JPH09182087A - ディジタルビデオ信号を符号化する方法及び装置 - Google Patents

ディジタルビデオ信号を符号化する方法及び装置

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JPH09182087A
JPH09182087A JP8324446A JP32444696A JPH09182087A JP H09182087 A JPH09182087 A JP H09182087A JP 8324446 A JP8324446 A JP 8324446A JP 32444696 A JP32444696 A JP 32444696A JP H09182087 A JPH09182087 A JP H09182087A
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Barth Alan Canfield
アラン キャンフィールド バース
Kessler Rolf
ケスラー ロルフ
Gilles Lamouroux
ラムルー ジル
Detlef Teichner
タイヒナー デトレフ
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • HELECTRICITY
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    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、予測段階は動き評価チップ
内で実行され、ビットストリーム組立段階中に画素デー
タを含まない多目的メモリが使用されるMPEG−2符
号化方法の提供である。 【解決手段】 本発明の実時間MPEG−2方式ビデオ
符号器は専用IC設計の組により構成され、処理機能は
3個の主要なICに構成される。前処理装置は全ての入
力及びデータ圧縮用の画像フォーマット変換に必要な前
処理機能を含み、粗い及び細かい動き評価器は全ての動
き評価及び動き予測機能を含む。ビットストリーム符号
器は、DCT(420) 、量子化(430) 、逆量子化(431) 、
逆DCT(421) 、ジグザグ走査(412) 、及び、RLC/
VLC符号化(422) 等の全てのビットストリーム発生を
含むが、動き予測を含まない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオデータ圧縮
とビットストリーム符号化のための方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ISO/IECは、標準解像度及び高品
位のビデオ信号と、所謂MPEG−2規格の画像のため
のビデオ圧縮方法を表わすビデオビットストリームの標
準化を行った。MPEG−2規格は、イントラ(I)
と、予測化(P)と、双方向予測化又は補間化(B)フ
レーム又はフィールドからなる3個の異なる画像符号化
タイプを有する。更に、P及びBのフレーム又はフィー
ルドにおいて、動き予測が良い結果を与えないならば、
マクロブロックはイントラフレーム(フレーム内)又は
イントラフィールド(フィールド内)で夫々符号化され
る。判定は実装により決められるべき基準と共に符号器
で行われる必要がある。更に、MPEG−2方式は、ラ
インの分類を必要とするフレーム又はフィールドに基づ
くDCT(離散余弦変換)を考慮し、別の判定を符号器
により行う必要がある。
【0003】ディジタルビデオ放送の応用において、多
量の復号器が通常必要とされるが、少数の復号器だけが
サービスを提供するため利用される。約150の同時の
番組用のMPEG−2方式復号器が全国的な放送サービ
スを提供する典型的な構造が、米国のDirecTv衛
星サービスにより与えられる。この構造は、非常に低価
格の復号器を必要とし、一方、符号器は、多数の網羅的
な回路を含み、価格が高くなる場合がある。MPEG−
2方式のビデオ符号化及び復号化は、非対称的な方法で
実装される。符号器は高度の複雑な回路構成を含み、一
方、復号器は、有効なビットストリームを復号化するた
め絶対的に要求される機能性の範囲だけを含む必要があ
る。
【0004】上記の目的のため、MPEGは、ビットス
トリームのシンタックス及び意味と、所謂システムター
ゲット復号器とを定義する。符号器の実装は規格により
定められない。これにより、画質に関する要求の少ない
応用のためかなり単純な符号器を構築すると共に、高品
質の要求に対し非常に複雑な符号器を構築することが可
能になる。
【0005】ビデオ放送及び娯楽応用に対し、画質の基
準レベルは既存のビデオ規格により設定される。ライブ
イベントの放送のため、符号器の実時間動作が絶対必要
である。全ての異なるディジタルビデオ応用及び夫々の
要求を巧く取り扱うため、所謂MPEG委員会(ISO
/IECの作業部会11)は、プロファイル及びレベル
(Profiles and Levels) の集合を定義した。プロファイ
ルは、MPEG−2に属する符号化ツールのある部分集
合を定める。特定の符号化方法及び応用には異なるツー
ルが使用される。レベルは、膨大なパラメータの範囲を
ビデオ放送又はネットワークを介したビデオ伝送のよう
な一般的な応用に使用されるパラメータの数に制限す
る。
【0006】ビデオ放送サービス用の標準解像度ビデオ
は、ITU−Rの勧告601の詳細又はその部分集合に
関係し、MPEG−2のメインレベルのメインプロファ
イル
【外1】 により取り扱われる。高品位ビデオはMPEG−2のハ
イレベル
【外2】 に定義されたパラメータの集合により取り扱われる。メ
インプロファイルは、所謂4:2:0フォーマットのビ
デオの圧縮方法からなり、高い圧縮比のため必要とされ
る多数の動き補償及び符号化モードを定義する。メイン
プロファイルの動き補償は、フレーム及びフィールドベ
ースの前方及び後方予測に基づき、デュアルプライム
(高性能予測)技術のようなインタレース方式ビデオ信
号を特に目標とした改良を含む。符号化のため、メイン
プロファイルは、フレーム及びフィールドベースの離散
余弦変換と、線形及び非線形の量子化と、標準及び交互
のジクザグの走査等を行う。
【0007】ディジタルビデオ放送サービスは、低い方
の1Mbit/sから最大の約10Mbit/sまでの
範囲内にあるビットレートに基づく。ITU−R勧告6
01に従ってディジタル化されたビデオ信号の生のデー
タレートは、帰線消去期間、クロック及び同期を含まな
い場合に、約166Mbit/sである。従来のNTS
C方式及びPAL方式のビデオ規格に類似した画質を提
供する典型的な4Mbit/sのビットレートの場合
に、40の範囲の圧縮率が必要とされる。
【0008】この範囲内の圧縮率は、フィルム材から得
られるビデオ信号の場合に、そのノンインタレース方式
の特質と24Hzの低い時間的繰り返しレートとに起因
して、かなり容易に実現される。より多くの過酷な要求
が、特に、高速かつランダムな動きを伴うシーケンス中
に、ビデオカメラから発生した実際のビデオ信号から得
られる。高圧縮レートのかかる画像の適切な再構成のた
め、全ての動き予測と、MPEG−2のメインプロファ
イルにより与えられる符号化の選択肢は不可欠である。
【0009】メインプロファイルMPに従ってディジタ
ルビデオ信号からMPEG−2ビデオデータストリーム
を符号化する原理的な機能ブロック図が図1に示され
る。従来技術により周知のかかる基本的な符号器配置に
おいて、ディジタル化されたビデオ信号は、ライン及び
フィールドに関してルミナンス及びクロミナンス信号を
次の動き評価及び符号化に使用されるようなマクロブロ
ック及びブロックの順序に再配置する画像構成ブロック
101に供給される。上記ビデオデータのフィールド又
はフレームシーケンスの再構成はブロック101で行わ
れる。動き評価段102は、ISO/IEC 1381
8−2規格のシンタックス及び意味により許可、提唱さ
れたような異なる予測のタイプ、即ち、フレーム予測、
フィールド予測及びデュアルプライム予測に対する動き
ベクトルの形式の連続的な画像の間で適当なマクロブロ
ックの対応を計算する。16*16画素のマクロブロッ
クは合成器103に転送され、データMVDの動きベク
トルパラメータと、予測モード記述子PMDは、予測器
109と、動きベクトルパラメータ用の第1のVLC
(可変長符号化)符号器115と、予測モード用の第2
のVLC符号器116とに送られる。予測されたマクロ
ブロック(P及びB画像)に対し、合成器103は、動
き評価段102と予測器109とからマクロブロックを
取り、夫々のマクロブロックの各画素に対する画素の差
により構成された差信号を計算する。上記差信号はDC
T段104に送られ、8*8の各画素ブロックに対し対
応する8*8のDCT係数の配列に変換される。非予測
化マクロブロックの場合に、I画像は、動き評価段10
2の出力から、差信号を形成することなくDCT段10
4に達する。
【0010】係数の配列は、夫々のテーブルエントリと
スケーリング率とに従って各係数を分割するテーブルか
らなるQ(量子化段)105に転送される。量子化器1
05の出力はジグザグ走査ユニット110と、Q-1(逆
量子化器)106とに転送される。逆量子化器106
は、各入力値を夫々のテーブルエントリ及びスケーリン
グ率で乗算することにより、量子化器105の逆演算を
実行する。逆量子化器106の出力信号は逆DCTブロ
ック107に送られ、8*8のDCT係数の配列が画素
値の8*8のブロックに逆変換される。上記の画素値の
ブロックは加算器108に転送され、予測器109の対
応する出力信号に加算される。予測器段109は加算器
108から入力信号を受ける。予測器109は、入力信
号をマクロブロック形式で格納し、夫々の画像配列内で
マクロブロックの並進移動、即ち、動き検出器102に
より予め計算された動きベクトルと予測値に従って、動
き補償を行う。この予測処理の出力信号は、加算器10
8と合成器103に転送される。
【0011】量子化されたDCT係数の形式をなす量子
化器105の出力信号は、ジグザグ走査によりユニット
110において整列され、ISO/IEC 13818
−2規格のエスケープコードを含む必要な全てのRLC
(ランレングス符号化)/VLC(可変長符号化)テー
ブルにより構成されたRLC/VLCユニット111に
転送される。RLC/VLC段111の出力信号は、ビ
ットシーケンシャルデータストリーム内の圧縮された画
像データを表わす。
【0012】VLC符号器115及び116において、
同様のMPEG方式のVLC変換が動きベクトルと予測
モードに対し行われる。上記の変換された信号は、パー
ソナルコンピュータのような外部制御装置からの制御パ
ラメータCONPARを挿入するMPEGヘッダ発生ユ
ニット117に入力される。完成されたヘッダ信号は、
RLC/VLCユニット111からの画像内容に対応す
るRLC/VLCデータを受けるパケット化及び多重化
段112に送られる。パケット化及び多重化段112に
おいて、全てのデータは、ISO/IEC 13818
−2又は11172−2規格に従って並べられ、整列さ
れる。段112の出力信号は、全ての到来データを格納
し充填状態を測定するバッファ113、例えば、RAM
に転送される。実際の充填状態に関し、バッファ113
は信号をレート制御ユニット114に供給し、レート制
御ユニット114は、量子化段105に供給されるべき
対応する量子化スケーリングパラメータを計算する。バ
ッファ113のもう一方の出力OUSは、ISO/IE
C 13818−2又は11172−2仕様書、又は、
類似したデータ圧縮規格に準拠した符号器の所望の一定
又は可変ビットレートに圧縮されたデータストリームで
ある。
【0013】クロミナンスは対応して符号化されるの
で、動き補償は、通常ルミナンスだけに対し行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、最小の数のチップを備えたチップ集合と、特定のチ
ップに関し要求された符号器機能の最適な部分とを用い
てスケーリング可能なMPEG−2方式の符号化を行う
方法であって、予測段階は動き評価チップ内で実行さ
れ、ビットストリーム組立段階中に画素データを含まな
い多目的メモリが使用される方法を提供することであ
る。本発明の目的は請求項1に記載された方法により達
成される。
【0015】本発明の他の目的は、最小の数のチップを
備えたチップ集合と、特定のチップに関し要求された符
号器機能の最適な部分とを用いてスケーリング可能なM
PEG−2方式の符号化を行う方法であって、予測段階
は動き評価チップ内で実行され、ビットストリーム組立
段階中に、データレート制御バッファの機能を行うが画
素データを含まない多目的メモリが使用され、バッファ
の充填レベルはそのメモリの内容からは直接的に得られ
ない方法を提供することである。上記目的は請求項2に
記載された方法により達成される。
【0016】本発明の更なる目的は、上記の新規の方法
を利用する装置を提供することである。上記目的は請求
項6及び7に記載された装置により実現される。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に、動画像
規格(ISO/IEC 13818−2及び11172
−2)のMPEG−2及びMPEG−1方式の符号化に
準拠するビデオデータ圧縮及びビットストリーム符号化
に係り、VLSIアーキテクチャに基づき、標準的なコ
ントローラ回路と共に使用することが可能である。本発
明は、MPEG−2方式ビデオ符号化アルゴリズムの実
時間実行のため必要とされるような高速演算の提供に適
合する。
【0018】実時間のMPEG−2方式ビデオ符号器は
専用の集積回路設計の集合に基づいて開発された。符号
器は、ITU−R 601勧告に準拠して、ビデオ画像
を、例えば、MPEG−2ビデオ規格のメインレベルの
メインプロファイル
【外3】 の仕様書に従う1Mビット/秒乃至15Mビット/秒の
ビットストリームに圧縮する。ハイレベルのメインプロ
ファイルのビットストリームに変換可能な種々の高品位
テレビジョンソースフォーマットを含む他の入力フォー
マットも処理される。
【0019】符号器の主要な機能は、前処理段と、動き
評価段と、ビットストリーム符号化段とにより構成され
る。上記機能は、特定の集積回路、即ち、前処理回路
と、粗い動き評価及び細かい動き評価集積回路と、ビッ
トストリーム符号器とにより支援される。各ICは、例
えば、従来のダイナミックランダムアクセスメモリ部品
により実現可能な外部メモリ空間を制御する。チップ集
合は、標準的な外部マイクロコントローラにより制御さ
れ、柔軟性のある再構成のためのオンチップRISCマ
シーンを含む。
【0020】符号器の実装はMPEG−2ビデオ規格
(ISO/IEC 13818−2)による制限をうけ
ない。上記の新規のMPEG−2方式チップ集合を用い
ることにより、複雑性及び品質を定めることができる。
これにより、画質に関する要求が低い応用に対しかなり
単純な符号器と、高い品質要求に対し非常に複雑な符号
器の構成が可能になる。新規のアーキテクチャによれ
ば、処理能力を高めるため、同一タイプの複数のプロセ
ッサを並列して使用することができる。これにより、M
PEG−2のメインプロファイルに指定された全ての符
号化の特徴と、上記の標準規格に従わない付加的な機能
性とが与えられる。
【0021】入力信号のフォーマットは、例えば、25
フレーム/秒で576ライン/フレーム、又は、29.
97フレーム/秒で480ライン/フレームであり、ル
ミナンスYと、クロミナンスCb、Crは4:2:2フ
ォーマットである。MPEG−2方式のメインプロファ
イル符号器は、有効なビットストリームを提供する限
り、全ての圧縮技術とメインプロファイルの機能性の完
全な選択とを与える必要はない。これにより、ある程度
の簡単化が行われる。
【0022】MPEG−2方式符号化に必要とされる処
理機能は、3個の主要な集積回路又は段に組織化され
る。前処理装置は、全ての入力と、データ圧縮のため必
要とされる画像フォーマット変換等の前処理機能とを含
む。動き評価器は、全ての動き評価と動き予測の機能を
含み、ビットストリーム符号器は、DCT、量子化、逆
量子化、逆DCT、ジグザグ走査、及び、RVC/VL
C符号化等のMPEG−2の符号化のための全てのビッ
トストリームの発生を含むが、動き予測を含まない。本
発明は、特に、ビットストリーム符号化チップに関係す
る。
【0023】本質的に、本発明の方法は、動き評価と、
変換段階、量子化段階、逆量子化段階、逆変換段階、再
構成段階、及び、上記動き評価から得られた動き情報が
予測のため使用される画素マクロブロック予測段階を含
む符号化ループとを用いてディジタルビデオ信号を符号
化するため適当であり、画素マクロブロックデータと予
測された画素マクロブロックデータとの間の差信号、及
び/又は、上記変換段階で処理されたような画素マクロ
ブロックデータと上記量子化段階の出力信号との間の差
信号は、上記動き情報から得られた情報を含む符号化さ
れたビデオ信号を得るため更なる処理が行われ、ここ
で、符号化は、上記変換、量子化、逆量子化、逆変換、
及び、再構成段階を行なうが上記予測段階を行わないパ
イプライン処理を使用する集積回路において行われ、上
記更なる処理は、ジグザグ走査段階と、ランレングス及
び可変長符号化段階と、データレート制御バッファ、及
び、制御手段により上記集積回路に供給されたマクロブ
ロックレベル未満ではないビットストリームデータの中
間記憶装置としての機能を行うメモリ手段が使用される
ビットストリーム組立段階とを含み、これにより、上記
集積回路に接続され、上記動き評価及び上記予測段階の
ため使用される画像データメモリ手段が割り当てられた
少なくとも1個の別の集積回路内で、上記動き評価及び
上記予測段階が行われる。
【0024】或いは、上記の符号化は、上記変換、量子
化、逆量子化、逆変換、及び、再構成段階を行なうが上
記予測段階を行わない集積回路において行われ、上記更
なる処理は、ジグザグ走査段階と、ランレングス及び可
変長符号化段階と、少なくともデータレート制御バッフ
ァとしての機能を行うメモリ手段が使用されるビットス
トリーム組立段階とを含み、これにより、上記バッファ
充填レベルは、上記メモリ手段に格納されていないデー
タから計算されないが、上記ビットストリーム組立段階
における夫々のビットのカウントから得られ、かくして
得られたバッファ充填レベルは上記量子化段階及び上記
逆量子化段階を制御するため使用され、これにより、上
記集積回路に接続され、上記動き評価及び上記予測段階
のため使用される画像データメモリ手段が割り当てられ
た少なくとも1個の別の集積回路内で、上記動き評価及
び上記予測段階が行われる。
【0025】本発明の方法の有利な更なる実施例は各従
属項から得られる。本質的に、本発明の装置は、動き評
価手段と、変換手段、量子化手段、逆量子化手段、逆変
換手段、再構成手段、及び、上記動き評価から得られた
動き情報がそこで使用される画素マクロブロック予測手
段を含む符号化ループとを用いてディジタルビデオ信号
を符号化するため適当であり、画素マクロブロックデー
タと予測された画素マクロブロックデータとの間の差信
号、及び/又は、上記変換手段で処理されたような画素
マクロブロックデータと上記量子化手段の出力信号との
間の差信号は、上記動き情報から得られた情報を含む符
号化されたビデオ信号を得るため更なる処理が行われ、
ここで、符号化は、上記変換、量子化、逆量子化、逆変
換、及び、再構成手段を含み、上記予測手段を含まない
集積回路においてパイプライン処理を用いて行われ、上
記更なる処理は、ジグザグ走査手段と、ランレングス及
び可変長符号化手段と、データレート制御バッファ、及
び、制御手段により上記集積回路に供給されたマクロブ
ロックレベル未満ではないビットストリームデータの中
間記憶装置としての機能を行うメモリ手段が使用される
ビットストリーム組立手段とを含み、これにより、上記
集積回路に接続され、上記動き評価及び上記予測手段の
ため使用される画像データメモリ手段が割り当てられた
少なくとも1個の別の集積回路内に、上記動き評価及び
上記予測段階が含まれる。
【0026】或いは、上記の符号化は、上記変換、量子
化、逆量子化、逆変換、及び、再構成手段を含むが上記
予測手段を含まない集積回路において行われ、上記更な
る処理は、ジグザグ走査手段と、ランレングス及び可変
長符号化手段と、少なくともデータレート制御バッファ
としての機能を行うメモリ手段が使用されるビットスト
リーム組立手段とを含み、これにより、上記バッファ充
填レベルは、上記メモリ手段に格納されていないデータ
から計算されないが、上記ビットストリーム組立手段に
おいて夫々のビットのカウントから得られ、かくして得
られたバッファ充填レベルは上記量子化手段及び上記逆
量子化手段を制御するため使用され、これにより、上記
集積回路に接続され、上記動き評価及び上記予測手段の
ため使用される画像データメモリ手段が割り当てられた
少なくとも1個の別の集積回路内に、上記動き評価及び
上記予測手段が含まれる。
【0027】本発明の装置の有利な更なる実施例は各従
属項から得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好ましい実施例を説明する。図1に関して記載された
機能と同一の機能が図2及び他の図を組み合わせて説明
されたアーキテクチャと共に実現される。このアーキテ
クチャにおいて、MPEG−2方式符号化に必要とされ
る処理機能は、メモリが割り当てられた3個の主要な集
積回路又は段に構築される。
【0029】図2に示された処理段201は、データ圧
縮に必要とされる全ての入力及び前処理機能、即ち、図
1のブロック101を含む。動き評価段203は、全て
の動き評価及び動き予測機能、即ち、図1の回路102
及び109を含む。これにより、動きベクトル発生及び
動きベクトル適用は同一チップ上にあり、付随したメモ
リ204に格納された画像データが両方の機能のため使
用される。段203は、ルミナンス及び/又はクロミナ
ンスデータに関し動作する。
【0030】ビットストリーム符号化段207は、MP
EG−2方式符号化のための全てのビットストリーム発
生、即ち、図1の回路103乃至108と、回路110
乃至117を含むが、そのチップ上に画像データメモ
リ、例えば、フレームメモリを必要とする動き予測回路
(図1の回路109)を含まない。上記の各主要な処理
段は、外部メモリ202、204及び208へのインタ
フェース、及び、符号器の全てのプログラム可能なオプ
ションを提供するコントローラ209へのインタフェー
スを有する。これは、上記の図1のブロックの段203
及び207への分割と組み合わされて、メモリ204の
内容(例えば、基準画像だけを格納する場合の少なくと
も1フィールドの画素データ、基準画像と予測画像を格
納する場合の2フィールドの画素データ、基準画像と、
B画像の双方向予測のための二つの予測画像とを格納す
る場合の3フィールドの画素データ)がメモリ208内
で重複される必要がないことを意味する。
【0031】従って、メモリ208は、非常に小形化、
低価格化される。段201、203及び207は、夫々
のソフトウェアで動作するマイクロコントローラ又はマ
イクロコンピュータのようなプログラム可能な回路と共
に、配線された機能とを含む。以下に更なる利点を示
す。動き評価段203は、数画像(I画像から次のI画
像まで、P画像から次のP画像まで、I画像から次のP
画像まで、或いは、P画像から次のI画像まで)の遅延
を生じる。段203の出力データと、バスA上の画像デ
ータは、段207において本質的に同時に必要とされる
ので、メモリ208は、通常、入力データの異なる時間
的な段階を調整することが要求される。しかし、段20
1は、ある種の動作に対し、大きいメモリ、例えば、多
数の画像メモリを必要とするので、このメモリは上記の
時間遅延を補償するため使用される。その結果として、
本質的に段207の入力データは適当な時間に到達し、
メモリ208の容量は小さくてもよい。従って、バスA
上の画像データは、バスB上の対応する画像データに対
し数画像分の遅延を有する。
【0032】本発明の一面である上記の機能分割に起因
して、全ての段には、現状のVLSI技術、即ち、0.
8μの2層HCMOS4形技術によって単一の集積回路
上に実装され得るような数の処理素子しか含まれないの
で、各段201、203及び207は、1個のVLSI
チップ上に実現される。メモリ202、204及び20
8は、4MビットのDRAM、SDRAM又は他の実現
可能なメモリのような標準的なメモリ装置により構成さ
れる。
【0033】前処理段201の入力に、ITU−R勧告
601に関係したYCb r フォーマットの標準ディジ
タルビデオ信号DVSが、13.5MHzのクロックを
含む標準ビデオ同期信号SCLKと共に使用され、一
方、段201と203の間のインタフェースと、段20
3と207の間のインタフェースが特定の定義と関係す
る。例えば、ライン及びフィールドに関係した入力同期
信号は、マクロブロックと、MPEGレベルに関係した
他の同期信号とにより置換される。
【0034】段207の符号器出力インタフェースは、
ISO 13818に定義されたパケット化基本ビット
ストリーム(PES)のような圧縮されたMPEG−2
方式ビットストリームを、適当な同期信号と共に出力C
VBSに供給する。このビットストリームはデータ要求
入力DREQを用いて読み出される。前処理段201
は、第2のバスBを介して動き評価段203に接続さ
れ、第1のバスAを介して、符号化の複雑さの先行分析
処理の目的のためのビットストリーム符号化段207に
接続される。
【0035】先行分析処理は、インター又はイントラ
と、フィールド又はフレームの決定のような関連する符
号化パラメータを調整することにより各マクロブロック
内に付加的な種類のレート制御を行う。好ましくは、バ
スAはルミナンスデータを転送しないが、一方、バスB
はルミナンスデータを転送する。段201、203及び
207のコントローラ209へのインタフェースは、双
方向の第3のバスCを介して接続され、モトローラ社又
はテキサスインスツルメンツ社製の回路、例えば、TM
S320C30のような標準的なコントローラデバイス
に関係するような標準的なデータ、アドレス及び同期の
定義を使用する。コントローラ209は、更に、バスS
YSSVを介してシステム全体の制御又はユーザインタ
フェースコンピュータへのインタフェースを有し、そこ
から符号器セットアップのためのパラメータ、モード選
択等を受ける。バスSYSSVを介して、エラーコード
のような符号器状態情報が通知される。
【0036】特に、段201は、図1のブロック101
の内容である全ての前処理及びデータ再整列機能を含
む。上記機能は、水平方向及び垂直方向のフィルタリン
グ処理と、元の画像フォーマットから符号化フォーマッ
トへの変換のためのデシメーション処理、例えば、動作
的な1ライン当たり720画素から544画素への間引
き処理とを含む。一例として、所謂4:2:2のYCb
r 構造からの変換、4:2:0の符号化フォーマット
を得るためのクロミナンス信号の適当なフィルタリング
処理及びデシメーション処理は、段201の処理機能の
一部分である。段201の他の重要な仕事は、水平及び
垂直帰線消去期間の除去と、フィールド及びラインの順
次走査からMPEG−2方式符号化に有用な適当なマク
ロブロックに関連した走査順序へのビデオデータの再整
列である。段201は、ルミナンス及びYCb r デー
タのような異なるタイプのマクロブロックデータに、符
号器全体の次の処理ブロックのための適当な同期的な挙
動を与える。ノイズ除去と、動画像シーケンスの場合の
冗長フィールドの検出のような他の処理オプションは、
段201の機能の一部をなす。ビデオ符号化アーキテク
チャにおけるこの処理段は、そのSCLK入力で同期信
号を検出し、夫々のマクロブロック出力信号及び符号器
回路の残りの部分のための同期信号を発生する役割があ
る。
【0037】動き評価段203は、MPEG−2方式の
符号化に必要とされる全ての動き評価処理、例えば、図
1のブロック102を含み、更に、図1の予測器109
に関し説明されたような動き予測機能を含む。段207
は、図1に記載された他の処理素子、特に、DCTと、
逆DCTと、量子化と、逆量子化と、ランレングス及び
可変長符号化機能と、ヘッダ編集と、パケット化とを含
む。段207は、ルミナンス及びクロミナンスデータを
符号化する。
【0038】上記の特定の機能分割は、例えば、動き評
価及び動き予測の高速処理が得られ、動きベクトルが同
一チップ上で共通に使用されるので、適当であり、か
つ、有利である。他の特定の機能分割は、図1のブロッ
ク111、112、113及び114に含まれるような
ビットストリーム発生及びレート制御機能に関係する。
上記機能は、高速のブロック、マクロブロック及びスラ
イスレベル処理に関係するとき、段207内の専用ハー
ドウェア回路に実装することが可能である。低い動作速
度しか必要としないスライスレベルを超える全てのMP
EG方式ビデオビットストリーム動作及びレート制御機
能は、段209内のように標準的なコントローラに実装
される。
【0039】図3には本発明の他の実施例がより詳細に
示される。段301及び段307は、夫々、段201及
び段207に対応する。段203の実現は他の方法で行
われる。段203の機能は、粗い動き評価段303と、
細かい動き評価段305とに分割される。この階層的な
動き評価はより精巧な動き評価技術に関係し、動きベク
トル探索処理を実装するためより高い処理能力が必要と
される。
【0040】段303及び段305は、好ましくは、ル
ミナンスだけに作用するが、クロミナンスデータに作用
してもよい。段303はルミナンス信号だけに関し動作
し、一方、段305は、ルミナンス及びクロミナンス信
号に対し細かい動きベクトルを計算してもよい。段30
3は、1個のチップにより構成され、フレーム探索に対
し、水平方向に±64画素及び垂直方向に±32画素の
フレームベクトル探索領域が得られる。段305は全画
素(full-pel)探索を実行するが、半画素の精度を有する
動きベクトルを計算してもよい。全画素探索の場合に、
探索領域は、例えば、フレームモードで水平方向に±3
画素及び垂直方向に±8画素である。
【0041】段303と段305の両方は、粗い動きベ
クトルデータを転送するバスDにより接続され、図2に
関して説明されたように専用の標準的なメモリインタフ
ェース304及び306を有する。コントローラ309
はコントローラ209に対応し、双方向バスCを介して
段303及び段305に接続される。このアーキテクチ
ャにおいて、粗い動き評価段303は、バスAを介して
前処理段301から入力信号を受ける。同じバスは、符
号化の複雑さの先行分析処理の目的のためのビットスト
リーム符号化段307に接続される。前処理段301
は、バスB上の別の信号を細かい動き評価段305に直
接的に供給する。好ましくは、バスAはルミナンスデー
タを転送しないが、バスBはルミナンスデータを転送す
る。
【0042】バスA及びB上で、ビデオ画像データが、
特定の同期信号と共に、MPEG−2方式マクロブロッ
ク構造に関係した特定の順序で伝えられる方が有利であ
る。バスB上のYCb r データは、バスA上の対応す
るデータに対し1フレームだけ遅延させられる。バスD
上で、粗い動き評価段303において計算されたような
初期動きベクトルからのデータが、最終的な動きベクト
ルを計算する細かい動き評価段305に伝えられる。
【0043】バスCは標準的なコントローラインタフェ
ース信号を伝える。バスE上で、マクロブロックデータ
(即ち、合成器103の入力信号)が段305から段3
07に伝えられる。これは、バスB上で伝えられたよう
なデータに対応するが、段305の前処理時間に従って
遅延される。バスFは、段305から段307にマクロ
ブロックデータ(即ち、予測器109の出力信号)を転
送する。このマクロブロックデータは、細かい動きベク
トルと予測モード(即ち、ブロック115及び116の
入力データ)に関係し、段305において計算され、バ
スG上で段307に転送される。
【0044】バスHは、MPEG−2方式予測ループに
必要とされる再構成されたマクロブロック(即ち、加算
器108の出力信号)を段307から段305に送り返
す。バスE、F及びH上の全てのマクロブロックデータ
は、以下に説明されるような特定の同期信号が伴う。M
PEG−2方式ビデオ符号化の際の予測処理用のデータ
インタフェース及び関連したメモリの提供は、本発明に
おいて有利な方法で解決される。図3に示されたバス構
造の場合に、段303及び段305に制限された全ての
動き評価及びマクロブロック予測作業を維持することが
可能である。従って、関連したメモリの全要求条件が、
動き評価回路303及び305に接続されたメモリ30
4及び306により扱われる。MPEG−2、MPEG
−1及び他のビデオ符号化技術に使用されるような予測
ループは、段307に含まれた再構成された画像データ
(図1の加算器108の出力)を、細かい動き評価段3
05の予測処理に戻すことにより閉じられる。記憶装置
307の残りのメモリ要求条件は、ビットストリーム符
号化処理だけに関係する。動き評価とビットストリーム
発生の間の上記種類のインタフェースの別の利点は、逆
量子化の後に利用可能である再構成されたデータに関し
動きベクトルの計算が可能なことである。これは、復号
器内の復号化エラーを符号器内で先に考慮することがで
きるような点で、符号化の品質を改良する。図2と同様
に、粗い動き評価段303は、数個の画像(I画像から
次のI画像、P画像から次のP画像、I画像から次のP
画像、又は、P画像から次のI画像)の遅延を生じさせ
る。引き続く細かい動き評価段305の出力データと、
バスA上の画像データは、段307で本質的に同時に必
要とされるので、メモリ308は、通常、入力データの
異なる時間的な段階を調整することが要求される。しか
し、段301は、ある種の動作に対し、大きいメモリ、
例えば、多数の画像メモリを必要とするので、このメモ
リは上記の時間遅延を補償するため使用される。その結
果として、本質的に段307の入力データは適当な時間
に到達し、メモリ308の容量は小さくてもよい。従っ
て、バスA上の画像データは、対応するバスB上の画像
データに対し数画像分の遅延を有する。
【0045】パイプライン構造で8個のマクロブロック
を処理し、それらを動き情報と共に転送する細かい動き
評価段305は、バスA上のデータに対し出力データに
内部的に短い遅延を導入するが、段307のため夫々の
小さいメモリ容量を消費し、段301から段307まで
の第3のバスを確保する方が有利である。符号器は高速
で動作するので、チップの余分なピンと、チップを支持
する基板上の余分な空間とを浪費する並列バスが必要と
される。
【0046】上記の如く、MPEG方式ビデオ圧縮は、
DCT、逆DCT、量子化段、及び、量子化の逆関数を
含む予測ループを必要とする。このループにおいて、実
際の画像内容に対する符号化処理の調整を可能にする多
数の決定が必要とされる。本発明は、特に、ビットスト
リーム符号器機能の実装に関係し、予測ループが、動き
補償及び最良予測の選択のための全ての手段を含む外部
回路を介して閉じられることを提案する。
【0047】ビットストリーム符号化器のアーキテクチ
ャは図4に示される。符号化されるべきYCb r 画素
データは、最良予測器(バスB f)に属する夫々のY
br 画素データと共に、即ち、予測された画像ブロ
ック及びマクロブロックは、バスA e上で受けられ
る。バスA e及びバスB f上で回路に入力された両
方のデータは、マクロブロック走査順に構造化される。
従って、バスD h上の再構成された経路のYCb r
データは、バスB fからの入力データ(予測されたマ
クロブロック)と、逆DCT及び量子化段から到来した
バスFF上のデータ(再構成されたマクロブロック)と
の結合により生成される。図4に示されたアーキテクチ
ャは、パイプラン処理が可能である点で有利である。
【0048】図4の実施例において、ブロック410
は、(ISO/IEC 13818−2の第6章の1.
3節に“フィールド/フレーム”として指定された)フ
ィールド及びフレーム走査方式でマクロブロックデータ
を整列し、バスA e上の元のデータ、又は、元のデー
タと、符号化のためのバスB f上の予測された画素ブ
ロックデータとの画素値の差を選択する全ての手段を含
む。このタイプの選択は、ISO/IEC 13818
−2のI又はP画像において“インター/イントラ”決
定として示される。かかる決定を行うため、ブロックの
難易度の値が、例えば、各マクロブロックのライン対の
差信号の合計を計算することにより求められる。ブロッ
ク410は、予測ループ内のノイズ除去に使用されるコ
ア処理(coring)手段を含む。かかるループ内コア処理関
数の3個の異なる例が図7に太い線、太い破線、及び、
太い点線で示される。横軸のIPは入力信号振幅を表わ
し、縦軸のOPは出力信号振幅を表わす。
【0049】ブロック410の元のデータ/差のデータ
出力は、バスEEを介してブロック420に供給され、
予測された画素ブロックデータは、接続部Iを介してブ
ロック411に転送される。ブロック420は、DCT
関数を含む(例えば、ブロック104を参照のこと)。
バスG上のDCTデータは、MPEG−2方式の異なる
量子化関数を実装する量子化段430(例えば、ブロッ
ク105を参照のこと)に供給される。上記の特定のア
ーキテクチャにおいて、線形又は非線形量子化係数は、
コントローラ回路409により双方向バスCを介して、
段432から付加的なバスQを介して供給される。
【0050】量子化段430からの出力データは、接続
部Lを介して走査器412(ブロック110を参照のこ
と)と、バスCを介して量子化段430と同じ制御関数
を受ける逆量子化段431(ブロック106を参照のこ
と)とに送られる。段431の出力は、バスHHを介し
て、逆DCTを行うブロック421(ブロック107を
参照のこと)に供給される。ブロック421の出力は、
バスFFを介して、逆順の各マクロブロック整列を行
い、接続部I上の予測された画素ブロックデータを、バ
スFF上の再構成された画素ブロックデータと結合する
ブロック411に供給される。
【0051】走査器412は、MPEG−2において指
定されるようにジグザグ及び交番走査機能を含む。走査
器412は、出力信号Uを供給し、そのパイプライン方
式データは、ユニット422内のランレングス及び可変
長符号化段(ブロック111、115、116を参照の
こと)に転送される。ユニット422は、直列バスM
を介して外部回路から供給された動きベクトルデータM
VD及びPMDを受ける。
【0052】バスA e、B f、D h、M g及び
Cは、夫々、図3のバスE、F、H、G、及びCに対応
する。有利な機能の特徴は、圧縮されたビデオビットス
トリームを組み立てる組立段432に含まれる。段43
2は、コントローラ409により双方向バスZを介して
制御され、ブロック422から動きベクトルデータのV
LC符号語と共にVLC符号語の形式に圧縮されたビデ
オデータを受ける。局所コントローラ409から、段4
32は、完全なMPEG−2方式ビットストリームのシ
ンタックスに必要とされる全ての関連する情報を受け
る。コントローラ409自体は、処理ブロック410、
420及び430からバスCを介してスライスレベルま
でのシンタックス要素に属する全てのビットストリーム
情報を得る。これは、主として、フィールド/フレー
ム、インター/イントラ及びその他のマクロブロック符
号化判定に関係する。次に、コントローラ409は、ブ
ロック410、420、430、411、421、43
1、412及び422の上記の符号化判定と共に、ブロ
ック410のコア処理関数のパラメータに、バスCを介
して影響を与える。
【0053】上記の符号化判定とコア処理のパラメータ
は、例えば、一方はコア処理制御用、他方はイントラ/
インター及びフィールド/フレームの順序の判定用の二
つの直列バスにより構成されるバスKを介して、外部回
路から直接的にブロック410に供給し得る点が有利で
ある。例えば、画像サイズ情報、ビットレート情報、ユ
ーザデータ等のスライスレベルを上回るシンタックス要
素に関係した全てのビットストリーム情報は、例えば、
システムスーパーバイザ(管理者)により外部で生成さ
れ、バスSYSSVを介してコントローラ409に伝送
される。コントローラは、ビットストリームの直後に挿
入、或いは、バスPを介して外部メモリ308に一時的
に格納された場所から上記の情報を組立段432に転送
する。メモリ308は、標準的なDRAM、SDRAM
又は他の適当な記憶装置により構成される。メモリ30
8は、ビットストリームデータの中間的な記憶装置とし
て使用され、レート制御目的のためのビットストリーム
バッファとしての機能を行う。
【0054】ビットストリーム組立、バッファ及びレー
ト制御機能は、異なるシンタックス要素のためのマルチ
プレクサとして機能し、かつ、ビットストリームのため
発生されたビットの数を同時に追跡する単一のユニット
(組立段432)において組織化される方が有利であ
る。この追跡処理の結果として、量子化の値が生成さ
れ、バスQを介して量子化段430及び逆量子化段43
1にフィードバックされる。
【0055】メモリ308自体の内容を使用する直接的
なバッファ充填レベル判定は、バスQのための量子化係
数情報を発生するため要求される。その代わりとして、
組立段432において、ビット数は、メモリ308と、
バスP、X及びYを用いることなく内部累算手段におい
てカウントされる。ビット数は、例えば、1画像につ
き、又は、所定のマクロブロックの数につきカウントさ
れる。
【0056】組立段432は、バスXを介して外部メモ
リ308用のアドレスコントローラ450に供給される
メモリ制御データを発生する。メモリアドレスデータは
バスY上に出力される。全てのレート制御機能は、局部
コントローラ409と協働した組立段432により実行
され、局部コントローラ409は、全体の符号化処理を
管理し、必要があれば、ビットストリーム発生処理の全
ての先行処理ブロックを所望の動作モードに操作する。
段432からのメッセージに基づいて、コントローラ4
09は、バスSYSSVを介して情報をシステム全体の
スーパーバイザにフィードバックする。この特徴は、例
えば、このタイプの数台のビデオ符号器が可変ビットレ
ートに基づいて協働する場合に使用される。上記例の場
合に、局部ビットレート情報は、総体的なレート調整の
ため規則的に管理回路に与えられるべきである。次に、
局部符号器は、バスSYSSVを介してスーパーバイザ
から夫々のレート調整量を受ける。
【0057】組立段432は、外部メモリ308から読
まれた先行する圧縮されたデータと、コントローラ40
9から局部的に生成され、送られた他のより高いレベル
のシンタックス情報とを用いて、完全なビットストリー
ムを発生する。組立段432は、符号化器の出力として
準備ができた完全なビットストリームを接続部Rを介し
て、圧縮データポートとしての機能を行うユニット44
0に送る。ユニット440は、連続的なビットストリー
ム、或いは、データバーストモード中に、直列又は並列
(バイト方式)の形式で、バスCVBS上にビットスト
リームを供給する。更に、ユニット440は、バースト
データを発生した場合に、データ有効信号を発生する。
後続の処理段(図示しない)に関する要求モードにおい
て、ユニット440はデータ要求信号DREQを受ける
ことが可能であり、このデータ要求信号DREQは段4
32のための内部要求信号Jに変化する。次に、段43
2は、外部メモリからの圧縮されたデータの適当な読み
出し時間を決めることができる。
【0058】動き評価及び動き予測は、メモリ308が
再構成又は予測された画像データを格納しなくても構わ
ないように、細かい動き評価器305で行われる方が有
利である。上記データは、動き評価の目的のため上記の
データを格納する必要があるメモリ306に格納され、
及び/又は、既に存在する。従って、メモリ308の記
憶容量をより小さくし、かつ、バスPをより低いクロッ
クレートで動作させるか、或いは、より少ない数の並列
ラインだけで構成することが可能である。例えば、組立
段432とブロック410/411との間の更なるバス
は必要ではない。上記の考察は高品位テレビジョン信号
を符号化する場合に更に重要である。
【0059】図5の変形された構成において、ビットス
トーム符号器は、符号化されるべき画像の先行分析のた
め使用される。この目的のため、ブロック410は、マ
クロブロック入力データA1 eとA2 eの間の選択
を行うマルチプレクサを含むよう変形される。入力A2
eは最終的に符号化されるべきYCb r データを表
わし、一方、入力A1 eは、前の時点からの同じ信号
のY又はYCb r データにより構成される。この例の
場合に、入力A1 eからのデータを符号化し、夫々の
手段(例えば、段432)における符号化処理により生
じたビットの数を計算又はカウントするため、ブロック
410、420、430、412、422及び432内
に同じ処理素子を使用することが可能である。カウント
はコントローラ409に格納してもよく、A2 e入力
データの実際の符号化パスのための符号化の判定及び量
子化設定値の調整のため次に使用される。この方法は、
“第1のパスと第2のパスの符号化”と呼ばれることが
ある。
【0060】本発明は、ここで説明されたアーキテクチ
ャの範囲内の特別の実装を含む。A1 eデータとA2
eデータとの間の時間遅れは、第2のパスの符号化が
始まる前に第1のパスの符号化が終了するために十分な
大きさであることが必要である。応用に依存して、上記
時間遅れは、1枚以上のフレームにより構成され、A1
eデータ及びA2 eデータを供給する回路内に実装
されなければならない。
【0061】
【実施例】本発明は、完全なビットストリームの発生の
ため与えられた時間的なフレーム内で第1及び第2の両
方の符号化段階を処理可能な実装に関係する。適当な多
重化及びインタリーブ形の方法は、図6に示されるよう
にマクロブロック間隔に基づく。図6において、夫々の
マクロブロックに対し、TMBはマクロブロック間隔を
表わし、A1Pは第1のパスの処理期間であり、A2P
は第2のパスの処理期間である。しかし、本発明は上記
の特定のパラメータには限定されない。図4に示された
ような夫々の機能を有する第1のパスの符号化用チップ
と第2のパスの符号化用チップの2個のチップを並列接
続して動作させることが可能であり、これにより、両方
のチップはコントローラ409により制御される。
【0062】全てのチップ間のデータ通信は、例えば、
27MHzのシステムクロック周波数の同期データ転送
でもよい。図1及び図4に示されたような基本機能は、
MPEG−1方式に関する限り、エス ジー エス ト
ムソンのSTi3230チップ上の回路等で行うことが
できる。上記の如くの動き評価及び動き評価回路は、エ
ス ジー エス トムソンのSTi3220チップ及び
STi3223チップにより知られている。DCT及び
逆DCTは、エス ジー エス トムソンのIMSA1
21、STV3208及びSTV3200チップ上の回
路等を用いて行われる。
【0063】システム全体は、出願人の他の欧州特許出
願第EP95119207号明細書に詳細に記載されて
いる。処理段201、301は出願人の別の欧州特許出
願第EP95119202号明細書に詳細に記載されて
いる。粗い動き評価段303は、出願人の仏国特許出願
第FR9110158号明細書に詳細に記載されてい
る。
【0064】細かい動き評価段305は、出願人の他の
欧州特許出願第EP95402787号明細書に詳細に
記載されている。本発明は、MPEG−1規格及びMP
EG−2規格に基づく、例えば、ディジタルビデオ放送
と、コンパクトディスク上のディジタルビデオの記録及
び再生と、双方向ビデオサービスと、プログラム付与、
ENG/SNG、ビデオサーバ、非線形編集等に使用さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPEG−2方式ビデオデータストリームを符
号化する原理的な機能ブロック図である。
【図2】新規のチップ集合のブロック図である。
【図3】新規のチップ集合の詳細な実施例のブロック図
である。
【図4】本発明の基本的な実施例のブロック図である。
【図5】本発明の変形された実施例のブロック図であ
る。
【図6】第1及び第2のパスのインタリーブ処理のタイ
ミングチャートである。
【図7】コア処理関数を示す図である。
【符号の説明】
101 画像構成ブロック 102 動き評価段 103 合成器 104 離散余弦変換段 105 量子化段 106 逆量子化器 107 逆離散余弦変換ブロック 108 加算器 109 予測器 110 ジグザグ走査ユニット 111 ランレングス符号化/可変長符号化ユニット 112 パケット化及び多重化段 113 バッファ 114 レート制御ユニット 115,116 可変長符号化符号器 117 MPEGヘッダ発生ユニット 201,301 前処理段 202,204,208,302,304,306,3
08 メモリ 203 動き評価及び動き予測段 207,307 ビットストリーム符号化段 209,309 コントローラ 303 粗い動き評価段 305 細かい動き評価段 409 局部コントローラ 410 コア処理段 411 結合段 412 走査器 420 DCT段 421 逆DCT段 422 RLC/VLC段 430 量子化段 431 逆量子化段 432 組立段 440 圧縮データポートユニット 450 アドレスコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ ケスラー ドイツ連邦共和国,78048 ファオエス− ヴィリンゲン,マルティーン−ルター−シ ュトラーセ 11 (72)発明者 ジル ラムルー フランス国 38240 メイラン アヴニ ュ・デュ・ベルコル 21 (72)発明者 デトレフ タイヒナー ドイツ連邦共和国,78126 ケーニヒスフ ェルト,オルティンシュトラーセ 51

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動き評価と、変換段階、量子化段階、逆
    量子化段階、逆変換段階、再構成段階、及び、上記動き
    評価から得られた動き情報が予測のため使用される画素
    マクロブロック予測段階を含む符号化ループとを用い、
    画素マクロブロックデータと予測された画素マクロブロ
    ックデータとの間の差信号、及び/又は、上記変換段階
    で処理されたような画素マクロブロックデータと上記量
    子化段階の出力信号との間の差信号は、上記動き情報か
    ら得られた情報を含む符号化されたビデオ信号を得るた
    め更なる処理が行われるディジタルビデオ信号を符号化
    する方法であって、 符号化は、上記変換、量子化、逆量子化、逆変換、及
    び、再構成段階を行なうが上記予測段階を行わないパイ
    プライン処理を使用する集積回路において行われ、上記
    更なる処理は、ジグザグ走査段階と、ランレングス及び
    可変長符号化段階と、データレート制御バッファとし
    て、及び、制御手段により上記集積回路に供給されたマ
    クロブロックレベル未満ではないビットストリームデー
    タの中間記憶装置としての機能を行うメモリ手段が使用
    されるビットストリーム組立段階とを含み、 これにより、上記集積回路に接続され、上記動き評価及
    び上記予測段階のため使用される画像データメモリ手段
    が割り当てられた少なくとも1個の別の集積回路内で、
    上記動き評価及び上記予測段階が行われることを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 動き評価と、変換段階、量子化段階、逆
    量子化段階、逆変換段階、再構成段階、及び、上記動き
    評価から得られた動き情報が予測のため使用される画素
    マクロブロック予測段階を含む符号化ループとを用い、
    画素マクロブロックデータと予測された画素マクロブロ
    ックデータとの間の差信号、及び/又は、上記変換段階
    で処理されたような画素マクロブロックデータと上記量
    子化段階の出力信号との間の差信号は、上記動き情報か
    ら得られた情報を含む符号化されたビデオ信号を得るた
    め更なる処理が行われるディジタルビデオ信号を符号化
    する方法であって、 符号化は、上記変換、量子化、逆量子化、逆変換、及
    び、再構成段階を行なうが上記予測段階を行わない集積
    回路において行われ、上記更なる処理は、ジグザグ走査
    段階と、ランレングス及び可変長符号化段階と、少なく
    ともデータレート制御バッファとしての機能を行うメモ
    リ手段が使用されるビットストリーム組立段階とを含
    み、 これにより、上記バッファ充填レベルは、上記メモリ手
    段に格納されていないデータから計算されないが、上記
    ビットストリーム組立段階における夫々のビットのカウ
    ントから得られ、かくして得られたバッファ充填レベル
    は上記量子化段階及び上記逆量子化段階を制御するため
    使用され、 これにより、上記集積回路に接続され、上記動き評価及
    び上記予測段階のため使用される画像データメモリ手段
    が割り当てられた少なくとも1個の別の集積回路内で、
    上記動き評価及び上記予測段階が行われることを特徴と
    する方法。
  3. 【請求項3】 上記の符号化されるべきディジタルビデ
    オ信号は、MPEG−1方式又はMPEG−2方式の信
    号である請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記組立段階において、ビデオビットス
    トリーム操作と、スライスレベルを超えるレート制御機
    能は、上記集積回路に接続された夫々の制御手段を用い
    て実装される請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 符号化の選択肢を定める目的のため、符
    号化されるべき現在の画素マクロブロックデータが上記
    変換段階、上記量子化段階、上記逆量子化段階、上記逆
    変換段階、及び上記再構成段階を通過する前に、前の時
    点からの画素マクロブロックデータは、最初に上記変換
    段階、上記量子化段階、上記逆量子化段階、上記逆変換
    段階、及び上記再構成段階を通過する付加的な符号化先
    行分析段階が行われる請求項1乃至4のうちいずれか1
    項記載の方法。
  6. 【請求項6】 動き評価手段と、変換手段、量子化手
    段、逆量子化手段、逆変換手段、再構成手段、及び、上
    記動き評価から得られた動き情報がそこで使用される画
    素マクロブロック予測手段を含む符号化ループとを用
    い、画素マクロブロックデータと予測された画素マクロ
    ブロックデータとの間の差信号、及び/又は、上記変換
    手段で処理されたような画素マクロブロックデータと上
    記量子化手段の出力信号との間の差信号は、上記動き情
    報から得られた情報を含む符号化されたビデオ信号を得
    るため更なる処理が行われるディジタルビデオ信号を符
    号化する装置であって、 符号化は、上記変換、量子化、逆量子化、逆変換、及
    び、再構成手段を含み、上記予測手段を含まない集積回
    路においてパイプライン処理を用いて行われ、上記更な
    る処理は、ジグザグ走査手段と、ランレングス及び可変
    長符号化手段と、データレート制御バッファとして、及
    び、制御手段により上記集積回路に供給されたマクロブ
    ロックレベル未満ではないビットストリームデータの中
    間記憶装置としての機能を行うメモリ手段が使用される
    ビットストリーム組立手段とを含み、 これにより、上記集積回路に接続され、上記動き評価及
    び上記予測手段のため使用される画像データメモリ手段
    が割り当てられた少なくとも1個の別の集積回路内に、
    上記動き評価及び上記予測段階が含まれることを特徴と
    する装置。
  7. 【請求項7】 動き評価手段と、変換手段、量子化手
    段、逆量子化手段、逆変換手段、再構成手段、及び、上
    記動き評価から得られた動き情報がそこで使用される画
    素マクロブロック予測手段を含む符号化ループとを用
    い、画素マクロブロックデータと予測された画素マクロ
    ブロックデータとの間の差信号、及び/又は、上記変換
    手段で処理されたような画素マクロブロックデータと上
    記量子化手段の出力信号との間の差信号は、上記動き情
    報から得られた情報を含む符号化されたビデオ信号を得
    るため更なる処理が行われるディジタルビデオ信号を符
    号化する装置であって、 符号化は、上記変換、量子化、逆量子化、逆変換、及
    び、再構成手段を含むが上記予測手段を含まない集積回
    路において行われ、上記更なる処理は、ジグザグ走査手
    段と、ランレングス及び可変長符号化手段と、少なくと
    もデータレート制御バッファとしての機能を行うメモリ
    手段が使用されるビットストリーム組立手段とを含み、 これにより、上記バッファ充填レベルは、上記メモリ手
    段に格納されていないデータから計算されないが、上記
    ビットストリーム組立手段において夫々のビットのカウ
    ントから得られ、かくして得られたバッファ充填レベル
    は上記量子化手段及び上記逆量子化手段を制御するため
    使用され、 これにより、上記集積回路に接続され、上記動き評価及
    び上記予測手段のため使用される画像データメモリ手段
    が割り当てられた少なくとも1個の別の集積回路内に、
    上記動き評価及び上記予測手段が含まれることを特徴と
    する装置。
  8. 【請求項8】 上記の符号化されるべきディジタルビデ
    オ信号は、MPEG−1方式又はMPEG−2方式の信
    号である請求項6又は7記載の装置。
  9. 【請求項9】 上記組立手段において、ビデオビットス
    トリーム操作と、スライスレベルを超えるレート制御機
    能は、上記集積回路に接続された夫々の制御手段を用い
    て実装される請求項8記載の装置。
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