JPH09199644A - 半導体コネクタ及び半導体装置 - Google Patents
半導体コネクタ及び半導体装置Info
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- JPH09199644A JPH09199644A JP2318296A JP2318296A JPH09199644A JP H09199644 A JPH09199644 A JP H09199644A JP 2318296 A JP2318296 A JP 2318296A JP 2318296 A JP2318296 A JP 2318296A JP H09199644 A JPH09199644 A JP H09199644A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上に実
装し得る半導体コネクタ及び半導体装置を実現し難かつ
た。 【解決手段】半導体素子との対向側に、半導体素子の各
電極と同じ位置関係で複数の第1の電極端子を配設する
と共に、基板との対向側に、各第1の電極端子にそれぞ
れ対応させて、マトリクス状にかつ第1の電極端子同士
の間隔に比べて広い間隔で複数の第2の電極端子を配設
し、かつ対応する第1の電極端子及び第2の電極端子同
士を導電接続手段により導電接続するようにしたことに
より、電極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上に実装
し得る半導体コネクタを実現できる。またこの半導体コ
ネクタを用いることにより電極間隔の狭い半導体素子を
容易に基板上に実装し得る半導体コネクタを実現でき
る。
装し得る半導体コネクタ及び半導体装置を実現し難かつ
た。 【解決手段】半導体素子との対向側に、半導体素子の各
電極と同じ位置関係で複数の第1の電極端子を配設する
と共に、基板との対向側に、各第1の電極端子にそれぞ
れ対応させて、マトリクス状にかつ第1の電極端子同士
の間隔に比べて広い間隔で複数の第2の電極端子を配設
し、かつ対応する第1の電極端子及び第2の電極端子同
士を導電接続手段により導電接続するようにしたことに
より、電極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上に実装
し得る半導体コネクタを実現できる。またこの半導体コ
ネクタを用いることにより電極間隔の狭い半導体素子を
容易に基板上に実装し得る半導体コネクタを実現でき
る。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図4) 発明が解決しようとする課題(図4) 課題を解決するための手段(図1〜図3) 発明の実施の形態(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体コネクタ及び
半導体装置に関し、例えば電極間隔の狭い半導体素子を
容易に基板上に実装し得るようにしたものである。
半導体装置に関し、例えば電極間隔の狭い半導体素子を
容易に基板上に実装し得るようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体素子を基板上にベアで実装
する実装方法の1つとしてフリツプチツプ実装法があ
る。通常、この種の実装法を用いた半導体素子の実装
は、図4に示すように、半導体素子1の各電極(以下、
これをパツドと呼ぶ)2をそれぞれ基板3の対応する電
極(以下、これをランドと呼ぶ)4に金属突起(以下、
これをバンプと呼ぶ)5を介して接合すると共に、これ
ら半導体素子1及び基板5間の隙間6に封止樹脂7を充
填するようにして行われる。
する実装方法の1つとしてフリツプチツプ実装法があ
る。通常、この種の実装法を用いた半導体素子の実装
は、図4に示すように、半導体素子1の各電極(以下、
これをパツドと呼ぶ)2をそれぞれ基板3の対応する電
極(以下、これをランドと呼ぶ)4に金属突起(以下、
これをバンプと呼ぶ)5を介して接合すると共に、これ
ら半導体素子1及び基板5間の隙間6に封止樹脂7を充
填するようにして行われる。
【0004】かくしてこの種の実装法においては、封止
樹脂7によつて半導体素子1を外部環境から保護し得る
と共に、当該封止樹脂7によつて半導体素子1及び基板
5間の熱膨張差を吸収し得るため、半導体素子1を基板
5上に信頼性高く実装し得る利点がある。
樹脂7によつて半導体素子1を外部環境から保護し得る
と共に、当該封止樹脂7によつて半導体素子1及び基板
5間の熱膨張差を吸収し得るため、半導体素子1を基板
5上に信頼性高く実装し得る利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、半導体
素子1においては、形成される集積回路(IC)の高性
能化及びコストダウンのためにフアインプロセス化され
ており、大きさもますます小型化してきている。ところ
が半導体素子1においては、小型化に反して、形成され
るICの高性能化に伴つて信号線の数が増加する傾向に
あり、このため限られたチツプサイズ内に数多くのパツ
ド2を設けるためにその間隔をさらに狭くする必要が生
じてきている。
素子1においては、形成される集積回路(IC)の高性
能化及びコストダウンのためにフアインプロセス化され
ており、大きさもますます小型化してきている。ところ
が半導体素子1においては、小型化に反して、形成され
るICの高性能化に伴つて信号線の数が増加する傾向に
あり、このため限られたチツプサイズ内に数多くのパツ
ド2を設けるためにその間隔をさらに狭くする必要が生
じてきている。
【0006】従つて近年では、このような半導体素子1
のパツド間隔のフアイン化に対応させて、この種の半導
体素子1をフリツプチツプ実装する基板5側のランド間
隔も狭くする必要性が生じてきた。しかしながら、基板
5のランド間隔をさらに狭めるためには、技術的な問題
やコスト的な問題がある。
のパツド間隔のフアイン化に対応させて、この種の半導
体素子1をフリツプチツプ実装する基板5側のランド間
隔も狭くする必要性が生じてきた。しかしながら、基板
5のランド間隔をさらに狭めるためには、技術的な問題
やコスト的な問題がある。
【0007】実際上、現在実用化されている基板5のラ
ンド間隔は200 〔μm 〕であり、これ以上にランド間隔
を狭めるためには基板5に対するより精度の高いパター
ニング技術を開発する必要がある。これは基板5にラン
ド4を形成する際、精度良くレジストパターンを形成で
きないと、基板5のランド4を所望する幅や形に形成す
ることができず、この結果半導体素子1の各バンプ3と
基板1の対応するランド4との間に接続不良(未接続や
隣接ランドとの短絡)を発生させるおそれがあることに
よる。
ンド間隔は200 〔μm 〕であり、これ以上にランド間隔
を狭めるためには基板5に対するより精度の高いパター
ニング技術を開発する必要がある。これは基板5にラン
ド4を形成する際、精度良くレジストパターンを形成で
きないと、基板5のランド4を所望する幅や形に形成す
ることができず、この結果半導体素子1の各バンプ3と
基板1の対応するランド4との間に接続不良(未接続や
隣接ランドとの短絡)を発生させるおそれがあることに
よる。
【0008】また例えば上述のような技術的な問題を解
決することができたとしても、ランドパターンの微細化
に応じてこれ以外のパターン部分も微細化された基板5
を必要とするため、基板5のコストアツプを避けえない
問題があつた。
決することができたとしても、ランドパターンの微細化
に応じてこれ以外のパターン部分も微細化された基板5
を必要とするため、基板5のコストアツプを避けえない
問題があつた。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、電極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上に実装し
得る半導体コネクタ及び半導体装置を提案しようとする
ものである。
で、電極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上に実装し
得る半導体コネクタ及び半導体装置を提案しようとする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、半導体素子との対向側に、半
導体素子の各電極と同じ位置関係で配設された複数の第
1の電極端子と、基板との対向側に、各第1の電極端子
にそれぞれ対応させて、マトリクス状にかつ第1の電極
端子同士の間隔に比べて広い間隔で配設された複数の第
2の電極端子と、対応する第1の電極端子及び第2の電
極端子同士を導電接続する導電接続手段とで半導体コネ
クタを構成するようにした。
め第1の発明においては、半導体素子との対向側に、半
導体素子の各電極と同じ位置関係で配設された複数の第
1の電極端子と、基板との対向側に、各第1の電極端子
にそれぞれ対応させて、マトリクス状にかつ第1の電極
端子同士の間隔に比べて広い間隔で配設された複数の第
2の電極端子と、対応する第1の電極端子及び第2の電
極端子同士を導電接続する導電接続手段とで半導体コネ
クタを構成するようにした。
【0011】また第2の発明においては、半導体素子と
の対向側に、半導体素子の各電極と同じ位置関係で配設
された複数の第1の電極端子と、基板との対向側に、各
第1の電極端子にそれぞれ対応させて、マトリクス状に
かつ第1の電極端子同士の間隔に比べて広い間隔で配設
された複数の第2の電極端子と、対応する第1の電極端
子及び第2の電極端子同士を導電接続する導電接続手段
と、半導体素子の各電極が形成された一面を固着するた
めの第1の固着面と有する半導体コネクタを形成し、当
該半導体コネクタの各第1の電極端子がそれぞれ半導体
素子の対応する電極と接触した状態で半導体素子の一面
を半導体コネクタの第1の固着面に熱硬化性樹脂によつ
て固着するようにして半導体装置を構成するようにし
た。
の対向側に、半導体素子の各電極と同じ位置関係で配設
された複数の第1の電極端子と、基板との対向側に、各
第1の電極端子にそれぞれ対応させて、マトリクス状に
かつ第1の電極端子同士の間隔に比べて広い間隔で配設
された複数の第2の電極端子と、対応する第1の電極端
子及び第2の電極端子同士を導電接続する導電接続手段
と、半導体素子の各電極が形成された一面を固着するた
めの第1の固着面と有する半導体コネクタを形成し、当
該半導体コネクタの各第1の電極端子がそれぞれ半導体
素子の対応する電極と接触した状態で半導体素子の一面
を半導体コネクタの第1の固着面に熱硬化性樹脂によつ
て固着するようにして半導体装置を構成するようにし
た。
【0012】この場合第1の発明においては、基板の各
電極と接続される第2の電極端子がマトリクス状にかつ
第1の電極端子同士の間隔によりも広い間隔で配列され
ているため、基板に形成する電極の間隔を半導体素子の
電極間隔以上にすることができる。
電極と接続される第2の電極端子がマトリクス状にかつ
第1の電極端子同士の間隔によりも広い間隔で配列され
ているため、基板に形成する電極の間隔を半導体素子の
電極間隔以上にすることができる。
【0013】また第2の発明においては、第1の発明の
半導体コネクタを用いて半導体装置を構築しているた
め、常に電極間隔を広くすることができる。
半導体コネクタを用いて半導体装置を構築しているた
め、常に電極間隔を広くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
施例を詳述する。
【0015】図1(A)〜(C)において、10は全体
として本発明による半導体コネクタを示し、変換基板1
1の一面11A及び他面11Bにそれぞれ第1又は第2
のガイドプレート12、13が固着されている。第1の
ガイドプレート12においては、図1(A)及び(B)
からも明らかなように、所定の半導体素子の各パツドと
同じ位置関係で複数の貫通孔12Aが穿設され、これら
各貫通孔12A内にそれぞれ金属材からなるボール14
が金属材からなるコイルばね15により外方向に付勢さ
れた状態で収納されている。
として本発明による半導体コネクタを示し、変換基板1
1の一面11A及び他面11Bにそれぞれ第1又は第2
のガイドプレート12、13が固着されている。第1の
ガイドプレート12においては、図1(A)及び(B)
からも明らかなように、所定の半導体素子の各パツドと
同じ位置関係で複数の貫通孔12Aが穿設され、これら
各貫通孔12A内にそれぞれ金属材からなるボール14
が金属材からなるコイルばね15により外方向に付勢さ
れた状態で収納されている。
【0016】このため第1のガイドプレート12におい
ては、各貫通孔12Aの入口の口径がそれぞれボール1
4の径に比べて僅かに小さく選定されており、これによ
り各貫通孔12A内にそれぞれ収納されたボール14
を、その一部が貫通孔12Aの入口から僅かに突出する
ように、かつその状態において自在に転がり動く(転
動)ことができるように保持し得るようになされてい
る。
ては、各貫通孔12Aの入口の口径がそれぞれボール1
4の径に比べて僅かに小さく選定されており、これによ
り各貫通孔12A内にそれぞれ収納されたボール14
を、その一部が貫通孔12Aの入口から僅かに突出する
ように、かつその状態において自在に転がり動く(転
動)ことができるように保持し得るようになされてい
る。
【0017】また第2のガイドプレート13において
は、図1(B)及び(C)からも明らかなように、マト
リスク状にかつ第1のガイドプレート12の各貫通孔1
2Aの間隔よりも広い間隔で複数の貫通孔13Aが穿設
され、これら各貫通孔13A内にそれぞれ金属材からな
るボール16が金属材からなるコイルばね17により外
方向に付勢された状態で収納されている。
は、図1(B)及び(C)からも明らかなように、マト
リスク状にかつ第1のガイドプレート12の各貫通孔1
2Aの間隔よりも広い間隔で複数の貫通孔13Aが穿設
され、これら各貫通孔13A内にそれぞれ金属材からな
るボール16が金属材からなるコイルばね17により外
方向に付勢された状態で収納されている。
【0018】このため第2のガイドプレート13におい
ても、各貫通孔13Aの入口の口径がそれぞれボール1
6の径に比べて僅かに小さく選定されており、これによ
り各貫通孔13A内に収納されたボール16を、その一
部が貫通孔13Aの入口から僅かに突出するように、か
つその状態において自在に転動し得るように保持し得る
ようになされている。
ても、各貫通孔13Aの入口の口径がそれぞれボール1
6の径に比べて僅かに小さく選定されており、これによ
り各貫通孔13A内に収納されたボール16を、その一
部が貫通孔13Aの入口から僅かに突出するように、か
つその状態において自在に転動し得るように保持し得る
ようになされている。
【0019】一方変換基板11においては、図2及び図
3に示すように、一面11Aに第1のガイドプレート1
2の各貫通孔12Aと同じ位置関係で複数の第1のラン
ド20が形成されると共に、他面11Bには第2のガイ
ドプレート13の各貫通孔13Aと同じ位置関係で複数
の第2のランド21が形成されており、各第1のランド
20がそれぞれ対応する第2のランド21と内部に形成
された配線22(図1(B))及び他面11A側に形成
された対応する配線ライン23を順次通じて電気的に接
続されている。
3に示すように、一面11Aに第1のガイドプレート1
2の各貫通孔12Aと同じ位置関係で複数の第1のラン
ド20が形成されると共に、他面11Bには第2のガイ
ドプレート13の各貫通孔13Aと同じ位置関係で複数
の第2のランド21が形成されており、各第1のランド
20がそれぞれ対応する第2のランド21と内部に形成
された配線22(図1(B))及び他面11A側に形成
された対応する配線ライン23を順次通じて電気的に接
続されている。
【0020】これによりこの半導体コネクタ10におい
ては、変換基板11の一面11A側に配設されたボール
14及びコイルばね15からなる各第1の電極端子30
と、変換基板11の他面11B側に配設されたボール1
6及びコイルばね17からなる対応する第2の電極端子
31とをそれぞれコイルばね15、17及び変換基板1
1を介して導通接続し得るようになされている。この実
施例の場合、第1のガイドプレート12の上面12B
(以下、これを第1の固着面12Bと呼ぶ)には図示し
ない熱硬化性樹脂が塗布されている。
ては、変換基板11の一面11A側に配設されたボール
14及びコイルばね15からなる各第1の電極端子30
と、変換基板11の他面11B側に配設されたボール1
6及びコイルばね17からなる対応する第2の電極端子
31とをそれぞれコイルばね15、17及び変換基板1
1を介して導通接続し得るようになされている。この実
施例の場合、第1のガイドプレート12の上面12B
(以下、これを第1の固着面12Bと呼ぶ)には図示し
ない熱硬化性樹脂が塗布されている。
【0021】これによりこの半導体コネクタ10におい
ては、半導体素子を各パツドがそれぞれ対応する第1の
電極端子30と接触するように第1の固着面12B上に
位置決めしてマウントした後、この半導体素子をヒート
ツール等を用いて第1の固着面12Bに押しつけながら
熱硬化性接着剤を加熱し、硬化させることによつて、容
易にこの半導体素子を各パツドがそれぞれ対応する第1
の電極端子30と電気的に接続された状態に固着し得る
ようになされている。またこの実施例の場合、第2のガ
イドプレート13の下面13B(以下、これを第2の固
着面13Bと呼ぶ)には図示しない熱可塑性樹脂が塗布
されている。
ては、半導体素子を各パツドがそれぞれ対応する第1の
電極端子30と接触するように第1の固着面12B上に
位置決めしてマウントした後、この半導体素子をヒート
ツール等を用いて第1の固着面12Bに押しつけながら
熱硬化性接着剤を加熱し、硬化させることによつて、容
易にこの半導体素子を各パツドがそれぞれ対応する第1
の電極端子30と電気的に接続された状態に固着し得る
ようになされている。またこの実施例の場合、第2のガ
イドプレート13の下面13B(以下、これを第2の固
着面13Bと呼ぶ)には図示しない熱可塑性樹脂が塗布
されている。
【0022】これによりこの半導体コネクタ10におい
ては、各第2の電極端子31がそれぞれ基板の対応する
ランドと接触するように基板上に位置決めしてマウント
した後、当該半導体コネクタ10を基板に押しつけなが
ら熱可塑性接着剤を加熱し、さらにその状態を保持した
まま冷却することによつて、当該半導体コネクタ10を
容易に各第2の電極端子31がそれぞれ対応する基板の
ランドと電気的に接続された状態に基板上に固着し得る
ようになされている。
ては、各第2の電極端子31がそれぞれ基板の対応する
ランドと接触するように基板上に位置決めしてマウント
した後、当該半導体コネクタ10を基板に押しつけなが
ら熱可塑性接着剤を加熱し、さらにその状態を保持した
まま冷却することによつて、当該半導体コネクタ10を
容易に各第2の電極端子31がそれぞれ対応する基板の
ランドと電気的に接続された状態に基板上に固着し得る
ようになされている。
【0023】さらにこの実施例の場合、図1(B)から
も明らかなように、基板の各ランドとそれぞれ接触する
各ボールは、半導体素子の各パツドとそれぞれ接触する
各ボールによりも径が大きく選定されている。これによ
りこの半導体コネクタ10においては、温度変化に伴う
基板との間の熱膨張のより大きなストレスに耐え得るよ
うになされ、これにより第2の電極端子31と基板のラ
ンドとの電気的な接続の信頼性を向上させ得るようにな
されている。
も明らかなように、基板の各ランドとそれぞれ接触する
各ボールは、半導体素子の各パツドとそれぞれ接触する
各ボールによりも径が大きく選定されている。これによ
りこの半導体コネクタ10においては、温度変化に伴う
基板との間の熱膨張のより大きなストレスに耐え得るよ
うになされ、これにより第2の電極端子31と基板のラ
ンドとの電気的な接続の信頼性を向上させ得るようにな
されている。
【0024】以上の構成において、この半導体コネクタ
10を用いて半導体素子を基板上の対応する位置に実装
する場合、まず半導体素子を上述のようにして第1の固
着面12B上に各パツドがそれぞれ対応する第1の電極
端子30のボール14と接触(電気的に接続)するよう
に固着する。
10を用いて半導体素子を基板上の対応する位置に実装
する場合、まず半導体素子を上述のようにして第1の固
着面12B上に各パツドがそれぞれ対応する第1の電極
端子30のボール14と接触(電気的に接続)するよう
に固着する。
【0025】次いでこの一体になつた半導体コネクタ1
0及び半導体素子からなる半導体ユニツトをヒートツー
ルを有するメカニカルチヤツクによりチヤツキングし、
その状態でこの半導体ユニツトを基板上の対応する位置
に、第2の電極端子31の各ボール16がそれぞれ基板
の対応するランドと接触するように位置決めしてマウン
トする。
0及び半導体素子からなる半導体ユニツトをヒートツー
ルを有するメカニカルチヤツクによりチヤツキングし、
その状態でこの半導体ユニツトを基板上の対応する位置
に、第2の電極端子31の各ボール16がそれぞれ基板
の対応するランドと接触するように位置決めしてマウン
トする。
【0026】この場合例えば10〔mm〕四方の半導体素子
から100 本の信号線を取り出して半導体コネクタの裏面
側(すなわち変換基板11の他面11B側)にマトリク
ス状に再配線したとしても外周部のデツドスペースを除
いて第2の電極端子31を0.8 〔mm〕間隔で配置するこ
とができ、従つてメカニカルチヤツクにより中心を求め
ても実用上十分な精度を得ることができる。
から100 本の信号線を取り出して半導体コネクタの裏面
側(すなわち変換基板11の他面11B側)にマトリク
ス状に再配線したとしても外周部のデツドスペースを除
いて第2の電極端子31を0.8 〔mm〕間隔で配置するこ
とができ、従つてメカニカルチヤツクにより中心を求め
ても実用上十分な精度を得ることができる。
【0027】続いてこの半導体ユニツトをメカニカルチ
ヤツクのヒートツールを用いて基板に押しつけながら加
熱することにより熱可塑性接着剤を加熱し、さらにその
状態を保持したまま半導体ユニツトを冷却することによ
り、当該半導体ユニツトを基板上に第2の電極端子31
の各ボール16がそれぞれ対応するランドと接触した状
態に固着する。
ヤツクのヒートツールを用いて基板に押しつけながら加
熱することにより熱可塑性接着剤を加熱し、さらにその
状態を保持したまま半導体ユニツトを冷却することによ
り、当該半導体ユニツトを基板上に第2の電極端子31
の各ボール16がそれぞれ対応するランドと接触した状
態に固着する。
【0028】これにより半導体素子の各パツドをそれぞ
れ基板の対応するランドと半導体ユニツトを介して電気
的に接続することができ、かくして当該半導体素子を基
板上に実装することができる。ここでこの半導体コネク
タ10の場合、基板の各ランドと接続される各第2の電
極端子31は、上述のように変換基板11の他面11B
側にマトリクス状に再配列されているため、第2の電極
端子31の間隔を第1の電極端子30の間隔に比べて十
分に広くとることができ、その分加工精度の高い基板で
なくとも全ての各第2の電極端子31をそれぞれ容易か
つ確実に基板の対応するランドと接続することができ
る。
れ基板の対応するランドと半導体ユニツトを介して電気
的に接続することができ、かくして当該半導体素子を基
板上に実装することができる。ここでこの半導体コネク
タ10の場合、基板の各ランドと接続される各第2の電
極端子31は、上述のように変換基板11の他面11B
側にマトリクス状に再配列されているため、第2の電極
端子31の間隔を第1の電極端子30の間隔に比べて十
分に広くとることができ、その分加工精度の高い基板で
なくとも全ての各第2の電極端子31をそれぞれ容易か
つ確実に基板の対応するランドと接続することができ
る。
【0029】またこの半導体コネクタ10の場合、第1
又は第2の電極端子30、31をそれぞれ構成する第1
及び第2のボール14、16が、それぞれ第1又は第2
のガイドプレート12、13の各貫通孔12A、13A
内に嵌め込まれると共に対応するコイルばね15、17
により外方向に付勢されており、このため各第1及び第
2の電極端子30、31がそれぞれ独立に変換基板11
と半導体素子又は基板に基板に近接する方向に弾力をも
つて移動することができる。従つてこの半導体コネクタ
10においては、例えば平坦度の悪い基板や半導体素子
の各ランド又は各パツドに対して対応する第1又は第2
の電極端子30、31を確実に接続することができる。
又は第2の電極端子30、31をそれぞれ構成する第1
及び第2のボール14、16が、それぞれ第1又は第2
のガイドプレート12、13の各貫通孔12A、13A
内に嵌め込まれると共に対応するコイルばね15、17
により外方向に付勢されており、このため各第1及び第
2の電極端子30、31がそれぞれ独立に変換基板11
と半導体素子又は基板に基板に近接する方向に弾力をも
つて移動することができる。従つてこの半導体コネクタ
10においては、例えば平坦度の悪い基板や半導体素子
の各ランド又は各パツドに対して対応する第1又は第2
の電極端子30、31を確実に接続することができる。
【0030】さらにこの半導体コネクタ10において
は、上述のように第1及び第2の電極端子30、31が
それぞれ独立に変換基板11と垂直な方向に移動するよ
うに第1又は第2のガイドプレート12、13の対応す
る貫通孔12A、13Aによつてガイドされるため、各
第1、第2の電極端子30、31の屈曲に起因する隣接
する第1又は第2の電極端子30、31同士の短絡や、
半導体素子のパツド又は基板のランドとの接触不良が発
生するのを確実に防止でき、かくしてより信頼性高く半
導体素子と基板との接続を行うことができる。
は、上述のように第1及び第2の電極端子30、31が
それぞれ独立に変換基板11と垂直な方向に移動するよ
うに第1又は第2のガイドプレート12、13の対応す
る貫通孔12A、13Aによつてガイドされるため、各
第1、第2の電極端子30、31の屈曲に起因する隣接
する第1又は第2の電極端子30、31同士の短絡や、
半導体素子のパツド又は基板のランドとの接触不良が発
生するのを確実に防止でき、かくしてより信頼性高く半
導体素子と基板との接続を行うことができる。
【0031】さらにこの半導体コネクタ10の場合、各
第1及び第2の電極端子30、31がそれぞれボール1
4、16及びコイルばね15、17による加圧滑り構成
を有しているため、当該半導体コネクタ10及び半導体
素子間や、半導体コネクタ10及び基板間に熱膨張差に
よる位置ずれが生じた場合においても、半導体コネクタ
10及び半導体素子間や、半導体コネクタ10及び基板
間の接続部分の電気的な接続をボール14、16の回転
により保つことができる。従つてより信頼性高く半導体
素子と基板との接続を行うことができる。
第1及び第2の電極端子30、31がそれぞれボール1
4、16及びコイルばね15、17による加圧滑り構成
を有しているため、当該半導体コネクタ10及び半導体
素子間や、半導体コネクタ10及び基板間に熱膨張差に
よる位置ずれが生じた場合においても、半導体コネクタ
10及び半導体素子間や、半導体コネクタ10及び基板
間の接続部分の電気的な接続をボール14、16の回転
により保つことができる。従つてより信頼性高く半導体
素子と基板との接続を行うことができる。
【0032】さらにこの半導体コネクタ10において
は、半導体素子との固着面(すなわち第1の固着面12
A)に熱硬化性樹脂を塗布しているため温度の高い環境
下においても信頼性の高い接続を得られ、また基板との
固着面(すなわち第2の固着面13A)に熱可塑性樹脂
を塗布しているため、半導体素子が不良となつた場合に
当該半導体コネクタ10を介して第2の熱可塑性樹脂を
加熱することにより容易に半導体素子を基板上から取り
外すことができる。
は、半導体素子との固着面(すなわち第1の固着面12
A)に熱硬化性樹脂を塗布しているため温度の高い環境
下においても信頼性の高い接続を得られ、また基板との
固着面(すなわち第2の固着面13A)に熱可塑性樹脂
を塗布しているため、半導体素子が不良となつた場合に
当該半導体コネクタ10を介して第2の熱可塑性樹脂を
加熱することにより容易に半導体素子を基板上から取り
外すことができる。
【0033】以上の構成によれば、変換基板11の一面
11Aに半導体素子の各パツド位置にそれぞれ対応させ
て貫通孔12Aが穿設された第1のガイドプレート12
Aを固着すると共に、当該変換基板11の他面11Bに
第1のガイドプレート12の各貫通孔12Aにそれぞれ
対応させてマトリクス状に貫通孔13Aが穿設された第
2のガイドプレート13を固着し、第1及び第2のガイ
ドプレート12、13の各貫通孔12A、13A内にそ
れぞれ配設された第1又は第2の電極端子30、31の
対応するもの同士をそれぞれ変換基板11を介して導電
接続するようにしたことにより、半導体素子のパツド間
隔が狭い場合においても、また基板の加工精度に関わり
なく半導体素子の各パツドをそれぞれ確実に基板の対応
するランドと電気的に接続することができ、かくして電
極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上に実装し得る半
導体コネクタを実現できる。
11Aに半導体素子の各パツド位置にそれぞれ対応させ
て貫通孔12Aが穿設された第1のガイドプレート12
Aを固着すると共に、当該変換基板11の他面11Bに
第1のガイドプレート12の各貫通孔12Aにそれぞれ
対応させてマトリクス状に貫通孔13Aが穿設された第
2のガイドプレート13を固着し、第1及び第2のガイ
ドプレート12、13の各貫通孔12A、13A内にそ
れぞれ配設された第1又は第2の電極端子30、31の
対応するもの同士をそれぞれ変換基板11を介して導電
接続するようにしたことにより、半導体素子のパツド間
隔が狭い場合においても、また基板の加工精度に関わり
なく半導体素子の各パツドをそれぞれ確実に基板の対応
するランドと電気的に接続することができ、かくして電
極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上に実装し得る半
導体コネクタを実現できる。
【0034】なお上述の実施例においては、本発明によ
る半導体コネクタ10を図1(A)〜(C)のように構
成するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、要は、半導体素子との対向側に、半導体素子
の各電極と同じ位置関係で配設された複数の第1の電極
端子と、基板との対向側に、各第1の電極端子にそれぞ
れ対応させて、マトリクス状にかつ第1の電極端子同士
の間隔に比べて広い間隔でそれぞれ配設された複数の第
2の電極端子と、対応する第1の電極端子及び第2の電
極端子同士を導電接続する導電接続手段とを設け、各第
1の電極端子をそれぞれ半導体素子の対応する電極と接
触させると共に、各第2の電極端子をそれぞれ基板の対
応する電極と接触させることにより、半導体素子の各電
極と基板の対応する電極とをそれぞれ電気的に接続する
ように半導体コネクタを構築するのであれば、半導体コ
ネクタ10の構成としては、図1(A)〜(C)以外の
構成を適用することができる。
る半導体コネクタ10を図1(A)〜(C)のように構
成するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、要は、半導体素子との対向側に、半導体素子
の各電極と同じ位置関係で配設された複数の第1の電極
端子と、基板との対向側に、各第1の電極端子にそれぞ
れ対応させて、マトリクス状にかつ第1の電極端子同士
の間隔に比べて広い間隔でそれぞれ配設された複数の第
2の電極端子と、対応する第1の電極端子及び第2の電
極端子同士を導電接続する導電接続手段とを設け、各第
1の電極端子をそれぞれ半導体素子の対応する電極と接
触させると共に、各第2の電極端子をそれぞれ基板の対
応する電極と接触させることにより、半導体素子の各電
極と基板の対応する電極とをそれぞれ電気的に接続する
ように半導体コネクタを構築するのであれば、半導体コ
ネクタ10の構成としては、図1(A)〜(C)以外の
構成を適用することができる。
【0035】従つて第1及び第2の電極端子をボール1
4、16及びコイルばね15、17以外のもので構成す
るようにしても良く、また導電接続手段を変換基板11
以外のもので構成するようにしても良い。
4、16及びコイルばね15、17以外のもので構成す
るようにしても良く、また導電接続手段を変換基板11
以外のもので構成するようにしても良い。
【0036】また上述の実施例においては、第1又は第
2の電極端子30、31の各ボール14、16を、それ
ぞれ第1又は第2のガイドプレート12、13の各貫通
孔12A、13A内に嵌め込むと共に、これらをそれぞ
れ対応するコイルばね15、17により外方向に付勢す
ることにより、各第1及び第2の電極端子30、31が
それぞれ独立に変換基板11と半導体素子又は基板に基
板に近接する方向に弾力をもつて移動し得るようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1及
び第2の電極端子30、31のいずれか一方だけが半導
体素子又は基板に近接する方向に弾力を有するようにし
ても良く、また各第1及び第2の電極端子30、31の
各ボール14、16を付勢する付勢手段としてコイルば
ね15、17以外のものを適用するようにしても良い。
なお付勢手段を金属材以外のものを用いて構成するよう
にしても良く、この場合にはボール15、17を直接変
換基板11の対応するランド20、21に配線等により
接続するようにすれば良い。
2の電極端子30、31の各ボール14、16を、それ
ぞれ第1又は第2のガイドプレート12、13の各貫通
孔12A、13A内に嵌め込むと共に、これらをそれぞ
れ対応するコイルばね15、17により外方向に付勢す
ることにより、各第1及び第2の電極端子30、31が
それぞれ独立に変換基板11と半導体素子又は基板に基
板に近接する方向に弾力をもつて移動し得るようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1及
び第2の電極端子30、31のいずれか一方だけが半導
体素子又は基板に近接する方向に弾力を有するようにし
ても良く、また各第1及び第2の電極端子30、31の
各ボール14、16を付勢する付勢手段としてコイルば
ね15、17以外のものを適用するようにしても良い。
なお付勢手段を金属材以外のものを用いて構成するよう
にしても良く、この場合にはボール15、17を直接変
換基板11の対応するランド20、21に配線等により
接続するようにすれば良い。
【0037】さらに上述の実施例においては、第1及び
第2の電極端子30、31が屈曲しないように第1、第
2の電極端子同士の位置関係を保つようにこれら第1及
び第2の電極端子30、31を保持する保持手段として
第1又は第2のガイドプレート12、13を適用するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々の保持手段を適用できる。
第2の電極端子30、31が屈曲しないように第1、第
2の電極端子同士の位置関係を保つようにこれら第1及
び第2の電極端子30、31を保持する保持手段として
第1又は第2のガイドプレート12、13を適用するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々の保持手段を適用できる。
【0038】さらに上述の実施例においては、半導体コ
ネクタ10の第1の固着面12Bに熱硬化性樹脂を塗布
し、第2の固着面13Bに熱可塑性樹脂を塗布するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
第1及び又は第2の固着面12B、13Bに熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂以外の半導体コネクタ10と半導体素
子又は基板とを固着し得るような固着手段を塗布するよ
うにしても良い。
ネクタ10の第1の固着面12Bに熱硬化性樹脂を塗布
し、第2の固着面13Bに熱可塑性樹脂を塗布するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
第1及び又は第2の固着面12B、13Bに熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂以外の半導体コネクタ10と半導体素
子又は基板とを固着し得るような固着手段を塗布するよ
うにしても良い。
【0039】
【発明の効果】上述のように第1の発明によれば、半導
体素子との対向側に、半導体素子の各電極と同じ位置関
係で複数の第1の電極端子を配設すると共に、基板との
対向側に、各第1の電極端子にそれぞれ対応させて、マ
トリクス状にかつ第1の電極端子同士の間隔に比べて広
い間隔で複数の第2の電極端子を配設し、かつ対応する
第1の電極端子及び第2の電極端子同士を導電接続手段
により導電接続するようにしたことにより、基板に形成
する電極の間隔を半導体素子の電極間隔以上にすること
ができ、かくして電極間隔の狭い半導体素子を容易に基
板上に実装し得る半導体コネクタを実現できる。
体素子との対向側に、半導体素子の各電極と同じ位置関
係で複数の第1の電極端子を配設すると共に、基板との
対向側に、各第1の電極端子にそれぞれ対応させて、マ
トリクス状にかつ第1の電極端子同士の間隔に比べて広
い間隔で複数の第2の電極端子を配設し、かつ対応する
第1の電極端子及び第2の電極端子同士を導電接続手段
により導電接続するようにしたことにより、基板に形成
する電極の間隔を半導体素子の電極間隔以上にすること
ができ、かくして電極間隔の狭い半導体素子を容易に基
板上に実装し得る半導体コネクタを実現できる。
【0040】また第2の発明においては、第1の発明の
半導体コネクタを用いて半導体装置を構築するようにし
たことにより、第1の発明と同様に、基板に形成する電
極の間隔を半導体素子の電極間隔以上にすることがで
き、かくして電極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上
に実装し得る半導体コネクタを実現できる。
半導体コネクタを用いて半導体装置を構築するようにし
たことにより、第1の発明と同様に、基板に形成する電
極の間隔を半導体素子の電極間隔以上にすることがで
き、かくして電極間隔の狭い半導体素子を容易に基板上
に実装し得る半導体コネクタを実現できる。
【図1】実施例による半導体コネクタの全体構成を示す
上面図、断面図及び下面図である。
上面図、断面図及び下面図である。
【図2】変換基板の一面を示す斜視図である。
【図3】変換基板の他面を示す斜視図である。
【図4】従来のフリツプチツプ実装の説明に供する断面
図である。
図である。
10……半導体コネクタ、11……変換基板、12、1
3……ガイドプレート、12A、13A……貫通孔、1
2B、13B……固着面、14、16……ボール、1
5、17……コイルばね、30、31……電極端子。
3……ガイドプレート、12A、13A……貫通孔、1
2B、13B……固着面、14、16……ボール、1
5、17……コイルばね、30、31……電極端子。
Claims (13)
- 【請求項1】半導体素子及び当該半導体素子を実装する
基板間に配置され、上記半導体素子の各電極と上記基板
の対応する電極とをそれぞれ電気的に接続する半導体コ
ネクタにおいて、 上記半導体素子との対向側に、上記半導体素子の各上記
電極と同じ位置関係で配設された複数の第1の電極端子
と、 上記基板との対向側に、各上記第1の電極端子にそれぞ
れ対応させて、マトリクス状にかつ上記第1の電極端子
同士の間隔に比べて広い間隔でそれぞれ配設された複数
の第2の電極端子と、 対応する上記第1の電極端子及び上記第2の電極端子同
士を導電接続する導電接続手段とを具え、各上記第1の
電極端子をそれぞれ上記半導体素子の対応する上記電極
と接触させると共に、各上記第2の電極端子をそれぞれ
上記基板の対応する上記電極と接触させることにより、
上記半導体素子の各上記電極と上記基板の対応する上記
電極とをそれぞれ電気的に接続することを特徴とする半
導体コネクタ。 - 【請求項2】上記第2の電極端子が上記第1の電極端子
よりも大きく形成されたことを特徴とする請求項1に記
載の半導体コネクタ。 - 【請求項3】各上記第1の電極端子は上記半導体素子に
近接する方向に弾力を有し、及び又は各上記第2の電極
端子は上記基板に近接する方向に弾力を有することを特
徴とする請求項1に記載の半導体コネクタ。 - 【請求項4】各上記第1の電極端子同士及び第2の電極
端子同士の位置関係を保つように上記第1及び第2の電
極端子を保持する保持手段を具えることを特徴とする請
求項1に記載の半導体コネクタ。 - 【請求項5】上記第1及び又は第2の電極端子は、 転動自在に保持された金属材からなるボールと、 上記ボールを上記半導体素子又は上記基板に近接する方
向に付勢する付勢手段とを具えることを特徴とする請求
項1に記載の半導体コネクタ。 - 【請求項6】上記半導体素子の各上記電極が形成された
一面を固着するための第1の固着面を有し、当該第1の
固着面に熱硬化性樹脂が塗布されたことを特徴とする請
求項1に記載の半導体コネクタ。 - 【請求項7】上記基板の各上記電極が形成された一面を
固着するための第2の固着面を有し、当該第2の固着面
に熱可塑性樹脂が塗布されたことを特徴とする請求項1
に記載の半導体コネクタ。 - 【請求項8】一面に複数の電極が形成された半導体素子
と、 上記半導体素子及び当該半導体素子を実装する基板間に
おいて、上記半導体素子の各上記電極をそれぞれ上記基
板の対応する電極に電気的に接続する半導体コネクタと
を具え、 上記半導体コネクタは、 上記半導体素子との対向側に、上記半導体素子の各上記
電極と同じ位置関係で配設された複数の第1の電極端子
と、 上記基板との対向側に、各上記第1の電極端子にそれぞ
れ対応させて、マトリクス状にかつ上記第1の電極端子
同士の間隔に比べて広い間隔でそれぞれ配設された複数
の第2の電極端子と、 対応する上記第1の電極端子及び上記第2の電極端子同
士を導電接続する導電接続手段と、 上記半導体素子の上記一面を固着するための第1の固着
面とを有し、上記半導体コネクタの各上記第1の電極端
子がそれぞれ上記半導体素子の対応する上記電極と接触
した状態で上記半導体素子の上記一面が上記半導体コネ
クタの上記第1の固着面に熱硬化性樹脂によつて固着さ
れることにより上記半導体素子及び上記半導体コネクタ
が一体化されたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項9】上記半導体コネクタは、 上記第2の電極端子が上記第1の電極端子よりも大きく
形成されたことを特徴とする請求項8に記載の半導体装
置。 - 【請求項10】上記半導体コネクタは、 各上記第1の電極端子は上記半導体素子に近接及び離反
する方向の弾力を有し、及び又は各上記第2の電極端子
は上記基板に近接及び離反する方向の弾力を有すること
を特徴とする請求項8に記載の半導体装置。 - 【請求項11】上記半導体コネクタは、 各上記第1の電極端子同士及び又は第2の電極端子同士
の位置関係を保つように上記第1及び又は第2の電極端
子を保持する保持手段を具えることを特徴とする請求項
8に記載の半導体装置。 - 【請求項12】上記半導体コネクタの上記第1及び又は
第2の電極端子は、 転動自在に保持された金属材からなるボールと、 上記ボールを上記半導体素子又は上記基板に近接する方
向に付勢する付勢手段とを具えることを特徴とする請求
項8に記載の半導体装置。 - 【請求項13】上記半導体コネクタは、 上記基板の各上記電極が形成された一面を固着するため
の第2の固着面を有し、当該第2の固着面に熱可塑性樹
脂が塗布されたことを特徴とする請求項8に記載の半導
体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2318296A JPH09199644A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 半導体コネクタ及び半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2318296A JPH09199644A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 半導体コネクタ及び半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09199644A true JPH09199644A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12103514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2318296A Pending JPH09199644A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 半導体コネクタ及び半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09199644A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6697261B2 (en) | 1998-07-01 | 2004-02-24 | Fujitsu Limited | Multileveled printed circuit board unit including substrate interposed between stacked bumps |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP2318296A patent/JPH09199644A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6697261B2 (en) | 1998-07-01 | 2004-02-24 | Fujitsu Limited | Multileveled printed circuit board unit including substrate interposed between stacked bumps |
US7489518B2 (en) | 1998-07-01 | 2009-02-10 | Fujitsu Limited | Multileveled printed circuit board unit including substrate interposed between stacked bumps |
US8089775B2 (en) | 1998-07-01 | 2012-01-03 | Fujitsu Limited | Multileveled printed circuit board unit including substrate interposed between stacked bumps |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040416 |