JPH09197997A - Rgbディスプレイ装置の画質補正回路 - Google Patents

Rgbディスプレイ装置の画質補正回路

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JPH09197997A
JPH09197997A JP8008949A JP894996A JPH09197997A JP H09197997 A JPH09197997 A JP H09197997A JP 8008949 A JP8008949 A JP 8008949A JP 894996 A JP894996 A JP 894996A JP H09197997 A JPH09197997 A JP H09197997A
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JP
Japan
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signal
signals
circuit
output
outline
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Pending
Application number
JP8008949A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Naoi
信明 直井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】RGBディスプレイ装置の信号入力部分に用い
てケーブルロスやディスプレイ装置後段の特性劣化によ
る画質低下を補正するRGBディスプレイ装置の画質補
正回路であって画質補正後のR、G、B間レベル差変化
によるイロバランスのずれをなくす。 【解決手段】R入力ボリウム35、G入力ボリウム3
6、B入力ボリウム37の中点より各信号を取り出し加
算合成して二次微分輪郭抽出回路34で画像の輪郭部分
に相当する信号成分を取り出しこれを元のR、G、B各
信号へ均等に加算することで画質補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はR、G、B入力を備
えたディスプレイ装置の画質補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、RGBディスプレイ装置に画質補
正機能を備えたものとして図4に示す特願平6−151
号明細書の輪郭補正回路付きRGBモニタがありR信
号、G信号、B信号の3色信号の中で最もエネルギが大
きいG信号に着目してG信号経路中に輪郭補正回路を設
けてG信号にのみ輪郭強調を行っている。
【0003】図4でR、G、B信号はRGB信号処理回
路2でコントラスト、ブライトネス調整されCRT駆動
回路3で増幅されてCRT4へ映像出力されるがG信号
の経路に輪郭補正回路が設けられているためG信号だけ
が輪郭強調される。図5にこの輪郭補正回路を示す。入
力端子から入力されたG信号が図3(イ)の波形であっ
たときトランジスタ30のエミッタ端子から抵抗11、
コイル29を介して出力される信号波形はトランジスタ
32のエミッタ端子よりエミッタホロワ出力されて図3
(ロ)のような波形となる。すなわち、入力に対してわ
ずか遅延した信号としてトランジスタ32のエミッタに
あらわれる。また、トランジスタ30のコレクタからは
反転したG信号が出力され抵抗9、コイル27、抵抗1
2、コイル28で二次微分されてトランジスタ31のベ
ースに入力されトランジスタ31のエミッタより図3
(ハ)のような波形として出力される。トランジスタ3
3のベースには抵抗19により図3(ロ)の波形が加え
られると共に抵抗20により図3(ハ)の波形が加えら
れてトランジスタ33のエミッタからは両方の波形が加
算されて図3(ニ)のような波形が出力される。
【0004】従って入力ののG信号波形の輪郭部分が強
調されて出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によるG信号
のみの輪郭強調では細い格子状パターンが画面にあると
き輪郭強調によってG信号の縦線のレベルが横線のレベ
ルに対して増大する。特に図3(ハ)に示す輪郭信号の
波形の幅に近いパルス幅を持つ縦線パターンのときは顕
著に現象があらわれ、画面全体でG信号の縦線部分だけ
が振幅が増大し色バランスがくずれる。
【0006】また、G信号は他の信号に対して輪郭補正
回路による時間遅延が発生し、画面上でG信号が走査方
向へずれてしまうので他の手段でこの遅延を補正する必
要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明ではR、G、B各
信号を加算して得た信号から輪郭成分を抽出してこの輪
郭成分の信号をR、G、B各信号に加算することにより
画質補正を行う。
【0008】また、加算の際にはR、G、B各信号とも
に同じ遅延回路を含むことで信号間の遅延時間差が発生
しない。
【0009】RGBディスプレイ装置の入力部分に於い
てR、G、B各信号を加算し、この加算して得た信号を
二次微分することにより、R、G、B信号がブラウン管
などに映像出力されたときの画像の輪郭部分に相当する
信号を得る。
【0010】さらにR、G、B各信号は全く同じの三つ
の遅延回路に各々並列に入力されて前記の輪郭部分に相
当する信号に対して遅延量を合わせたうえで、輪郭部分
に相当する信号が個別に加算されることによって画質補
正される。
【0011】この画質補正されたR、G、B信号がディ
スプレイ装置後段へと伝えられて映像出力される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例を示す。本
実施例に於いてはディスプレイ装置の入力部分に於いて
信号発生装置から出力されたR、G、B信号を入力して
画質補正を行うものである。
【0013】(1)図1の記号RにはR信号が入力さ
れ、記号GにはG信号が入力され、記号BにはB信号が
入力される。
【0014】(2)ボリウム35ではR信号のレベルが
調整され、ボリウム36ではG信号のレベルが調整さ
れ、ボリウム37ではB信号のレベルが調整される。
【0015】(3)ボリウム35の中点に接続された抵
抗43を介してR信号がトランジスタ84のベースに入
力され、ボリウム36の中点に接続された抵抗42を介
してG信号がトランジスタ83のベースに入力され、ボ
リウム37の中点に接続された抵抗41を介してB信号
がトランジスタ82のベースに入力され、トランジスタ
84のエミッタから出力されるR信号と、トランジスタ
83のエミッタから出力されるG信号と、トランジスタ
82のエミッタから出力されるB信号が抵抗52、5
1、50で加算されボリウム71でレベルが調整されて
二次微分輪郭抽出回路34のIN端子へ入力される。抵
抗47、48、49はトランジスタ84、83、82の
エミッタ抵抗である。
【0016】(4)ボリウム35の中点に接続された抵
抗38を介してトランジスタ79のベースに入力された
R信号はコイル72と抵抗53の直列接続を介してトラ
ンジスタ85のベースに入力され抵抗65を介してRO
UT端子へ出力される。同様にボリウム36の中点に接
続された抵抗39を介してトランジスタ80のベースに
入力されたG信号はコイル73と抵抗54の直列接続を
介してトランジスタ86のベースに入力され抵抗66を
介してGOUT端子へ出力される。同様にボリウム37
の中点に接続された抵抗40を介してトランジスタ81
のベースに入力されたB信号はコイル74と抵抗55の
直列接続を介してトランジスタ87のベースに入力され
抵抗67を介してBOUT端子へ出力される。
【0017】(5)二次微分輪郭抽出回路のOUT端子
から出力された信号は抵抗68、69、70によってR
OUT端子、GOUT端子、BOUT端子にそれぞれ加
えられてトランジスタ85、86、87のエミッタから
抵抗65、66、67を介して出力される信号と加算さ
れる。
【0018】(6)二次微分輪郭抽出回路34の回路図
は図2に示すとおりでありIN端子から入力されるR+
G+B信号すなわち本来ディスプレイ装置に映像出力さ
れる画像に相当する信号がトランジスタ102のベース
に入力されてコレクタより反転出力される信号について
コイル96、抵抗90、コイル97によって二次微分さ
れ画像の輪郭部分相当する信号がカップリングコンデン
サ99を介してトランジスタ101のベースに入力され
OUT端子へエミッタホロワ出力される。
【0019】(7)図3の波形図に対応させると図1の
回路図のR、G、B端子に図3の(イ)に示すような黒
から白へ変化する信号が入力された場合に於いては図1
回路図のトランジスタ85、86、87のエミッタには
図3の(ロ)にしめすような波形が出力され、図1の回
路図の二次微分輪郭抽出回路のOUT端子には図3の
(ハ)に示すような波形が出力される。従って図1の回
路図のトランジスタ85のエミッタ波形と二次微分輪郭
抽出回路のOUT端子の波形が抵抗65と抵抗68によ
って加算されて図3(ニ)に示すような波形となってR
OUT端子へ出力される。この場合R、G、Bともに同
じ波形であるのでGOUT端子、BOUT端子にも図3
(ニ)に示すような波形が出力される。
【0020】
【発明の効果】本発明によればR+G+B加算信号を作
りだしこの信号から輪郭信号を抽出してこれをR信号、
G信号、B信号に加算して画質補正を行うのでクロスハ
ッチパターンのような周波数の高い縦線と周波数の低い
横線の2種類のパターンが含まれる画面に於いても縦線
部分の輪郭強調による振幅の増大がR、G、B各色につ
いて同じであるため色バランスのずれが発生しない。
【0021】また、R、G、B信号の主信号経路に各々
同じ遅延回路を用いることで出力信号の位相ずれが発生
しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図。
【図2】二次微分輪郭抽出回路図。
【図3】輪郭補正波形図。
【図4】従来の技術のブロック図。
【図5】従来例の輪郭補正回路図。
【符号の説明】
30〜33…トランジスタ、 34…二次微分輪郭抽出回路、 35〜37…ボリウム、 38〜70…抵抗、 71…ボリウム、 72〜74…コイル、 75〜78…コンデンサ、 79〜87…トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】R信号、G信号、B信号を入力し、これら
    三つの信号を加算して出力させるRGB−MIX回路
    と、R信号を入力して時間Tだけ遅延したR信号を出力
    させるR遅延回路と、G信号を入力して時間Tだけ遅延
    したG信号を出力させるG遅延回路と、B信号を入力し
    て時間Tだけ遅延したB信号を出力させるB遅延回路
    と、前記RGB−MIX回路から出力されたR+G+B
    加算信号を入力してこの信号の輪郭部分に相当する信号
    を抽出して出力させる二次微分輪郭抽出回路と、前記二
    次微分輪郭抽出回路の出力信号とR遅延回路の出力信号
    を加算して出力させるR−MIX回路と、前記二次微分
    輪郭抽出回路の出力信号とG遅延回路の出力信号を加算
    して出力させるG−MIX回路と、前記二次微分輪郭抽
    出回路の出力信号とB遅延回路の出力信号を加算して出
    力させるB−MIX回路より構成されR、G、B信号に
    R+G+B加算信号の輪郭信号が各々均等に加わるよう
    にして映像出力の画質補正を行うことを特徴とするRG
    Bディスプレイ装置の画質補正回路。
JP8008949A 1996-01-23 1996-01-23 Rgbディスプレイ装置の画質補正回路 Pending JPH09197997A (ja)

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