JPH09193560A - 熱色素転写印刷法に従つて画像を形成するための色素ドナー要素及び方法 - Google Patents

熱色素転写印刷法に従つて画像を形成するための色素ドナー要素及び方法

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JPH09193560A
JPH09193560A JP9015867A JP1586797A JPH09193560A JP H09193560 A JPH09193560 A JP H09193560A JP 9015867 A JP9015867 A JP 9015867A JP 1586797 A JP1586797 A JP 1586797A JP H09193560 A JPH09193560 A JP H09193560A
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image
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donor
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JP9015867A
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Eric Verschueren
エリク・ベルシユエレン
Steen Luc Van
リユク・バン・ステーン
Emiel Verdonck
エミール・ベルドンク
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷の間に色素ドナー要素に形成されるしわ
の問題を解決すること。 【解決手段】 本発明は、結合剤中に分散された色素を
含む色素ドナー層を支持体上に含み、主方向における相
対的伸び率δL及び横方向における相対的伸び率δBを
有し、δL及びδBのベクトル和の結果とベクトルδL
の間の角度αが82oより小さく、該相対的伸び率δL
及びδBは200℃の条件下で200gの負荷を用いて
10分間測定されることを特徴とする色素ドナー要素を
開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は熱色素昇華転写印刷法(thermal
dye sublimation transfer printing)において用いる
ための色素ドナー要素に関する。
【0002】
【発明の背景】熱色素拡散転写法とも呼ばれる熱色素昇
華転写法は、熱転写性を有する昇華可能な色素を含有す
る色素層が設けられた色素−ドナー要素を受像シート又
は受像要素と接触させ、パターン情報信号に従って選択
的に、並列された複数の発熱要素又は抵抗器が設けられ
たサーマルプリントヘッドを用いて加熱し、色素を色素
−ドナー要素の選択的に加熱された領域から受像シート
に転写し、その形及び濃度が色素−ドナー要素に加えら
れるパターン及び強度に従うパターンをその上に形成す
る記録法である。
【0003】熱色素昇華転写法に従って用いるための色
素−ドナー要素は通常非常に薄い支持体、例えば、ポリ
エステル支持体を含み、その片側は印刷色素を含む色素
層で覆われている。通常支持体と色素層の間に接着剤層
又は下塗り層が設けられる。
【0004】印刷操作の間に加熱されると薄い支持体は
軟化し、次いでサーマルプリントヘッドに粘着し、それ
により印刷装置の機能障害及び画像の質の低下を引き起
こすという事実の故に、支持体の背面(色素層を有する
側と反対の側)は典型的に耐熱層が設けられ、色素−ド
ナー要素がサーマルプリントヘッドを通過するのを容易
にする。支持体及び耐熱層の間に接着剤層を設けること
ができる。
【0005】耐熱層は一般に潤滑剤及び結合剤を含む。
従来の耐熱層の場合、結合剤は、例えば、EP 15
3,880、EP 194,106、EP 314,3
48、EP 329,117、JP 60/151,0
96、JP 60/229,787、JP 60/22
9,792、JP 60/229,795、JP 62
/48,589、JP 62/212,192、JP
62/259,889、JP 01/5884、JP
01/56,587及びJP 02/128,899に
記載のような硬膜結合剤、あるいは例えば、EP 26
7,469、JP58/187,396、JP 63/
191,678、JP 63/191,679、JP
01/234,292及びJP 02/70,485に
記載のような熱可塑性ポリマーである。
【0006】高印刷エネルギーを用いてプリントが作製
されねばならない場合、印刷の間に色素ドナー要素にし
わが形成され、それは印刷装置の機能障害及び目詰まり
などの不良又は印刷画像における欠陥を引き起こし得る
ことが観察された。この現象は特に該発熱部品の平均印
刷出力が4.5W/mm2を越える場合に起こる。平均
印刷出力は1ライン時間に加えられるエネルギーの合計
量をライン時間及び発熱部品の表面積で割った値として
計算される。従来のサーマルプリンターは通常3〜4.
5W/mm2の最大平均印刷出力で操作される。しかし
より高いプリント濃度及び/又はより速い印刷速度が望
まれている場合、平均印刷出力は4.5W/mm2より
高くなければならない。
【0007】これらの高印刷エネルギーは熱昇華プリン
ターにおいて用いられ、それは色素の昇華(又は拡散)
のために、色素の剥離及び融解が起こるサーマルワック
スプリンターより実質的に高い印刷エネルギーを必要と
する。
【0008】しわの問題はEP−A 383267にお
いても提起され、その中で色素ドナー要素の主及び副走
査方向の少なくとも1つにおける弾性率を280kg/
mm2か又はそれ以上に設定し、主対副走査方向の弾性
率の比率を0.8〜1.3に保つことが提案された。し
かしEP−A 383267に従う色素ドナー要素を用
いてもしわが形成され得ることが見いだされた。
【0009】
【発明の概略】従って、本発明の目的は、印刷の間に色
素ドナー要素に形成されるしわの問題に対する解決を提
供することである。
【0010】本発明のさらなる目的は下記の説明から明
らかになるであろう。
【0011】本発明に従えば、結合剤中に分散された色
素を含む色素ドナー層を支持体上に含み、主方向におけ
る相対的伸び率δL及び横方向における相対的伸び率δ
Bを有し、δL及びδBのベクトル和の結果とベクトル
δLの間の角度αが82oより小さく、該相対的伸び率
δL及びδBは200℃の条件下で200gの負荷を用
いて10分間測定されることを特徴とする色素ドナー要
素が提供される。
【0012】本発明に従えば、さらに、特許請求の範囲
に示す熱画像形成系及び画像を作製するための方法を提
供する。
【0013】
【発明の詳細な記述】相対的伸び率δB及びδLは以下
の通りに決定される。200x40mmの寸法を有する
試料を色素ドナー要素から切断する。この試料上に約1
50mmの間隔で2つのマーカーを設ける。次いで試料
を24℃及び50%の相対湿度において半時間、状態調
節し、マーカー間の間隔を10μmの精度で測定する。
続いて試料の底部に200gの重りを釣って試料を20
0℃において炉に10分間置く。炉を開けることにより
内部の温度は約190℃に下がる。従って炉の温度が1
97℃に達するまで時間を開始しなかった。続いて試料
を再度24℃及び50%の相対湿度において状態調節し
てから再度マーカー間の間隔を測定した。炉の前及び後
のマーカー間の間隔から相対的伸び率を計算する。この
試験を主及び副走査方向において行い、これらの方向に
おける相対的伸び率を得る。次いでδL及びδBのベク
トル和の結果とベクトルδLの間の角度αを計算するこ
とができる。本発明に従うと、この角度は82oより小
さくなければならない。
【0014】角度αは色素ドナー要素の支持体の製造パ
ラメーター及び/又は色素層が色素ドナー要素の支持体
に適用される条件、特に色素ドナー要素を適用する時の
温度及び乾燥時間を調節することにより得ることができ
る。支持体の製造法におけるパラメーターは、例えば、
支持体の組成、支持体の輸送及び巻取りの間に加えられ
る張力、熱硬膜条件、ならびに延伸である。支持体は2
軸的に延伸されたポリエステルフィルム支持体であるの
が好ましい。特にポリエチレンテレフタレートフィルム
及びポリエチレンナフタレートフィルムが好ましい。一
般に色素ドナー要素のための支持体は色素ドナー要素に
必要な実際の幅より大きい幅で製造され、製造されるフ
ィルムから数本の帯が切断される。角度αは製造される
フィルムに沿って変化し、一般に製造フィルムの両外側
から切断される帯が本発明の範囲外の角度を有する傾向
があるが、製造フィルムの中心に向かう帯は82oより
小さい角度の値に向かう傾向があることが見いだされ
た。色素層のコーティングの間にこの値は実際のコーテ
ィング条件に依存してさらに減少し得る。
【0015】好ましい実施態様に従うと、色素ドナー層
は背面側、すなわち色素層を含有する側と反対側に耐熱
層を含む。耐熱層は結合剤及び粒子を含むのが好まし
く、粒子は溶融可能又は溶融不可能であることができ
る。
【0016】溶融不可能粒子は、例えば、タルク粒子、
チャイナクレー粒子、ドロマイト粒子、シリカ粒子など
である。
【0017】溶融可能粒子はワックス粒子、例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン粒
子、ステアラミド及びエチレンビスステアラミドなどの
アミドワックス粒子、カルナバワックス、ビスワックス
及びグリセリンモノステアレートなどのエステルワック
ス粒子、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸マグネシ
ウム、ステアリン酸亜鉛などの脂肪酸の金属石鹸粒子で
あることができる。
【0018】特に有用な粒子混合物はタルク、焼成ケイ
酸アルミニウム及び脂肪酸の塩の混合物、ならびに焼成
ケイ酸アルミニウム及び脂肪酸の塩の粒子混合物であ
る。上記の混合物において、脂肪酸の塩はステアリン酸
亜鉛であるのが好ましい。
【0019】耐熱層における粒子の合計量は一般に1g
/m2より高くなく、より少量が通常印刷操作の間にサ
ーマルプリントヘッドを清浄化するのに十分である。
【0020】AerosilTM R972(Degus
sa)などのコロイドシリカを耐熱層にさらに加えるこ
とができる。
【0021】耐熱層のための結合剤は硬膜結合剤又は熱
可塑性ポリマーであることができる。
【0022】硬膜結合剤は、例えば、EP 153,8
80及びEP 194,106に記載されているような
化学反応により、あるいは例えば、EP 528 07
4に記載されているような水分の影響により、あるいは
例えば、EP 314,348及びEP 458,53
8に記載されているような放射線−硬膜性組成物の照射
により製造することができる。
【0023】熱可塑性ポリマーのコーティング法が非常
に簡単であるおかげで、それらを耐熱層のための結合剤
として用いるのが好ましい。好ましい熱可塑性ポリマー
は100℃より高いガラス転移温度を有するものであ
り;これらの熱可塑性プラスチックスは高温で寸法的に
安定なので耐熱層における結合剤として用いるのに適し
ている。170℃より高いガラス転移温度を有するポリ
マーが特に好ましい。さらにもっと好ましい熱可塑性ポ
リマーはケトン類(例えば、エチルメチルケトン及びア
セトン)ならびにアルコール類(例えば、イソプロパノ
ール)などの生態学的に許容され得る溶媒に可溶性のも
のである。
【0024】耐熱層における結合剤として用いるのに適
した代表的熱可塑性ポリマーは、例えば、ポリ(スチレ
ン−コ−アクリロニトリル)、ビスフェノールAから誘
導されるポリカーボネート、ポリビニルブチラール、ポ
リビニルアセタール、エチルセルロース、酢酪酸セルロ
ース、酢酸プロピオン酸セルロース及びポリパラバン酸
(polyparabanic acid)である。特
に好ましい熱可塑性ポリマーはビス−(ヒドロキシフェ
ニル)−シクロアルカンから誘導されるポリカーボネー
トである。
【0025】本発明の色素−ドナー要素の耐熱層は該粒
子及び結合剤に加え、少量の界面活性剤及び液体潤滑剤
などの他の試薬を含むことができる。
【0026】耐熱層は他の添加剤を、そのような材料が
耐熱層の抗−粘着性を阻害せず、そのような材料が実質
的にサーマルプリントヘッドを引っ掻いたり、腐食させ
たり、汚染させたり又は他の損傷を与えず、画像の質を
害したりしなければ含むことができる。適した添加剤の
例はEP 389,153に記載されている。
【0027】本発明の色素−ドナー要素の耐熱層で用い
るのに適した界面活性剤は、中でも、アルキルフェニル
ポリアルキレンオキシド類、例えば、AntaroxTM
CO 630(GAF)、アルキルポリアルキレンオ
キシド類、例えば、RenexTM 709(ICI)、
ならびにソルビトールエステル類、例えば、SpanTM
85(ICI)及びTweenTM 20(ICI)で
ある。
【0028】本発明の色素−ドナー層の耐熱層で用いる
のに好ましい潤滑剤はポリシロキサン−ベース潤滑剤で
ある。これらの中でポリアルキレンオキシド−修飾ポリ
ジメチルシロキサン、例えば、BykTM 320、By
TM 307及びBykTM330(Byk Cer
a)、ならびにTegoglideTM 410(Gol
dschmidt)が特に好ましい。
【0029】本発明の色素−ドナー要素の耐熱層は適し
た溶媒又は溶媒混合物に熱可塑性ポリマー結合剤又は結
合剤混合物及び他の場合による成分を加え、成分を溶解
又は分散してコーティング組成物を形成し、最初に接着
剤層又は下塗り層が設けられていることができる支持体
上に該コーティング組成物を適用し、得られる層を乾燥
することにより形成されるのが好ましい。ボールミルを
用い、コーティング溶液中の粒子の粒径を小さくするの
が有利であり得る。
【0030】耐熱層は支持体上にコーティングするか、
又はグラビア法などの印刷法によりその上に印刷するこ
とができる。かくして形成される耐熱層は0.1〜3μ
m、好ましくは0.3〜1.5μmの厚さを有する。
【0031】耐熱層の上記の成分を単一の層に挿入する
ことができるが、潤滑剤及び/又は界面活性剤などの添
加剤の少なくとも一部を耐熱層の上の別のトップコート
に挿入するのが好ましいことがある。結果として潤滑剤
及び/又は界面活性剤がサーマルプリントヘッドと直接
接触し、かくして色素ドナー要素のすべり性を向上させ
る。ポリシロキサン−ベース潤滑剤及び/又は脂肪酸の
金属塩を耐熱層及び/又はトップコート層に加えるのが
非常に好ましい。ポリメチルシロキサンベース潤滑剤及
びステアリン酸亜鉛を耐熱層及び/又はトップコート層
に加えるのがさらにもっと好ましい。
【0032】支持体及び耐熱層の間に下塗り層を設け、
支持体と耐熱層の間の接着性を促進するのが好ましい。
下塗り層として、当該技術分野おいて既知の色素−ドナ
ー要素のためのいずれの下塗り層も用いることができ
る。下塗り層のために用いることができる適した結合剤
はポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル
ウレタン樹脂、修飾デキストラン、修飾セルロース、な
らびに中でも塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニ
ル、アクリロニトリル、メタクリレート、アクリレー
ト、ブタジエン及びスチレンなどの繰り返し単位を含む
コポリマー(例えば、ポリ(塩化ビニリデン−コ−アク
リロニトリル)の種類から選ばれることができる。適し
た下塗り層は、例えば、EP 138,483、EP
227,090、EP 546,010、US 4,5
67,113、US 4,572,860、US 4,
717,711、US 4,559,273、US
4,695,288、US 4,727,057、US
4,737,486、US 4,965,239、U
S 4,753,921、US 4,895,830、
US4,929,592、US 4,748,150、
US 4,965,238及びUS 4,965,24
1に記載されている。下塗り層はさらに芳香族ポリオー
ル、例えば、EP 433,496に記載されているよ
うな1,2ジヒドロキシベンゼンを含むことができる。
【0033】本発明の色素−ドナー要素の色素層におい
ていずれの色素も、それが熱の作用により受像シートに
転写可能であれば用いることができる。適した色素の例
は、例えば、EP 432,829、EP 400,7
06及びそこに引用されている参照文献に記載されてい
る。色素又は色素混合物対結合剤の量の比率は一般に重
量により9:1〜1:3、好ましくは重量により3:1
〜1:2の範囲である。
【0034】ポリマー性結合剤として以下を用いること
ができる:セルロース誘導体、例えば、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシセ
ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロース、メチルセルロース、硝酸セル
ロース、酢酸蟻酸セルロース、酢酸水素フタル酸セルロ
ース、酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、
酢酪酸セルロース、酢酸ペンタン酸セルロース、酢酸安
息香酸セルロース、三酢酸セルロース;ビニル−型樹脂
及び誘導体、例えば、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸
ビニル、ポリビニルブチラール、コポリビニルブチラー
ル−ビニルアセタール−ビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルアセトアセタール、ポリアクリ
ルアミド;アクリレート及びアクリレート誘導体から誘
導されるポリマー及びコポリマー、例えば、ポリアクリ
ル酸、ポリメチルメタクリレート及びスチレン−アクリ
レートコポリマー;ポリエステル樹脂;ポリカーボネー
ト、例えば、耐熱層に関して上記に記載されたポリカー
ボネート;コポリ(スチレン−アクリロニトリル);ポ
リスルホン;ポリフェニレンオキシド;有機シリコン、
例えば、ポリシロキサン;エポキシ樹脂及び天然樹脂、
例えば、アラビアゴム。本発明の色素層のための結合剤
はコポリ(スチレン−アクリロニトリル)を含むのが好
ましい。
【0035】色素層は他の添加剤、例えば中でも、サー
マルソルベント(thermalsolvents)、
安定剤、硬膜剤、防腐剤、有機又は無機微粒子、分散
剤、帯電防止剤、消泡剤、及び粘度調節剤も含むことが
でき、これらの、及び他の成分はEP 133,01
1、EP 133,012、EP 111,001及び
EP 279,467にさらに十分に記載されている。
【0036】高度に分枝した非−架橋ポリマーとも呼ば
れるデンドリマーも、印刷の間の転写効率を向上させる
ために濃度向上剤(density improvin
gagent)又はサーマルソルベントとして色素ドナ
ー要素の色素層に加えることができる。高度に分枝した
非−架橋ポリマーは「多重生成(multiplege
neration)」及び「単一生成(single
generation)」法により製造された。本発明
ににおいて用いるのに適したデンドリマーラテックスは
多重生成法により製造することができる。そのような方
法は、例えば、Tomalia,D.A.及び他により
Angewandte Chemie,Int.Ed.
in English,29,138−175(19
90)において、EP−A 66366において、及び
WO 84/2705などにおいて記載されている。こ
れらの開示に、高度に分枝した非−架橋ポリマー又はオ
リゴマー、特にポリアミドアミン類及びポリベンジルエ
ーテル類が記載されている。
【0037】デンドリマーの製造のための別の方法はE
P−A 582842、EP−A583608、EP−
A 583609及びWO 93/017060に開示
されている。デンドリマーはDSM(Netherla
nds)及びDENDRITECH(USA)から商業
的にも入手可能である。
【0038】EP 554583に記載されているよう
なポリオレフィンワックス又はアミドワックスのビー
ズ、及び/又はポリメチルシリルセスキオキサン粒子の
色素層への添加は特に好ましく、該ビース及び/又は粒
子は該層の表面から突き出る。
【0039】親水性ポリマーを含む色素障壁層を色素−
ドナー要素の支持体及び色素層の間に用い、支持体への
逆向きの色素の誤った転写を防ぐことにより色素転写濃
度を強化することもできる。色素障壁層は意図されてい
る目的に有用ないずれの親水性材料を含有することもで
きる。一般にゼラチン、ポリアクリルアミド、ポリイソ
プロピルアクリルアミド、ブチルメタクリレート−グラ
フトゼラチン、エチルメタクリレート−グラフトゼラチ
ン、エチルアクリレート−グラフトゼラチン、一酢酸セ
ルロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、
ポリエチレンイミン、ポリアクリル酸、ポリビニルアル
コールとポリ酢酸ビニルの混合物、ポリビニルアルコー
ルとポリアクリル酸の混合物、又は一酢酸セルロースと
ポリアクリル酸の混合物を用いて優れた結果が得られ
た。適した色素障壁層は、例えば、EP 227091
及びEP 228065に記載されている。ある種の親
水性ポリマー、例えば、EP 227091に記載され
ているようなものは支持体及び色素層への適した接着性
も有し、別の接着剤又は下塗り層の必要が避けられる。
かくして色素−ドナー要素において単一の層で用いられ
るこれらの特定の親水性ポリマーは2重の機能を果し、
従って色素−障壁/下塗り層と呼ばれる。
【0040】色素−ドナー要素と共に用いられる受像シ
ートのための支持体は、例えば、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、セルロー
スエステル又はポリビニルアルコール−コ−アセタール
の透明フィルムであることができる。支持体はバライタ
−コーティング紙、ポリエチレン−コーティング紙又は
ホワイトポリエステル(white polyeste
r)、すなわちホワイト−着色ポリエステル(whit
e−pigmented polyester)などの
反射性の支持体であることもできる。ブルー−着色(b
lue−coloured)ポリエチレンテレフタレー
トフィルムを支持体として用いることもできる。
【0041】転写される色素の受像シート又は受像要素
の支持体への吸着が悪いことを避けるために、その中に
色素がより容易に拡散することができる色素−画像−受
容層(dye−image−receiving la
yer)と呼ばれる特殊な層をこの支持体にコーティン
グしなければならない。色素−画像−受容層は、例え
ば、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、
ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン−コ−アク
リロニトリル、ポリカプロラクトン又はそれらの混合物
を含むことができる。色素−画像−受容層はポリ(塩化
ビニル/コ−酢酸ビニル/コ−ビニルアルコール)及び
ポリイソシアナートの熱−硬膜生成物も含むことができ
る。適した色素−受容層は、例えば、EP 133,0
11、EP133,012、EP 144,247、E
P 227,094及びEP 228,066に記載さ
れている。
【0042】デンドリマーを可塑剤として受像層に加
え、印刷画像の濃度を向上させることができる。さらに
それは硬膜受像層が用いられる場合に架橋プロセスにお
ける共反応物としても働くことができる。この場合、例
えば、カルボキシル基、ヒドロキシル基又はアミノ基な
どの官能基が必要である。
【0043】記録画像の耐光性及び他の安定性を向上さ
せるために、UV吸収剤、HALS−化合物(Hind
ered Amine Light Stabiliz
ers)などの一重項酸素クエンチャー及び/又は酸化
防止剤を色素−画像−受容層中に挿入することができ
る。
【0044】色素−ドナー要素の色素層又は受像要素の
色素−画像−受容層は、転写の後に受像要素から色素−
ドナー要素を分離するのを助ける剥離剤も含むことがで
きる。剥離剤は色素層又は色素−画像−受容層の少なく
とも一部の上の別の層において適用することもできる。
適した剥離剤は固体ワックス、フッ素−もしくはリン酸
塩−含有界面活性剤及びシリコン油である。適した剥離
剤は、例えば、EP133,012、JP 85/1
9,138及びEP 227,092に記載されてい
る。
【0045】本発明の色素−ドナー要素は色素転写画像
の形成に用いられ、その方法は色素−ドナー要素の色素
層を受像要素の色素−画像−受容層と向かい合った関係
に置き、好ましくは色素−ドナー要素の背面から画像通
りに加熱することを含む。色素の転写は400℃の温度
で約数ミリ秒加熱することにより行われる。
【0046】色素−ドナー要素の画像通りの加熱の間に
サーマルプリントヘッドを用いて加えられる平均印刷出
力は4.5W/mm2より高いのが好ましい。
【0047】画像通りの加熱プロセスが1つの色に関し
てのみ行われる場合、単色色素転写画像が得られる。3
種又はそれ以上の一次色色素を含有する色素−ドナー要
素を用い、各色に関して上記のプロセス段階を順に行う
ことにより多色画像を得ることができる。色素−ドナー
要素及び受像層の上記のサンドイッチは、熱がサーマル
プリントヘッドにより加えられる時間の間に3回形成さ
れる。第1の色素が転写された後、要素が剥がされる。
次いで第2の色素−ドナー要素(又は種々の色素領域を
有する色素−ドナー要素の他の領域)が色素−受容要素
と重ね合わされ、プロセスが繰り返される。第3の色及
び場合によりさらに別の色が同様の方法で得られる。
【0048】以下の実施例は本発明をさらに詳細に例示
するが、本発明を制限するものではない。
【0049】
【実施例】
実施例1 熱色素昇華転写法に従って用いるための種々の角度αを
有する1系列の色素−ドナー要素を以下の通りに作製し
た。
【0050】6μmの厚さを有するポリエチレンテレフ
タレートフィルムの両側に、エチルメチルケトン中にイ
ソフタル酸単位/テレフタル酸単位/エチレングリコー
ル単位/ネオペンチルグリコール単位/アジピン酸単位
/グリセロール単位を含むコポリエステルの溶液から下
塗り層を設けた。
【0051】溶媒としてのエチルメチルケトン中に6重
量%の色素A、6重量%の色素B及び結合剤としての1
0重量%のポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル)を
含む溶液を調製した: C.I.Disperse Yellow 201 色素A
【0052】
【化1】
【0053】得られる溶液から9μmの湿潤厚さを有す
る層を下塗りポリエチレンテレフタレートフィルム上に
コーティングした。得られる色素層を溶媒の蒸発により
乾燥した。
【0054】4.8μmの湿潤厚さを有する耐熱層を、
ポリカーボネート結合剤PC1(13重量%)、0.5
%の3.5μmの平均粒径を有するステアリン酸亜鉛粒
子、1%のTegoglide 410(Goldsm
idt)及び0.5%の量のタルク粒子を含有するエチ
ルメチルケトン中の溶液からポリエチレンテレフタレー
トフィルムの下塗りされた背面上にコーティングした。
【0055】PC1:1.295の相対粘度(ジクロロ
メタン中の0.5重量%溶液において測定)が得られる
分子量を有する1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンから誘導
されるポリカーボネート。
【0056】175μmの厚さを有するポリエチレンテ
レフタレートフィルム支持体に、エチルメチルケトン中
の3.6g/m2のポリ(塩化ビニル/コ−酢酸ビニル
/コ−ビニルアルコール)(Union Carbid
eにより供給されるVinylite VAGD)、
0.200g/m2のジイソシアナート(BayerA
Gにより供給されるDesmodur N75)及び
0.2g/m2のヒドロキシ−修飾ポリジメチルシロキ
サン(Goldschmidtにより供給されるTeg
omer H SI 2111)の溶液から色素−画像
−受容層をコーティングすることにより受像シートを作
製した。
【0057】Kyoceraサーマルプリントヘッド、
KGT−219−12MP4−75PM型を用いるプリ
ンター装置において、ドット当たり60mWの平均出力
(1抵抗器部品に加えられるエネルギーの合計量を合計
ライン時間で割った値、75%のデューティーサイクル
を有する80mW)で各色素−ドナー要素を受像シート
と組み合わせて印刷した。加熱部品の表面は68x15
0mmの寸法であった。結局、加熱部品に加えられた平
均印刷出力は5.8W/mm2であった。
【0058】得られた結果は以下の通りであった:
【0059】
【表1】
【0060】実施例2 51oの角度αを有するポリエチレンテレフタレートフ
ィルムを支持体として用いる以外は実施例1に示された
実験と同じ実験を繰り返した。しわは見いだされなかっ
た。
【0061】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0062】1.結合剤中に分散された色素を含む色素
ドナー層を支持体上に含み、主方向における相対的伸び
率δL及び横方向における相対的伸び率δBを有し、δ
L及びδBのベクトル和の結果とベクトルδLの間の角
度αが82oより小さく、該相対的伸び率δL及びδB
は200℃の条件下で200gの負荷を用いて10分間
測定されることを特徴とする色素ドナー要素。
【0063】2.該支持体がポリエステルフィルム支持
体である上記1項に記載の色素ドナー要素。
【0064】3.該ポリエステルがポリエチレンテレフ
タレート又はポリエチレンナフタレートである上記2項
に記載の色素ドナー要素。
【0065】4.支持体の該色素ドナー層を含む側と反
対の側に潤滑剤層がさらに設けられる上記1項に記載の
色素ドナー要素。
【0066】5.上記1〜4項のいずれかにおいて定義
される色素ドナー要素、ならびに該色素ドナー要素と組
み合わせて用いるための受像要素を含み、該受像要素が
支持体上に受像層を含む熱画像形成系。
【0067】6.(i)上記1〜5項のいずれかにおい
て定義される色素ドナー要素の色素層を受像要素の受像
層と向かい合った関係とし; (ii)かくして得られる集成体を画像通りに加熱し、
それにより加えられる熱の量に従って該色素ドナー要素
から該受像要素の該受像層に色素を転写させ; (iii)該色素ドナー要素を該受像要素から分離する
段階を含む画像の作製法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リユク・バン・ステーン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 エミール・ベルドンク ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結合剤中に分散された色素を含む色素ド
    ナー層を支持体上に含み、主方向における相対的伸び率
    δL及び横方向における相対的伸び率δBを有し、δL
    及びδBのベクトル和の結果とベクトルδLの間の角度
    αが82oより小さく、該相対的伸び率δL及びδBは
    200℃の条件下で200gの負荷を用いて10分間測
    定されることを特徴とする色素ドナー要素。
  2. 【請求項2】 請求項1において定義される色素ドナー
    要素、ならびに該色素ドナー要素と組み合わせて用いる
    ための受像要素を含み、該受像要素が支持体上に受像層
    を含む熱画像形成系。
  3. 【請求項3】 (i)請求項1及び2において定義され
    る色素ドナー要素の色素層を受像要素の受像層と向かい
    合った関係とし; (ii)かくして得られる集成体を画像通りに加熱し、
    それにより加えられる熱の量に従って該色素ドナー要素
    から該受像要素の該受像層に色素を転写させ; (iii)該色素ドナー要素を該受像要素から分離する
    段階を含む画像の作製法。
JP9015867A 1996-01-16 1997-01-13 熱色素転写印刷法に従つて画像を形成するための色素ドナー要素及び方法 Pending JPH09193560A (ja)

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