JPH09190189A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH09190189A
JPH09190189A JP8001226A JP122696A JPH09190189A JP H09190189 A JPH09190189 A JP H09190189A JP 8001226 A JP8001226 A JP 8001226A JP 122696 A JP122696 A JP 122696A JP H09190189 A JPH09190189 A JP H09190189A
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music
tone
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JP8001226A
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Inventor
Katsuhiko Hayashi
克彦 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ装置におけるCPU負荷を小さくす
る。 【解決手段】 音楽データ格納器101と、音楽シーケ
ンサ102と、音楽シーケンサ102でタイミング制御
された演奏データを入力とする発音指示器103と、発
音指示器103によって発音内容を指示される楽音合成
器4と、楽音合成器4を音響信号に変換する音響出力器
105と、楽音合成器4の楽音合成チャンネルのアサイ
ン手順および合成チャンネル数が格納されているアサイ
ンデータ格納器111と、アサインデータ格納器111
からアサイン手順を読み出すアサインシーケンサ112
と、音楽シーケンサ102とアサインシーケンサ112
とにタイミング情報を与えるタイミング値発生器113
とを備え、あらかじめ、チャンネルアサインデータを格
納しておいて読み出すので、実時間でのチャンネルアサ
インが必要なくなりCPU負荷の小さなカラオケ装置が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ装置に関
し、特にシンセサイザ方式のカラオケ(以下、シンセカ
ラオケ)の演算負荷を小さくすることができるカラオケ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の進歩に伴い、各種
のカラオケ方式が提案されており、特に電子楽器と同様
の音源装置を用いたシンセサイザ方式のカラオケが注目
されるようになってきている。
【0003】シンセカラオケは、音源装置を一般にMI
DI(Musical Instrument DigitalInterface)と呼ば
れる演奏情報等に基づいて駆動し、カラオケ用のバック
ミュージックを発生するものであり、一般のカラオケ
(例えば、レーザーディスクのカラオケ)に較べて、1曲
の演奏に要するデータ量が非常に少ないことに特長があ
る。
【0004】シンセサイザ方式のこの特長は、演奏情報
をISDN(Integrated ServicesDigital Network)や
電話回線を伝送路として転送するシンセカラオケ(いわ
ゆる、通信カラオケ)や演奏情報を半導体メモリ等に格
納するタイプのシンセカラオケ等に生かされていて、今
後この分野でのシンセカラオケの成長が期待されてい
る。
【0005】反面、シンセサイザ方式のカラオケ装置で
はそのシステムを制御する中央演算処理装置(以下、C
PU(Central Processing Unit)と称す)の負荷が重
く、実用的なカラオケ装置には高価で高速なCPUが必
要になるという欠点が存在する。これは、シンセカラオ
ケが電子楽器の音源装置を用いて構成されており、音源
装置を楽譜情報に基づいて制御して音楽を生成するの
で、CPUが常に音源装置の発音状態等をモニタし、演
奏中の楽音がいきなり止まることなどないよう、聴覚的
に違和感を感じないように制御しなくてはならないため
である。
【0006】このような、従来のシンセサイザ方式のカ
ラオケ装置を図8に示し、以下に、その説明を行う。
【0007】図8において101は音楽データ格納器、
102は音楽シーケンサ、3はアサイナ、4は楽音合成
器、105は音響出力器、106は文字画像データ格納
器、108は文字画像シーケンサ、109は画像出力制
御器、110は画像出力器、113はタイミング値発生
器である。
【0008】音楽データ格納器101に記述されている
音楽データの構成は例えば標準MIDIフォーマットに
基づいていて、ヘッダ部と音楽シーケンス部とから構成
される。ヘッダ部にはその曲固有の情報として曲番号、
作曲者名、歌手名、等が格納され、音楽シーケンス部に
は、並行して同時に実行される複数種類のイベントが記
述されていて、楽音合成器4から演奏曲の楽音を発生さ
せるデータを時系列に記述してある。
【0009】音楽シーケンス部には、ノートイベント、
音色変更イベント、ピッチベンドイベントの各情報がそ
の発生タイミングと共に記述されている。ノートイベン
トには楽音合成器4の発生させようとする一つのチャン
ネル(CH)を指示するCHナンバ、ノート番号(音
高)、ベロシティ(音量)、符長が書き込まれている。音
色変更イベントにはCHナンバ、音色データが書き込ま
れている。ピッチベンドイベントには、CHナンバ、ピ
ッチベンド情報が書き込まれている。
【0010】図9は従来のカラオケ装置における文字画
像データの一例である。図10は従来のカラオケ装置に
おける音楽データと文字画像データによるカラオケ演奏
の説明図である。
【0011】文字画像データ格納器106には背景画像
選択情報、歌詞のフォントおよび色変わりタイミングが
時系列に記述してある。この時系列情報に従って画像出
力制御器109が画像を生成する。
【0012】図11は従来のカラオケ装置における楽音
合成器4の構成を示すブロック図である。図11におい
て、120は入力端子、121は分配器、121a、1
21b、121c、...、121o、121pは楽音
合成チャンネル、122は総和器、123は出力端子、
124は発音状態検出器、125は出力端子である。
【0013】以上のように構成された従来のカラオケ装
置について以下説明を行う。音楽シーケンサ102は音
楽データ格納器101から音楽データを順次読み出し、
音楽データの音楽シーケンス部に記述されているイベン
トとその発生タイミングを読み出す。音楽シーケンサ1
02にはタイミング値発生器113から時間情報が与え
られていて、この時間情報に基づいてイベント発生タイ
ミングを決定して、アサイナ3にイベントを与える。
【0014】アサイナ3は楽音合成器4の複数の楽音合
成チャンネルの発音状況を監視していて、演奏イベント
が与えられた時点で、複数の楽音合成チャンネルのどの
楽音合成チャンネルでイベントを実行するかを決定す
る。
【0015】この操作はたとえば以下のように行なわれ
る。楽音合成器4は複数の楽音合成チャンネルを有して
いる。楽音合成器4に入力端子120を介して与えられ
たイベントはアサイナ3が指定した楽音合成チャンネル
へ分配器121によって入力される。
【0016】複数の楽音合成チャンネルはその発音状態
を常に出力していて、これらは発音状態検出器124に
入力される。この状態値は出力端子125を介してアサ
イナ3にフィードバックされている。つまりアサイナ3
は全ての楽音合成チャンネルの発音状態をこれにより知
る事ができる。
【0017】アサイナ3は複数の楽音合成チャンネルの
中から、現在楽音を合成していないチャンネル(空きチ
ャンネル)を検出して新たなノートイベントに対し空き
チャンネルを割り当てて楽音を合成させる。空きチャン
ネルが無い場合、アサイナは幾つかの条件にしたがって
現在楽音を合成しているチャンネルの一つに合成の中止
を指示し、このチャンネルを用いて新たなノートイベン
トを処理するようにする。
【0018】このようにして複数の楽音合成チャンネル
で合成された楽音は総和器122で加算され出力端子1
23を介して音響出力器105に出力される。
【0019】楽音合成器4で合成された楽音は音響出力
器105によって音響信号に変換される。
【0020】一方、文字画像データ格納器106の格納
データは文字画像シーケンサ108によって読み出され
る。文字画像データ格納器106には背景画像選択情
報、歌詞の文字コードおよび色変わり等のタイミングが
時系列に記述してあり、文字画像シーケンサ108はこ
のタイミングに従って、画像出力制御器109に画像の
生成を指示する。
【0021】画像出力制御器109は背景画像データと
文字フォントを持っており、文字画像シーケンサ108
の指示に従って、映像信号を合成する。この様子を図9
および図10を用いてもう少し詳しく説明する。
【0022】時間t1で「ド」の音高で演奏されるのと
同時に文字「あ」の色変わりが始まる。時間t2に達す
るまで音高「ド」の音は発生されつづけ、この間に文字
「あ」の色変わりが完了する。時間t2で「ラ」の音高
で演奏されるのと同時に文字「し」の色変わりが始ま
る。時間t3に達するまで音高「ラ」の音は発生されつ
づけ、この間に文字「し」の色変わりが完了する。時間
t3で「ファ」の音高で演奏されるのと同時に文字
「た」の色変わりが始まる。時間t4に達するまで音高
「ファ」の音は発生されつづけ、この間に文字「た」の
色変わりが完了する。時間t4で「ソ」の音高で演奏さ
れるのと同時に文字「の」の色変わりが始まる。時間t
5に達するまで音高「ソ」の音は発生されつづけ、この
間に文字「の」の色変わりが完了する。
【0023】t5で背景映像(1)の表示は終了して、背
景映像(2)の表示に切り替わる。このような演奏と表示
の同期は音楽シーケンサ102と文字画像シーケンサ1
08にタイミング値発生器113からタイミングデータ
が与えられていることによって実現される。
【0024】画像出力制御器109で生成された映像信
号は、画像出力器(テレビ等)で可視化される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のカラオケ装置では、楽音合成器の複数のチャン
ネルに対するアサインを行なうために、アサイナに高速
な処理が要求される。したがって、アサイナを担当する
CPUには高速な動作が求められ、高価なCPUを採用
することになって、コストアップすることになってしま
う。
【0026】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、実時間でのチャンネルアサインが必要なくなり安価
なCPUで実現することができるカラオケ装置を提供す
るものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のカラオケ装置は、音楽シーケンサでタ
イミング制御された演奏データを第1の入力とする発音
指示器と、複数の楽音合成チャンネルを有し、発音指示
器による発音内容の指示に基づいて楽音を合成する楽音
合成器と、楽音合成器の楽音合成チャンネルのアサイン
手順が格納されているアサインデータ格納器と、アサイ
ンデータ格納器からアサイン手順を読み出すアサインシ
ーケンサと、音楽シーケンサとアサインシーケンサとに
タイミング情報を与えるタイミング値発生器とを備え、
発音指示器はアサインシーケンサの出力を第2の入力と
し、アサイン手順と演奏データとで発音内容を指示する
ものである。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は、音楽の演奏手順が格納
されている音楽データ格納器と、前記音楽データ格納器
から音楽の演奏手順を読み出す音楽シーケンサと、前記
音楽シーケンサでタイミング制御された演奏データを第
1の入力とする発音指示器と、前記発音指示器によって
発音内容を指示される複数の楽音合成チャンネルを有す
る楽音合成器と、前記楽音合成器の出力を音響信号に変
換する音響出力器と、前記楽音合成器の楽音合成チャン
ネルのアサイン手順が格納されているアサインデータ格
納器と、前記アサインデータ格納器からアサイン手順を
読み出すアサインシーケンサと、文字および画像データ
の表示手順が格納されている文字画像データ格納器と、
前記文字画像データ格納器から文字および画像データの
表示手順を読み出す文字画像シーケンサと、前記文字画
像シーケンサの出力に基づいて画像信号を生成する画像
出力制御器と、前記画像出力を可視化する画像出力器
と、前記音楽シーケンサとアサインシーケンサと文字画
像シーケンサとにタイミング情報を与えるタイミング値
発生器とを備え、前記発音指示器は前記アサインシーケ
ンサの出力を第2の入力とすることを特徴とするカラオ
ケ装置としたもので、これにより、あらかじめ、チャン
ネルアサインデータを格納しておいて読み出すので、実
時間でのチャンネルアサインが必要なくなる。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
るカラオケ装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、101は音楽データ格納器、102は音楽シー
ケンサ、103は発音指示器、4は楽音合成器、105
はスピーカ等の音響出力器、106は文字画像データ格
納器、108は文字画像シーケンサ、109は画像出力
制御器、110はTVモニター等の画像出力器、111
はアサインデータ格納器、112はアサインシーケン
サ、113はタイミング値発生器である。
【0030】音楽データ格納器101に記述されている
音楽データはヘッダ部と音楽シーケンス部とから成る。
ヘッダ部にはその曲固有の情報として曲番号、作曲者
名、歌手名等が格納され、音楽シーケンス部には、並行
して同時に実行される複数種類のイベントが記述されて
いて、楽音合成器4から演奏曲の楽音を発生させるデー
タを時系列に記述してある。
【0031】音楽シーケンス部には、ノートイベント、
音色変更イベント、ピッチベンドイベントの各情報がそ
の発生タイミングと共に記述されている。ノートイベン
トには楽音合成器4の発生させようとする一つのチャン
ネル(CH)を指示するCHナンバ、ノート番号(音
高)、ベロシティ(音量)、符長が書き込まれている。音
色変更イベントにはCHナンバ、音色データが書き込ま
れている。ピッチベンドイベントには、CHナンバ、ピ
ッチベンド情報が書き込まれている。
【0032】文字画像データ格納器106には背景画像
選択情報、歌詞のフォントおよび色変わりタイミングが
時系列に記述してある。この時系列情報に従って画像出
力制御器109が画像を生成する。アサインデータ格納
器111に記述されているアサインデータは従来のカラ
オケ装置でアサイナが出力していたチャンネルアサイン
情報が記述されている。図2はアサインデータ格納器1
11に格納されるアサインデータの一例の説明図であ
り、このアサインデータをアサインシーケンサが読み出
して、発音指示器103にアサイン情報を与える。
【0033】以上のように構成された本実施の形態にお
けるカラオケ装置の動作を説明する。
【0034】本実施の形態において、音楽データ格納器
101、音楽シーケンサ102、楽音合成器4、音響出
力器105、文字画像データ格納器106、文字画像シ
ーケンサ108、画像出力制御器109、タイミング値
発生器113、画像出力器110の構成と動作は従来の
カラオケ装置と同じであり、ここではこれらについての
説明は省略する。
【0035】従来のカラオケ装置と異なるのはアサイナ
3の代わりに発音指示器103を設け、さらにアサイン
データ格納器111、アサインシーケンサ112を設け
た点である。
【0036】このようにすることによって、どのように
従来のカラオケ装置と動作が異なるか以下に説明する。
【0037】従来のカラオケ装置のアサイナ3が図2
(a)のような演奏を行うために、図2(b)のようにチャ
ンネルアサインを行うとする。
【0038】図2(b)に記載している数字8、10、1
1、22、…、19、25はアサイナ3がアサインした
楽音合成チャンネルの番号である。このアサインする楽
音合成チャンネルの番号はアサインデータ格納器111
に図2(c)のように格納される。
【0039】アサインシーケンサ112は、音楽シーケ
ンサ102、文字画像シーケンサ108と同様にタイミ
ング値発生器113のタイミングデータに同期してアサ
インデータ格納器111からアサインデータを読み出
す。
【0040】発音指示器103は音楽シーケンサ102
から新たなノートイベントを受け取る毎にアサインシー
ケンサ112から、このノートイベントに対して楽音の
合成を指示するチャンネルを決定するために、楽音合成
チャンネルのアサイン情報を受取り、このアサイン情報
に対して楽音合成器4に楽音の合成を指示するので、ノ
ートイベントの発生に合わせて実時間で楽音合成チャン
ネルをアサインする必要がなく、したがって高速にリア
ルタイム処理しなくてよくなる。
【0041】以上のように本実施の形態によれば、音楽
データ格納器101と音楽シーケンサ102と楽音合成
器4と音響出力器105と文字画像データ格納器106
と文字画像シーケンサ108と画像出力制御器109と
タイミング値発生器113と画像出力器110とを従来
のカラオケ装置と同様に設け、さらにアサイナ3の代わ
りに発音指示器103を設け、さらにアサインデータ格
納器111、アサインシーケンサ112を設けることに
より、従来アサイナ3で行っていた実時間でのアサイン
が不要になる。すなわち、アサイナを実現するために、
高速のCPUを用いなくてもよくなって、発音指示器1
03を担当するCPUを安価なものにすることができ、
その結果、従来と同様の品質のカラオケ装置を廉価に実
現することができる。
【0042】なお、本実施の形態における楽音合成器4
は、図11に示す発音状態検出器124を必要としない
ので、その出力は用いなくてもよい。よって、楽音合成
器4は、発音状態検出器124を省いた構成としてもよ
い。
【0043】(実施の形態2)つぎに本発明の実施の形
態2について、図面を参照しながら説明する。
【0044】図3は本発明の実施の形態2におけるカラ
オケ装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、101は音楽データ格納器、102は音楽シーケン
サ、103は発音指示器、104は楽音演算合成器、1
05は音響出力器、106は文字画像データ格納器、1
07はタイミング調整器、108は文字画像シーケン
サ、109は画像出力制御器、110は画像出力器、1
11はアサインデータ格納器、112はアサインシーケ
ンサ、113はタイミング値発生器、114はFIFO
メモリである。
【0045】音楽データ格納器101に記述されている
音楽データはヘッダ部と音楽シーケンス部とからなる。
ヘッダ部にはその曲固有の情報として曲番号、作曲者
名、歌手名等が格納され、音楽シーケンス部には、並行
して同時に実行される複数種類のイベントが記述されて
いて、楽音演算合成器104から演奏曲の楽音を発生さ
せるデータを時系列に記述してある。
【0046】音楽シーケンス部には、ノートイベント、
音色変更イベント、ピッチベンドイベントの各情報がそ
の発生タイミングと共に記述されている。ノートイベン
トには楽音演算合成器104の発生させようとする一つ
のチャンネル(CH)を指示するCHナンバ、ノート番
号(音高)、ベロシティ(音量)、符長が書き込まれてい
る。音色変更イベントにはCHナンバ、音色データが書
き込まれている。ピッチベンドイベントには、CHナン
バ、ピッチベンド情報が書き込まれている。
【0047】文字画像データ格納器106には背景画像
選択情報、歌詞のフォントおよび色変わりタイミングが
時系列に記述してある。この時系列情報に従って画像出
力制御器109が画像を生成する。アサインデータ格納
器111に記述されているアサインデータは従来のカラ
オケ装置でアサイナが出力していたチャンネルアサイン
情報が記述されている。
【0048】アサインデータ格納器111には本発明の
実施の形態1と同様にアサインデータが格納されてい
る、このアサインデータをアサインシーケンサ112が
読み出して、発音指示器103にアサイン情報を与え
る。
【0049】図4は本実施の形態における楽音演算合成
器104の構成を示すブロック図である。図4におい
て、201は入力端子、202は演算装置、203は切
り換え器、204a、204bはメモリ、205は切り
換え器、206はデータ転送器、207は出力端子、2
08は反転器である。
【0050】以上のように構成された実施の形態2にお
けるカラオケ装置の動作を説明する。
【0051】本実施の形態において、音楽データ格納器
101、音楽シーケンサ102、音響出力器105、文
字画像データ格納器106、文字画像シーケンサ10
8、画像出力制御器109、タイミング値発生器11
3、画像出力器110、発音指示器103、アサインシ
ーケンサ112、アサインデータ格納器111の構成と
動作は本発明の実施の形態1のカラオケ装置と同じであ
り、ここではこれらについての説明は省略する。
【0052】実施の形態1によるカラオケ装置と異なる
のは、楽音合成器4の代わりに楽音演算合成器104を
設け、さらにタイミング調整器107を文字画像データ
格納器106と文字画像シーケンサ108の間に設け、
FIFOメモリ114を楽音演算合成器104と音響出
力器105の間に設けた点である。
【0053】このように構成したカラオケ装置がどのよ
うに動作するかを以下に説明する。まず最初に、楽音演
算合成器104の動作を説明する。入力端子201に発
音指示データが与えられると、演算装置202が楽音の
合成を行う。演算装置202が行う楽音合成は、楽音合
成器4が行う楽音合成とほぼ等価である。楽音合成器4
と異なるのは、演算装置202は汎用の演算装置であ
り、従来、楽音合成器4でハードウエアとして実現され
ていた合成アルゴリズムをソフトウエアで実現する点で
ある。
【0054】このため、従来の楽音合成器4が一般に合
成する楽音の標本化周波数に同期して楽音合成を行って
いるのに対して、楽音演算合成器104の行う楽音合成
は必ずしも楽音の標本化周波数と一致しない。
【0055】このため、演算装置202が合成した楽音
は切り換え器203を介して、一定量をメモリ204a
および204bに蓄積され、さらにメモリ204aおよ
び204bに蓄積された楽音は切り換え器205を介し
てデータ転送器206が読み出し、出力端子207から
FIFOメモリ114へ出力される。
【0056】FIFOメモリ114から標本化周期に同
期してデータを取り出すことにより、従来の楽音合成器
4とほぼ等価な楽音合成出力を得るようにしている。
【0057】切り換え器203、205に与える切り換
え制御信号は反転器208によって互いに逆相になるよ
うにしてあり、一方のメモリに演算装置202がデータ
を書き込んでいる間、他方のメモリのデータがFIFO
メモリ114に出力されるようになっている。
【0058】このように、楽音合成器4の代わりに楽音
演算合成器104を設けるのは、楽音演算合成器104
の場合、楽音合成アルゴリズムがソフトウエア的に実現
されるため、楽音合成アルゴリズムの変更が容易に実現
できるという利点があるためである。ただし、楽音演算
合成器104の場合、楽音合成器4と違い、その出力に
メモリがあるため、このメモリ容量分だけ出力に遅延が
発生する。
【0059】すなわち、図5に示すように、文字画像の
出力に対して、楽音の演奏だけがメモリによる遅延Δt
だけ遅れてしまうことになる。
【0060】タイミング調整器107はこの遅れ時間Δ
tをキャンセルするように働く。すなわち、文字画像デ
ータ格納器106から読み出されたデータはタイミング
調整器107によりΔtだけ遅延が与えられ文字画像シ
ーケンサ108に与えられる。
【0061】このようにすることによって、図6に示す
ように文字画像の出力もΔt遅れることになり、楽音の
演奏のメモリによる遅延Δtとキャンセルされて、音楽
の演奏と文字画像の出力のタイミングが一致する。
【0062】以上のように本実施の形態によれば、音楽
データ格納器101と音楽シーケンサ102と音響出力
器105と文字画像データ格納器106と文字画像シー
ケンサ108と画像出力制御器109とタイミング値発
生器113と画像出力器110と発音指示器103とア
サインデータ格納器111とアサインシーケンサ112
とを設け、さらに楽音合成器4に代わり楽音演算合成器
104を設け、さらにタイミング調整器107とFIF
Oメモリ114とを設けることにより、実施の形態1に
おける効果に加えて、楽音合成のアルゴリズムを柔軟に
変更できるようになると共に、演算合成時に生じる時間
遅れをタイミング調整器107で等価的に吸収でき、楽
音合成アルゴリズムの変更可能なカラオケ装置を実現す
ることができる。
【0063】なお、本実施の形態においてタイミング調
整器107は文字画像データ格納器106の出力データ
を遅延させるとしたが、文字画像データ格納器106の
出力データの時間指示値を加工し、等価的に遅延が得ら
れるようにしてもよく、さらに遅延時間が一定なシステ
ムでは予め遅延時間を見込んだデータを文字画像データ
格納器106に格納しておいてもよい。
【0064】また、文字画像シーケンサ108にタイミ
ング値発生器113が与えているタイミング情報を加工
して同様の遅延を得ることができるのは言うまでもな
い。
【0065】(実施の形態3)つぎに本発明の実施の形
態3について、図面を参照しながら説明する。
【0066】図7は本実施の形態におけるカラオケ装置
の構成を示すブロック図である。図7において、101
は音楽データ格納器、102は音楽シーケンサ、103
は発音指示器、304は可変楽音演算合成器、105は
音響出力器、106は文字画像データ格納器、107は
タイミング調整器、108は文字画像シーケンサ、10
9は画像出力制御器、110は画像出力器、111はア
サインデータ格納器、112はアサインシーケンサ、1
13はタイミング値発生器、114はFIFOメモリで
ある。
【0067】音楽データ格納器101に記述されている
音楽データはヘッダ部と音楽シーケンス部とからなる。
ヘッダ部にはその曲固有の情報として曲番号、作曲者
名、歌手名、等が格納され、音楽シーケンス部には、並
行して同時に実行される複数種類のイベントが記述され
ていて、可変楽音演算合成器304から演奏曲の楽音を
発生させるデータを時系列に記述してある。
【0068】音楽シーケンス部には、ノートイベント、
音色変更イベント、ピッチベンドイベントの各情報がそ
の発生タイミングと共に記述されている。ノートイベン
トには可変楽音演算合成器304の発生させようとする
一つのチャンネル(CH)を指示するCHナンバ、ノー
ト番号(音高)、ベロシティ(音量)、符長が書き込まれて
いる。音色変更イベントにはCHナンバ、音色データが
書き込まれている。ピッチベンドイベントには、CHナ
ンバ、ピッチベンド情報が書き込まれている。
【0069】文字画像データ格納器106には背景画像
選択情報、歌詞のフォントおよび色変わりタイミングが
時系列に記述してある。この時系列情報に従って画像出
力制御器109が画像を生成する。アサインデータ格納
器111に記述されているアサインデータは従来のカラ
オケ装置でアサイナが出力していたチャンネルアサイン
情報が記述されている。
【0070】アサインデータ格納器111には本発明の
他の実施の形態と同様にアサインデータが格納されてい
るが、本実施の形態ではこのアサインデータにアサイン
されるチャンネル番号のみでなく、その時点で必要な楽
音合成チャンネル数も同時に格納されている、このアサ
インデータをアサインシーケンサ112が読み出して、
発音指示器103にアサイン情報を与える。
【0071】以上のように構成された本発明の実施の形
態3におけるカラオケ装置の動作を説明する。
【0072】本実施の形態において、音楽データ格納器
101、音楽シーケンサ102、音響出力器105、文
字画像データ格納器106、文字画像シーケンサ10
8、画像出力制御器109、タイミング値発生器11
3、画像出力器110、発音指示器103、アサインシ
ーケンサ112、タイミング調整器107、FIFOメ
モリ114の構成と動作は本発明の他の実施の形態のカ
ラオケ装置と同じであり、ここではこれらについての説
明は省略する。
【0073】実施の形態1によるカラオケ装置と異なる
のは、楽音合成器4の代わりに可変楽音演算合成器30
4を設けていて、この可変楽音演算合成器304にアサ
インシーケンサ112からデータが渡せるように構成さ
れている点である。
【0074】このように構成したカラオケ装置がどのよ
うに動作するかを以下に説明する。本実施の形態のアサ
インデータ格納器111には、特定のノートイベントの
処理が必要になった時点で、いくつの楽音合成チャンネ
ルが必要であるか(必要チャンネル数)も記述されてい
る。アサインシーケンサ112はこの必要チャンネル数
を可変楽音演算合成器304に入力する。
【0075】可変楽音演算合成器304は、楽音演算合
成器104と同様の構成であるが、必要チャンネル数が
入力されることにより、常に演奏に必要なチャンネル数
分だけの楽音合成がアクティブになる。
【0076】したがって、単純に一定チャンネル数の楽
音演算合成を行う楽音演算合成器104よりも演算余裕
が大きくなり、この余裕をシステムの他の制御に使用す
れば、同じコストでより高機能なカラオケ装置を実現す
ることができるようになる。
【0077】以上のように本実施の形態によれば、音楽
データ格納器101と音楽シーケンサ102と可変楽音
演算合成器304と音響出力器105と文字画像データ
格納器106と文字画像シーケンサ108と画像出力制
御器109とタイミング値発生器113と画像出力器1
10と発音指示器103とアサインデータ格納器111
とアサインシーケンサ112とタイミング調整器107
とFIFOメモリ114とを設け、さらに楽音演算合成
器104の代わりに可変楽音演算合成器304を設ける
ことにより、実施の形態1の効果に加えて、楽音合成の
アルゴリズムを柔軟に変更できるようになると共に、演
算合成時に生じる時間遅れをタイミング調整器107で
等価的に吸収でき、かつ単純に一定チャンネル数の楽音
演算合成を行う楽音演算合成器を用いるカラオケ装置よ
りも演算余裕が大きくなり、この余裕をシステムの他の
制御に使用することで同じコストでより高機能なカラオ
ケ装置を実現することができるようになる。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、音楽シー
ケンサでタイミング制御された演奏データを第1の入力
とする発音指示器と、複数の楽音合成チャンネルを有
し、発音指示器による発音内容の指示に基づいて楽音を
合成する楽音合成器と、楽音合成器の楽音合成チャンネ
ルのアサイン手順が格納されているアサインデータ格納
器と、アサインデータ格納器からアサイン手順を読み出
すアサインシーケンサと、音楽シーケンサとアサインシ
ーケンサとにタイミング情報を与えるタイミング値発生
器とを備え、発音指示器はアサインシーケンサの出力を
第2の入力とし、アサイン手順と演奏データとで発音内
容を指示することで、あらかじめ、チャンネルアサイン
データを格納しておいて読み出すので、実時間でのチャ
ンネルアサインが必要なくなる。
【0079】また、楽音合成器を楽音演算合成器とし、
タイミング調整器およびFIFOメモリを備えること
で、演算合成時に生じる時間遅れをタイミング調整器で
等価的に吸収できるので、楽音合成のアルゴリズムが柔
軟に変更できるようになる。
【0080】さらに、楽音演算合成器を可変楽音演算合
成器として、あらかじめ、必要な楽音合成チャンネル数
をアサインデータとして格納しておいて読み出すので、
実時間でダイナミックに楽音合成チャンネル数を増減さ
せることができ、結果としてカラオケ装置よりも演算余
裕を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるカラオケ装置の
構成を示すブロック図
【図2】同カラオケ装置のアサインデータ格納器に格納
されるアサインデータの一例の説明図
【図3】本発明の実施の形態2におけるカラオケ装置の
構成を示すブロック図
【図4】同カラオケ装置の楽音演算合成器の構成を示す
ブロック図
【図5】同カラオケ装置においてタイミング調整器のな
い場合の動作タイミングの説明図
【図6】同カラオケ装置の動作タイミングの説明図
【図7】本発明の実施の形態3におけるカラオケ装置の
構成を示すブロック図
【図8】従来のシンセサイザ方式のカラオケ装置の構成
を示すブロック図
【図9】従来のカラオケ装置における文字画像データの
一例を示す図
【図10】従来のカラオケ装置における音楽データと文
字画像データによるカラオケ演奏の説明図
【図11】従来のカラオケ装置における楽音合成器の構
成を示すブロック図
【符号の説明】
4 楽音合成器 101 音楽データ格納器 102 音楽シーケンサ 103 発音指示器 105 音響出力器 106 文字画像データ格納器 108 文字画像シーケンサ 109 画像出力制御器 110 画像出力器 111 アサインデータ格納器 112 アサインシーケンサ 113 タイミング値発生器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽の演奏手順が格納されている音楽デ
    ータ格納器と、前記音楽データ格納器から音楽の演奏手
    順を読み出す音楽シーケンサと、前記音楽シーケンサで
    タイミング制御された演奏データを第1の入力とする発
    音指示器と、前記発音指示器によって発音内容を指示さ
    れる複数の楽音合成チャンネルを有する楽音合成器と、
    前記楽音合成器の出力を音響信号に変換する音響出力器
    と、前記楽音合成器の楽音合成チャンネルのアサイン手
    順が格納されているアサインデータ格納器と、前記アサ
    インデータ格納器からアサイン手順を読み出すアサイン
    シーケンサと、文字および画像データの表示手順が格納
    されている文字画像データ格納器と、前記文字画像デー
    タ格納器から文字および画像データの表示手順を読み出
    す文字画像シーケンサと、前記文字画像シーケンサの出
    力に基づいて画像信号を生成する画像出力制御器と、前
    記画像信号を可視化する画像出力器と、前記音楽シーケ
    ンサとアサインシーケンサと文字画像シーケンサとにタ
    イミング情報を与えるタイミング値発生器とを備え、前
    記発音指示器は前記アサインシーケンサの出力を第2の
    入力とすることを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 音楽の演奏手順が格納されている音楽デ
    ータ格納器と、前記音楽データ格納器から音楽の演奏手
    順を読み出す音楽シーケンサと、前記音楽シーケンサで
    タイミング制御された演奏データを第1の入力とする発
    音指示器と、前記発音指示器によって発音内容を指示さ
    れる複数の楽音合成チャンネルを有する楽音演算合成器
    と、前記楽音演算合成器の出力を音響信号に変換する音
    響出力器と、前記楽音演算合成器の楽音合成チャンネル
    のアサイン手順が格納されているアサインデータ格納器
    と、前記アサインデータ格納器からアサイン手順を読み
    出すアサインシーケンサと、文字および画像データの表
    示手順が格納されている文字画像データ格納器と、前記
    文字画像データ格納器から文字および画像データの表示
    手順を読み出す文字画像シーケンサと、前記文字画像シ
    ーケンサの出力に基づいて画像信号を生成する画像出力
    制御器と、前記画像信号を可視化する画像出力器と、前
    記音楽シーケンサとアサインシーケンサと文字画像シー
    ケンサとにタイミング情報を与えるタイミング値発生器
    とを備え、前記発音指示器は前記アサインシーケンサの
    出力を第2の入力とすることを特徴とするカラオケ装
    置。
  3. 【請求項3】 音楽の演奏手順が格納されている音楽デ
    ータ格納器と、前記音楽データ格納器から音楽の演奏手
    順を読み出す音楽シーケンサと、前記音楽シーケンサで
    タイミング制御された演奏データを第1の入力とする発
    音指示器と、前記発音指示器によって発音内容を指示さ
    れチャンネル数が可変な複数の楽音合成チャンネルを有
    する可変楽音演算合成器と、前記可変楽音演算合成器の
    出力を音響信号に変換する音響出力器と、前記可変楽音
    演算合成器の楽音合成チャンネルのアサイン手順および
    合成チャンネル数が格納されているアサインデータ格納
    器と、前記アサインデータ格納器からアサイン手順を読
    み出すアサインシーケンサと、文字および画像データの
    表示手順が格納されている文字画像データ格納器と、前
    記文字画像データ格納器から文字および画像データの表
    示手順を読み出す文字画像シーケンサと、前記文字画像
    シーケンサの出力に基づいて画像信号を生成する画像出
    力制御器と、前記画像信号を可視化する画像出力器と、
    前記音楽シーケンサとアサインシーケンサと文字画像シ
    ーケンサとにタイミング情報を与えるタイミング値発生
    器とを備え、前記発音指示器は前記アサインシーケンサ
    の出力を第2の入力とし、前記可変楽音演算合成器の合
    成チャンネル数が前記アサインシーケンサの出力で制御
    されることを特徴とするカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 音楽の演奏手順が格納されている音楽デ
    ータ格納器と、前記音楽データ格納器から音楽の演奏手
    順を読み出す音楽シーケンサと、前記音楽シーケンサで
    タイミング制御された演奏データを第1の入力とする発
    音指示器と、前記発音指示器によって発音内容を指示さ
    れる複数の楽音合成チャンネルを有する楽音演算合成器
    と、前記楽音演算合成器の出力をバッファするFIFO
    メモリと、前記FIFOメモリの出力を音響信号に変換
    する音響出力器と、文字および画像データの表示手順が
    格納されている文字画像データ格納器と、前記文字画像
    データ格納器の出力のタイミングを調整するタイミング
    調整器と、前記タイミング調整器から文字および画像デ
    ータの表示手順を読み出す文字画像シーケンサと、前記
    文字画像シーケンサの出力に基づいて画像信号を生成す
    る画像出力制御器と、前記画像出力を可視化する画像出
    力器と、前記音楽シーケンサと文字画像シーケンサとに
    タイミング情報を与えるタイミング値発生器とを備え、
    前記発音指示器は前記アサインシーケンサの出力を第2
    の入力とすることを特徴とするカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 音楽の演奏手順が格納されている音楽デ
    ータ格納器と、前記音楽データ格納器から音楽の演奏手
    順を読み出す音楽シーケンサと、前記音楽シーケンサで
    タイミング制御された演奏データを第1の入力とする発
    音指示器と、前記発音指示器によって発音内容を指示さ
    れチャンネル数が可変な複数の楽音合成チャンネルを有
    する可変楽音演算合成器と、前記可変楽音演算合成器の
    出力をバッファするFIFOメモリと、前記FIFOメ
    モリの出力を音響信号に変換する音響出力器と、前記可
    変楽音演算合成器の楽音合成チャンネルのアサイン手順
    および合成チャンネル数が格納されているアサインデー
    タ格納器と、前記アサインデータ格納器からアサイン手
    順を読み出すアサインシーケンサと、文字および画像デ
    ータの表示手順が格納されている文字画像データ格納器
    と、前記文字画像データ格納器の出力のタイミングを調
    整するタイミング調整器と、前記タイミング調整器から
    文字および画像データの表示手順を読み出す文字画像シ
    ーケンサと、前記文字画像シーケンサの出力に基づいて
    画像信号を生成する画像出力制御器と、前記画像出力を
    可視化する画像出力器と、前記音楽シーケンサとアサイ
    ンシーケンサと文字画像シーケンサとにタイミング情報
    を与えるタイミング値発生器とを備え、前記発音指示器
    は前記アサインシーケンサの出力を第2の入力とし、前
    記可変楽音演算合成器の合成チャンネル数が前記アサイ
    ンシーケンサの出力で制御されることを特徴とするカラ
    オケ装置。
  6. 【請求項6】 楽音演算合成器は、発音指示器からの発
    音内容に基づき楽音を演算合成する演算装置と、前記演
    算装置の出力を複数に分配する第1の切り換え器と、前
    記第1の切り換え器の出力データを格納する複数のメモ
    リと、前記複数のメモリの出力のうちの1つのメモリの
    出力を選択する第2の切り換え器と、前記第2の切り換
    え器で選択されたメモリのデータを読み出して、出力す
    るデータ転送器とを備えたことを特徴とする請求項2ま
    たは4に記載のカラオケ装置。
  7. 【請求項7】 可変楽音演算合成器は、発音指示器から
    の発音内容に基づき楽音を演算合成し、かつアサインシ
    ーケンサからの合成チャンネル数に基づき楽音合成チャ
    ンネル数を増減する演算装置と、前記演算装置で演算合
    成された出力を複数に分配する第1の切り換え器と、前
    記第1の切り換え器の出力データを格納する複数のメモ
    リと、前記複数のメモリの出力のうちの1つのメモリの
    出力を選択する第2の切り換え器と、前記第2の切り換
    え器で選択されたメモリのデータを読み出して、出力す
    るデータ転送器とを備えたことを特徴とする請求項3ま
    たは5に記載のカラオケ装置。
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