JPH09191455A - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JPH09191455A
JPH09191455A JP8001325A JP132596A JPH09191455A JP H09191455 A JPH09191455 A JP H09191455A JP 8001325 A JP8001325 A JP 8001325A JP 132596 A JP132596 A JP 132596A JP H09191455 A JPH09191455 A JP H09191455A
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JP8001325A
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English (en)
Inventor
Tadashi Hagyuda
忠 萩生田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般住宅の住人自身が外出先から異常発生の
有無を監視できるようにするとともに、きめ細やかな監
視領域を自由に設定できるようにする。 【解決手段】 指定された監視領域を撮影する監視カメ
ラ3と、監視カメラ3より入力された動画像データ中か
ら画像の動きを検出する動き検出部10と、動き検出部
10により動きが検出された動画像データを静止画像デ
ータに変換する画像データ変換部11と、画像データ変
換部11により変換された静止画像データを遠隔地にあ
るファクシミリ装置に送信するように制御する通信制御
部6とを備え、監視カメラ3より入力された動画像デー
タ中に画像の動きがあった場合には異常が発生したもの
と判断し、その動きが検出されたデータフレームを静止
画像データに変換してユーザのもとにあるファクシミリ
装置に送信するようにすることにより、ユーザが異常発
生の有無を遠隔地から監視できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は監視システムに関
し、特に、一般住宅における留守宅監視等を行う場合に
用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、オフィス等のセキュリティの
ために用いられていた監視システムでは、監視カメラに
よって撮影された映像をモニタに映し出し、そのモニタ
映像を常に警備員が目視により監視するのが一般的であ
った。また、一般住宅における留守宅の監視は、警備会
社との契約によりセンサ等を設置して行われていた。す
なわち、センサ等により留守宅の異常状態が検出される
と、それが警備会社に報知されるようになされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で示すオフィス等のセキュリティに用いられる監視
システムでは、異常発生を検出するために常に監視者が
モニタを目視していなくてはならないため、一般的な住
宅において外出時に留守宅を監視する場合に用いるのに
は不適当であった。
【0004】一方、上記従来例で示す留守宅監視のため
のシステムでは、警備会社との契約等の複雑な手続きを
行わなければならず、面倒であった。また、警備会社と
いう第三者を介して監視が行われるため、監視領域は警
備会社によって設定された領域に固定されることが多
く、ユーザが望むきめ細やかな監視領域の設定を実現す
ることは難しかった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、一般的な住宅における留守宅監視を行う場合に、
その住宅の住人自身が外出先から異常発生の有無を監視
できるようにするとともに、きめ細やかな監視領域を自
由に設定できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の監視システム
は、指定された監視領域を撮影する監視カメラと、上記
監視カメラより入力された動画像データ中から画像の動
きを検出する動き検出手段と、上記動き検出手段により
動きが検出された動画像データを静止画像データに変換
する画像データ変換手段と、上記画像データ変換手段に
より変換された静止画像データを、ファクシミリ通信プ
ロトコルに従って遠隔地にある外部のファクシミリ装置
に送信するように制御する通信制御手段とを備える。
【0007】本発明の他の特徴とするところは、指定さ
れた監視領域を撮影する監視カメラと、上記監視カメラ
より入力された動画像データを蓄積する動画像データ蓄
積手段と、上記監視カメラより入力された現在のデータ
フレームと上記動画像データ蓄積手段に蓄積されている
1フレーム前のデータフレームとを比較することによっ
て画像の動きを検出する動き検出手段と、上記動き検出
手段により画像の動きが検出されたデータフレームを静
止画像データに変換する画像データ変換手段と、上記画
像データ変換手段により変換された静止画像データを、
ファクシミリ通信プロトコルに従って遠隔地にある外部
のファクシミリ装置に送信するように制御する通信制御
手段とを備える。
【0008】本発明のその他の特徴とするところは、上
記外部のファクシミリ装置から静止画像データを受信す
る受信手段と、上記受信手段により受信された静止画像
データ中から、予め設定された色の領域を検出する色領
域検出手段と、上記色領域検出手段により検出された色
領域を全画面表示するように上記監視カメラの監視領域
を制御する監視領域制御手段とを更に備えることを特徴
とする。
【0009】本発明のその他の特徴とするところは、上
記監視カメラのズーム動作を実現するためのズーム手段
と、上記監視カメラのパン・チルト動作を実現するため
のパン・チルト手段と、上記外部のファクシミリ装置か
ら静止画像データを受信する受信手段と、上記受信手段
により受信された静止画像データを蓄積する静止画像デ
ータ蓄積手段と、上記静止画像データ蓄積手段に蓄積さ
れた静止画像データ中から、予め設定された色の領域を
検出する色領域検出手段と、上記色領域検出手段により
検出された色領域を全画面表示するように、上記ズーム
手段および上記パン・チルト手段を操作して上記監視カ
メラの監視領域を制御する監視領域制御手段とを更に備
えることを特徴とする。
【0010】本発明のその他の特徴とするところは、上
記外部のファクシミリ装置から静止画像データを受信す
る受信手段と、上記受信手段により受信された静止画像
データ中から、予め設定された形状を検出する形状検出
手段と、上記形状検出手段により検出された形状に対応
して予め設定された監視領域の制御を実行する監視領域
制御手段とを更に備えることを特徴とする。
【0011】本発明のその他の特徴とするところは、上
記監視カメラのズーム動作を実現するためのズーム手段
と、上記監視カメラのパン・チルト動作を実現するため
のパン・チルト手段と、上記外部のファクシミリ装置か
ら静止画像データを受信する受信手段と、上記受信手段
により受信された静止画像データを蓄積する静止画像デ
ータ蓄積手段と、上記静止画像データ蓄積手段に蓄積さ
れた静止画像データ中から、予め設定された形状を検出
する形状検出手段と、上記形状検出手段により検出され
た形状に対応して予め設定された監視領域の制御を、上
記ズーム手段および上記パン・チルト手段を操作して実
行するようにする監視領域制御手段とを更に備えること
を特徴とする。
【0012】本発明のその他の特徴とするところは、上
記監視領域制御手段は、通信先として予め設定したファ
クシミリ装置から送られてくる静止画像データに基づく
監視領域制御のみを受け付けることを特徴とする。
【0013】本発明のその他の特徴とするところは、上
記監視領域制御手段による監視領域の制御後に上記監視
カメラにより撮影される動画像データのデータフレーム
を静止画像データに変換して上記外部のファクシミリ装
置に必ず送信するようにすることを特徴とする。
【0014】上記のように構成した本発明によれば、監
視カメラより入力された動画像データが自動的に解析さ
れ、動画像データ中に画像の動きが検出された場合に
は、異常が発生したものと判断され、その動きが検出さ
れた動画像データが静止画像データに変換されて外部の
ファクシミリ装置に送信されるようになる。これによ
り、外部のファクシミリ装置をユーザのもとに置いてお
くことで、異常発生の有無を遠隔地から容易に監視する
ことが可能となる。
【0015】また、本発明の他の特徴によれば、上述の
ようにして受信した静止画像データ中に、ユーザが所定
の色領域あるいはマークを書き込み、それをファクシミ
リ装置を用いて監視システム側に送信すると、その色領
域あるいはマークに対応して監視領域が変更されるよう
になる。
【0016】また、本発明のその他の特徴によれば、通
信先として予め指定されているファクシミリ装置からの
領域制御のみが受け付けられ、指定していないファクシ
ミリ装置からの領域制御は無視されるようになる。
【0017】また、本発明のその他の特徴によれば、ユ
ーザの指定に応じて監視カメラの監視領域が変更された
場合は、変更後の新たな監視領域について撮影された動
画像データが必ず静止画像データに変換されて外部のフ
ァクシミリ装置に送信されるようになるので、変更後の
監視領域を確認することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した監視シス
テムについて、図面を参照して詳細に説明する。図1
は、本発明の第1の実施形態である監視システムの構成
を示すブロック図である。
【0019】同図において、1はシステム制御部であ
り、本実施形態の監視システム全体を制御するものであ
る。2は操作部であり、本監視システムに各種コマンド
等の制御データを入力するためのものである。この操作
部2は、例えば、キーボードやマウスで構成される。
【0020】3は監視カメラであり、指定された監視領
域を撮影し、その監視領域の動画像データを入力するも
のである。4はズーム機構部であり、上記監視カメラ3
のズーム機能を実現するためのものである。5はパン・
チルト機構部であり、上記監視カメラ3のパン・チルト
動作を実現するためのものである。
【0021】6は通信制御部であり、後述する画像デー
タ変換部11により動画像データから変換された静止画
像データを遠隔地にある外部のファクシミリ装置(図示
せず)に対して送信するために、ファクシミリ通信プロ
トコルに従った通信制御を行うものである。
【0022】7はモデムであり、上記通信制御部6にお
いてファクシミリ通信プロトコルに従った通信を行う際
に、送信信号の変調処理および受信信号の復調処理を行
うものである。8は図示しないアナログ公衆回線網に本
監視システムを接続するための回線インタフェースであ
る。
【0023】9は動画像データ蓄積部であり、上記監視
カメラ3より入力された動画像データのデータフレーム
を蓄積するためのものである。10は動き検出部であ
り、上記監視カメラ3より入力された現在のデータフレ
ームと上記動画像データ蓄積部9に蓄積された1フレー
ム前のデータフレームとを比較し、その差分から画像の
「動き」を検出するものである。
【0024】上述した画像データ変換部11は、動き検
出部10により「動き」が検出されたデータフレームか
ら輝度成分を取り出し、一般的な二値化手法(組織的デ
ィザ法、誤差拡散法等)により二値化処理を行い、さら
に、ITU−TS勧告T.4符号化を経て、動画像デー
タをファクシミリ装置に送信するための静止画像データ
に変換するものである。
【0025】12は静止画像データ蓄積部であり、上記
画像データ変換部11において動画像データから変換さ
れた静止画像データ、および上記通信制御部6を介して
外部のファクシミリ装置(図示せず)から受信した静止
画像データを蓄積するためのものである。
【0026】13は色領域検出部であり、上記外部のフ
ァクシミリ装置から通信制御部6を介して受信され静止
画像データ蓄積部12に蓄積された静止画像データ中か
ら、予め設定した色で塗りつぶされた領域を検出するも
のである。14は監視領域制御部であり、上記色領域検
出部13により検出された色領域を全画面表示するよう
に上記監視カメラ3の監視領域を制御するものである。
【0027】図2は、上記のように構成した本実施形態
による監視システムの動作を示すフローチャートであ
る。同図において、まずステップS200で、監視カメ
ラ3により監視領域を撮影した動画像データが入力され
る。
【0028】次のステップS201では、動き検出部1
0において、上記ステップS200で監視カメラ3から
入力された現在のデータフレームと、動画像データ蓄積
部9に蓄積されている1フレーム前のデータフレームと
が比較され、それらの差分が検出される。
【0029】次に、ステップS202では、上記ステッ
プS201で検出した差分に基づいて、監視カメラ3に
より撮影された画像中に「動き」が生じているか否かの
判断が行われる。そして、画像中に「動き」が検出され
なかった場合にはステップS203に進み、「動き」が
検出された場合には、異常が発生したとしてステップS
204に進む。
【0030】ステップS203では、上記ステップS2
00にて監視カメラ3より入力された現在のデータフレ
ームが動画像データ蓄積部9に蓄積される。その後、ス
テップS200の処理に戻り、同様の処理が繰り返し行
われる。また、ステップS204では、画像データ変換
部11によって、上記ステップS202で「動き」が検
出されたデータフレームの二値化処理およびファクシミ
リデータ(静止画像データ)への変換処理が行われる。
【0031】上記ステップS204の処理が終わると、
ステップS205に進む。このステップS205では、
上記ステップS204にて変換されたファクシミリデー
タが、予め設定された外部のファクシミリ装置(図示せ
ず)に対して、通信制御部6による制御に基づきITU
−TS勧告T.30に従ってモデム7、回線インタフェ
ース8を介して送出される。
【0032】図3は、本実施形態による監視システム
が、監視カメラ3より入力された動画像データを静止画
像データに変換する際の動作を示すフローチャートであ
る。同図において、まず最初にステップS300で、動
き検出部10により、監視カメラ3から入力された動画
像データ中に「動き」が検出されたか否かの判断が行わ
れる。ここで、「動き」が検出された場合はステップS
301に進み、「動き」が検出されなかった場合は何も
せずに処理を終了する。
【0033】ステップS301では、画像データ変換部
11により、上記ステップS300にて「動き」が検出
された動画像のデータフレームに対して、一般的な二値
化手法(組織的ディザ手法、誤差拡散法)による二値化
処理が施される。次に、ステップS302で、ITU−
TS勧告T.4による符号化を行う際のモードの選択が
行われる。
【0034】ここで、MH(Modified Huffuman )符号
化が選択された場合はステップS303、MR(Modifi
ed READ )符号化が選択された場合はステップS30
4、MMR(modified modified read)符号化が選択さ
れた場合はステップS305へそれぞれ進む。
【0035】ステップS303では、上記ステップS3
01で二値化された画像データに対してMH符号化処理
が行われる。また、ステップS304では、上記ステッ
プS301で二値化された画像データに対してMR符号
化処理が行われる。また、ステップS305では、上記
ステップS301で二値化された画像データに対してM
MR符号化処理が行われる。
【0036】上記ステップS302における判断に応じ
て上記ステップS303〜S305の何れかの処理が行
われた後は、ステップS306に進む。このステップS
306では、上記ステップS303、S304、S30
5の何れかの処理において符号化された静止画像データ
が、通信制御部6を介してITU−TS勧告T.30に
従った通信手順により遠隔地のファクシミリ装置に送信
される。
【0037】以上のステップS300〜S306の処理
を経て、監視カメラ3から入力された動画像データが静
止画像データに変換され、図示しないファクシミリ装置
に送信される。
【0038】図4は、本実施形態による監視システム
が、図示しない外部のファクシミリ装置より受信した静
止画像データの中から、予め設定された色によって示さ
れる領域を検出し、その検出した色領域を全画面表示す
るように監視カメラ3の制御を行う際の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0039】同図において、まずステップS400で、
遠隔地に設置されているファクシミリ装置より静止画像
データの受信が行われ、その受信した静止画像データが
静止画像データ蓄積部12に蓄積される。上記ファクシ
ミリ装置より静止画像データが送られてこない場合は、
このステップS400の処理で待機状態となり、静止画
像データが送られてくるまで待つ。
【0040】上記ファクシミリ装置より静止画像データ
が送られてきて上述の処理が行われると、次に、ステッ
プS401で、本実施形態の監視システムが、予め設定
された色によって示される領域の全画面表示を行う監視
領域制御モードに設定されているか否かが判断される。
ここで、監視領域制御モードである場合はステップS4
02に進み、監視領域制御モードでない場合は何もせず
に処理を終了する。
【0041】ステップS402では、上記ファクシミリ
装置より受信され静止画像データ蓄積部12に蓄積され
た静止画像データの中から、予め設定された色によって
示される領域を見つけ出すためのサーチが色領域検出部
13によって行われる。そして、ステップS403で、
予め設定された色による領域が受信データ中から検出で
きたか否かが判断される。ここで、色領域が検出された
場合にはステップS404へ進み、検出されなかった場
合には何もせずに処理を終了する。
【0042】ステップS404では、上記ステップS4
03にて検出された色領域が監視領域の中心にくるよう
にするために、監視カメラ3のパン・チルト制御が行わ
れる。この処理では、まず最初に、色領域検出部13に
より検出された色領域の中心のアドレス情報が監視領域
制御部14に対して送出される。
【0043】そして、この監視領域制御部14におい
て、現在監視している画像データの中心位置を示す中心
位置情報と、色領域の中心を示すアドレス情報との偏差
が算出される。次に、この算出された偏差に基づいて、
色領域を監視領域の中心に移動させるためのパン角・チ
ルト角制御信号が生成され、それがパン・チルト機構部
5に対して送出される。
【0044】上記ステップS404の処理の後は、ステ
ップS405に進む。ステップS405では、上記ステ
ップS404にて監視領域の中心に移動された色領域の
縦、横の長さ情報が色領域検出部13より監視領域制御
部14に送出される。そして、この色領域と現在の監視
領域とで縦、横の長さが比較され、適当なズーム率が算
出される。こうして算出されたズーム率に基づき色領域
を全画面表示させるためのズーム制御信号が生成され、
それがズーム機構部4に送出される。
【0045】以上のステップS400〜S405の処理
を経て、ユーザにより遠隔地のファクシミリ装置から指
定された色領域を全画面表示することが可能となる。
【0046】図5は、本実施形態による監視システムの
運用法の一例を示す図である。同図において、(I)で
は、本監視システムの監視カメラ3により所定の監視領
域が撮影される。このとき撮影された映像(動画像デー
タ)中に動きが生じると、その動画像データが、画像デ
ータ変換部11においてファクシミリデータ(静止画像
データ)に変換される。
【0047】そして、このようにして変換されたファク
シミリデータが、通信制御部6を介して、遠隔地にある
予め設定されたファクシミリ装置に送信される。なお、
このとき既に、検出すべき色は設定されているものとす
る。
【0048】次に、(II)においては、受信したファク
シミリデータをユーザが確認し、監視領域を制御するた
めに予め設定してある色で、全画面表示したい領域をマ
ーカー等を使って塗りつぶす。そして、このようにして
所望の領域を設定色で塗りつぶした画像を、上記ファク
シミリ装置を用いて本実施形態の監視システムに送信す
る。
【0049】(III )では、上記ファクシミリ装置より
受信した静止画像データが静止画像データ蓄積部12に
蓄積される。また、色領域検出部13により、ユーザに
よって予め設定してある色で塗られた領域が検出され、
検出された色領域を全画面表示するために監視カメラ3
のパン・チルト制御およびズーム制御が行われる。そし
て、このようなパン・チルト制御およびズーム制御が行
われた後で、再び監視カメラ3により撮影が行われる。
【0050】(IV)では、(III )においてユーザによ
る指定領域を全画面表示として撮影された動画像データ
がファクシミリデータに変換され、それがユーザのもと
にあるファクシミリ装置に送信される。このファクシミ
リデータを受け取ったユーザは、(II)において受け取
ったファクシミリデータの中から所望の領域を拡大して
確認することができるようになる。
【0051】このように、本実施形態では、監視システ
ムが外部のファクシミリ装置から静止画像データを受信
した際に、予め設定しておいた色の領域がその静止画像
データ中に検出された場合には、図4に示すカメラ制御
を行った後に、上記外部のファクシミリ装置に対して、
カメラ制御後に撮影した動画像の1フレームを静止画像
に変換して必ず送信するようにしている。
【0052】これにより、カメラ制御後の新たな監視領
域中において動きが検出されなくても、その新たな監視
領域の画像を遠隔地から確認することができのるので、
監視カメラ3の遠隔制御後の監視領域が確実に希望の監
視領域になっているかどうかを確認することができる。
【0053】以上説明したように、第1の実施形態で
は、監視カメラ3より入力される動画像データに対して
動き検出部10によって動き検出を行い、「動き」が検
出された場合には、そのデータフレームを画像データ変
換部11によって静止画像データに変換する。そして、
静止画像データに変換したデータフレームを通信制御部
6を介してユーザのもとに設置されているファクシミリ
装置に送信するようにしている。これにより、遠隔地に
おいて異常発生の有無をユーザが容易に監視することが
できるようになる。
【0054】また、第1の実施形態では、ファクシミリ
装置から受信した静止画像データの中から予め設定して
ある色によって塗られた領域を色領域検出部13によっ
て検出し、その色領域に基づいて、監視領域制御部14
が監視カメラ3のパン・チルト制御およびズーム制御を
行うことにより、ユーザが設定した色領域を全画面表示
することができるようにしている。これにより、遠隔地
に居ながらにしてユーザが望む監視領域を指定すること
が可能となり、よりユーザのニーズにあったきめ細かい
監視領域の指定を実現することができる。
【0055】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図6は、本発明の第2の実施形態による監視シ
ステムの構成を示すブロック図である。同図において、
図1に示した符号と同一の符号を付したものは、同一の
機能を有するものであるので、これについての詳細な説
明は省略する。
【0056】図6において、図1の構成と違うのは、色
領域検出部13および監視領域制御部14の代わりに、
形状検出部15および監視領域制御部16を設けた点で
ある。この形状検出部15は、図示しない外部のファク
シミリ装置から通信制御部6を介して受信され静止画像
データ蓄積部12に蓄積された静止画像データ中から、
予め設定されたマーク(形状)を検出するものである。
【0057】また、監視領域制御部16は、上記形状検
出部15により検出されたマークに対応して予め設定さ
れた監視領域の制御を、ズーム機構部4およびパン・チ
ルト機構部5を操作して実行するように制御するもので
ある。マークは、行おうとする監視領域制御の種類に応
じて複数設定することが可能である。
【0058】次に、上記のように構成した第2の実施形
態による監視システムの動作を順に説明する。本実施形
態による監視システムの全体的な動作、および監視カメ
ラ3より入力された動画像データを静止画像データに変
換する際の動作は、それぞれ図2および図3のフローチ
ャートに示した動作と同じである。
【0059】また、本実施形態による監視システムが、
図示しない外部のファクシミリ装置より受信した静止画
像データの中から、予め設定されたマークを検出し、そ
の検出結果に基づいて監視領域の制御を行う際の動作
は、図7のフローチャートに示す通りである。
【0060】図7において、まずステップS700で、
遠隔地に設置されているファクシミリ装置より静止画像
データの受信が行われ、その受信した静止画像データが
静止画像データ蓄積部12に蓄積される。上記ファクシ
ミリ装置より静止画像データが送られてこない場合は、
このステップS700の処理で待機状態となり、静止画
像データが送られてくるまで待つ。
【0061】上記ファクシミリ装置より静止画像データ
が送られてきて上述の処理が行われると、次に、ステッ
プS701で、本実施形態の監視システムが、予め設定
されたマークに基づいて監視領域の制御を行う監視領域
制御モードに設定されているか否かが判断される。ここ
で、監視領域制御モードである場合はステップS702
に進み、監視領域制御モードでない場合は何もせずに処
理を終了する。
【0062】ステップS702では、上記ファクシミリ
装置より受信され静止画像データ蓄積部12に蓄積され
た静止画像データの中から、予め設定されたマークを見
つけ出すためのサーチが形状領域検出部15によって行
われる。そして、ステップS703で、予め設定された
マークが受信データ中から検出できたか否かが判断され
る。ここで、何らかのマークが検出された場合はステッ
プS704へ進み、検出されなかった場合は何もせずに
処理を終了する。
【0063】ステップS704では、監視領域制御部1
6が、システム制御部1を介してズーム機構部4および
パン・チルト機構部5に対して所定の制御信号を送出す
ることにより、上記ステップS703にて検出されたマ
ークが指示する監視領域の制御を実行する。
【0064】図8は、各種監視領域制御の具体的な動作
を示すフローチャートである。同図において、ステップ
S800では、形状検出部15によって検出されたマー
クが示す監視領域制御の種別が判断される。ここで、監
視領域中心点移動制御である場合はステップS801に
進み、ズーム制御である場合はステップS803に進
み、パン・チルト制御である場合はステップS805に
進む。
【0065】ステップS801では、上記ステップS8
00にて検出されたマークが指示する監視領域制御の種
別が中心点の移動制御である場合に、外部のファクシミ
リ装置より受信した静止画像データ中から検出されたマ
ークの位置情報を算出する。続くステップS802で
は、上記ステップS801にて算出された位置情報に基
づいて、検出されたマークが監視領域の中心にくるよう
に、監視領域制御部16を介してパン・チルト機構部5
を操作する。
【0066】また、ステップS803では、上記ステッ
プS800にて検出されたマークが指示する監視領域制
御の種別がズーム制御である場合に、そのマークに対応
して予め設定されたズーム率を選択する。続くステップ
S804では、上記ステップS803にて選択されたズ
ーム率に基づいて、監視領域制御部16を介してズーム
機構部4を操作する。
【0067】また、ステップS805では、上記ステッ
プS800にて検出されたマークが指示する監視領域制
御の種別がパン・チルト制御である場合に、そのマーク
に対応して予め設定されたパン角・チルト角を選択す
る。続くステップS806では、上記ステップS805
にて選択されたパン角・チルト角に基づいて、監視領域
制御部16を介してパン・チルト機構部5を操作する。
【0068】以上のような各ステップS800〜S80
6の処理を経て、各種監視領域の制御が実現される。
【0069】図9は、本実施形態による監視システムの
運用法の一例を示す図である。同図において、(I)で
は、本監視システムの監視カメラ3により所定の監視領
域が撮影される。このとき撮影された映像(動画像デー
タ)中に動きが生じると、その動画像データが、画像デ
ータ変換部11においてファクシミリデータ(静止画像
データ)に変換される。
【0070】そして、このようにして変換されたファク
シミリデータが、通信制御部6を介して、遠隔地にある
予め設定されたファクシミリ装置に送信される。なお、
このとき既に、検出すべきいくつかのマークは登録され
ているものとする。
【0071】次に、(II)においては、受信したファク
シミリデータをユーザが確認し、例えば、監視領域の中
心点移動制御を要求するために予め登録してあるマーク
(例えば×印)を監視領域の中心としたい部分に書き込
む。そして、このように所望の位置に×印のマークを書
き込んだ画像を、上記ファクシミリ装置を用いて本実施
形態の監視システムに送信する。
【0072】(III )では、上記ファクシミリ装置より
受信した静止画像データが静止画像データ蓄積部12に
蓄積される。また、形状検出部15により、ユーザによ
って書き込まれたマークが検出される。これにより、監
視領域の中心点移動制御が要求されていることが認識さ
れ、×印のマークが検出された位置のメモリ上のアドレ
ス情報が算出され、監視領域制御部16に出力される。
【0073】監視領域制御部16では、形状検出部15
から出力されたアドレス情報と、画面上の中心位置を示
す中心位置情報とから、画面上の中心位置とマーク検出
位置と間の偏差信号が算出される。そして、この偏差信
号に基づいて、×印のマークが検出された位置を画面上
の中心位置に移動させるためのパン角・チルト角制御信
号が生成され、それがパン・チルト機構部4に送出され
てパン・チルト制御が行われる。
【0074】このようにしてパン・チルト制御が行われ
ることにより、(II)においてユーザがマークを書き込
んだ位置を中心とした監視領域が新たに設定され、その
監視領域が監視カメラ3により撮影される。このとき撮
影された動画像データは、(IV)においてファクシミリ
データに変換され、再びユーザのもとにあるファクシミ
リ装置に送信される。
【0075】なお、図9は監視領域中心点移動制御を行
う場合の運用法を示す図であるが、参考のために、ズー
ム制御を行う場合、パン・チルト制御を行う場合の運用
法をそれぞれ図10および図11に示す。図10および
図11では、あらかじめ登録してあるマークが図9の場
合と異なるだけで、大まかな流れはほぼ同様なので、こ
こでは詳細な説明を省略する。
【0076】このように、本実施形態においても第1の
実施形態と同様に、監視システムが外部のファクシミリ
装置から静止画像データを受信した際に、予め設定して
おいたマークがその静止画像データ中に検出された場合
には、図8に示すカメラ制御を行った後に、上記外部の
ファクシミリ装置に対して、カメラ制御後に撮影した動
画像の1フレームを静止画像に変換して必ず送信するよ
うにしている。
【0077】これにより、カメラ制御後の新たな監視領
域中において動きが検出されなくても、その新たな監視
領域の画像を遠隔地から確認することができのるので、
監視カメラ3の遠隔制御後の監視領域が確実に希望の監
視領域になっているかどうかを確認することができる。
【0078】以上説明したように、第2の実施形態で
は、監視カメラ3より入力された動画像データに対して
動き検出部10によって動き検出を行い、「動き」が検
出された場合には、そのデータフレームを画像データ変
換部11によって静止画像データに変換する。そして、
静止画像データに変換したデータフレームを通信制御部
6を介してユーザのもとに設置されているファクシミリ
装置に送信するようにしている。これにより、遠隔地に
おいて異常発生の有無をユーザが容易に監視することが
できるようになる。
【0079】また、第2の実施形態では、ファクシミリ
装置から受信した静止画像データの中から予め設定して
あるマークを形状検出部15によって検出し、そのマー
クによって指示される監視領域の制御を監視領域制御部
16を介して行うようにしている。これにより、遠隔地
に居ながらにしてユーザが望む監視領域を指定すること
が可能となり、よりユーザのニーズにあったきめ細かい
監視領域の指定を実現することができる。
【0080】なお、以上の第1および第2の実施形態で
は、アナログ公衆回線網を用いて説明を行ったが、本発
明はこれに限られるものではなく、デジタル回線用イン
ターフェースを用いることでデジタル回線にも対応する
ことが可能である。
【0081】また、ISDN(サービス総合デジタル
網)回線で行われる発信者番号通知サービスを用い、フ
ァクシミリ通信先として予め指定しているファクシミリ
装置からのカメラ制御のみを受け付けるように制御する
ことも可能である。発信者番号は呼設定時にDチャンネ
ル上で取得できるので、通信制御部6が発信者番号を検
出した後に、その検出した発信者番号と予め登録されて
いる外部ファクシミリ装置の番号とが同一かどうかを判
断し、不一致の場合は図8に示すルーチンを起動しない
ように制御することで実現できる。
【0082】また、PSTN(Public Switched Teleph
one Network )においても、DTMF(Dual Tone Mult
i Frequeney )信号により発信者番号通知を行うことが
可能である。よって、このPSTNを用いて、予め指定
しているファクシミリ装置からのカメラ制御のみを受け
付けるように制御することも可能である。このようにす
ることにより、第三者の故意の操作により監視カメラ3
の向きを変えられてしまうことを防ぐことができる。
【0083】
【発明の効果】本発明は上述したように、監視カメラよ
り入力された動画像データ中から画像の動きを検出し、
動きがあった場合には異常が発生したものと判断して、
その動きが検出された動画像データを静止画像データに
変換し、外部のファクシミリ装置に送信するようにした
ので、ファクシミリ装置をユーザのもとに置いておくこ
とにより、ユーザが異常発生の有無を遠隔地から容易に
監視することができる。このように、本発明の監視シス
テムを用いれば、警備会社との契約等の面倒な手続きを
行わなくても済む。しかも、ファクシミリデータが送ら
れてこない限り、異常は発生していないと判断できるの
で、従来のようにモニタ画面を常に見ていなければなら
ないという不都合も生じない。
【0084】また、本発明の他の特徴によれば、外部の
ファクシミリ装置から受信した静止画像データの中か
ら、予め設定された色の領域あるいはマークを検出し、
その検出した色領域あるいはマークに対応して監視領域
の制御を行うようにしたので、ユーザが所望の色領域あ
るいはマークを書き込んだ静止画像データをファクシミ
リ装置を用いて本発明の監視システムに送信することに
より、その色領域あるいはマークに対応して監視領域を
変更させることができるようになり、遠隔地に居ながら
ユーザが望むきめ細やかな監視領域を自由に設定するこ
とができる。
【0085】また、本発明のその他の特徴によれば、通
信先として予め設定したファクシミリ装置から送られて
くる静止画像データに基づく監視領域制御のみを受け付
けるようにしたので、通信先として指定していないファ
クシミリ装置からの領域制御は無視するようにすること
ができ、第三者の故意の操作により監視領域が変えられ
てしまうことを防ぐことができる。
【0086】また、本発明のその他の特徴によれば、監
視領域制御手段による監視領域の制御後に監視カメラに
より撮影される動画像データのデータフレームを静止画
像データに変換して外部のファクシミリ装置に必ず送信
するようにしたので、ユーザの指定に応じて変更した監
視領域についての静止画像データを、動きの有無にかか
わらず常に得ることができるようになり、監視カメラの
遠隔制御後の監視領域が確実に希望の監視領域になって
いるかどうかを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である監視システムの
要部構成を示すブロック図である。
【図2】第1および第2の実施形態による監視システム
の動作を示すフローチャートである。
【図3】監視カメラより入力された動画像データを静止
画像データに変換する際の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】第1の実施形態の監視システムにおいて、外部
のファクシミリ装置より受信した静止画像データ中から
予め設定された色によって示される領域を検出し、検出
した色領域の全画面表示を行うように監視カメラの制御
を行う際の動作を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態による監視システムの運用法の
一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態である監視システムの
要部構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施形態による監視システムにおいて、
外部のファクシミリ装置より受信した静止画像データの
中から予め設定されたマークを検出し、その検出結果に
基づいて監視領域の制御を行う際の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】第2の実施形態による監視システムにおいて、
各種監視領域制御を行う際の具体的な動作を示すフロー
チャートである。
【図9】第2の実施形態による監視システムの運用法の
一例を示す図である。
【図10】第2の実施形態による監視システムの運用法
の一例を示す図である。
【図11】第2の実施形態による監視システムの運用法
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 操作部 3 監視カメラ 4 ズーム機構部 5 パン・チルト機構部 6 通信制御部 7 モデム 8 回線インターフェース 9 動画像データ蓄積部 10 動き検出部 11 画像データ変換部 12 静止画像データ蓄積部 13 色領域検出部 14 監視領域制御部 15 形状検出部 16 監視領域制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された監視領域を撮影する監視カメ
    ラと、 上記監視カメラより入力された動画像データ中から画像
    の動きを検出する動き検出手段と、 上記動き検出手段により動きが検出された動画像データ
    を静止画像データに変換する画像データ変換手段と、 上記画像データ変換手段により変換された静止画像デー
    タを、ファクシミリ通信プロトコルに従って遠隔地にあ
    る外部のファクシミリ装置に送信するように制御する通
    信制御手段とを備えることを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】 指定された監視領域を撮影する監視カメ
    ラと、 上記監視カメラより入力された動画像データを蓄積する
    動画像データ蓄積手段と、 上記監視カメラより入力された現在のデータフレームと
    上記動画像データ蓄積手段に蓄積されている1フレーム
    前のデータフレームとを比較することによって画像の動
    きを検出する動き検出手段と、 上記動き検出手段により画像の動きが検出されたデータ
    フレームを静止画像データに変換する画像データ変換手
    段と、 上記画像データ変換手段により変換された静止画像デー
    タを、ファクシミリ通信プロトコルに従って遠隔地にあ
    る外部のファクシミリ装置に送信するように制御する通
    信制御手段とを備えることを特徴とする監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載の監視システム
    おいて、 上記外部のファクシミリ装置から静止画像データを受信
    する受信手段と、 上記受信手段により受信された静止画像データ中から、
    予め設定された色の領域を検出する色領域検出手段と、 上記色領域検出手段により検出された色領域を全画面表
    示するように上記監視カメラの監視領域を制御する監視
    領域制御手段とを備えることを特徴とする監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2の記載の監視システム
    おいて、 上記監視カメラのズーム動作を実現するためのズーム手
    段と、 上記監視カメラのパン・チルト動作を実現するためのパ
    ン・チルト手段と、 上記外部のファクシミリ装置から静止画像データを受信
    する受信手段と、 上記受信手段により受信された静止画像データを蓄積す
    る静止画像データ蓄積手段と、 上記静止画像データ蓄積手段に蓄積された静止画像デー
    タ中から、予め設定された色の領域を検出する色領域検
    出手段と、 上記色領域検出手段により検出された色領域を全画面表
    示するように、上記ズーム手段および上記パン・チルト
    手段を操作して上記監視カメラの監視領域を制御する監
    視領域制御手段とを備えることを特徴とする監視システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の監視システムに
    おいて、 上記外部のファクシミリ装置から静止画像データを受信
    する受信手段と、 上記受信手段により受信された静止画像データ中から、
    予め設定された形状を検出する形状検出手段と、 上記形状検出手段により検出された形状に対応して予め
    設定された監視領域の制御を実行する監視領域制御手段
    とを備えることを特徴とする監視システム。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の監視システムに
    おいて、 上記監視カメラのズーム動作を実現するためのズーム手
    段と、 上記監視カメラのパン・チルト動作を実現するためのパ
    ン・チルト手段と、 上記外部のファクシミリ装置から静止画像データを受信
    する受信手段と、 上記受信手段により受信された静止画像データを蓄積す
    る静止画像データ蓄積手段と、 上記静止画像データ蓄積手段に蓄積された静止画像デー
    タ中から、予め設定された形状を検出する形状検出手段
    と、 上記形状検出手段により検出された形状に対応して予め
    設定された監視領域の制御を、上記ズーム手段および上
    記パン・チルト手段を操作して実行するようにする監視
    領域制御手段とを備えることを特徴とする監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記監視領域制御手段は、通信先として
    予め設定したファクシミリ装置から送られてくる静止画
    像データに基づく監視領域制御のみを受け付けることを
    特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の監視シス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記監視領域制御手段による監視領域の
    制御後に上記監視カメラにより撮影される動画像データ
    のデータフレームを静止画像データに変換して上記外部
    のファクシミリ装置に必ず送信するようにすることを特
    徴とする請求項3〜7の何れか1項に記載の監視システ
    ム。
JP8001325A 1996-01-09 1996-01-09 監視システム Pending JPH09191455A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998032106A1 (en) * 1997-01-20 1998-07-23 O.E.M. Project Management Limited Video security systems
FR2774840A1 (fr) * 1998-02-11 1999-08-13 Sagem Telecopieur de retransmission d'images video
JP2002259510A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Toyo Keiki Co Ltd 情報共有機能を備えたオンライン監視システム
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