示すように、その前面に
切欠開放部21aを形成し、この切欠開放部21aを通
して表示板22に記載した工事内容をその前方に表示す
るように構成することも可能である。
ス21の構造としては、図8に示すように、その前面に
切欠開放部21aを形成し、この切欠開放部21aを通
して表示板22に記載した工事内容をその前方に表示す
るように構成することも可能である。
【0035】また、前記第1、第2、第3のいずれの実
施形態の場合においても、図9に示すように、ヘッドカ
バー4の背面の下端部からその下方に延びるスタンド3
0を設け、このスタンド30を介して黒板1をほぼ起立
状態に支持するように構成することも可能である。
施形態の場合においても、図9に示すように、ヘッドカ
バー4の背面の下端部からその下方に延びるスタンド3
0を設け、このスタンド30を介して黒板1をほぼ起立
状態に支持するように構成することも可能である。
【0036】そしてこの場合、図10に示すように、ス
タンド30をヘッドカバー4にヒンジ30aを介して回
動可能に取り付け、このスタンド30をヘッドカバー4
の背面側の上方に引き起こし、その上端部を工事部位の
鉄筋等に引っ掛けてスタンド30を黒板1を吊り下げる
吊り具として兼用する構成とすることも可能である。
タンド30をヘッドカバー4にヒンジ30aを介して回
動可能に取り付け、このスタンド30をヘッドカバー4
の背面側の上方に引き起こし、その上端部を工事部位の
鉄筋等に引っ掛けてスタンド30を黒板1を吊り下げる
吊り具として兼用する構成とすることも可能である。
【0037】図11には、第4の実施形態を示してあ
り、この第4の実施形態においては、ヘッドカバー4の
前面の下端縁にヒンジ5を介して平板状の透明な防水カ
バー6が回動自在に取り付けられているとともに、ヘッ
ドカバー4の背面が黒板1の下端縁とほぼ同一のレベル
となる位置にまで延びている。ヘッドカバー4の一端側
の端面には切欠開放部31が形成されているとともに、
前記切欠開放部32を開閉する短冊状のプレート32が
ヘッドプレート4の上面からその内側にスライド自在に
差し込まれている。このプレート32はヘッドカバー4
の背面の高さとほぼ同一の長さを有している。そして黒
板1を前記切欠開放部31を通してヘッドカバー4の内
側に挿入し、その切欠開放部31をプレート32で閉じ
ることができるようになっている。
り、この第4の実施形態においては、ヘッドカバー4の
前面の下端縁にヒンジ5を介して平板状の透明な防水カ
バー6が回動自在に取り付けられているとともに、ヘッ
ドカバー4の背面が黒板1の下端縁とほぼ同一のレベル
となる位置にまで延びている。ヘッドカバー4の一端側
の端面には切欠開放部31が形成されているとともに、
前記切欠開放部32を開閉する短冊状のプレート32が
ヘッドプレート4の上面からその内側にスライド自在に
差し込まれている。このプレート32はヘッドカバー4
の背面の高さとほぼ同一の長さを有している。そして黒
板1を前記切欠開放部31を通してヘッドカバー4の内
側に挿入し、その切欠開放部31をプレート32で閉じ
ることができるようになっている。
【0038】なお、本発明が対象とする黒板は、工事写
真用として用いる黒板に限らず、例えば工事現場におい
て行なう朝礼等の際に用いる黒板、あるいは工事現場に
おいて各種の伝達事項を記載して掲示する掲示用の黒板
であってもよい。
真用として用いる黒板に限らず、例えば工事現場におい
て行なう朝礼等の際に用いる黒板、あるいは工事現場に
おいて各種の伝達事項を記載して掲示する掲示用の黒板
であってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、黒
板の前面をヘッドカバーに取り付けられた透明な防水カ
バーで覆うことにより、その黒板が雨天の屋外現場に配
置されるような場合であっても、黒板の前面に対する雨
水の降りかかりを防止でき、したがって黒板の前面の文
字が水溶性の筆記具で記載されものであっても、それが
消えるようなことがなく、便利に取り扱うことができ
る。
板の前面をヘッドカバーに取り付けられた透明な防水カ
バーで覆うことにより、その黒板が雨天の屋外現場に配
置されるような場合であっても、黒板の前面に対する雨
水の降りかかりを防止でき、したがって黒板の前面の文
字が水溶性の筆記具で記載されものであっても、それが
消えるようなことがなく、便利に取り扱うことができ
る。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る防水用黒板カバ
ーを示す斜視図。
ーを示す斜視図。
【図2】その防水用黒板カバーの断面図。
【図3】その防水用黒板カバーに設けられた小物入れの
斜視図。
斜視図。
【図4】その防水用黒板カバーを設けた黒板の写真撮影
時の状態を示す正面図。
時の状態を示す正面図。
【図5】その防水用黒板カバーにおける防水カバーの変
形例を示す斜視図。
形例を示す斜視図。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る防水用黒板カバ
ーを示す断面図。
ーを示す断面図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る防水用黒板カバ
ーを示す斜視図。
ーを示す斜視図。
【図8】その防水用黒板カバーにおける表示装置の変形
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図9】スタンドを備える防水用黒板カバーを示す断面
図。
図。
【図10】そのスタンドを吊り具として兼用する場合の
構成を示す断面図。
構成を示す断面図。
【図11】本発明の第4の実施形態に係る防水用黒板カ
バーを示す斜視図。
バーを示す斜視図。
1…黒板 2…防水用黒板カバー 4…ヘッドカバー 4a…取っ手 6…防水カバー 10…照明装置 22…表示板 30…スタンド
Claims (5)
- 【請求項1】工事内容等の記入用の黒板の上端部に脱着
可能に設けられるヘッドカバーと、このヘッドカバーに
回動可能に取り付けられて前記黒板の前面のほぼ全体を
覆い、前記ヘッドカバーに対して回動することによりそ
の黒板の前面を開放することが可能な透明な防水カバー
とを備えることを特徴とする防水用黒板カバー。 - 【請求項2】ヘッドカバーの前部には、黒板の前面を照
明する照明装置が設けられていることを特徴とする請求
項1に記載に防水用黒板カバー。 - 【請求項3】ヘッドカバーの前面には、工事名等を記載
する表示板が脱着可能に設けられていることを特徴とす
る請求項1に記載の防水用黒板カバー。 - 【請求項4】ヘッドカバーには、黒板をほぼ起立状態に
支持するスタンドが設けられていることを特徴とする請
求項1、2または3に記載の防水用黒板カバー。 - 【請求項5】ヘッドカバーには、持ち運びや吊り下げに
用いる取っ手が設けられていることを特徴とする請求項
1、2、3または4に記載の防水用黒板カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17236295A JPH0920100A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 防水用黒板カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17236295A JPH0920100A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 防水用黒板カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0920100A true JPH0920100A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15940507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17236295A Pending JPH0920100A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 防水用黒板カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0920100A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2435634A (en) * | 2006-03-02 | 2007-09-05 | Cdn Networks Ltd | Protective whiteboard cover |
JP2011037021A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Toshiharu Wada | 黒板防水カバー |
CN109228743A (zh) * | 2018-04-18 | 2019-01-18 | 广东知识城运营服务有限公司 | 一种体感清洁防尘黑板 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP17236295A patent/JPH0920100A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2435634A (en) * | 2006-03-02 | 2007-09-05 | Cdn Networks Ltd | Protective whiteboard cover |
JP2011037021A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Toshiharu Wada | 黒板防水カバー |
CN109228743A (zh) * | 2018-04-18 | 2019-01-18 | 广东知识城运营服务有限公司 | 一种体感清洁防尘黑板 |
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