JPH09182924A - Uoe製管法におけるメカニカル拡管方法 - Google Patents

Uoe製管法におけるメカニカル拡管方法

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JPH09182924A
JPH09182924A JP34367795A JP34367795A JPH09182924A JP H09182924 A JPH09182924 A JP H09182924A JP 34367795 A JP34367795 A JP 34367795A JP 34367795 A JP34367795 A JP 34367795A JP H09182924 A JPH09182924 A JP H09182924A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UO製管工程後の素管の曲りをメカニカル拡
管工程(E)において、潤滑剤を使用せずに簡便かつ安
定して矯正すること。 【解決手段】 UOE製管法においては、UO製管工程
後の素管2を内面から押し拡げて最終寸法に整形するメ
カニカル拡管工程(E)がある。この拡管工程において
用いられる拡管機1の拡管ダイス3を構成する複数のダ
イス・セグメント31のうち、少なくとも2種類の異な
る摩擦係数を有する素管接触面311をそれぞれ備えた
異種ダイス・セグメント31aを準備する。素管2の曲
り状態にもとづいて異種ダイス・セグメント31aの種
類および個数ならびに円周方向取付位置を選定する。選
定該当位置にある通常のダイス・セグメント31を選定
異種ダイス・セグメント31aに交換する。素管2の長
手方向にそって素管2の円周方向伸びを制御しながら素
管を拡管する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、UOE製管法にお
けるメカニカル拡管方法に関し、さらに詳しく言えば、
UO製管工程後の素管の曲りを矯正しながら最終寸法に
整形するメカニカル拡管工程に関するものである。
【0002】
【従来の技術】UOE鋼管の製造プロセスにおける拡管
方式には、複数のダイス・セグメントを円周方向に配置
したメカニカル拡管機によって素管を内側から拡径して
拡管矯正するメカニカル拡管方式と、水圧によって内側
から拡管する水圧拡管方式とがある。このメカニカル拡
管機は、UO製管された素管がプレスまたは溶接時に有
している残留応力を除去し、最終寸法に整形する働きを
する。この拡管機は、半径方向に拡縮できる拡管ダイス
を備え、それを素管の一端から挿入し、拡管をしながら
順次素管の他端に移動する。従来の拡管ダイスは、円周
方向に複数分割したダイス・セグメントからなり、これ
らのダイス・セグメントはすべて工具鋼からつくられて
いた。
【0003】この拡管方式においては、溶接素管の円周
方向における強度分布の不均一な場合には、拡管伸び率
が不均一となって、拡管後の鋼管も管端部の真円度不良
や曲りが発生する。そのため、特にメカニカル拡管にお
ける拡管時の円周方向伸びを制御する方法が従来から多
く提案されている。
【0004】例えば、特開昭54−53663号公報や
特開昭60−21131号公報では、溶接素管内面の特
定位置に油等の潤滑材を塗布し、円周方向の伸びを制御
する方法が開示されており、さらに特開平4−2386
28号公報では、メカニカル拡管機のヘッドに、潤滑剤
の噴射ノズルを円周方向に複数個並設し、無線により切
換電磁弁を制御し、これら噴射ノズルから任意の位置に
潤滑剤を塗布する方法が開示されている。
【0005】しかし、これら潤滑剤を使用する方法で
は、塗布位置や塗布量が必ずしも一定とはならず、安定
した効果を得るのは難しい。そのうえ、潤滑剤の塗布と
いう従来には無い作業も増えている。また、ほとんどの
実施例では、潤滑剤として油を使用している。この場
合、素管内面の上側や横側に塗布したものが下側に垂れ
たり、拡管機のダイス・セグメントに付着したりする。
そのため、2回目以降の拡管では、効果が少なくなるど
ころか、逆に曲り等を増長させてしまうことになりかね
ない。実際、油を塗布して拡管を行った鋼管は、次工程
にて多量の洗剤を用いて内面の洗浄を行っており、潤滑
剤の使用というのは好ましくない。
【0006】本発明者等は、拡管の際に生ずる、素管内
面への拡管機のダイス・セグメントの跡(ダイス・マー
ク)を防止するために、結晶性熱可塑性樹脂でダイス・
セグメントを成形し使用することにより、大きな効果を
得ることが出来た(特願平7−54436号)。この際
に、結晶性熱可塑性樹脂を材料としたダイス・セグメン
トは、従来の工具鋼を使用したダイス・セグメントに比
べて、素管内面に接触する部分であるダイス・セグメン
ト表面の摩擦係数が違っていたため、拡管後の曲りにつ
いても若干の改善が見られた。そこで、従来の工具鋼を
材料とするダイス・セグメントと結晶性熱可塑性樹脂を
材料とするダイス・セグメントの両方を上手く配置して
取り付けることにより、曲りの発生率を大きく減少させ
ることが出来るという知見を得た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、UO製管工
程後の素管の曲りを、メカニカル拡管工程(E)におい
て、潤滑剤を使用せずに簡便かつ安定して矯正できるメ
カニカル拡管方法を提供することを課題にしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】UOE製管法におけるメ
カニカル拡管方法は、UO製管工程後の素管を内面から
押し拡げて最終寸法に整形するメカニカル拡管工程
(E)において用いられる拡管機の拡管ダイスを構成す
る複数のダイス・セグメントのうち、少なくとも2種類
の異なる摩擦係数を有する素管接触面をそれぞれ備えた
異種ダイス・セグメントを準備すること、素管の曲り状
態にもとづいて前記異種ダイス・セグメントの種類およ
び個数ならびに円周方向取付位置を選定すること、選定
該当位置にある通常のダイス・セグメントを前記選定異
種ダイス・セグメントに交換すること、素管の長手方向
にそって該素管の円周方向伸びを制御しながら素管を拡
管することからなる手段によって、上記課題を解決して
いる。
【0009】摩擦係数のの相対的に低い異種ダイス・セ
グメントを素管の曲りの内側部位に相当する円周方向取
付位置に配置するか、または、摩擦係数の相対的に高い
異種ダイス・セグメントを素管の曲りの外側部位に相当
する円周方向取付位置に配置することが好ましい。
【0010】通常のダイス・セグメントは工具鋼からつ
くられ、また、前記異種ダイス・セグメントは結晶性熱
可塑性樹脂からつくられていることが好ましい。結晶性
熱可塑性樹脂(ポリアミド系樹脂、フェノール系樹脂
等)は、弾性を有し、耐圧縮強度が高い。この樹脂は、
弾性を有し、耐圧縮強度が高い。従来このような樹脂は
なかったが、近年開発され、市販されている。
【0011】異種ダイス・セグメントは、工具鋼からな
る通常のダイス・セグメントの素管接触面に微細な凹凸
を設けて摩擦係数を高めることができる。
【0012】
【作用】
(1)円周方向の伸びと曲り 図3(A),(B)に示すように、拡管前の溶接素管
は、UOプレスや溶接による残留応力により上曲りの傾
向となっている。この素管をメカニカル拡管機によって
内側から拡管すると、素管の円周方向には伸びが生じ、
逆に素管の長手方向には縮みが生ずる。しかし、溶接シ
ーム部では母材に比べて肉厚が厚く強度も高いために、
拡管による変形は少ない。すなわち円周方向の伸びが小
さく、長さ方向の縮みも小さい。したがって、拡管が進
むにつれて、母材部の長手方向の縮みが溶接シーム部に
比べて大きくなるので、拡管後は図4(A),(B)の
ような下曲り傾向となってしまう。
【0013】また、小径サイズでは、通常の圧延を行っ
た板を中心から長さ方向に切断したいわゆる幅倍材と呼
ばれるプレートが使用されており、強度分布や肉厚が板
の両エッジ部で大きく傾向が異なっている。この幅倍材
でUO製管をした素管は、図5(A),(B)に示すよ
うな残留応力が既にある。この素管を拡管しても、前述
した溶接シーム部での円周方向伸びの不均一現象が、母
材部でも同様な現象が起り(図6(A),(B)参
照)、1回の拡管では曲りを制御することが困難とな
り、再拡管により曲り修正を行っている。
【0014】したがって、これら溶接素管の強度分布や
肉厚分布の傾向をよく把握した上で、円周方向の伸びを
均一に制御することによって、長手方向の縮みも均一と
なり、真直な鋼管を得ることが出来る。
【0015】(2)素管内面とダイス・セグメント接触
面との摩擦と円周方向の伸び 素管内面とダイス・セグメントの接触面との摩擦が大き
いと、その部分の円周方向の伸びは小さくなる。逆に、
摩擦が小さいと、円周方向の伸びは大きくなる。したが
って、拡管後の鋼管が下曲り傾向なら、上側のダイス・
セグメントに摩擦係数の小さいものを使用するか、下側
のダイス・セグメントに摩擦係数の大きいものを使用す
る。そうすることによって、円周方向の伸びは下側より
も上側で大きくなり、同時に長手方向の縮みも上側で大
きくなる。結果的に、拡管後の鋼管は上下の長さが均一
となり、大きな曲りは発生しない。
【0016】同様に、入り側曲り傾向の場合には、入側
のダイス・セグメントに摩擦係数の大きなもの、または
出側のダイス・セグメントに摩擦係数の小さなものを使
用して、拡管後の鋼管の真直度を均一に保つことが出来
る。
【0017】ここで、「入り側」とは素管が拡管機に入
る側をいい、「出側」とは素管が拡管機から出る側をい
う。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の方法の実施例を説明する
前に、図1、2を参照して、一般のUOE製管方法につ
いて説明する。
【0019】一般のUOE製管法には、UO製管工程後
の素管を内面から押し拡げて最終寸法に整形する拡管工
程(E)がある。この拡管工程には、複数のダイス・セ
グメントを円周方向に配置した拡管機によって素管の内
側から拡径して拡管矯正するメカニカル拡管方式と、水
圧によって内側から拡径する水圧拡管方式とがある。
【0020】本発明の方法では、メカニカル拡管方式を
とる拡管工程を対象とする。この工程に用いられる一般
の鋼管拡管機1は、図1,2に示すように、素管2を拡
径自在の拡管ダイス3によって押し広げ、整形する。鋼
管拡管機1は、ドローバー11、コーン12、保持リン
グ13、拡管ダイス3からできている。
【0021】ドローバー11の外周上にコーン12が嵌
め込まれ、コーン12の外周上に拡管ダイス3が滑動自
在に装着され、軸方向両端に保持リング13が装着され
る。保持リング13の内側には拡管ダイス3の拡縮の動
きを一定に保つ為のテーブルキー14が設けられてい
る。
【0022】拡管ダイス3は、図2に示すように、円周
方向に複数分割されたダイス・セグメント31からでき
ている。
【0023】ドローバー11を図1で矢印15の方向
(左向き方向)に引くことによって、テーパの付いたコ
ーン12がドローバー11と共に左に移動し、ダイス・
セグメント31を図1,2に示す矢印32方向に拡径す
る。これによって、大径鋼管用素管2を押し広げる。こ
のようにして、拡管機1はUO製管された素管2のプレ
スまたは溶接工程時に発生した残留応力を除去するとと
もに、最終寸法に整形する。ドローバー11は拡管移動
中は円周方向には回転しないようになっている。
【0024】本発明のメカニカル拡管方法では、図1,
2,7に示すように、拡管機1の拡管ダイス3を構成す
る複数のダイス・セグメント31のうち、少なくとも2
種類の異なる摩擦係数を有する素管接触面311をそれ
ぞれ備えた異種ダイス・セグメント31a(図7)を準
備し、素管2の曲り状態にもとづいて異種ダイス・セグ
メント31aの種類および個数ならびに円周方向取付位
置を選定し、選定該当位置にある通常のダイス・セグメ
ント31を選定異種ダイス・セグメント3aに交換し、
素管2の長手方向にそって素管2の円周方向伸びを制御
しながら素管2を拡管する。
【0025】摩擦係数の相対的に低いかまたは高い異種
ダイス・セグメント3aを素管2の曲りの内側かまたは
外側部位に相当する円周方向取付位置に配置する。実際
には、素管の曲りはサイズごとにほぼ一定の傾向を示す
ので、サイズごとに一旦ダイス・セグメントを設置して
しまえば、途中で位置換えを行う必要はない。ただし、
幅倍材(プレートを真ん中から切断した左右それぞれの
板)については大きく2つの傾向があるので、途中で一
度ダイス・セグメントを交換しなくてはならないが、再
拡管の時間ロスを考慮すると、このダイス・セグメント
交換の方が有効である。
【0026】通常のダイス・セグメント31は工具鋼か
らつくられ、また、異種ダイス・セグメント3aは結晶
性熱可塑性樹脂からつくられている。
【0027】異種ダイス・セグメント3aは、工具鋼か
らなる通常のダイス・セグメント31の素管接触面31
1に微細な凹凸(図示せず)を設けて摩擦係数を高める
こともできる。
【0028】
【実施例1】 (1)上下曲り防止例 外径36″、肉厚0.500″、長さ40′、規格ST
PY400の素管を対象に、通常のダイス・セグメント
を使用し塗油を施した拡管と、摩擦係数が小さい樹脂製
のダイス・セグメントを部分的に使用した無塗油の拡管
とで、拡管後の曲りの傾向の差を調査した。セグメント
の詳細は表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】樹脂製のセグメントは図7(A)に示すよ
うに、上側3カ所に使用した。その結果を図8に示す。
通常拡管では下曲りが残る傾向を示していたものが、摩
擦係数の小さなダイス・セグメントを上側に取り付けた
ことにより、その傾向が小さくなっていることがわか
る。
【0031】
【実施例2】 (2)横曲り防止例 外径24″、肉厚0.750″、長さ40′、規格ST
PY400の素管を対象に(材料は幅倍材)、通常のダ
イス・セグメントを使用し塗油を施した拡管と、摩擦係
数が小さい樹脂製のダイス・セグメントを部分的に使用
した無塗油の拡管とで、拡管後の曲りの傾向の差を調査
した。ダイス・セグメントの詳細は前述の表1に示す。
樹脂製のダイス・セグメントは図7(B)に示すよう
に、出側3カ所に使用した。
【0032】その結果を図9に示す。通常拡管では大き
く入側に曲る傾向を示していたものが、摩擦係数の小さ
なダイス・セグメントを出側に取り付けたことにより、
その傾向が小さくなっていることがわかる。
【0033】
【実施例3】 (3)上下・横複合曲り防止例 外径24″、肉厚0.750″、長さ40′、規格ST
PY400の素管を対象に(材料は幅倍材)、通常のダ
イス・セグメントを使用し塗油を施した拡管と、摩擦係
数が小さい樹脂製のダイス・セグメントを部分的に使用
した無塗油の拡管とで、拡管後の曲りの傾向の差を調査
した。ダイス・セグメントの詳細は前述の表1と同様で
ある。
【0034】通常拡管では、下側および入側の曲りが複
合し、下斜め入側に曲る傾向を示していたので、図7
(C)に示すように、上斜め出側3カ所に樹脂製のダイ
ス・セグメントを使用し拡管を行った。
【0035】その結果を図10に示す。摩擦係数が小さ
な樹脂製ダイス・セグメントを上斜め出側に取り付けた
ことにより、曲りの傾向が小さくなっていることがわか
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によるメカニカル拡管方法は、安
定して曲りを制御することが可能である。これにより、
曲り修正率が大幅に減ると同時に、拡管工程の能率が向
上し、工場全体の生産性の向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼管拡管機の縦断面図である。
【図2】図1の鋼管拡管機の横断面図である。
【図3】UO製管工程後の素管の曲り状態を誇張して示
す側面図(A)と正面図(B)である。
【図4】図3に示す素管の拡管工程後の鋼管の曲り状態
を誇張して示す側面図(A)と正面図(B)である。
【図5】UO製管工程後の別の素管の残留応力状態を誇
張して示す側面図(A)と正面図(B)である。
【図6】図5に示す素管の拡管工程後の鋼管の曲り状態
を誇張して示す側面図(A)と正面図である。
【図7】異種ダイス・セグメントの取付位置を示す拡管
ダイスの正面図である。
【図8】ダイス・セグメントの使用による素管拡管後の
鋼管の曲りを示すグラフである。
【図9】図8と同様なグラフであって、別の鋼管の曲り
を示す。
【図10】図8と同様なグラフであって、別の鋼管の曲
りを示す。
【符号の説明】
1 鋼管拡管機 2 素管 3 拡管ダイス 11 ドローバー 12 コーン 14 テーブルキー 31 ダイス・セグメント 31a 異種ダイス・セグメント 311 接触面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 UO製管工程後の素管を内面から押し拡
    げて最終寸法に整形するメカニカル拡管工程(E)にお
    いて用いられる拡管機の拡管ダイスを構成する複数のダ
    イス・セグメントのうち、少なくとも2種類の異なる摩
    擦係数を有する素管接触面をそれぞれ備えた異種ダイス
    ・セグメントを準備すること、素管の曲り状態にもとづ
    いて前記異種ダイス・セグメントの種類および個数なら
    びに円周方向取付位置を選定すること、選定該当位置に
    ある通常のダイス・セグメントを前記選定異種ダイス・
    セグメントに交換すること、素管の長手方向にそって該
    素管の円周方向伸びを制御しながら素管を拡管すること
    からなるUOE製管法におけるメカニカル拡管方法。
  2. 【請求項2】 摩擦係数の相対的に低い異種ダイス・セ
    グメントを素管の曲りの内側部位に相当する円周方向取
    付位置に配置することを特徴とした請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 摩擦係数の相対的に高い異種ダイス・セ
    グメントを素管の曲りの外側部位に相当する円周方向取
    付位置に配置することを特徴とした請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記通常のダイス・セグメントは工具鋼
    からつくられ、また、前記異種ダイス・セグメントは結
    晶性熱可塑性樹脂からつくられていることを特徴とした
    請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記異種ダイス・セグメントは、工具鋼
    からなる通常のダイス・セグメントの素管接触面に微細
    な凹凸を設けて摩擦係数を高めたことを特徴とした請求
    項1記載の方法。
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