JPH09190287A - カーソル制御方法及びそれを実現する情報処理装置 - Google Patents

カーソル制御方法及びそれを実現する情報処理装置

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JPH09190287A
JPH09190287A JP8001234A JP123496A JPH09190287A JP H09190287 A JPH09190287 A JP H09190287A JP 8001234 A JP8001234 A JP 8001234A JP 123496 A JP123496 A JP 123496A JP H09190287 A JPH09190287 A JP H09190287A
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Hironari Miura
裕也 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポインティングデバイスによるカーソルの移
動において、表示画面上の所望位置を正確に指示しなく
ともカーソルを所望位置に移動可能なカーソル制御方法
及びそれを実現する情報処理装置を提供する。 【解決手段】 情報処理装置の表示画面上のカーソルを
制御するカーソル制御方法であって、前記画面上の任意
の座標位置にカーソル及び閉エリアである複数のアイコ
ンが表示されている場合に、座標入力手段からの前記画
面上のカーソルの移動先座標の指示に伴なって、該カー
ソルの座標位置を変更し(S51〜S53)、前記カー
ソルの座標と複数のアイコンの各座標に基づいて、前記
カーソルと各アイコンとの距離を算出し(S54)、前
記算出された距離に基づいて選択された(S55)アイ
コンに、前記カーソルを重ねて表示するよう制御する
(S56)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカーソル制御方法及
びそれを実現する情報処理装置、例えばコンピュータシ
ステム等の制御を情報表示画面上のカーソルやアイコン
で行う際の、座標入力に対応するカーソル制御方法及び
それを実現する情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの画面表示形式の1つであ
る汎用ウインドウシステムでは、座標入力装置であるマ
ウスやトラックボールなどのポインティングデバイスに
より、表示画面上のカーソルの位置やその移動を指示し
ている。そして、表示画面上の任意のアイコン(所定の
座標を有する)にカーソルを重ねて、例えばマウスのク
リックボタン等の任意の選択ボタンを押すことで、その
アイコンに予め関連付けておいたプログラムを起動した
り、選択ボタンを押したままカーソルを移動させて表示
画面上の任意の範囲を指定しているものであった。
【0003】ここで、表示装置に大型CRTなどを用い
た場合には、物理的な画面サイズが大きいので、ポイン
ティングデバイスを用いてカーソルを移動し、前記アイ
コンにカーソルを重ね合わせる等の所望の位置指定は、
比較的容易な操作である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の操作方法は、ディスクトップコンピュータなどの物理
的に比較的大きな画面を用いることが可能なものに限ら
ず、ラップトップコンピュータやノートブックコンピュ
ータなどの小型機器にも採用されている。また、これら
の小型機器では携帯性の必要性から、ポインティングデ
バイスとしてマウスの代わりに、小型のトラックボール
や感圧式のポインティングデバイスなどが広く用いら
れ、表示装置もあまり大きくない液晶パネルなどが用い
られている。
【0005】従って、上記従来例のように大型CRTモ
ニタなどの物理的に大きな画面で操作を行っている場合
はまだ良いが、ノートブックコンピュータ等では表示が
小さいために、カーソルによりアイコンを選択する等の
操作が大画面に比べて難しい。加えて、トラックボール
や感圧式のポインティングデバイスは、マウスに比較し
て細かい操作が困難な場合が多く、画面上のアイコン化
されたプログラムや機能ボタンを選択する等の操作に不
便であるなどの弊害があった。
【0006】尚、表示画面の面積がそれほど小さくなく
ても高解像度表示を行うと、選択されるアイコンやカー
ソルも小さく表示され、ポインティングデバイスによる
カーソル移動でアイコンを選択することが困難となっ
た。もちろん、高解像度にしてもアイコンやカーソル自
体を大きく表示することは可能であるが、それでは高解
像度表示にすることで、より多くの情報を表示しようと
する意図に反する。
【0007】本発明は、ポインティングデバイスによる
カーソルの移動において、表示画面上の所望位置を正確
に指示しなくともカーソルを所望位置に移動可能なカー
ソル制御方法及びそれを実現する情報処理装置を提供す
る。特に、コンピュータの表示画面上のプログラムアイ
コンや機能ボタンなどの表示位置に、操作者が正確にカ
ーソルを重ね合わせなくとも、カーソルがプログラムア
イコンや機能ボタンの表示位置に自動的に収束するよう
に重なる制御を行うことで、操作者に対する細かいオペ
レーティングの負荷を軽減し簡便にカーソル制御を行え
るようにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の情報処理装置は、任意の座標系の座標値を
受け入れる入力部および情報を表示するための表示部を
具備する情報処理装置において、前記表示部の画面上の
任意の座標位置に指示カーソルおよび任意の閉エリアで
ある複数のアイコンを表示する表示手段と、前記画面上
の指示カーソルを移動するために用いる座標入力手段
と、前記カーソルの表示座標から各アイコンの表示座標
までの距離の長短の比較に基づいて選択されたアイコン
に、前記指示カーソルを重ねて表示するよう制御する表
示制御手段とを備えることを特徴とし、操作者がカーソ
ルの移動を止めた後に自動的に、そのカーソルの画面上
の座標と任意のアイコンの座標位置までカーソルを移動
し、操作者のカーソルによるアイコン選択操作を助け
る。
【0009】該指示カーソルの表示座標と任意のアイコ
ンの表示座標との距離に対して、該指示カーソルの座標
を中心として見た方向による重み付けを行う第1重み付
け手段を更に備え、前記表示制御手段は、重み付けをし
た距離の長短の比較に基づいて選択されたアイコンの表
示座標に、該指示カーソルを重ねて表示し、操作者がカ
ーソルの移動を止めた後に、そのカーソルの画面上の座
標と任意のアイコンの座標位置までの直線距離を算出す
る一方、前記カーソルが動き出した点を始点として移動
を止めた点を終点とするベクトルを考えた時に、その方
向を基準として前記算出したそれぞれの距離に重み付け
をして、その重み付けをした値を比較して、前記カーソ
ルを異動するアイコンの座標を決定した後に、決定した
アイコンの座標位置にカーソルを移動し、操作者のカー
ソルによるアイコン選択操作を助ける。
【0010】また、該指示カーソルの表示座標と任意の
アイコンの表示座標との距離に対して、過去に該指示カ
ーソルを各アイコンに重ねた表示頻度により重み付けを
行う第2重み付け手段を更に備え、前記表示制御手段
は、重み付けをした距離の長短の比較に基づいて選択さ
れたアイコンの表示座標に、該指示カーソルを重ねて表
示し、操作者がカーソルの移動を止めた後、自動的に過
去において選択した回数により優先順位を付けて、優先
順位によりアイコンを選び、そのアイコンの座標位置ま
でカーソルを移動し操作者のカーソルによるアイコン選
択操作を助ける。
【0011】前記表示制御手段は、更に、該指示カーソ
ルが所定の範囲に位置していた場合に、該指示カーソル
を任意のアイコンの表示座標に重ねて表示し、操作者が
カーソルの移動を止めた後、自動的に予め設定した座標
位置までカーソルを移動し、操作者のカーソルによるア
イコン選択カーソル操作を助ける。又、本発明のカーソ
ル制御方法は、情報処理装置の表示画面上のカーソルを
制御するカーソル制御方法であって、前記画面上の任意
の座標位置にカーソル及び閉エリアである複数のアイコ
ンが表示されている場合に、座標入力手段からの前記画
面上のカーソルの移動先座標の指示に伴なって、該カー
ソルの座標位置を変更するステップと、前記カーソルの
座標と複数のアイコンの各座標に基づいて、前記カーソ
ルと各アイコンとの距離を算出するステップと、前記算
出された距離に基づいて選択されたアイコンに、前記カ
ーソルを重ねて表示するよう制御するステップとを備え
ることを特徴とする。
【0012】ここで、該指示カーソルの表示座標と任意
のアイコンの表示座標との距離に対して、該指示カーソ
ルの座標を中心として見た方向による重み付けを行うス
テップを更に備え、重み付けをした距離の長短の比較に
基づいて選択されたアイコンの表示座標に、該指示カー
ソルを重ねて表示する。また、該指示カーソルの表示座
標と任意のアイコンの表示座標との距離に対して、過去
に該指示カーソルを各アイコンに重ねた表示頻度により
重み付けを行うステップを更に備え、重み付けをした距
離の長短の比較に基づいて選択されたアイコンの表示座
標に、該指示カーソルを重ねて表示する。更に、該指示
カーソルが所定の範囲に位置していた場合に、該指示カ
ーソルを任意のアイコンの表示座標に重ねて表示する。
【0013】又、本発明のコンピュータ可読メモリは、
情報処理装置の表示画面上の任意の座標位置にカーソル
及び閉エリアである複数のアイコンが表示されている場
合に、該カーソルを制御するプログラムコードが格納さ
れたコンピュータ可読メモリであって、座標入力手段か
らの前記画面上のカーソルの移動先座標の指示に伴なっ
て、該カーソルの座標位置を変更するステップのコード
と、前記カーソルの座標と複数のアイコンの各座標に基
づいて、前記カーソルと各アイコンとの距離を算出する
ステップのコードと、前記算出された距離に基づいて選
択されたアイコンに、前記カーソルを重ねて表示するよ
う制御するステップのコードとを有することを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明のカーソル制御方法
の実施の形態を、カーソルを移動して表示画面上のアイ
コンを指示する場合を例に説明する。尚、本発明はアイ
コン指示に限定されず、カーソルによる表示画面上の所
望位置を指示する制御方法として広く応用が可能であ
り、これらも本発明に含まれる。
【0015】<本実施の形態の情報処理装置の構成例>
図1は本実施の形態の情報処理装置の構成例を示すブロ
ック図である。図1において、11は後述する制御フロ
ーを統括して情報処理装置のコントロールを司どるCP
Uである。18はCPU11が実行する制御プログラム
18aを格納するROM、19はCPU11が使用する
RAMであり、カーソルやアイコンの位置座標を格納す
る座標格納領域19aやカーソル位置と各アイコン位置
との距離を格納する距離格納領域19b、あるいは制御
プログラムが記憶媒体からダウンロードされて実行され
る場合のプログラムロード領域19cを含む。尚、以下
で示すように、座標格納領域19aと距離格納領域19
bとは1つのテーブルで実現されてもよい。20はフロ
ッピーディスク,ハードディスク,CDROM,MO,
ICカード,DVD等の上記記憶媒体のリード/ライト
を制御する外部記憶装置であり、記憶媒体には、少なく
ともカーソルやアイコンの位置座標を制御する座標制御
モジュール20aと、カーソル位置と各アイコン位置と
の距離を計算する距離計算モジュール20bと、カーソ
ルの表示を行うカーソル表示モジュール20cが格納さ
れている。
【0016】12は表示装置で、解像度640×480
ドットのLCDパネルで、カーソルやアイコンを表示す
る。13は表示制御部で、後述の座標入力装置14によ
り操作者が操作したカーソルや、任意の閉エリアである
アイコンの表示装置への出力を司る。14は座標入力装
置で、ここではトラックボールであり、操作者が直接操
作して表示装置12の画面上のカーソルの移動を行う。
17はクリックボタンで、トラックボール14の近くに
付いており、アイコンの選択指示のために用いられ、指
示カーソルを任意のアイコンに重ねた状態でこのクリッ
クボタンを押すことで前記アイコンを選択する。15は
座標入力制御部で、トラックボール14やクリックボタ
ン17からの入力を、CPU11で使用できるデータに
変換する。16は計時部、ここではリアルタイムクロッ
ク(以下、RTCとする)であり、操作者によるカーソ
ル移動が開始されたり停止されたりしたことを判断する
際の時間的なカウントに用いる。
【0017】<本実施の形態の情報処理装置の動作例> (第1の実施の形態)以下の実施の形態は、座標入力装
置により操作して移動終了したカーソルを、カーソル自
身の表示位置から任意のアイコンの表示位置である座標
に重ねて表示する(収束する)制御について説明したも
のであるが、ここでは一例として、一番近いアイコンの
表示位置である座標に重ねて表示する方法を説明する。
【0018】図2,図4,図6にLCDパネル表示画面
例を、図3,図5に座標格納領域19aと距離格納領域
19bとを兼ねるテーブルの内容を示す。図2におい
て、21はLCDパネル12の画面の輪郭を表してい
る。22は座標系の原点(0,0)であり、横軸をX
軸、縦軸をY軸とする。ここで、LCDパネル12の解
像度は横×縦=640ドット×480ドットであるの
で、Xの値は0から639、Yの値は0から479であ
る。23はカーソルで、この矢印は操作者がトラックボ
ール14を用いてLCDパネル12の画面上を移動させ
るものである。そして、矢印の先端の座標Aを本カーソ
ルの座標とする。24〜29はアイコンである。それぞ
れのアイコンにおいて、X軸,Y軸に平行な線分で囲ん
だ矩形領域を考え、その対角線の交点をそれぞれのアイ
コンの座標、即ち、座標H,座標I,座標J,座標K,
座標L,座標Mとする。
【0019】図3は図2の表示状態における座標及び距
離を示している。尚、座標値はカーソル及び各アイコン
の対応を示しており、図2を正確に示しているものでは
ない。尚、ここでカーソルが最短距離のアイコンMにい
きなり移動しないようにするためには、例えば、カーソ
ルをアイコンに移動するか否かの判断をするための距離
のしきい値を設けたり、クリックボタン17のクリック
等で制御すればよい。
【0020】図4において、31は、操作者がトラック
ボール14を用いて図2の座標Aの位置から移動終了し
た座標Bのカーソルである。この表示状態での座標及び
距離を図5に示す。カーソルに最も距離の近いアイコン
は、アイコンJである。図6において、41はカーソル
で、アイコンJの座標Jにカーソル自身の座標を一致さ
せ、アイコンとカーソルを重ねて表示した状態を示して
いる。
【0021】以下、図5に示す制御フローチャートを用
いて、動作手順の概要を説明する。動作手順において
は、操作者がトラックボールを用いて、図2中の座標A
(Xa,Ya)からカーソルの移動を開始し、図4の座
標B(Xb,Yb)でカーソル移動を止めたとする。こ
のときは、座標B(Xb,Yb)から、H(Xh,Y
h),I(Xi,Yi),J(Xj,Yj)…など画面
上の複数のアイコンの座標の内、直線的に最も近い座標
を求め、最も近い座標のアイコンへカーソルを移動す
る。
【0022】まず、ステップS51で、操作者により座
標入力装置であるトラックボール14が操作されたこと
によるカーソル移動開始の判断をする。RTC16によ
る単位時間内にカーソル座標が任意の設定値以上、変化
した時を移動開始とする。即ち、例えばカーソル座標が
書かれているレジスタの値を定期的にポーリングに行
き、別の汎用レジスタに保存しておいた前回ポーリング
した時の値とを比較して、その変化量が設定値以上であ
った時を移動開始とし、前記の前回ポーリングした時の
値をカーソル移動開始座標A(始点)とする。
【0023】そして、ステップS52で、随時トラック
ボールの操作により制御されるカーソル座標に従って、
表示画面中のカーソルの表示位置を制御する。操作者が
座標入力装置を任意に操作している間、ステップS53
では操作者によるトラックボール14の操作が停止され
たことによるカーソル移動停止の判断を行う。RTC1
6による単位時間内のカーソル座標が任意の値以下の変
化量になった時を移動停止とする。即ち、例えばカーソ
ル座標が書かれているレジスタの値を定期的にポーリン
グに行き、別の汎用レジスタに保存しておいた前回ポー
リングした時の値とを比較して、その変化量が設定値以
下であった時を移動停止とし、前記の前回ポーリングし
た時の値をカーソル移動停止座標B(終点)とする。
【0024】ステップS54では、カーソルが停止した
座標Bと各アイコンの座標H,I,J,K,L,Mとの
距離を、X−Y座標系において三平方の定理を用いて算
出する。ただし、ここでは全てのアイコンの座標を予め
記録した座標テーブルファイル(図3,図5参照)の先
頭の座標から順番に計算していくものとする。次に、ス
テップS55で算出値を順に比較して行くが、次に比較
する値がそれまでの最少の値以下であった時に新たな最
小値とし、全ての値を比較した後に最小値となった距離
にある座標を求め、カーソルの座標Bに最も近いアイコ
ンの座標とする。上記例のように、仮にアイコンJの座
標がカーソルのあるBの座標に最も近かったとすると、
ステップS56において、図6に示すようにカーソル停
止座標BからアイコンJの座標へカーソルを移動して表
示する。
【0025】ステップS57はリターンで、本制御の一
連の処理が呼び出されたスタートルーチンに戻る。一般
には、ここでトラックボールそばに付いているクリック
ボタン(選択ボタン)を押すと、図1の座標入力制御部
15によりクリックボタン17が押されたことを検出
し、それによって、アイコンJを選択してアイコンJに
予め関連付けてあったプログラムを起動する。
【0026】以上により、細かいところまで正確に操作
者が座標入力装置を操作してカーソルを操作しなくと
も、カーソルが最後に停止した位置から最も近い位置に
あるアイコンの位置にカーソル表示が重なる。これによ
り操作者の負担を減らし、簡便に任意のアイコンをカー
ソルにより選択することが可能となる。 (第2の実施の形態)以下の実施の形態は、座標入力装
置により操作して移動したカーソルを、カーソル自身の
表示位置からそれぞれのアイコンの表示位置までの距離
に対してカーソルの座標を中心とした方向による重み付
けをした結果により、任意のアイコンの表示位置である
座標に重ねて表示する(収束する)制御について説明す
る。
【0027】カーソル移動時のLCDパネルの表示の様
子を示したのが図8である。図8において、71の点線
が、座標Bを通り線分ABに垂直な直線であり、この図
で点線の左側の範囲が有効範囲となり、有効範囲内に座
標Hと座標IがあるアイコンHとアイコンIとが選択さ
れる。図9はこの時点でのカーソルと各アイコンの座
標、及び各アイコンが線分ABに垂直な直線71の左側
にあるとき“+”、右側にあるとき“−”で示されてい
る。
【0028】次に、アイコンHとアイコンIとから、図
10のように、座標Bに近いアイコンHが選ばれる。具
体的な手順を、図11に示す制御フローチャートを用い
て説明する。まず、ステップS61で、第1の実施の形
態同様、操作者により座標入力装置であるトラックボー
ル14が操作されたことによるカーソル移動開始の判断
をする。RTC16による単位時間内にカーソル座標が
任意の設定値以上、変化した時を移動開始とする。例え
ばカーソル座標が書かれているレジスタの値を定期的に
ポーリングに行き、別の汎用レジスタに保存しておいた
前回のポーリングした時の値とを比較して、その変化量
が設定値以上であった時を移動開始とし、前記の前回ポ
ーリングした時の値をカーソル移動開始座標A(始点)
とする。
【0029】そして、ステップS62で、随時トラック
ボールの操作により制御されるカーソル座標に従って、
表示画面中のカーソルの表示位置を制御する。操作者が
座標入力装置を任意に操作している間、ステップS63
では操作者によるトラックボール14の操作が停止され
たことによるカーソル移動停止の判断を行う。RTC1
6による単位時間内のカーソル座標が任意の値以下の変
化量になった時を移動停止とする。即ち、例えばカーソ
ル座標が書かれているレジスタの値を定期的にポーリン
グに行き、別の汎用レジスタに保存しておいた前回ポー
リングした時の値とを比較して、その変化量が設定値以
下であった時を移動停止とし、前記の前回ポーリングし
た時の値をカーソル移動停止座標B(終点)とする。
【0030】そして、ステップS64では、第1の実施
の形態の場合と異なり、全てのアイコンの座標と前記カ
ーソルの座標Bの距離を対等に比較するのではなく、例
えば以下のようにカーソルの座標からの距離を算出する
対象となるアイコンを選出する。そこで、座標Bを通
り、かつカーソル移動開始座標Aとカーソル移動座標B
を結んだ線分に垂直な直線が、表示画面を2つに分割し
た場合を考える。ここでは、カーソルが進んできた方向
に注目し、座標Aが含まれない範囲を有効範囲とする。
その時のLCDパネルの表示の様子を示したのが、上記
図8である。
【0031】ステップS65では、S64の有効範囲内
にあるアイコンを、X−Y座標系において図8の線分7
1の方程式と各アイコンの座標から数学的計算で求め
る。但し、ここでは全てのアイコンの座標を予め記録し
た座標テーブルファイルの先頭の座標から順番に計算し
て行くものとする。ここでは、アイコンHとアイコンI
が有効範囲内にある。
【0032】ステップS66では、カーソルが停止した
座標BとS65で求めた各アイコンの座標H,Iとの距
離を、X−Y座標系において三平方の定理を用いて算出
する。次に、ステップS67で算出値を順に比較して行
くが、次に比較する値がそれまでの最少の値以下であっ
た時に新たな最小値とし、全ての値を比較した後に最小
値となった距離にある座標を求め、カーソルの座標Bに
最も近いアイコンの座標とする。
【0033】上記例のように、仮にアイコンHの座標が
カーソルのあるBの座標に最も近かったとすると、ステ
ップS68において、カーソル停止座標Bからアイコン
Hの座標へ、カーソルを移動して表示する。その時のL
CDパネルの表示の様子を示したのが図10である。ス
テップS69はリターンで、本制御の一連の処理が呼び
出されたスタートルーチンに戻る。一般的には、ここで
トラックボールそばに付いているクリックボタン(選択
ボタン)を押すと、図1の座標入力制御部15によりク
リックボタンが押されたことを検出し、それによって、
アイコンHを選択してアイコンHに予め関連付けてあっ
たプログラムを起動する。
【0034】以上の第2の実施の形態により、第1の実
施の形態での効果に加え、カーソルの移動方向を加味す
ることで、操作者の間隔に適合した制御を行える可能性
を生み出す。 (第3の実施の形態)以下の実施の形態は、第1の実施
の形態に加え、過去に各アイコンが選択された頻度情報
により、座標入力装置を用いて移動したカーソルを、カ
ーソル自身の表示位置から任意のアイコンの表示位置で
ある座標に重ねて表示する(収束する)制御について説
明する。
【0035】図12は図4の表示状態における座標,頻
度及び距離/頻度の値の例を示している。具体的な手順
を、図13に示す制御フローチャートを用いて説明す
る。基本的な部分は前出の実施の形態と同様である。ま
ず、ステップS91で、操作者により座標入力装置であ
るトラックボール14が操作されたことによるカーソル
移動開始の判断をする。RTC16による単位時間内に
カーソル座標が任意の設定値以上、変化した時を移動開
始とする。即ち、例えばカーソル座標が書かれているレ
ジスタの値を定期的にポーリングに行き、別の汎用レジ
スタに保存しておいた前回ポーリングした時の値とを比
較して、その変化量が設定値以上であった時を移動開始
とし、前記の前回ポーリングした時の値をカーソル移動
開始座標A(始点)とする。
【0036】そして、ステップS92で、随時トラック
ボールの操作により制御されるカーソル座標に従って、
表示画面中のカーソルの表示位置を制御する。操作者が
座標入力装置を任意に操作している間、ステップS93
では操作者によるトラックボール14の操作が停止され
たことによるカーソル移動停止の判断を行う。RTC1
6による単位時間内のカーソル座標が任意の設定値以下
の変化量になった時を移動停止とする。即ち、例えばカ
ーソル座標が書かれているレジスタの値を定期的にポー
リングに行き、別の汎用レジスタに保存しておいた前回
ポーリングした時の値とを比較して、その変化量が設定
値以下であった時を移動停止とし、前記の前回ポーリン
グした時の値をカーソル移動停止座標B(終点)とす
る。
【0037】そしてステップS94では、第1の実施の
形態同様、カーソルが停止した座標Bと各アイコンの座
標H,I,J,K,L,Mとの距離を、X−Y座標系に
おいて三平方の定理を用いて算出する。但し、ここでは
全てのアイコンの座標を予め記録した座標テーブルファ
イルの先頭の座標から順番に計算して行くものとする。
【0038】次のステップS95では、ステップS94
で算出した値に、過去の選択頻度の逆数を掛け合わせ
る。ステップS96で、ステップS95で算出した各値
を順に比較して行くが、次に比較する値がそれまでの最
少の値以下であった時に新たな最小値とし、全ての値を
比較した後に最小値となった座標を求める。図12のよ
うに、仮にアイコンJの座標がカーソルのあるBの座標
に最も近かったとすると、ステップS97において、カ
ーソル停止座標BからアイコンJの座標へ、カーソルを
移動して表示する。
【0039】ステップS98では、操作者がトラックボ
ールそばに付いているクリックボタン(選択ボタン)を
押すことで、図1の座標入力制御部15によりクリック
ボタンが押されたことを検出すると同時に、操作者が選
択したアイコンの選択頻度情報に加算して記録する。ま
た、一般的には、アイコンJを選択するとアイコンJに
予め関連付けてあったプログラムを起動する。
【0040】ステップS99はリターンで、本制御の一
連の処理が呼び出されたスタートルーチンに戻る。以上
の第3の実施の形態により、第1の実施の形態での効果
に加え、過去にどのアイコンが選択されたかの履歴を利
用した重み付けをカーソルと各アイコンとの距離に対し
て施すことで、カーソルの座標Bに距離的に近いかどう
かと言う基準だけでなく、過去に良く選択されたかどう
かの頻度を加味することで、より、操作者の間隔に適合
した制御を行える可能性を生み出す。
【0041】(第4の実施の形態)以下の実施の形態
は、座標入力装置により操作して移動したカーソルが、
ある任意の座標にあった時、カーソル自身の表示位置か
ら、任意のアイコンの表示位置である座標に重ねて表示
する(収束する)制御について説明する。具体的手順
を、図10に示す制御フローチャートを用いて説明す
る。
【0042】まず、ステップS101で、第1、第2、
第3の実施の形態同様、操作者により座標入力装置であ
るトラックボール14が操作されたことによるカーソル
移動開始の判断をする。RTC16による単位時間内に
カーソル座標が任意の設定値以上変化した時を移動開始
とする。即ち、例えばカーソル座標が書かれているレジ
スタの値を定期的にポーリングに行き、別の汎用レジス
タに保存しておいた前回ポーリングした時の値とを比較
して、その変化量が設定値以上であった時を移動開始と
し、前記の前回ポーリングした時の値をカーソル移動開
始座標A(始点)とする。
【0043】そして、ステップS102で、随時トラッ
クボールの操作により制御されるカーソル座標に従っ
て、表示画面中のカーソルの表示位置を制御する。操作
者が座標入力装置を任意に操作している間、ステップS
103では操作者によるトラックボール14の操作が停
止されたことによるカーソル移動停止の判断を行う。R
TC16による単位時間内のカーソル座標が任意の設定
値以下の変化量になった時を移動停止とする。即ち、例
えばカーソル座標が書かれているレジスタの値を定期的
にポーリングに行き、別の汎用レジスタに保存しておい
た前回ポーリングした時の値とを比較して、その変化量
が設定値以下であった時を移動停止とし、前記の前回ポ
ーリングした時の値をカーソル移動停止座標C(終点)
とする。
【0044】図15にカーソルを移動停止した状態のL
CDパネル表示画面例を示す。図15において、111
は操作者がトラックボール14を用いて図2の座標Aの
位置から移動終了した座標Cである。112は(X,
Y)=(29,29),(X,Y)=(610,2
9),(X,Y)=(610,450),(X,Y)=
(29,450)の4つの座標を頂点とする仮想領域で
ある。113は表示画面の縁である。
【0045】そして、ステップS104では、カーソル
が移動停止した座標Cが、LCDパネルの表示画面の
端、ここでは、図15の仮想領域112の外側で、表示
画面の縁113に挟まれた領域に有るかどうかを判断す
る。もし、挟まれた領域に有る場合は、S105でカー
ソル停止座標Cから予め登録した任意のアイコンの座標
へカーソルを移動して表示する。
【0046】??ここでは仮に、アイコンKに移動した
ものとする。??逆に、挟まれた領域に無い場合はステ
ップS106で、図7のステップS54または図11の
ステップS64へ制御が進むものとする。ステップS1
07はリターンで、本制御の一連の処理が呼び出された
スタートルーチンに戻る。
【0047】以上の第4の実施の形態の付加により、第
1、第2、第3の実施の形態での効果に加え、カーソル
の移動後の座標値が画面上の何処に位置しているかを加
味することで、例えば上記のように表示画面の端などに
カーソルが来ていて操作者に対してカーソルが認識され
ずらかったり、表示画面端から任意のアイコンのところ
まで距離が有り、カーソルを移動するのが大変であった
りすることを防止し、操作者の負担を減らして簡便に任
意のアイコンをカーソルにより選択することが可能とな
る。
【0048】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。また、本発明の目的は、前述
した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。
【0049】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。プログラムコードを供給する
ための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,
ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−
ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカー
ド,ROMなどを用いることができる。
【0050】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0051】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0052】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図1のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
座標制御モジュール,距離計算モジュールおよびカーソ
ル表示モジュールの各モジュールのプログラムコードを
記憶媒体に格納すればよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポインティングデバイスによるカーソルの移動におい
て、表示画面上の所望位置を正確に指示しなくともカー
ソルを所望位置に移動可能なカーソル制御方法及びそれ
を実現する情報処理装置を提供できる。特に、コンピュ
ータの表示画面上のプログラムアイコンや機能ボタンな
どの表示位置に、操作者が正確にカーソルを重ね合わせ
なくとも、カーソルがプログラムアイコンや機能ボタン
の表示位置に自動的に収束するように重なる制御を行う
ことで、操作者に対する細かいオペレーティングの負荷
を軽減し簡便にカーソル制御を行えるようにする。
【0054】すなわち、操作者がカーソルの移動を止め
た後に自動的に、そのカーソルの画面上の座標と任意の
アイコンの座標位置までカーソルを移動し、操作者のカ
ーソルによるアイコン選択操作を助ける。又、カーソル
の画面上の座標と任意のアイコンの座標位置までの直線
距離を算出する一方、前記カーソルが動き出した点を始
点として移動を止めた点を終点とするベクトルを考えた
時に、その方向を基準として前記算出したそれぞれの距
離に重み付けをして、その重み付けをした値を比較し
て、前記カーソルを異動するアイコンの座標を決定した
後に、決定したアイコンの座標位置にカーソルを移動
し、操作者のカーソルによるアイコン選択操作を助け
る。又、自動的に過去において選択した回数により優先
順位を付けて、優先順位によりアイコンを選び、そのア
イコンの座標位置までカーソルを移動し操作者のカーソ
ルによるアイコン選択操作を助ける。更に、カーソルが
所定の範囲にある場合に、自動的に予め設定した座標位
置までカーソルを移動し、操作者のカーソルによるアイ
コン選択カーソル操作を助ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の情報処理装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施の形態における表示画面例を示す図であ
る。
【図3】図2の表示例における座標及び距離の記憶例を
示す図である。
【図4】第1の実施の形態におけるカーソル移動時の表
示画面例を示す図である。
【図5】図4の表示例における座標及び距離の記憶例を
示す図である。
【図6】第1の実施の形態におけるアイコン指示時の表
示画面例を示す図である。
【図7】第1の実施の形態における制御手順のフローチ
ャートである。
【図8】第2の実施の形態におけるカーソル移動時の表
示画面例を示す図である。
【図9】図8の表示例における座標,有効範囲及び距離
の記憶例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態におけるアイコン指示時の
表示画面例を示す図である。
【図11】第2の実施の形態における制御手順のフロー
チャートである。
【図12】図4の表示例における座標,頻度及び距離/
頻度の記憶例を示す図である。
【図13】第3の実施の形態における制御手順のフロー
チャートである。
【図14】第4の実施の形態における制御手順のフロー
チャートである。
【図15】第4の実施の形態におけるカーソル移動時の
表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 LCDパネル 13 表示制御部(ビデオカード) 14 トラックボール 15 座標入力制御部 16 クリックボタン 17 リアルタイムクロック(RTC) 18 ROM 19 RAM 20 外部記憶装置 23,31,41,81,111 カーソル 24〜29 アイコン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の座標系の座標値を受け入れる入力
    部および情報を表示するための表示部を具備する情報処
    理装置において、 前記表示部の画面上の任意の座標位置に指示カーソルお
    よび任意の閉エリアである複数のアイコンを表示する表
    示手段と、 前記画面上の指示カーソルを移動するために用いる座標
    入力手段と、 前記カーソルの表示座標から各アイコンの表示座標まで
    の距離の長短の比較に基づいて選択されたアイコンに、
    前記指示カーソルを重ねて表示するよう制御する表示制
    御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 該指示カーソルの表示座標と任意のアイ
    コンの表示座標との距離に対して、該指示カーソルの座
    標を中心として見た方向による重み付けを行う第1重み
    付け手段を更に備え、 前記表示制御手段は、重み付けをした距離の長短の比較
    に基づいて選択されたアイコンの表示座標に、該指示カ
    ーソルを重ねて表示することを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 該指示カーソルの表示座標と任意のアイ
    コンの表示座標との距離に対して、過去に該指示カーソ
    ルを各アイコンに重ねた表示頻度により重み付けを行う
    第2重み付け手段を更に備え、 前記表示制御手段は、重み付けをした距離の長短の比較
    に基づいて選択されたアイコンの表示座標に、該指示カ
    ーソルを重ねて表示することを特徴とする請求項1また
    は2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、更に、該指示カー
    ソルが所定の範囲に位置していた場合に、該指示カーソ
    ルを任意のアイコンの表示座標に重ねて表示することを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 情報処理装置の表示画面上のカーソルを
    制御するカーソル制御方法であって、 前記画面上の任意の座標位置にカーソル及び閉エリアで
    ある複数のアイコンが表示されている場合に、 座標入力手段からの前記画面上のカーソルの移動先座標
    の指示に伴なって、該カーソルの座標位置を変更するス
    テップと、 前記カーソルの座標と複数のアイコンの各座標に基づい
    て、前記カーソルと各アイコンとの距離を算出するステ
    ップと、 前記算出された距離に基づいて選択されたアイコンに、
    前記カーソルを重ねて表示するよう制御するステップと
    を備えることを特徴とするカーソル制御方法。
  6. 【請求項6】 該指示カーソルの表示座標と任意のアイ
    コンの表示座標との距離に対して、該指示カーソルの座
    標を中心として見た方向による重み付けを行うステップ
    を更に備え、重み付けをした距離の長短の比較に基づい
    て選択されたアイコンの表示座標に、該指示カーソルを
    重ねて表示することを特徴とする請求項5記載のカーソ
    ル制御方法。
  7. 【請求項7】 該指示カーソルの表示座標と任意のアイ
    コンの表示座標との距離に対して、過去に該指示カーソ
    ルを各アイコンに重ねた表示頻度により重み付けを行う
    ステップを更に備え、重み付けをした距離の長短の比較
    に基づいて選択されたアイコンの表示座標に、該指示カ
    ーソルを重ねて表示することを特徴とする請求項5また
    は6記載のカーソル制御方法。
  8. 【請求項8】 更に、該指示カーソルが所定の範囲に位
    置していた場合に、該指示カーソルを任意のアイコンの
    表示座標に重ねて表示することを特徴とする請求項5乃
    至7のいずれか1つに記載のカーソル制御方法。
  9. 【請求項9】 情報処理装置の表示画面上の任意の座標
    位置にカーソル及び閉エリアである複数のアイコンが表
    示されている場合に、該カーソルを制御するプログラム
    コードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、 座標入力手段からの前記画面上のカーソルの移動先座標
    の指示に伴なって、該カーソルの座標位置を変更するス
    テップのコードと、 前記カーソルの座標と複数のアイコンの各座標に基づい
    て、前記カーソルと各アイコンとの距離を算出するステ
    ップのコードと、 前記算出された距離に基づいて選択されたアイコンに、
    前記カーソルを重ねて表示するよう制御するステップの
    コードとを有することを特徴とするコンピュータ可読メ
    モリ。
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