JPH09188296A - 可変ピッチプロペラ船の主機出力モニター装置 - Google Patents

可変ピッチプロペラ船の主機出力モニター装置

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JPH09188296A
JPH09188296A JP1196096A JP1196096A JPH09188296A JP H09188296 A JPH09188296 A JP H09188296A JP 1196096 A JP1196096 A JP 1196096A JP 1196096 A JP1196096 A JP 1196096A JP H09188296 A JPH09188296 A JP H09188296A
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JP
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pitch
shaft
horsepower
pitch angle
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JP1196096A
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English (en)
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Tsutomu Ikeda
勉 池田
Noritane Chiba
規胤 千葉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主機の馬力、毎分回転数、及びプ
ロペラのピッチ角を、表示器の画像上に、正確かつ迅速
に表示し、しかも所期性能と対比して検知することがで
きる装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 可変ピッチプロペラのピッチ角を検出す
る角度計3と、回転速度を検出する回転計4と、回転軸
のねじれ角を検出する軸捩計6と、解析処理装置7と、
表示器16を有し、前記解析処理装置7は、ピッチ角算
出手段8と、ピッチ角作画手段9と、回転速度算出手段
10と、トルク算出手段11と、軸馬力算出手段12
と、回転速度・軸馬力作画手段13と、所期性能作画手
段14と、ピッチ差算出手段15とからなり、前記表示
器16は、作画手段9からの信号と、作画手段13から
の信号と、作画手段14からの信号を入力し、表示する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変ピッチプロペ
ラ装備船の主機馬力及びプロペラピッチ角設定のための
モニター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、可変ピッチプロペラ装備船の場
合、主機及び可変ピッチプロペラ(以後、略してCPP
ともいう)の運転は下記の方法で行われている。 (1)可変ピッチプロペラ(CPP)のピッチ角を一定
にして、主機の回転速度を変更する方法。 (2)主機の回転速度を一定にして、可変ピッチプロペ
ラ(CPP)のピッチ角を変更する方法。 (3)主機の回転速度、及び可変ピッチプロペラ(CP
P)のピッチ角の両方を変更する方法。 の3通りで運転されている。
【0003】その運転については、マニアルが用意され
ており、そのマニアルに沿って行われるが、定常運航
(例えば主機負荷常用)への主機馬力及び可変ピッチプ
ロペラ(CPP)のピッチ角の設定については、(1)
主機の回転速度を検知するとともに、(2)可変ピッチ
プロペラ(CPP)のピッチ角を検知して、予め用意さ
れた特性チャートにより、主機馬力を推測しながら調整
設定をしている。
【0004】その場合、図5に示すチャート(回転速
度、プロペラのピッチ角、主機馬力の関係を示す所期性
能カーブ)により、主機の回転速度を一定にして、可変
ピッチプロペラ(CPP)のピッチ角を変更しながら主
機馬力を設定するか、又はその逆に、ピッチ角を一定に
して、主機の回転速度を変更しながら主機馬力が設定さ
れる。
【0005】そのときの主機馬力値は指示計により得ら
れている。つぎに、図6に示す主機運転許容範囲におい
て、上記で得られた回転速度と主機馬力値を照合して、
現在点の運転ポイントが確認される。この一連の操作を
繰り返すことによって、所定の主機馬力になるように、
回転速度とピッチ角が設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法により
設定された主機馬力によって船舶が運行されれば、主機
は無理無く安全に運転することが出来る。しかし、 (1)主機の回転速度、及び可変ピッチプロペラ(CP
P)のピッチ角の設定作業が迅速に出来ない。 (2)運転状態の主機の負荷の程度を、正確、かつ迅速
に、検知することが出来ない。 (3)船舶の運行経済性向上から見れば、推進効率は高
い方が好ましいが、上述の方法では、この点(経済性)
については、判定することが出来ない。 などの問題がある。本発明は、これらの問題を解決する
ことができる装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(第1の手段)本発明に係る可変ピッチプロペラ船の主
機出力モニター装置は、(A)可変ピッチプロペラのピ
ッチ角を検出する角度計と、(B)主機の回転速度を検
出する回転計と、(C)主機の回転軸のねじれ角を検出
する軸捩計と、(D)前記角度計、回転計、および軸捩
計による検出データを解析し、処理する解析処理装置
と、(E)前記解析処理装置による作画を表示する表示
器を有し、(F)前記解析処理装置は、ピッチ角算出手
段と、回転速度算出手段と、トルク算出手段と、軸馬力
算出手段と、ピッチ角作画手段と、回転速度・軸馬力の
作画手段と、所期性能作画手段と、ピッチ差算出手段か
ら成り、(G)前記ピッチ角算出手段は、角度計からの
信号を入力し、可変ピッチプロペラのピッチ角を算出し
て算出結果をピッチ角作画手段へ出力し、(H)前記回
転速度算出手段は、回転計からの信号を入力し、主機の
回転速度を算出して、算出結果を軸馬力算出手段と回転
速度・軸馬力作画手段へ出力し、(I)前記トルク算出
手段は、軸捩計からの信号を入力し、主機のトルクを算
出して、算出結果を軸馬力算出手段へ出力し、(J)前
記軸馬力算出手段は、算出結果を回転速度・軸馬力作画
手段へ出力し、(K)前記所期性能作画手段には、予
め、本発明を装備する対象船夫々について入力されたブ
ロック・データに基づいて所期性能を作画し、(L)前
記ピッチ差算出手段は、ピッチ角算出手段からの信号
(θm )と、軸馬力算出手段からの信号と、所期性能
作画手段からの信号(θc )を入力して可変ピッチプロ
ペラのピッチ差(Δθ=θm −θc )を算出して、算出
結果(Δθ)をピッチ制御手段に出力し、(M)前記表
示器は、ピッチ角作画手段からの信号と、回転速度・軸
馬力作画手段からの信号と、所期性能作画手段からの信
号を入力し、表示することを特徴とする。
【0008】すなわち本発明装置は、軸捩計、軸の回転
計、可変ピッチプロペラ(CPP)のピッチ角の角度計
を設けるとともに、それらの出力を処理する手段を夫々
有し、かつ、処理結果の軸馬力、毎分回転数、ピッチ角
を所期性能チャートに対比して画像表示する手段を設け
たことを特徴としている。 (第2の手段)本発明に係る可変ピッチプロペラ船の主
機出力モニター装置は、(A)主機の軸捩計および回転
計と、(B)可変ピッチプロペラのピッチ角を検出する
翼角計と、(C)前記、軸捩計と回転計と翼角計からの
出力信号を入力して、主機馬力、回転速度、および翼角
を解析するデータ処理器と、(D)表示器と、(E)性
能作画プログラムとからなり、(F)前記データ処理器
には、主機運転許容範囲と推進効率変化率の等高線の性
能図が同時に作画できる性能作画プログラムを内臓さ
れ、(G)前記データ処理器に連結して備えられた表示
器には、前記性能図の作画と前記主機馬力および回転速
度値が、同時に置点表示されることを特徴とする。
【0009】従って、本発明装置により、 (1)現在点の主機の馬力、毎分回転数、及び可変ピッ
チプロペラ(CPP)のピッチ角を、表示器の画像上
に、正確、且つ迅速に表示し、しかも所期性能と対比し
て検知することが出来る。 (2)主機の運転を、安全領域で、かつ推進効率も勘案
しながら、迅速かつ正確に、設定することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図1
および図2に示す。図1は本発明に係る装置構成のブロ
ック図である。
【0011】図1において、1は可変ピッチプロペラ
(CPP)のピッチ制御器で、CPPの変節器2を作動
させる。3は角度計で、CPPのピッチ角を検知する。
【0012】4は回転計で、主機の軸の回転速度を検知
する。5は主機制御器で、主機の回転速度を制御する。
6は軸捩計で、主機の回転軸の捩れを検知する。
【0013】7は解析処理装置で、以下の8〜15のプ
ログラムで構成されている。8はピッチ角算出プログラ
ムで、角度計3で検出された信号を処理して、所定時間
内の、CPPの平均ピッチ角θm を算出する。
【0014】9はピッチ角作画プログラムで、上記プロ
グラムで算出されたピッチ角θm を表示器16のCRT
画面に表示させるプログラムである。10は回転速度算
出プログラムで、回転計4の出力信号を処理して所定時
間内の平均毎分回転数Nm を算出する。
【0015】11はトルク算出プログラムで軸捩計6の
出力信号を処理して、所定時間内の平均トルクθm を算
出する。12は軸馬力算出プログラムで、上記毎分回転
数及びトルクから軸馬力SHPm を算出する。
【0016】13は回転速度・軸馬力作画プログラム
で、上記の算出の軸馬力及び毎分回転数を夫々主機定格
の最大値の割合に算出し、かつ、横軸を毎分回転数比N
(%)縦軸を主機馬力比BHP(%)としてCRT画面
上に置点表示させる。
【0017】14は所期性能作画プログラムで、横軸を
毎分回転数比N(%)、縦軸を主機馬力比BPH(%)
として、主機運転許容範囲を示すラインと、CPPのピ
ッチ角をパラメータにしたときの線が作図される。プロ
グラム14に対する入力は、本発明装置を装備する対象
船夫々について、ブロックデータとして入力しておく1
5は、ピッチ差Δθの算出プログラムであり、軸馬力計
測値SHPm と毎分回転数計測値Nm に基づき所期性能
特性で推算したCPPのピッチ角θc と、ピッチ角計測
値θm から、次式により算出する。
【0018】 Δθ=θm −θc (1) ただしθm はCPPのピッチ角計測値、θc は計測値の
BHPm と計測値のNm から算出されたピッチ角値。
【0019】θc の算式は、所期性能作画プログラム内
の算式 BHP=F1 (N)+F2 (θ)、 (2) であり、式(2)によりθc 求められる。
【0020】尚、算出されたΔθは、ピッチ制御器1に
伝送されてピッチ角の補正が行われる。16は表示器で
あり、図2に示す画像が表示器16のCRT画面上に表
示される。
【0021】その具体的な表示の説明を以下に示す。図
2は、毎分回転数比N(%)を横軸に、主機馬力比BH
P(%)を縦軸にとって、主機の運転許容範囲を、表示
器16に表示した図である。
【0022】表示器16には、図2に示すように、
(1)主機の運転許容範囲(線イ、ロ、ハ、ニMCR)
と、ピッチ角パラメータの線が図示されるとともに(本
例の場合、2°間隔に、34°から22°まで表示)、
(2)軸馬力と毎分回転数の計測点の0点(ゼロ点)が
置点され、ピッチ角の計測値θM が数値表示され(本例
の場合、θM =30.5°、として数値表示)、(3)
さらに、最適運転のガイドラインOLも、表示される。
(4)そして、本例の場合、主機出力85%負荷まで
(L点からN点まで)は回転速度を一定としてピッチ角
を変更する方法が採用され、主機出力85%負荷以上で
は(N点からM点までは)ピッチ角を一定として回転速
度を変更する方法が採用されていることが示されてい
る。(5)尚、線イ、ロ間は、長時間運転できない範囲
(通称Bゾーン)、線ハ、ニ間は、海上運転に限って使
用できる範囲(通称Cゾーン)、線ロ、ハ間は、連続運
転可能な範囲(通称Aゾーヘン)を示す。
【0023】上述の装置において、主機制御器5により
目標とする負荷状態に主機を作動設定した後、手動によ
りピッチ制御器1が設定されると、変節器2が作動して
可変ピッチプロペラ(CPP)のピッチ角が設定され
る。
【0024】そのときのピッチ角は角度計3で検出さ
れ、ピッチ角算出プログラム8で算出され、更にピッチ
角作画プログラム9により表示器16に表示される。一
方、回転計4により軸の回転速度が検出され、回転速度
算出プログラム10により毎分回転数が算出され、軸捩
計6により軸の捩れが検出され、トルク算出プログラム
11でトルクが算出され、軸馬力算出プログラム12で
軸馬力が算出され、回転速度・軸馬力作画プログラム1
3で上記軸馬力毎分回転数が作画され、表示器16に置
点表示される。
【0025】更に、所期性能は、予め入力された所期性
能(主機運転許容範囲チャート及び毎分回転数、主機馬
力、CPPのピッチ角の関係チャート)に基づき所期性
能作画プログラム14によって作画され、表示器16に
表示される。
【0026】尚、計測値のピッチ角、毎分回転数、主機
馬力は、図2に示すとおり連続して(例えば10秒間隔
で)作画表示されるので、これを参照しながら主機及び
CPPのピッチ角を作動設定することが出来る。
【0027】尚、微少のピッチ角調整は、ピッチ差算出
プログラム15及びピッチ制御器1により自動的に行わ
れる。更に、表示器16には、図2に示すとおり、適性
運転のガイドラインOLも表示されているので、それを
目途にして操作すると、容易かつ迅速に運転状態を設定
することが出来る。 (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図3
および図4に示す。
【0028】図3は本発明に係る装置構成のブロック図
であり、図4は表示装置の表示画面の例を示す図であ
る。図3において、101は軸捩計、102は回転計、
103は翼角計,104はデータ処理器(CPU)、1
05は表示器,106は性能作画プログラムである。
【0029】軸捩計101、回転計102、および翼角
計103からの出力信号は、データ処理器(CPU)1
04に入力されるとともに、表示器105に出力され
る。そして、性能作画プログラム106(主機運転許容
範囲および推進効率変化率の等高線)は、データ処理器
(CPU)4に組み込まれている。
【0030】尚、データ処理器(CPU)4において
は、図示省略のプログラムによって、軸捩計101の出
力と回転計102の出力から主機馬力BHPと毎分回転
数Nが算出され、更に、主機馬力BHPと定格馬力BH
MCR との割合、BHP/BHPMCR 毎分回転数Nと定格毎分回転数NMCR との割合、N/N
MCRが算出される。
【0031】更に、表示器105の画面上には、図4に
示すように、主機運転許容範囲および推進効率変化率の
等高線が表示され、その画面上に軸馬力計で計測された
現在点の、BHP/BHPMCR とN/NMCR の点(M
点)が置点表示される。
【0032】また翼角計103により計測された可変ピ
ッチプロペラの翼角θも、表示画面上の一部に表示され
る。前述の作用をリアルタイムで連続して行うことが出
来るので、主機運転者は表示画面を見ながら迅速かつ的
確に、安全かつ経済的に、主機の運転を行うことが出来
る。
【0033】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されれている
ので、以下に記載するような効果を奏する。 (1)請求項1の発明装置によれば、(A)可変ピッチ
プロペラ(CPP)のピッチ角の計測値と、主機馬力の
計測値と、毎分回転数の計測値(運転状態の現在点)
を、主機の運転許容範囲図と比較表示するとともに、
(B)主機馬力、毎分回転数、ピッチ角の関係所期性能
図との比較表示も連続的に行う。
【0034】(C)そのため、主機、及び可変ピッチプ
ロペラ(CPP)のピッチ角の適正な設定が、容易に、
かつ迅速に行うことができる。 (D)更に所期性能と軸馬力、回転速度、可変ピッチプ
ロペラ(CPP)のピッチ角の計測値との差により、船
体及びプロペラの汚損状況などを判断するデータをうる
こともできる。 (2)請求項2の発明装置によれば、(A)主機の回転
数および可変ピッチプロペラ(CPP)の翼角(ピッチ
角)を設定するにあたって、主機運転者は表示画面を見
ながら、主機運転の安全領域と推進効率の両面を勘案し
つつ、迅速かつ的確に、設定することが出来る。 (B)そのため、主機運転者は安全かつ経済的に、主機
の運転を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る装置構成のブ
ロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る表示画面を示
す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る装置構成のブ
ロック図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る表示画面を示
す図。
【図5】主機の性能チャート(所期性能カーブ)を示す
図。
【図6】主機の運転許容範囲を示す図。
【符号の説明】
1…可変ピッチプロペラ(CPP)のピッチ制御器、 2…可変ピッチプロペラ(CPP)の変節器、 3…可変ピッチプロペラ(CPP)の角度計、 4…回転計、 5…主機制御器、 6…軸捩計、 7…解析処理装置、 8…可変ピッチプロペラ(CPP)のピッチ角算出プロ
グラム、 9…可変ピッチプロペラ(CPP)のピッチ角作画プロ
グラム、 10…回転速度算出プログラム、 11…トルク算出プログラム、 12…軸馬力算出プログラム、 13…回転速度・軸馬力作画プログラム、 14…所期性能作画プログラム、 15…ピッチ差算出プログラム、 16…表示器、 101…軸捩計、 102…回転計、 103…翼角計, 104…データ処理器(CPU)、 105…表示器, 106…性能作画プログラム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)可変ピッチプロペラのピッチ角を検
    出する角度計(3)と、(B)主機の回転速度を検出す
    る回転計(4)と、(C)主機の回転軸のねじれ角を検
    出する軸捩計(6)と、(D)前記角度計(3)、回転
    計(4)および軸捩計(6)による検出データを解析
    し、処理する解析処理装置(7)と、(E)前記解析処
    理装置(7)による作画を表示する表示器(16)を有
    し、(F)前記解析処理装置(7)は、ピッチ角算出手
    段(8)と、回転速度算出手段(10)と、トルク算出
    手段(11)と、軸馬力算出手段(12)と、ピッチ角
    作画手段(9)と、回転速度・軸馬力の作画手段(1
    3)と、所期性能作画手段(14)と、ピッチ差算出手
    段(15)から成り、(G)前記ピッチ角算出手段
    (8)は、角度計(3)からの信号を入力し、可変ピッ
    チプロペラのピッチ角を算出して、算出結果をピッチ角
    作画手段(9)へ出力し、(H)前記回転速度算出手段
    (10)は、回転計(4)からの信号を入力し、主機の
    回転速度を算出して、算出結果を軸馬力算出手段(1
    2)と回転速度・軸馬力作画手段(13)へ出力し、
    (I)前記トルク算出手段(11)は、軸捩計(6)か
    らの信号を入力し、主機のトルクを算出して、算出結果
    を軸馬力算出手段(12)へ出力し、(J)前記軸馬力
    算出手段(12)は、算出結果を回転速度・軸馬力作画
    手段(13)へ出力し、(K)前記所期性能作画手段
    (14)は、予め、本発明を装備する対象船夫々につい
    て入力されたブロック・データに基づき所期性能を作画
    し、(L)前記ピッチ差算出手段(15)は、ピッチ角
    算出手段(8)からの信号(θm )と、軸馬力算出手段
    (12)からの信号と、所期性能作画手段(14)から
    の信号(θc )を入力して可変ピッチプロペラのピッチ
    差(Δθ=θm −θc)を算出して、算出結果(Δθ)
    をピッチ制御手段(1)に出力し、(M)前記表示器
    (16)は、ピッチ角作画手段(9)からの信号と、回
    転速度・軸馬力作画手段(13)からの信号と、所期性
    能作画手段(14)からの信号を入力し、表示すること
    を特徴とする可変ピッチプロペラ船の主機出力モニター
    装置。
  2. 【請求項2】(A)主機の軸捩計(101)および回転
    計(102)と、(B)可変ピッチプロペラのピッチ角
    を検出する翼角計(103)と、(C)前記、軸捩計と
    回転計と翼角計からの出力信号を入力して、主機馬力、
    回転速度、および翼角を解析するデータ処理器(10
    4)と、(D)表示器(105)と、(E)性能作画プ
    ログラム(106)とからなり、(F)前記データ処理
    器(104)には、主機運転許容範囲と推進効率変化率
    の等高線の性能図が同時に作画できる性能作画プログラ
    ム(106)を内臓され,(G)前記データ処理器に連
    結して備えられた表示器(105)には、前記性能図の
    作画と前記主機馬力および回転速度値が、同時に置点表
    示されることを特徴とする可変ピッチプロペラ船の主機
    出力モニター装置。
JP1196096A 1995-11-08 1996-01-26 可変ピッチプロペラ船の主機出力モニター装置 Withdrawn JPH09188296A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105437A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可変ピッチプロペラ船の推進制御装置
JP2023071372A (ja) * 2021-11-11 2023-05-23 川崎重工業株式会社 船舶推進システム、船舶の推進制御方法、及び船舶の推進制御プログラム

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