JPH0918438A - パタン発生回路およびパタン照合回路 - Google Patents

パタン発生回路およびパタン照合回路

Info

Publication number
JPH0918438A
JPH0918438A JP7159540A JP15954095A JPH0918438A JP H0918438 A JPH0918438 A JP H0918438A JP 7159540 A JP7159540 A JP 7159540A JP 15954095 A JP15954095 A JP 15954095A JP H0918438 A JPH0918438 A JP H0918438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
pattern
path
circuit
digital signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7159540A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Uematsu
芳彦 植松
Shinji Matsuoka
伸治 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP7159540A priority Critical patent/JPH0918438A/ja
Publication of JPH0918438A publication Critical patent/JPH0918438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存のVC−3,VC−4パスの導通試験用
回路の設計資産を有効利用して大容量パスの導通試験用
回路に用いるパタン発生回路およびパタン照合回路を実
現する。 【構成】 n本のサブパスの各々に対するディジタル信
号系列を発生するn個のサブパタン発生手段と、所定の
サブパタン発生手段で発生するディジタル信号系列をs
(t) としたときに、他のn−1個のサブパタン発生手段
からs(t) に対してそれぞれ時間的にkビット,2kビ
ット,…,(n−1)kビット遅延したディジタル信号
系列を発生させる遅延制御を行う遅延制御手段とを備
え、各サブパタン発生手段から、互いにkビットの遅延
時間差を有するn本のディジタル信号系列をn本のサブ
パスにそれぞれ送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広帯域伝送ネットワー
ク内の伝送装置おいて、大容量パスの導通試験用回路に
用いるパタン発生回路およびパタン照合回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの経済化、運用性の向上等
を目的に標準化された新しい同期化ディジタルハイアラ
ーキ(SDH:Synchronous Digital Hierarchy)と、ネ
ットワークノード間のインタフェース(NNI:Networ
k Node Interface) に基づき、SDH伝送ネットワーク
が構築されつつある。このSDH伝送ネットワークの伝
送装置の新設・増設時には、誤接続を防止し正常にVC
(Virturl Container) パスの導通がなされているか否か
を確認するために導通試験が行われる。
【0003】従来の伝送装置では、収容されるパスがV
C−3 (48.960Mbit/s), VC−4(150.336Mbit/s)の
みであり、比較的低速であることから、それぞれのVC
パスに対して疑似ランダム信号発生回路およびその検出
回路を設けるか、またはVC−3試験時にはVC−4用
のパス試験回路を低速動作させる方法でVCパス試験を
行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】将来の広帯域伝送ネッ
トワークにおける伝送装置では、VC−3,VC−4等
の小容量パスのみならず、VC−4−4c(601.344Mbi
t/s),VC−4−16c (2405.376Mbit/s)等の大容量パ
スを収容して運用されることになる。その場合でも、少
なくとも装置の初期立ち上げ時にはパスの導通試験が不
可欠である。大容量パス用の導通試験用回路として、従
来と同様の疑似ランダム信号発生回路およびその検出回
路をシリアル信号処理回路により構成すると、回路の高
速動作が要求されるために従来とは製造プロセスが異な
るIC技術が要求される。また、並列信号処理により疑
似ランダム信号発生回路を構成する方法も提案されてい
るが一般にかなり複雑な回路構成となる(S.C.Kim, et
al., "Parallel scramblingtechniques for multibit-i
nterleaved multiplexing environments", Proc.ICC'9
3, pp.1526-1530, 1993)。
【0005】いずれの場合においても、VC−4−Xc
パス(X=4,16,64,…)の導通試験用回路の新規開
発に際して、従来のVC−3,VC−4パスの導通試験
用回路の設計資産を有効利用できない可能性が高い。さ
らに、例えばVC−4−64c等の大容量パスを収容する
必要が生じた場合には、再度新規に導通試験用回路を設
計しなおすことになる。
【0006】本発明は、既存のVC−3,VC−4パス
の導通試験用回路の設計資産を有効利用し、かつ新たに
定義される大容量パスの導通試験用回路への拡張性に優
れた大容量パスの導通試験用回路に用いるパタン発生回
路およびパタン照合回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】VC−4−Xcパスは、
VC−3,VC−4等の低速パスがバイト多重され、V
C−4−Xcのパスオーバヘッド(POH)が付加され
たものとみなせる。本明細書では、これらの低速パスを
「サブパス」という。導通試験の起点となる伝送装置で
は、ポインタ処理、多重化区間オーバヘッド(MSO
H)の生成・終端処理を行うために、VC−4−Xcパ
スもサブパス単位にバイト分離されて装置内を並列転送
される。サブパスの導通試験用回路は既存のSDH伝送
装置に搭載されているものであり、本発明はこれら既存
の導通試験用回路の設計資産を有効利用して、さらに大
容量パスの導通試験用回路を構成する手段を提供するも
のである。
【0008】請求項1対応のパタン発生回路は、n本の
サブパスの各々に対するディジタル信号系列を発生する
n個のサブパタン発生手段と、所定のサブパタン発生手
段で発生するディジタル信号系列をs(t) としたとき
に、他のn−1個のサブパタン発生手段からそれぞれs
(t) に対して時間的にkビット,2kビット,…,(n
−1)kビット遅延したディジタル信号系列を発生させ
る遅延制御を行う遅延制御手段とを備え、各サブパタン
発生手段から、互いにkビットの遅延時間差を有するn
本のディジタル信号系列をn本のサブパスにそれぞれ送
出する。
【0009】請求項2対応のパタン発生回路は、所定の
サブパスに対するディジタル信号系列s(t) を発生する
サブパタン発生手段と、サブパタン発生手段に直列に接
続され、入力信号を順次kビット遅延させて出力する
(n−1)個のkビット遅延手段とを備え、サブパタン
発生手段および(n−1)個のkビット遅延手段から、
s(t) およびs(t) に対して時間的にkビット,2kビ
ット,…,(n−1)kビット遅延したn本のディジタ
ル信号系列をn本のサブパスにそれぞれ送出する。
【0010】請求項3対応のパタン照合回路は、n本の
サブパス上を伝送されるディジタル信号系列を受信し、
それぞれディジタル信号系列s(t) に対する位相情報の
検出およびパタン照合を行い、伝送路上でのビット誤り
発生の有無を検出するn個のサブパタン照合手段と、各
サブパタン照合手段で検出されたn個の位相情報を入力
し、それらの遅延関係が送信側で設定した遅延関係と同
一であるか否かを確認し、VCパスの導通試験信号に対
するパタン照合を行う信号順序保全性確認手段とを備え
る。
【0011】請求項4対応のパタン照合回路は、請求項
1対応のパタン発生回路と、n個のサブパタン発生手段
から出力されるn本のディジタル信号系列をバイト多重
する第1のバイト多重化回路と、n本のサブパス上を伝
送されたディジタル信号系列を受信してバイト多重する
第2のバイト多重化回路と、各バイト多重化回路から出
力される2つのディジタル信号系列のパタン照合を行
い、伝送路上でのビット誤り発生の有無および信号順序
保全性の確認を行うパタン照合手段とを備える。
【0012】請求項5対応のパタン照合回路は、請求項
4対応のパタン照合回路に含まれる請求項1対応のパタ
ン発生回路に代えて、請求項2対応のパタン発生回路を
備える。
【0013】
【作用】請求項1,2対応のパタン発生回路と、請求項
3,4,5対応のパタン照合回路を組み合わせることに
より、VC−4−Xcパスに対する導通試験を行うこと
ができる。導通試験機能は、クロスコネクト装置,多重
化端局装置等の伝送装置に備えられている。これらの伝
送装置では、ポインタ処理、MSOHの生成・終端処理
等をSTM−1レベル(155.52Mbit/s)以下で行ってお
り、それらの処理はVC−4−Xc等の大容量パスを収
容する場合でも不可欠である。すなわち、VC−4−X
cパスも伝送装置内では必ずVC−3,VC−4を単位
とするサブパスに分離されて転送される。本発明ではこ
の転送形態を利用し、サブパス単位に遅延量の異なるデ
ィジタル信号系列を挿入することにより、VC−4−X
cパスの導通試験信号を生成する。
【0014】また、受信側ではサブパス単位にパタン照
合を行うことにより、伝送路上のビット誤り発生の有無
を確認し、また各パタン照合回路で検出されたディジタ
ル信号系列の遅延関係から信号順序保全性を確認する。
これにより、既存のVC−3,VC−4等の導通試験用
のパタン発生回路およびパタン照合回路をそのまま利用
することができる。追加する機能は、送信側では各サブ
パスに送出するディジタル信号系列の遅延関係を設定す
る機能、受信側では遅延関係が送信側の設定通りになっ
ているか否かを確認する機能である。
【0015】
【実施例】
(請求項1対応のパタン発生回路)図1は、請求項1対
応のパタン発生回路の基本構成を示す。ここでは、VC
−4−Xcパスがn本のサブパスにバイト分離されて装
置内を転送されると仮定している。たとえば、VC−4
−4cパスがVC−4単位のサブパスに分離されて転送
される場合にはn=4であり、VC−3単位のサブパス
に分離されて転送される場合にはn=12となる。
【0016】図において、パタン発生回路10aはn個
のサブパタン発生手段11−1〜11−nを有し、遅延
制御手段12により遅延制御される構成である。サブパ
タン発生手段11−1は、既存の低速パスの導通試験用
回路におけるパタン発生回路として構成されるものであ
り、一定の周期的なディジタル信号系列s(t) を発生す
る。通常用いられる周期的なディジタル信号系列として
は疑似ランダム信号等がある。
【0017】他のサブパタン発生手段11−2〜11−
nは、それぞれs(t) に対して時間的にkビット,2k
ビット,…,(n−1)kビット遅延したディジタル信
号系列s(t−kδ),s(t−2kδ),…,s(t−(n
−1)kδ)を出力する。ここでδは1ビットの時間的長
さである。n個のサブパタン発生手段の回路構成は基本
的に同一でよく、遅延制御手段12が各サブパタン発生
手段のリセットタイミングを制御する等の方法により、
n本の出力信号間の遅延関係を制御することができる。
【0018】ここで、各サブパス上に出力されるディジ
タル信号系列の遅延関係を図2に示す。図では、サブパ
ス♯iにディジタル信号系列s(t−(i−1)kδ)が入
力されるようになっているが、あらかじめ順番さえ決め
ておけば、どのサブパスにどのディジタル信号系列が入
力されてもよい。これらn本のディジタル信号系列は、
POH挿入回路21でVC−4−Xc用のパスオーバヘ
ッドが挿入され、SDH伝送装置に備えられたバイト多
重化回路22により各サブパスがバイト多重され、VC
−4−Xcパス試験信号として伝送路に送出される。パ
スオーバヘッドの挿入については、VC−4−Xcのサ
ブパス♯1に入力されるディジタル信号系列にのみ挿入
し、その他のサブパスに入力されるディジタル信号系列
については固定スタッフを挿入すればよい(ITU−T
勧告 G.70X)。
【0019】(請求項2対応のパタン発生回路)図3
は、請求項2対応のパタン発生回路の基本構成を示す。
図において、パタン発生回路10bは、ディジタル信号
系列s(t) を発生するサブパタン発生手段11と、入力
信号に対して時間的にkビット遅延した信号を出力する
(n−1)個のkビット遅延手段13−1〜13−(n
−1)により構成される。サブパタン発生手段11とk
ビット遅延手段13−1〜13−(n−1)を直列に接
続し、それぞれの出力信号を分岐して取り出すことによ
り、n本の周期的なディジタル信号系列s(t) ,s(t
−kδ),s(t−2kδ),…,s(t−(n−1)kδ)
が得られる。これらn本のディジタル信号系列は、PO
H挿入回路21でVC−4−Xc用のパスオーバヘッド
が挿入され、バイト多重化回路22により各サブパスが
バイト多重され、VC−4−Xcパス試験信号として伝
送路に送出される。
【0020】上記のように生成されたVC−4−Xcパ
ス試験信号を受信する伝送装置においても、VC−4−
Xcパスはバイト単位に分離され、n本のサブパスとし
て装置内を転送される。 (請求項3対応のパタン照合回路)図4は、請求項3対
応のパタン照合回路の基本構成を示す。
【0021】図において、パタン照合回路30aはn個
のサブパタン照合手段31−1〜31−nを有し、各出
力が信号順序保全性確認手段32に接続される構成であ
る。伝送路を通過したVC−4−Xcパス試験信号は、
SDH伝送装置に備えられたバイト分離回路23により
分離され、n本のサブパス上に出力される。POH分離
回路24は、サブパスから受信するn本のディジタル信
号系列からパスオーバヘッドを分離する。n個のサブパ
タン照合手段31−1〜31−nは、既存の低速パスの
導通試験用回路におけるパタン照合回路により構成され
る。各サブパタン照合手段は、POH分離回路24から
入力されるディジタル信号系列に対して先頭位置の検出
およびパタン照合を実行し、伝送路上でのビット誤り発
生の有無を検出し、対応する位相情報を信号順序保全性
確認手段32に通知する。信号順序保全性確認手段32
は各サブパスに対応する位相情報を比較し、それらの遅
延関係が送信側のパタン発生回路で設定した遅延関係と
同一であるか否かを確認することにより、VC−4−X
cパス試験信号の信号順序保全性を確認する。
【0022】(請求項4対応のパタン照合回路)図5
は、請求項4対応のパタン照合回路の基本構成を示す。
図において、パタン照合回路30bは、図1に示すサブ
パス発生回路10aとまったく同じn個のサブパタン発
生手段11−1〜11−nおよび遅延制御手段12を有
する。バイト多重化回路33は、各サブパタン発生手段
から出力されるディジタル信号系列をバイト多重し、実
伝送路上を伝送されるVC−4−Xcパス試験信号と同
一の信号を作成する。
【0023】また、伝送路を通過したVC−4−Xcパ
ス試験信号は、SDH伝送装置に備えられたバイト分離
回路23により分離され、n本のサブパス上に出力され
る。POH分離回路24は、サブパスから受信するn本
のディジタル信号系列からパスオーバヘッドを分離す
る。バイト多重化回路34は、POH分離回路24から
入力されるディジタル信号系列を再度バイト多重してシ
リアルの導通試験信号を再生する。
【0024】パタン照合手段35は、バイト多重化回路
33,34から出力されるVC−4−Xcパス試験信号
間のパタン照合を行い、伝送路上でのビット誤り発生の
有無を検出すると同時に、信号順序保全性の確認を行
う。 (請求項5対応のパタン照合回路)図6は、請求項5対
応のパタン照合回路の基本構成を示す。
【0025】図において、パタン照合回路30cは、図
3に示すサブパス発生回路10bとまったく同じサブパ
タン発生手段11および(n−1)個のkビット遅延手
段13−1〜13−(n−1)を有する。バイト多重化
回路33,34およびパタン照合手段35は、図5に示
すパタン照合回路30bと同様に構成される。以上示し
た図1,図3に示すパタン発生回路10a,10bと、
図4,図5,図6に示すパタン照合回路30a,30
b,30cを組み合わせることにより、VC−4−Xc
パスに対する導通試験を行うことができる。
【0026】(パタン発生回路10bの実施例構成)図
7は、VC−4−4c試験用のパタン発生回路10bの
実施例構成を示す。VC−4パスの導通試験をPN−15
疑似ランダム信号を用いて行い、各サブパスに対応する
ディジタル信号系列間の遅延量k=8ビットとした。図
において、サブパタン発生手段11として用いられるP
N−15パタン発生回路は、15個のシフトレジスタ1−1
〜1−34および加算器2により構成される。シフトレ
ジスタ1−7の出力信号を分岐して取り出すことによ
り、PN−15パタン発生回路(シフトレジスタ1−3
4)の出力信号に対して時間的に8ビット進んだディジ
タル信号系列を生成することができる。これをVC−4
単位のサブパス♯4上に出力し、シフトレジスタ1−3
4の出力信号をサブパス♯3上に出力し、さらにその信
号を8ビット遅延回路3−1を介してサブパス♯2上に
出力し、さらにその信号を8ビット遅延回路3−2を介
してサブパス♯1上に出力する。各サブパス上に出力さ
れたディジタル信号系列をSDH伝送装置内のバイト多
重化回路でバイト多重することにより、VC−4−4c
パス試験信号を生成することができる。
【0027】図8は、各サブパス単位のPN−15系列
と、これらをバイト多重して得られるVC−4−4cパ
ス試験信号を示す。なお、パスオーバヘッドの挿入部分
については省略している。図中の各ブロックは1バイト
を示し、各バイトに収容されている値を16進法で表示し
た。得られたVC−4−4cパス試験信号の周期は4×
(215−1)ビットとなる。
【0028】受信側のパタン照合回路では、4つのPN
−15疑似ランダム信号に対するパタン照合手段を設けて
ビット誤りの有無を確認する。また、4つのパタン照合
手段のそれぞれが受信信号の先頭位置を検出し、それら
を比較することにより信号順序保全性の確認を行う。同
様の方法により、例えばVC−4パスの導通試験用回路
を用いてVC−4−16cパスの導通試験用回路を構成す
ることができる。また、VC−3パスの導通試験用回路
を用いてVC−4パスの導通試験用回路を構成すること
もできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、MSOHの生成・
終端処理、ポインタ処理機能を有するクロスコネクト装
置、多重化端局装置等の伝送装置では、VC−4−4c
パス等の大容量パスはサブパス単位にバイト分離されて
装置内を転送される。本発明ではこの転送形態を利用
し、サブパス単位に遅延量の異なるディジタル信号系列
を挿入することにより、VC−4−Xcパス試験信号を
生成する。これにより、既存のVC−3,VC−4パス
の導通試験用のパタン発生回路およびパタン照合回路を
そのまま利用することができる。
【0030】本発明のパタン発生回路では、VC−3,
VC−4パスの導通試験時に対して出力するディジタル
信号系列の遅延関係を設定する機能を付加する。本発明
のパタン照合回路では、遅延関係が送信側の設定通りに
なっているか否かを確認する機能を付加すればよい。し
たがって、任意のVC−4−Xcパスに対する導通試験
用回路を既存の設計資産を活かしつつ最小限の追加設計
により実現することができる。また、新たにVC−4−
64cパスなどの大容量パスが定義された場合にも、送信
側の遅延制御手段、受信側の信号順序保全性確認手段を
若干変更することにより容易かつ経済的に導通試験用回
路を実現することができる。
【0031】将来の伝送装置は、VC−3,VC−4,
…,VC−4−Xcにいたる様々なパスを収容して運用
できる必要がある。その場合に、収容しうるすべてのパ
スについて個別に導通試験用回路をもつと、ハードウェ
アとして大規模にならざるを得ない。一方、本発明のパ
タン発生回路およびパタン照合回路は、小容量の導通試
験用回路を設定によりそのまま使用することも、大容量
パスの導通試験用回路の一部として使用することもでき
る。このように、本発明は、回路の共用化により伝送装
置のハードウェア規模の削減およびそれに伴うコスト削
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1対応のパタン発生回路の基本構成を示
すブロック図。
【図2】各サブパス上に出力されるディジタル信号系列
の遅延関係を示す図。
【図3】請求項2対応のパタン発生回路の基本構成を示
すブロック図。
【図4】請求項3対応のパタン照合回路の基本構成を示
すブロック図。
【図5】請求項4対応のパタン照合回路の基本構成を示
すブロック図。
【図6】請求項5対応のパタン照合回路の基本構成を示
すブロック図。
【図7】VC−4−4c試験用のパタン発生回路10b
の実施例構成を示すブロック図。
【図8】各サブパス単位のPN−15系列と、これらをバ
イト多重して得られるVC−4−4cパス試験信号を示
す図。
【符号の説明】
10 パタン照合回路 11 サブパタン発生手段 12 遅延制御手段 13 kビット遅延手段 21 POH挿入回路 22 バイト多重化回路 23 バイト分離回路 24 POH分離回路 31 サブパタン照合手段 32 信号順序保全性確認手段 33,34 バイト多重化回路 35 パタン照合回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SDH伝送装置内に配置され、n本のサ
    ブパスをバイト多重した信号として構成されるVCパス
    の導通試験に用いる周期的なディジタル信号系列を発生
    するパタン発生回路において、 前記n本のサブパスの各々に対するディジタル信号系列
    を発生するn個のサブパタン発生手段と、 所定のサブパタン発生手段で発生するディジタル信号系
    列をs(t) としたときに、他のn−1個のサブパタン発
    生手段からそれぞれs(t) に対して時間的にkビット,
    2kビット,…,(n−1)kビット遅延したディジタ
    ル信号系列を発生させる遅延制御を行う遅延制御手段と
    を備え、 前記n個のサブパタン発生手段から、互いにkビットの
    遅延時間差を有するn本のディジタル信号系列を前記n
    本のサブパスにそれぞれ送出する構成であることを特徴
    とするパタン発生回路。
  2. 【請求項2】 SDH伝送装置内に配置され、n本のサ
    ブパスをバイト多重した信号として構成されるVCパス
    の導通試験に用いる周期的なディジタル信号系列を発生
    するパタン発生回路において、 所定のサブパスに対するディジタル信号系列s(t) を発
    生するサブパタン発生手段と、 前記サブパタン発生手段に直列に接続され、入力信号を
    順次kビット遅延させて出力する(n−1)個のkビッ
    ト遅延手段とを備え、 前記サブパタン発生手段および(n−1)個のkビット
    遅延手段から、s(t)およびs(t) に対して時間的にk
    ビット,2kビット,…,(n−1)kビット遅延した
    n本のディジタル信号系列を前記n本のサブパスにそれ
    ぞれ送出する構成であることを特徴とするパタン発生回
    路。
  3. 【請求項3】 伝送路から入力されるVCパスの導通試
    験信号をn個のサブパスにバイト単位に分離し、請求項
    1または請求項2に記載のパタン発生回路から出力され
    た各サブパス対応のディジタル信号系列に対してパタン
    照合を行うパタン照合回路において、 それぞれn本のサブパス上を伝送されるディジタル信号
    系列を受信し、それぞれディジタル信号系列s(t) に対
    する位相情報の検出およびパタン照合を行い、伝送路上
    でのビット誤り発生の有無を検出するn個のサブパタン
    照合手段と、 前記各サブパタン照合手段で検出されたn個の位相情報
    を入力し、それらの遅延関係が送信側で設定した遅延関
    係と同一であるか否かを確認し、前記VCパスの導通試
    験信号に対するパタン照合を行う信号順序保全性確認手
    段とを備えたことを特徴とするパタン照合回路。
  4. 【請求項4】 伝送路から入力されるVCパスの導通試
    験信号をn個のサブパスにバイト単位に分離し、請求項
    1または請求項2に記載のパタン発生回路から出力され
    た各サブパス対応のディジタル信号系列に対してパタン
    照合を行うパタン照合回路において、 n本のサブパスの各々に対するディジタル信号系列を発
    生するn個のサブパタン発生手段と、 所定のサブパタン発生手段で発生するディジタル信号系
    列をs(t) としたときに、他のn−1個のサブパタン発
    生手段からそれぞれs(t) に対して時間的にkビット,
    2kビット,…,(n−1)kビット遅延したディジタ
    ル信号系列を発生させ、かつn本のディジタル信号系列
    の遅延関係を請求項1または請求項2に記載のサブパタ
    ン発生回路における遅延関係と同様に設定する遅延制御
    を行う遅延制御手段と、 前記n個のサブパタン発生手段から出力されるn本のデ
    ィジタル信号系列をバイト多重する第1のバイト多重化
    回路と、 前記n本のサブパス上を伝送されたディジタル信号系列
    を受信してバイト多重する第2のバイト多重化回路と、 前記第1のバイト多重化回路および前記第2のバイト多
    重化回路から出力される2つのディジタル信号系列のパ
    タン照合を行い、伝送路上でのビット誤り発生の有無お
    よび信号順序保全性の確認を行うパタン照合手段とを備
    えたことを特徴とするパタン照合回路。
  5. 【請求項5】 伝送路から入力されるVCパスの導通試
    験信号をn個のサブパスにバイト単位に分離し、請求項
    1または請求項2に記載のパタン発生回路から出力され
    た各サブパス対応のディジタル信号系列に対してパタン
    照合を行うパタン照合回路において、 所定のサブパスに対するディジタル信号系列s(t) を発
    生するサブパタン発生手段と、 前記サブパタン発生手段に直列に接続され、入力信号を
    順次kビット遅延させて出力する(n−1)個のkビッ
    ト遅延手段と、 前記サブパタン発生手段および(n−1)個のkビット
    遅延手段から出力されるs(t) およびs(t) に対して時
    間的にkビット,2kビット,…,(n−1)kビット
    遅延したn本のディジタル信号系列をバイト多重する第
    1のバイト多重化回路と、 前記n本のサブパス上を伝送されたディジタル信号系列
    を受信してバイト多重する第2のバイト多重化回路と、 前記第1のバイト多重化回路および前記第2のバイト多
    重化回路から出力される2つのディジタル信号系列のパ
    タン照合を行い、伝送路上でのビット誤り発生の有無お
    よび信号順序保全性の確認を行うパタン照合手段とを備
    えたことを特徴とするパタン照合回路。
JP7159540A 1995-06-26 1995-06-26 パタン発生回路およびパタン照合回路 Pending JPH0918438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7159540A JPH0918438A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 パタン発生回路およびパタン照合回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7159540A JPH0918438A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 パタン発生回路およびパタン照合回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0918438A true JPH0918438A (ja) 1997-01-17

Family

ID=15695997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7159540A Pending JPH0918438A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 パタン発生回路およびパタン照合回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0918438A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0333122B1 (en) Method and apparatus for frame synchronization
US6961317B2 (en) Identifying and synchronizing permuted channels in a parallel channel bit error rate tester
EP0320882B1 (en) Demultiplexer system
EP0403663A1 (en) Digital signal multiplexer and separator
US4858224A (en) Diagnostic method of equipment and system using the same
CA2043375A1 (en) Sdh rejustification
JPH08163116A (ja) フレーム同期装置
GB2233864A (en) Communication circuit fault detector
US6920603B2 (en) Path error monitoring method and apparatus thereof
US6611928B1 (en) Homo-code continuity proof testing device
US6256326B1 (en) Pseudo-synchronization prevention method in SDH transmission mode, pseudo-synchronization preventing SDH transmission system, and transmitter-receiver in pseudo-synchronization preventing SDH transmission system
JP4845582B2 (ja) 光伝送装置用プラグインカード
JP3333053B2 (ja) ディジタル通信装置
EP0543327B1 (en) A synchronous optical multiplexing system
US6657953B1 (en) Signal loopback device
JPH0918438A (ja) パタン発生回路およびパタン照合回路
KR100304776B1 (ko) 동기 시스템, 동기 방법 및 기록 매체
JP2704106B2 (ja) データ信号多重伝送装置用フレーム同期方式
KR0129608B1 (ko) 분기 결합 제어장치
GB2323503A (en) ATM cell synchronisation circuit
US6400694B1 (en) Duplex communication path switching system
JP4712233B2 (ja) 伝送装置
US6763038B1 (en) Light transmission equipment
KR0149597B1 (ko) 8개의 채널구분정보를 이용한 단순 다중/역다중 1.2기가 광전송장치
JP2943680B2 (ja) 物理層処理装置