JPH09186387A - 波長変換レーザ装置 - Google Patents

波長変換レーザ装置

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Publication number
JPH09186387A
JPH09186387A JP19096A JP19096A JPH09186387A JP H09186387 A JPH09186387 A JP H09186387A JP 19096 A JP19096 A JP 19096A JP 19096 A JP19096 A JP 19096A JP H09186387 A JPH09186387 A JP H09186387A
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JP
Japan
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wavelength conversion
conductivity type
guide layer
light guide
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP19096A
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English (en)
Inventor
Hideo Nagai
秀男 永井
Toru Takayama
徹 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長変換手段において最大の変換効率が得ら
れる波長への調整を容易にすることにより、波長変換レ
ーザ装置の変換効率を向上する。 【解決手段】 SLD100から出射された光は、第1
のコリメートレンズ101、ブリュースタ板102及び
フォーカスレンズ103を通過して、KPT基板105
の上に形成された波長変換導波路104に結合する。回
折格子108と反射ミラー110とによって外部共振器
が構成されている。SLD100から出射された波長8
60nm帯の光は、外部共振器及び波長変換導波路10
4を通過することにより、波長430nm帯のレーザ光
に変換されてダイクロイックミラーから取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの記録
再生装置、レーザプリンタ又はレーザ応用計測機器等の
レーザ光源として用いられる波長変換レーザ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの高密度化やレーザプリンタ
の高品位化のために、短波長の半導体レーザ光源が要望
されている。現在、実用化されている半導体レーザから
発振されるレーザ光は赤色(〜630nm)までであっ
て、半導体レーザ単体での更なる短波長化(緑、青、紫
外)はこれからの課題である。
【0003】一方、半導体レーザから発振された近赤外
の半導体レーザ光を第2高調波光に変換して得られる青
色又は紫外のレーザ光を光源として利用することが考え
られている。半導体レーザ光を第2高調波光に変換する
方法としては、LiNbO3、LiTbO3 又はKTP
等の非線形光学結晶よりなる基板上に形成された波長変
換導波路に半導体レーザ光を結合して第2高調波光に変
換する方式が、高い変換効率を得られる方法として知ら
れている。
【0004】一般に、非線形光学結晶体を用いて第2高
調波光を高効率で発生させるためには、基本波の伝搬定
数βω(=2πN2 /λω)の2倍の値と、第2高調波
の伝搬定数β2 ω(=2πN2 /λ2 ω)とを等しくす
る必要がある。そのためには、基本波に対する屈折率N
ωと第2高調波に対する屈折率N2 ωとが等しくなけれ
ばならないが、通常は、屈折率の波長分散のためにN
2 ω>Nωとなるので、第2高調波光の発生条件を満た
さない。
【0005】ところが、疑似位相整合方式では、2βω
+2π/Λ=β2 ωを満たす周期構造(Λ=(λ/2)
/(N2 ω−Nω))で伝搬定数の差を補償することに
より、第2高調波光の発生条件を満たしている。尚、λ
は基本波光(半導体レーザ光)の波長である。
【0006】波長変換導波路としてKTP基板を用いる
場合、z面上において周期ΛでKイオンとRbイオンと
を交換することにより、周期的な分極反転構造を有する
導波路を形成することができる。z面上に分極反転導波
路を形成するのは、z軸方向のイオンの拡散速度が、x
軸及びy軸方向の拡散速度に比べて大きいという性質を
利用しているためである。
【0007】分極反転の周期は変換する半導体レーザ光
の波長により決まるが、実際にできあがった分極反転の
周期は設計値に対してズレを伴っているので、一般に
は、半導体レーザ光の波長を最大の変換効率が得られる
波長に調整する方法が採られている。
【0008】図13は従来の波長変換レーザ装置の全体
構成を示しており、図13において、900は半導体レ
ーザ、901は第1のコリメートレンズ、902はλ/
2波長板、903はフォーカスレンズ、904はKPT
基板905に形成された波長変換導波路、906は第2
のコリメートレンズ、907はダイクロイックミラー、
908は回折格子であって、半導体レーザ900から発
振された波長860nmのレーザ光は波長変換導波路9
04において波長430nmのレーザ光に波長変換され
てダイクロイックミラー907から取り出される。この
場合、半導体レーザ900から発振されるレーザ光の波
長を調整するために、回折格子908からの回折光を半
導体レーザ900にフィードバックしている。尚、回折
格子908は半導体レーザ900と共に外部共振器を構
成しており、波長変換導波路904は外部共振器内に配
置されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以下、図9を用いて半
導体レーザの発振波長が選択される原理について説明す
る。
【0010】一般に、半導体レーザからは、半導体レー
ザのキャビティー長Lにより決まる縦モード(モード間
隔Δλはλ2 /2Neff Lに略等しい。但し、Neff
半導体レーザの実効屈折率である。)のうち、利得分布
のピークに近い縦モードが選択されて発振する。基本波
の光源となる半導体レーザの一例として、波長λを86
0nm、実効屈折率Neff を3.6、キャビティー長L
を400μmとすると、モード間隔Δλ=0.27nm
となる。外部共振器を形成している場合、半導体レーザ
の縦モードのうち、外部共振器の縦モード(モード間隔
Δλexはλ2 /2Lexに略等しい。但し、Lexは外部共
振器の長さである。)に一致する縦モードが選択され
る。
【0011】回折格子によって半導体レーザから発振さ
れるレーザ光の波長を調整する場合、前記の条件を満た
す波長が選択されるため、調整された波長は、半導体レ
ーザの縦モードのモード間隔Δλにより決まる不連続な
ものとなる。
【0012】半導体レーザを光源として用いる場合、変
換効率の許容波長の半値幅は略0.2nmである(図1
0を参照)ので、波長変換導波路において第2高調波を
高い変換効率で得るためには、半導体レーザから発振さ
れるレーザ光の波長を0.1nm以下の精度で調整しな
ければならない。半導体レーザから発振するレーザ光の
波長を波長変換導波路において高い変換効率が得られる
波長に一致させるためには、回折格子の外に外部共振器
長も調整しなければならないが、このようにすること
は、調整箇所が多くなるため困難である。
【0013】前記に鑑み、本発明は、波長変換手段にお
いて最大の変換効率が得られる波長への調整を容易にす
ることにより、高効率な波長変換レーザ装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】半導体レーザの発振波長
がモード間隔Δλの不連続な波長になるために、前述の
問題が生じていることに鑑み、請求項1の発明は、基本
波光の光源として、従来の半導体レーザに代えて、スー
パールミネッセントダイオード(SLD:SuperLuminesc
ent Diode)を用いるものである。また、請求項2〜1
3の発明は、SLDから高出力の基本波光を出射させる
ため、出射する光に対して透明なブロック層を有するS
LDを用いるものである。
【0015】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、波長変換レーザ装置を、スーパールミネッセントダ
イオードと、該スーパールミネッセントダイオードから
出射される光を高調波光に波長変換する波長変換手段
と、前記スーパールミネッセントダイオードから出射さ
れる光をレーザ発振させる外部共振器と、前記スーパー
ルミネッセントダイオードから出射される光の波長を調
整する波長調整手段と、前記スーパールミネッセントダ
イオードから出射される光の偏光方向を決定する偏光方
向決定手段とを備えている構成とするものである。
【0016】請求項1の構成により、スーパールミネッ
セントダイオードから出射される光は、波長変換手段に
よって高調波光に波長変換されると共に外部共振器によ
ってレーザ光として発振される。外部共振器長で決まる
縦モード間隔は、波長変換手段が効率良く波長変換する
許容波長の半値幅に比べて十分に狭いので、外部共振器
により発振されるレーザ光の発振波長を、波長変換手段
において最大の変換効率が得られる波長に、波長調整手
段により調整することは容易である。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の構成に、前
記スーパールミネッセントダイオードは、Ga1-X Al
X Asよりなる活性層と、該活性層の上に形成された第
1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりなる光ガイド層と、
該光ガイド層の上に形成された第1導電型のGa1-Y2
Y2Asよりなるストライプ領域と、前記光ガイド層の
上における前記ストライプ領域の両側に形成された第2
導電型のGa1-z Alz Asよりなる電流ブロック層と
を有し、前記各混晶比のX、Y1、Y2及びZの間に、
Z>Y2>X≧0及びY1>Xの関係を成立させた構成
を付加するものである。
【0018】請求項3の発明は、請求項1の構成に、前
記スーパールミネッセントダイオードは、量子井戸構造
を有する活性層と、該活性層の上に形成された第1導電
型のGa1-Y1AlY1Asよりなる光ガイド層と、該光ガ
イド層の上に形成された第1導電型のGa1-Y2AlY2
sよりなるストライプ領域と、前記光ガイド層の上にお
ける前記ストライプ領域の両側に形成された第2導電型
のGa1-z Alz Asよりなる電流ブロック層とを有
し、前記各混晶比のY1、Y2及びZの間に、Y1>
0、Z>Y2>0の関係を成立させた構成を付加するも
のである。
【0019】請求項4の発明は、請求項1の構成に、前
記スーパールミネッセントダイオードは、Ga1-X Al
X Asよりなる活性層と、該活性層の上に形成された第
1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりなる第1の光ガイド
層と、該第1の光ガイド層の上に形成された第1導電型
のGa1-Y2AlY2Asよりなる第2の光ガイド層と、該
第2の光ガイド層の上に形成された第1導電型のGa
1-Y3AlY3Asよりなるストライプ領域と、前記第2の
光ガイド層の上における前記ストライプ領域の両側に形
成された第2導電型のGa1-z Alz Asよりなる電流
ブロック層とを有し、前記各混晶比のX、Y1、Y2、
Y3及びZの間に、Z>Y3>Y2>X≧0及びY1>
Y2の関係を成立させた構成を付加するものである。
【0020】請求項5の発明は、請求項1の構成に、前
記スーパールミネッセントダイオードは、量子井戸構造
を有する活性層と、該活性層の上に形成された第1導電
型のGa1-Y1AlY1Asよりなる第1の光ガイド層と、
該第1の光ガイド層の上に形成された第1導電型のGa
1-Y2AlY2Asよりなる第2の光ガイド層と、該第2の
光ガイド層の上に形成された第1導電型のGa1-Y3Al
Y3Asよりなるストライプ領域と、前記第2の光ガイド
層の上における前記ストライプ領域の両側に形成された
第2導電型のGa1-z Alz Asよりなる電流ブロック
層とを有し、前記各混晶比のY1、Y2、Y3及びZの
間に、Z>Y3>Y2>0及びY1>Y2の関係を成立
させた構成を付加するものである。
【0021】請求項6の発明は、請求項1の構成に、前
記スーパールミネッセントダイオードは、In0.5 (G
1-X AlX 0.5 Pよりなる活性層と、該活性層の上
に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y1AlY1
0.5 Pよりなる光ガイド層と、該光ガイド層の上に形成
された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y2AlY20.5
よりなるストライプ領域と、前記光ガイド層上における
前記ストライプ領域の両側に形成された第2導電型のI
0.5 (Ga1-z Alz 0.5 Pよりなる電流ブロック
層とを有し、前記各混晶比のX、Y1、Y2及びZの間
に、Z>Y2>X≧0及びY1>Xの関係を成立させた
構成を付加するものである。
【0022】請求項7の発明は、請求項1の構成に、前
記スーパールミネッセントダイオードは、量子井戸構造
を有する活性層と、該活性層の上に形成された第1導電
型のIn0.5 (Ga1-Y1AlY10.5 Pよりなる光ガイ
ド層と、該光ガイド層の上に形成された第1導電型のI
0.5 (Ga1-Y2AlY20.5 Pよりなるストライプ領
域と、前記光ガイド層の上における前記ストライプ領域
の両側に形成された第2導電型のIn0.5 (Ga1-z
z 0.5 Pよりなる電流ブロック層とを有し、前記各
混晶比のY1、Y2及びZの間に、Y1>0、Z>Y2
>0の関係を成立させた構成を付加するものである。
【0023】請求項8の発明は、請求項1の構成に、前
記スーパールミネッセントダイオードは、In0.5 (G
1-X AlX 0.5 Pよりなる活性層と、該活性層の上
に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y1AlY1
0.5 Pよりなる第1の光ガイド層と、該第1の光ガイド
層の上に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y2
Y20.5 Pよりなる第2の光ガイド層と、該第2の光
ガイド層の上に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga
1-Y3AlY30.5 Pよりなるストライプ領域と、前記第
2の光ガイド層の上における前記ストライプ領域の両側
に形成された第2導電型のIn0.5 (Ga1-z Alz
0.5 Pよりなる電流ブロック層とを有し、前記各混晶比
のX、Y1、Y2、Y3及びZの間に、Z>Y3>Y2
>X≧0及びY1>Y2の関係を成立させた構成を付加
するものである。
【0024】請求項9の発明は、請求項1の構成に、前
記スーパールミネッセントダイオードは、量子井戸構造
を有する活性層と、該活性層の上に形成された第1導電
型のIn0.5 (Ga1-Y1AlY10.5 Pよりなる第1の
光ガイド層と、該第1の光ガイド層の上に形成された第
1導電型のIn0.5 (Ga1-Y2AlY20.5 Pよりなる
第2の光ガイド層と、該第2の光ガイド層の上に形成さ
れた第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y3AlY30.5 Pよ
りなるストライプ領域と、前記第2の光ガイド層の上に
おける前記ストライプ領域の両側に形成された第2導電
型のIn0.5 (Ga1-z Alz 0.5 Pよりなる電流ブ
ロック層とを有し、前記各混晶比のY1、Y2、Y3及
びZの間に、Z>Y3>Y2>0及びY1>Y2の関係
を成立させた構成を付加するものである。
【0025】請求項10の発明は、請求項1の構成に、
前記スーパールミネッセントダイオードは、InX Ga
1-X Nよりなる活性層と、該活性層の上に形成された第
1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる光ガイド層と、該
光ガイド層の上に形成された第1導電型のAlY2Ga
1-Y2Nよりなるストライプ領域と、前記光ガイド層の上
における前記ストライプ領域の両側に形成された第2導
電型のAlz Ga1-z Nよりなる電流ブロック層とを有
し、前記各混晶比のX、Y1及びY2の間に、X≧0及
びY1>Y2の関係を成立させた構成を付加するもので
ある。
【0026】請求項11の発明は、請求項1の構成に、
前記スーパールミネッセントダイオードは、量子井戸構
造を有する活性層と、該活性層の上に形成された第1導
電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる光ガイド層と、該光ガ
イド層の上に形成された第1導電型のAlY2Ga1-Y2
よりなるストライプ領域と、前記光ガイド層の上におけ
る前記ストライプ領域の両側に形成された第2導電型の
Alz Ga1-z Nよりなる電流ブロック層とを有し、前
記各混晶比のY1及びY2の間に、Y1>Y2の関係を
成立させた構成を付加するものである。
【0027】請求項12の発明は、請求項1の構成に、
前記スーパールミネッセントダイオードは、InX Ga
1-X Nよりなる活性層と、該活性層の上に形成された第
1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる第1の光ガイド層
と、該第1の光ガイド層の上に形成された第1導電型の
AlY2Ga1-Y2Nよりなる第2の光ガイド層と、該第2
の光ガイド層の上に形成された第1導電型のAlY3Ga
1-Y3Nよりなるストライプ領域と、前記第2の光ガイド
層の上における前記ストライプ領域の両側に形成された
第2導電型のAlz Ga1-z Nよりなる電流ブロック層
とを有し、前記各混晶比のX、Y1、Y2及びY3の間
に、X≧0、Y1>Y2及びY3>Y2の関係を成立さ
せた構成を付加するものである。
【0028】請求項13の発明は、請求項1の構成に、
前記スーパールミネッセントダイオードは、量子井戸構
造を有する活性層と、該活性層の上に形成された第1導
電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる第1の光ガイド層と、
該第1の光ガイド層の上に形成された第1導電型のAl
Y2Ga1-Y2Nよりなる第2の光ガイド層と、該第2の光
ガイド層の上に形成された第1導電型のAlY3Ga1-Y3
Nよりなるストライプ領域と、前記第2の光ガイド層の
上における前記ストライプ領域の両側に形成された第2
導電型のAlz Ga1-z Nよりなる電流ブロック層とを
有し、前記各混晶比のY1、Y2及びY3の間に、Y1
>Y2及びY3>Y2の関係を成立させた構成を付加す
るものである。
【0029】請求項14の発明は、請求項2〜13の構
成に、前記ストライプ領域は前記スーパールミネッセン
トダイオードの少なくとも一方の出射端面に対して3〜
16度傾いている構成を付加するものである。
【0030】請求項15の発明は、請求項2〜13の構
成に、前記スーパールミネッセントダイオードは、前記
ストライプ領域と少なくとも一方の出射端面との間にウ
インドウ領域を有している構成を付加するものである。
【0031】請求項16の発明は、請求項2〜15の構
成に、前記ストライプ領域は、その一部分に電流が注入
されない電流非注入部を有している構成を付加するもの
である。
【0032】請求項17の発明は、請求項1の構成に、
前記波長変換手段は疑似位相整合型の波長変換導波路で
ある構成を付加するものである。
【0033】請求項18の発明は、請求項1の構成に、
前記波長変換手段はチェレンコフ放型の波長変換導波路
である構成を付加するものである。
【0034】請求項19の発明に、請求項1の構成に、
前記波長変換手段は伝搬モード変換型の波長変換導波路
である構成を付加するものである。
【0035】請求項20の発明は、請求項1の構成に、
前記波長変換手段は分極反転構造を有するバルク結晶体
に形成された波長変換導波路である構成を付加するもの
である。
【0036】請求項21の発明は、請求項1の構成に、
前記スーパールミネッセントダイオードを100MHz
以上の高周波変調電流により駆動する駆動手段をさらに
備えている構成を付加するものである。
【0037】請求項22の発明は、請求項1の構成に、
前記スーパールミネッセントダイオードは、前記外部共
振器内で自励発振する構成を付加するものである。
【0038】請求項23の発明は、請求項1の構成に、
前記波長調整手段は回折格子である構成を付加するもの
である。
【0039】請求項24の発明は、請求項23の構成
に、前記回折格子は、前記スーパールミネッセントダイ
オード又は前記波長変換手段の内部に設けられている構
成を付加するものである。
【0040】請求項25の発明は、請求項1の構成に、
前記波長調整手段は狭帯域バンドパスフィルタである構
成を付加するものである。
【0041】請求項26の発明は、請求項25の構成
に、前記狭帯域バンドパスフィルタは、前記スーパール
ミネッセントダイオードから出射される光を前記波長変
換手段に結合させるレンズの内部、前記スーパールミネ
ッセントダイオードの端面、又は前記波長変換手段の端
面に設けられている構成を付加するものである。
【0042】請求項27の発明は、請求項1の構成に、
前記偏光方向決定手段は、ブリュースター板、偏光板、
偏光ビームスプリッタ又はグラムトムソンプリズムであ
る構成を付加するものである。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る波長変換レー
ザ装置の実施形態について、図面を参照にしながら説明
する。
【0044】図1は本発明の第1の実施形態に係る波長
変換レーザ装置の構成を示しており、図1において、1
00はスーパールミネッセントダイオード(SLD)、
101は第1のコリメートレンズ、102はブリュース
タ板、103はフォーカスレンズ、104はKPT基板
105に形成された波長変換導波路、106は第2のコ
リメートレンズ、107はダイクロイックミラー、10
8は回折格子、109は第3のコリメートレンズ、11
0は反射ミラーである。波長変換導波路104の後端面
104aには波長860nm帯の光に対して無反射(A
R)で波長430nm帯の光に対して高反射(HR)な
コーティングが施され、波長変換導波路104の前端面
104bには波長860nm帯及び430nm帯の両方
の光に対して無反射(AR)なコーティングが施されて
いる。ダイクロイックミラー107には、波長860n
m帯の光に対して無反射(AR)で波長430nm帯の
光に対して高反射(HR)なコーティングが施されてい
る。回折格子108としては、入射方向に光を回折させ
るブレーズド・ホログラフィック・グレーティングが用
いられている。回折格子108と反射ミラー110とに
よって外部共振器が構成されている。
【0045】SLD100から出射された光は、第1の
コリメートレンズ101及びフォーカスレンズ103に
より波長変換導波路104の後端面104aに結合す
る。LiNbO3 、LiTaO3 、KTP等の結晶体に
おいては、z軸方向に関する非線形光学定数が高いた
め、一般に基本波光としてTMモード光(偏光方向がz
軸に平行)を波長変換導波路104に結合させる。とこ
ろが、SLD100から出射される光の偏光方向は一定
方向に揃っていないので、SLD100から出射される
光の偏光方向をTMモードに揃えるために、ブリュース
タ板102が挿入されている。尚、偏光方向を揃える方
法としては、ブリュースタ板102の代わりに、偏光
板、偏光ビームスプリッタ若しくはグラムトムソンプリ
ズムを挿入する方法、又は、反射率に偏光依存性をもつ
回折格子を用いる方法がある。
【0046】光源となるSLD100には、高出力が要
求されるため、実屈折率導波構造を有するSLDが用い
られている。図5はSLD100の構造を示しており、
n−GaAsよりなる基板10の上に、n−GaAsよ
りなるバッファ層11、n−Ga0.6 Al0.4 Asより
なるクラッド層12、GaAsよりなる活性層13、p
−Ga0.6 Al0.4 Asよりなる第1の光ガイド層1
4、p−Ga0.8 Al0. 2 Asよりなる第2の光ガイド
層15が順次形成されており、第2の光ガイド層15の
上には、p−Ga0.6 Al0.4 Asよりなるストライプ
領域16が形成されていると共に該ストライプ領域16
を挟む両側にn−Ga0.5 Al0.5 Asよりなる電流ブ
ロック層17が形成されており、ストライプ領域16及
び電流ブロック層17の上にはp−Ga0.6 Al0.4
sよりなるクラッド層18がストライプ領域16と一体
に形成され、クラッド層18の上にはp−GaAsより
なるコンタクト層19が順次形成されている。第1の実
施形態におけるSLD100の特徴として、活性層13
に電流を注入するストライプ領域16は、SLD100
の前端面100a及び後端面100bに対してそれぞれ
5°の角度を持って傾斜している。尚、図5において
は、図示の都合上、活性層13及び電流ブロック層17
にのみハッチングを施している。
【0047】前記構成のSLD100によると、電流ブ
ロック層17の屈折率はストライプ領域16の屈折率よ
りも小さいので、この屈折率差によりレーザ光はストラ
イプ領域16の内部に有効に閉じ込められる。
【0048】また、電流ブロック層17の禁制帯幅は活
性層13の禁制帯幅よりも十分に大きいため、レーザ光
の電流ブロック層17による吸収がないので、損失が低
く、高出力化が可能である。
【0049】また、活性層13に電流を注入するストラ
イプ領域16は、SLD100の前端面100a及び後
端面100bに対して5°の角度を持って傾斜している
ため、ストライプ領域16の内部を導波した光は、SL
D100の前端面100a及び後端面100bに対して
それぞれ斜め方向から入射するので、前端面100a又
は後端面100bにおいて反射された光はストライプ領
域16内には殆ど戻らない。このため、SLD100に
おけるレーザ発振が抑制され、SLD100の単体で
は、図11(a)に示すように、半値幅の広いスーパー
ルミネッセント光を出射する。 また、図1に示すよう
に、SLD100は反射ミラー110と回折格子108
とからなる外部共振器内に配置し、回折光をSLD10
0にフィードバックするため、回折光の波長と一致する
波長の縦モードが選択されるので、図11(b)に示す
ような単一縦モードのレーザ発振が得られる。尚、SL
D100から出射される光の回折格子108への入射角
を回折格子108を回転させて調整することにより、発
振するレーザ光の波長を連続的に調整することができ
る。
【0050】図10は、光源として半導体レーザを用い
た場合とSLDを用いた場合とにおける波長変換効率の
波長依存性を調べた結果を示しており、○印はSLDを
光源に用いた場合を示し、●印は半導体レーザを光源に
用いた場合を示している。図10における○印から分か
るように、SLDを光源に用いると、波長を連続的に調
整することができるため、波長変換導波路104におけ
る変換効率が最大となる波長に調整することができる。
第1の実施形態においては、波長変換導波路104に入
射する光が100mWのときに、5mWの青色光が得ら
れた。
【0051】図2は、本発明の第2の実施形態に係る波
長変換レーザ装置の構成を示しており、図2において、
200はスーパールミネッセントダイオード(SL
D)、201は第1のコリメートレンズ、202はブリ
ュースタ板、203はバンドパスフィルター、204は
フォーカスレンズ、205はKPT基板206に形成さ
れた波長変換導波路である。SLD200の後端面20
0aは反射ミラーとなり、SLD200の前端面200
bは無反射面となる。波長変換導波路205の後端面2
05aには波長860nm帯の光に対して無反射(A
R)で波長430nm帯の光に対して高反射(HR)な
コーティングが施され、波長変換導波路205の前端面
205bには波長860nm帯及び430nm帯の両方
の光に対して無反射(AR)なコーティングが施されて
いる。
【0052】第1の実施形態においては、ストライプ領
域16がSLD100の前端面100a及び後端面10
0bに対して傾きを持っているため、両端面での光の反
射が抑制されていたので、外部共振器を構成するために
反射ミラー110を設けたが、第2の実施形態において
は、SLD200の後端面200aと波長変換導波路2
05の前端面205aとによって外部共振器を構成して
いる。
【0053】SLD200から出射された光は、コリメ
ートレンズ201及びフォーカスレンズ204により波
長変換導波路205の後端面205aに結合する。第2
の実施形態においては、波長の調整を狭帯域のバンドパ
スフィルター203(ピーク透過率90%、透過率半値
幅1nm)により行なっている。バンドパスフィルター
203への入射角が変化すると、透過率が最大になる波
長も変化するので、最大の透過率が得られる波長が選択
されてレーザ発振する。第1の実施形態における回折格
子108と同様に、バンドパスフィルター203の角度
を変えることにより、連続的に発振波長を変化させるこ
とができる。
【0054】図6は第2の実施形態に用いられる第1の
SLD200Aの構造を示しており、n−GaAsより
なる基板20の上に、n−GaAsよりなるバッファ層
21、n−Ga0.6 Al0.4 Asよりなるクラッド層2
2、GaAsよりなる活性層23、p−Ga0.6 Al
0.4 Asよりなる第1の光ガイド層24、p−Ga0.8
Al0.2 Asよりなる第2の光ガイド層25が順次形成
されており、第2の光ガイド層25の上には、p−Ga
0.6 Al0.4 Asよりなるストライプ領域26が形成さ
れていると共に該ストライプ領域26を挟む両側にn−
Ga0.5 Al0.5Asよりなる電流ブロック層27が形
成されており、ストライプ領域26及び電流ブロック層
27の上にはp−Ga0.6 Al0.4 Asよりなるクラッ
ド層28がストライプ領域26と一体に形成され、クラ
ッド層28の上にはp−GaAsよりなるコンタクト層
29が順次形成されている。第2の実施形態における第
1のSLD200Aの特徴として、ストライプ領域26
は途中において屈折しており、ストライプ領域26は前
端面200aに対しては5度の角度を持って交わり、後
端面200bに対しては直角に交わっている。これによ
り、後端面200bから出射する光は反射されてストラ
イプ領域26内に戻るが、前端面200aから出射する
光はストライプ領域26内には殆ど戻らない。従って、
第1のSLD200Aの単体ではレーザ発振することな
くSLDそのものとして機能するが、図2に示すように
外部共振器を形成すると、レーザ発振が得られる。
【0055】図7は第2の実施形態に用いられる第2の
SLD200Bの構造を示しており、n−GaAsより
なる基板30の上に、n−GaAsよりなるバッファ層
31、n−Ga0.6 Al0.4 Asよりなるクラッド層3
2、GaAsよりなる活性層33、p−Ga0.6 Al
0.4 Asよりなる第1の光ガイド層34、p−Ga0.8
Al0.2 Asよりなる第2の光ガイド層35が順次形成
されており、第2の光ガイド層35の上には、p−Ga
0.6 Al0.4 Asよりなるストライプ領域36が形成さ
れていると共に該ストライプ領域36を挟む両側にn−
Ga0.5 Al0.5Asよりなる電流ブロック層37が形
成されており、ストライプ領域36及び電流ブロック層
37の上にはp−Ga0.6 Al0.4 Asよりなるクラッ
ド層38がストライプ領域36と一体に形成され、クラ
ッド層38の上にはp−GaAsよりなるコンタクト層
39が順次形成されている。第2の実施形態における第
2のSLD200Bの特徴として、ストライプ領域36
は前端面200a及び後端面200bにそれぞれ直角に
交わっているが、ストライプ領域36と後端面200b
との間には、ストライプ領域も活性層もないn−Ga
0.5 Al0.5 Asよりなるウインドウ領域37aが形成
されている。このため、ストライプ領域37を導波して
きた光は、ウインドウ領域37aで拡がり、ストライブ
領域37内には殆ど戻らない。従って、第2のSLD2
00Bの単体ではレーザ発振することなくSLDそのも
のとして機能するが、図2に示すように外部共振器を形
成すると、レーザ発振が得られる。
【0056】図3は、本発明の第3の実施形態に係る波
長変換レーザ装置の構成を示しており、図3において、
300はスーパールミネッセントダイオード(SL
D)、301は半球状のコリメートレンズ301a及び
フォーカスレンズ301bからなるマイクロ球レンズで
あって、コリメートレンズ310aとフォーカスレンズ
301bとの間にはバンドパスフィルター302が設け
られている。マイクロ球レンズ300は、コリメートレ
ンズ301a及びフォーカスレンズ301bを構成する
直径5mmのBK7ガラスの半球が合わされており、半
球同志の合せ面にはブリュースタ角近傍で狭帯域のバン
ドパス特性を持つ誘電体多層膜コーティングが施され、
これによりバンドパスフィルター302が形成されてい
る。また、マイクロ球レンズ301はスーパールミネッ
セント光が半球同志の合わせ面に対して略ブリュースタ
角で入射するように配置されており、レーザ光の波長を
第2高調波光への変換効率が最大になる波長に調整す
る。以上説明した構造を採用することにより、波長変換
レーザ装置の小型化が図られている。
【0057】また、図3において、303はKPT基板
304に形成された波長変換導波路であって、第2の実
施形態と同様、SLD300の後端面300aと波長変
換導波路303の前端面303bとによって外部共振器
が構成されており、マイクロ球レンズ301に組み込ま
れたバンドパスフィルタ302が外部共振器内に挿入さ
れた構成になっている。
【0058】図4は本発明の第4の実施形態に係る波長
変換レーザ装置の構成を示しており、図4において、4
00はスーパールミネッセントダイオード(SLD)、
401はKPT基板402に形成された波長変換導波
路、403は波長変換導波路401の上に配置された回
折格子である。SLD400の前端面と波長変換導波路
401の後端面401aとは近接しており、SLD40
0から出射された光は波長変換導波路401に直接結合
する構成になっている。このように、SLD400と波
長変換導波路401との間にレンズを介在させないと共
に、回折格子403を波長変換導波路401の上に配置
することにより、波長変換レーザ装置の一層の小型化が
図られている。第4の実施形態においては、SLD40
0の後端面400aと回折格子403とによって外部共
振器が構成されており、回折格子403の回折効率は偏
光方向依存性を持っており、TMモード光をTEモード
光よりも高い効率で反射するように設計されている。
【0059】光ディスク装置等のレーザ光源として波長
変換レーザ装置を用いる場合には、波長変換レーザ装置
は小型であることが望まれるが、第3及び第4の実施形
態においては、第1及び第2の実施形態の機能を損なう
ことなく光学系を簡素化した波長変換レーザ装置を実現
している。
【0060】以下、第1〜第4の実施形態に係る波長変
換レーザ装置におけるSLDの駆動方法について説明す
る。一般に第2高調波への波長変換効率は、SLDから
出射される基本波光のパワー密度に比例するので、基本
波光となるスーパールミネッセント光の出力が大きいほ
ど高い変換効率が得られる。また、CW駆動よりもパル
ス駆動の方が光損傷レベルが高くなるなって高出力が得
られやすい。基本波光の平均出力が等しい場合、第2高
調波光の平均出力としては、CW駆動よりもパルス駆動
の方が高い出力が得られる。
【0061】図12は、高周波電流駆動を行なった場合
と通常のDC電流駆動を行なった場合との入出力特性の
比較を示している。図12において、高周波電流駆動を
行なったときのSLDの出力は平均出力である。基本波
入力Pωが100mWの場合について高周波駆動の場合
(○で示す)とDC駆動の場合(●で示す)とを比較す
ると、高周波駆動の場合には第2高調波光の出力P2 ω
として50mWが得られるのに対して、DC駆動の場合
には第2高周波光の出力として5mWが得られた。すな
わち、高周波駆動を行なった場合の出力は行わなかった
場合の出力の10倍になっている。この場合の高周波電
流の駆動周波数は500Hzである。
【0062】尚、SLDに対して高周波電流駆動を行な
う代わりに、自励発振するSLDを基本波光を出射する
光源として用いても、前記の実施形態と同様の効果が得
られる。高周波電流駆動は不要輻射の原因となるので、
民生用の機器に応用する際には、自励発振するSLDを
用いることが好ましい。
【0063】一般に、半導体レーザを自励発振させるた
めには、光が導波するストライプ領域の活性層に過飽和
吸収領域が形成されておればよい。前記実施形態におけ
るSLDは、外部共振器によるレーザ発振波長に対して
電流ブロック層が透明になり、光がストライプ領域の外
部まで大きくしみだし、電流ブロック層の下の活性層に
過飽和吸収領域が形成されるように設計されている。こ
のため、自励発振が容易に得易い構造になっている。
【0064】過飽和吸収効果を大きくすると、より高い
尖塔値のパルス発振が得られるので、より高い変換効率
で第2高調波光が得られる。図8は、大きな過飽和吸収
効果が得られるSLDの構造の一例を示しており、n−
GaAsよりなる基板40の上に、n−GaAsよりな
るバッファ層41、n−Ga0.6 Al0.4 Asよりなる
クラッド層42、GaAsよりなる活性層43、p−G
0.6 Al0.4 Asよりなる第1の光ガイド層44、p
−Ga0.8 Al0.2 Asよりなる第2の光ガイド層45
が順次形成されており、第2の光ガイド層45の上に
は、p−Ga0.6Al0.4 Asよりなるストライプ領域
46が形成されていると共に該ストライプ領域46を挟
む両側にn−Ga0.5 Al0.5 Asよりなる電流ブロッ
ク層47が形成されており、ストライプ領域46及び電
流ブロック層47の上にはp−Ga0.6 Al0.4 Asよ
りなるクラッド層48がストライプ領域46と一体に形
成され、クラッド層48の上にはp−GaAsよりなる
コンタクト層49が順次形成されている。図8に示すS
LDの特徴として、ストライプ領域46と途中に電流が
注入されない電流非注入部26aが設けられ、活性層4
3におけるストライプ領域26aと対応する領域に過飽
和吸収領域が形成されているので、過飽和吸収効果が高
められている。
【0065】図8に示すSLDを光源として用いた場
合、基本波光の入力Pω=100mWのときに、第2高
調波光の出力としてP2 ω=5mWが得られた。このと
きの自励発振周波数は2GHzであった。
【0066】尚、図6又は図7に示すSLD構造におい
ても、ストライプ領域の一部を不連続にして電流非注入
部を設けると、同様の効果が得られる。
【0067】また、前記各実施形態においては、基本波
光を第2高調波光に変換する波長変換手段として、分極
反転導波路を用いたが、これに代えて、チェレンコフ放
射導波路、伝搬モード変換導波路又はバルク結晶体を用
いても同様の効果が得られる。バルク結晶体としては、
LiNbO3 、LiTaO3 、KNbO3 若しくはBB
O等の単結晶体、又は同様の結晶内に分極反転構造を有
する結晶体等を用いることができる。
【0068】また、前記各実施形態においては、波長変
換導波路は基本波光としてTMモード偏光を用いる場合
であったが、基本波光としてTEモード偏光を用いる波
長変換導波路、又は、TE+TMモード偏光(z軸に対
して45°の傾きを持つ直線偏光)を用いる波長変換導
波路においても、ブリュースタ板、偏光板及び回折格子
等の偏光方向選択素子の向きを、必要とされる偏光方向
が得られる向きに一致すれば、TMモード偏光の場合と
同様の効果が得られる。
【0069】さらに、前記各実施形態においては、Ga
AlAs系のSLDを用いる例を示したが、InP系、
InGaAsP系、InGaAlP系、GaN系、In
GaN系、AlGaN系又はZnSe系のSLDにおい
ても同様の効果を得ることができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、スーパールミネッセントダイオードから出
射される光は外部共振器によってレーザ発振し、外部共
振器により発振されるレーザ光の発振波長を、波長変換
手段において最大の変換効率が得られる波長になるよう
に、波長調整手段により調整することは容易であるた
め、波長変換手段における変換効率が向上するので、高
効率な波長変換レーザ装置が実現できる。
【0071】請求項2の発明に係る波長変換レーザ装置
によると、スーパールミネッセントダイオードは、Ga
1-X AlX Asよりなる活性層と、活性層の上に形成さ
れた第1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりなる光ガイド
層と、光ガイド層の上に形成された第1導電型のGa
1-Y2AlY2Asよりなるストライプ領域と、光ガイド層
の上におけるストライプ領域の両側に形成された第2導
電型のGa1-z Alz Asよりなる電流ブロック層とを
有し、前記各混晶比のX、Y1、Y2及びZの間に、Z
>Y2>X≧0及びY1>Xの関係が成立するため、ス
ーパールミネッセントダイオードは、波長0.7〜0.
9nmの光を高出力に出射するので、波長変換手段にお
いて高い変換効率を実現することができる。
【0072】請求項3の発明に係る波長変換レーザ装置
によると、スーパールミネッセントダイオードは、量子
井戸構造を有する活性層と、活性層の上に形成された第
1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりなる光ガイド層と、
光ガイド層の上に形成された第1導電型のGa1-Y2Al
Y2Asよりなるストライプ領域と、光ガイド層の上にお
けるストライプ領域の両側に形成された第2導電型のG
1-z Alz Asよりなる電流ブロック層とを有し、前
記各混晶比のY1、Y2及びZの間に、Y1>0、Z>
Y2>0の関係が成立するため、スーパールミネッセン
トダイオードは、波長0.7〜0.9nmの光を高出力
に出射するので、波長変換手段において高い変換効率を
実現することができる。
【0073】請求項4の発明に係る波長変換レーザ装置
によると、スーパールミネッセントダイオードは、Ga
1-X AlX Asよりなる活性層と、活性層の上に形成さ
れた第1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりなる第1の光
ガイド層と、第1の光ガイド層の上に形成された第1導
電型のGa1-Y2AlY2Asよりなる第2の光ガイド層
と、第2の光ガイド層の上に形成された第1導電型のG
1-Y3AlY3Asよりなるストライプ領域と、第2の光
ガイド層の上におけるストライプ領域の両側に形成され
た第2導電型のGa1-z Alz Asよりなる電流ブロッ
ク層とを有し、前記各混晶比のX、Y1、Y2、Y3及
びZの間に、Z>Y3>Y2>X≧0及びY1>Y2の
関係が成立するため、スーパールミネッセントダイオー
ドは、波長0.7〜0.9nmの光を高出力に出射する
ので、波長変換手段において高い変換効率を実現するこ
とができる。
【0074】請求項5の発明に係る波長変換レーザ装置
によると、スーパールミネッセントダイオードは、量子
井戸構造を有する活性層と、活性層の上に形成された第
1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりなる第1の光ガイド
層と、第1の光ガイド層の上に形成された第1導電型の
Ga1-Y2AlY2Asよりなる第2の光ガイド層と、第2
の光ガイド層の上に形成された第1導電型のGa1-Y3
Y3Asよりなるストライプ領域と、第2の光ガイド層
の上におけるストライプ領域の両側に形成された第2導
電型のGa1-z Alz Asよりなる電流ブロック層とを
有し、前記各混晶比のY1、Y2、Y3及びZの間に、
Z>Y3>Y2>0及びY1>Y2の関係が成立するた
め、スーパールミネッセントダイオードは、波長0.7
〜0.9nmの光を高出力に出射するので、波長変換手
段において高い変換効率を実現することができる。
【0075】請求項6の発明に係る波長変換レーザ装置
によると、スーパールミネッセントダイオードは、In
0.5 (Ga1-X AlX 0.5 Pよりなる活性層と、活性
層の上に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y1
Y10.5 Pよりなる光ガイド層と、光ガイド層の上に
形成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y2AlY2
0.5 Pよりなるストライプ領域と、光ガイド層上におけ
る前記ストライプ領域の両側に形成された第2導電型の
In0.5 (Ga1-z Alz 0.5 Pよりなる電流ブロッ
ク層とを有し、前記各混晶比のX、Y1、Y2及びZの
間に、Z>Y2>X≧0及びY1>Xの関係が成立する
ので、スーパールミネッセントダイオードは、波長0.
6〜0.7nmの光を高出力に出射するので、波長変換
手段において高い変換効率を実現することができる。
【0076】請求項7の発明に係る波長変換レーザ装置
によると、スーパールミネッセントダイオードは、量子
井戸構造を有する活性層と、活性層の上に形成された第
1導電型のIn0.5 (Ga1-Y1AlY10.5 Pよりなる
光ガイド層と、光ガイド層の上に形成された第1導電型
のIn0.5 (Ga1-Y2AlY20.5 Pよりなるストライ
プ領域と、光ガイド層の上における前記ストライプ領域
の両側に形成された第2導電型のIn0.5 (Ga1-z
z 0.5 Pよりなる電流ブロック層とを有し、前記各
混晶比のY1、Y2及びZの間に、Y1>0、Z>Y2
>0の関係が成立するので、スーパールミネッセントダ
イオードは、波長0.6〜0.7nmの光を高出力に出
射するので、波長変換手段において高い変換効率を実現
することができる。
【0077】請求項8の発明に係る波長変換レーザ装置
によると、スーパールミネッセントダイオードは、In
0.5 (Ga1-X AlX 0.5 Pよりなる活性層と、活性
層の上に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y1
Y10.5 Pよりなる第1の光ガイド層と、第1の光ガ
イド層の上に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga
1-Y2AlY20.5 Pよりなる第2の光ガイド層と、第2
の光ガイド層の上に形成された第1導電型のIn
0.5 (Ga1-Y3AlY30.5 Pよりなるストライプ領域
と、第2の光ガイド層の上におけるストライプ領域の両
側に形成された第2導電型のIn0.5 (Ga1-z
z 0.5 Pよりなる電流ブロック層とを有し、前記各
混晶比のX、Y1、Y2、Y3及びZの間に、Z>Y3
>Y2>X≧0及びY1>Y2の関係が成立するので、
スーパールミネッセントダイオードは、波長0.6〜
0.7nmの光を高出力に出射するので、波長変換手段
において高い変換効率を実現することができる。
【0078】請求項9の発明に係る波長変換レーザ装置
によると、スーパールミネッセントダイオードは、量子
井戸構造を有する活性層と、活性層の上に形成された第
1導電型のIn0.5 (Ga1-Y1AlY10.5 Pよりなる
第1の光ガイド層と、第1の光ガイド層の上に形成され
た第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y2AlY20.5 Pより
なる第2の光ガイド層と、第2の光ガイド層の上に形成
された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y3AlY30.5
よりなるストライプ領域と、第2の光ガイド層の上にお
ける前記ストライプ領域の両側に形成された第2導電型
のIn0.5 (Ga1-z Alz 0.5 Pよりなる電流ブロ
ック層とを有し、前記各混晶比のY1、Y2、Y3及び
Zの間に、Z>Y3>Y2>0及びY1>Y2の関係が
成立するので、スーパールミネッセントダイオードは、
波長0.6〜0.7nmの光を高出力に出射するので、
波長変換手段において高い変換効率を実現することがで
きる。
【0079】請求項10の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、スーパールミネッセントダイオードは、I
X Ga1-X Nよりなる活性層と、活性層の上に形成さ
れた第1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる光ガイド層
と、光ガイド層の上に形成された第1導電型のAlY2
1-Y2Nよりなるストライプ領域と、光ガイド層の上に
おけるストライプ領域の両側に形成された第2導電型の
Alz Ga1-z Nよりなる電流ブロック層とを有し、前
記各混晶比のX、Y1及びY2の間に、X≧0及びY1
>Y2の関係が成立するので、スーパールミネッセント
ダイオードは、波長0.4〜0.6nmの光を高出力に
出射するので、波長変換手段において高い変換効率を実
現することができる。
【0080】請求項11の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、スーパールミネッセントダイオードは、量
子井戸構造を有する活性層と、活性層の上に形成された
第1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる光ガイド層と、
光ガイド層の上に形成された第1導電型のAlY2Ga
1-Y2Nよりなるストライプ領域と、光ガイド層の上にお
ける前記ストライプ領域の両側に形成された第2導電型
のAlz Ga1-z Nよりなる電流ブロック層とを有し、
前記各混晶比のY1及びY2の間に、Y1>Y2の関係
が成立するので、スーパールミネッセントダイオード
は、波長0.4〜0.6nmの光を高出力に出射するの
で、波長変換手段において高い変換効率を実現すること
ができる。
【0081】請求項12の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、スーパールミネッセントダイオードは、I
X Ga1-X Nよりなる活性層と、活性層の上に形成さ
れた第1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる第1の光ガ
イド層と、第1の光ガイド層の上に形成された第1導電
型のAlY2Ga1-Y2Nよりなる第2の光ガイド層と、第
2の光ガイド層の上に形成された第1導電型のAlY3
1-Y3Nよりなるストライプ領域と、第2の光ガイド層
の上におけるストライプ領域の両側に形成された第2導
電型のAlz Ga1-z Nよりなる電流ブロック層とを有
し、前記各混晶比のX、Y1、Y2及びY3の間に、X
≧0、Y1>Y2及びY3>Y2の関係が成立するの
で、スーパールミネッセントダイオードは、波長0.4
〜0.6nmの光を高出力に出射するので、波長変換手
段において高い変換効率を実現することができる。
【0082】請求項13の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、スーパールミネッセントダイオードは、量
子井戸構造を有する活性層と、活性層の上に形成された
第1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる第1の光ガイド
層と、第1の光ガイド層の上に形成された第1導電型の
AlY2Ga1-Y2Nよりなる第2の光ガイド層と、第2の
光ガイド層の上に形成された第1導電型のAlY3Ga
1-Y3Nよりなるストライプ領域と、第2の光ガイド層の
上におけるストライプ領域の両側に形成された第2導電
型のAlz Ga1-z Nよりなる電流ブロック層とを有
し、前記各混晶比のY1、Y2及びY3の間に、Y1>
Y2及びY3>Y2の関係が成立するので、スーパール
ミネッセントダイオードは、波長0.4〜0.6nmの
光を高出力に出射するので、波長変換手段において高い
変換効率を実現することができる。
【0083】請求項14の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、ストライプ領域がスーパールミネッセント
ダイオードの出射端面に対して傾きを持っているので、
スーパールミネッセントダイオード単体では確実にレー
ザ発振せず、外部共振器によりレーザ発振するので、波
長変換手段において最大の変換効率が得られる波長にな
るよう、波長調整手段によって調整することが容易にな
る。
【0084】請求項15の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、スーパールミネッセントダイオードは出射
端面の近傍にウインドウ領域を有しているため、スーパ
ールミネッセントダイオード単体では確実にレーザ発振
せず、外部共振器によりレーザ発振するので、波長変換
手段において最大の変換効率が得られる波長になるよ
う、波長調整手段によって調整することが容易になる。
【0085】請求項16の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、ストライプ領域は、その一部分に電流非注
入部を有しているため、スーパールミネッセントダイオ
ードは高いピークを持つ光パルスを発するので、波長変
換手段において高い変換効率を実現することができる。
【0086】請求項17の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、波長変換手段は疑似位相整合型の波長変換
導波路であるため、波長変換手段が変換する波長を所望
のものに設定することができる。
【0087】請求項18の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、波長変換手段はチェレンコフ放型の波長変
換導波路であるため、波長変換手段の許容波長の半値幅
を拡げることができる。
【0088】請求項19の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、波長変換手段は伝搬モード変換型の波長変
換導波路であるため、波長変換手段が変換する波長を所
望のものに設定することができる。
【0089】請求項20の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、波長変換手段は分極反転構造を有するバル
ク結晶体に形成された波長変換導波路であるため、波長
変換手段が変換する波長を所望のものに設定することが
できる。
【0090】請求項21の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、スーパールミネッセントダイオードを10
0MHz以上の高周波変調電流により駆動する駆動手段
を備えているため、スーパールミネッセントダイオード
は高いピークを持つ光パルスを発するので、波長変換手
段において高い変換効率を実現することができる。
【0091】請求項22の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、スーパールミネッセントダイオードは外部
共振器内で自励発振するため、スーパールミネッセント
ダイオードは、DC電源で駆動されるだけで、自発的に
高いピークを持つ光パルスを発するので、波長変換手段
において高い変換効率を実現することができる。
【0092】請求項23の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、波長調整手段は回折格子であるため、発振
するレーザの波長を回折格子により確実に調整すること
ができる。
【0093】請求項24の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、回折格子はスーパールミネッセントダイオ
ード又は波長変換手段の内部に設けられているため、波
長変換レーザ装置を構成する部品の数を低減することが
できる。
【0094】請求項25の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、波長調整手段は狭帯域バンドパスフィルタ
であるため、発振するレーザの波長を狭帯域バンドパス
フィルタにより確実に調整することができる。
【0095】請求項26の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、狭帯域バンドパスフィルタは、スーパール
ミネッセントダイオードから出射される光を波長変換手
段に結合させるレンズの内部、スーパールミネッセント
ダイオードの端面、又は波長変換手段の端面に設けられ
ているため、波長変換レーザ装置を構成する部品の数を
低減することができる。
【0096】請求項27の発明に係る波長変換レーザ装
置によると、偏光方向決定手段は、ブリュースター板、
偏光板、偏光ビームスプリッタ又はグラムトムソンプリ
ズムであるため、レーザ光の偏光方向を波長変換手段が
必要とする偏光方向に確実に一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る波長変換レーザ
装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る波長変換レーザ
装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る波長変換レーザ
装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る波長変換レーザ
装置の構成を示す図である。
【図5】前記第1の実施形態に係る波長変換レーザ装置
に用いられるSLDの構造を示す図である。
【図6】前記第2の実施形態に係る波長変換レーザ装置
に用いられる第1のSLDの構造を示す図である。
【図7】前記第2の実施形態に係る波長変換レーザ装置
に用いられる第2のSLDの構造を示す図である。
【図8】前記第1〜第4の実施形態に係る波長変換レー
ザ装置に用いられるSLDの変形例の構造を示す図であ
る。
【図9】半導体レーザの発振波長が選択される原理につ
いて説明する図である。
【図10】光源として半導体レーザを用いる場合とSL
Dを用いる場合とにおける波長変換効率の波長依存性を
示す特性図である。
【図11】(a)は、第1の実施形態に係る波長変換レ
ーザ装置におけるSLDから出射される光のスペクトル
を示し、(b)は第1の実施形態に係る波長変換レーザ
装置の外部共振器から発振されるレーザ光のスペクトル
を示している。
【図12】本発明の各実施形態に係る波長変換レーザ装
置におけるLSDを高周波電流駆動を行なった場合と通
常のDC電流駆動を行なった場合とにおける入出力特性
を示す図である。
【図13】従来の波長変換レーザ装置の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 基板 11 バッファ層 12 クラッド層 13 活性層 14 第1の光ガイド層 15 第2の光ガイド層 16 ストライプ領域 17 電流ブロック層 18 クラッド層 19 コンタクト層 20 基板 21 バッファ層 22 クラッド層 33 活性層 24 第1の光ガイド層 25 第2の光ガイド層 26 ストライプ領域 27 電流ブロック層 28 クラッド層 29 コンタクト層 30 基板 31 バッファ層 32 クラッド層 33 活性層 34 第1の光ガイド層 35 第2の光ガイド層 36 ストライプ領域 37 電流ブロック層 38 クラッド層 39 コンタクト層 40 基板 41 バッファ層 42 クラッド層 43 活性層 44 第1の光ガイド層 45 第2の光ガイド層 46 ストライプ領域 47 電流ブロック層 48 クラッド層 49 コンタクト層 100 SLD 101 第1のコリメートレンズ 102 ブリュースタ板 103 フォーカスレンズ 104 波長変換導波路 105 KPT基板 106 第2のコリメートレンズ 107 ダイクロイックミラー 108 回折格子 109 第3のコリメートレンズ 110 反射ミラー 200 SLD 201 第1のコリメートレンズ 202 ブリュースタ板 203 バンドパスフィルター 204 フォーカスレンズ 205 波長変換導波路 206 KPT基板 300 SLD 301 マイクロ球レンズ 301a コリメートレンズ 301b フォーカスレンズ 302 バンドパスフィルター 303 波長変換導波路 304 KPT基板 400 SLD 401 波長変換導波路 402 KPT基板 403 回折格子

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スーパールミネッセントダイオードと、
    該スーパールミネッセントダイオードから出射される光
    を高調波光に波長変換する波長変換手段と、前記スーパ
    ールミネッセントダイオードから出射される光をレーザ
    発振させる外部共振器と、前記スーパールミネッセント
    ダイオードから出射される光の波長を調整する波長調整
    手段と、前記スーパールミネッセントダイオードから出
    射される光の偏光方向を決定する偏光方向決定手段とを
    備えていることを特徴とする波長変換レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記スーパールミネッセントダイオード
    は、Ga1-X AlXAsよりなる活性層と、該活性層の
    上に形成された第1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりな
    る光ガイド層と、該光ガイド層の上に形成された第1導
    電型のGa1- Y2AlY2Asよりなるストライプ領域と、
    前記光ガイド層の上における前記ストライプ領域の両側
    に形成された第2導電型のGa1-z Alz Asよりなる
    電流ブロック層とを有し、前記各混晶比のX、Y1、Y
    2及びZの間に、Z>Y2>X≧0及びY1>Xの関係
    を成立させたことを特徴とする請求項1に記載の波長変
    換レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記スーパールミネッセントダイオード
    は、量子井戸構造を有する活性層と、該活性層の上に形
    成された第1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりなる光ガ
    イド層と、該光ガイド層の上に形成された第1導電型の
    Ga1-Y2AlY2Asよりなるストライプ領域と、前記光
    ガイド層の上における前記ストライプ領域の両側に形成
    された第2導電型のGa1-z Alz Asよりなる電流ブ
    ロック層とを有し、前記各混晶比のY1、Y2及びZの
    間に、Y1>0、Z>Y2>0の関係を成立させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記スーパールミネッセントダイオード
    は、Ga1-X AlXAsよりなる活性層と、該活性層の
    上に形成された第1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりな
    る第1の光ガイド層と、該第1の光ガイド層の上に形成
    された第1導電型のGa1-Y2AlY2Asよりなる第2の
    光ガイド層と、該第2の光ガイド層の上に形成された第
    1導電型のGa1-Y3AlY3Asよりなるストライプ領域
    と、前記第2の光ガイド層の上における前記ストライプ
    領域の両側に形成された第2導電型のGa1-z Alz
    sよりなる電流ブロック層とを有し、前記各混晶比の
    X、Y1、Y2、Y3及びZの間に、Z>Y3>Y2>
    X≧0及びY1>Y2の関係を成立させたことを特徴と
    する請求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記スーパールミネッセントダイオード
    は、量子井戸構造を有する活性層と、該活性層の上に形
    成された第1導電型のGa1-Y1AlY1Asよりなる第1
    の光ガイド層と、該第1の光ガイド層の上に形成された
    第1導電型のGa1-Y2AlY2Asよりなる第2の光ガイ
    ド層と、該第2の光ガイド層の上に形成された第1導電
    型のGa1-Y3AlY3Asよりなるストライプ領域と、前
    記第2の光ガイド層の上における前記ストライプ領域の
    両側に形成された第2導電型のGa1-z Alz Asより
    なる電流ブロック層とを有し、前記各混晶比のY1、Y
    2、Y3及びZの間に、Z>Y3>Y2>0及びY1>
    Y2の関係を成立させたことを特徴とする請求項1に記
    載の波長変換レーザ装置。
  6. 【請求項6】 前記スーパールミネッセントダイオード
    は、In0.5 (Ga1-X AlX 0.5 Pよりなる活性層
    と、該活性層の上に形成された第1導電型のIn
    0.5 (Ga1-Y1AlY10.5 Pよりなる光ガイド層と、
    該光ガイド層の上に形成された第1導電型のIn
    0.5 (Ga1-Y2AlY20.5 Pよりなるストライプ領域
    と、前記光ガイド層上における前記ストライプ領域の両
    側に形成された第2導電型のIn0.5 (Ga1-z
    z 0.5 Pよりなる電流ブロック層とを有し、前記各
    混晶比のX、Y1、Y2及びZの間に、Z>Y2>X≧
    0及びY1>Xの関係を成立させたことを特徴とする請
    求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  7. 【請求項7】 前記スーパールミネッセントダイオード
    は、量子井戸構造を有する活性層と、該活性層の上に形
    成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y1AlY10.5
    Pよりなる光ガイド層と、該光ガイド層の上に形成され
    た第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y2AlY20.5 Pより
    なるストライプ領域と、前記光ガイド層の上における前
    記ストライプ領域の両側に形成された第2導電型のIn
    0.5 (Ga1-z Alz 0.5 Pよりなる電流ブロック層
    とを有し、前記各混晶比のY1、Y2及びZの間に、Y
    1>0、Z>Y2>0の関係を成立させたことを特徴と
    する請求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  8. 【請求項8】 前記スーパールミネッセントダイオード
    は、In0.5 (Ga1-X AlX 0.5 Pよりなる活性層
    と、該活性層の上に形成された第1導電型のIn
    0.5 (Ga1-Y1AlY10.5 Pよりなる第1の光ガイド
    層と、該第1の光ガイド層の上に形成された第1導電型
    のIn0.5 (Ga1-Y2AlY20.5 Pよりなる第2の光
    ガイド層と、該第2の光ガイド層の上に形成された第1
    導電型のIn0.5 (Ga1-Y3AlY30.5 Pよりなるス
    トライプ領域と、前記第2の光ガイド層の上における前
    記ストライプ領域の両側に形成された第2導電型のIn
    0.5 (Ga1-z Alz 0.5 Pよりなる電流ブロック層
    とを有し、前記各混晶比のX、Y1、Y2、Y3及びZ
    の間に、Z>Y3>Y2>X≧0及びY1>Y2の関係
    を成立させたことを特徴とする請求項1に記載の波長変
    換レーザ装置。
  9. 【請求項9】 前記スーパールミネッセントダイオード
    は、量子井戸構造を有する活性層と、該活性層の上に形
    成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y1AlY10.5
    Pよりなる第1の光ガイド層と、該第1の光ガイド層の
    上に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga1-Y2
    Y20.5 Pよりなる第2の光ガイド層と、該第2の光
    ガイド層の上に形成された第1導電型のIn0.5 (Ga
    1-Y3AlY30.5 Pよりなるストライプ領域と、前記第
    2の光ガイド層の上における前記ストライプ領域の両側
    に形成された第2導電型のIn0.5 (Ga1-z Alz
    0.5Pよりなる電流ブロック層とを有し、前記各混晶比
    のY1、Y2、Y3及びZの間に、Z>Y3>Y2>0
    及びY1>Y2の関係を成立させたことを特徴とする請
    求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  10. 【請求項10】 前記スーパールミネッセントダイオー
    ドは、InX Ga1- X Nよりなる活性層と、該活性層の
    上に形成された第1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる
    光ガイド層と、該光ガイド層の上に形成された第1導電
    型のAlY2Ga1-Y2Nよりなるストライプ領域と、前記
    光ガイド層の上における前記ストライプ領域の両側に形
    成された第2導電型のAlz Ga1-z Nよりなる電流ブ
    ロック層とを有し、前記各混晶比のX、Y1及びY2の
    間に、X≧0及びY1>Y2の関係を成立させたことを
    特徴とする請求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  11. 【請求項11】 前記スーパールミネッセントダイオー
    ドは、量子井戸構造を有する活性層と、該活性層の上に
    形成された第1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる光ガ
    イド層と、該光ガイド層の上に形成された第1導電型の
    AlY2Ga1- Y2Nよりなるストライプ領域と、前記光ガ
    イド層の上における前記ストライプ領域の両側に形成さ
    れた第2導電型のAlz Ga1-z Nよりなる電流ブロッ
    ク層とを有し、前記各混晶比のY1及びY2の間に、Y
    1>Y2の関係を成立させたことを特徴とする請求項1
    に記載の波長変換レーザ装置。
  12. 【請求項12】 前記スーパールミネッセントダイオー
    ドは、InX Ga1- X Nよりなる活性層と、該活性層の
    上に形成された第1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる
    第1の光ガイド層と、該第1の光ガイド層の上に形成さ
    れた第1導電型のAlY2Ga1-Y2Nよりなる第2の光ガ
    イド層と、該第2の光ガイド層の上に形成された第1導
    電型のAlY3Ga1-Y3Nよりなるストライプ領域と、前
    記第2の光ガイド層の上における前記ストライプ領域の
    両側に形成された第2導電型のAlz Ga1-z Nよりな
    る電流ブロック層とを有し、前記各混晶比のX、Y1、
    Y2及びY3の間に、X≧0、Y1>Y2及びY3>Y
    2の関係を成立させたことを特徴とする請求項1に記載
    の波長変換レーザ装置。
  13. 【請求項13】 前記スーパールミネッセントダイオー
    ドは、量子井戸構造を有する活性層と、該活性層の上に
    形成された第1導電型のAlY1Ga1-Y1Nよりなる第1
    の光ガイド層と、該第1の光ガイド層の上に形成された
    第1導電型のAlY2Ga1-Y2Nよりなる第2の光ガイド
    層と、該第2の光ガイド層の上に形成された第1導電型
    のAlY3Ga1-Y3Nよりなるストライプ領域と、前記第
    2の光ガイド層の上における前記ストライプ領域の両側
    に形成された第2導電型のAlz Ga1-z Nよりなる電
    流ブロック層とを有し、前記各混晶比のY1、Y2及び
    Y3の間に、Y1>Y2及びY3>Y2の関係を成立さ
    せたことを特徴とする請求項1に記載の波長変換レーザ
    装置。
  14. 【請求項14】 前記ストライプ領域は前記スーパール
    ミネッセントダイオードの少なくとも一方の出射端面に
    対して3〜16度傾いていることを特徴とする請求項2
    〜13のいずれか1項に記載の波長変換レーザ装置。
  15. 【請求項15】 前記スーパールミネッセントダイオー
    ドは、前記ストライプ領域と少なくとも一方の出射端面
    との間にウインドウ領域を有していることを特徴とする
    請求項2〜13のいずれか1項に記載の波長変換レーザ
    装置。
  16. 【請求項16】 前記ストライプ領域は、その一部分に
    電流が注入されない電流非注入部を有していることを特
    徴とする請求項2〜15のいずれか1項に記載の波長変
    換レーザ装置。
  17. 【請求項17】 前記波長変換手段は、疑似位相整合型
    の波長変換導波路であることを特徴とする請求項1に記
    載の波長変換レーザ装置。
  18. 【請求項18】 前記波長変換手段は、チェレンコフ放
    型の波長変換導波路であることを特徴とする請求項1に
    記載の波長変換レーザ装置。
  19. 【請求項19】 前記波長変換手段は、伝搬モード変換
    型の波長変換導波路であることを特徴とする請求項1に
    記載の波長変換レーザ装置。
  20. 【請求項20】 前記波長変換手段は、分極反転構造を
    有するバルク結晶体に形成された波長変換導波路である
    ことを特徴とする請求項1に記載の波長変換レーザ装
    置。
  21. 【請求項21】 前記スーパールミネッセントダイオー
    ドを100MHz以上の高周波変調電流により駆動する
    駆動手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の波長変換レーザ装置。
  22. 【請求項22】 前記スーパールミネッセントダイオー
    ドは、前記外部共振器内で自励発振することを特徴とす
    る請求項1に記載の波長変換レーザ装置。
  23. 【請求項23】 前記波長調整手段は、回折格子である
    ことを特徴とする請求項1に記載の波長変換レーザ装
    置。
  24. 【請求項24】 前記回折格子は、前記スーパールミネ
    ッセントダイオード又は前記波長変換手段の内部に設け
    られていることを特徴とする請求項23に記載の波長変
    換レーザ装置。
  25. 【請求項25】 前記波長調整手段は、狭帯域バンドパ
    スフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の波
    長変換レーザ装置。
  26. 【請求項26】 前記狭帯域バンドパスフィルタは、前
    記スーパールミネッセントダイオードから出射される光
    を前記波長変換手段に結合させるレンズの内部、前記ス
    ーパールミネッセントダイオードの端面、又は前記波長
    変換手段の端面に設けられていることを特徴とする請求
    項25に記載の波長変換レーザ装置。
  27. 【請求項27】 前記偏光方向決定手段は、ブリュース
    ター板、偏光板、偏光ビームスプリッタ又はグラムトム
    ソンプリズムであることを特徴とする請求項1に記載の
    波長変換レーザ装置。
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