JPH09200733A - 画像伝送方式 - Google Patents
画像伝送方式Info
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- JPH09200733A JPH09200733A JP8021830A JP2183096A JPH09200733A JP H09200733 A JPH09200733 A JP H09200733A JP 8021830 A JP8021830 A JP 8021830A JP 2183096 A JP2183096 A JP 2183096A JP H09200733 A JPH09200733 A JP H09200733A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】既存のホームターミナル（HT）やCATV網を利用
して容易かつ安価にVODシステムを構築できると共に、
各家庭にHTを１台を設置するだけでCATV及びVODの双方
のサービスを利用できる画像伝送方式を提供する。 【解決手段】ビデオ情報を配信するビデオサーバ11と、
ビデオサーバ11に接続されるセットトップボックス（ST
B）群12と、を少なくともセンタ側に配設し、STB群12で
再生された映像信号をCATV網に送出するヘッドエンド
（HE）13と、HE13から送信された映像信号を受信して表
示するためのホームターミナル（HT）15と、HT15に対し
て情報を入力しセンタに要求を出すリモコン16と、HT15
からの情報の採取、状態管理、並びにビデオサーバ及び
／又はSTB群12への情報通知を行うためのホームターミ
ナルコントローラ（HTC）14と、から構成される。
して容易かつ安価にVODシステムを構築できると共に、
各家庭にHTを１台を設置するだけでCATV及びVODの双方
のサービスを利用できる画像伝送方式を提供する。 【解決手段】ビデオ情報を配信するビデオサーバ11と、
ビデオサーバ11に接続されるセットトップボックス（ST
B）群12と、を少なくともセンタ側に配設し、STB群12で
再生された映像信号をCATV網に送出するヘッドエンド
（HE）13と、HE13から送信された映像信号を受信して表
示するためのホームターミナル（HT）15と、HT15に対し
て情報を入力しセンタに要求を出すリモコン16と、HT15
からの情報の採取、状態管理、並びにビデオサーバ及び
／又はSTB群12への情報通知を行うためのホームターミ
ナルコントローラ（HTC）14と、から構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像伝送方式に関
し、特にＶＯＤ（Video On Demand、ビデオオンデマン
ド）システムにおける画像データの配信方式に関する。
し、特にＶＯＤ（Video On Demand、ビデオオンデマン
ド）システムにおける画像データの配信方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のシステムでは、双方向で
高速にデータ転送を行う必要から、ＡＴＭ（Asynchrono
us Transfer Mode、非同期転送モード）方式を用いた各
種の画像伝送方式が採用されている。
高速にデータ転送を行う必要から、ＡＴＭ（Asynchrono
us Transfer Mode、非同期転送モード）方式を用いた各
種の画像伝送方式が採用されている。
【０００３】図２は、ＡＴＭ方式を用いる従来の画像伝
送方式の一例を説明するための図である。
送方式の一例を説明するための図である。
【０００４】図２を参照すると、ビデオサーバ２１とセ
ットトップボックス（ＳＴＢ）２２とをＡＴＭ網を介し
て直接接続し、セットトップボックス（ＳＴＢ）２２で
ＡＴＭ網の終端を行うと共に、ビデオサーバ２１から受
信した画像データの再生を行う。また、セットトップボ
ックス（ＳＴＢ）２２は、リモコン２３からの制御信号
を受け、ビデオサーバ２１とセットトップボックス（Ｓ
ＴＢ）２２との間の特殊な通信プロトコルを用いて一時
停止や早送り等の特殊再生制御を行う。
ットトップボックス（ＳＴＢ）２２とをＡＴＭ網を介し
て直接接続し、セットトップボックス（ＳＴＢ）２２で
ＡＴＭ網の終端を行うと共に、ビデオサーバ２１から受
信した画像データの再生を行う。また、セットトップボ
ックス（ＳＴＢ）２２は、リモコン２３からの制御信号
を受け、ビデオサーバ２１とセットトップボックス（Ｓ
ＴＢ）２２との間の特殊な通信プロトコルを用いて一時
停止や早送り等の特殊再生制御を行う。
【０００５】図３は、ＡＴＭ方式を用いる従来の画像伝
送方式の別の例を説明するための図である。
送方式の別の例を説明するための図である。
【０００６】図３を参照すると、センタ側にＡＴＭ網を
終端するためのＡＴＭ終端装置３２を設置し、ＣＢＲ
（Constant Bit Rate、固定伝送速度）のビットストリ
ームに変換してセットトップボックス（ＳＴＢ）３３に
転送し、セットトップボックス（ＳＴＢ）３３において
画像データの再生を行う。また、セットトップボックス
（ＳＴＢ）３３は、リモコン３４からの制御信号を受
け、画像データを転送する回線とは別の回線を利用して
ビデオサーバ３１に対して上り制御信号を送出して一時
停止や早送り等の特殊再生制御を行う。
終端するためのＡＴＭ終端装置３２を設置し、ＣＢＲ
（Constant Bit Rate、固定伝送速度）のビットストリ
ームに変換してセットトップボックス（ＳＴＢ）３３に
転送し、セットトップボックス（ＳＴＢ）３３において
画像データの再生を行う。また、セットトップボックス
（ＳＴＢ）３３は、リモコン３４からの制御信号を受
け、画像データを転送する回線とは別の回線を利用して
ビデオサーバ３１に対して上り制御信号を送出して一時
停止や早送り等の特殊再生制御を行う。
【０００７】また、図２及び図３に示したようなＡＴＭ
方式を用いる画像伝送方式以外にも、同様な画像データ
を通信回線を介して転送する方式として特開平５−２７
４３９８号公報に記載されているクライアント／サーバ
方式が提案されている。
方式を用いる画像伝送方式以外にも、同様な画像データ
を通信回線を介して転送する方式として特開平５−２７
４３９８号公報に記載されているクライアント／サーバ
方式が提案されている。
【０００８】前記特開平５−２７４３９８号公報に記載
されたクライアント／サーバ方式は、複数のアプリケー
ションからの指示に応じて画像処理サーバ上で画像処理
を行うと共に、画像処理された画像データを通信回線を
介して転送する方式であり、ＴＣＰ／ＩＰ（Transmissi
on Control Protocol / Internet Protocol）に従って
プログラム間通信を行うことにより実現している。
されたクライアント／サーバ方式は、複数のアプリケー
ションからの指示に応じて画像処理サーバ上で画像処理
を行うと共に、画像処理された画像データを通信回線を
介して転送する方式であり、ＴＣＰ／ＩＰ（Transmissi
on Control Protocol / Internet Protocol）に従って
プログラム間通信を行うことにより実現している。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の画像伝送方式はそれぞれ、以下に示すような問
題点を有している。
た従来の画像伝送方式はそれぞれ、以下に示すような問
題点を有している。
【００１０】図２に示した従来の画像伝送方式では、セ
ットトップボックス（ＳＴＢ）２２においてＡＴＭ網を
終端して画像データの再生を行う必要があるため、各家
庭に設置されるセットトップボックス（ＳＴＢ）２２に
ＡＴＭの機能及び画像再生機能が必要になるという問題
ある。
ットトップボックス（ＳＴＢ）２２においてＡＴＭ網を
終端して画像データの再生を行う必要があるため、各家
庭に設置されるセットトップボックス（ＳＴＢ）２２に
ＡＴＭの機能及び画像再生機能が必要になるという問題
ある。
【００１１】加えて、図２に示した従来の画像伝送方式
では、一時停止や早送り等の特殊再生機能を実現するた
めにビデオサーバ２１とセットトップボックス（ＳＴ
Ｂ）２２との間で特殊な通信プロトコルを設ける必要が
あるため、セットトップボックス（ＳＴＢ）が複雑かつ
高価になるという問題がある。
では、一時停止や早送り等の特殊再生機能を実現するた
めにビデオサーバ２１とセットトップボックス（ＳＴ
Ｂ）２２との間で特殊な通信プロトコルを設ける必要が
あるため、セットトップボックス（ＳＴＢ）が複雑かつ
高価になるという問題がある。
【００１２】一方、図３に示した従来の画像伝送方式で
は、センタ側にＡＴＭ網を終端するためのＡＴＭ終端装
置３２を設置して各家庭に設定されるセットトップボッ
クス（ＳＴＢ）３３からＡＴＭの機能を取り除いてはい
るが、セットトップボックス（ＳＴＢ）３３からの上り
制御信号をセンタ側に送るために別回線が必要になると
いう問題がある。
は、センタ側にＡＴＭ網を終端するためのＡＴＭ終端装
置３２を設置して各家庭に設定されるセットトップボッ
クス（ＳＴＢ）３３からＡＴＭの機能を取り除いてはい
るが、セットトップボックス（ＳＴＢ）３３からの上り
制御信号をセンタ側に送るために別回線が必要になると
いう問題がある。
【００１３】加えて、図３に示した従来の画像伝送方式
では、ＣＢＲのビットストリームをＣＡＴＶ網に乗せる
ためにディジタル変復調器が必要になるため、図２に示
した従来の画像伝送方式と同様にセットトップボックス
（ＳＴＢ）３３が複雑かつ高価になるという問題があ
る。
では、ＣＢＲのビットストリームをＣＡＴＶ網に乗せる
ためにディジタル変復調器が必要になるため、図２に示
した従来の画像伝送方式と同様にセットトップボックス
（ＳＴＢ）３３が複雑かつ高価になるという問題があ
る。
【００１４】また、前記特開平５−２７４３９８号公報
に記載された従来の画像伝送方式でも、図２及び図３に
示した従来の画像伝送方式と通信方式は異なるが、サー
バとクライアントとの間でプログラム間通信を行うため
の通信プロトコルが必要になるため、図２及び図３に示
した従来の画像伝送方式と同様に利用者側に設置される
装置が複雑かつ高価になるという問題がある。
に記載された従来の画像伝送方式でも、図２及び図３に
示した従来の画像伝送方式と通信方式は異なるが、サー
バとクライアントとの間でプログラム間通信を行うため
の通信プロトコルが必要になるため、図２及び図３に示
した従来の画像伝送方式と同様に利用者側に設置される
装置が複雑かつ高価になるという問題がある。
【００１５】さらに、前述した従来の画像伝送方式（特
に、図２及び図３に示した画像伝送方式）では、セット
トップボックス（ＳＴＢ）をＶＯＤシステム専用に開発
する必要があるため、現在ＣＡＴＶシステムで広く利用
されているホームターミナル（ＨＴ）との互換性がな
く、利用者がＣＡＴＶ及びＶＯＤの双方のサービスを必
要とする場合には、ＣＡＴＶ用のホームターミナル（Ｈ
Ｔ）と、ＶＯＤ用のセットトップボックス（ＳＴＢ）
と、を共に用意しなければならないという問題がある。
に、図２及び図３に示した画像伝送方式）では、セット
トップボックス（ＳＴＢ）をＶＯＤシステム専用に開発
する必要があるため、現在ＣＡＴＶシステムで広く利用
されているホームターミナル（ＨＴ）との互換性がな
く、利用者がＣＡＴＶ及びＶＯＤの双方のサービスを必
要とする場合には、ＣＡＴＶ用のホームターミナル（Ｈ
Ｔ）と、ＶＯＤ用のセットトップボックス（ＳＴＢ）
と、を共に用意しなければならないという問題がある。
【００１６】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、既存のホームターミナル（ＨＴ）やＣ
ＡＴＶ網を利用して容易かつ安価にＶＯＤシステムを構
築することができると共に、各家庭にホームターミナル
（ＨＴ）を１台設置するだけでＣＡＴＶ及びＶＯＤの双
方のサービスを利用することができる画像伝送方式を提
供することを目的とする。
れたものであり、既存のホームターミナル（ＨＴ）やＣ
ＡＴＶ網を利用して容易かつ安価にＶＯＤシステムを構
築することができると共に、各家庭にホームターミナル
（ＨＴ）を１台設置するだけでＣＡＴＶ及びＶＯＤの双
方のサービスを利用することができる画像伝送方式を提
供することを目的とする。
【００１７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ビデオ情報を配信するビデオサーバと、
該ビデオサーバに接続されるセットトップボックス（Ｓ
ＴＢ）群と、を少なくともセンタ側に配設し、前記セッ
トトップボックス群で再生された映像信号をＣＡＴＶ網
に送出するヘッドエンド（ＨＥ）と、該ヘッドエンドか
ら送信される映像信号を受信して表示するためのホーム
ターミナル（ＨＴ）と、該ホームターミナルに対して情
報を入力し前記センタ側に要求を出す情報入力手段と、
前記ホームターミナルの状態を監視して前記情報入力手
段から入力される前記情報を取得し、該取得した前記情
報を前記ビデオサーバ及び／又は前記セットトップボッ
クス群へ通知することで前記ビデオサーバからの前記ビ
デオ情報の転送を制御するホームターミナルコントロー
ラ（ＨＴＣ）と、を含むことを特徴とする画像伝送方式
を提供する。
め、本発明は、ビデオ情報を配信するビデオサーバと、
該ビデオサーバに接続されるセットトップボックス（Ｓ
ＴＢ）群と、を少なくともセンタ側に配設し、前記セッ
トトップボックス群で再生された映像信号をＣＡＴＶ網
に送出するヘッドエンド（ＨＥ）と、該ヘッドエンドか
ら送信される映像信号を受信して表示するためのホーム
ターミナル（ＨＴ）と、該ホームターミナルに対して情
報を入力し前記センタ側に要求を出す情報入力手段と、
前記ホームターミナルの状態を監視して前記情報入力手
段から入力される前記情報を取得し、該取得した前記情
報を前記ビデオサーバ及び／又は前記セットトップボッ
クス群へ通知することで前記ビデオサーバからの前記ビ
デオ情報の転送を制御するホームターミナルコントロー
ラ（ＨＴＣ）と、を含むことを特徴とする画像伝送方式
を提供する。
【００１８】また、本発明の画像伝送方式は、前記ビデ
オサーバが、前記ホームターミナルコントローラからの
前記通知に応じて前記ビデオ情報の転送を制御するよう
にするとよい。
オサーバが、前記ホームターミナルコントローラからの
前記通知に応じて前記ビデオ情報の転送を制御するよう
にするとよい。
【００１９】そしてまた、本発明の画像伝送方式は、前
記セットトップボックス群が、前記ホームターミナルコ
ントローラからの前記通知に応じて前記ビデオサーバと
前記セットトップボックス群との間の通信プロトコルを
用いて前記ビデオ情報の転送を制御するようにするとよ
い。
記セットトップボックス群が、前記ホームターミナルコ
ントローラからの前記通知に応じて前記ビデオサーバと
前記セットトップボックス群との間の通信プロトコルを
用いて前記ビデオ情報の転送を制御するようにするとよ
い。
【００２０】さらに、本発明の画像伝送方式は、前記セ
ットトップボックス群が、前記ビデオサーバから受信し
たビデオ情報を映像信号として前記ヘッドエンドに送信
するようにするとよい。
ットトップボックス群が、前記ビデオサーバから受信し
たビデオ情報を映像信号として前記ヘッドエンドに送信
するようにするとよい。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００２２】図１は、本発明の一実施形態に係る画像伝
送方式の構成ないし動作を説明するための図である。
送方式の構成ないし動作を説明するための図である。
【００２３】図１を参照すると、センタ側には、ビデオ
情報を配信するビデオサーバ１１と、ビデオサーバ１１
に接続される複数のセットトップボックス（ＳＴＢ）か
らなるセットトップボックス（ＳＴＢ）群１２と、セッ
トトップボックス群１２で再生された映像信号をＣＡＴ
Ｖ網に送出するヘッドエンド（ＨＥ）１３と、利用者側
のホームターミナル（ＨＴ）１５からの情報の採取、セ
ットトップボックス（ＳＴＢ）群１２等の状態管理、並
びにビデオサーバ１１及び／又はセットトップボックス
（ＳＴＢ）１２群への情報通知を行うためのホームター
ミナルコントローラ（ＨＴＣ）１４と、が設置されてい
る。
情報を配信するビデオサーバ１１と、ビデオサーバ１１
に接続される複数のセットトップボックス（ＳＴＢ）か
らなるセットトップボックス（ＳＴＢ）群１２と、セッ
トトップボックス群１２で再生された映像信号をＣＡＴ
Ｖ網に送出するヘッドエンド（ＨＥ）１３と、利用者側
のホームターミナル（ＨＴ）１５からの情報の採取、セ
ットトップボックス（ＳＴＢ）群１２等の状態管理、並
びにビデオサーバ１１及び／又はセットトップボックス
（ＳＴＢ）１２群への情報通知を行うためのホームター
ミナルコントローラ（ＨＴＣ）１４と、が設置されてい
る。
【００２４】一方、利用者側には、ヘッドエンド（Ｈ
Ｅ）１３から送信される映像信号を受信して表示するた
めのホームターミナル（ＨＴ）１５と、ホームターミナ
ル（ＨＴ）１５に対して情報を入力しセンタ側に要求を
出すリモコン１６と、が設置されている。ホームターミ
ナル（ＨＴ）１５には、ビデオ映像を表示するためのテ
レビ受像機（図示せず）が接続されている。
Ｅ）１３から送信される映像信号を受信して表示するた
めのホームターミナル（ＨＴ）１５と、ホームターミナ
ル（ＨＴ）１５に対して情報を入力しセンタ側に要求を
出すリモコン１６と、が設置されている。ホームターミ
ナル（ＨＴ）１５には、ビデオ映像を表示するためのテ
レビ受像機（図示せず）が接続されている。
【００２５】次に、図１を参照して、本実施形態に係る
画像伝送方式の動作を説明する。
画像伝送方式の動作を説明する。
【００２６】まず、各家庭でＶＯＤのサービスを受けよ
うとする利用者は、ホームターミナル（ＨＴ）１５に接
続されているテレビ受像機（図示せず）の画面を見なが
ら、リモコン１６の操作によりＶＯＤシステムのチャン
ネルを選択する。
うとする利用者は、ホームターミナル（ＨＴ）１５に接
続されているテレビ受像機（図示せず）の画面を見なが
ら、リモコン１６の操作によりＶＯＤシステムのチャン
ネルを選択する。
【００２７】利用者により選択された情報は、ホームタ
ーミナル（ＨＴ）１５の状態を監視しているセンタ側の
ホームターミナルコントローラ（ＨＴＣ）１４からのポ
ーリングによりセンタ側に通知される。ここでは、ＣＡ
ＴＶシステムで採用されている方式と同様にヘッドエン
ド（ＨＥ）１３とホームターミナル（ＨＴ）１５との間
のＣＡＴＶ網の空き帯域を利用することにより、現状の
システムを何ら変更することなく利用者側のホームター
ミナル（ＨＴ）１５からの上り制御情報をセンタ側に通
知することができる。
ーミナル（ＨＴ）１５の状態を監視しているセンタ側の
ホームターミナルコントローラ（ＨＴＣ）１４からのポ
ーリングによりセンタ側に通知される。ここでは、ＣＡ
ＴＶシステムで採用されている方式と同様にヘッドエン
ド（ＨＥ）１３とホームターミナル（ＨＴ）１５との間
のＣＡＴＶ網の空き帯域を利用することにより、現状の
システムを何ら変更することなく利用者側のホームター
ミナル（ＨＴ）１５からの上り制御情報をセンタ側に通
知することができる。
【００２８】センタ側のホームターミナルコントローラ
（ＨＴＣ）１４は、利用者側のホームターミナル（Ｈ
Ｔ）１５からの通知に基づいてセットトップボックス
（ＳＴＢ）群１２の中で空いているセットトップボック
ス（ＳＴＢ）の情報をビデオサーバ１１に通知すると共
に、要求のあったホームターミナル（ＨＴ）１５に対し
て使用チャンネルを通知する。
（ＨＴＣ）１４は、利用者側のホームターミナル（Ｈ
Ｔ）１５からの通知に基づいてセットトップボックス
（ＳＴＢ）群１２の中で空いているセットトップボック
ス（ＳＴＢ）の情報をビデオサーバ１１に通知すると共
に、要求のあったホームターミナル（ＨＴ）１５に対し
て使用チャンネルを通知する。
【００２９】その後、ビデオサーバ１１は、セットトッ
プボックス（ＳＴＢ）群１２の中の指定されたセットト
ップボックス（ＳＴＢ）に対して、要求のあったビデオ
情報の転送を開始する。
プボックス（ＳＴＢ）群１２の中の指定されたセットト
ップボックス（ＳＴＢ）に対して、要求のあったビデオ
情報の転送を開始する。
【００３０】そして、ビデオ情報を受信したセットトッ
プボックス（ＳＴＢ）は、画像データの再生及び映像信
号（例えば、ＮＴＳＣ（National Television System C
ommittee）信号）への変換を行った後、周波数変調を施
した変換後の映像信号をヘッドエンド（ＨＥ）１３に送
信する。ヘッドエンド（ＨＥ）１３は、指定されたチャ
ンネルに映像信号を乗せて送出する。
プボックス（ＳＴＢ）は、画像データの再生及び映像信
号（例えば、ＮＴＳＣ（National Television System C
ommittee）信号）への変換を行った後、周波数変調を施
した変換後の映像信号をヘッドエンド（ＨＥ）１３に送
信する。ヘッドエンド（ＨＥ）１３は、指定されたチャ
ンネルに映像信号を乗せて送出する。
【００３１】一方、利用者側のホームターミナル（Ｈ
Ｔ）１５では、既にチャンネルが設定されているため、
送られてきた映像信号を受信してホームターミナル（Ｈ
Ｔ）１５に接続されているテレビ受像機（図示せず）に
表示する。
Ｔ）１５では、既にチャンネルが設定されているため、
送られてきた映像信号を受信してホームターミナル（Ｈ
Ｔ）１５に接続されているテレビ受像機（図示せず）に
表示する。
【００３２】また、ＶＯＤシステムで必要とされる一時
停止や早送り、巻戻し等の特殊再生機能についても同様
の方法で実現することができる。一例として、リモコン
１６を操作してビデオ映像の巻戻しを行う場合について
説明する。
停止や早送り、巻戻し等の特殊再生機能についても同様
の方法で実現することができる。一例として、リモコン
１６を操作してビデオ映像の巻戻しを行う場合について
説明する。
【００３３】利用者がリモコン１６を操作してビデオ映
像の“巻戻し”を指定した場合には、センタ側のホーム
ターミナルコントローラ（ＨＴＣ）１４のポーリングに
よりこの“巻戻し”の要求がセンタ側に通知される。ホ
ームターミナルコントローラ（ＨＴＣ）１４では、ビデ
オ映像の“巻戻し”の要求をビデオサーバ１１に通知す
る。
像の“巻戻し”を指定した場合には、センタ側のホーム
ターミナルコントローラ（ＨＴＣ）１４のポーリングに
よりこの“巻戻し”の要求がセンタ側に通知される。ホ
ームターミナルコントローラ（ＨＴＣ）１４では、ビデ
オ映像の“巻戻し”の要求をビデオサーバ１１に通知す
る。
【００３４】そして、ビデオサーバ１１は、ビデオ映像
の“巻戻し”の要求により画像データの転送制御を行
い、ビデオ映像の巻戻しを実現する。
の“巻戻し”の要求により画像データの転送制御を行
い、ビデオ映像の巻戻しを実現する。
【００３５】なお、図１には、ビデオサーバ１１からセ
ットトップボックス（ＳＴＢ）群１２に対する画像デー
タの転送制御を行うことにより、通常の再生及び特殊再
生を実現する構成が示されているが、ホームターミナル
コントローラ（ＨＴＣ）１４からの情報をセットトップ
ボックス（ＳＴＢ）群１２に通知し、ビデオサーバ１１
とセットトップボックス（ＳＴＢ）群１２との間の通信
プロトコルにより通常の再生及び特殊再生を実現するよ
うにしてもよい。
ットトップボックス（ＳＴＢ）群１２に対する画像デー
タの転送制御を行うことにより、通常の再生及び特殊再
生を実現する構成が示されているが、ホームターミナル
コントローラ（ＨＴＣ）１４からの情報をセットトップ
ボックス（ＳＴＢ）群１２に通知し、ビデオサーバ１１
とセットトップボックス（ＳＴＢ）群１２との間の通信
プロトコルにより通常の再生及び特殊再生を実現するよ
うにしてもよい。
【００３６】以上、本発明の一実施形態について説明し
てきたが、本発明はこのような実施の形態に限定される
ことなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形態を含
む。
てきたが、本発明はこのような実施の形態に限定される
ことなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形態を含
む。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像伝送
方式によれば、セットトップボックス（ＳＴＢ）をセッ
トトップボックス（ＳＴＢ）群としてセンタ側に設置す
るため、ＣＡＴＶシステムで広く利用されている既存の
ホームターミナル（ＨＴ）と同等のものを利用者側が採
用してＶＯＤシステムを構築することができ、利用者側
の装置を安価に実現することができる。
方式によれば、セットトップボックス（ＳＴＢ）をセッ
トトップボックス（ＳＴＢ）群としてセンタ側に設置す
るため、ＣＡＴＶシステムで広く利用されている既存の
ホームターミナル（ＨＴ）と同等のものを利用者側が採
用してＶＯＤシステムを構築することができ、利用者側
の装置を安価に実現することができる。
【００３８】また、本発明の画像伝送方式によれば、映
像信号（例えば、ＮＴＳＣ信号）を用いてビデオ情報を
配信することができるため、既存のＣＡＴＶ網を利用し
てＶＯＤシステムを安価に実現することができる。
像信号（例えば、ＮＴＳＣ信号）を用いてビデオ情報を
配信することができるため、既存のＣＡＴＶ網を利用し
てＶＯＤシステムを安価に実現することができる。
【００３９】さらに、本発明の画像伝送方式によれば、
セットトップボックス（ＳＴＢ）をセンタ側に設置する
ため、ＶＯＤの利用度合いに応じてセットトップボック
ス（ＳＴＢ）を増設できるほか、各家庭にホームターミ
ナル（ＨＴ）を一台設置するだけでＶＯＤ及びＣＡＴＶ
の双方のサービスを利用することができるようになる。
セットトップボックス（ＳＴＢ）をセンタ側に設置する
ため、ＶＯＤの利用度合いに応じてセットトップボック
ス（ＳＴＢ）を増設できるほか、各家庭にホームターミ
ナル（ＨＴ）を一台設置するだけでＶＯＤ及びＣＡＴＶ
の双方のサービスを利用することができるようになる。
【図１】本発明の一実施形態に係る画像伝送方式の構成
ないし動作を説明するための図である。
ないし動作を説明するための図である。
【図２】ＡＴＭ方式を用いる従来の画像伝送方式の一例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図３】ＡＴＭ方式を用いる従来の画像伝送方式の別の
例を説明するための図である。
例を説明するための図である。
１１ ビデオサーバ １２ セットトップボックス（ＳＴＢ）群 １３ ヘッドエンド（ＨＥ） １４ ホームターミナルコントローラ（ＨＴＣ） １５ ホームターミナル（ＨＴ） １６ リモコン ２１、３１ ビデオサーバ ２２、３３ セットトップボックス（ＳＴＢ） ２３、３４ リモコン ３２ ＡＴＭ終端装置
Claims (4)
- 【請求項１】ビデオ情報を配信するビデオサーバと、該
ビデオサーバに接続されるセットトップボックス（ＳＴ
Ｂ）群と、を少なくともセンタ側に配設し、 前記セットトップボックス群で再生された映像信号をＣ
ＡＴＶ網に送出するヘッドエンド（ＨＥ）と、 該ヘッドエンドから送信される映像信号を受信して表示
するためのホームターミナル（ＨＴ）と、 該ホームターミナルに対して情報を入力し前記センタ側
に要求を出す情報入力手段と、 前記ホームターミナルの状態を監視して前記情報入力手
段から入力される前記情報を取得し、該取得した前記情
報を前記ビデオサーバ及び／又は前記セットトップボッ
クス群へ通知することで前記ビデオサーバからの前記ビ
デオ情報の転送を制御するホームターミナルコントロー
ラ（ＨＴＣ）と、 を含むことを特徴とする画像伝送方式。 - 【請求項２】前記ビデオサーバが、前記ホームターミナ
ルコントローラからの前記通知に応じて前記ビデオ情報
の転送を制御することを特徴とする請求項１記載の画像
伝送方式。 - 【請求項３】前記セットトップボックス群が、前記ホー
ムターミナルコントローラからの前記通知に応じて前記
ビデオサーバと前記セットトップボックス群との間の通
信プロトコルを用いて前記ビデオ情報の転送を制御する
ことを特徴とする請求項１記載の画像伝送方式。 - 【請求項４】前記セットトップボックス群が、前記ビデ
オサーバから受信したビデオ情報を映像信号として前記
ヘッドエンドに送信することを特徴とする請求項１ない
し３のいずれか一項に記載の画像伝送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02183096A JP3145914B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 画像伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02183096A JP3145914B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 画像伝送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09200733A true JPH09200733A (ja) | 1997-07-31 |
| JP3145914B2 JP3145914B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=12065995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02183096A Expired - Fee Related JP3145914B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 画像伝送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3145914B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005076531A1 (fr) * | 2004-01-19 | 2005-08-18 | Datang Telecom Technology Co., Ltd Optical Communication Branch | Systeme et procede d'informations multimedia a la demande |
| KR101239099B1 (ko) * | 2011-01-24 | 2013-03-06 | 주식회사 티브로드한빛방송 | 디지털 케이블 방송에서의 멀티 ｖｏｄ 채널 제공 시스템 및 방법 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP02183096A patent/JP3145914B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005076531A1 (fr) * | 2004-01-19 | 2005-08-18 | Datang Telecom Technology Co., Ltd Optical Communication Branch | Systeme et procede d'informations multimedia a la demande |
| KR101239099B1 (ko) * | 2011-01-24 | 2013-03-06 | 주식회사 티브로드한빛방송 | 디지털 케이블 방송에서의 멀티 ｖｏｄ 채널 제공 시스템 및 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3145914B2 (ja) | 2001-03-12 |
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