JPH09200540A - 画像圧縮装置 - Google Patents

画像圧縮装置

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JPH09200540A
JPH09200540A JP8006254A JP625496A JPH09200540A JP H09200540 A JPH09200540 A JP H09200540A JP 8006254 A JP8006254 A JP 8006254A JP 625496 A JP625496 A JP 625496A JP H09200540 A JPH09200540 A JP H09200540A
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JP
Japan
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data
pixel data
compression
row
image
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JP8006254A
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English (en)
Inventor
Katsumi Nonaka
克己 野中
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、どのようなタイプの画像データで
あっても、ユーザ等が一切意識することなく、その画像
データに最適な圧縮効率で圧縮処理を行う画像圧縮装置
の提供を課題とする。 【解決手段】 n列目の画素データ列に対して、副走査
方向の同一画素データの分布状況を認識する第1の認識
手段13aと、主走査方向の同一画素データの分布状況
を認識する第2の認識手段13bとを備えるとともに、
これらの認識結果を基に、副走査方向に連続する同一画
素データを圧縮処理する第1の圧縮手段14aによる圧
縮処理を行うか、あるいは主走査方向に連続する同一画
素データを圧縮処理する第2の圧縮手段14bによる圧
縮処理を行うかを決定する決定手段15aを備えてなる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データのデー
タ量を削減するためにその画像データに対して圧縮処理
を行う画像圧縮装置に係わり、特に圧縮されたデータの
伸長時に画質劣化が生じず圧縮前の画像データを完全復
元できる可逆圧縮方法(可逆符号化)を用いて圧縮処理
を行う画像圧縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可逆符号化を用いた画像圧縮装置
としては、例えばランレングス符号化(Run Length Enc
odeing)や、TIFF(Tagged Imaged File Format )
改訂4.0で規定される「パックビット」などにより圧
縮処理を行うものが知られている。これは、画像データ
を構成する複数の画素データにおける主走査(水平)方
向のデータ反復性に着目し、同一の画素データの繰り返
し数をコントロールバイトとしてデータバイト毎に付加
することにより、画像データに対する圧縮処理を行うも
のである。
【0003】また、上述の画像圧縮装置の他にも、例え
ば特開昭62−171383号公報や特開平4−232
996号公報に開示された方法を用いたもののように、
いわゆる差分圧縮(Delta Row Compression )により圧
縮処理を行うものがある。これは、画像データを構成す
る複数の画素データにおける副走査(垂直)方向のデー
タ反復性に着目し、n列目の画素データ列とn−1列目
の画素データ列との間で差のある画素データのみを抽出
することにより、画像データに対する圧縮処理を行うも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの画
像圧縮装置では、主走査方向と副走査方向とのいずれか
一方のデータ反復性に着目して画像データの圧縮処理を
行うようになっている。よって、圧縮対象となる画像デ
ータが、主走査方向に同一画素データの繰り返しが多い
ものであるか、あるいは副走査方向に同一画素データの
繰り返しが多いものであるかによって、その圧縮効率が
異なってしまう。つまり、従来の画像圧縮装置では、圧
縮対象となる画像データのタイプによって、最適な圧縮
効率が得られなくなってしまう可能性がある。
【0005】このとき、最適な圧縮効率を得るために、
例えば主走査方向のデータ反復性に着目した画像圧縮装
置と、副走査方向のデータ反復性に着目した画像圧縮装
置との両方を具備することも考えられるが、この場合に
利用者(ユーザ)等は、圧縮対象となる画像データのタ
イプに応じて、どちらの画像圧縮装置で圧縮処理を行う
かを事前に選択指定する必要が生じてしまう。そこで、
本発明は、上述の問題点に鑑みて、ユーザ等が一切意識
することなく、どのようなタイプの画像データであって
も、その画像データに最適な圧縮効率で圧縮処理を行う
ことのできる画像圧縮装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された画像圧縮装置で、画像データに
対して圧縮処理を行うものであり、さらには、複数の画
素データからなる画像データを主走査方向の画素データ
列毎に取得するデータ取得手段と、このデータ取得手段
で取得した画素データ列を少なくとも1列分保持する記
憶手段と、この記憶手段が画素データ列を保持した後に
前記データ取得手段が新たにn列目の画素データ列を取
得すると、そのn列目の画素データ列と前記記憶手段が
保持しているn−1列目の画素データ列とを比較し、こ
れらの間で副走査方向に連続する同一画素データの分布
状況を認識する第1の認識手段と、前記データ取得手段
で取得したn列目の画素データ列の中で連続する同一画
素データの分布状況を認識する第2の認識手段と、副走
査方向に連続する同一画素データを圧縮処理する第1の
圧縮手段と、主走査方向に連続する同一画素データを圧
縮処理する第2の圧縮手段と、前記第1の認識手段及び
前記第2の認識手段での認識結果を基に、前記n列目の
画素データ列に対して、前記第1の圧縮手段による圧縮
処理を行うか、あるいは前記第2の圧縮手段による圧縮
処理を行うかを決定する決定手段とを備えてなることを
特徴とする。
【0007】上記構成の画像圧縮装置によれば、データ
取得手段がn列目の画素データ列を取得すると、第1の
認識手段では、そのn列目の画素データ列と、記憶手段
が保持しているn−1列目の画素データ列とを比較し、
これらの間で副走査方向に連続する同一画素データの分
布状況を認識する。これと同時に、第2の認識手段で
は、n列目の画素データ列の中で連続する同一画素デー
タの分布状況を認識する。そして、決定手段では、これ
らの認識結果を基に、n列目の画素データ列に対して、
第1の圧縮手段による圧縮処理を行うか、あるいは第2
の圧縮手段による圧縮処理を行うかを決定する。よっ
て、この画像圧縮装置では、例えばn列目の画素データ
列に、主走査方向よりも副走査方向に連続する同一画素
データが多く分布していれば、第1の圧縮手段が副走査
方向に連続する同一画素データを圧縮処理する。また、
例えばn列目の画素データ列に、副走査方向よりも主走
査方向に連続する同一画素データが多く分布していれ
ば、第2の圧縮手段が主走査方向に連続する同一画素デ
ータを圧縮処理する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る画像圧縮装置について説明する。ただし、ここでは、
例えばパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称
す)とプリンタ装置とからなるシステムにおいて、プリ
ンタ装置で出力するための画像データをパソコンからそ
のプリンタ装置へ転送する際に、この画像データに対し
て圧縮処理を行う画像圧縮装置を例に挙げて説明する。
【0009】本実施の形態の画像圧縮装置は、図1に示
すように、データ取得手段11と、記憶手段12と、認
識手段13と、圧縮手段14と、制御手段15とから構
成されている。なお、これらのうち、記憶手段12はR
AM(Random Access Memory)等からなるものであり、
他の各手段はマイクロプロセッサ等からなるものであ
る。
【0010】データ取得手段11は、パソコンからプリ
ンタ装置へ画像データを転送する際に、パソコンの解像
度に応じた数の画素データ(以下、バイトデータと称
す)からなる画像データを、その画像データを主走査方
向のバイトデータ列(以下、スキャンラインと称す)単
位で取得するするものである。ただし、画像データは、
その画像データがカラー対応であると、同一位置の画素
であっても、例えばRGB(Red,Green,Blue)の3つの
プレーン毎、あるいはCMYK(Cyan;シアン、Magent
a ;マゼンダ、Yellow;イエロー、Black ;黒)の4つ
のプレーン毎のバイトデータによって表現される。よっ
て、データ取得手段11では、画像データがカラー対応
であると、各プレーン毎にスキャンライン単位の画像デ
ータを取得するようになっている。
【0011】記憶手段12は、データ取得手段11がス
キャンライン単位で取得した画像データを保持するもの
であり、メインバッファ12aと、サブバッファ12b
と、保存バッファ12cとの各記憶領域を有するもので
ある。メインバッファ12aは、データ取得手段11で
取得した1スキャンライン分(例えば、スキャンライン
n列目)の画像データを保持するための領域である。た
だし、メインバッファ12aでは、画像データがカラー
対応であると、全プレーンについて1スキャンライン分
の画像データを保持するようになっている。
【0012】サブバッファ12bは、メインバッファ1
2aに保持されている中から、処理対象(例えば、後述
する認識手段13でのパターン特性の認識対象)となる
プレーンについて1スキャンライン分の画像データを保
持するための領域である。すなわち、サブバッファ12
bは、画像データがカラー対応であっても、1つのプレ
ーンについて1スキャンライン分の画像データが保持で
きればよい。保存バッファ12cは、処理(例えば、後
述する圧縮手段14での圧縮処理)の終了したスキャン
ライン(スキャンラインn−1列目等)の画像データを
少なくとも1スキャンライン分(画像データがカラー対
応であれば全プレーンについて)保持するための領域で
ある。
【0013】認識手段13は、データ取得手段11で取
得した画像データにおける画素データのパターン特性、
すなわちスキャンライン毎の画像データのタイプを認識
するものであり、差分データ認識手段13aと、変化点
データ認識手段13bとを備えているものである。ただ
し、認識手段13では、画像データがカラー対応である
と、その画像データを構成する各プレーン毎にパターン
特性を認識するようになっている。
【0014】差分データ認識手段13aは、本発明の第
1の認識手段として機能するものであり、データ取得手
段11で取得したスキャンラインn列目の画像データ
と、保存バッファ12cに保持されているスキャンライ
ンn−1列目の画像データとを比較し、これらの間の副
走査方向で連続する同一バイトデータの分布状況を、差
分データ分布マップとして認識するものである。すなわ
ち、差分データ認識手段13aは、画像データの副走査
方向におけるデータ反復性を認識するためのものであ
る。
【0015】ここで、差分データ認識手段13aによっ
て認識される差分データ分布マップについて説明する。
差分データ認識手段13aは、図2に示すように、スキ
ャンラインn列目の画像データ(バイトデータ列)21
とスキャンラインn−1列目のバイトデータ列22とを
比較する。このとき、差分データ認識手段13aでは、
n列目のバイトデータ列21の中で、n−1列目のバイ
トデータ列22と副走査方向で異なるバイトデータ(以
下、差分データと称す)21a、21b、21c、21
d、21e…が存在する位置を「1」とし、また、n−
1列目のバイトデータ列22と副走査方向で同一のバイ
トデータが存在する位置を「0」とする。そして、これ
らの「1」、「0」をそれぞれビットマップ表現し、そ
れを差分データ分布マップ23とする。つまり、差分デ
ータ分布マップ23は、n列目のバイトデータ列21に
おいて、n−1列目のバイトデータ列22と副走査方向
で連続する同一バイトデータの分布状況を、そのバイト
データをビットデータに変換して表現するものである。
【0016】また図1において、変化点データ認識手段
13bは、本発明の第2の認識手段として機能するもの
であり、データ取得手段11で取得したスキャンライン
n列目の画像データの中で主走査方向に連続する同一バ
イトデータの分布状況を、データ変化点マップとして認
識するものである。すなわち、変化点データ認識手段1
3bは、画像データの主走査方向におけるデータ反復性
を認識するためのものである。
【0017】ここで、変化点データ認識手段13bによ
って認識されるデータ変化点マップについて説明する。
変化点データ認識手段13bは、図3に示すように、n
列目のバイトデータ列21の中で、隣接するバイトデー
タと異なるバイトデータ21a、22f、21b、21
c、21d、21e…が存在すると、その位置のビット
データを反転させてビットマップ表現し、それをデータ
変化点マップ24とする。すなわち、初期値を「0」と
すると、隣接するバイトデータと異なるバイトデータ2
2aの位置を「1」とし、そのバイトデータ22aと異
なるバイトデータ22fの位置を「0」とし、さらにそ
のバイトデータ22fと異なるバイトデータ22bの位
置を「1」とするといったように、ビットデータをそれ
ぞれ反転させる。つまり、データ変化点マップ24は、
隣接するバイトデータと異なるバイトデータがある毎に
「0」と「1」とが反転することにより、n列目のバイ
トデータ列21で主走査方向に連続する同一バイトデー
タの分布状況を、そのバイトデータをビットデータに変
換して表現するものである。
【0018】また図1において、圧縮手段14は、デー
タ取得手段11で取得した画像データに対する圧縮処理
を、スキャンライン単位で行うものである。ただし、パ
ソコンとプリンタ装置との間では、画像データを図4に
示すような転送フォーマットに従って転送するようにな
っているので、圧縮手段14は、圧縮処理後の画像デー
タ(以下、圧縮データと称す)をスキャンライン単位で
前記転送フォーマットのバイナリデータ(Binary Date
)部30に格納するようになっている。また、図1に
示すように、圧縮手段14は、画像データに対する圧縮
処理を行うために、差分データ圧縮手段14aと、変化
点データ圧縮手段14bとを備えているものである。
【0019】差分データ圧縮手段14aは、本発明の第
1の圧縮手段として機能するものであり、副走査方向に
連続する同一バイトデータに圧縮処理を行うものであ
る。ここで、差分データ圧縮手段14aによる圧縮処理
について説明する。差分データ圧縮手段14aは、図2
に示すように、n列目の画像データ(バイトデータ列)
21を、圧縮前のデータサイズを示すデータサイズ情報
(Date Size )25aと、そのバイトデータ列の中で差
分データが存在する位置を示す位置情報(Delta map )
25bと、この位置情報25bによって示される差分デ
ータのデータ内容を示すデータ情報(Delta Date)25
cとに変換し、副走査方向に連続する同一バイトデータ
を削除することにより、圧縮処理を行うものである。な
お、差分データ圧縮手段14aでは、位置情報25bを
変換する際に、差分データ認識手段13aで認識された
差分データ分布マップを位置情報25bとするようにな
っている。
【0020】また図1において、変化点データ圧縮手段
14bは、本発明の第2の圧縮手段として機能するもの
であり、主走査方向に連続する同一バイトデータに圧縮
処理を行うものである。ここで、変化点データ圧縮手段
14bによる圧縮処理について説明する。変化点データ
圧縮手段14bは、図3に示すように、n列目のバイト
データ列21を、圧縮前のデータサイズを示すデータサ
イズ情報(Date Size )26aと、そのバイトデータ列
の中で隣接するバイトデータと異なるバイトデータが存
在する位置を示す位置情報(Change map)26bと、こ
の位置情報26bによって示される位置のバイトデータ
のデータ内容を示すデータ情報(Change Date )26c
とに変換し、主走査方向に連続する同一バイトデータを
削除することにより、圧縮処理を行うものである。な
お、変化点データ圧縮手段14bでは、位置情報26b
を生成する際に、変化点データ認識手段13bで認識さ
れたデータ変化点分布マップを位置情報26bとするよ
うになっている。
【0021】制御手段15は、上述した各手段の制御
や、データ取得手段11で取得する画像データがカラー
対応であるか否か等の判断を行うものであり、さらに
は、決定手段15aを備えているものである。決定手段
15aは、認識手段13、すなわち差分データ認識手段
13a及び変化点データ認識手段13bでの認識結果を
基に、スキャンラインn列目の画像データに対して、差
分データ圧縮手段14aによる圧縮処理を行うか、ある
いは変化点データ圧縮手段14bによる圧縮処理を行う
かを決定するものである。なお、決定手段15aでは、
この決定を、認識手段13での認識結果と予め設定され
ているしきい値とを比較することによって行うようにな
っている。
【0022】次に、以上のように構成された画像圧縮装
置において、パソコンからプリンタ装置へ転送する画像
データに対して圧縮処理を行う際の動作例について説明
する。図5は、この画像圧縮装置における圧縮処理の概
略動作例を示すフローチャートである。
【0023】図5に示すように、この画像圧縮装置で
は、パソコンとプリンタ装置との間で画像データの転送
を行う際に、先ず、各手段が制御手段15からの指示に
従い転送処理、すなわち画像データに対する圧縮処理を
行うための初期設定を行い(ステップ100、以下ステ
ップをSと略す)、続いてデータ取得手段11がスキャ
ンライン単位で画像データを取得する(S200)。デ
ータ取得手段11が画像データを取得すると、認識手段
13は、取得した画像データのパターン特性を認識する
(S300)。このとき、取得した画像データがカラー
対応であると、認識手段13では、その画像データの各
プレーンについてパターン特性を認識する。そして、圧
縮手段14では、認識手段13での認識結果を基にした
決定手段15aでの決定に従って、前記画像データのパ
ターン特性に応じた最適の圧縮方法により圧縮処理を行
う(S400)。
【0024】圧縮手段14での圧縮処理が終了すると、
制御手段15は、全てのプレーンについての処理が終了
したか否かを判断し(S500)、終了していなければ
対象とするプレーンを切り替えた後に(S600)、再
び画像データのパターン特性を認識するステップから上
述のステップを繰り返す(S300〜S600)。ま
た、全てのプレーンについての処理が終了していれば、
続いて制御手段15は、転送する画像データ、すなわち
全てのスキャンラインについての処理が終了したか否か
を判断し(S700)、終了していなければ再びスキャ
ンライン単位で画像データを取得するステップから上述
のステップを繰り返す(S200〜S700)。そし
て、全てのスキャンラインについての処理が終了すれ
ば、処理後の圧縮データをプリンタ装置へ転送し、パソ
コンとプリンタ装置との間の画像データの転送を完了す
る。
【0025】ここで、上述した各ステップについて、図
6から図9を参照して、さらに詳細説明する。図6は、
制御手段15による初期設定(図5におけるS100)
を詳細に説明するフローチャートである。制御手段15
では、この画像圧縮装置で画像データに対する圧縮処理
を開始する際に、このデータ処理に必要な変数値(例え
ば、記憶手段12に確保するメモリ容量)を初期化し
(S101)、続いて圧縮対象となる画像データがモノ
クロ対応のものであるか、あるいは複数プレーンで構成
されるカラー対応であるかを判断する(S102)。
【0026】画像データが2値データのような単一プレ
ーンで構成されるモノクロ対応であれば、制御手段15
は、メインバッファ12a及びサブバッファ12bに1
スキャンライン分の記憶容量を確保し初期化する(S1
03)。一方、画像データが複数プレーンで構成される
カラー対応であれば、制御手段15は、メインバッファ
12aに複数プレーンについての1スキャンライン分の
記憶容量を確保し初期化し、またサブバッファ12bに
1つのプレーンについての1スキャンライン分の記憶容
量を確保し初期化する(S104)。ただし、このとき
記憶手段12では、メインバッファ12aに保持されて
いた画像データがあると、その画像データを保存バッフ
ァ12cで保持しておく。
【0027】図7は、データ取得手段11による画像デ
ータの取得(図5におけるS200)を詳細に説明する
フローチャートである。データ取得手段11では、例え
ばパソコンで入力されプリンタ装置へ転送される画像デ
ータの中のスキャンラインn列目の画像データ、すなわ
ち1スキャンライン分の画像データを受け取って、それ
を一旦メインバッファ12aに保持させる(S20
1)。このとき、記憶手段12は、制御手段15での判
断、すなわち保持している画像データが複数プレーンで
構成されているか否かの判断(S202)を基に、画像
データが複数プレーンで構成されていれば、メインバッ
ファ12aから圧縮処理を行う対象プレーンの画像デー
タを抽出し(S203)、その画像データをサブバッフ
ァ12bに保持する。また、画像データが複数プレーン
で構成されていなければ、その画像データは単一プレー
ンなので、記憶手段12では、単一プレーン、すなわち
対象プレーンの画像データをサブバッファ12bに保持
する(S203)。
【0028】図8は、認識手段13による画像データの
パターン特性の認識(図5におけるS300)を詳細に
説明するフローチャートである。認識手段13では、サ
ブバッファ12bがスキャンラインn列目の対象プレー
ンのバイトデータのみを抽出して保持しているので、そ
のサブバッファ12bの中から順次バイトデータ(以
下、バイトデータ1とする)を読み込む(S301)。
ここで、差分データ認識手段13aは、保存バッファ1
2cに保持されているスキャンラインn−1列目の画像
データの中から、バイトデータ1と副走査方向に隣接す
るバイトデータ(以下、バイトデータ2とする)を読み
込み(S302)、バイトデータ1とバイトデータ2と
の比較により、これらが一致するか否かを判断する(S
303)。
【0029】このとき、バイトデータ1とバイトデータ
2とが異なるものであれば、差分データ認識手段13a
では、バイトデータ1を差分データとして認識し、その
位置を差分データ分布マップ上で「1」とする(S30
4)。そして、差分データ認識手段13aは、サブバッ
ファ12bから読み込んだバイトデータ1を、バイトデ
ータ2に替わって保存バッファ12cに保持させるとと
もに(S305)、差分データカウントをインクリメン
トする(S306)。
【0030】また、変化点データ認識手段13bでは、
バイトデータ1の左側に隣接し、その1バイト前にある
バイトデータ(以下、バイトデータ3とする)をサブバ
ッファ12bから読み込み(S307)、バイトデータ
1とバイトデータ3との比較により、これらが一致する
か否かを判断する(S308) このとき、バイトデータ1とバイトデータ3とが異なる
ものであれば、変化点データ認識手段13bでは、バイ
トデータ1の位置をデータ変化点分布マップ上で左隣接
ビットと異なるビット(例えば「0」→「1」、「1」
→「0」)で表す(S309)。そして、左隣接ビット
をバイトデータ3で置き換える(S310)。
【0031】一方、バイトデータ1とバイトデータ3と
が同一のものであれば、変化点データ認識手段13bで
は、バイトデータ1の位置をデータ変化点分布マップ上
で左隣接ビットと同じビットで表す(S311)。そし
て、連続データカウントをインクリメントする(S31
2)。ただし、バイトデータ1がバイトデータ列の中の
先頭バイトデータである場合には、例外的に変化なしと
して扱うものとし、比較を終えたバイトデータを次のバ
イトデータと比較するための1バイト前のデータとして
保存する。
【0032】ここで、認識手段13は、スキャンライン
n列目のバイトデータの全てについて、上述のステップ
が完了したか否かを判断し(S313)、完了していな
ければスキャンラインn列目の全バイトデータについて
完了するまで上述のステップ(S301〜S313)を
繰り返す。このようにして、認識手段13、すなわち差
分データ認識手段13a及び変化点データ認識手段13
bでは、差分データ分布マップ及びデータ変化点分布マ
ップを作成する。つまり、認識手段13では、上述のス
テップが全てのバイトデータについて完了した時点で、
スキャンラインn列目における1スキャンライン(プレ
ーン)分の画像データ反復パターンが、どういう特徴を
持つのかを判断可能となる。
【0033】図9は、圧縮手段14による画像データの
パターン特性に応じた圧縮処理(図5におけるS40
0)を詳細に説明するフローチャートである。決定手段
15aは、認識手段13で差分データ分布マップ及びデ
ータ変化点分布マップが作成されると、これらからそれ
ぞれ差分率(1ライン中における差分データの発生率)
や1ライン中における連続同一データ数を求め、それら
を予め設定されているしきい値と比較分類することで最
適な画像圧縮の方法を選択判断する。まず、決定手段1
5aは、差分率に着目し、スキャンラインn列目の1ラ
イン中における差分データ数としきい値とを比較する
(S401)。
【0034】その比較の結果、差分データ数がしきい値
を越えると判断すると、次に決定手段15aは、スキャ
ンラインn列目の1ライン中における連続同一データ数
としきい値とを比較する(S402)。ここで、連続同
一データ数がしきい値より小さいと判断すると、決定手
段15aでは、スキャンラインn列目の画像データにつ
いて、主走査、副走査方向ともデータ反復性が低いと判
断し、あえて圧縮手段14による圧縮処理を行わないこ
とを決定する(S403)。そして、圧縮しない元の画
像データそのものを、転送フォーマットのバイナリデー
タ部30に格納して、それをプリンタ装置へ転送する
(S404)。
【0035】また、連続同一データ数としきい値との比
較の結果、連続同一データ数がしきい値を超えると判断
すると、決定手段15aは、スキャンラインn列目の画
像データについて、副走査方向のデータ反復性は低いも
のの、主走査方向のデータ反復性は高いと判断する。そ
して、決定手段15aでは、そのn列目の画像データに
対する圧縮処理を、このようなパターン特性に適した圧
縮処理である変化点圧縮方式で行うことを決定する。す
なわち、n列目の画像データに対する圧縮処理を変化点
データ圧縮手段14bで行うことを決定する(S40
5)。
【0036】この決定手段15aでの決定に従って、変
化点データ圧縮手段14bでは、図3に示すように、n
列目の画像データを、データサイズ情報26aと位置情
報26bとデータ情報26cとに変換して、圧縮処理を
行う(S404)。なお、データサイズ情報26aは、
変化点圧縮以前のn列目の画像データのバイト数を示す
ものであり、位置情報26bの有効ビット数がこのデー
タサイズ情報26aのバイト値で示される。また、デー
タ情報26cには、n列目のバイトデータ列の中の先頭
バイトデータ、及び隣接するバイトデータと異なるバイ
トデータ21a、22f、21b、21c、21d、2
1e…のデータ内容である「00」、「20」、「00」、
「04」、「05」…のみがデータ変化点分布マップの有効
ビット中の変化点数分格納されるようになっている。
【0037】一方、図9において、スキャンラインn列
目の1ライン中における差分データ数としきい値との比
較(S401)の結果、差分データ数がしきい値より小
さいと判断すると、次に決定手段15aは、その1ライ
ン中における連続同一データ数としきい値とを比較する
(S406)。ここで、連続同一データ数がしきい値よ
り小さいと判断すると、決定手段15aは、スキャンラ
インn列目の画像データについて、主走査方向のデータ
反復性は低いものの、副走査方向のデータ反復性は高い
と判断する。そして、決定手段15aでは、そのn列目
の画像データに対する圧縮処理を、このようなパターン
特性に適した圧縮処理である差分圧縮方式で行うことを
決定する。すなわち、n列目の画像データに対する圧縮
処理を差分データ圧縮手段14aで行うことを決定する
(S407)。
【0038】この決定手段15aでの決定に従って、差
分データ圧縮手段14aでは、図2に示すように、n列
目の画像データを、データサイズ情報25aと位置情報
25bとデータ情報25cとに変換して、圧縮処理を行
う(S404)。なお、データサイズ情報25aは、差
分圧縮以前のn列目の画像データのバイト数を示すもの
であり、位置情報25bの有効ビット数がこのデータサ
イズ情報25aのバイト値で示される。また、データ情
報25cには、n列目のバイトデータ列の中の差分デー
タ21a、21b、21c、21d、21e…のデータ
内容である「20」、「04」、「05」、「07」、「14」…
のみが差分データ分布マップ有効ビット中の差分データ
数分格納されるようになっている。
【0039】また、図9において、連続同一データ数と
しきい値との比較の結果(S406)、連続同一データ
数がしきい値を超えると判断すると、決定手段15a
は、スキャンラインn列目の画像データについて、まず
差分データ圧縮手段14aで圧縮処理を行い、さらにそ
の圧縮処理で生成された圧縮データに対して、変化点デ
ータ圧縮手段14bで圧縮処理を行うことを決定する
(S408)。そして、この決定手段15aでの決定に
従って、差分データ圧縮手段14a及び変化点データ圧
縮手段14bでは、n列目の画像データに対する圧縮処
理を行う(S404)。
【0040】以上のように、本実施の形態の画像圧縮装
置は、圧縮対象となるスキャンラインn列目の画像デー
タのパターン特性を差分データ認識手段13a及び変化
点データ認識手段13bが認識し、その認識結果に従っ
て決定手段15aがそのn列目の画像データに対して差
分データ圧縮手段14aによる圧縮処理を行うか、ある
いは変化点データ圧縮手段14bによる圧縮処理を行う
かを決定するようになっているので、画像データのパタ
ーン特性に応じた圧縮処理を行うことが可能となる。し
たがって、この画像圧縮装置では、圧縮対象となる画像
データが主走査方向に同一画素データの繰り返しが多い
ものであっても、あるいは副走査方向に同一画素データ
の繰り返しが多いものであっても、ユーザ等による事前
の選択指定を必要とせずにそのユーザ等が一切意識する
ことなく、これらに応じた圧縮処理が行うことができ、
常に最適な圧縮効率が得られる。さらには、この画像圧
縮装置で圧縮処理を行うことにより、画像データの転送
効率や、メモリ効率を向上させることが可能となる。
【0041】特に、本実施の形態の画像圧縮装置は、圧
縮手段14が差分圧縮、変化点圧縮といった可逆符号化
により圧縮処理を行うようになっている。一般に、可逆
符号化を用いた画像圧縮装置では、非可逆符号化を用い
た画像圧縮装置とは異なり、その圧縮効率に限界があ
る。つまり、画質を犠牲にすればいくらでも圧縮効率を
向上させることのできる非可逆符号化を用いた画像圧縮
装置とは異なり、データ伸長時に画質劣化が生じず圧縮
前の画像データを完全復元できなければならない。した
がって、本実施の形態の画像圧縮装置は、画像データの
パターン特性に対して最適な圧縮効率を得ることによ
り、限られた中でより効率のよい圧縮処理を実現するこ
とができる。
【0042】また、本実施の形態の画像圧縮装置は、差
分データ圧縮手段14aがスキャンラインn列目の画像
データを、位置情報25bとデータ情報25cとに変換
し、副走査方向に連続する同一バイトデータを削除する
ことにより、圧縮処理を行うようになっている。したが
って、この画像圧縮装置では、副走査方向に同一画素デ
ータの繰り返しが多い画像データに対して、差分データ
圧縮手段14aで圧縮処理を行うことにより、圧縮率の
高い圧縮データを得ることができる。すなわち、副走査
方向にデータ反復性の高い画像データに対して、好適な
圧縮処理を行うことができる。
【0043】さらに、本実施の形態の画像圧縮装置は、
変化点データ圧縮手段14bがスキャンラインn列目の
画像データを、位置情報26bとデータ情報26cとに
変換し、主走査方向に連続する同一バイトデータを削除
することにより、圧縮処理を行うようになっている。し
たがって、この画像圧縮装置では、主走査方向に同一画
素データの繰り返しが多い画像データに対して、変化点
データ圧縮手段14bで圧縮処理を行うことにより、圧
縮率の高い圧縮データを得ることができる。すなわち、
主走査方向にデータ反復性の高い画像データに対して、
好適な圧縮処理を行うことができる。
【0044】なお、本実施の形態では、本発明をパソコ
ンからプリンタ装置へ転送する画像データに対して圧縮
処理を行う画像圧縮装置に適用した場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、画像データをハードディスク装置等の記憶装置に記
憶させる際に圧縮処理を行うものや、画像データの通信
を行う通信装置同士の間で通信を行う際に圧縮処理を行
うものであっても適用可能である。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像圧
縮装置は、画像データを主走査方向の画素データ列毎
に、第1の認識手段及び第2の認識手段がそれぞれ主走
査方向および副走査方向のデータ反復性を予め認識する
ことで、決定手段が各画素データ列毎に最適な圧縮手段
(第1の圧縮手段または第2の圧縮手段)を選択するこ
とができるようになっている。したがって、この画像圧
縮装置では、圧縮対象となる画像データが主走査方向と
副走査方向とのどちらでデータ反復性が多いものであっ
ても、ユーザ等が一切意識することなく、これらに応じ
た圧縮処理が行うことができ、常に最適な圧縮効率が得
られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる画像圧縮装置の実施の形態の
一例の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の画像圧縮装置における差分圧縮方式の
圧縮フォーマットを示す説明図である。
【図3】 図1の画像圧縮装置における変化点圧縮方式
の圧縮フォーマットを示す説明図である。
【図4】 圧縮データが転送される際の転送フォーマッ
トを示す説明図である。
【図5】 図1の画像圧縮装置における圧縮処理の概略
動作例を示すフローチャートである。
【図6】 図1の画像圧縮装置の制御手段による初期設
定を詳細に説明するフローチャートである。
【図7】 図1の画像圧縮装置のデータ取得手段による
画像データの取得を詳細に説明するフローチャートであ
る。
【図8】 図1の画像圧縮装置の認識手段による画像デ
ータのパターン特性の認識を詳細に説明するフローチャ
ートである。
【図9】 図1の画像圧縮装置の圧縮手段による圧縮処
理を詳細に説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11 データ取得手段 12 記憶手段 13a 差分データ認識手段(第1の認識手段) 13b 変化点データ認識手段(第2の認識手段) 14a 差分データ圧縮手段(第1の圧縮手段) 14b 変化点データ圧縮手段(第2の圧縮手段) 15a 決定手段 21 nライン目データ(n列目の画素データ列) 22 n−1ライン目データ(n−1列目の画素データ
列)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに対して圧縮処理を行う画像
    圧縮装置であって、 複数の画素データからなる画像データを主走査方向の画
    素データ列毎に取得するデータ取得手段と、 該データ取得手段で取得した画素データ列を少なくとも
    1列分保持する記憶手段と、 該記憶手段が画素データ列を保持した後に前記データ取
    得手段が新たにn列目の画素データ列を取得すると、該
    n列目の画素データ列と前記記憶手段が保持しているn
    −1列目の画素データ列とを比較し、これらの間で副走
    査方向に連続する同一画素データの分布状況を認識する
    第1の認識手段と、 前記データ取得手段で取得したn列目の画素データ列の
    中で連続する同一画素データの分布状況を認識する第2
    の認識手段と、 副走査方向に連続する同一画素データを圧縮処理する第
    1の圧縮手段と、 主走査方向に連続する同一画素データを圧縮処理する第
    2の圧縮手段と、 前記第1の認識手段及び前記第2の認識手段での認識結
    果を基に、前記n列目の画素データ列に対して、前記第
    1の圧縮手段による圧縮処理を行うか、あるいは前記第
    2の圧縮手段による圧縮処理を行うかを決定する決定手
    段とを備えてなることを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧縮手段は、前記n列目の画
    素データ列を、該画素データ列の中で前記n−1列目の
    画素データ列と副走査方向で異なる画素データが存在す
    る位置を示す位置情報と、該位置情報によって示される
    位置の画素データの内容を示すデータ情報とに変換する
    ことにより、圧縮処理を行うものであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の圧縮手段は、前記n列目の画
    素データ列を、該画素データ列の中で隣接する画素デー
    タと異なる画素データが存在する位置を示す位置情報
    と、該位置情報によって示される位置の画素データの内
    容を示すデータ情報とに変換することにより、圧縮処理
    を行うものであることを特徴とする請求項1記載の画像
    圧縮装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7183950B2 (en) 2005-02-07 2007-02-27 Fuji Photo Film Co., Ltd. Data compression apparatus, and data compression program storage medium
US7684629B2 (en) 2004-01-26 2010-03-23 Fujifilm Corporation Data compression apparatus, and data compression program storage medium
US7773820B2 (en) 2005-08-24 2010-08-10 Fujifilm Corporation Data compression apparatus and data compression program storage medium
US7826670B2 (en) 2005-06-15 2010-11-02 Fujifilm Corporation Data compression apparatus and data compression program storage medium

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