JPH09198973A - 開閉機器と操作装置との連結装置 - Google Patents
開閉機器と操作装置との連結装置Info
- Publication number
- JPH09198973A JPH09198973A JP2854996A JP2854996A JPH09198973A JP H09198973 A JPH09198973 A JP H09198973A JP 2854996 A JP2854996 A JP 2854996A JP 2854996 A JP2854996 A JP 2854996A JP H09198973 A JPH09198973 A JP H09198973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- operating
- drive shaft
- connecting portion
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】開閉機器の駆動装置に設けられた駆動軸の連結
部に、操作装置の操作軸の連結部を所定の位置以外で着
脱し連結することができない誤動作のない、かつ構造が
簡単な開閉機器と操作装置との連結装置を提供する。 【解決手段】開閉機器の連結部７の操作軸４の操作軸側
連結部１６の端部の外周方向に突出部１８を設け、開閉
機器の駆動装置の駆動軸６の端面側に開閉機器の所定の
駆動操作に対応する位置に備えたスリット１９と操作軸
側連結部挿入孔２０とを有するカバー２１とを設けて、
前記突出部１８をスリット１９を介して操作軸４の操作
軸側連結部１６を挿脱して、前記駆動軸６と操作軸４と
の軸端部間を着脱可能として、前記カバー２１と駆動軸
６の端部間の空間部で駆動軸６と操作軸４との連結部７
を周方向の所定の位置に駆動するようにする。
部に、操作装置の操作軸の連結部を所定の位置以外で着
脱し連結することができない誤動作のない、かつ構造が
簡単な開閉機器と操作装置との連結装置を提供する。 【解決手段】開閉機器の連結部７の操作軸４の操作軸側
連結部１６の端部の外周方向に突出部１８を設け、開閉
機器の駆動装置の駆動軸６の端面側に開閉機器の所定の
駆動操作に対応する位置に備えたスリット１９と操作軸
側連結部挿入孔２０とを有するカバー２１とを設けて、
前記突出部１８をスリット１９を介して操作軸４の操作
軸側連結部１６を挿脱して、前記駆動軸６と操作軸４と
の軸端部間を着脱可能として、前記カバー２１と駆動軸
６の端部間の空間部で駆動軸６と操作軸４との連結部７
を周方向の所定の位置に駆動するようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、開閉器，断路
器，及び遮断器等の開閉機器の駆動装置を操作する操作
装置と、前記開閉機器の駆動装置の駆動軸とを着脱可能
に連結する連結装置の構造に関する。
器，及び遮断器等の開閉機器の駆動装置を操作する操作
装置と、前記開閉機器の駆動装置の駆動軸とを着脱可能
に連結する連結装置の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７〜図９は従来の開閉機器の操作装置
の連結装置を示すものであり、図７は断路器の開閉操作
を説明する断面図、図８は図７のＰ矢視の連結部の拡大
図、図９は図８のIX−IX断面図である。開閉装置の開閉
機器を駆動操作するには、操作装置より開閉機器の駆動
装置に設けられている駆動軸に手動、電動機、電磁ソレ
ノイドあるいは油圧等の種々の手段で回転駆動力を与え
ることにより行われる。この操作装置には、図７の断路
器の開閉操作のように、投入，開離及び接地の切換え動
作とそれらの保持が確実に行われることが要求される。
特に、ガス絶縁開閉装置のような閉鎖形配電盤に前記し
た開閉機器を収納している装置においては、前記した開
閉機器をも含めて主回路の充電部がガス密封された金属
容器内に収納されているので、開閉機器の駆動装置の駆
動操作は操作作業の容易性のために配電盤の正面にて操
作可能なように構成されている。そして、開閉機器の駆
動装置に設けられている駆動軸と、操作装置の操作軸と
を着脱できるような連結装置にて、操作時のみ操作でき
るように操作装置を取外し可能な構造を採用しているた
めに、開閉機器の操作時において誤動作の起こらない構
造であることが必要となる。
の連結装置を示すものであり、図７は断路器の開閉操作
を説明する断面図、図８は図７のＰ矢視の連結部の拡大
図、図９は図８のIX−IX断面図である。開閉装置の開閉
機器を駆動操作するには、操作装置より開閉機器の駆動
装置に設けられている駆動軸に手動、電動機、電磁ソレ
ノイドあるいは油圧等の種々の手段で回転駆動力を与え
ることにより行われる。この操作装置には、図７の断路
器の開閉操作のように、投入，開離及び接地の切換え動
作とそれらの保持が確実に行われることが要求される。
特に、ガス絶縁開閉装置のような閉鎖形配電盤に前記し
た開閉機器を収納している装置においては、前記した開
閉機器をも含めて主回路の充電部がガス密封された金属
容器内に収納されているので、開閉機器の駆動装置の駆
動操作は操作作業の容易性のために配電盤の正面にて操
作可能なように構成されている。そして、開閉機器の駆
動装置に設けられている駆動軸と、操作装置の操作軸と
を着脱できるような連結装置にて、操作時のみ操作でき
るように操作装置を取外し可能な構造を採用しているた
めに、開閉機器の操作時において誤動作の起こらない構
造であることが必要となる。
【０００３】さて、開閉機器を駆動する操作装置の例と
して断路器について以下説明する。図７に示すように、
碍子１に搭載されている可動接触子２は、操作装置３か
らの駆動力を操作軸４と断路器５の駆動装置に設けられ
た駆動軸６との端部間を連結する連結部７を介して前記
駆動軸６側に伝達して、この駆動軸６に連動する駆動装
置のレバー８の往復運動により移動軸９上を左に移動さ
せることにより、固定接触子１０と接触接続させて主回
路を充電状態とする。また操作装置３により操作軸４を
回転させ右側に移動させることにより固定接触子１０と
可動接触子２が開離状態、また接地接触子１１と接続さ
せることにより主回路を接地して無電圧の状態に保持す
るようにている。上記したこの断路器５の操作装置３の
連結部７は、図８及び図９に示すように断路器５の駆動
軸６の端部に設けた角孔軸１２に操作軸４の端部の角軸
部１３を嵌合し連結する構成からなっており、操作軸４
の他端部の角軸部４ａに操作ハンドル１４の角孔部１４
ａを嵌合させて、手動あるいは電動機で回転駆動させて
操作ハンドル１４の回転駆動力を駆動軸６に伝達するよ
うになっている。なお、上記では、断路器と操作装置と
の連結装置について説明したが、遮断器，接地開閉器及
び負荷開閉器等の開閉機器の駆動操作においても同様の
構造のものを採用している。
して断路器について以下説明する。図７に示すように、
碍子１に搭載されている可動接触子２は、操作装置３か
らの駆動力を操作軸４と断路器５の駆動装置に設けられ
た駆動軸６との端部間を連結する連結部７を介して前記
駆動軸６側に伝達して、この駆動軸６に連動する駆動装
置のレバー８の往復運動により移動軸９上を左に移動さ
せることにより、固定接触子１０と接触接続させて主回
路を充電状態とする。また操作装置３により操作軸４を
回転させ右側に移動させることにより固定接触子１０と
可動接触子２が開離状態、また接地接触子１１と接続さ
せることにより主回路を接地して無電圧の状態に保持す
るようにている。上記したこの断路器５の操作装置３の
連結部７は、図８及び図９に示すように断路器５の駆動
軸６の端部に設けた角孔軸１２に操作軸４の端部の角軸
部１３を嵌合し連結する構成からなっており、操作軸４
の他端部の角軸部４ａに操作ハンドル１４の角孔部１４
ａを嵌合させて、手動あるいは電動機で回転駆動させて
操作ハンドル１４の回転駆動力を駆動軸６に伝達するよ
うになっている。なお、上記では、断路器と操作装置と
の連結装置について説明したが、遮断器，接地開閉器及
び負荷開閉器等の開閉機器の駆動操作においても同様の
構造のものを採用している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の操作装置３の操作軸４を介して回転駆動力を開閉機
器に伝達する前記操作軸４と開閉機器の駆動装置に設け
られた駆動軸６との連結部７からなる連結装置において
は、開閉機器側の駆動軸６の角孔軸１２に操作軸４の角
軸部１３を挿着して、周方向の所定の投入，開離及び接
地位置に駆動軸６を回転駆動する方式であるので、図９
の所定の位置でない中間の位置においても連結部７より
操作軸４とともに操作装置３を取り外すことが可能であ
り、取外し時に駆動軸６の位置を周方向に移動してしま
う恐れがあるという問題があった。
来の操作装置３の操作軸４を介して回転駆動力を開閉機
器に伝達する前記操作軸４と開閉機器の駆動装置に設け
られた駆動軸６との連結部７からなる連結装置において
は、開閉機器側の駆動軸６の角孔軸１２に操作軸４の角
軸部１３を挿着して、周方向の所定の投入，開離及び接
地位置に駆動軸６を回転駆動する方式であるので、図９
の所定の位置でない中間の位置においても連結部７より
操作軸４とともに操作装置３を取り外すことが可能であ
り、取外し時に駆動軸６の位置を周方向に移動してしま
う恐れがあるという問題があった。
【０００５】また、操作軸４の回転駆動時に、駆動軸６
の動作範囲を制限するストッパー機能が、従来は開閉機
器側の駆動軸６又は図８のように連結部７の外の操作装
置３側にレバー３ａ等を設けて位置を検出する構造を採
用しているために操作装置３の操作方法及び構造が複雑
になるという欠点がある。更に、連結部７の構成におい
ても前記した駆動軸６の軸端部側に、操作軸４側の角軸
部１３を挿着する角孔部１２を設ける構造であるので、
角孔を切削加工をする作業に時間がかかるという問題も
あった。この発明の課題は、従来の前記したような開閉
機器の駆動装置に設けられた駆動軸の連結部と連結し
て、この駆動軸を回転駆動する操作装置の操作軸の連結
部を、所定の位置以外で着脱することができない構成と
して、開閉機器の操作時における誤動作のない、かつ構
造が簡単な開閉機器と操作装置との連結装置を提供する
ことにある。
の動作範囲を制限するストッパー機能が、従来は開閉機
器側の駆動軸６又は図８のように連結部７の外の操作装
置３側にレバー３ａ等を設けて位置を検出する構造を採
用しているために操作装置３の操作方法及び構造が複雑
になるという欠点がある。更に、連結部７の構成におい
ても前記した駆動軸６の軸端部側に、操作軸４側の角軸
部１３を挿着する角孔部１２を設ける構造であるので、
角孔を切削加工をする作業に時間がかかるという問題も
あった。この発明の課題は、従来の前記したような開閉
機器の駆動装置に設けられた駆動軸の連結部と連結し
て、この駆動軸を回転駆動する操作装置の操作軸の連結
部を、所定の位置以外で着脱することができない構成と
して、開閉機器の操作時における誤動作のない、かつ構
造が簡単な開閉機器と操作装置との連結装置を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、開閉機器の駆動操作のために前記
開閉機器に設けられた駆動軸に、操作装置の操作軸の周
方向の回転駆動力を伝達する前記駆動軸と操作軸との軸
端部間とが着脱可能な連結部からなる連結装置におい
て、操作軸側の連結部の端部の外周方向に突出部を設
け、駆動軸側の連結部と対向する面側に、前記操作側の
連結部と突出部とを所定の位置にて挿入する挿入孔とス
リットとを有するカバーが設けられて、この挿入孔とス
リットを通して操作軸側の連結部を挿脱することにより
前記駆動軸と操作軸との連結部とを着脱可能として、前
記カバーと駆動軸端部間とに形成される空間部で連結さ
れた駆動軸と操作軸の連結部を周方向の所定の位置に駆
動可能するようにする。
ために、この発明は、開閉機器の駆動操作のために前記
開閉機器に設けられた駆動軸に、操作装置の操作軸の周
方向の回転駆動力を伝達する前記駆動軸と操作軸との軸
端部間とが着脱可能な連結部からなる連結装置におい
て、操作軸側の連結部の端部の外周方向に突出部を設
け、駆動軸側の連結部と対向する面側に、前記操作側の
連結部と突出部とを所定の位置にて挿入する挿入孔とス
リットとを有するカバーが設けられて、この挿入孔とス
リットを通して操作軸側の連結部を挿脱することにより
前記駆動軸と操作軸との連結部とを着脱可能として、前
記カバーと駆動軸端部間とに形成される空間部で連結さ
れた駆動軸と操作軸の連結部を周方向の所定の位置に駆
動可能するようにする。
【０００７】これにより、開閉機器の操作時において、
操作装置の操作軸の連結部をカバーに設けられたスリッ
トのある位置のみで挿脱することが可能となるので、前
記したスリットの位置を開閉機器の投入，開離あるいは
接地する駆動軸の位置に対応させるように構成すること
により、開閉機器の操作軸を上記した位置以外で取り外
すことがないので、誤動作なく開閉機器の駆動操作がで
きる。
操作装置の操作軸の連結部をカバーに設けられたスリッ
トのある位置のみで挿脱することが可能となるので、前
記したスリットの位置を開閉機器の投入，開離あるいは
接地する駆動軸の位置に対応させるように構成すること
により、開閉機器の操作軸を上記した位置以外で取り外
すことがないので、誤動作なく開閉機器の駆動操作がで
きる。
【０００８】また、駆動軸と操作軸との連結部の周方向
の移動を所定の位置で阻止する前記操作軸端部の突出部
と係合するストッパーを、スリットの側端部に設けるこ
とにより操作軸の回転駆動位置をこの突出部で制限する
ので開閉機器の駆動軸の設定位置からのずれによる開閉
機器の誤動作の防止することができる。
の移動を所定の位置で阻止する前記操作軸端部の突出部
と係合するストッパーを、スリットの側端部に設けるこ
とにより操作軸の回転駆動位置をこの突出部で制限する
ので開閉機器の駆動軸の設定位置からのずれによる開閉
機器の誤動作の防止することができる。
【０００９】更に、駆動軸と操作軸との連結部が、それ
ぞれの軸端部が互いに嵌合できる角軸と角孔軸として、
角孔軸に加工した部材を操作軸の軸端部に結合させて駆
動軸との連結部を構成することにより、直接に操作軸の
軸端部に複雑な穴加工をすることを必要としないので、
連結部の加工コストを低減することができる。
ぞれの軸端部が互いに嵌合できる角軸と角孔軸として、
角孔軸に加工した部材を操作軸の軸端部に結合させて駆
動軸との連結部を構成することにより、直接に操作軸の
軸端部に複雑な穴加工をすることを必要としないので、
連結部の加工コストを低減することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図１〜図５はこの発明の実施の形態
からなる開閉機器の連結装置を示すもので、図１は連結
装置の連結部の断面図、図２は図１のII−II矢視図、図
３は図１のIII−III 矢視図、図４は操作軸端に結合さ
れている操作軸側連結部の斜視図、図５は連結装置の組
立概略図である。図１に示す開閉機器と操作装置３との
連結部７は、開閉機器の駆動装置に連結されている駆動
軸６の端部に設けられた駆動軸側連結部１５と、操作装
置３の操作軸４の端部に設けられた操作軸側連結部１６
とが嵌合する構成からなっている。そして、上記した駆
動軸６の端部の駆動軸側連結部１５は、端部が図２及び
図５に示すように円筒状の駆動軸６の半径方向に対向す
る２面のみ加工をした断面が矩形状の突出部からなり、
この駆動軸側連結部１５に嵌合可能な図３及び図４に示
す操作軸側連結部１６の孔部１６ａに挿着することによ
り駆動軸６と操作軸４との連結部７を形成している。上
記の操作軸側連結部１６は、図４に示すように軸方向に
孔部１６ａを貫通して構成した円筒状の部材からなり、
直径方向に貫通したピン穴１７にピン１７ａを挿入して
図１に示すように操作軸４の先端部に固着して設けてあ
る。
基づいて説明する。図１〜図５はこの発明の実施の形態
からなる開閉機器の連結装置を示すもので、図１は連結
装置の連結部の断面図、図２は図１のII−II矢視図、図
３は図１のIII−III 矢視図、図４は操作軸端に結合さ
れている操作軸側連結部の斜視図、図５は連結装置の組
立概略図である。図１に示す開閉機器と操作装置３との
連結部７は、開閉機器の駆動装置に連結されている駆動
軸６の端部に設けられた駆動軸側連結部１５と、操作装
置３の操作軸４の端部に設けられた操作軸側連結部１６
とが嵌合する構成からなっている。そして、上記した駆
動軸６の端部の駆動軸側連結部１５は、端部が図２及び
図５に示すように円筒状の駆動軸６の半径方向に対向す
る２面のみ加工をした断面が矩形状の突出部からなり、
この駆動軸側連結部１５に嵌合可能な図３及び図４に示
す操作軸側連結部１６の孔部１６ａに挿着することによ
り駆動軸６と操作軸４との連結部７を形成している。上
記の操作軸側連結部１６は、図４に示すように軸方向に
孔部１６ａを貫通して構成した円筒状の部材からなり、
直径方向に貫通したピン穴１７にピン１７ａを挿入して
図１に示すように操作軸４の先端部に固着して設けてあ
る。
【００１１】この操作軸側連結部１６の駆動軸側連結部
１５側の端部には、半径方向に突出する突出部１８が設
けられて、駆動軸６と操作軸４との連結時に、前記突出
部１８と操作軸側連結部１６とが挿脱できるスリット１
９と操作軸側連結部挿入孔２０とが設けられたカバー２
１をボルト２１ａにて結合した駆動軸支え板２２を、駆
動軸６からなる駆動装置を支持する隔壁２３（図１参
照）に図示しないボルトにて固着されている。したがっ
て、前記した操作軸４の操作軸側連結部１６を、駆動軸
６の駆動軸側連結部１５に連結する場合には、開閉機器
の操作運転に対応する位置に設けられたスリット１９に
前記操作軸側連結部１６の突出部１８を合わせて操作軸
側連結部挿入孔２０に操作軸側連結部１６を挿脱するこ
とにより所定の位置で連結部７を着脱することができ
る。
１５側の端部には、半径方向に突出する突出部１８が設
けられて、駆動軸６と操作軸４との連結時に、前記突出
部１８と操作軸側連結部１６とが挿脱できるスリット１
９と操作軸側連結部挿入孔２０とが設けられたカバー２
１をボルト２１ａにて結合した駆動軸支え板２２を、駆
動軸６からなる駆動装置を支持する隔壁２３（図１参
照）に図示しないボルトにて固着されている。したがっ
て、前記した操作軸４の操作軸側連結部１６を、駆動軸
６の駆動軸側連結部１５に連結する場合には、開閉機器
の操作運転に対応する位置に設けられたスリット１９に
前記操作軸側連結部１６の突出部１８を合わせて操作軸
側連結部挿入孔２０に操作軸側連結部１６を挿脱するこ
とにより所定の位置で連結部７を着脱することができ
る。
【００１２】そして、駆動軸側連結部１５の互いに平行
の面には軸方向に伸びるガイドピン孔１５ａが設けられ
て、このガイドピン穴１５ａに挿着されて駆動軸側連結
部１５の端部側に図示しないバネにて圧着されているガ
イドピン１５ｂと、このガイドピン１５ｂと操作軸側連
結部１６の突出部１８とが、連結時に押圧して嵌合する
ように突出部１８に凹部１８ａが設けられて、開閉機器
の駆動軸６を所定の操作位置に駆動する時に、押圧され
たガイトピン１５ｂとともに、カバー２１の内側の駆動
軸６の端部間との空間部２１ｂ（図１参照）で周方向に
移動するように構成されており、開閉機器の駆動装置の
駆動軸６の駆動操作後に、所定の位置のカバー２１のス
リット１９からの操作軸４の操作軸側連結部１６を取り
出し易いようにしている。
の面には軸方向に伸びるガイドピン孔１５ａが設けられ
て、このガイドピン穴１５ａに挿着されて駆動軸側連結
部１５の端部側に図示しないバネにて圧着されているガ
イドピン１５ｂと、このガイドピン１５ｂと操作軸側連
結部１６の突出部１８とが、連結時に押圧して嵌合する
ように突出部１８に凹部１８ａが設けられて、開閉機器
の駆動軸６を所定の操作位置に駆動する時に、押圧され
たガイトピン１５ｂとともに、カバー２１の内側の駆動
軸６の端部間との空間部２１ｂ（図１参照）で周方向に
移動するように構成されており、開閉機器の駆動装置の
駆動軸６の駆動操作後に、所定の位置のカバー２１のス
リット１９からの操作軸４の操作軸側連結部１６を取り
出し易いようにしている。
【００１３】更に、前記したスリット１９を設けたカバ
ー２１の空間部２１ｂ側の内面側には、図６の（ａ）の
開閉機器の接地操作に対応する位置に設けられたスリッ
ト１９の側端面に前記したバネでカバー２１の内面に押
圧された突出部１８の凹部１８ａに嵌合しているガイド
ピン１５ｂの両端部と係合する突起部２４を、（ｂ）の
ように突出して構成したストッパー機構を設けて、操作
装置３による駆動軸６の駆動動作範囲を制限する構造と
している。
ー２１の空間部２１ｂ側の内面側には、図６の（ａ）の
開閉機器の接地操作に対応する位置に設けられたスリッ
ト１９の側端面に前記したバネでカバー２１の内面に押
圧された突出部１８の凹部１８ａに嵌合しているガイド
ピン１５ｂの両端部と係合する突起部２４を、（ｂ）の
ように突出して構成したストッパー機構を設けて、操作
装置３による駆動軸６の駆動動作範囲を制限する構造と
している。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、この発明は、開閉機器を
駆動操作する駆動装置に設けられた駆動軸と操作装置の
操作軸とを着脱可能に連結する連結部を、操作軸側の連
結部の外周方向に突出部を設け、この突出部を駆動軸の
端面に固設したカバーの周方向の所定の位置に穿孔した
スリットに挿脱することにより前記駆動軸と操作軸との
軸端部間を着脱可能とするとともに、前記カバーと駆動
軸端部間の空間部で連結部を周方向に駆動して開閉機器
の操作に対応する所定の位置に駆動軸を駆動できるよう
にした。
駆動操作する駆動装置に設けられた駆動軸と操作装置の
操作軸とを着脱可能に連結する連結部を、操作軸側の連
結部の外周方向に突出部を設け、この突出部を駆動軸の
端面に固設したカバーの周方向の所定の位置に穿孔した
スリットに挿脱することにより前記駆動軸と操作軸との
軸端部間を着脱可能とするとともに、前記カバーと駆動
軸端部間の空間部で連結部を周方向に駆動して開閉機器
の操作に対応する所定の位置に駆動軸を駆動できるよう
にした。
【００１５】これにより、開閉機器の操作時において、
操作装置の操作軸をカバーのスリットのある位置のみで
挿脱することが可能となるので、前記したスリットの位
置を開閉機器の駆動軸の運転操作の位置に一致させるよ
うに構成することにより、操作装置を上記した位置以外
で取り外すことができないので、操作時の誤動作を防止
した開閉機器の操作装置を得ることができる。
操作装置の操作軸をカバーのスリットのある位置のみで
挿脱することが可能となるので、前記したスリットの位
置を開閉機器の駆動軸の運転操作の位置に一致させるよ
うに構成することにより、操作装置を上記した位置以外
で取り外すことができないので、操作時の誤動作を防止
した開閉機器の操作装置を得ることができる。
【００１６】また、駆動軸と操作軸との連結部の周方向
の移動を所定の位置で阻止し操作装置の操作軸の駆動範
囲を制限するストッパーを駆動軸側のガバーの内面に設
けて、前記操作軸端部の突出部と係合するように構成す
ることにより、駆動装置又は操作装置に特別なストッパ
ー装置を設けることなく、簡単な構造で駆動軸が所定の
位置をオーバすることによる操作ミスを確実に防止し得
る操作装置とすることができる。
の移動を所定の位置で阻止し操作装置の操作軸の駆動範
囲を制限するストッパーを駆動軸側のガバーの内面に設
けて、前記操作軸端部の突出部と係合するように構成す
ることにより、駆動装置又は操作装置に特別なストッパ
ー装置を設けることなく、簡単な構造で駆動軸が所定の
位置をオーバすることによる操作ミスを確実に防止し得
る操作装置とすることができる。
【００１７】更に、駆動軸と操作軸との連結部を互いに
嵌合できる角軸と角孔軸として、この角孔軸を加工した
部材を操作軸の軸端部に結合させて操作軸側の連結部を
構成することにより、軸端部に直接穴加工をする作業を
省略できるので、連結部の加工コストを低減でき安価な
連結装置を得ることができる。
嵌合できる角軸と角孔軸として、この角孔軸を加工した
部材を操作軸の軸端部に結合させて操作軸側の連結部を
構成することにより、軸端部に直接穴加工をする作業を
省略できるので、連結部の加工コストを低減でき安価な
連結装置を得ることができる。
【図１】この発明の実施の形態からなる連結装置の連結
部の断面図である。
部の断面図である。
【図２】図１のII−II矢視図である。
【図３】図１の III−III 矢視図である。
【図４】連結装置の連結部の操作軸端に結合されている
操作軸側連結部の斜視図である。
操作軸側連結部の斜視図である。
【図５】連結装置の組立概略図である。
【図６】連結部の駆動軸端側に設けられているカバーの
構造図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のVI−
VI断面図である。
構造図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のVI−
VI断面図である。
【図７】従来の開閉機器の開閉操作を説明する断路器の
断面図である。
断面図である。
【図８】図７のＰ矢視の連結部の拡大断面図である。
【図９】図８のIX−IX断面図である。
３ 操作装置 ４ 操作軸 ６ 駆動軸 ７ 連結部 １５ 駆動軸側連結部 １５ｂ ガイドピン １６ 操作軸側連結部 １８ 突出部 １８ａ 凹部 １９ スリット ２０ 操作軸孔 ２１ カバー ２１ｂ 空間部 ２４ 突起部
Claims (4)
- 【請求項１】開閉機器の駆動操作のために前記開閉機器
の駆動装置に設けられた駆動軸に、操作装置の操作軸の
周方向の回転駆動力を伝達する前記駆動軸と操作軸との
軸端部間とが着脱可能な連結部からなる連結装置におい
て、操作軸側の連結部の端部の外周方向に突出部を設
け、駆動軸側の連結部と対向する面側に、前記操作軸側
の連結部を挿入する挿入孔と前記突出部を所定の周方向
の位置にて挿入するスリットとを有するカバーが設けら
れて、この挿入孔とスリットとを通して操作軸側の連結
部を挿脱することにより前記駆動軸側の連結部と着脱可
能として、前記カバーと駆動軸端部間とに形成される空
間部で連結された前記駆動軸と操作軸との連結部を周方
向の所定の位置に駆動可能としたことを特徴とする開閉
機器と操作装置との連結装置。 - 【請求項２】請求項１に記載の連結装置において、駆動
軸と操作軸との連結部の周方向の移動を所定の位置で阻
止する前記操作軸側の連結部の突出部と係合するストッ
パーを、スリットの側端部に設けたことを特徴とする開
閉機器と操作装置との連結装置。 - 【請求項３】請求項１又は請求項２に記載の連結装置に
おいて、駆動軸と操作軸との連結部が、それぞれの軸端
部が互いに嵌合できる角軸と角孔軸とからなることを特
徴とする開閉機器と操作装置との連結装置。 - 【請求項４】請求項３に記載の連結装置において、角孔
軸に加工した部材を操作軸の軸端部に結合させて駆動軸
との連結部を構成したことを特徴とする開閉機器と操作
装置との連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2854996A JPH09198973A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 開閉機器と操作装置との連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2854996A JPH09198973A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 開閉機器と操作装置との連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09198973A true JPH09198973A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12251745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2854996A Pending JPH09198973A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 開閉機器と操作装置との連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09198973A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8968021B1 (en) | 2013-12-11 | 2015-03-03 | JAE Oregon, Inc. | Self-rejecting automotive harness connector |
| US9356394B2 (en) | 2013-12-11 | 2016-05-31 | JAE Oregon, Inc. | Self-rejecting connector |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP2854996A patent/JPH09198973A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8968021B1 (en) | 2013-12-11 | 2015-03-03 | JAE Oregon, Inc. | Self-rejecting automotive harness connector |
| US9356394B2 (en) | 2013-12-11 | 2016-05-31 | JAE Oregon, Inc. | Self-rejecting connector |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4004953B2 (ja) | 電動式接続装置 | |
| DE10311070B4 (de) | Motorwerkzeug mit einer Batterie | |
| CA1095957A (en) | Line switch assembly for a timing mechanism | |
| RU2234757C2 (ru) | Приводное устройство для коммутационного аппарата, в частности, для заземляющего выключателя распределительных устройств среднего напряжения | |
| JPH09198973A (ja) | 開閉機器と操作装置との連結装置 | |
| KR940004948B1 (ko) | 단로기용 조작기구 | |
| KR101901111B1 (ko) | 조작기용 수동 핸들 이탈방지구조 | |
| CN216250521U (zh) | 固化操作顺序的隔离操动机构 | |
| JP3424284B2 (ja) | 配電盤の電気機器駆動軸装置 | |
| US6084370A (en) | Switching device for the manual drive of an electromotive actuator | |
| KR101542100B1 (ko) | 단로기의 스위칭장치 | |
| KR100311532B1 (ko) | 배전반의 접지 스위치 장치 | |
| CN212676204U (zh) | 一种断路器 | |
| CN112044608A (zh) | 实验室离心机转子平衡锁定装置、离心机转子和离心机 | |
| KR100303491B1 (ko) | 태핑장치 | |
| FI79423B (fi) | Staellverksskaop med utdragbara apparatgrupper. | |
| CN219370883U (zh) | 互锁装置及具有其的开关设备 | |
| CN220774164U (zh) | 断路器 | |
| JPH08167350A (ja) | 開閉装置 | |
| EP3916749A2 (en) | Door handle coupler | |
| CN110931305B (zh) | 三工位隔离接地机构 | |
| CN214898140U (zh) | 用于开关柜的控制组件和开关柜 | |
| CN113921325B (zh) | 固化操作顺序的隔离操动机构 | |
| GB2384918A (en) | Rotatable brush plate for reversible electric drill | |
| CN221573747U (zh) | 电气开关 |