JPH09193668A - 自動車の窓ガラスカバー - Google Patents

自動車の窓ガラスカバー

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Publication number
JPH09193668A
JPH09193668A JP8025886A JP2588696A JPH09193668A JP H09193668 A JPH09193668 A JP H09193668A JP 8025886 A JP8025886 A JP 8025886A JP 2588696 A JP2588696 A JP 2588696A JP H09193668 A JPH09193668 A JP H09193668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
glass cover
automobile
plates
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8025886A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Suzuki
木 秀 和 鈴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MUGAI KK
Original Assignee
MUGAI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MUGAI KK filed Critical MUGAI KK
Priority to JP8025886A priority Critical patent/JPH09193668A/ja
Publication of JPH09193668A publication Critical patent/JPH09193668A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車の窓ガラスへの降雪や降霜が、ガラスの
表面に付着するのを防止する、構造が簡単で廉価に製造
できる窓ガラスカバーを得ることを目的とする。 【構成】ダンボール紙で造られた複数の板材12を、そ
れらの表面を覆って付着させた合成樹脂製の薄膜13で
連結すると共に、前記各板材12、12の間に若干の間
隙Cを介在させたものであり、具体的には、前記複数の
板材の最外側に配されたものには、窓ガラスに対する固
着具14が取り付けられ、着脱可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は主として自動車のフロ
ントガラスを保護するための窓ガラスカバーに関するも
ので、特に、冬季に屋外駐車された自動車の窓ガラスに
降雪や降霜が付着して、運転者の視界が妨げられること
がないようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の窓ガラスに施すカバーと
して、窓ガラスの内側に設けられるカーテンや、紙や合
成樹脂製の板材で作られた折り畳みボードが知られてい
る。これらは主として太陽光を遮るため使用されるもの
で、折り畳みボードは不使用時には折り畳んで小型化し
車室内に格納できるようになっており、使用時には前ガ
ラス裏面のダッシュボード上に載置し、太陽光線によっ
て室内、ことに操向ハンドルが高温に熱せられるのを防
止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
折り畳みボードは主として車室内で使用されるものであ
ったゝめ、降雪や凍結など水分に対する耐久性が劣り、
殊に、折り曲げ部が損傷して要素である板材が分離して
しまう不具合があった。また、このような不具合を解消
すべく、その材質を水分に耐える高級なものとすると、
その製造コストが高騰してしまう不具合を生じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記した課題
を解消するためなされたもので、ダンボール紙で造られ
た複数の板材を、それらの表面を覆って付着させた合成
樹脂製の薄膜で連結すると共に、前記各板材の間に若干
の間隙を介在させたものであり、具体的には、前記複数
の板材の最外側に配されたものには、窓ガラスに対する
固着具が取り付けられ、着脱可能に構成されている。
【0005】
【作用】窓ガラスカバーをなす複数の板材の間には若干
の空間があり、かつ、合成樹脂製の薄膜によって連結さ
れているので、板材を折り曲げることなく薄膜の部分で
折り畳むことが可能となっている。板材と合成樹脂製の
薄膜とは板材の全面に亘って広い面積で粘着するため、
格別の接着材や粘着材を使用せずとも、比較的大きい粘
着力が得られる。窓ガラスカバーは薄膜の部分で折り畳
めば小さくなって収納や携行が容易となり、拡開すれ
ば、窓ガラスと大略同じ大きさとなるので、それに設け
た固着具によって窓ガラスの外面を覆って取り付けるこ
とができる。窓ガラスに取り付けた板材の表面に降雪や
降霜があったときも、表面を覆って設けた薄膜により、
その水分が板材をなすダンボール紙へ進入し軟化させる
のを防止する。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例によって説明す
る。図1中、10はこの発明に係る窓ガラスカバーであ
り、必要に応じて自動車11の窓ガラス、この実施例で
はフロントガラス11aの外面に取り付けられる。窓ガ
ラスカバー10は図2で示すように、拡開した状態で
は、全体的に板状をなしており、前記フロントガラス1
1aより僅かに小さく、かつ、その輪郭はフロントガラ
ス11aと略相似形に作られている。
【0007】窓ガラスカバー10の構成を更に詳述すれ
ば、ダンボール紙で造られた4枚の板材12、12から
なり、それら板材12、12の表面は合成樹脂製の薄膜
13で覆ってある。板材12をなすダンボール紙は周知
のように、表裏の平紙12a、12aとそれらの間に挟
持された凹凸紙12bとからなっている。前記平紙12
a、12aの少なくとも一方は、一枚の薄膜13によっ
て覆われ、一連に連結されている。そして、それら板材
12、12の間には若干の間隙Cが設けられている。す
なわち、前記合成樹脂製の薄膜13は、窓ガラスカバー
10の正面形状と略同じ大きさをしており、前記板材1
2、12の一面、あるいは両面を覆って粘着させてあ
る。
【0008】係る窓ガラスカバー10を製作するには、
予め、4枚の板材12、12を位置決めして固定してお
き、熱軟化性の合成樹脂からなる薄膜13を高周波加熱
して軟化させて被せ、軽く押圧することによって粘着さ
せる。なお、板材12、12のうち、薄膜13で覆う部
分は表裏のみとは限らず、板材12の防水性を高める上
で、厚さ方向の側面をも覆うことが一層好ましい。
【0009】窓ガラスカバー10の4隅には、これをフ
ロントガラス11aへ取り付けるための固着具14が設
けられている。固着具14は図4で示すように、ゴム状
の物質によって一体的に成形された吸盤14aと、その
裏面に連接されたロッド14bからなっている。そし
て、固着具14はロッド14bの部分が前記板材12、
12に穿設された透孔12cを貫通して他側に伸び、ワ
ッシャ15を介してピンクリップ16によって抜け止め
されている。
【0010】窓ガラスカバー10は以上のように構成さ
れているので、これを使用する際は図2で示すように拡
開し、不使用時には図3で示すように折り畳む。すなわ
ち、板材12、12を折り曲げることなく薄膜13の部
分で折り曲げ、あるいは伸長させる。そして、固着具1
4をフロントガラス11aの外面に付着させる。これに
よって自動車の上に降雪あるいは降霜があっても、フロ
ントガラス11aに付着するのが回避される。また、板
材12自体は紙製であるにも拘わらず、表面を覆う薄膜
によって浸水が防止され、その剛性を維持することがで
きる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、窓ガ
ラスカバー10を図2で示すように拡開し、固着具14
によってフロントガラス11aへ取り付ければ、降雪や
降霜がフロントガラス11aへ付着して取れなくなる現
象を回避することができる。また、図3で示すように折
り畳めば小さくなり収納や携行するのに便利になる。ま
た、窓ガラスカバー10の要部をなす板材12はダンボ
ール紙によって作られているにも拘わらず、表面が合成
樹脂製の薄膜13で覆ってあるので、廉価に製造され、
且つ耐久性が優れている。また、薄膜13を板材12に
付着させるには単に薄膜13を加熱するだけで足り、粘
着材を使用する複雑な工程を要しないので製造が容易で
あるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すもので、窓ガラスカ
バーを取り付けた自動車の外観図である。
【図2】その拡大正面図である。
【図3】折り畳んだ状態を示す窓ガラスカバーの外観図
である。
【図4】図2中のIV−IV断面図である。
【符号の説明】
10・・・・窓ガラスカバー 11・・・・
自動車 11a・・・フロントガラス 12・・・・
板材 12a・・・平紙 12b・・・
凹凸紙 12c・・・透孔 13・・・・
合成樹脂製の薄膜 14・・・・固着具 14a・・・
吸盤 14b・・・ロッド 15・・・・
ワッシャ 16・・・・ピンクリップ C・・・・
間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダンボール紙で造られた複数の板材を、そ
    れらの表面を覆って付着させた合成樹脂製の薄膜で連結
    すると共に、前記各板材の間に若干の間隙を介在させて
    なる自動車の窓ガラスカバー。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記複数の板材の最外
    側に配されたものには、窓ガラスに対する固着具が取り
    付けられている自動車の窓ガラスカバー。
JP8025886A 1996-01-20 1996-01-20 自動車の窓ガラスカバー Pending JPH09193668A (ja)

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JP8025886A JPH09193668A (ja) 1996-01-20 1996-01-20 自動車の窓ガラスカバー

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JP8025886A JPH09193668A (ja) 1996-01-20 1996-01-20 自動車の窓ガラスカバー

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JPH09193668A true JPH09193668A (ja) 1997-07-29

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ID=12178276

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JP8025886A Pending JPH09193668A (ja) 1996-01-20 1996-01-20 自動車の窓ガラスカバー

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