JPH09183712A - 育毛促進剤 - Google Patents
育毛促進剤Info
- Publication number
- JPH09183712A JPH09183712A JP35392695A JP35392695A JPH09183712A JP H09183712 A JPH09183712 A JP H09183712A JP 35392695 A JP35392695 A JP 35392695A JP 35392695 A JP35392695 A JP 35392695A JP H09183712 A JPH09183712 A JP H09183712A
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- JP
- Japan
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- chitosan
- water
- hair
- mixture
- hair growth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、健康食品や機能性食品として
の効能が認められるキトサンの精製率９０％以下であっ
ても、キトサンとして十分な効能を発揮する商品を提供
した。 【構成】 本発明にかかる育毛促進剤は、キチン質
を脱アセチル化してキトサン粉末にＬ−アスコルビン酸
と水を適宜加えて得た混合物を含むことを特徴とし、ま
たその製造方法としての手段はキチン質を脱アセチル化
して生成したキトサン粉末にＬ−アスコルビン酸と水を
加えて混合物を生成するステップを含むことにより７０
〜９０％の生成率のキトサンが育毛剤の原料として使用
可能になった。
の効能が認められるキトサンの精製率９０％以下であっ
ても、キトサンとして十分な効能を発揮する商品を提供
した。 【構成】 本発明にかかる育毛促進剤は、キチン質
を脱アセチル化してキトサン粉末にＬ−アスコルビン酸
と水を適宜加えて得た混合物を含むことを特徴とし、ま
たその製造方法としての手段はキチン質を脱アセチル化
して生成したキトサン粉末にＬ−アスコルビン酸と水を
加えて混合物を生成するステップを含むことにより７０
〜９０％の生成率のキトサンが育毛剤の原料として使用
可能になった。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、育毛促進剤に関す
るものであり、さらに詳しくはキトサンを原料とする育
毛促進剤に関するものである。
るものであり、さらに詳しくはキトサンを原料とする育
毛促進剤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】昨今、蟹や海老の殻の主要成分であるキ
チン質やそのキチン質を脱アセチル化して精製したキト
サンが健康食品や機能性食品の有効成分としてその効能
があることが認められ、その生体に対する広範な有用性
がちゅうもくされている。しかし、キトサンはキチン質
に比較してその吸収性が優れているものの、精製率９０
％以上のものでないと十分な効能がないと言われてい
る。しかし、純度の高いキトサンの製造にはコストがか
かりコマーシャル・ベースに乗る製品の原料としては未
解決の問題が残っていた。
チン質やそのキチン質を脱アセチル化して精製したキト
サンが健康食品や機能性食品の有効成分としてその効能
があることが認められ、その生体に対する広範な有用性
がちゅうもくされている。しかし、キトサンはキチン質
に比較してその吸収性が優れているものの、精製率９０
％以上のものでないと十分な効能がないと言われてい
る。しかし、純度の高いキトサンの製造にはコストがか
かりコマーシャル・ベースに乗る製品の原料としては未
解決の問題が残っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、十分な効
能をもつ原料として精製率が９０％以上のキトサンの経
済性ある開発が望まれていたが未だ不十分であるので、
むしろ７０％〜９０％程度のキトサンを使用した健康食
品等の開発をするのが本願発明者の課題であった。
能をもつ原料として精製率が９０％以上のキトサンの経
済性ある開発が望まれていたが未だ不十分であるので、
むしろ７０％〜９０％程度のキトサンを使用した健康食
品等の開発をするのが本願発明者の課題であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願の育毛促進剤は、前
述した目的を達成せんとするもので、その手段は、キチ
ン質を脱アセチル化して生成したキトサン粉末にＬ−ア
スコルビン酸と水を適宜加えて得た混合物を含むことを
特徴とし、またその製造方法としての手段はキチン質を
脱アセチル化して生成したキトサン粉末にＬ−アスコル
ビンと水を加えて混合物を生成するステップを含むこと
を特徴とする。
述した目的を達成せんとするもので、その手段は、キチ
ン質を脱アセチル化して生成したキトサン粉末にＬ−ア
スコルビン酸と水を適宜加えて得た混合物を含むことを
特徴とし、またその製造方法としての手段はキチン質を
脱アセチル化して生成したキトサン粉末にＬ−アスコル
ビンと水を加えて混合物を生成するステップを含むこと
を特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の態様】以下、本発明にかかる育毛促進剤
とその製造方法を説明する。まず、キチン質を含む蟹や
エビ等の殻から精製したキトサンの粉末をＬ−アスコル
ビン酸（ビタミンＣ）の粉末と共に水に加えて得られた
混合物を練りゲル状にし、あるいは水の量を増やして溶
液を生成する。
とその製造方法を説明する。まず、キチン質を含む蟹や
エビ等の殻から精製したキトサンの粉末をＬ−アスコル
ビン酸（ビタミンＣ）の粉末と共に水に加えて得られた
混合物を練りゲル状にし、あるいは水の量を増やして溶
液を生成する。
【０００６】
【実施例１】好ましい例としては、市販のキトサン粉末
８ｇとＬ−アスコルビン酸６ｇを２００ｃｃの水に加え
てよく撹拌したのち放置する。１昼夜すると琥珀色の透
明な溶液ができる。わずかに、未溶解の物質が浮遊する
のが見受けられるが全体としては透明である。
８ｇとＬ−アスコルビン酸６ｇを２００ｃｃの水に加え
てよく撹拌したのち放置する。１昼夜すると琥珀色の透
明な溶液ができる。わずかに、未溶解の物質が浮遊する
のが見受けられるが全体としては透明である。
【０００７】
【実施例２】あるいは、同じキトサン粉末８ｇとＬ−ア
スコルビン酸８ｇを２００ｃｃの水に加えてよく撹拌し
たのち放置する。２０〜３０分すると同様に琥珀色の透
明な溶液ができる。この実施例では未溶解物質の浮遊は
全く認められない。
スコルビン酸８ｇを２００ｃｃの水に加えてよく撹拌し
たのち放置する。２０〜３０分すると同様に琥珀色の透
明な溶液ができる。この実施例では未溶解物質の浮遊は
全く認められない。
【０００８】
【実施例３】あるいは、同じキトサン粉末４ｇとＬ−ア
スコルビン酸４ｇを２００ｃｃの水に加えてよく撹拌し
たのち放置する。すると混合物は即座に溶解し２〜３分
で琥珀色の透明な物質ができる。この実施例では未溶解
物質の浮遊がないだけでなく溶解の速度が著しく速い。
スコルビン酸４ｇを２００ｃｃの水に加えてよく撹拌し
たのち放置する。すると混合物は即座に溶解し２〜３分
で琥珀色の透明な物質ができる。この実施例では未溶解
物質の浮遊がないだけでなく溶解の速度が著しく速い。
【０００９】
【発明の効果】以上の方法で精製した育毛促進剤は、キ
チン質を脱アセチル化して生成したキトサン粉末にＬ−
アスコルビン酸と水を適宜加えて得た混合物を含み、キ
トサンの精製率が９０％以下であっても脱アセチル化の
際に残留したキチン質が溶解し育毛促進剤として使用可
能であるという効果がある。
チン質を脱アセチル化して生成したキトサン粉末にＬ−
アスコルビン酸と水を適宜加えて得た混合物を含み、キ
トサンの精製率が９０％以下であっても脱アセチル化の
際に残留したキチン質が溶解し育毛促進剤として使用可
能であるという効果がある。
【００１０】また、前記混合物はゲル状であること場合
は、育毛の効果があるのはもちろんであるが、全体とし
て粘度があるので整髪にも便利である。また溶液とした
場合には、スプレー容器に入れて使用すると取扱いが容
易である。
は、育毛の効果があるのはもちろんであるが、全体とし
て粘度があるので整髪にも便利である。また溶液とした
場合には、スプレー容器に入れて使用すると取扱いが容
易である。
【００１１】また、本願発明の育毛促進剤は、キチン質
を脱アセチル化して生成したキトサン粉末にＬ−アスコ
ルビンと水を加えて混合物を生成するステップを含むこ
とを特徴とするので純度が９０％以下の脱アセチル化し
たキトサンでも溶解し頭髪の毛根への吸収率が促進され
る。特に、前記混合物の生成するステップで、４〜８重
量部のキトサンと、２〜８重量部のＬ−アスコルビン酸
を略々２００重量部の水に加える場合にはきわめて短時
間で溶解が進行するので生産の効率が上がるという効果
がある。
を脱アセチル化して生成したキトサン粉末にＬ−アスコ
ルビンと水を加えて混合物を生成するステップを含むこ
とを特徴とするので純度が９０％以下の脱アセチル化し
たキトサンでも溶解し頭髪の毛根への吸収率が促進され
る。特に、前記混合物の生成するステップで、４〜８重
量部のキトサンと、２〜８重量部のＬ−アスコルビン酸
を略々２００重量部の水に加える場合にはきわめて短時
間で溶解が進行するので生産の効率が上がるという効果
がある。
Claims (5)
- 【請求項１】 キチン質を脱アセチル化して生成したキ
トサン粉末にＬ−アスコルビン酸と水を適宜加えて得た
混合物を含む育毛促進剤。 - 【請求項２】 前記混合物はゲル状であることを特徴と
する請求項１に記載の育毛促進剤。 - 【請求項３】 前記混合物は溶液であることを特徴とす
る請求項１に記載の育毛促進剤。 - 【請求項４】 キチン質を脱アセチル化して生成したキ
トサン粉末にＬ−アスコルビンと水を加えて混合物を生
成するステップを含むことを特徴とする育毛促進剤の製
造方法。 - 【請求項５】 前記混合物の生成するステップは、４〜
８重量部のキトサンと、２〜８重量部のＬ−アスコルビ
ン酸を略々２００重量部の水に加えることを特徴とする
請求項１に記載する育毛促進剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35392695A JPH09183712A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 育毛促進剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35392695A JPH09183712A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 育毛促進剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09183712A true JPH09183712A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18434158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35392695A Pending JPH09183712A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 育毛促進剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09183712A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015129564A1 (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | 一般社団法人グリーンエバー | サルファ剤およびキトサン剤を含む、発毛および／または育毛促進組成物 |
| JP2019127478A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 国立大学法人鳥取大学 | 発毛および育毛促進剤 |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP35392695A patent/JPH09183712A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015129564A1 (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | 一般社団法人グリーンエバー | サルファ剤およびキトサン剤を含む、発毛および／または育毛促進組成物 |
| JP2019127478A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 国立大学法人鳥取大学 | 発毛および育毛促進剤 |
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