JPH09196264A - ロータリジョイント - Google Patents

ロータリジョイント

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JPH09196264A
JPH09196264A JP2615196A JP2615196A JPH09196264A JP H09196264 A JPH09196264 A JP H09196264A JP 2615196 A JP2615196 A JP 2615196A JP 2615196 A JP2615196 A JP 2615196A JP H09196264 A JPH09196264 A JP H09196264A
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coolant
seat
seal
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Tsutomu Shibayama
勉 柴山
Kenji Sonezaki
健二 曽根崎
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1015Arrangements for cooling or lubricating tools or work by supplying a cutting liquid through the spindle
    • B23Q11/103Rotary joints specially adapted for feeding the cutting liquid to the spindle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/08Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
    • F16L27/087Joints with radial fluid passages

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸の途中に装着してクーラントを供給で
きる技術の提供。 【解決手段】 軸外周面に開口したクーラントの導入口
3から軸端まで流路を軸心に有した回転軸2に装着され
るロータリジョイントであって;筒状ボディ5が回転軸
に挿入され導入口を覆って回転軸との間に環状空間部8
を形成し外部と環状空間部と連通する供給路7を有して
機枠1側に固定され;シールリング16a,16b同士
を対向して配置されたロータシート20とフローティン
グシート13からなるシール部が導入口の両側に配置さ
れ;フローティングシート同士は先端部を環状空間部内
に両側から臨ませたボス状ピストン部14を有し筒状ボ
ディに摺動自在にシールされ;ロータシートは軸外周面
2aに固着され;筒状ボディはフローティングシートの
摺動保持と回り止めを行う保持部9とロータシート側押
圧用スプリング18を有した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械における
スピンドル等の回転軸の途中に装着してその回転軸外周
面に設けられた穴から軸心方向へ高圧液体を供給するよ
うにしたロータリジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】ドリル先端からクーラントを供給しなが
らワークを切削加工するような場合、そのドリル先端へ
は工作機械のスピンドルを介してクーラントを供給する
様にしたものがあり、この場合従来ではスピンドル後端
側、つまり主電動機の後端にロータリジョイントを装着
して回転側と配管側(固定側)を連結し、先端側へのク
ーラントの供給は、スピンドルの軸心全長に通して設け
られた穴を介して行うように設けられていた。図4はそ
の従来のロータリジョイントを示しており、図中50は
スピンドル、51は前記スピンドル50の後端に固着さ
れた回転管軸、52は固定側となるジョイントボディ、
53は前記ジョイントボディ52の固定側クーラント流
路54に摺動自在に装着されたフローティングシート、
55は前記回転管軸51の端面に固着されたリング状の
回転側シール、56は前記フローティングシート53の
先端に固着されると共に前記回転側シール55との密着
面を有した固定側シール、57は前記固定側シール56
が回転側シール55に密着する方向に前記フローティン
グシート53を付勢するスプリングである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来この種
の工作機械に装着されている主電動機は、ロータシャフ
トが工作機械におけるスピンドルと一体に設けられた特
殊構造となっており、このような電動機を含む駆動系が
故障すると電動機ごと交換せざるを得ず、その費用は高
価なものとなるし納期もかかってしまうことになる。そ
のようなことから、電動機は普通一般に購入できるタイ
プのものを採用する気運が高まっている。そして、この
場合、ロータリジョイントを旧来のまま電動機後端に配
置させると、そのロータシャフトの軸心に貫通穴を設け
なければならないから一般購入品で対処することにはな
らず、この電動機への特殊加工を避けるためにはロータ
リジョイントをスピンドルの途中に設けなければならな
いことになる。
【0004】しかしながら、従来のロータリジョイント
は、スピンドル50に挿通させた状態で、そのスピンド
ル50途中の外周面に設けられたクーラントを軸内へ導
入するための穴に対し、その穴を覆い穴両側外周面を密
封するようなシール構造を有さないから、スピンドル5
0への取付け使用等はできないという問題があった。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、スピンドル等回転軸の途中に装着してクーラントを
供給できるようにしたロータリジョイントを提供するこ
とにある。
【0006】また、本発明はスピンドルの途中に装着し
クーラントの不要な場合は固定側シールと回転側シール
同士を切り離してクーラント不在のシール面を保護する
ロータリジョイントを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明請求項1記載のロータリジョイント
では、軸外周面に開口したクーラントの導入口から軸端
まで流路を軸心に有した回転軸に装着されるロータリジ
ョイントであって;筒状ボディが前記回転軸に挿入さ
れ、該筒状ボディは前記導入口を覆って回転軸との間に
環状空間部を形成すると共に外部と該環状空間部と連通
する供給路を有して機枠側に固定され;シールリング同
士を接触するように対向して配置されたロータシートと
フローティングシートからなるシール部が前記導入口の
両側であってそれぞれフローティングシート同士を内側
にして配置され;前記フローティングシート同士は先端
部を前記環状空間部内に両側から臨ませたボス状ピスト
ン部を有し、該ボス状ピストン部は前記筒状ボディに摺
動自在にシールされ;前記ロータシートは回転軸嵌合部
が軸外周面に対し封止状態で固着され;前記筒状ボディ
は前記フローティングシートの軸心方向摺動の保持と回
り止めを行う保持部と該フローティングシートを前記ロ
ータシート側へ押圧させるスプリングを有した構成とし
た。
【0008】請求項2記載のロータリジョイントでは、
請求項1記載のロータリジョイントにおいて、前記フロ
ーティングシートが前記ボス状ピストン部とシールリン
グとの間にフランジ状ピストン部を有し、前記筒状ボデ
ィが該フランジ状ピストン部を内設するシリンダ部を有
し、該シリンダ部には前記フローティングシートから切
り離す方向に作動させる切り離し用圧力供給路が設けら
れた構成とした。
【0009】請求項3記載のロータリジョイントでは、
請求項2記載のロータリジョイントにおいて、前記スプ
リングに代えてフローティングシートをロータシートに
押圧させる方向に作動させる押圧用圧力供給路が前記シ
リンダ部に設けられた構成とした。
【0010】請求項1記載のロータリジョイントでは、
回転軸の外周面に開口したクーラントの導入口を挟んで
その両側にシール部が設けられている。前記シール部
は、導入口を覆う筒状ボディによってフローティングシ
ートが軸心方向に摺動自在に保持され、その両外側にロ
ータシートが回転軸に固着されている。前記両フローテ
ィングシートはスプリングによってそれぞれ外向きに付
勢され、シールリング同士を密着状態にさせている。こ
の場合、シールリング同士は常時密着した状態となり、
回転時にはロータシート側が回転側となる。
【0011】前記の状態で筒状ボディの供給路にクーラ
ントが圧力を持って供給されると、このクーラントは、
まず環状空間部を満たした後、導入口に流入すると共に
該環状空間部に臨んだボス状ピストン部の先端部を押圧
することになる。このクーラントの圧力によって、フロ
ーティングシートは更にロータシート側へ押圧され自分
のシールリングをスプリングの付勢力に加えてロータシ
ートのシールリングへ押圧することになり、シール効果
を高めることになる。
【0012】請求項2記載のロータリジョイントでは、
前記請求項1記載のロータリジョイント構造が、シール
リング同士は常時接触状態にあるのに対し、圧力供給路
から空気圧または液圧を供給することにより、フランジ
状ピストン部がスプリングの押圧力と対向する側に摺動
するから、シールリング同士を切り離すことになる。従
って、クーラントを未供給で回転させる場合は、この切
り離し状態で行うことにより、シールリング同士の焼付
き等のトラブルを防止することになる。
【0013】請求項3記載のロータリジョイントでは、
請求項2記載のロータリジョイントがフローティングシ
ートをスプリングでロータシート側に押圧するように常
時付勢しているのに対し、前記スプリングの代わりに設
けた押圧用供給路から空気圧または液圧を供給すること
により、フランジ状ピストン部がフローティングシート
をロータシート側に摺動させシールリング同士を密着さ
せることになる。従って、クーラントを供給時のみシー
ルリング同士を密着せさるようにしてシールリング同士
の焼付き等のトラブルを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る第1の実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は請求項1
記載のロータリジョイントAを示している。図1におい
て、1はマシニングセンター等工作機械の機枠、2はこ
の機枠1に軸支された回転軸としてのスピンドルであ
り、3はスピンドルの外周面2aに開設したクーラント
の導入口、4は該導入口3から端部まで軸心に穿孔され
た供給路である。
【0015】また、図中5は筒状ボディ、6は筒状ボデ
ィ5を前記スピンドル2上に挿入状態にして機枠1に取
付けたとき、スピンドル2の導入口3の回転位置を中心
として左右に同一被りを設ける幅を有した環状段付部、
7は環状段付部6の中心に外周面5aから内周面6aま
で貫通させたクーラントの供給路、7aはその外周面5
aに開口した供給口、8は前記環状段付部の内周面6a
とスピンドル外周面2aとの間に形成された環状空間
部、9は前記環状段付部6の両側面であってそれぞれ同
一円周上に適宜数だけ等配して突設したピンである。ま
た、10は前記筒状ボディ5の機枠取り付け用フランジ
部、11はその取り付けボルト、12は位置決めピンで
ある。
【0016】次に、13はフローティングシート、14
はフローティングシート本体から前記筒状ボディ5の内
周面6aに摺動可能に延設したボス状ピストン部、14
aはその先端部、15は先端部14aと前記内周面6a
との間をシールするシール部、16aは前記ボス状ピス
トン部14と逆方向端部に配置したシールリングであ
る。このシールリングとしては、例えばセラミックス、
金属、サーメット、炭化けい素などにより形成すること
ができる。17は前記シールリング16aと前記ボス状
ピストン部14との間に周設したフランジ部、18は前
記筒状ボディの環状段付部6の側面に固定し前記フラン
ジ部17をシールリング16a側に押圧するスプリン
グ、19は前記環状段付部6の側面に突設したピン9に
摺動自在に挿入する穴であってフランジ部17の側面に
ピン9と同一円周上に等配している。前記フローティン
グシート13は、前記構造として環状段付部6の両側に
対称的に配置している。
【0017】20はロータシートであり前記フローティ
ングシート13,13にそれぞれ対向して設けている。
16bは前記シールリング16aと対向してロータシー
ト本体に固定したシールリング、21は嵌合部22とス
ピンドル2との間をシールするシール部、23は回り止
め用のキー部である。尚、本実施の形態ではスピンドル
2の終端側(図1において右端側)はねじ軸となってい
るため、ロータシート20の嵌合部22はねじを設けて
螺合させ止めねじ24にて固定させている。
【0018】次に、前記ロータリジョイントAの作用を
説明する。本ロータリジョイントAはスプリング18の
付勢力によってシールリング16aはシールリング16
bを押圧し、常時密着した状態となっている。加工にク
ーラントが不要な場合は、この状態でスピンドル2を回
転させることになる。この場合、フローティングシート
13はピン9により筒状ボディ5側に回り止めされロー
タシート20はスピンドル2と共に回転するから、シー
ルリング16a,16b同士は密着したまま摺動するこ
とになる。クーラントが供給口7aから供給されると、
クーラントは、まず環状空間部8を満たしながらスピン
ドル2の導入口3に流入し供給路4を経由して工具側へ
供給される。そして液圧が上ってボス状ピストン部の先
端部を押圧するからシールリング同士は密着度を増大さ
せる。それと同時に、クーラントはフローティングシー
ト13とスピンドル2との間にも流入しシールリング1
6a,16b同士の密着部にも達する。スピンドルの回
転中であれば、クーラントがシールリング同士を冷却す
ると共に密着面の間に極く僅かずつ巻込まれ密着面を潤
滑させる。
【0019】また、この場合、環状空間部8を満たした
クーラントは筒状ボディ5とフローティングシート13
との間がシール部15で、フローティングシート13と
ロータシート20との間がシールリング16a,16b
で、ロータシート20とスピンドル2との間がシール部
21で外部への漏洩が阻止される。
【0020】次に、第2の実施の形態として図2に基づ
いて請求項2記載のロータリジョイントBを説明する。
尚、この説明において、前記第1の実施の形態と同一構
成部分は同一の符号を付してその説明は省略する。本ロ
ータリジョイントBは、常時密着状態にあるシールリン
グ同士を必要時に切り離すことができるようにしたもの
で、前記筒状ボディ5の環状段付部6の両側に所定距離
離して端部環状段付部25,25を設けてそれぞれ環状
溝状のシリンダ部26を形成し、かつ前記各フローティ
ングシート13のフランジ部17を(フランジ状)ピス
トン部27とすると共にシールリング16a取付部分を
該ピストン部27より小径に延長してボス部28とし、
前記ピストン部27の外周部にはシリンダ部26の内周
面との間をシールするシール部29を設け、前記シリン
ダ部26における端部環状段付部25の内周面と前記ボ
ス部28の外周面との間をシールするシール部30を設
けている。
【0021】更に前記端部環状段付部25には、シリン
ダ内部に連通した切離し用ポート31を設けている。図
中32は前記端部環状段付部の側面25aとピストン部
の端面27aとの間に設けた端部側ギャップであり、同
様に環状段付部6側にも中央側ギャップ33を設けてい
る。
【0022】本ロータリジョイントBでは、フローティ
ングシート13がピストン部27を有し筒状ボディ5に
設けたシリンダ部26に装着した構造となっており、常
時はスプリング18の付勢力でシールリング16a,1
6b同士は密着状態となって回転部と固定部の接点をシ
ールしクーラントの漏洩を防止しているが、加工にクー
ラントを必要としない場合、ポート31から圧縮空気ま
たは油圧を供給することにより、ピストン部27を押圧
しフローティングシート13を前記スプリング18の押
圧力に抗して環状段付部6側に摺動させることとなり、
この結果前記シールリング16a,16b同士を切離し
状態とすることができる。
【0023】次に、第3の実施の形態として図3に基づ
いて請求項3記載のロータリジョイントCを説明する。
尚、本実施の形態において、前記第1、第2の実施の形
態と同一構成部分には同一の符号を付してその説明は省
略する。本ロータリジョイントCは、シールリング16
a,16b同士の密着,切り離し共ピストン部27で任
意に行おうとするもので、前記スプリング18に代え、
環状段付部6の側面に開口した圧縮空気供給路34を有
している。図中35はそれと連通した密着用ポートであ
る。
【0024】本ロータリジョイントCでは、前記ロータ
リジョイントBと同様にフローティングシート13がピ
ストン部27を有し筒状ボディ5に設けたシリンダ部2
6に装着した構造となっている。そして、このシリンダ
部26は、端部環状段付部25側に加え、環状段付部6
の側面側にも圧縮空気供給路34を備えている。従っ
て、クーラントを必要とする加工の場合、まずクーラン
トを供給した後、環状段付部6側の圧縮空気供給路34
にポート35から圧縮空気を供給すると、ピストン部2
6によってフローティングシート13がロータシール2
0方向へ押圧されるから、シールリング16a,16b
同士を密着させクーラントの漏洩を防止する。
【0025】次に、クーラントを必要としない加工の場
合、前記と逆に端部環状段付部25にポート31から圧
縮空気を供給することにより、ピストン部26を環状段
付部6方向へ押圧しシールリング16a,16b同士を
切り離すから、この後スピンドルを回転させワークの加
工を行うことになる。
【0026】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0027】例えば、回転軸として工作機械のスピンド
ルで説明してきたが、これに限らず適用できる回転軸と
しては、風車発電機の回転軸等も含まれる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明請求項
1記載のロータリジョイントにあっては、前記構成とし
たため、回転軸の途中に装着して固定された外部からク
ーラントを漏洩させること無く回転軸内に供給すること
ができる。また、シール部がメカニカルシール構造とな
っているから、高速度の回転軸にも使用可能となる。ま
た、シールリング同士は常時密着した状態であるから、
特に、クーラントを必要とする加工の連続運転用に適し
ており、構造も簡単であるから経済的である等の効果が
得られる。
【0029】請求項2記載のロータリジョイントにあっ
ては、前記構成としたため、クーラントを不要とする加
工のとき、シリンダ部へ空気圧または油圧を共給するこ
とにより、シールリング同士を任意に切り離して無給油
状態での摺動を避け、シールリングの寿命を延ばすこと
ができるという効果が得られる。
【0030】請求項3記載のロータリジョイントにあっ
ては、前記構成としたため、スプリングの押圧力を無く
しシールリング同士の密着および切り離しをすべて外部
で制御可能な空気圧または油圧で行うから、いずれの動
作も俊敏に確実に行なうことができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるロータリジョイン
トAを示す断面図である。
【図2】第2の実施の形態のロータリジョイントBを示
す断面図である。
【図3】第3の実施の形態のロータリジョイントCを示
す断面図である。
【図4】従来のロータリジョイントを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
A,B,C ロータリジョイント 1 機枠 2 スピンドル 2a スピンドル外周面 3 スピンドルにおけるクーラントの導入口 4 スピンドルにおけるクーラントの供給路 5 筒状ボディ 5a 筒状ボディの外周面 6 筒状ボディの環状段付部 7 筒状ボディの供給路 7a 筒状ボディの供給口 8 筒状ボディの環状空間部 9 筒状ボディの回り止め兼スライド用のピン 13 フローティングシート 14 ボス状ピストン部 14a ボス状ピストン部の先端部 15 シール部 16a フローテイングシート側のシールリング 16b ロータシール側のシールリング 18 スプリング 19 ピン9の挿入穴 20 ロータシート 21 ロータシートのシール部 22 ロータシートの嵌合部 23 ロータシートのキー部(固着) 24 ロータシートの止めねじ(固着) 25 筒状ボディの端部環状段付部 26 筒状ボディのシリンダ部 27 フローティングシートの(フランジ状)ピストン
部 28 ボス部 29,30 シール部 31 切り離し用ポート 34 環状段付部に設けた圧縮空気供給路 35 密着用のポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸外周面に開口したクーラントの導入口
    から軸端まで流路を軸心に有した回転軸に装着されるロ
    ータリジョイントであって;筒状ボディが前記回転軸に
    挿入され、該筒状ボディは前記導入口を覆って回転軸と
    の間に環状空間部を形成すると共に外部と該環状空間部
    と連通する供給路を有して機枠側に固定され;シールリ
    ング同士を接触するように対向して配置されたロータシ
    ートとフローティングシートからなるシール部が前記導
    入口の両側であってそれぞれフローティングシート同士
    を内側にして配置され;前記フローティングシート同士
    は先端部を前記環状空間部内に両側から臨ませたボス状
    ピストン部を有し、該ボス状ピストン部は前記筒状ボデ
    ィに摺動自在にシールされ;前記ロータシートは回転軸
    嵌合部が軸外周面に対し封止状態で固着され;前記筒状
    ボディは前記フローティングシートの軸心方向摺動の保
    持と回り止めを行う保持部と該フローティングシートを
    前記ロータシート側へ押圧させるスプリングを有したこ
    とを特徴とするロータリジョイント。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロータリジョイントにお
    いて、前記フローティングシートが前記ボス状ピストン
    部とシールリングとの間にフランジ状ピストン部を有
    し、前記筒状ボディが該フランジ状ピストン部を内設す
    るシリンダ部を有し、該シリンダ部には前記フローティ
    ングシートをロータシートから切り離す方向に作動させ
    る切り離し用圧力供給路が設けられたことを特徴とする
    ロータリジョイント。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のロータリジョイントにお
    いて、前記スプリングに代えてフローティングシートを
    ロータシートに押圧させる方向に作動させる押圧用圧力
    供給路が前記シリンダ部に設けられたことを特徴とする
    ロータリジョイント。
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