JPH09193040A - 物品引出し工具 - Google Patents

物品引出し工具

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Publication number
JPH09193040A
JPH09193040A JP2738496A JP2738496A JPH09193040A JP H09193040 A JPH09193040 A JP H09193040A JP 2738496 A JP2738496 A JP 2738496A JP 2738496 A JP2738496 A JP 2738496A JP H09193040 A JPH09193040 A JP H09193040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claw member
claw
spring steel
towing
sliding hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP2738496A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Hashimoto
學 橋本
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QP Corp
Original Assignee
QP Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
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Publication of JPH09193040A publication Critical patent/JPH09193040A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内の物品又は装置内の部品を狭い間隙で
あっても確実に係止して取出すと共に反覆使用時におけ
る耐久性を向上する。 【解決手段】 断面扁平な摺動孔1を設けた断面扁平状
の鞘杆2の下端に爪部材3を揺動自在に軸支すると共に
前記摺動孔1内に牽引部材4を摺動自在に挿嵌してその
先端を前記爪部材3に連結して牽引部材4の牽引又は伸
長により爪部材3を起伏自在に形成して狭い間隙から物
品又は部品を確実に係止して取出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器内に収容されて
いる商品或は機械、装置等の内部にある物品等の各種物
品を容器又は装置等の狭い間隙から容易に取出すように
した物品の引出し工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】容器内に収容されている商品や装置内に
組込まれた部品を容器又は装置との間に形成された狭い
間隙から取出さなければならないことが屡々ある。この
ような場合、従来は特開昭59−69276号公報に見
られるように固定又は拡開自在な係止爪を有する工具を
使用することや、特開昭63−272472号公報に見
られるように断面扁平な鞘杆内に帯状のバネ鋼材を摺動
自在に挿通してバネ鋼材の先端を鞘杆の先端から側方に
彎曲させながら突出自在に形成することが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記前者
の方式は間隙が狭いときは工具を間隙に挿入することが
できず、また後者の方式は帯状のバネ鋼材を彎曲状に屈
曲させるために長期に亘り使用している間に金属疲労を
生じて破損し易く耐久性に乏しいと共に支持係止力も充
分でなく限界がある等の問題点があった。これらの現状
に鑑み、本発明は狭い間隙内にも容易に挿入でき、しか
も耐久性のある物品引出しを提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、断面扁平な摺動孔を有する断面扁平状の鞘
杆の下端に爪部材を揺動自在に軸支し、前記摺動孔内に
牽引部材を上下摺動自在に嵌挿すると共に該牽引部材の
先端を前記爪部材に該爪部材を引起し自在に支持したこ
とを特徴とするものであり、容器、装置等の狭い間隙で
も扁平な鞘杆により容易に挿入して爪部材を牽引部材で
引起して側方に突出せしめることにより物品又は部品を
確実に支持係止して取出すことができると共に反覆使用
にも充分に耐久性を有するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、鋼材、その他
の適宜材料で形成された断面扁平な摺動孔を形成した扁
平状の鞘杆の下端に鋼材その他からなる板状の爪部材を
揺動自在に軸支すると共に前記摺動孔内には断面扁平な
バネ鋼材又はピアノ線からなる牽引部材を挿通自在に嵌
挿してその下端を前記爪部材に連結して上端の操作把部
により爪部材を引起し自在に形成したものであり、前記
爪部材の引起し角度はストッパー等により略水平状に保
持されるように形成される。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
断面扁平な摺動孔1を長さ方向に形成した断面扁平状の
鞘杆2の下端部にはバネ鋼材からなる板状の爪部材3が
揺動自在に軸支され、前記摺動孔1内にはバネ鋼材から
なる牽引部材4が摺動自在に嵌挿されると共に該牽引部
材4の上端部は鞘杆2の長孔2′及び牽引部材4に取付
られた摺動ピン4′を介して上端の操作把部5で上下動
自在に形成されると共に下端部は前記爪部材3の軸3′
に回動可能に取付られ、操作把部5を上方に牽引するこ
とにより爪部材3を内側へ水平状に引起すことができる
ように構成されている。なお爪部材3のバネ鋼材は牽引
部材4のバネ鋼材より2〜3倍の厚さに形成するのが好
ましい。
【0007】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、操作把部5により爪部材3を伸長状態に保持
したまま鞘杆2を容器内又は装置等の狭い間隙に挿入し
た後、操作把部5で牽引部材4を上方に牽引して爪部材
3を側方に引起して容器内の物品又は装置内等の部品を
係止して取出すものである。なお前記実施例においては
牽引部材4にバネ鋼材を使用したものであるが、複数本
のピアノ線を使用することもできる。
【0008】図6に示す実施例は、物品引出し工具の鞘
杆2を支持具6両端部に対向して調節具7で間隔調節自
在に取付て一対の鞘杆2・2を容器の両内側壁に挿入し
て物品の両側を係止支持するようにしたものである。
【0009】
【発明の効果】本発明は扁平状の鞘杆により容器内又は
装置内の狭い間隙に容易に挿入できると共にバネ鋼材、
ピアノ線等の牽引部材の直線的牽引作用によって爪部材
を側方に折曲して引出す物品、部品等を確実に係止して
取出すことができ、しかも長期間の使用に耐える反覆耐
久性があり、その構成及び携帯も極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部切欠正面図。
【図2】同一部切欠側面図。
【図3】図1A−A線断面図。
【図4】図1B−B線断面図。
【図5】本発明要部の縦断側面図。
【図6】本発明の別実施例の一部切欠側面図。
【符号の説明】
1 摺動孔 2 鞘杆 3 爪部材 4 牽引部材 5 操作把部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面扁平な摺動孔を有する断面扁平状の
    鞘杆の下端に爪部材を揺動自在に軸支し、前記摺動孔内
    に牽引部材を上下摺動自在に嵌挿すると共に該牽引部材
    の先端を前記爪部材に該爪部材を引起し自在に支持した
    ことを特徴とする物品引出し工具。
  2. 【請求項2】 牽引部材を扁平バネ鋼材で形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の物品引出し工具。
  3. 【請求項3】 牽引部材をピアノ線で形成したことを特
    徴とする請求項1記載の物品引出し工具。
JP2738496A 1996-01-23 1996-01-23 物品引出し工具 Pending JPH09193040A (ja)

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JP2738496A JPH09193040A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 物品引出し工具

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JP2738496A JPH09193040A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 物品引出し工具

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JPH09193040A true JPH09193040A (ja) 1997-07-29

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JP2738496A Pending JPH09193040A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 物品引出し工具

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