JPH0919497A - 透析装置 - Google Patents
透析装置Info
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- JPH0919497A JPH0919497A JP7196191A JP19619195A JPH0919497A JP H0919497 A JPH0919497 A JP H0919497A JP 7196191 A JP7196191 A JP 7196191A JP 19619195 A JP19619195 A JP 19619195A JP H0919497 A JPH0919497 A JP H0919497A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 従来同様に透析が開始されると、制御装置7
は、酵素センサ8から所定時間ごとに入力される酵素の
濃度と予め記憶した所定の濃度とから透析終了までの所
要時間を演算し、かつ、該所要時間までに事前に決めた
目標除水量を除水するための新たな除水速度を演算し、
表示部7dはそれらの演算結果を表示する。透析に立ち
会っている医師は、表示部7dの表示内容を確認して、
当初決定した透析の実施時間5時間を演算部7cが演算
した4時間と新たな除水速度に変更する場合には、その
旨、を制御装置7入力する。 【効果】 透析の終了時と事前に決めた目標除水量の除
水を終了する時刻とを一致させることができるので、透
析の実施時間を従来よりも短縮できる。
は、酵素センサ8から所定時間ごとに入力される酵素の
濃度と予め記憶した所定の濃度とから透析終了までの所
要時間を演算し、かつ、該所要時間までに事前に決めた
目標除水量を除水するための新たな除水速度を演算し、
表示部7dはそれらの演算結果を表示する。透析に立ち
会っている医師は、表示部7dの表示内容を確認して、
当初決定した透析の実施時間5時間を演算部7cが演算
した4時間と新たな除水速度に変更する場合には、その
旨、を制御装置7入力する。 【効果】 透析の終了時と事前に決めた目標除水量の除
水を終了する時刻とを一致させることができるので、透
析の実施時間を従来よりも短縮できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は透析装置の改良に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、透析装置として、人工透析を行う
透析器と、供給通路を介して透析器に新鮮透析液を供給
し、排出通路を介して透析器から透析後の透析液を回収
するとともに除水を行う透析液給排装置と、透析の実施
時間と透析液給排装置によって除水しようとする目標除
水量とが設定される設定部およびこの設定部に設定され
た透析の実施時間と目標除水量とから得られる除水速度
で上記透析液給排装置に除水を行わせる制御部を有する
制御装置とを備えたものは知られている。従来、上述し
た透析装置を用いて人工透析を行う場合には、患者の過
去のデータや事前の血液検査の結果などを元に、透析に
立ち会う医師が透析の実施時間を決定するとともに今回
の透析治療の目標除水量も決定している。そして、医師
が決定した透析の実施時間だけ患者に透析処置を施すと
同時に、実施前に決めた目標除水量だけ除水するように
している。例えば透析の実施時間を5時間と決定し、か
つ目標除水量を5リットルと決定して透析を開始した場
合には、透析中の除水速度は1リットル/hrで除水す
るようにしている。
透析器と、供給通路を介して透析器に新鮮透析液を供給
し、排出通路を介して透析器から透析後の透析液を回収
するとともに除水を行う透析液給排装置と、透析の実施
時間と透析液給排装置によって除水しようとする目標除
水量とが設定される設定部およびこの設定部に設定され
た透析の実施時間と目標除水量とから得られる除水速度
で上記透析液給排装置に除水を行わせる制御部を有する
制御装置とを備えたものは知られている。従来、上述し
た透析装置を用いて人工透析を行う場合には、患者の過
去のデータや事前の血液検査の結果などを元に、透析に
立ち会う医師が透析の実施時間を決定するとともに今回
の透析治療の目標除水量も決定している。そして、医師
が決定した透析の実施時間だけ患者に透析処置を施すと
同時に、実施前に決めた目標除水量だけ除水するように
している。例えば透析の実施時間を5時間と決定し、か
つ目標除水量を5リットルと決定して透析を開始した場
合には、透析中の除水速度は1リットル/hrで除水す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では、
医師が透析の実施時間を決定する時には、長目の時間を
決定していたものである。そのため、従来では、事前に
決定した透析の実施時間が経過する前に実質的に血液の
浄化が終了しているが、そこまでの総除水量が事前に決
定した目標除水量に到達していない場合があり、この場
合には、当初決定した透析の実施時間が経過するまでさ
らに透析を続行し、事前に決めた目標除水量だけ除水を
行うようにしていた。このように、従来では、実質的な
透析の終了時間と事前に決めた目標除水量だけの除水を
終了する時間とにずれがあるため、透析過多になりやす
いという欠点があり、しかも透析の実施時間が長くなる
傾向があった。
医師が透析の実施時間を決定する時には、長目の時間を
決定していたものである。そのため、従来では、事前に
決定した透析の実施時間が経過する前に実質的に血液の
浄化が終了しているが、そこまでの総除水量が事前に決
定した目標除水量に到達していない場合があり、この場
合には、当初決定した透析の実施時間が経過するまでさ
らに透析を続行し、事前に決めた目標除水量だけ除水を
行うようにしていた。このように、従来では、実質的な
透析の終了時間と事前に決めた目標除水量だけの除水を
終了する時間とにずれがあるため、透析過多になりやす
いという欠点があり、しかも透析の実施時間が長くなる
傾向があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、人工透析を行う透析器と、供給通路を介して
透析器に新鮮透析液を供給し、排出通路を介して透析器
から透析後の透析液を回収するとともに除水を行う透析
液給排装置と、透析の実施時間と透析液給排装置によっ
て除水しようとする目標除水量とが設定される設定部お
よびこの設定部に設定された透析の実施時間と目標除水
量とから得られる除水速度で上記透析液給排装置に除水
を行わせる制御部を有する制御装置とを備えた透析装置
において、上記透析器による透析後の透析液中又は血液
中の浄化すべき成分の濃度を検出して上記制御装置に入
力する検出手段を設けるとともに、上記制御装置に、透
析開始後に上記検出手段から入力される濃度の変化と予
め定めた透析終了と判断する所定の濃度とを比較して、
透析終了までの所要時間または透析終了時刻を演算する
演算部を設けるとともに、上記演算部で演算した透析終
了までの所要時間または透析終了時刻を表示する表示部
を設けたものである。また第2の発明は、人工透析を行
う透析器と、供給通路を介して透析器に新鮮透析液を供
給し、排出通路を介して透析器から透析後の透析液を回
収するとともに除水を行う透析液給排装置と、透析の実
施時間と透析液給排装置によって除水しようとする目標
除水量とが設定される設定部およびこの設定部に設定さ
れた透析の実施時間と目標除水量とから得られる除水速
度で上記透析液給排装置に除水を行わせる制御部を有す
る制御装置とを備えた透析装置において、上記透析器に
よる透析後の透析液中又は血液中の浄化すべき成分の濃
度を検出して上記制御装置に入力する検出手段を設ける
とともに、上記制御装置に、透析開始後に上記検出手段
から入力される濃度の変化と予め定めた透析終了と判断
する所定の濃度とを比較して、透析終了までの所要時間
または透析終了時刻を演算する演算部を設け、上記演算
部は、上記目標除水量から既に除水を終えた除水量を減
じた残りの除水量を演算するとともに、該残りの除水量
を上記透析終了までの所要時間で除した新たな除水速度
を演算し、上記制御部は、上記演算部が演算した新たな
除水速度で上記透析液給排装置に除水を行わせるように
構成したものである。
本発明は、人工透析を行う透析器と、供給通路を介して
透析器に新鮮透析液を供給し、排出通路を介して透析器
から透析後の透析液を回収するとともに除水を行う透析
液給排装置と、透析の実施時間と透析液給排装置によっ
て除水しようとする目標除水量とが設定される設定部お
よびこの設定部に設定された透析の実施時間と目標除水
量とから得られる除水速度で上記透析液給排装置に除水
を行わせる制御部を有する制御装置とを備えた透析装置
において、上記透析器による透析後の透析液中又は血液
中の浄化すべき成分の濃度を検出して上記制御装置に入
力する検出手段を設けるとともに、上記制御装置に、透
析開始後に上記検出手段から入力される濃度の変化と予
め定めた透析終了と判断する所定の濃度とを比較して、
透析終了までの所要時間または透析終了時刻を演算する
演算部を設けるとともに、上記演算部で演算した透析終
了までの所要時間または透析終了時刻を表示する表示部
を設けたものである。また第2の発明は、人工透析を行
う透析器と、供給通路を介して透析器に新鮮透析液を供
給し、排出通路を介して透析器から透析後の透析液を回
収するとともに除水を行う透析液給排装置と、透析の実
施時間と透析液給排装置によって除水しようとする目標
除水量とが設定される設定部およびこの設定部に設定さ
れた透析の実施時間と目標除水量とから得られる除水速
度で上記透析液給排装置に除水を行わせる制御部を有す
る制御装置とを備えた透析装置において、上記透析器に
よる透析後の透析液中又は血液中の浄化すべき成分の濃
度を検出して上記制御装置に入力する検出手段を設ける
とともに、上記制御装置に、透析開始後に上記検出手段
から入力される濃度の変化と予め定めた透析終了と判断
する所定の濃度とを比較して、透析終了までの所要時間
または透析終了時刻を演算する演算部を設け、上記演算
部は、上記目標除水量から既に除水を終えた除水量を減
じた残りの除水量を演算するとともに、該残りの除水量
を上記透析終了までの所要時間で除した新たな除水速度
を演算し、上記制御部は、上記演算部が演算した新たな
除水速度で上記透析液給排装置に除水を行わせるように
構成したものである。
【0005】
【作用】上記第1の発明によれば、透析に立ち会う医師
が透析の実施時間および目標除水量を決定して透析を開
始すると、透析中に上記制御装置の表示部は上記演算部
が演算した透析終了までの所要時間(あるいは透析終了
時刻)を表示する。そこで、医師は、上記表示部の表示
内容から当初設定した透析の実施時間と制御部が演算し
た透析の終了時刻とのずれを認識することができ、透析
の実施時間を制御部が演算した透析の終了時刻と一致す
るように短縮すればよい。また、そのように実施時間を
短縮した場合には、制御部が演算した透析の終了時刻ま
でに事前に決めた目標除水量が得られるように、設定部
の除水速度を変更してやればよい。このようにすること
で、透析の終了時刻と事前に決めた目標除水量の除水を
終了する時刻とを一致させることができる。また、上記
第2の発明によれば、上記第1の発明と同様に透析を開
始した後の透析中に、上記演算部が新たな除水速度を演
算すると、上記制御部は新たな除水速度で上記透析液給
排装置に除水を行わせるので、透析の終了時刻と事前に
決めた目標除水量の除水を終了する時刻とを一致させる
ことが可能になる。したがって、透析過多を防止できる
とともに、透析の実施時間を従来よりも短縮することが
できる。
が透析の実施時間および目標除水量を決定して透析を開
始すると、透析中に上記制御装置の表示部は上記演算部
が演算した透析終了までの所要時間(あるいは透析終了
時刻)を表示する。そこで、医師は、上記表示部の表示
内容から当初設定した透析の実施時間と制御部が演算し
た透析の終了時刻とのずれを認識することができ、透析
の実施時間を制御部が演算した透析の終了時刻と一致す
るように短縮すればよい。また、そのように実施時間を
短縮した場合には、制御部が演算した透析の終了時刻ま
でに事前に決めた目標除水量が得られるように、設定部
の除水速度を変更してやればよい。このようにすること
で、透析の終了時刻と事前に決めた目標除水量の除水を
終了する時刻とを一致させることができる。また、上記
第2の発明によれば、上記第1の発明と同様に透析を開
始した後の透析中に、上記演算部が新たな除水速度を演
算すると、上記制御部は新たな除水速度で上記透析液給
排装置に除水を行わせるので、透析の終了時刻と事前に
決めた目標除水量の除水を終了する時刻とを一致させる
ことが可能になる。したがって、透析過多を防止できる
とともに、透析の実施時間を従来よりも短縮することが
できる。
【0006】
【実施例】以下、図示実施例について本発明を説明する
と、1は人工透析を行う従来公知の透析器である。この
透析器1は、患者2に接続して血液を流通させる一対の
導管3、3’を備えており、透析を行う際には、これら
の導管3、3’の端部を患者2の血管に接続するように
なっている。また、上記透析器1には供給通路4の一端
を接続するとともに、排出通路5の一端を接続してい
る。供給通路4の他端は透析液給排装置6に接続されて
おり、透析中には透析液給排装置6によって新鮮透析液
が供給通路4を介して透析器1に供給されるようになっ
ている。他方、排出通路5の他端は、上記透析液給排装
置6の回収槽に接続されており、透析中には、透析を終
えた透析器1内の透析液が排出通路5を介して回収槽に
回収されるようになっている。上記透析液給排装置6
は、排出通路5内を流通する透析液を介して血液中の水
分を除水できるようになっている。上記透析液給排装置
6の作動は制御装置7によって制御されるようになって
いる。制御装置7は設定部7aおよび制御部7bを備え
ており、設定部7aには透析開始前に透析の実施時間お
よび透析時に患者2から除水しようとする目標除水量が
設定されるようになっている。また、制御部7bは、設
定部7aに設定された透析の実施時間だけ透析液給排装
置6を作動させるとともに、透析液給排装置6に除水を
行わせるようになっている。なお、上述した透析液給排
装置6の構成は、例えば特公平3−54590号公報等
で周知であり、説明は省略する。このような構成におい
て、透析を行う場合には、透析に立ち会う医師が事前の
血液検査の結果や過去の患者のデータを考慮して、例え
ば透析の実施時間は5時間、透析中に除水しようとする
目標除水量は5リットルと決定して透析を行うようにし
ている。しかして、本実施例は、上述した構成を前提と
した上で、透析の進捗状況に合わせて実質に血液が浄化
される透析終了時刻と事前に決めた目標除水量の除水終
了時刻とを一致させるように改良したものである。すな
わち、本実施例は、上記排出通路5に検出手段としての
酵素センサ8を設けている。この酵素センサ8は従来公
知のものであり、透析器1内を流通した透析後の透析液
中の含まれるクレアチニンや尿素窒素(BUN)等の濃
度を測定することができる。そして、上記酵素センサ8
によって検出した成分とその濃度は、上記制御装置7に
入力されるようになっている。また、本実施例の制御装
置7は、演算部7cおよび表示部7dを備えている。演
算部7cは、透析開始後に上記酵素センサ8から入力さ
れる成分の濃度の変化と透析終了である判断する予め定
めた所定の濃度とを比較して、透析液中の成分の濃度が
予め定めた所定濃度となる透析終了までの所要時間また
は透析終了時刻を演算するようになっている。また、こ
の演算部7cは、透析中において、透析開始時に設定し
た目標除水量から既に除水を終えた総除水量を減じた残
りの除水量を演算するとともに、該残りの除水量を演算
で求めた上記透析終了までの所要時間で除した新たな除
水速度を演算するようになっている。他方、表示部7d
は演算部7cで演算した透析終了までの所要時間または
透析終了時刻を表示するとともに、演算部7cで演算し
た新たな除水速度を表示するようになっている。 (作動説明)以上の構成に基づく透析装置の作動を説明
すると、先ず、患者に透析を行う場合には、透析に立ち
会う医師が事前の血液検査の結果や過去の患者のデータ
を考慮して、例えば透析実施時間を5時間、透析中の目
標除水量は5リットルと決定する。そして、透析実施時
間を5時間とすることおよび透析中の目標除水量は5リ
ットルであることを制御装置7の設定部7bに設定し、
かつ実質的な透析終了と判定するBUN(尿素窒素)の
濃度をAとして予め制御装置7に記憶させる。すると、
制御部7aは、従来と同様に透析液給排装置6を作動さ
せ、新鮮透析液を供給通路4を介して透析器1に供給す
るとともに、透析器1を流通した透析後の透析液を排出
通路5によって排出させて、透析を開始する。また、こ
れと同時に、制御部aは、透析液給排装置6に、上記設
定部7bに設定された目標除水量5リットルが得られる
ような除水速度で除水を行わせる。つまり、この場合
は、5リットル/5hr=1リットル/hrとなるの
で、1リットル/hrの除水速度で除水を行なう。この
ようにして透析を開始した直後およびそれから15分経
過ごとに酵素センサ8によって排出通路5内の透析液の
成分とその濃度が検出されて、制御装置7に入力され
る。酵素センサ8によって排出通路5内の透析液の成分
とその濃度を検出して、例えば、7回目(1時間30分
経過時)の酵素センサ8による検出した時点で、BUN
(尿素窒素)の濃度が図2に実線で示すように変化して
いる場合、上記演算部7cは、そこまでのBUN(尿素
窒素)の濃度の変化と上記予め記憶した所定の濃度Aと
を比較して、そのまま透析を続行した時のBUN(尿素
窒素)の濃度がAとなる時点、つまり実質的に血液が浄
化される透析終了までの所要時間を演算する。この場
合、演算部7cは同時に透析終了時刻を演算しても良
い。この後、透析終了までの所要時間が2時間30分で
あることが演算されたとする。他方、演算部7cは、こ
の時点(透析開始後1時間30分経過時)では、当初の
除水速度1リットル/hrで1時間30分経過している
ので、総除水量1.5リットルが除水されていることお
よび、残りの除水すべき残量は5−1.5=3.5によ
り、3.5リットルであることを演算する。さらに、演
算部7cは、この時点における除水の残量3.5リット
ルを透析終了までの所要時間が2時間30分で除して、
新たな除水速度1.4リットル/hrを演算する。そし
て、上記表示部7dは、演算部7cが演算した透析終了
までの所要時間(2時間30分)を表示するとともに、
新たな除水速度1.4リットル/hrを表示する。な
お、上記演算部7cが透析終了時刻も演算しているとき
には、上記表示部7dは、透析終了時刻も表示する。ま
た、それと同時に、表示部7dは次のようなメッセージ
を表示する。『BUNの濃度を検出した結果、このあと
2時間30分経過するとBUNの濃度は、予め定めた所
定の濃度Aに達します。ここで、除水速度を1.4リッ
トル/hrに変更すれば、当初の予定時間5時間よりも
1時間早く透析を終了することができます。除水速度を
1.4リットル/hrに変更しますか??』 そして、透析に立ち会っている医師が上記表示部7dの
表示内容を確認し、除水速度を1.4リットル/hrに
変更することに決定すれば、図示しない確認ボタンを押
して制御装置7に入力すればよい。それによって、制御
装置7の設定部7aは、透析の実施時間を当初の5時間
から4時間に変更し、その後の透析実施時間が2時間3
0分であることを認識し、かつ透析液給排装置6による
除水速度を透析開始時の1リットル/hrから1.4リ
ットル/hrに変更する。これにより、制御部7bは新
たな除水速度(1.4リットル/hr)で透析液給排装
置6に除水を行わせる。したがって、この後、2時間3
0分だけ透析が続行され、かつ上記除水速度(1.4リ
ットル/hr)で除水が行われ、2時間30分が経過し
た時点で透析給排装置6の作動が停止されて透析が終了
する。そして、この透析終了時には、排出通路内の透析
液中のBUNの濃度は予め記憶させた透析終了と判断す
る所定の濃度Aに到達しており、また、透析開始時に決
定した目標除水量5リットルが除水されている。上述し
た本実施例によれば、透析の終了時と事前に決めた目標
除水量の除水を終了する時間とを一致させることがで
き、それによって、透析開始前に過去のデータなどを元
に決定した透析の実施時間5時間を1時間短縮した4時
間で透析を終えることができる。このような本実施例に
対して、透析開始前に決定した透析の実施時間5時間と
除水速度により、予定通り5時間だけ透析を実施した場
合には、透析開始後4時間経過した時点でBUNが予め
記憶した濃度Aに達して実質的に血液が浄化されて透析
が終了するわけであるが、その後もさらに1時間だけ透
析が続行されることになるので、最終的に透析を5時間
実施して透析を終了した時点では、総除水量は当初の予
定通り5リットル除水されるが、1時間分だけ透析過多
となる。これに対して、本実施例では、透析の終了時と
事前に決めた目標除水量の除水を終了する時間とを一致
させることが出来るので、このように透析過多となるこ
とを防止できる。 (第2実施例)次に、図3は本発明の第2実施例を示し
たものである。この第2実施例では、上記第1実施例に
おける酵素センサ8の配設位置を異ならせたものであ
る。つまり、この第2実施例では、血液を流通させる導
管3に分岐管30を設けて、その分岐管30に酵素セン
サ8を設けたものである。その他の構成は上記第1実施
例と同じである。この第2実施例では、分岐管30に介
在する血液中の成分を酵素センサ8によって検査する様
にしており、酵素センサ8で成分を検出した後の血液は
廃棄するようにしている。このような、第2実施例の構
成であっても図1に示した第1実施例と同様の作用効果
を得ることができる。なお、上記実施例では、透析開始
後に、演算部7cの演算結果を表示部7dが上述したよ
うに表示しているが、そのような表示を行わずに、演算
部7cによって透析の所要時間および新たな除水速度が
演算された時点で、演算部7cはそれを設定部7aに伝
達し、制御部7bは新たな除水速度で透析液給排装置6
に除水を行わせると同時に、当初の透析実施時間を5時
間から1時間短縮した4時間経過時に透析液給排装置6
の作動を停止させて透析を終了するようにしても良い。
また、上記実施例では、酵素センサ8は透析開始直後と
それから15分経過ごとに透析液中の成分の濃度を検出
しているが、透析開始後に連続的に透析液中の成分の濃
度を検出しても良い。
と、1は人工透析を行う従来公知の透析器である。この
透析器1は、患者2に接続して血液を流通させる一対の
導管3、3’を備えており、透析を行う際には、これら
の導管3、3’の端部を患者2の血管に接続するように
なっている。また、上記透析器1には供給通路4の一端
を接続するとともに、排出通路5の一端を接続してい
る。供給通路4の他端は透析液給排装置6に接続されて
おり、透析中には透析液給排装置6によって新鮮透析液
が供給通路4を介して透析器1に供給されるようになっ
ている。他方、排出通路5の他端は、上記透析液給排装
置6の回収槽に接続されており、透析中には、透析を終
えた透析器1内の透析液が排出通路5を介して回収槽に
回収されるようになっている。上記透析液給排装置6
は、排出通路5内を流通する透析液を介して血液中の水
分を除水できるようになっている。上記透析液給排装置
6の作動は制御装置7によって制御されるようになって
いる。制御装置7は設定部7aおよび制御部7bを備え
ており、設定部7aには透析開始前に透析の実施時間お
よび透析時に患者2から除水しようとする目標除水量が
設定されるようになっている。また、制御部7bは、設
定部7aに設定された透析の実施時間だけ透析液給排装
置6を作動させるとともに、透析液給排装置6に除水を
行わせるようになっている。なお、上述した透析液給排
装置6の構成は、例えば特公平3−54590号公報等
で周知であり、説明は省略する。このような構成におい
て、透析を行う場合には、透析に立ち会う医師が事前の
血液検査の結果や過去の患者のデータを考慮して、例え
ば透析の実施時間は5時間、透析中に除水しようとする
目標除水量は5リットルと決定して透析を行うようにし
ている。しかして、本実施例は、上述した構成を前提と
した上で、透析の進捗状況に合わせて実質に血液が浄化
される透析終了時刻と事前に決めた目標除水量の除水終
了時刻とを一致させるように改良したものである。すな
わち、本実施例は、上記排出通路5に検出手段としての
酵素センサ8を設けている。この酵素センサ8は従来公
知のものであり、透析器1内を流通した透析後の透析液
中の含まれるクレアチニンや尿素窒素(BUN)等の濃
度を測定することができる。そして、上記酵素センサ8
によって検出した成分とその濃度は、上記制御装置7に
入力されるようになっている。また、本実施例の制御装
置7は、演算部7cおよび表示部7dを備えている。演
算部7cは、透析開始後に上記酵素センサ8から入力さ
れる成分の濃度の変化と透析終了である判断する予め定
めた所定の濃度とを比較して、透析液中の成分の濃度が
予め定めた所定濃度となる透析終了までの所要時間また
は透析終了時刻を演算するようになっている。また、こ
の演算部7cは、透析中において、透析開始時に設定し
た目標除水量から既に除水を終えた総除水量を減じた残
りの除水量を演算するとともに、該残りの除水量を演算
で求めた上記透析終了までの所要時間で除した新たな除
水速度を演算するようになっている。他方、表示部7d
は演算部7cで演算した透析終了までの所要時間または
透析終了時刻を表示するとともに、演算部7cで演算し
た新たな除水速度を表示するようになっている。 (作動説明)以上の構成に基づく透析装置の作動を説明
すると、先ず、患者に透析を行う場合には、透析に立ち
会う医師が事前の血液検査の結果や過去の患者のデータ
を考慮して、例えば透析実施時間を5時間、透析中の目
標除水量は5リットルと決定する。そして、透析実施時
間を5時間とすることおよび透析中の目標除水量は5リ
ットルであることを制御装置7の設定部7bに設定し、
かつ実質的な透析終了と判定するBUN(尿素窒素)の
濃度をAとして予め制御装置7に記憶させる。すると、
制御部7aは、従来と同様に透析液給排装置6を作動さ
せ、新鮮透析液を供給通路4を介して透析器1に供給す
るとともに、透析器1を流通した透析後の透析液を排出
通路5によって排出させて、透析を開始する。また、こ
れと同時に、制御部aは、透析液給排装置6に、上記設
定部7bに設定された目標除水量5リットルが得られる
ような除水速度で除水を行わせる。つまり、この場合
は、5リットル/5hr=1リットル/hrとなるの
で、1リットル/hrの除水速度で除水を行なう。この
ようにして透析を開始した直後およびそれから15分経
過ごとに酵素センサ8によって排出通路5内の透析液の
成分とその濃度が検出されて、制御装置7に入力され
る。酵素センサ8によって排出通路5内の透析液の成分
とその濃度を検出して、例えば、7回目(1時間30分
経過時)の酵素センサ8による検出した時点で、BUN
(尿素窒素)の濃度が図2に実線で示すように変化して
いる場合、上記演算部7cは、そこまでのBUN(尿素
窒素)の濃度の変化と上記予め記憶した所定の濃度Aと
を比較して、そのまま透析を続行した時のBUN(尿素
窒素)の濃度がAとなる時点、つまり実質的に血液が浄
化される透析終了までの所要時間を演算する。この場
合、演算部7cは同時に透析終了時刻を演算しても良
い。この後、透析終了までの所要時間が2時間30分で
あることが演算されたとする。他方、演算部7cは、こ
の時点(透析開始後1時間30分経過時)では、当初の
除水速度1リットル/hrで1時間30分経過している
ので、総除水量1.5リットルが除水されていることお
よび、残りの除水すべき残量は5−1.5=3.5によ
り、3.5リットルであることを演算する。さらに、演
算部7cは、この時点における除水の残量3.5リット
ルを透析終了までの所要時間が2時間30分で除して、
新たな除水速度1.4リットル/hrを演算する。そし
て、上記表示部7dは、演算部7cが演算した透析終了
までの所要時間(2時間30分)を表示するとともに、
新たな除水速度1.4リットル/hrを表示する。な
お、上記演算部7cが透析終了時刻も演算しているとき
には、上記表示部7dは、透析終了時刻も表示する。ま
た、それと同時に、表示部7dは次のようなメッセージ
を表示する。『BUNの濃度を検出した結果、このあと
2時間30分経過するとBUNの濃度は、予め定めた所
定の濃度Aに達します。ここで、除水速度を1.4リッ
トル/hrに変更すれば、当初の予定時間5時間よりも
1時間早く透析を終了することができます。除水速度を
1.4リットル/hrに変更しますか??』 そして、透析に立ち会っている医師が上記表示部7dの
表示内容を確認し、除水速度を1.4リットル/hrに
変更することに決定すれば、図示しない確認ボタンを押
して制御装置7に入力すればよい。それによって、制御
装置7の設定部7aは、透析の実施時間を当初の5時間
から4時間に変更し、その後の透析実施時間が2時間3
0分であることを認識し、かつ透析液給排装置6による
除水速度を透析開始時の1リットル/hrから1.4リ
ットル/hrに変更する。これにより、制御部7bは新
たな除水速度(1.4リットル/hr)で透析液給排装
置6に除水を行わせる。したがって、この後、2時間3
0分だけ透析が続行され、かつ上記除水速度(1.4リ
ットル/hr)で除水が行われ、2時間30分が経過し
た時点で透析給排装置6の作動が停止されて透析が終了
する。そして、この透析終了時には、排出通路内の透析
液中のBUNの濃度は予め記憶させた透析終了と判断す
る所定の濃度Aに到達しており、また、透析開始時に決
定した目標除水量5リットルが除水されている。上述し
た本実施例によれば、透析の終了時と事前に決めた目標
除水量の除水を終了する時間とを一致させることがで
き、それによって、透析開始前に過去のデータなどを元
に決定した透析の実施時間5時間を1時間短縮した4時
間で透析を終えることができる。このような本実施例に
対して、透析開始前に決定した透析の実施時間5時間と
除水速度により、予定通り5時間だけ透析を実施した場
合には、透析開始後4時間経過した時点でBUNが予め
記憶した濃度Aに達して実質的に血液が浄化されて透析
が終了するわけであるが、その後もさらに1時間だけ透
析が続行されることになるので、最終的に透析を5時間
実施して透析を終了した時点では、総除水量は当初の予
定通り5リットル除水されるが、1時間分だけ透析過多
となる。これに対して、本実施例では、透析の終了時と
事前に決めた目標除水量の除水を終了する時間とを一致
させることが出来るので、このように透析過多となるこ
とを防止できる。 (第2実施例)次に、図3は本発明の第2実施例を示し
たものである。この第2実施例では、上記第1実施例に
おける酵素センサ8の配設位置を異ならせたものであ
る。つまり、この第2実施例では、血液を流通させる導
管3に分岐管30を設けて、その分岐管30に酵素セン
サ8を設けたものである。その他の構成は上記第1実施
例と同じである。この第2実施例では、分岐管30に介
在する血液中の成分を酵素センサ8によって検査する様
にしており、酵素センサ8で成分を検出した後の血液は
廃棄するようにしている。このような、第2実施例の構
成であっても図1に示した第1実施例と同様の作用効果
を得ることができる。なお、上記実施例では、透析開始
後に、演算部7cの演算結果を表示部7dが上述したよ
うに表示しているが、そのような表示を行わずに、演算
部7cによって透析の所要時間および新たな除水速度が
演算された時点で、演算部7cはそれを設定部7aに伝
達し、制御部7bは新たな除水速度で透析液給排装置6
に除水を行わせると同時に、当初の透析実施時間を5時
間から1時間短縮した4時間経過時に透析液給排装置6
の作動を停止させて透析を終了するようにしても良い。
また、上記実施例では、酵素センサ8は透析開始直後と
それから15分経過ごとに透析液中の成分の濃度を検出
しているが、透析開始後に連続的に透析液中の成分の濃
度を検出しても良い。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、透析過
多を防止できるとともに、透析の実施時間を従来よりも
短縮することができるという効果が得られる。
多を防止できるとともに、透析の実施時間を従来よりも
短縮することができるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す全体の構成図
【図2】本発明の透析装置によって透析を実施している
時の透析液中のBUNの濃度変化を示す図
時の透析液中のBUNの濃度変化を示す図
【図3】本発明の第2実施例を示す全体の構成図
1 透析器 4 供給通路 5 排出通路 6 透析液給排装置 7 制御装置 7a 設定部 7b 制御部 7c 演算部 7d 表示部 8 酵素センサ(検
出手段)
出手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 人工透析を行う透析器と、供給通路を介
して透析器に新鮮透析液を供給し、排出通路を介して透
析器から透析後の透析液を回収するとともに除水を行う
透析液給排装置と、透析の実施時間と透析液給排装置に
よって除水しようとする目標除水量とが設定される設定
部およびこの設定部に設定された透析の実施時間と目標
除水量とから得られる除水速度で上記透析液給排装置に
除水を行わせる制御部を有する制御装置とを備えた透析
装置において、 上記透析器による透析後の透析液中又は血液中の浄化す
べき成分の濃度を検出して上記制御装置に入力する検出
手段を設けるとともに、上記制御装置に、透析開始後に
上記検出手段から入力される濃度の変化と予め定めた透
析終了と判断する所定の濃度とを比較して、透析終了ま
での所要時間または透析終了時刻を演算する演算部を設
けるとともに、上記演算部で演算した透析終了までの所
要時間または透析終了時刻を表示する表示部を設けたこ
とを特徴とする透析装置。 - 【請求項2】 上記制御装置の演算部は、上記目標除水
量から既に除水を終えた総除水量を減じた残りの除水量
を演算するとともに、該残りの除水量を上記透析終了ま
での所要時間で除した新たな除水速度を演算し、上記制
御装置の表示部は、演算部が演算した新たな除水速度を
表示することを特徴とする請求項1に記載の透析装置。 - 【請求項3】 上記制御装置は確認ボタンを備え、上記
制御装置は確認ボタンが押されたら、上記設定部に新た
な除水速度を設定することを特徴とする請求項2に記載
の透析装置。 - 【請求項4】 人工透析を行う透析器と、供給通路を介
して透析器に新鮮透析液を供給し、排出通路を介して透
析器から透析後の透析液を回収するとともに除水を行う
透析液給排装置と、透析の実施時間と透析液給排装置に
よって除水しようとする目標除水量とが設定される設定
部およびこの設定部に設定された透析の実施時間と目標
除水量とから得られる除水速度で上記透析液給排装置に
除水を行わせる制御部を有する制御装置とを備えた透析
装置において、 上記透析器による透析後の透析液中又は血液中の浄化す
べき成分の濃度を検出して上記制御装置に入力する検出
手段を設けるとともに、上記制御装置に、透析開始後に
上記検出手段から入力される濃度の変化と予め定めた透
析終了と判断する所定の濃度とを比較して、透析終了ま
での所要時間または透析終了時刻を演算する演算部を設
け、上記演算部は、上記目標除水量から既に除水を終え
た除水量を減じた残りの除水量を演算するとともに、該
残りの除水量を上記透析終了までの所要時間で除した新
たな除水速度を演算し、上記制御部は、上記演算部が演
算した新たな除水速度で上記透析液給排装置に除水を行
わせることを特徴とする透析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7196191A JPH0919497A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 透析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7196191A JPH0919497A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 透析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919497A true JPH0919497A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16353713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7196191A Pending JPH0919497A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 透析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0919497A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1110562A2 (en) | 1999-12-24 | 2001-06-27 | Terumo Kabushiki Kaisha | Artificial kidney |
JP2008043555A (ja) * | 2006-08-17 | 2008-02-28 | Nipro Corp | 透析装置 |
WO2021117654A1 (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-17 | ニプロ株式会社 | 血液浄化装置 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7196191A patent/JPH0919497A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1110562A2 (en) | 1999-12-24 | 2001-06-27 | Terumo Kabushiki Kaisha | Artificial kidney |
US6555058B2 (en) | 1999-12-24 | 2003-04-29 | Asahi Medical Co., Ltd. | Apparatus for artificial kidney, quality evaluating device for dialyzing fluid and dialyzing means using the same, and fluid circuit |
JP2008043555A (ja) * | 2006-08-17 | 2008-02-28 | Nipro Corp | 透析装置 |
WO2021117654A1 (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-17 | ニプロ株式会社 | 血液浄化装置 |
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---|---|---|---|
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