JPH09185423A - 自励式無効電力補償装置の制御方法 - Google Patents

自励式無効電力補償装置の制御方法

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JPH09185423A
JPH09185423A JP8000930A JP93096A JPH09185423A JP H09185423 A JPH09185423 A JP H09185423A JP 8000930 A JP8000930 A JP 8000930A JP 93096 A JP93096 A JP 93096A JP H09185423 A JPH09185423 A JP H09185423A
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JP
Japan
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inverter
charging
self
transformer
capacitor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8000930A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yoshida
武司 吉田
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流コンデンサの初期充電時間を短縮する場
合には、充電回路の構成要素部品の電流容量を大きくし
なければならないために、充電回路5の大型化に伴い、
装置全体が大型化し、広い設置スペースを要し、コスト
も高くなる。 【解決手段】 系統母線に接続する連系用の変圧器8
と、系統母線の負荷変動に対する補償電圧を変圧器8を
介して出力するインバータ7と、インバータ7に接続す
る直流コンデンサ6とを含む自励式無効電力補償装置3
を変動負荷を有する系統母線に接続し、前記直流コンデ
ンサ6を、系統電源1を充電電源として変圧器8,イン
バータ7を介して充電することにより、補機電源への依
存を解消した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電力系統の電圧変
動の抑制やフリッカ対策などに使用される自励式無効電
力補償装置の制御方法に関し、特に連系用の変圧器を介
して系統母線に出力される補償電圧の発生源として機能
する直流コンデンサの初期充電方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自励式無効電力補償装置(以下、
自励式SVCという)は、自励式のインバータを変圧器
を介して系統電源に接続し、系統連系インピーダンスを
介して系統電圧と同位相で振幅制御することにより補償
用無効電力を発生するように構成されている。
【0003】この自励式SVCは、例えば図4〜図5に
示すように構成されており、系統電源1と変動負荷(図
示せず)との間の系統母線に連系用の遮断器2を介して
設置されている。この自励式SVC3には、例えば20
0Vないし400Vの低圧の補機電源4が接続されてい
る。この自励式SVC3は、例えば充電スイッチ5a,
充電変圧器5b,整流器5cを含む充電回路5と、この
充電回路5の出力側に接続された直流コンデンサ6と、
この直流コンデンサ6を直流電源とするインバータ7
と、系統母線に接続され、かつインバータ7の出力側に
接続された変圧器8とから構成されている。
【0004】上述のインバータ7は複数のスイッチング
素子7aを含んで構成されており、スイッチング素子7
aは例えばブリッジ状に接続されていると共に、それぞ
れのスイッチング素子7aにはダイオード7bが逆並列
に接続されている。特に、スイッチング素子としては、
GTO(ゲートターンオフサイリスタ)半導体素子が用
いられる。
【0005】この自励式SVC3は、次のように動作す
る。まず、連系用の遮断器2の開放状態において、充電
スイッチ5aを閉成すると、充電回路5に低圧の補機電
源4が接続され、充電変圧器5bを介して整流器5cに
て直流に変換される。これによって、直流コンデンサ6
は直流充電され、初期充電が完了する。そして、インバ
ータ7にて直流電圧を交流電圧に変換し、変圧器8を介
して出力する。出力電圧が確立した状態において、遮断
器2を閉成して系統母線(系統電源1)に連系すると共
に、充電回路5の充電スイッチ5aを開放する。これに
よって、自励式SVC3は運転状態となり、インバータ
7から系統電源側に電力供給され、又、直流コンデンサ
6の電力エネルギーが減少してくると、それを系統電源
1からインバータ7のダイオード7bを介して補給して
直流コンデンサ6を必要な直流電圧に維持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自励式SV
C3における直流コンデンサ6の初期充電時間は充電回
路5の容量(大きさ)と密接な関係がある。例えば充電
時間を短くする場合には、短時間に大きな電流を流す必
要性があるから充電スイッチ5a,充電変圧器5b,整
流器5cの容量を大きくしなければならないし、逆に充
電時間を長くする場合には、小さな電流を流すことがで
きることから充電スイッチ5a,充電変圧器5b,整流
器5cの容量も小さくすることができる。
【0007】従って、装置の立ち上げ時間の短縮が要望
される場合には、上述の構成要素部品を大きくしなけれ
ばならないために、充電回路5の大型化に伴い、装置全
体が大型化し、広い設置スペースを要するようになる。
【0008】しかも、初期充電時間を短縮すると、充電
回路5と共に補機電源4の容量も大きくしなければなら
ないのであるが、通常、補機電源4は、自励式SVC3
の設置需要家から供給される。このために、補機電源4
の容量が大容量なると、ランニングコストが高くなる
し、その容量が過大の場合には、需要家から供給を受け
ることができなくなる可能性も生ずる。このような場合
には他の高圧回路から低圧に降圧する受電設備が必要に
なり、設置スペース,コスト共に過大なものになるとい
う問題がある。
【0009】それ故に、本発明の目的は、比較的簡単な
構成によって直流コンデンサの初期充電を補機電源に依
存することなく、確実に充電できる自励式無効電力補償
装置の制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、系統母線に接続する連系用の
変圧器と、系統母線の負荷変動に対する補償電圧を変圧
器を介して出力するインバータと、インバータに接続す
る直流コンデンサとを含む自励式無効電力補償装置を変
動負荷を有する系統母線に接続し、前記直流コンデンサ
を、系統電源を充電電源として変圧器,インバータを介
して充電するものであり、本発明の第2の発明は、前記
インバータは複数のスイッチング素子を含んで構成さ
れ、かつそれぞれのスイッチング素子にはダイオードが
逆並列に接続されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の1実施例について
図1を参照して説明する。尚、図4〜図5に示す従来例
と同一部分には同一参照符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0012】同図において、本発明にかかる自励式SV
C3の特徴的構成は、直流コンデンサ6を系統電源1か
ら変圧器8,インバータ7を介して充電できるように
し、補機電源を利用した充電回路を省略した点にある。
【0013】この装置は次のように動作する。初期充電
においては、まず、連系用の遮断器2を閉成すると共
に、インバータスイッチ9も閉成する。系統電源1の交
流電圧は変圧器8で適宜の電圧に変更され、インバータ
スイッチ9を介してインバータ7に与えられる。この交
流電圧はインバータ7のダイオード7bにて直流に変換
される。そして、この整流された直流によって直流コン
デンサ6は充電される。充電が完了し、直流コンデンサ
6の直流電圧が定格値にまで達すると、インバータ7を
駆動させる。これによって、自励式SVC3は運転状態
に入り、図4と同様に動作する。
【0014】特に、インバータスイッチ9は図2のよう
に構成することもできる。即ち、インバータスイッチ9
に、リアクトル10と副スイッチ11との直列回路を並
列接続して構成されている。まず、初期充電時にはイン
バータスイッチ9を開放状態とし、副スイッチ11を閉
成する。これによって、充電電流はリアクトル10と副
スイッチ11との直列回路に流れ、その後、充電電流が
落ち着いた段階でインバータスイッチ9を閉成し、副ス
イッチ11を開放する。従って、このスイッチ構成を採
用すれば、充電初期に流れる過大なラッシュ電流をリア
クトル10によって抑制できる。
【0015】図3は本発明の他の実施例を示すものであ
って、大容量低速応答の方形波インバータ7Aはインバ
ータスイッチ9,三次巻線8aを有する変圧器8を介し
て系統電源1に接続されている。この三次巻線8aは充
電変圧器12a,整流器12bよりなる充電回路12に
接続されている。この充電回路12の出力側には直流コ
ンデンサ13,小容量高速応答のPWMインバータ14
が接続されている。インバータ14の出力側はインバー
タスイッチ15,連系用の変圧器16を介して系統電源
1に接続されている。
【0016】この実施例の初期充電は例えば次のように
行なわれる。まず、インバータスイッチ15を開放状態
にして、遮断器2,インバータスイッチ9を閉成する。
これによって、直流コンデンサ6Aはインバータ7Aの
ダイオード7bを介して充電される。一方、三次巻線8
aに生じた交流電圧は充電回路12に供給され、直流に
変換されて直流コンデンサ13を充電する。それぞれの
直流コンデンサの充電電圧が定格の直流電圧にまで達す
ると、インバータスイッチ15を閉成すると共に、それ
ぞれのインバータを駆動させる。この状態で運転状態と
なる。運転中においても、それぞれの直流コンデンサ6
A,13は系統電源を充電電源として補充充電される。
【0017】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えば各インバータのスイッチング素
子はGTO以外に例えば他の自己消弧素子なども利用で
きる。又、大容量インバータ及び小容量インバータは方
形波及びPWMインバータ以外のものも利用可能であ
る。さらには、インバータは図1の状態のものを複数段
に構成したりすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自励式
SVCが主として直流コンデンサ,インバータ,連系用
の変圧器にて構成されており、直流コンデンサの初期充
電は系統電源を充電電源として行なわれるために、従来
の補機電源を含む充電回路を完全に省略できる。従っ
て、補機電源の容量に左右されることなく迅速な充電が
可能になるのみならず、装置の小型化も達成できる。
【0019】特に、従来の補機電源を含む充電回路を完
全に省略できることから、回路構成を簡素化できる。こ
のために、装置の小型化による設置スペースの省スペー
ス化は勿論のこと、装置のコストをも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図。
【図2】インバータスイッチの他の実施例を示す電気回
路図。
【図3】本発明の他の実施例を示す電気回路図。
【図4】従来例の電気回路図。
【図5】インバータの構成例を示す電気回路図。
【符号の説明】
1 系統電源 2 遮断器 3 自励式SVC 6,6A,13 直流コンデンサ 7,7A,14 インバータ 8,16 変圧器 8a 三次巻線 9,15 インバータスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 系統母線に接続する連系用の変圧器と、
    系統母線の負荷変動に対する補償電圧を変圧器を介して
    出力するインバータと、インバータに接続する直流コン
    デンサとを含む自励式無効電力補償装置を変動負荷を有
    する系統母線に接続し、前記直流コンデンサを、系統電
    源を充電電源として変圧器,インバータを介して充電す
    ることを特徴とする自励式無効電力補償装置の制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記インバータは複数のスイッチング素
    子を含んで構成され、かつそれぞれのスイッチング素子
    にはダイオードが逆並列に接続されていることを特徴と
    する請求項1記載の自励式無効電力補償装置の制御方
    法。
JP8000930A 1996-01-08 1996-01-08 自励式無効電力補償装置の制御方法 Withdrawn JPH09185423A (ja)

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Effective date: 20030401