JPH09195017A - 塑性加工性に優れ、大型部材に適用可能な貴金属基非 晶質合金及びその加工方法 - Google Patents

塑性加工性に優れ、大型部材に適用可能な貴金属基非 晶質合金及びその加工方法

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JPH09195017A
JPH09195017A JP8021546A JP2154696A JPH09195017A JP H09195017 A JPH09195017 A JP H09195017A JP 8021546 A JP8021546 A JP 8021546A JP 2154696 A JP2154696 A JP 2154696A JP H09195017 A JPH09195017 A JP H09195017A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塑性加工性に優れ、大型部材に適用可能な貴
金属基非晶質合金を提供する。 【構成】 一般式NM100-a-b-c Nia Cubc (但
し、NMはPd及びPtより選択される1種もしくは2
種の貴金属元素であり、式中a、b、cは原子比率で、
それぞれ30≦a+b≦45,3≦b/a≦7,18≦
c≦25を満足する)で示される組成を有し、過冷却液
体領域の温度幅が[ΔT=結晶化温度(TX )−ガラス
遷移温度(Tg )]が70K以上である貴金属基非晶質
合金。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貴金属基非晶質合
金に関するものであり、さらに詳しく述べるならば、貴
金属がもっている高い耐食性、化学活性と同時に非晶質
合金がもっている優れた耐食性、機械的強度、塑性加工
性なども兼備した新規な合金を提供するものである。
【0002】貴金属合金は、その高い耐食性や化学活性
から触媒、化学工業用電極に使用され、また生体適合性
から歯科用合金などに用いられている。一方、主として
Fe,Ni,Co,Al系などの非晶質合金は高強度、
高硬度、高耐食性などの優れた性質をもっている。しか
しながら、公知の非晶質合金は、箔帯、薄片状、粉末
状、針金状に限られており、工業的にみて用途がかなり
制約されている。さらに、非晶質合金は作製後の機械加
工が難しく、このために最終コストが高くなる問題点が
あった。
【0003】特公昭59−35417号公報によると、
遷移金属−半金属系非晶質合金の例としてPd77.5Cu
6 Si16.5を直径0.20mm以下の針金とすることが
開示されている。しかし、この組成は非晶質形成能が小
さいために貴金属を主成分とする合金を大型部品として
提供することができない。
【0004】従来、貴金属基合金は通常の結晶質材料と
して使用することが一般的であって、非晶質化して非晶
質合金の特徴を利用しようとする研究はほとんど行われ
ていなかった。まして、貴金属基非晶質合金に優れた塑
性加工性を付与し各種形状・寸法に成形する試みはなか
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公昭59−3541
7号の範囲に入るPd40Ni4020は、金型鋳造で径5
mm程度の非晶質合金を作製できることが知られてい
る。しかし、これを超えて飛躍的に貴金属基合金の非晶
質形成能を高める方法は知られていなかったので、各種
工業材料、生体用材料などとして実用可能な大きさの貴
金属系非晶質合金は提供されていなかった。すなわち、
従来より、片ロール法、双ロール法、ガスアトマイズ法
などの公知の非晶質合金作製法により作製できる非晶質
合金は、一般に箔帯、薄片状、粉末状、針金状に限られ
ていたので、工業的用途もかなり制限されていたことに
鑑み、塊状非晶質合金を製作する試みもなされている
(第113回日本金属学会講演概要、1993、項22
9参照)が、この試みは貴金属基合金までには及んでい
ない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記した問
題点を解決すべく、貴金属基合金の非晶質形成能を増大
する方策につき研究し本発明を完成した。即ち、本発明
は、一般式NM100-a-b-c Nia Cubc (但し、N
MはPd及びPtより選択される1種もしくは2種の貴
金属元素であり、式中a,b,cは原子比率で、それぞ
れ30≦a+b≦45,3≦b/a≦7,18<c≦2
5を満足する)で示される組成を有し、過冷却液体領域
の温度幅[ΔT=結晶化温度(Tx )−ガラス遷移温度
(Tg )]が70K以上であることを特徴とする、塑性
加工性に優れ且つ大型部材に適用可能な貴金属基非晶質
合金である。
【0007】以下本発明の構成を説明する。Ni及びC
uは貴金属の非晶質形成能を高める元素である。Ni及
びCuは単独では、非晶質を形成できたとしても塑性加
工性が劣るために、両者を共存させることが必要であ
る。またそれぞれ30原子%未満及び45原子%を超過
となると非晶質形成能が低下する他に、45原子%を超
える組成で生成する結晶質合金は主相が金属間化合物と
なり、貴金属特有の優れた延性が失われるばかりでなく
強度も低下する。したがってNiとCuの合計量は30
〜45原子%の範囲とした。
【0008】本発明の組成において、Ni量に対するC
u量の割合(b/a)が1未満では貴金属基合金の融点
が十分に下がらないので、非晶質形成能が向上しない。
また、この割合が1以上3未満または7超過では、結晶
化相が比較的単純な構造になり結晶化に対する抵抗力が
ないために過冷却液体領域が狭くなる。このために非晶
質合金を作製した後の塑性加工性を悪化させる原因とな
る。したがって、Niに対するCuの割合を3〜7と限
定した。
【0009】Pの添加量が18原子%未満または25原
子%超過になると、非晶質相が生成しなくなるので18
〜25原子%の範囲とした。
【0010】本発明においては、上記した組成限定に加
えて、さらに、ΔT=結晶化温度(Tx )−ガラス遷移
温度(Tg )が70K以上になるように組成を調節する
ことが必要である。ここで、結晶化温度(Tx )は完全
非晶質化合金を徐加熱して組織の一部が結晶化を開始す
る温度であり、Ni、Cu、Pなどの元素は結晶化温度
(Tx )を高くする性質をもっている。ガラス遷移温度
(Tg )はある昇温速度で徐加熱した際に結晶化の前駆
段階で原子が再配列しようとするために非晶質合金の粘
性が急激に下がり始める温度である。上記したΔTが7
0K以上であることが、塑性加工性が良好にするために
必要であるので、本発明ではΔT≧70Kに限定した。
【0011】上記した優れた特性の貴金属基非晶質合金
の特に有利なる形態は、断面積が20mm2 以上、長さ
が50mm以上の寸法を有し、非晶質相を体積率で90
%以上含むものであって、かかるバルク材は従来の針金
状貴金属基非晶質合金に比べると、大型部材へも適用す
ることができる。また、粘性流動を利用した塑性加工が
可能なため、そのままあるいは塑性加工により複雑形状
部材を提供することができる。
【0012】本発明に係る貴金属基非晶質合金の有利な
加工方法は、過冷却液体の粘性流動を利用して塑性加工
を行うことである。ある昇温速度で非晶質合金を加熱し
てゆくと、特定組成の非晶質合金は結晶化温度以下の温
度領域で過冷却液体状態に遷移することが知られている
(特開平3−158446号公報)。このような過冷却
液体状態では非晶質合金の粘性が急激に低下するため
に、該温度領域で閉塞鍛造などの適切な加工方法により
容易に任意の形状の非晶質合金部材を作製することがで
きる。なおZr基非晶質合金からなるマイクロマシン用
歯車などが作製・報告されている(第44回塑性加工連
合講演会概要、項445参照)。本発明に係る貴金属基
非晶質合金は5K/minの昇温速度で結晶化温度から
結晶化温度−40Kに加熱すると過冷却液体状態になる
ことが見出された。したがって、この温度範囲において
粘性流動を利用して、非晶質バルク材のは塑性加工ある
いは非晶質粉末の圧縮による固化を行うことができる。
【0013】次に、本発明の貴金属基非晶質合金の好ま
しい製造方法について説明する。図1に示す器具を使用
して棒状の貴金属基非晶質合金を製造することができ
る。予め所望の内径を有する石英管1中に所定組成に調
製した原料合金2を装填し、石英管1の開放端より真空
ポンプ3を用いて石英管内を真空脱気する。その後、石
英管の開放端をバーナー等の熱源で閉じカプセル状に真
空封入する。このカプセルを加熱炉4中で所定の温度ま
で昇温し、原料合金2を完全に溶解させる。この原料合
金2溶湯を、例えば製品形状のキャビティを有する金型
中に鋳込む、または石英管ごと水中に焼き入れる等の適
切な冷却媒体5を用いた冷却方法により凝固させる。本
発明合金の非晶質形成能は、従来の非晶質合金組成に比
べ大幅に改善されているため小さな冷却速度で非晶質相
が生成する。言い換えれば、従来と同等の冷却速度でも
大型化が可能である。
【0014】
【作用】従来の非晶質構造を得るための基本的考え方は
非晶質化元素あるいは半金属元素をFeなどの基本成分
に添加することにより液体構造を残したまま出来るだけ
速い冷却速度で凝縮されることにあった。しかしながら
大型の貴金属基非晶質合金を作るためには、この考え方
だけでは対応できないので、本発明においては、合金の
低融点化により液体の原子構造を安定化させるという考
え方を採用し、この考えをCu/Ni比率(b/a)と
して具体化することによって、非晶質形成能を飛躍的に
高めることができた。さらに、Cu/Ni比率(b/
a)が3〜7であるときには、非晶質合金が結晶化する
際に析出する析出相は複雑な構造をもつために、この比
率範囲は結晶化に対する抵抗力を高める意味をもってい
ること、及びこの比率範囲ではガラス遷移温度(Tg
はほぼ変化しないことも見出された。すなわち、結晶化
に要する熱エネルギが大きくなり、結晶化温度(Tx
が上昇するがガラス遷移温度(Tg )はほぼ変化しない
ためにΔT≧70Kとなり易く、かつ大幅に過冷却液体
温度幅が増大する。よって、過冷却液体状態は安定し、
非晶質合金作製後の塑性加工が極めて容易になる。
【0015】
【実施例】表1に示す合金組成からなる材料(実施例1
〜10、比較例1〜10)を図1に示す器具を用いて断
面積20mm2 、長さ100mmの棒状試料に鋳造した。試
料の非晶質相の確認をX線回折法および光学顕微鏡によ
り行った。過冷却液体領域の温度幅(△T)は、一般に
非晶質合金の熱分析に用いられる示差走査熱量計により
20K /min の昇温速度で測定した。本発明の合金の塑
性加工性は、オイルバス中で過冷却液体温度領域に加熱
した棒材に応力を加え90°曲げを行い、変形部の割れ
により評価した。これらの結果を表1に示す。 (以下余白) ────────────────────────────────── 過冷却液体領域 表1 Cu/Ni 生成相 ΔTx(K) での曲げ試験 実施例1 Pd40Ni5Cu35P20 7 非晶質 72 健全 実施例2 Pd40Ni10Cu30P20 3 非晶質 91 健全 実施例3 Pd38Ni11Cu33P18 3 非晶質 82 健全 実施例4 Pd35Ni5Cu35P25 7 非晶質 73 健全 実施例5 Pd45Ni5Cu30P20 6 非晶質 79 健全 実施例6 Pt40Ni5Cu35P20 7 非晶質 82 健全 実施例7 Pt40Ni10Cu30P20 3 非晶質 84 健全 実施例8 Pd30Pt10Ni8Cu32P20 4 非晶質 78 健全 実施例9 Pd22Pt20Ni6Cu30P22 5 非晶質 75 健全 実施例10 Pd10Pt30Ni10Cu30P20 3 非晶質 76 健全 比較例1 Pd40Ni40P20 ∞ 非晶質 61 微小クラック有 比較例2 Pd40Cu40P20 0 結晶質 - 変形できず 比較例3 Pd40Ni20Cu20P20 1 結晶質 - 変形できず 比較例4 Pd30Ni5Cu45P20 9 結晶質 - 変形できず 比較例5 Pd25Ni10Cu30P35 3 結晶質 - 変形できず 比較例6 Pt40Ni20Cu20P20 1 結晶質 - 変形できず 比較例7 Pt30Ni8Cu32P30 4 結晶質 - 変形できず 比較例8 Pd20Pt10Ni5Cu45P20 9 結晶質 - 変形できず 比較例9 Pd10Pt30Ni20Cu20P20 1 結晶質 - 変形できず 比較例10 Pd30Pt10Ni10Cu30P20 3 非晶質 62 微小クラック有 ──────────────────────────────────
【0016】表1に示すように実施例1〜10の合金組
成を有する本発明の棒状試料及び比較例1、10はいず
れも非晶質相を90%以上含んでいたが、比較例2〜9
では非晶質形成能が低く非晶質相が90%未満の組織と
なった。また、過冷却液体領域での変形試験の結果、本
発明の実施例1〜10では変形部の割れ等はみられず、
健全な変形製品が得られた。比較例1及び10では△T
x が70K未満で熱的に不安定であるため昇温中に結晶
化が進行し、変形部で結晶相を起点とするクラックがみ
られ健全な変形製品が得られなかった。
【0017】一例として、本発明合金の代表例である実
施例2の非晶質合金棒材断面のX線回折試験結果を図2
に、示差走査熱量計により測定したDSC曲線を図3に
示す。図2での回折図形はハローパターンのみを示し、
非晶質単相であることが明らかである。また、示差走査
熱量計によるDSC曲線から本非晶質合金棒材のガラス
遷移温度Tg 、結晶化温度Tx 、過冷却液体領域の温度
幅△Tx はそれぞれ、574K、665K、91Kであ
った。
【0018】表1中の生成相において「非晶質」は90
%以上非晶質が存在することを表し、「結晶質」は非晶
質の存在が90%以下であることを示す。表中の過冷却
液体領域の温度幅は、示差走査熱量計により昇温速度2
0K /min で測定したものであり、「−」は結晶質が混
在しているため正確な値を示さないもの、あるいは過冷
却液体領域の存在しないものを表す。
【0019】
【発明の効果】以上示したように、本発明合金は非晶質
形成能が極めて良好なために、大型の貴金属基非晶質合
金が容易に作製可能となり、広い過冷却液体領域を利用
することによる塑性加工で複雑形状の貴金属基非晶質合
金部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】貴金属基非晶質合金棒材を製造する器具の一部
断面正面図である。
【図2】実施例2の非晶質合金棒材断面のX線回折試験
結果を示す回折図形である。
【図3】実施例2の非晶質合金を示差走査熱量計により
測定したDSC曲線である。
【符号の説明】
1−石英管 2−原料合金 3−真空ポンプ 4−加熱炉 5−冷却媒体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 塑性加工性に優れ、大型部材に適用
可能な貴金属基非晶質合金及びその加工方法
フロントページの続き (71)出願人 390014535 新技術事業団 埼玉県川口市本町4丁目1番8号 (72)発明者 西山 信行 東京都中央区八重洲1丁目9番9号 帝国 ピストンリング株式会社内 (72)発明者 井上 明久 宮城県仙台市青葉区川内無番地 川内住宅 11−806 (72)発明者 増本 健 宮城県仙台市青葉区上杉3丁目8番22号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式NM100-a-b-c Nia Cubc
    (但し、NMはPd及びPtより選択される1種もしく
    は2種の貴金属元素であり、式中a,b,cは原子比率
    で、それぞれ30≦a+b≦45,3≦b/a≦7,1
    8≦c≦25を満足する)で示される組成を有し、過冷
    却液体領域の温度幅が[ΔT=結晶化温度(Tx )−ガ
    ラス遷移温度(Tg )]が70K以上であることを特徴
    とする塑性加工性に優れ且つ大型部材に適用可能な貴金
    属基非晶質合金。
  2. 【請求項2】 断面積が20mm2 以上、長さが50m
    m以上の寸法を有し、非晶質相を体積率で90%以上含
    むことを特徴とする請求項1記載の貴金属基非晶質合
    金。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の貴金属基非晶質合金のバ
    ルク材を過冷却液体領域において塑性加工することを特
    徴とする貴金属基非晶質合金の加工方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の貴金属基非晶質合金の粉
    末を過冷却液体領域において圧縮成形することを特徴と
    する貴金属基非晶質合金の加工方法。
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US7906219B2 (en) 2004-03-25 2011-03-15 Topy Kogyo Kabushiki Kaisha Metallic glass laminates, production methods and applications thereof
WO2012083044A1 (en) * 2010-12-15 2012-06-21 California Institute Of Technology Ni and cu free pd-based metallic glasses

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