JPH0919421A - 指筋力計測装置 - Google Patents

指筋力計測装置

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Publication number
JPH0919421A
JPH0919421A JP7096684A JP9668495A JPH0919421A JP H0919421 A JPH0919421 A JP H0919421A JP 7096684 A JP7096684 A JP 7096684A JP 9668495 A JP9668495 A JP 9668495A JP H0919421 A JPH0919421 A JP H0919421A
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JP
Japan
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finger
fingers
terminal
measuring device
muscle force
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Application number
JP7096684A
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English (en)
Inventor
Kenji Hatanaka
賢爾 畑中
Tadashi Shimada
忠 嶋田
Yasuo Sakurai
康雄 桜井
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M C M KK
Original Assignee
M C M KK
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、生体内の情報(異常等)を親指と他
の1本以上の指とによって形成された環状部の筋力値の
強弱として電気的に検出することが出来る指筋力計測装
置を提供するものである。 【構成】片方の腕の親指と他の1本以上の指との指先を
相互に密着すべく持続的な力を入れることで形成された
環状部11の内周部又は外周部の少なくとも何れか一方に
当接すると共に、該環状部11を形成する前記親指と他の
1本以上の指との夫々を離間させるべく駆動する端末機
1と、該端末機1を介して前記親指と他の1本以上の指
との夫々が離間する際、夫々の指に働く筋力値を計測す
る筋力計測器7とから構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指筋力計測装置、更に
詳しくは、例えば生体内の情報(異常等)を親指と人さ
し指又はくすり指との2本の指間の筋力値の強弱、又は
親指と他の1本以上の指との指間の筋力値の強弱を電気
的に検出することが出来る指筋力計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生体内の情報を指の筋力変化とし
て検出する場合は、図5に示すように先ず患者の利腕の
親指と人さし指(又はくすり指)とで略O字状の環状部
11を形成し、その後検者が該環状部11を両側からC,D
方向に指で開こうとするのに対して、そのまま環状部11
を維持しようとする患者の指に加えられる力の強弱を判
定することで生体内の情報を検出するものである。つま
り、筋トーヌスを利用した生体センサーとしての検出で
ある。
【0003】即ち、通常の場合の前記環状部11を維持し
ようとする親指と人さし指との筋力値と、ある臓器の代
表点をポイントした場合の前記環状部11を維持しようと
する親指と人さし指との筋力値との強弱を比較し、筋力
値が弱まると臓器の働きに異常があり、逆の場合は臓器
が正常に作動していることを意味するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の場合は、検者の協力により親指と人さし指との筋力
値の強弱を計測するために、一人では筋力値の強弱を計
測することができないという問題点があった。
【0005】しかも、従来の場合は検者が特定されてな
いために対象となる検者が変われば環状部の引張力に相
違が生じ、環状部を維持しようとする該親指と人さし指
との筋力値を正確に計測することができず、このため異
常部分を的確に検出することができないという欠点があ
った。
【0006】それ故に、請求項1記載の発明は、上記従
来の問題点に鑑みて発明されたもので、一人でも容易、
且つ確実に環状部を維持しようとする指の筋力値の強弱
を判定することができる指筋力計測装置を提供すること
を課題とする。
【0007】また、請求項4記載の発明は、親指と人さ
し指との離間する際の正確な筋力値の計測を行うことが
できる指筋力計測装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1記載の指
筋力計測装置は、片方の腕の親指と他の1本以上の指と
の指先を相互に密着すべく持続的な力を入れることで形
成された環状部11の内周部又は外周部の少なくとも何れ
か一方に当接すると共に、該環状部11を形成する前記親
指と他の1本以上の指との夫々を離間させるべく駆動す
る端末機1からなり、しかも該端末機1には、前記親指
と他の1本以上の指との夫々が離間する際、夫々の指に
働く筋力値を計測する筋力計測器7が設けられた点にあ
る。
【0009】更に、請求項2記載の指筋力計測装置は、
前記端末機1に、少なくとも一対の接離自在な指係止体
1cと、該指係止体1cの駆動を制御するための制御機6が
設けられた点にある。
【0010】更に、請求項3記載の指筋力計測装置は、
利腕の親指と他の1本の指との指先を密着されるべく持
続的な力を入れることで形成された環状部11内に挿通可
能で、且つ該環状部11内に挿通後夫々の指を離間すべく
膨張可能に構成された端末機1からなり、しかも該端末
機1には、端末機1の膨張により2本の指が離間する
際、夫々の指に働く筋力値を計測する筋力計測器7が設
けられた点にある。
【0011】又、請求項4記載の指筋力計測装置は、前
記端末機1が膨張した際、親指の第1関節部と他の1本
の指の第2関節部とを押圧すべく構成された点にある。
【0012】更に、請求項5記載の指筋力計測装置は、
前記端末機1が、挿入方向側の端部を先細に形成した点
にある。
【0013】更に、請求項6記載の指筋力計測装置は、
前記端末機1に、該端末機1の膨張を所定値に制御する
ための制御器6が設けられた点にある。
【0014】又、請求項7記載の指筋力計測装置は、利
腕の親指と他の1本の指との指先を密着させるべく持続
的な力を入れることで形成された環状部11内に挿通可能
な挿通体12と、該挿通体12に設けられ、且つ前記環状部
11内に挿通後、該環状部11を外方向に押圧することで夫
々の指を離間させる押圧体13とを備えた端末機1からな
り、しかも該端末機1には、押圧体13を駆動するための
駆動手段と、該押圧体13を介して2本の指が離間する
際、夫々の指に働く筋力値を計測する筋力計測器7とが
設けられた点にある。
【0015】更に、請求項8記載の指筋力計測装置は、
挿通体12が、挿入方向側の端部を先細に形成した点にあ
る。
【0016】
【作用】従って、請求項1記載の指筋力計測装置は、環
状部11を形成する親指と他の1本以上の指との夫々を端
末機1の駆動を介して夫々離間させることが出来るだけ
でなく、筋力計測器7によって前記親指と他の1本以上
の指との夫々が離間する際、夫々の指に働く筋力値を計
測することから、一人であっても指の離間時の最大筋力
値を容易に、且つ正確に計測することができる。
【0017】更に、請求項2記載の指筋力計測装置は、
端末機1に、少なくとも一対の接離自在な指係止体1c
と、該指係止体1cの駆動を制御するための制御機6が設
けられてなることから、極めて正確に、且つ安全に指係
止体を駆動させて指の離間時の最大筋力値を読み取るこ
とが出来る。
【0018】更に、請求項3記載の指筋力計測装置は、
先ず親指と他の1本の指との指先を密着させるべく持続
的な力を入れることで環状部11を形成し、その後、端末
機1を該環状部11内に挿通して膨張させることにより環
状部11を形成する2本の指を外方向に押圧して親指と他
の1本の指との指先を離間させることが可能となる。よ
って、前記端末機1を環状部11内に挿通して膨張させる
だけで、該環状部11を形成する2本の指の離間時の筋力
値を一人で正確に、且つ容易に計測することができる。
【0019】又、請求項4記載の指筋力計測装置は、端
末機1を膨張させるだけで、親指の第1関節部と他の1
本の指の第2関節部とを瞬時に、且つ容易に、しかも的
確に外方向に押圧して環状部11を離間させることができ
る。
【0020】更に、請求項5記載の指筋力計測装置は、
端末機1の挿入側端部を先細に形成することにより、該
端末機1を使用する人の老若男女を一切問わず、使用す
る人の指によって形成される環状部11の径が個々に相違
しても、端末機1を容易に挿通してフィットさせること
が出来るだけでなく、該環状部11内の最適な位置で前記
端末機1を確実に係止することができる。
【0021】更に、請求項6記載の指筋力計測装置は、
制御器6を介して端末機1の膨張を自在に制御可能なこ
とから、2本の指の離間した際、瞬時に端末機1の膨張
を停止させたり、端末機1に何らかの異常が発生した場
合であっても確実に端末機1を制御することから、より
安全に、且つ正確に指離間時の筋力値を計測することが
可能となる。
【0022】又、請求項7記載の指筋力計測装置は、先
ず親指と他の1本の指との指先を密着させるべく持続的
な力を入れることで形成された環状部11を形成した後、
挿通体12を該環状部11内に挿通し、その後該挿通体12に
設けられた押圧体13を駆動手段により駆動して前記環状
部11を形成する2本の指を内側より外方向に押圧して夫
々の指を離間させることから、該押圧体13を介して2本
の指が離間する際の夫々の指に働く筋力値を筋力計測器
7で計測することができる。よって、一人でも指の筋力
値を容易に、且つ確実に計測することができる。
【0023】更に、請求項8記載の指筋力計測装置は、
挿通体12の挿入方向側の端部を先細に形成することによ
り、該挿通体12を使用する人の老若男女を一切問わず、
使用する人の指によって形成される環状部11の径が個々
に相違しても、挿通体12を容易に挿通してフィットさせ
ることが出来るだけでなく、該環状部11内の最適な位置
で前記挿通体12を確実に係止することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の指筋力計測装置の一実施例に
ついて図面に従って説明する。
【0025】図1において、1は挿入方向の先端側が先
細で平面視略流線型状に形成された端末機を示し、該端
末機1は下部側1aが硬質のゴム又は樹脂材で、且つ上部
側1bが軟質で弾性に富むゴム体で構成されると共に、該
上部側1bの内部にエアー送り込み用の中空部2が形成さ
れてなる。
【0026】3は前記端末機1に管4を介して連結され
た装置本体で、該装置本体3には中空部2にエアーを送
り込んで該中空部2を膨張させるためのエアーポンプ5
と、該エアーポンプ5に連結され、エアーポンプ5より
送り出されるエアーの量を調整する制御器6と、前記端
末機1に送付したエアーの量を計測することで筋力値を
計測する筋力計測器7とが設けられてなる。
【0027】8は前記管4の中途部分に設けられ、前記
端末機1に送付したエアーのエアーポンプ5側への逆流
を防ぐ弁体を示し、9は前記エアーポンプ5を駆動する
ための駆動源を示す。
【0028】本発明に於ける一実施例としての指筋力計
測装置10は以上の構成からなり、次に係る装置10を用い
て筋力値を計測する場合について説明する。
【0029】先ず、利腕の親指と人指し指との指先を密
着させるとともに、持続的に2本の指を密着する方向に
押圧して環状部11を作り、その後、図2(イ)に示すよ
うに、端末機1を前記環状部11の空間11a に挿通した
後、エアーポンプ5を駆動させて該端末機1の中空部2
にエアーを送付して該中空部2を膨張させ、同図(ロ)
に示すように、前記環状部11を内側より親指と人指し指
とがA,B方向に離間するまで膨張せしめ、その後該中
空部2の膨張による親指と人指し指との離間する際の筋
力値(第1筋力値)を筋力計測器7で計測する。この
際、前記端末機1は上部側1bが軟質で弾性に富むゴム体
で構成されてなるために、前記環状部11を内側より親指
の第1関節部と人指し指の第2簡関節部とを押圧するこ
とができるので、該親指と人指し指とのA,B方向への
離間を容易に行うことができる。
【0030】しかも、前記親指と人指し指との環状部11
の空間11a に端末機1を挿入して膨張させるだけで2本
の指間の筋力値を計測することができるので、一人であ
っても容易に指筋力計測装置10を使用して計測すること
が出来るだけでなく、挿入する端末機1の先端側が先細
で全体が略流線形状に形成されてなるために、環状部11
の内径が異なる場合であっても、2本の指に密接する位
置まで端末機1を挿入した状態で該端末機1を膨張させ
ることができるので僅かなエアーの送り込みにより親指
と人指し指とを離間させることができることとなる。
【0031】更に、予め中空部2の膨張する割合をエア
ーポンプ5に設けられた制御器6で調整するために、よ
り正確な筋力値を計測して正確な判断を行うことができ
ることとなる。
【0032】次に、他方の手で、例えば胃の所定のポイ
ントを押さえ利腕の親指と人指し指とで前記と同様に環
状部11を形成した後、前記と同様にして夫々の指の離間
する筋力値(第2筋力値)を計測せしめ、その後前記第
1筋力値と対比する。この際、前記第2筋力値が第1筋
力値より強い場合は胃に異常がないことを意味し、弱い
場合は胃に異常があることを意味することとなる。
【0033】このように、該装置10を使用することによ
り、親指と人指し指とが離反する際、夫々の指に働く筋
力値を一人で正確に計測することができるのである。
【0034】尚、上記実施例では、端末機1の先端側を
先細に形成し、上部側を中空状に構成したが、本発明の
端末機1の形状等はこれに限定されるものでなく、例え
ば、図3(イ)に示す様に、上部側の中空部2に仕切片
2aを設けることで、的確に親指の第1関節部及び人差し
指の第2関節部の夫々を別々に押圧すべく構成してもよ
く、又同図(ロ)に示すように全体を膨張可能な材質を
用いて中空状に形成してもよく、更に、同図(ハ)に示
す様に、環状部11内に挿入可能な硬質の合成樹脂等で構
成された挿通体12と、該挿通体12に回動自在に取り付け
られた一対の押圧体13, 13とから端末機を構成し、該押
圧体13, 13をシリンダー又はギアーの噛み合わせ等によ
り回動すべく構成してもよい。要は、親指と人指し指と
で形成された環状体11に挿入が容易に行え、この状態で
指が離間する際の筋力値を計測することができるならそ
の形状等は一切問うものでない。
【0035】更に、前記端末機1を、図4に示す様に、
ベース体14上に対向する少なくとも一対の接離自在な指
係止体1cと、該指係止体1cの駆動を制御するための制御
機6を設け、片方の腕の親指と他の1本以上の指との指
先を相互に密着すべく持続的な力を入れることで形成さ
れた環状部11の内周部又は外周部の少なくとも何れか一
方の箇所に前記指係止体1cの夫々を当接させ、その後前
記親指と他の1本以上の指との夫々を離間させて指が離
間する際の筋力値を計測してもよく、要は環状部11を形
成する指の夫々を離間させるべく環状部11の内周部又は
外周部に当接して夫々の指を内方より押圧するか、又は
外方から引っ張ることが出来るものであれば指係止体1c
の具体的な機構や形状等も決して限定されないのは言う
までもない。
【0036】又、上記実施例では、端末機1をエアーを
送り込むことで膨張させたが、本発明の端末機1を膨張
するのに用いる流体はエアーに限定されるものでなく、
例えば、水、またはオイル等であってもよい。要は、端
末機1を膨張させることができるならその流体の種類は
問うものでない。
【0037】更に、上記実施例では、エアーポンプ5に
制御機6を連結することで、エアーポンプ5のエアーを
送り込む量を制御したが制御機6を設けることは本発明
の必須の条件ではない。
【0038】又、上記実施例では、親指と人指し指と
で、略O字状の環状部を形成したが、本発明の環状部の
形成する指はこれに限定されるものでなく、例えば親指
と中指とで形成してもよく、また親指とくすり指とで形
成してもよい。要は、親指と他の指の内の1本とで形成
することができるなら環状部を形成する指の種類は問う
ものでないが、特に親指と人差し指又はくすり指が最良
である。
【0039】
【発明の効果】叙上の様に、本発明の指筋力計測装置
は、環状部を形成する親指と他の1本以上の指との夫々
を端末機の駆動を介して夫々離間させることが出来るだ
けでなく、筋力計測器によって前記親指と他の1本以上
の指との夫々が離間する際、夫々の指に働く筋力値を計
測することから、一人であっても指の離間時の最大筋力
値を容易に、且つ正確に計測することができる。
【0040】更に、係る指筋力計測装置によれば、端末
機に、少なくとも一対の接離自在な指係止体と、該指係
止体の駆動を制御するための制御機が設けられてなるこ
とから、極めて正確に、且つ安全に指係止体を駆動させ
て指の離間時の最大筋力値を読み取ることが出来る。
【0041】更に、係る指筋力計測装置によれば、端末
機と筋力計測器とから構成することにより、従来の検者
の協力によって環状部を維持しようとする親指と人さし
指との筋力値を計測する場合のような煩雑な作業を必要
とすることなく一人で容易に、且つ確実にそれぞれの指
が離間する際の筋力値を計測することができるという顕
著な効果がある。
【0042】しかも、筋力値を計測する検者の相違によ
り誤差を全く生じることなく一定の状態で指の筋力値を
計測することができるので、常に正確な計測作業を行う
ことができるという利点がある。
【0043】又、本発明の指筋力計測装置は、端末機が
膨張した際、親指の第1関節部と他の1本の指の第2関
節部とを押圧すべく構成することにより的確な環状部を
外方向に押圧することができるという利点がある。
【0044】更に、係る指筋力計測装置は、端末機の挿
入方向の端部側を先細に形成することにより環状部内の
径の相違に係わらず、該環状部内へ端末機を容易に挿入
することができるとともに、該環状部を形成する2本の
指の内側に密接する位置まで端末機を挿入して僅かな端
末機の膨張で2本の指間を離間することができるので筋
力値の計測作業がスムーズに行え、且つ計測作業に要す
る時間を短縮することができるという利点がある。
【0045】更に、係る指筋力計測装置は、端末機に膨
張を制御するための制御器を設けることにより、環状部
内の径の相違により端末機の膨張値を自在に調整して、
筋力値の計測作業を素早く且つ正確に行うことができる
という利点がある。
【0046】又、係る指筋力計測装置は、挿通体と、該
挿通体に設けられた押圧体とを備えた端末機と、前記押
圧体を駆動するための駆動手段と、筋力計測器とが設け
られてなることにより、従来の検者により環状部を維持
しようとする親指と人さし指との筋力値を計測する場合
のように検者の引張力の相違により計測した筋力値に誤
差を生じるようなことなく、常に一定の状態で筋力値の
計測作業を行うことができるとともに、一人でも容易に
筋力値の計測作業を行うことができるという利点があ
る。
【0047】更に、本発明の指筋力計測装置は、挿通体
の挿入方向の端部を先細に形成することにより、環状部
の径に相違に係わらず該環状部の空間への挿入が容易に
行え、且つ該環状部を形成する2本の指に密接する位置
まで端末機を挿入することができるので僅かな押圧体の
押圧によって2本の指間を離間することができるので計
測時間を短縮することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける一実施例としての指筋力計測装
置の端末機と制御器との説明図。
【図2】(イ),(ロ)は指筋力計測装置の端末機の使
用例を示す要部断面斜視図。
【図3】端末機の他実施例を示し(イ),(ロ)は断面
図,(ハ)は平面図。
【図4】端末機の他実施例を示す平面図。
【図5】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…挿通体 6…制御器 7…筋力計測計 11…環状部 12…挿通体 13…押圧体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片方の腕の親指と他の1本以上の指との
    指先を相互に密着すべく持続的な力を入れることで形成
    された環状部(11)の内周部又は外周部の少なくとも何れ
    か一方に当接すると共に、該環状部(11)を形成する前記
    親指と他の1本以上の指との夫々を離間させるべく駆動
    する端末機(1) からなり、しかも該端末機(1) には、前
    記親指と他の1本以上の指との夫々が離間する際、夫々
    の指に働く筋力値を計測する筋力計測器(7) が設けられ
    てなることを特徴とする指筋力計測装置。
  2. 【請求項2】 前記端末機(1) には、少なくとも一対の
    接離自在な指係止体(1c)と、該指係止体(1c)の駆動を制
    御するための制御機(6) が設けられてなることを特徴と
    する請求項1記載の指筋力計測装置。
  3. 【請求項3】 利腕の親指と他の1本の指との指先を密
    着されるべく持続的な力を入れることで形成された環状
    部(11)内に挿通可能で、且つ該環状部(11)内に挿通後夫
    々の指を離間すべく膨張可能に構成された端末機(1) か
    らなり、しかも該端末機(1) には、端末機(1) の膨張に
    より2本の指が離間する際、夫々の指に働く筋力値を計
    測する筋力計測器(7) が設けられてなることを特徴とす
    る指筋力計測装置。
  4. 【請求項4】 前記端末機(1) が膨張した際、親指の第
    1関節部と他の1本の指の第2関節部とを押圧すべく構
    成されてなる請求項3記載の指筋力計測装置。
  5. 【請求項5】 前記端末機(1) が、挿入方向側の端部を
    先細に形成してなる請求項3又は4記載の指筋力計測装
    置。
  6. 【請求項6】 前記端末機(1) には、該端末機(1) の膨
    張を所定値に制御するための制御機(6) が設けられてな
    る請求項3乃至5の何れかに記載の指筋力計測装置。
  7. 【請求項7】 利腕の親指と他の1本の指との指先を密
    着させるべく持続的な力を入れることで形成された環状
    部(11)内に挿通可能な挿通体(12)と、該挿通体(12)に設
    けられ、且つ前記環状部(11)内に挿通後、該環状部(11)
    を外方向に押圧することで夫々の指を離間させる押圧体
    (13)とを備えた端末機(1) からなり、しかも該端末機
    (1) には、押圧体(13)を駆動するための駆動手段と、該
    押圧体(13)を介して2本の指が離間する際、夫々の指に
    働く筋力値を計測する筋力計測器(7) とが設けられてな
    ることを特徴とする指筋力計測装置。
  8. 【請求項8】 前記挿通体(12)が、挿入方向側の端部を
    先細に形成してなる請求項7記載の指筋力計測装置。
JP7096684A 1994-07-19 1995-04-21 指筋力計測装置 Pending JPH0919421A (ja)

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JP7096684A JPH0919421A (ja) 1994-07-19 1995-04-21 指筋力計測装置

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JP16676594 1994-07-19
JP6-166765 1994-07-19
JP7096684A JPH0919421A (ja) 1994-07-19 1995-04-21 指筋力計測装置

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Publication Number Publication Date
JPH0919421A true JPH0919421A (ja) 1997-01-21

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ID=26437860

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JP7096684A Pending JPH0919421A (ja) 1994-07-19 1995-04-21 指筋力計測装置

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