JPH09183400A - 投下着水式海難救助用ゴムボート - Google Patents

投下着水式海難救助用ゴムボート

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JPH09183400A
JPH09183400A JP7353497A JP35349795A JPH09183400A JP H09183400 A JPH09183400 A JP H09183400A JP 7353497 A JP7353497 A JP 7353497A JP 35349795 A JP35349795 A JP 35349795A JP H09183400 A JPH09183400 A JP H09183400A
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rubber boat
boat
casing
cylindrical
rear end
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JP7353497A
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Yasuyuki Takahashi
康幸 高橋
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船舶の大小を問わず、容易に搭載でき、遭難
現場に急行して短時間で展開し遭難者を収容する投下着
水式海難救助用ゴムボートを得る。 【解決手段】 後端に方向安定翼が突設され、内部にパ
ラシュート付きゴムボート等が折り畳み状態で格納され
てなり、軸平面で左右に分解可能に形成された後部ケー
シングCaと、同後部ケーシングの前端に分離可能に固
定され、同径で前後端がそれぞれ前端板,後端板で閉塞
され、海水電池,スイッチ,電源が内蔵されてなる前部
ケーシングCfと、同前部ケーシングの後端板上に付設
されたガスジェネレーター14及び同後端板上に同軸的
に分離可能に突設された手漕ぎオール9と、同手漕ぎオ
ールに沿って円筒状に折り畳まれたゴムボート10とを
具え、海難現場上空で投下され着水で同ゴムボートの膨
張により同後部ケーシングCaからを分離し、同ガスジ
ェネレーター14で発生するガスにより展張して海面に
浮上するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海難救助で使用す
る高速展開可能の投下着水式海難救助用ゴムボートに関
する。
【0002】
【従来の技術】大型船舶は、従来、救命ボートを自己保
有するが、小型船舶においては救命ボートを収納するス
ペース等の問題もあり、装備していない。それ故、海難
事故に遭遇した場合、小型船舶では遭難者は脱出する手
立てがないのが現状である。また、海に投げ出された遭
難者を救出する場合、遭難者を見失うことのないうちに
現場に急行することが非常に重要なのであるが、遠方か
ら遭難者を救出する手段は未だ開発されていないのであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、小型船舶
は、大型船舶に比べ救命用具等を収納するスペースが少
なく、救命用具の搭載においても制約があり、特に、収
納するスペースが少ない小型船舶においては、容易に搭
載でき短時間で海難現場に急行するとともに、投下によ
り展開可能な救命ボートの開発が船舶業界では大きな要
請となっている。また、万一、遭難が生じた場合は、そ
の遭難現場まで行かなければ遭難者の救助はできないの
であるが、遠方から救助するシステムは未だ開発されて
いない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、大型船舶,小型船舶を問わず、船舶もしくは
航空機に容易に搭載でき、もしくは陸上のロケットラン
チャーに装填され、遭難現場に急行〜飛翔して短時間で
着水展開可能で遭難者を収容する投下着水式海難救助用
ゴムボートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、後端に放射状の方向安定
翼が等間隔で突設され、内部に後記するパラシュート付
きゴムボート等が折り畳み状態で格納されてなり、軸平
面で少なくとも左右1対の半円筒状ケーシングに分解可
能に形成された後部円筒状ケーシングと、同後部円筒状
ケーシングの前端に分離可能に同軸的に固定され、同後
部円筒状ケーシングと同径であって前後端がそれぞれ前
端板,後端板で閉塞され、海水電池,スイッチ,電源が
内蔵されてなる前部円筒筒状ケーシングと、同前部円筒
状ケーシングに内蔵されたガスジェネレーター及び同後
端板上に同軸的に分離可能に突設された手漕ぎオール
と、同手漕ぎオールに沿って折り畳まれたゴムボートと
を具え、海難現場上空で投下され海面着水時に同ゴムボ
ートの膨張により同後部円筒状ケーシングを分離し、同
前部円筒状ケーシングが上記手漕ぎオールを起立した状
態で海中に浸漬したのち、上記ゴムボートが上記ガスジ
ェネレーターで発生するガスにより展張して海面に浮上
するようにしたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、そ
の後部円筒状ケーシングの内部にそのゴムボートをその
手漕ぎオールを中心としてその周りにC字型断面の円筒
状に折り畳んだ状態で格納したことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1において、そ
のガスジェネレーターとしてアジ化ナトリウムと金属酸
化物の混合物からなるタンク入りのガス発生剤と、発生
ガスの温度を低下させるクーラントと、海水に接して起
電力を発生する海水電池によりスイッチを介してガスジ
ェネレーターにガスを発生させる点火回路とを具えたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1において、そ
のガスジェネレーターからのガスの圧入により膨張する
水平長円形の大型チューブであってその下端面が耐水性
水平長円形底面材にて閉塞されたゴムボート本体と、同
ゴムボート本体の長手方向の一端央部にほぼ同一高さに
可撓性仕切板を介して同ゴムボート本体に対して水密的
に仕切られ、同ゴムボート本体に一体的に組込まれ上記
ガスの圧入により膨張する比較的小径の水平ドーナツ型
小型チューブとからなり、同ドーナツ型小型チューブの
竪中心孔にその手漕ぎオールを立設可能に支持するよう
にしたことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項4において、そ
の水平長円形のゴムボート本体をその水平長円形底面材
の上面に沿って配設され同ゴムボート本体のほぼ央部を
横切る形で横方向に延び内部が圧力ガスにより膨張する
底面横通補強材を具えたことを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項1において、着
水時にその前部円筒状ケーシングが、一旦、前端を下端
とするとともに後端を上端とする起立姿勢となるよう
に、重心及び浮心を有し、そのゴムボートの膨張による
浮上に伴う浮心の偏心的移動により、同ゴムボートがそ
の底面材を下にその長円形大型チューブを上にした姿勢
で水面に浮くようにあらかじめ折り畳み格納しておくこ
とを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項1において、そ
のゴムボートの水面浮上状態において、同ゴムボートの
ドーナツ型小型チューブ部の中心孔に単数又は複数のオ
ールをそれぞれその水掻部を上端にして挿脱可能に起立
姿勢で支持するようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項1,2,3,
4,5,6もしくは請求項7において、その後部円筒状
ケーシングと同径の円筒状に形成され、後端に放射状の
方向安定翼が等間隔で突設されるとともに、前端部の仕
切板にイグナイターが突設され、内部にロケットモータ
ーを内蔵してなり前端が同後部円筒状ケーシングの後端
に着脱可能に連結され飛翔中にタイマーの作用で同後部
円筒状ケーシングから分離落下する円筒状ロケットモー
ターケーシングを具えたことを特徴とする。
【0013】請求項9の発明は、請求項8において、そ
のロケットモーターケーシングの前端開口円筒部と後部
円筒状ケーシングの後端とをタイマーにより作動するイ
グナイターの作用で爆破分解される結合バンドで連結し
たことを特徴とする。
【0014】請求項10の発明は、請求項8において、
その後部円筒状ケーシングの後端に結合バンドにより連
結される部分に同軸的に後方へ向かって先細的に突設さ
れ後端開口が円筒状ロケットモーターケーシングの前端
開口内部に突出する両端開口のテーパーコーンと、同テ
ーパーコーンの内部に折り畳まれて格納され、パラシュ
ート傘部の中心に一端が固着されるとともに、他端が同
ケーシングに固着してなり、落下時に自動的に切断する
パラシュート引出しロープを具えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明を投下着水式海難救
助用ゴムボートに適用した第1実施例を図面について説
明すると、図1はその全体縦断面図、図2は図1のII部
を示すガスゼネレーション部の作動系統図、図3は図1
のカプセル着水状態からゴムボートの水面展張に至る状
態を示す状態説明図、図4は図1のゴムボートの水面展
張状態を示す拡大斜視図、図5は図4のボート本体を示
す3面図であり、同図(A)はその斜視図、同図(B)
はその平面図、同図(C)はその縦断面図、図6は図5
(C)の長円形大型チューブ部とドーナツ型小型チュー
ブ部との相貫体の相互接着部を示す部分拡大図である。
【0016】本発明の海難救助用ゴムボートは、円筒状
カプセルの形で形成されており、まず図1において、カ
プセルCcは後部円筒状ケーシング(以下後部ケーシン
グという)Caと前部円筒状ケーシング(以下前部ケー
シングという)Cfとの同軸的直列構造からなり、上記
各ケーシングの外径は同径である。
【0017】後部ケーシングCaは、前後端がそれぞれ
前端大径口,後端小径口として開口するテーパーコーン
8の大径前端が後部ケーシングCaの外径と同径に形成
され、同後部ケーシングの後端と連続する異形円筒をな
すが、この異形円筒は一体的構造のものではなく、テー
パーコーンを含めてその軸平面で少なくとも左右もしく
は上下1対の半円筒状ケーシングにより異形円筒状に組
立てられ、その前端部が衝撃を受けたときに容易に分離
できるように、縦方向平行当接線に沿ってプラスチック
材にて比較的に弱く連結されている。この後部ケーシン
グCaの中心線に沿って、複数の手漕ぎオール(以下オ
ールという)がその水掻き9aを後方へ向けた形で格納
され、オール9の周りの空間にゴムボート10がC字状
断面を成すように折り畳まれた形で格納されている。
【0018】前部ケーシングCfは、前後端がそれぞれ
前端板,後端板で閉塞された比較的短い円筒体であり、
この円筒体の内部に海水電池11,スクイブスイッチ1
2,点火用電源13がそれぞれ配設され、その後端板の
後面部にはガスジェネレーター14が配設され、その発
生ガスは後部ケーシングCaのオールの外周空間に折り
畳まれて格納されたゴムボート10に連結ゴムチューブ
を経て導入されるように接続されている。
【0019】ここで、図2作動系統図に示すように、点
火用電源13は海水の流入により起電するように前部ケ
ーシングCfの収納ケースに海水流入用の穴を開けた内
側に取り付けられている。スクイブスイッチ12は海水
電池11の起電力により作動し、本スクイブスイッチ1
2はワンショット部品であり、一旦、点火作動すると、
作動した状態を維持し続ける。キャプセルCcは、折り
畳んだゴムボート10を収納し、航空機,ヘリコプター
から投下が可能となるように水中航走体の形状になって
おり、ゴムボートの膨張力でも分解するようにプラスチ
ック製のプラグで固定されている。9は遭難者が手漕ぎ
により漕ぐオールである。
【0020】格納されたゴムボートを膨張させるための
ガスを発生するガスジェネレーターは外ケース及び蓋か
らなる容器に、アジ化ナトリウムと金属酸化物の混合物
を圧搾成形したガス発生剤と、このガス発生剤の高温ガ
スの温度を下げる酸化アルミニウムを用いたクーラント
剤及び燃焼残査物を補集するフィルターが収納された構
造となっている。10はガスジェネレーター14で発生
したガスにより救難ボート(図3)の形に膨らむゴムボ
ートである。ゴムボートは外層の保護布と機密性を有す
る内層のゴムで構成され、保護布はゴムの補強材として
使用する。11はガスジェネレーターのスクイブスイッ
チ12を点火させる点火用海水電池である。
【0021】本装置を図3(A)に示すように海面に投
下すると、図2に関して述べたように、海水電池11に
海水が流入し、起電力(約1.2V)が発生し、この起
電力は、着水検知(海難事故発生)のセンサーとして機
能し、スクイブスイッチ12を作動させる。スクイブス
イッチ12の作動によりガスジェネレーター14の点火
回路(図2)が閉じ、点火用電源13がガスジェネレー
ター14のスクイブスイッチ12に供給され、ガスジェ
ネレーター14が起動し多量のガスを発生させる。発生
したガスはホースを経てゴムボート10に供給され、こ
れを高速で膨らませる。その際、ゴムボートの膨らむ際
の膨張力で後部ケーシングCaを大きく開放して分離さ
せ、膨らんだゴムボートを海面に浮かせ(図3(C))
救命ボートとして遭難者を救助する。
【0022】このような第1実施例によれば、航空機も
しくは船舶から海面上に投下されると、海水電池が異常
検知センサーとして海水を検知すると起電し、ガスジェ
ネレーターの点火回路が閉じ、ガスジェネレーターが燃
焼する。ガスジェネレーターが燃焼するときに発生する
ガスをゴムボートに供給し、急速にゴムボートを展開さ
せることができ、遭難者を救助する。これにより、遭難
者の近傍に行かなくても遠方から迅速な救助ができるの
である。
【0023】その際のゴムボートの展張浮上状況を詳説
すると、カプセルCcが、図3(A)に示すように、水
面に落下するとき、同図(B)に示すように後部ケーシ
ングCaは分解し、残部は一旦、起立姿勢で水中に起立
し、この状態でゴムボートは同図(B)に示すように、
水平長円大型チューブ部のドーナツ型小型チューブ部と
は反対端に向かって矢印方向へ膨張してゆくので、増加
する長円大型チューブ部浮力の中心位置は、ドーナツ型
小型チューブ部の位置から偏心した位置へ向かって移動
することになる。その結果、ゴムボートは、図3(C)
に示すように、底面材を水面に浮上した形で、その長円
大型チューブ部がブルワークの形でその外周を包囲する
形を取ることが可能となる。したがって、ゴムボートは
上面が凹曲する形で水面に浮上するから、遭難者は迅速
にゴムボート内に収容することができ、その際、オール
9は水掻き9aを上端としてドーナツ型小型チューブ部
に立設された形となる。これは、ゴムボートがあらかじ
め折り畳まれて後部ケーシング内でオールを上端が開く
C字状断面を有する異形円筒体で包む形でケーシングに
格納されたことによるのである。ここで、ゴムボート
は、図5(A)斜視図,同図(B)平面図及び同図
(C)縦断面図に示すようになる。ここで、ドーナツ型
小型チューブ部と長円大型チューブ部とは図6に示すよ
うに、その相貫部が互いに気密に縫合接着されている。
【0024】次に、本発明を飛翔着水式海難救助用ゴム
ボートに適用した第2実施例を図面について説明する
と、図7はそのボートカプセルを示す全体縦断面図、図
8は図7のカプセルの発射〜飛翔〜着水に至る状態を示
す全体工程図、図9は図8のロケットモーターケーシン
グ分離後の残部ケーシングの落下,着水及びゴムボート
の展張浮上状態を示す経過説明図である。
【0025】この第2実施例のカプセルは、第1実施例
のカプセルの後端にロケットモーター等を内蔵する同径
の同軸的ロケットモーターケーシングCrを突設したも
のである。図7に示すように、ロケットモーターケーシ
ングCrの前端部には、前端開口から若干後方寄りの位
置で横仕切壁1aにより仕切られ、仕切壁1aの前面に
はタイマー4が付設され、その後面にはロケット点火用
のイグナイター3が突設されている。ロケットモーター
ケーシングCrの前端部である開口円筒部には後部ケー
シングCfのテーパーコーン8に突設された放射状の等
間隔の方向安定翼を挿入するための複数のスリットが等
間隔で配設され、テーパーコーン8の前端部すなわち、
後部ケーシングCaの円筒部後端とロケットモーターケ
ーシングCrの前端とは、発射後、タイマー4の作用で
破壊される結合バンド5により連結されている。
【0026】このような構造において、図7に示すよう
に、発射前にタイマー4に着水点が遭難者の近傍になる
ようにロケットモーター分離の作動時間及びパラシュー
トの開傘時間を入力した発射信号をイグナイター3に送
る。イグナイター3が点火すると、ロケットモーター1
が燃焼し、全体カプセルは図8に示すように、発射,飛
翔する。ロケットモーターによる発射の際は、発射信号
によりロケットモーターのイグナイター(着火装置)が
点火することによりロケットモーターが燃焼し、推力を
発生することで飛翔する。
【0027】かくして、現場海域に達したとき、タイマ
ー4に入力した時間になると、まず、図7〜図8に示す
ように、バンド切断用の火工品6が発火し、結合バンド
5が切断し、図8に示すように、ロケットモーターケー
シングCrが分離する。その際、一端がパラシュートの
傘部中心に、他端がロケットモーターケーシングに固着
されたパラシュート引出しロープ7により、パラシュー
ト7aが引き出されて開傘し、引出しロープ7は張力の
増加により自動的に切断され、後部ケーシングCa及び
前部ケーシングCfは安全な速度で着水する。着水以降
は、前記の第1実施例のシーンスと同様にゴムボートが
展開する。
【0028】すなわち、図9(A),(B),(C)に
示すように、第1実施例におけると同一要領で海水電池
が着水検知センサーとして海水を検知すると起電し、ガ
スジェネレーターの点火回路が閉じ、ガスジェネレータ
ーが燃焼する。ガスジェネレーターが燃焼することで発
生するガスは、ゴムボートに供給され、これを急速に展
開させる。
【0029】このような第2実施例の構造においては、
救難用航空機もしくはヘリコプターのランチャーに装填
されたカプセルは、発射信号によりロケットモーターケ
ーシング1のイグナイター3(着火装置)が点火するこ
とにより、ロケットモーター1が燃焼し、推力を発生す
ることで図8に示すように飛翔する。そして、遭難現場
海面近くでタイマー4によりパラシュート7aが開傘
し、減速したのち着水する。着水以降は、前記第1実施
例について述べたと同一要領のシーケンスにより、ゴム
ボートが展開するのである。このような第2実施例によ
れば、遭難現場が遠方であっても迅速かつ短時間で救難
ゴムボートを現場に急行させることができ、遭難者を救
助することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、高速で救命ゴムボート
を展開でき、早期に遭難者を救助することが可能であ
る。また、ゴムボートを救難ボートとして使用するため
小型化でき、収納スペースの少ない小型船舶にも容易に
装備することができる。また、海難事故現場に本装置を
ヘリコプター,航空機から投下したり、ロケットモータ
ーシステムを結合して遠方から発射したり、さらには陸
上のランチャーからすることにより、遠距離の海難現場
であっても早期に人命救助が可能となる。救命ゴムボー
トは長円形のものであれば走行抵抗が小さく、積載量を
大きくすることができるが、円形のものも採用できるこ
とはいうまでもない。
【0031】要するに請求項1の発明によれば、後端に
放射状の方向安定翼が等間隔で突設され、内部に後記す
るパラシュート付きゴムボート等が折り畳み状態で格納
されてなり、軸平面で少なくとも左右1対の半円筒状ケ
ーシングに分解可能に形成された後部円筒状ケーシング
と、同後部円筒状ケーシングの前端に分離可能に同軸的
に固定され、同後部円筒状ケーシングと同径であって前
後端がそれぞれ前端板,後端板で閉塞され、海水電池,
スイッチ,電源が内蔵されてなる前部円筒筒状ケーシン
グと、同前部円筒状ケーシングに内蔵されたガスジェネ
レーター及び同後端板上に同軸的に分離可能に突設され
た手漕ぎオールと、同手漕ぎオールに沿って折り畳まれ
たゴムボートとを具え、海難現場上空で投下され海面着
水時に同ゴムボートの膨張により同後部円筒状ケーシン
グを分離し、同前部円筒状ケーシングが上記手漕ぎオー
ルを起立した状態で海中に浸漬したのち、上記ゴムボー
トが上記ガスジェネレーターで発生するガスにより展張
して海面に浮上するようにしたことにより、大型船舶,
小型船舶を問わず、容易に搭載でき、遭難現場に急行し
て短時間で展開可能で遭難者を収容する投下着水式海難
救助用ゴムボートを得るから、本発明は産業上極めて有
益なものである。
【0032】請求項2の発明によれば、請求項1におい
て、その後部円筒状ケーシングの内部にそのゴムボート
をその手漕ぎオールを中心としてその周りにC字型断面
の円筒状に折り畳んだ状態で格納したことにより、飛翔
体キャプセルは現場上空近くに達したとき、後部ケーシ
ングCaを切離し、前部及び央部ケーシングのみが慣性
を利用して迅速に現場上空に到達することができるか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【0033】請求項3の発明によれば、請求項1におい
て、そのガスジェネレーターとしてアジ化ナトリウムと
金属酸化物の混合物からなるタンク入りのガス発生剤
と、発生ガスの温度を低下させるクーラントと、海水に
接して起電力を発生する海水電池によりスイッチを介し
てガスジェネレーターにガスを発生させる点火回路とを
具えたことにより、後部ケーシングの分離の際、央部ケ
ーシングの後部のテーパーコーン内に格納されていたパ
ラシュート引出しロープが後方へ引っ張られることでパ
ラシュートはテーパーコーンの後端開口を経て円滑に後
方の空中に引き出されたのち、引出しロープは自動的に
切断されてパラシュートは開くので、央部及び前部ケー
シングは一体となってほぼ鉛直姿勢で空気抵抗少なく迅
速に現場に向かって落下することができるから、本発明
は産業上極めて有益なものである。
【0034】請求項4の発明によれば、請求項1におい
て、そのガスジェネレーターからのガスの圧入により膨
張する水平長円形の大型チューブであってその下端面が
耐水性水平長円形底面材にて閉塞されたゴムボート本体
と、同ゴムボート本体の長手方向の一端央部にほぼ同一
高さに可撓性仕切板を介して同ゴムボート本体に対して
水密的に仕切られ、同ゴムボート本体に一体的に組込ま
れ上記ガスの圧入により膨張する比較的小径の水平ドー
ナツ型小型チューブとからなり、同ドーナツ型小型チュ
ーブの竪中心孔にその手漕ぎオールを立設可能に支持す
るようにしたことにより、ゴムボートは最小の格納スペ
ース内に格納することで、キャプセル内部での格納及び
着水後の海面上の展張を円滑かつ迅速に行うとともに、
キャプセルの小型化及び軽量化を図ることができるか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【0035】請求項5の発明によれば、請求項4におい
て、その水平長円形のゴムボート本体をその水平長円形
底面材の上面に沿って配設され同ゴムボート本体のほぼ
央部を横切る形で横方向に延び内部が圧力ガスにより膨
張する底面横通補強材を具えたことにより、前部及び央
部ケーシングの着水後、迅速かつ安全にゴムボートを展
張することができるから、本発明は産業上極めて有益な
ものである。
【0036】請求項6の発明によれば、請求項1におい
て、着水時にその前部円筒状ケーシングが、一旦、前端
を下端とするとともに後端を上端とする起立姿勢となる
ように、重心及び浮心を有し、そのゴムボートの膨張に
よる浮上に伴う浮心の偏心的移動により、同ゴムボート
がその底面材を下にその長円形大型チューブを上にした
姿勢で水面に浮くようにあらかじめ折り畳み格納してお
くことにより、ゴムボートは、ドーナツ浮体の浮力,水
抵抗及び重心位置の関係で水面に正置姿勢で着水展張す
るので、遭難者は容易にゴムボートに乗ることができる
から、本発明は産業上極めて有益なものである。
【0037】請求項7の発明によれば、請求項1におい
て、そのゴムボートの水面浮上状態において、同ゴムボ
ートのドーナツ型小型チューブ部の中心孔に単数又は複
数のオールをそれぞれその水掻部を上端にして挿脱可能
に起立姿勢で支持するようにしたことにより、ゴムボー
トの底面材上のスペースを最大限に遭難者の収容に利用
可能とするとともに、ゴムボートの浮力及び強度増加を
増強することができるから、本発明は産業上極めて有益
なものである。
【0038】請求項8の発明によれば、請求項1,2,
3,4,5,6もしくは請求項7において、その後部円
筒状ケーシングと同径の円筒状に形成され、後端に放射
状の方向安定翼が等間隔で突設されるとともに、前端部
の仕切板にイグナイターが突設され、内部にロケットモ
ーターを内蔵してなり前端が同後部円筒状ケーシングの
後端に着脱可能に連結され飛翔中にタイマーの作用で同
後部円筒状ケーシングから分離落下する円筒状ロケット
モーターケーシングを具えたことにより、着水時に、ゴ
ムボートは自ずから底面材を下にし、外周を囲繞する水
平長円形大型チューブを上にした姿勢で海面に浮上する
ことで遭難者を安全かつ迅速にゴムボート内に収容する
ことができるとともに、自力で遠大な距離を迅速に飛翔
して遭難現場に進行することで、海難救助の実効を飛躍
的に向上させることができるから、本発明は産業上極め
て有益なものである。
【0039】請求項9の発明によれば、請求項8におい
て、そのロケットモーターケーシングの前端開口円筒部
と後部円筒状ケーシングの後端とをタイマーにより作動
するイグナイターの作用で爆破分解される結合バンドで
連結したことにより、請求項6の発明による効果のほ
か、オールの非使用時の格納及び取り出しを容易にする
とともに、非使用時のオールを帆柱として帆を張ること
でゴムボートを帆走することができるとともに、大型船
舶,小型船舶を問わず、船舶もしくは航空機に容易に搭
載でき、遭難現場に急行して短時間で展開可能で遭難者
を収容する投下着水式海難救助用ゴムボートを提供する
から、本発明は産業上極めて有益なものである。
【0040】請求項10の発明によれば、請求項8にお
いて、その後部円筒状ケーシングの後端に結合バンドに
より連結される部分に同軸的に後方へ向かって先細的に
突設され後端開口が円筒状ロケットモーターケーシング
の前端開口内部に突出する両端開口のテーパーコーン
と、同テーパーコーンの内部に折り畳まれて格納され、
パラシュート傘部の中心に一端が固着されるとともに、
他端が同ケーシングに固着してなり、落下時に自動的に
切断するパラシュート引出しロープを具えたことによ
り、大型船舶,小型船舶を問わず、船舶もしくは航空機
に容易に搭載でき、遭難現場に急行して短時間で展開可
能で遭難者を収容する投下着水式海難救助用ゴムボート
を提供し、自力で遠大な距離を迅速に飛翔して遭難現場
に直行することで海難救助の実効を飛躍的に向上させる
ことができるから、本発明は産業上極めて有益なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を投下着水式救命ゴムボートに適用した
第1実施例を示す全体縦断面図である。
【図2】図1のII部を示すガスジェネレーション部の作
動系統図である。
【図3】図1のカプセルの着水からゴムボートの水面展
張に至る全体工程図である。
【図4】図1のゴムボートの水面展張状態を示す拡大斜
視図である。
【図5】図4のゴムボート本体を示す3面図であり、同
図(A)はその斜視図,同図(B)はその平面図,同図
(C)は同図(A)の縦断面図である。
【図6】図5(C)の長円型大型チューブ部とドーナツ
型小型チューブ部との相貫体の相互接着部を示す部分拡
大図である。
【図7】本発明を飛翔着水型海難救助用ゴムボートに適
用した第2実施例を示す全体縦断面図である。
【図8】図7の海難救助用ゴムボートの発射から着水展
張に至る全体飛翔着水要領を示す全体工程図である。
【図9】図8における前後部ケーシングの落下,パラシ
ュート降下着水及びゴムボート展張状態に至る主要工程
における状態を示す工程図である。
【符号の説明】
1 ロケットモーター 1a 仕切壁 2a パラシュート(格納状態) 2b パラシュート(展張状態) 3 イグナイター 4 タイマー 5 結合バンド 6 バンド破断用火工品 7 パラシュート引出しロープ 7a パラシュート 8 テーパーコーン 9 手漕ぎオール(オール) 9a 水掻き 10 ゴムボート 11 海水電池 12 スクイブスイッチ 13 点火用電源 14 ガスジェネレーター Ca 後部ケーシング Cc キャプセル Cf 前部ケーシング Cr ロケットモーターケーシング

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端に放射状の方向安定翼が等間隔で突
    設され、内部に後記するパラシュート付きゴムボート等
    が折り畳み状態で格納されてなり、軸平面で少なくとも
    左右1対の半円筒状ケーシングに分解可能に形成された
    後部円筒状ケーシングと、同後部円筒状ケーシングの前
    端に分離可能に同軸的に固定され、同後部円筒状ケーシ
    ングと同径であって前後端がそれぞれ前端板,後端板で
    閉塞され、海水電池,スイッチ,電源が内蔵されてなる
    前部円筒筒状ケーシングと、同前部円筒状ケーシングに
    内蔵されたガスジェネレーター及び同後端板上に同軸的
    に分離可能に突設された手漕ぎオールと、同手漕ぎオー
    ルに沿って折り畳まれたゴムボートとを具え、海難現場
    上空で投下され海面着水時に同ゴムボートの膨張により
    同後部円筒状ケーシングを分離し、同前部円筒状ケーシ
    ングが上記手漕ぎオールを起立した状態で海中に浸漬し
    たのち、上記ゴムボートが上記ガスジェネレーターで発
    生するガスにより展張して海面に浮上するようにしたこ
    とを特徴とする投下着水式海難救助用ゴムボート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、その後部円筒状ケー
    シングの内部にそのゴムボートをその手漕ぎオールを中
    心としてその周りにC字型断面の円筒状に折り畳んだ状
    態で格納したことを特徴とする投下着水式海難救助用ゴ
    ムボート。
  3. 【請求項3】 請求項1において、そのガスジェネレー
    ターとしてアジ化ナトリウムと金属酸化物の混合物から
    なるタンク入りのガス発生剤と、発生ガスの温度を低下
    させるクーラントと、海水に接して起電力を発生する海
    水電池によりスイッチを介してガスジェネレーターにガ
    スを発生させる点火回路とを具えたことを特徴とする投
    下着水式海難救助用ゴムボート。
  4. 【請求項4】 請求項1において、そのガスジェネレー
    ターからのガスの圧入により膨張する水平長円形の大型
    チューブであってその下端面が耐水性水平長円形底面材
    にて閉塞されたゴムボート本体と、同ゴムボート本体の
    長手方向の一端央部にほぼ同一高さに可撓性仕切板を介
    して同ゴムボート本体に対して水密的に仕切られ、同ゴ
    ムボート本体に一体的に組込まれ上記ガスの圧入により
    膨張する比較的小径の水平ドーナツ型小型チューブとか
    らなり、同ドーナツ型小型チューブの竪中心孔にその手
    漕ぎオールを立設可能に支持するようにしたことを特徴
    とする投下着水式海難救助用ゴムボート。
  5. 【請求項5】 請求項4において、その水平長円形のゴ
    ムボート本体をその水平長円形底面材の上面に沿って配
    設され同ゴムボート本体のほぼ央部を横切る形で横方向
    に延び内部が圧力ガスにより膨張する底面横通補強材を
    具えたことを特徴とする投下着水式海難救助用ゴムボー
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1において、着水時にその前部円
    筒状ケーシングが、一旦、前端を下端とするとともに後
    端を上端とする起立姿勢となるように、重心及び浮心を
    有し、そのゴムボートの膨張による浮上に伴う浮心の偏
    心的移動により、同ゴムボートがその底面材を下にその
    長円形大型チューブを上にした姿勢で水面に浮くように
    あらかじめ折り畳み格納しておくことを特徴とする投下
    着水式海難救助用ゴムボート。
  7. 【請求項7】 請求項1において、そのゴムボートの水
    面浮上状態において、同ゴムボートのドーナツ型小型チ
    ューブ部の中心孔に単数又は複数のオールをそれぞれそ
    の水掻部を上端にして挿脱可能に起立姿勢で支持するよ
    うにしたことを特徴とする投下着水式海難救助用ゴムボ
    ート。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6もしくは
    請求項7において、その後部円筒状ケーシングと同径の
    円筒状に形成され、後端に放射状の方向安定翼が等間隔
    で突設されるとともに、前端部の仕切板にイグナイター
    が突設され、内部にロケットモーターを内蔵してなり前
    端が同後部円筒状ケーシングの後端に着脱可能に連結さ
    れ飛翔中にタイマーの作用で同後部円筒状ケーシングか
    ら分離落下する円筒状ロケットモーターケーシングを具
    えたことを特徴とする投下着水式海難救助用ゴムボー
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項8において、そのロケットモータ
    ーケーシングの前端開口円筒部と後部円筒状ケーシング
    の後端とをタイマーにより作動するイグナイターの作用
    で爆破分解される結合バンドで連結したことを特徴とす
    る投下着水式海難救助用ゴムボート。
  10. 【請求項10】 請求項8において、その後部円筒状ケ
    ーシングの後端に結合バンドにより連結される部分に同
    軸的に後方へ向かって先細的に突設され後端開口が円筒
    状ロケットモーターケーシングの前端開口内部に突出す
    る両端開口のテーパーコーンと、同テーパーコーンの内
    部に折り畳まれて格納され、パラシュート傘部の中心に
    一端が固着されるとともに、他端が同ケーシングに固着
    してなり、落下時に自動的に切断するパラシュート引出
    しロープを具えたことを特徴とする投下着水式海難救助
    用ゴムボート。
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