JPH09200604A - ビデオカメラ及びビデオライト - Google Patents

ビデオカメラ及びビデオライト

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JPH09200604A
JPH09200604A JP8020711A JP2071196A JPH09200604A JP H09200604 A JPH09200604 A JP H09200604A JP 8020711 A JP8020711 A JP 8020711A JP 2071196 A JP2071196 A JP 2071196A JP H09200604 A JPH09200604 A JP H09200604A
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video
angle
irradiation
light
lights
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Kazuhiko Kawase
和彦 川瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より広角な範囲を照明できると共に照明効率
を上げるビデオライト。 【解決手段】 被写体を照射するビデオライトを内蔵し
たビデオカメラで、ランプ1と反射鏡2を有しそれぞれ
照射角θ3が等しい第1および第2のビデオライトと、
その第1および第2のビデオライトの照射方向のなす角
度2・θ1を、ズームレンズの焦点距離に連動して可変
可能として、広角撮影の時は照射方向のなす角度を広げ
てより広角範囲を効率良く照明し、狭角撮影の時はビデ
オライトを内側(θ2)へ向け照射方向のなす角度を狭
めて照明範囲を一致させ、同一被写体をより明るく照明
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照射角等を可変で
きるビデオライトを内蔵または外付けするビデオカメラ
およびビデオライトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、低照度下で良好な撮像画面を得る
ためのビデオ撮影用照明機器として、一般的にビデオラ
イトが用いられる。こうしたビデオライトには、ランプ
と反射鏡との相対的位置を可変する等の手段によって、
照射角を可変可能にしたものが提案されている。
【0003】図4はその一例である従来のビデオライト
の構成を示す原理図である。図4(a)は、ビデオライ
トの照射角を広角に設定した場合を示したもので、放物
面で形成した反射鏡2から一定の距離に配置したランプ
1より発した光は、反射鏡2に反射してある位置で集光
するが、再び広がって広範囲の被写体を照明することが
できる。
【0004】次に、図4(b)は、照射角を狭角に設定
した場合であり、ランプ1を前よりも反射鏡2の底部に
向け後退させると、ランプ1より発した光は反射鏡2に
反射したあと1点に集光するわけではなく、比較的バラ
バラに平行に近い状態で照射されるため、図4(a)の
場合に比較して狭い範囲の被写体を明るく照明すること
ができる。
【0005】その一方では、近年、画面の比率が9:1
6のいわゆるワイドアスペクトの映像を撮影可能にした
ビデオカメラも提案されて、それらに即した広角照明も
要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、1個のライトで照射する範囲を角度で表した
照射角でいうと40°〜50°が限界であって、それよ
り広角な範囲を照明することは不可能であるという問題
がある。
【0007】また、ライトの光は円形に広がるので丸い
照明範囲に対して、ビデオカメラが撮影する範囲は四角
のために、四角の撮影範囲の外側の照明光は使用されず
に無駄になっている。この度合いは前述のワイドアスペ
クトの映像の場合により顕著なものとなる。
【0008】図5は図4に示す従来例のビデオライトに
より照明される被写体の様子を示した図で、図5(a)
は図4(a)の照射角の時、図5(b)は図4(b)の
照射角の時の様子を示している。図5(a)において、
3はライトの照明範囲、4は撮影範囲であり広角のワイ
ドアスペクトの映像の場合を示している。又、斜線で示
した部分5は照明範囲3中の撮影範囲4の外側の撮影さ
れない無駄な部分であり、これらは照明範囲3全体の約
50%にも達しているという問題がある。
【0009】そこで、請求項1に記載の発明の目的は、
照射角が同じ2個の内蔵ビデオライトを用い、照射方向
のなす角度をズームレンズの焦点距離に連動可変とし
て、より広角な範囲の照明を可能にすると共に、撮影範
囲外となる照明を減らして照明効率を良くするビデオカ
メラを提供することにある。
【0010】更に、請求項2に記載の発明の目的は、照
射角が可変可能な2個の内蔵ビデオライトを用いて、照
射方向のなす角度を照射角に連動し可変する調整を簡単
な調整機構によって可能にし、照明効率を考慮しつつ広
角照明を実現できるビデオカメラを提供することにあ
る。
【0011】更に、請求項3に記載の発明の目的は、2
個の内蔵ビデオライトの照射角と照射方向のなす角度の
両方をズームレンズの焦点距離に連動可変として、撮影
範囲外の照明を減らして照明効率を改善しながら、より
広角な範囲の照明を可能にするビデオカメラを提供する
ことにある。
【0012】更に、請求項4に記載の発明の目的は、2
個のビデオライトの照射角と照射方向のなす角度の両方
を、カメラ側のズームレンズの焦点距離に連動可変とし
て、ビデオカメラの撮影範囲外となる照明量を減らして
照明効率を改善しながら、より広角な範囲の照明を可能
にするビデオライトを提供することにある。
【0013】更に、請求項5に記載の発明の目的は、照
射角が可変可能な2個のビデオライトを用い、照射方向
のなす角度を照射角に連動し可変する調整を簡単な調整
機構によって可能にし、照明効率を考慮しつつ広角照明
を実現できるビデオライトを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ビデオカメラに内蔵する2個のビデオラ
イトを設け、ビデオライトより被写体に向けて照明光を
照射する照射角と、それぞれの照射方向のなす角度をズ
ームレンズの焦点距離に連動して可変可能なビデオカメ
ラを構成している。
【0015】また、ビデオカメラとは別体の2個構成の
ビデオライトを用いて、それぞれの照射角および照射方
向のなす角度をビデオカメラ側のズームレンズの焦点距
離に連動して可変可能なビデオライトを構成している。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項1に記載のように、被写体を照射するビデオ
ライトを内蔵したビデオカメラにおいて、それぞれ照射
角が同じ第1および第2のビデオライトと、前記第1お
よび第2のビデオライトの照射方向のなす角度をズーム
レンズの焦点距離に連動して可変可能とする手段を有す
ることを特徴とするビデオカメラにある。
【0017】この構成によれば、ズームレンズの焦点距
離に連動して2つのビデオライトの照射方向のなす角度
を可変調整するようにしたので、広角な撮影時には照射
方向のなす角度を適切な角度広げ照明範囲を横長に広角
にすることによって、より広角な撮影範囲の照明が可能
になり、且つ、照明範囲の形状を撮影範囲の形状に近付
けて照明効率を良くすることができる。また、狭角な撮
影時としていわゆる望遠撮影時には、照射方向のなす角
度を狭め両方のビデオライトの照明範囲が一致するよう
にして、被写体をより明るく照明することが可能にな
る。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項2に記載のように、被写体を照射するビデ
オライトを内蔵したビデオカメラにおいて、それぞれ照
射角を可変可能とした第1および第2のビデオライト
と、前記第1および第2のビデオライトの照射方向のな
す角度を前記第1及び第2のビデオライトの照射角に連
動して可変可能とする手段を有することを特徴とするビ
デオカメラにある。
【0019】この構成によれば、広角撮影時および狭角
撮影時に、ビデオライトの照射角に連動して照射方向の
なす角度を手動操作等の簡単な機構により適切な角度調
整して、広範囲で適切な照明を可能にし照明効率も向上
させることができる。
【0020】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項3に記載のように、被写体を照射するビデ
オライトを内蔵したビデオカメラにおいて、それぞれ照
射角を可変可能とした第1および第2のビデオライト
と、前記第1および第2のビデオライトの照射方向のな
す角度と前記第1及び第2のビデオライトの照射角をズ
ームレンズの焦点距離に連動して可変可能とする手段を
有することを特徴とするビデオカメラにある。
【0021】この構成によれば、広角な撮影時および狭
角な撮影時において、ビデオライトの各照射角と更にそ
れぞれの照射方向のなす角度の両方をズームレンズの焦
点距離に連動して可変し照明範囲を調整することによ
り、広角撮影時には最適な広角照明を、狭角撮影時には
より明るい照明が可能になり照明効率も向上させること
ができる。
【0022】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項4に記載のように、それぞれ照射角を可変
可能とした第1および第2の2つのビデオライトと、前
記第1および第2のビデオライトの照射方向のなす角度
と前記第1及び第2のビデオライトの照射角をズームレ
ンズの焦点距離に連動して可変可能とする手段を有する
ことを特徴とするビデオライトにある。
【0023】この構成によれば、ビデオカメラとは別体
に2個で構成するビデオライトで、ビデオライトの各照
射角と、それぞれの照射方向のなす角度の両方を、カメ
ラ側との通信によりズームレンズの焦点距離に連動して
可変調整することにより、広角撮影時には最適な広角照
明を、狭角撮影時にはより明るい照明が可能になり照明
効率も向上させることができる。
【0024】本出願に係る発明の目的を実現する他の構
成は、請求項5に記載のように、それぞれ照射角を可変
可能とした第1および第2の2つのビデオライトと、前
記第1および第2のビデオライトの照射方向のなす角度
を前記第1及び第2のビデオライトの照射角に連動して
可変可能とする可変手段を有することを特徴とするビデ
オライトにある。
【0025】この構成によれば、ビデオカメラとは別体
構成で照射角が可変可能な2個のビデオライトで、ビデ
オカメラの広角撮影および狭角撮影時に、ビデオライト
の照射角に連動してそれぞれの照射方向のなす角度を、
手動等の簡単な機構により適切な角度調整して、広範囲
で適切な照明が可能になり照明効率も上げることができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
ビデオライトの構成を示す原理図である。図1(a)は
ビデオライトによる照明範囲を広角に設定した場合を示
し、図1(b)は照明範囲を狭角(望遠撮影時等)に設
定した場合を示している。図中、1は発光源であるラン
プで、2は反射鏡である。更に、広角に設定した図1
(a)の場合、2つのビデオライトは、それぞれ図4
(a)に示した従来例と同様にランプ1の位置が反射鏡
2の前の方の位置にあって、この場合は両方とも広角の
照射角θ3となっている。また、2つのビデオライトは
互いにθ1の角度だけ照射方向が外側に向いている。
【0027】図2は図1に示したビデオライトにより照
明される被写体の様子を示す図である。図2(a)は図
1(a)に示す広角の照明範囲の時の様子を示し、図2
(b)は図1(b)に示す狭角の照明範囲の時の様子を
示している。図中、3は照明範囲を示し、4は撮影範囲
でワイドアスペクトの映像の場合を示している。又、斜
線で示した部分5は照明範囲3の中で撮影されない無駄
な部分である。
【0028】つぎに動作について説明する。先ず、図1
(a)に示す広角の照明の場合、2つのビデオライトか
ら発せられた光はそれぞれ一度集光するが、再び広がっ
て被写体を照明する。この時、2つのビデオライトの照
射方向は、2・θ1の角度(照射方向のなす角度)を持
って外側に開いているで、図2(a)のように、被写体
の位置では2つの円形をした照明範囲3ができるが、こ
の場合の角度2・θ1は照射角θ3より小さい値になっ
ているので、2つの円形をした照明範囲3は中央部で一
部重なった形となる。
【0029】この照明範囲3の内側に撮影範囲4が入る
ように設定されることになるが、撮影範囲4は図5
(a)の従来例と比較して遥かに広くすることができ
る。具体的には、撮影画角として表す撮影範囲を画面の
対角で見てみると、従来例より30%〜50%広くとる
ことができ、θ4(図1)で表す角度とほぼ同じ範囲で
ある80°近くまで撮影することが可能となる。
【0030】ところで、図1(a)において被写体まで
の照明距離が変わると、2つの円形の重なり方が変わっ
て照明範囲3の形状が大きく変わるように思えるが、実
際にはそれぞれのビデオライトの光束が集光する点であ
る焦点までの距離がランプ1から数十ミリ、2つのラン
プの距離が数十〜百数十ミリなのに比較して、被写体ま
での距離は数mとなるので、多少被写体までの距離が変
わっても前述の関係はほとんど変わらない。
【0031】また、ビデオカメラに内蔵したビデオライ
トを考えると、現実的には発光光量から考えて、被写体
を2〜3mの位置で最適に撮影範囲4の形状に合うよう
に2つの円形を重ねることで、実用上何等問題はなくな
る。また、この時の角度θ1の値は、照射角θ3の大き
さや、2つのランプの距離及び焦点までの距離等によっ
ても違うが、大体θ3の1/3〜1/6の値となる。更
に、図2(a)における照明範囲3の中の撮影されない
無駄な照明部分5については、この場合照明範囲3と撮
影範囲4が比較的近い形状になるために、照明範囲3全
体に対しては約35%と従来例に比べて少なく遥かに照
明効率を良くすることができる。
【0032】次に、図1(b)に示した狭角の照明の場
合は、2つのビデオライトの照射角は図4(b)の従来
例と同様にランプ1の位置が反射鏡2の後側で狭角の設
定であり、且つ、2つのビデオライトは互いにθ2の角
度だけ照射方向を内側に向けてある。そして2つのビデ
オライトから発せられた光は、それぞれ僅かに広がりな
がら2つの中心に向かって近付き被写体を照明する。こ
の場合、図1(b)に対応する図2(b)の被写体の位
置では、2つのビデオライトの円形の照明範囲3はほぼ
重なった状態となり、狭い範囲の被写体を従来例の時よ
りも明るく照明することができる。
【0033】従って、図2(b)に示すほぼ重なった2
つの円形の照明範囲3に内接するように、撮影範囲4を
設定することにより照明効率を上げることができる。
又、図1(a)の時と同じように、図1(b)の場合も
被写体までの距離の変化によって2つの円形の重なり方
が変わるように思えるが、実際には被写体距離が多少変
わっても、2つのビデオライトの照明範囲の重なりは左
右に多少ズレル程度で大きな変化はない。
【0034】図3は図1に示すビデオライトを用いたビ
デオカメラのブロック図である。図中、6はズームレン
ズ、7は固体撮像素子(CCD)、8はカメラ信号処理
回路、9は出力回路、10はズームエンコーダ、11は
ビデオライト、12は2つのビデオライト11のランプ
1を前後に可動させ照射角を変えるためのモータ、13
は2つのビデオライト11の照射方向のなす角度(2・
θ1)を可変させるためのモータ、14はモータ12を
駆動するモータ駆動回路、15はモータ13を駆動する
モータ駆動回路である。
【0035】図3に示すビデオカメラ全体の動作につい
ては、先ずズームレンズ6を通過した光映像情報は、C
CD7に結像し光電変換されて電気信号としてCCD7
から出力する。CCD7の出力信号はカメラ信号処理回
路8において所要の信号処理が施され、映像信号として
出力回路9より出力する。
【0036】一方、ズームレンズ6に設定されている焦
点距離情報は、ズームエンコーダ10よりレンズ位置情
報等の形でモータ駆動回路14,15に入力する。モー
タ12および13はビデオライトのランプ1の位置(照
射角)と2つのビデオライト11の照射方向のなす角度
を、ズームレンズ6の焦点距離に連動して最適な照明範
囲になるように、モータ駆動回路14,15からの電流
によって、先述のように照射角θ3と照射方向のなす角
度2・θ1を可変調整する。
【0037】このように、本実施の形態においては、図
1(a)に示す広角照明の状態から、図1(b)の狭角
照明の状態の間で、それぞれのビデオライトの照射角と
照射方向のなす角度を、マイコン制御等によりズームレ
ンズ6の焦点距離に連動して連続的に可変制御するもの
である。
【0038】以上、本実施の形態として構成上の順番か
ら、ビデオカメラに内蔵されたビデオライト11につい
て、ズームレンズ6の焦点距離に対し2つのビデオライ
ト11の照射角と、照射方向のなす角度を共に連動させ
る構成について説明したが、これは請求項3に記載の内
容に該当する構成である。ここから次のような各種バリ
エーションによる構成が、実際に実施する際に可能にな
る。
【0039】先ず、ビデオカメラとビデオライトを別々
に構成して相互にセットする場合の接点等を介し、ビデ
オカメラ側の焦点距離情報をビデオライトへ通信可能と
すれば、別体構成でもズームレンズ6の焦点距離に連動
して照射角と照射方向のなす角度を調整することが可能
なビデオライトを構成できる。これは請求項4に記載の
内容に該当する。
【0040】また、ビデオカメラに内蔵型のビデオライ
ト11でも、照射角はそのままにズームレンズ6の焦点
距離に対して照射方向のなす角度だけを連動させるよう
に構成した場合は、請求項1に記載の構成に該当する。
【0041】また、レンズの焦点距離には連動させず、
2つのビデオライト11の照射角と照射方向のなす角度
を連動させ、手動等の簡単な操作機構によって、例え
ば、ランプ1の位置が反射鏡2内の前の場合は広角照明
であるとして手動で照射方向のなす角度を広げ、ランプ
1の位置が後ろの時は狭角照明として手動で2つのビデ
オライト11の照明範囲が一致するように照射方向のな
す角度を狭くする、といった調整によってある程度の照
明効果が得られる。この構成は請求項2に該当する。
【0042】また、ビデオカメラとは別体のビデオライ
トの場合でも、レンズの焦点距離には連動させず、ビデ
オライトの照射角と照射方向のなす角度を連動させ、手
動操作等の簡単な機構による可変手段を用いて調整する
ようにすれば、ある程度の照明効果が得られるビデオラ
イトを構成できる。これは請求項5に記載の内容に該当
する。
【0043】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、ズームレンズの焦点距離に連動させて、2つのビ
デオライトの照射方向のなす角度、あるいは2つのビデ
オライトの照射角と照射方向のなす角度の両方を可変調
整することや、ズームレンズの焦点距離には連動させな
くとも2つのビデオライトの照射角と、照射方向のなす
角度を連動させて可変調整することによって、より広角
な範囲を照明可能にすると共に、照明効率も上げること
ができる。
【0044】また、狭角な範囲を照明する場合にも照明
効率が良く明るい照明を提供することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ビデオ
ライトを内蔵するビデオカメラにおいて、照射角が等し
い2つのビデオライトと、その2つのビデオライトの照
射方向のなす角度をズームレンズの焦点距離に連動して
可変調整するように構成したので、照射角が等しい2個
の内蔵型ビデオライトを用い、照射方向のなす角度をズ
ームレンズの焦点距離に連動可変とすることによって、
広角撮影の時にはより広角な範囲の照明が、狭角撮影の
時にはより明るい照明が可能になり、且つ撮影範囲外と
なる照明を減らして照明効率も改善することができる。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、ビデオラ
イトを内蔵するビデオカメラにおいて、2つのビデオラ
イトの照射角を可変可能とし照射方向のなす角度を照射
角に連動して調整するように構成したので、照射角が可
変できる2個の内蔵型ビデオライトを用いて、照射方向
のなす角度を照射角に連動させる調整が手動等の簡単な
調整機構によって実現でき、照明効率の改善を図りなが
ら広角な範囲の照明効果を上げることができる。
【0047】請求項3に記載の発明によれば、ビデオラ
イトを内蔵するビデオカメラにおいて、2個のビデオラ
イトの照射角と照射方向のなす角度と両方を、ズームレ
ンズの焦点距離に連動して調整するように構成したの
で、2個の内蔵型ビデオライトの照射角と照射方向のな
す角度をズームレンズの焦点距離に連動して調整するこ
とで、撮影範囲外の照明量を減らして照明効率を改善し
ながら、より広角な範囲の照明が可能になる。
【0048】請求項4に記載の発明によれば、ビデオカ
メラとは別体に構成された2つのビデオライトの照射角
と照射方向のなす角度と両方を、ビデオカメラ側との通
信によりズームレンズの焦点距離に連動して調整するよ
うに構成したので、ビデオライトの照射角と照射方向の
なす角度の両方をズームレンズの焦点距離に連動可変と
することで、照明効率を改善しながらより広角な範囲の
照明が可能なビデオライトを構成できる。
【0049】請求項5に記載の発明によれば、ビデオカ
メラとは別体構成で照射角を可変可能とした2つのビデ
オライトを用い、照射方向のなす角度を照射角に連動し
て調整するように構成したので、照射方向のなす角度を
照射角に連動させる調整を手動等の簡単な調整機構によ
って実現し、照明効率の改善を図りながら広角な範囲を
照明できるビデオライトを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るビデオライトの構
成を表す原理図である。
【図2】図1に示すビデオライトにより照明する被写体
の様子を示す図である。
【図3】図1に示すビデオライトを用いたビデオカメラ
のブロック図である。
【図4】従来のビデオライトの構成を表す原理図であ
る。
【図5】図4に示す従来のビデオライトにより照明する
被写体の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 ランプ 2 反射鏡 3 照明範囲 4 撮影範囲 5 照明範囲内の撮影されない部分 6 ズームレンズ 7 CCD 8 カメラ信号処理回路 9 出力回路 10 ズームエンコーダ 11 ビデオライト 12 ランプ可動用モータ 13 照射方向のなす角度可変用モータ 14,15 モータ駆動回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を照射するビデオライトを内蔵し
    たビデオカメラにおいて、 それぞれ照射角が同じ第1および第2のビデオライト
    と、前記第1および第2のビデオライトの照射方向のな
    す角度をズームレンズの焦点距離に連動して可変可能と
    する手段を有することを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 被写体を照射するビデオライトを内蔵し
    たビデオカメラにおいて、 それぞれ照射角を可変可能とした第1および第2のビデ
    オライトと、前記第1および第2のビデオライトの照射
    方向のなす角度を前記第1及び第2のビデオライトの照
    射角に連動して可変可能とする手段を有することを特徴
    とするビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 被写体を照射するビデオライトを内蔵し
    たビデオカメラにおいて、 それぞれ照射角を可変可能とした第1および第2のビデ
    オライトと、前記第1および第2のビデオライトの照射
    方向のなす角度と前記第1及び第2のビデオライトの照
    射角をズームレンズの焦点距離に連動して可変可能とす
    る手段を有することを特徴とするビデオカメラ。
  4. 【請求項4】 それぞれ照射角を可変可能とした第1お
    よび第2の2つのビデオライトと、前記第1および第2
    のビデオライトの照射方向のなす角度と前記第1及び第
    2のビデオライトの照射角をズームレンズの焦点距離に
    連動して可変可能とする手段を有することを特徴とする
    ビデオライト。
  5. 【請求項5】 それぞれ照射角を可変可能とした第1お
    よび第2の2つのビデオライトと、前記第1および第2
    のビデオライトの照射方向のなす角度を前記第1及び第
    2のビデオライトの照射角に連動して可変可能とする可
    変手段を有することを特徴とするビデオライト。
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Cited By (4)

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JP2005107074A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Casio Comput Co Ltd 携帯型電子機器
US6996339B2 (en) 2002-10-10 2006-02-07 Olympus Corporation Three-dimensional photographing apparatus and three-dimensional photographing method, and stereo adapter
JP2007134784A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラ用照明装置
KR101398274B1 (ko) * 2010-02-12 2014-05-23 도시바 라이텍쿠 가부시키가이샤 반사형 led 조명 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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