JPH09182052A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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Publication number
JPH09182052A
JPH09182052A JP7336819A JP33681995A JPH09182052A JP H09182052 A JPH09182052 A JP H09182052A JP 7336819 A JP7336819 A JP 7336819A JP 33681995 A JP33681995 A JP 33681995A JP H09182052 A JPH09182052 A JP H09182052A
Authority
JP
Japan
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transmission
content
terminal
end time
service
Prior art date
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Pending
Application number
JP7336819A
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English (en)
Inventor
Koji Arii
浩二 有井
Yoshiari Sogou
美存 十河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7336819A priority Critical patent/JPH09182052A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ伝送サービス終了時刻がシステム
サービス終了時刻を越える場合、サービス終了時刻にユ
ーザーが視聴していないようにする。 【解決手段】 情報センタ1は端末2から送られた端末
IDとタイトルIDとチャネル確保要求を伝送要求受理
手段4で受理し、サービス時間管理手段7は受け取った
タイトルIDに対応するコンテンツのサービス時間を終
了時刻計算手段8に送り、終了時刻計算手段8ではコン
テンツのサービス時間と端末からの要求時刻からコンテ
ンツの伝送サービス終了時刻を計算し、伝送許可手段9
は計算されたコンテンツの伝送サービス終了時刻がVO
Dシステムのサービス終了時刻を越えるときは伝送要求
受理手段4に対して伝送許可を与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ・オン・デ
マンド(VOD)システムで代表されるもので、コンテ
ンツ(例えば映画作品や音楽作品などの付加価値をもっ
た情報)を配信する情報センタと、コンテンツを受信す
る端末と、情報センタおよび端末間の双方向データ回線
とを具備し、端末からの要求に応じて情報センタから端
末へビデオデータ、オーディオデータ等を伝送するよう
に構成されたデータ伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ユーザーからの要求に従ってオー
ディオ・ビデオデータを情報センタから端末に配信して
再生するビデオ・オン・デマンド(VOD)システム
は、CATVのような大規模ネットワークから構内のネ
ットワークのような小規模ネットワークにいたるまで幅
広く注目されている新しいマルチメディアサービスの一
つである。
【0003】ここでは博物館のビデオライブラリのよう
な小規模VODシステムを対象としたデータ伝送システ
ムについて説明する。
【0004】図2は従来のデータ伝送システムの構成を
示すブロック図である。同図において、21はコンテン
ツを配信する情報センタ、22はコンテンツを受信する
端末、23は情報センタ21と端末22との間の双方向
データ回線である。情報センタ21側において、24は
端末22からのコンテンツ伝送要求を双方向データ回線
23を介して受理する伝送要求受理手段、25は双方向
データ回線23の伝送チャネルを割り当てるチャネル割
当手段、26はコンテンツを伝送するチャネル情報を端
末22に通知するチャネル情報通知手段、27は複数の
コンテンツを格納するコンテンツ格納手段、28は伝送
許可を与えた伝送要求のあったコンテンツを伝送速度に
従ってコンテンツ格納手段27より読み出すコンテンツ
読み出し手段、29はコンテンツを出力するコンテンツ
伝送手段である。端末22側において、30は情報セン
タ21にコンテンツ伝送要求を出力する伝送要求手段、
31は情報センタ21からのチャネル情報を受信するチ
ャネル情報受信手段、32はコンテンツを受信するコン
テンツ受信手段、33は受信したコンテンツを再生する
コンテンツ再生手段である。
【0005】次に、上記構成の従来のデータ伝送システ
ムを用いてVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス
を開始する際の動作について説明する。
【0006】ユーザーが本システムを用いてビデオタイ
トルの視聴を行う場合は、まずユーザーは端末22に対
して視聴したいビデオタイトル名を指定する。
【0007】端末22はまず、視聴したいビデオタイト
ルのコンテンツを伝送するための双方向データ回線23
の伝送チャネルを端末22−情報センタ21間に確保す
る必要がある。そのために端末22は端末IDとビデオ
タイトル名に対応するタイトルIDとチャネル確保要求
を情報センタ21に対して双方向データ回線23を介し
て伝送する。
【0008】情報センタ21では送られてきた端末ID
とタイトルIDとチャネル確保要求を伝送要求受理手段
24で受理する。伝送要求受理手段24は伝送許可を与
えられると、端末IDとタイトルIDとチャネル確保要
求をチャネル割当手段25に渡す。
【0009】チャネル割当手段25は双方向データ回線
23の伝送チャネルを管理する機能を有し、端末22か
ら要求がある毎に端末22に対して伝送チャネルの割り
当てを行う。チャネル割当手段25は伝送要求受理手段
24からの端末IDとタイトルIDに対して現在空いて
いるチャネルを割り当てて、そのチャネル情報とセッシ
ョンIDを対応させて管理する。そして、端末ID、チ
ャネル情報、セッションIDをチャネル情報通知手段2
6に送る。チャネル情報は情報センタ21から送られて
くるタイトルコンテンツを端末22側で特定するための
情報で、割り当てた伝送パケットの伝送パケットID等
で構成される。
【0010】チャネル情報通知手段26は端末IDに対
応する端末22に対して双方向データ回線23を介して
チャネル情報とセッションIDを伝送し、チャネルの割
り当てが行われたことを通知する。このようにして伝送
チャネルを確保した後、端末22はセッションIDとコ
ンテンツ伝送要求を情報センタ21に対して双方向デー
タ回線23を介して伝送する。
【0011】情報センタ21では送られてきたセッショ
ンIDとコンテンツ伝送要求を伝送要求受理手段24で
受理する。伝送要求受理手段24ではセッションIDを
コンテンツ読み出し手段28に渡す。
【0012】コンテンツ読み出し手段28では、セッシ
ョンIDに対応するタイトルIDをチャネル割当手段2
5より取得する。コンテンツ読み出し手段28でタイト
ルIDに対応するストリームをコンテンツ格納手段27
から読み出し、セッションIDとともにコンテンツ伝送
手段29に送る。
【0013】コンテンツ伝送手段29ではセッションI
Dに対応するチャネル情報をチャネル割当手段25より
取得し、チャネル情報に対応する伝送パケットIDを多
重化したストリームに付与し、双方向データ回線23に
送出する。
【0014】端末22のコンテンツ受信手段32では受
信したコンテンツを復調し、チャネル情報に対応する伝
送パケットIDのパケットのみを選択してコンテンツ再
生手段33に送る。コンテンツ再生手段33では受信し
たコンテンツをオーディオデータとビデオデータに分解
し、それぞれ同期を取りながらデータ伸長を行い、ユー
ザーに対して出力する。これによってユーザーは指定し
たタイトルを視聴することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、博物館等で
は閉館の時刻が決まっており、ビデオライブラリのVO
D(ビデオ・オン・デマンド)システムのサービス終了
時刻が決まっている。そのような場合、サービス終了時
刻間際にユーザーが視聴を要求してコンテンツの視聴を
開始すると、サービス終了時刻までにユーザーの視聴が
終了しないことがある。このため上記のような構成のデ
ータ伝送システムで構成されたVODシステムでサービ
スしようとすると、ユーザー視聴中にサービス終了時刻
になると、ユーザーが視聴しているにもかかわらず、途
中でコンテンツの伝送を中止し、VODシステムのサー
ビスを中断しなければならない。あるいは、最後のユー
ザーの視聴が終了するまでシステムの終了を待たなけれ
ばならないという問題点がある。
【0016】本発明は上記の問題点を解決することを目
的としている。すなわち、第1には、コンテンツの伝送
サービス終了時刻がVODシステムのサービス終了時刻
を越える場合、端末からの伝送要求に対して伝送許可を
与えないようにしてVODシステムのサービス終了時刻
にユーザーが視聴していることがないようにすることを
目的とする。また、第2には、コンテンツの伝送サービ
ス終了時刻がVODシステムのサービス終了時刻を越え
る場合、コンテンツの伝送速度を通常の速度より速く
し、VODシステムのサービス終了時刻にはユーザーの
視聴を終了させることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係るデータ伝送システムは、端末から伝送
要求のあったコンテンツを情報センタより双方向データ
回線を介して前記端末に配信するデータ伝送システムで
あって、前記情報センタにおいて端末から伝送要求があ
ったコンテンツの伝送サービス終了時刻を計算し、その
計算されたコンテンツの伝送サービス終了時刻がシステ
ムのサービス終了時刻を越えていないときは伝送許可を
与える一方、越えているときは伝送許可を与えないかコ
ンテンツの伝送速度を通常の速度より速くするように構
成したものである。
【0018】本発明によれば、システムのサービス終了
時刻が決まっているような場合に、コンテンツの伝送サ
ービス終了時刻がシステムのサービス終了時刻を越える
ときであっても、サービス終了時刻にユーザーが視聴し
ているといったことがないようにでき、あるいは、シス
テムのサービス終了時刻にはユーザーの視聴を終了させ
ることができ、ユーザーの意図に反してシステムのサー
ビスを途中で終了してユーザーに不利益を与えるといっ
たことをあらかじめ防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1のデータ伝
送システムは、端末から伝送要求のあったコンテンツを
情報センタより双方向データ回線を介して前記端末に配
信するデータ伝送システムであって、前記情報センタに
おいて端末から伝送要求があったコンテンツの伝送サー
ビス終了時刻を計算し、その計算されたコンテンツの伝
送サービス終了時刻がシステムのサービス終了時刻を越
えていないときは伝送許可を与える一方、越えていると
きは伝送許可を与えないかコンテンツの伝送速度を通常
の速度より速くするように構成したことを特徴としてい
る。コンテンツの伝送サービス終了時刻がシステムのサ
ービス終了時刻を越えるときであっても、サービス終了
時刻にユーザーが視聴しているといったことがないよう
にでき、あるいは、システムのサービス終了時刻にはユ
ーザーの視聴を終了させることができる。
【0020】本発明に係る請求項2のデータ伝送システ
ムは、コンテンツを配信する情報センタと、コンテンツ
を受信する端末と、前記情報センタおよび前記端末間の
双方向データ回線とを具備し、かつ、前記情報センタが
少なくとも前記端末からのコンテンツ伝送要求を受理す
る伝送要求受理手段と、複数のコンテンツを格納するコ
ンテンツ格納手段と、前記伝送要求のあったコンテンツ
を前記コンテンツ格納手段より読み出すコンテンツ読み
出し手段と、前記コンテンツを出力するコンテンツ伝送
手段とから構成されたデータ伝送システムであって、各
コンテンツのサービス時間を管理するサービス時間管理
手段と、前記端末から伝送要求があったコンテンツの伝
送サービス終了時刻を計算する終了時刻計算手段と、計
算されたコンテンツの伝送サービス終了時刻がシステム
のサービス終了時刻を越えていないときは端末からの伝
送要求に対して伝送許可を与え、越えているときは伝送
許可を与えない伝送許可手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0021】計算されたコンテンツの伝送サービス終了
時刻がシステムのサービス終了時刻を越える場合、端末
からの伝送要求に対して伝送許可を与えないので、博物
館等でビデオライブラリのVODシステムのサービス終
了時刻が決まっているような場合でも、サービス終了時
刻までに終了しないサービスは許可されないので、サー
ビス終了時刻にユーザーが視聴しているといったことが
ない。ゆえに、ユーザーが視聴しているにもかかわら
ず、途中でコンテンツの伝送を中止し、VODシステム
のサービスを終了してユーザーに不利益を与えるといっ
たことがない。
【0022】本発明に係る請求項3のデータ伝送システ
ムは、コンテンツを配信する情報センタと、コンテンツ
を受信する端末と、前記情報センタおよび前記端末間の
双方向データ回線とを具備し、かつ、前記情報センタが
少なくとも前記端末からのコンテンツ伝送要求を受理す
る伝送要求受理手段と、複数のコンテンツを格納するコ
ンテンツ格納手段と、前記伝送要求のあったコンテンツ
を与えられた伝送速度に従って前記コンテンツ格納手段
より読み出すコンテンツ読み出し手段と、前記コンテン
ツを前記伝送速度に従って出力するコンテンツ伝送手段
とから構成されたデータ伝送システムであって、各コン
テンツのサービス時間および伝送速度を管理するサービ
ス時間管理手段と、前記端末から伝送要求があったコン
テンツの伝送サービス終了時刻を計算する終了時刻計算
手段と、前記伝送要求に対して、伝送許可および伝送速
度を与える伝送許可手段と計算されたコンテンツの伝送
サービス終了時刻がシステムのサービス終了時刻を越え
ていないときは端末からの伝送要求に対して伝送許可お
よび伝送速度を与え、越えているときは伝送許可を与え
るとともに伝送速度を通常の速度より速くする伝送許可
手段とを備えたことを特徴としている。
【0023】計算されたコンテンツの伝送サービス終了
時刻がシステムのサービス終了時刻を越える場合、端末
からの伝送要求のあったコンテンツの伝送および再生を
VODシステムのサービス終了時刻までにサービスが終
了するように早送りで行い、VODシステムのサービス
終了時刻にユーザーが視聴していることがないようにす
ることができる。そのため、博物館等でビデオライブラ
リのVODシステムのサービス終了時刻が決まっている
ような場合でも、サービス終了時刻までに通常の速度で
伝送すれば終了しないサービスについては、サービス終
了時刻までに終了するように伝送速度を速くするため、
サービス終了時刻間際でもユーザーは早送りではある
が、VODシステムのサービスを受けることができる。
【0024】以下、本発明に係るデータ伝送システムの
実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係るデータ伝送システムの構成を示すブロック図
である。同図において、1はコンテンツを配信する情報
センタ、2はコンテンツを受信する端末、3は情報セン
タ1と端末2との間の双方向データ回線である。情報セ
ンタ1側において、4は端末2からのコンテンツ伝送要
求を双方向データ回線3を介して受理する伝送要求受理
手段、5は双方向データ回線3の伝送チャネルを割り当
てるチャネル割当手段、6はコンテンツを伝送するチャ
ネル情報を端末2に通知するチャネル情報通知手段、7
は各コンテンツのサービス時間を管理するサービス時間
管理手段、8は端末2から伝送要求があったコンテンツ
の伝送サービス終了時刻を計算する終了時刻計算手段、
9は伝送要求に対して伝送許可および伝送速度を与える
伝送許可手段、10は複数のコンテンツを格納するコン
テンツ格納手段、11は伝送許可を与えた伝送要求のあ
ったコンテンツを伝送速度に従ってコンテンツ格納手段
10より読み出すコンテンツ読み出し手段、12はコン
テンツを出力するコンテンツ伝送手段である。端末2側
において、13は情報センタ1にデータ伝送要求を出力
する伝送要求手段、14は情報センタ1からのチャネル
情報を受信するチャネル情報受信手段、15はコンテン
ツを受信するコンテンツ受信手段、16は受信したコン
テンツを再生するコンテンツ再生手段である。
【0026】この実施の形態1における特徴は、計算さ
れたコンテンツの伝送サービス終了時刻がVODシステ
ムのサービス終了時刻を越える場合、端末からの伝送要
求に対して伝送許可を与えないようにし、VODシステ
ムのサービス終了時刻にユーザーが視聴していることが
ないようにする点である。
【0027】次に、上記構成の本発明の実施の形態1に
係るデータ伝送システムを用いてVODサービスを開始
する際の動作について説明する。
【0028】ユーザーが本システムを用いてビデオタイ
トルの視聴を行う場合は、まずユーザーは端末2に対し
て視聴したいビデオタイトル名を指定する。
【0029】端末2はまず視聴したいビデオタイトルの
コンテンツを伝送するための双方向データ回線3の伝送
チャネルを端末2−情報センタ1間に確保する必要があ
る。
【0030】そのために端末2は端末IDとビデオタイ
トル名に対応するタイトルIDとチャネル確保要求を情
報センタ1に対して双方向データ回線3を介して伝送す
る。情報センタ1では送られた端末IDとタイトルID
とチャネル確保要求を伝送要求受理手段4で受理する。
伝送要求受理手段4はタイトルIDをサービス時間管理
手段7に渡す。
【0031】サービス時間管理手段7は各コンテンツの
サービス時間を管理しており、タイトルIDに対応する
コンテンツのサービス時間を終了時刻計算手段8に送
る。終了時刻計算手段8ではコンテンツのサービス時間
と端末2からの要求時刻とに基づいてコンテンツの伝送
サービス終了時刻を計算する。伝送許可手段9は本VO
Dシステムのサービス終了時刻と計算されたコンテンツ
の伝送サービス終了時刻とを比較する。
【0032】計算されたコンテンツの伝送サービス終了
時刻がVODシステムのサービス終了時刻を越えない場
合、伝送許可手段9は伝送要求受理手段4に対して伝送
許可を与える。伝送要求受理手段4は伝送許可を与えら
れると、端末IDとタイトルIDとチャネル確保要求を
チャネル割当手段5に渡す。
【0033】チャネル割当手段5は双方向データ回線3
の伝送チャネルを管理する機能を有し、端末2から要求
がある毎に端末2に対して伝送チャネルの割り当てを行
う。
【0034】チャネル割当手段5は伝送要求受理手段4
からの端末IDとタイトルIDに対して現在空いている
チャネルを割り当てて、そのチャネル情報とセッション
IDを対応させて管理する。そして、端末ID、チャネ
ル情報、セッションIDをチャネル情報通知手段6に送
る。チャネル情報は情報センタ1から送られてくるタイ
トルコンテンツを端末2側で特定するための情報で、割
り当てた伝送パケットの伝送パケットID等で構成され
る。
【0035】チャネル情報通知手段6は端末IDに対応
する端末2に対して双方向データ回線3を介して、チャ
ネル情報とセッションIDを伝送し、チャネルの割り当
てが行われたことを通知する。このようにして伝送チャ
ネルを確保した後、端末2はセッションIDとコンテン
ツ伝送要求を情報センタ1に対して双方向データ回線3
を介して伝送する。
【0036】情報センタ1では送られてきたセッション
IDとコンテンツ伝送要求を伝送要求受理手段4で受理
する。伝送要求受理手段4ではセッションIDをコンテ
ンツ読み出し手段11に渡す。
【0037】コンテンツ読み出し手段11では、セッシ
ョンIDに対応するタイトルIDをチャネル割当手段5
より取得する。コンテンツ読み出し手段11でタイトル
IDに対応するストリームをコンテンツ格納手段10か
ら読み出し、セッションIDとともにコンテンツ伝送手
段12に送る。
【0038】コンテンツ伝送手段12ではセッションI
Dに対応するチャネル情報をチャネル割当手段5より取
得し、チャネル情報に対応する伝送パケットIDを多重
化したストリームに付与し、双方向データ回線3に送出
する。
【0039】端末2のコンテンツ受信手段15では受信
したコンテンツを復調し、チャネル情報に対応する伝送
パケットIDのパケットのみを選択してコンテンツ再生
手段16に送る。コンテンツ再生手段16では受信した
コンテンツをオーディオデータとビデオデータに分解
し、それぞれ同期を取りながらデータ伸長を行い、ユー
ザーに対して出力する。これによってユーザーは指定し
たタイトルを視聴することができる。
【0040】一方、伝送許可手段9が計算されたコンテ
ンツの伝送サービス終了時刻と本VODシステムのサー
ビス終了時刻とを比較して、計算されたコンテンツの伝
送サービス終了時刻がVODシステムのサービス終了時
刻を越える場合、伝送許可手段9は伝送要求受理手段4
に対して伝送許可を与えない。
【0041】伝送要求受理手段4は伝送許可を与えられ
ない場合、端末IDに対応する端末2に対して双方向デ
ータ回線3を介して伝送不許可であることを通知する。
端末2は伝送不許可の通知を受けると不許可であること
をユーザーに知らせる。
【0042】このように実施の形態1では、計算された
コンテンツの伝送サービス終了時刻がシステムのサービ
ス終了時刻を越える場合、端末からの伝送要求に対して
伝送許可を与えないようにすることができる。
【0043】そのため、博物館等でビデオライブラリの
VODシステムのサービス終了時刻が決まっているよう
な場合でも、サービス終了時刻までに終了しないサービ
スは許可されないので、サービス終了時刻にユーザーが
視聴しているといったことがない。ゆえに、ユーザーが
視聴しているにもかかわらず、途中でコンテンツの伝送
を中止し、VODシステムのサービスを終了してユーザ
ーに不利益を与えるといったことがない。
【0044】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係るデータ伝送システムの構成を示すブロック図は実施
の形態1の場合の図1と同じであり、基本的構成は同様
であるから詳しい説明は省略する。
【0045】この実施の形態2における特徴は、計算さ
れたコンテンツの伝送サービス終了時刻がVODシステ
ムのサービス終了時刻を越える場合、端末からの伝送要
求のあったコンテンツの伝送および再生をVODシステ
ムのサービス終了時刻までにサービスが終了するように
早送りで行い、VODシステムのサービス終了時刻にユ
ーザーが視聴していることがないようにする点である。
【0046】以下、上記構成の本発明の実施の形態2に
係るデータ伝送システムを用いてVODサービスを開始
する際の動作について説明する。
【0047】ユーザーが本システムを用いてビデオタイ
トルの視聴を行う場合は、まずユーザーは端末2に対し
て視聴したいビデオタイトル名を指定する。
【0048】端末2はまず視聴したいビデオタイトルの
コンテンツを伝送するための双方向データ回線3の伝送
チャネルを端末2−情報センタ1間に確保する必要があ
る。
【0049】そのために端末2は端末IDとビデオタイ
トル名に対応するタイトルIDとチャネル確保要求を情
報センタ1に対して双方向データ回線3を介して伝送す
る。
【0050】情報センタ1では送られた端末IDとタイ
トルIDとチャネル確保要求を伝送要求受理手段4で受
理する。伝送要求受理手段4ではタイトルIDをサービ
ス時間管理手段7に渡す。サービス時間管理手段7は各
コンテンツのサービス時間と伝送速度を管理しており、
タイトルIDに対応するコンテンツのサービス時間を終
了時刻計算手段8に送る。終了時刻計算手段8ではコン
テンツのサービス時間と端末2からの要求時刻とに基づ
いてコンテンツの伝送サービス終了時刻を計算する。伝
送許可手段9は計算されたコンテンツの伝送サービス終
了時刻と本VODシステムのサービス終了時刻とを比較
する。計算されたコンテンツの伝送サービス終了時刻が
VODシステムのサービス終了時刻を越えない場合、伝
送許可手段9は伝送要求受理手段4に対して伝送許可と
コンテンツの指定する伝送速度を与える。
【0051】また、伝送許可手段9が計算されたコンテ
ンツの伝送サービス終了時刻と本VODシステムのサー
ビス終了時刻とを比較して、計算されたコンテンツの伝
送サービス終了時刻がVODシステムのサービス終了時
刻を越える場合、伝送許可手段9はコンテンツの伝送サ
ービス終了時刻がVODシステムのサービス終了時刻を
越えないようにコンテンツのサービス時間を短くし、す
なわち伝送速度をコンテンツの指定する速度より速く設
定し、伝送要求受理手段4に対して伝送許可と伝送速度
を与える。
【0052】伝送要求受理手段4は伝送許可と伝送速度
を与えられると、端末IDとタイトルIDと伝送速度と
チャネル確保要求をチャネル割当手段5に渡す。
【0053】チャネル割当手段5は双方向データ回線3
の伝送チャネルを管理する機能を有し、端末2から要求
がある毎に端末2に対して伝送チャネルの割り当てを行
う。
【0054】チャネル割当手段5は伝送要求受理手段4
からの端末IDとタイトルIDに対して現在空いている
チャネルを割り当てて、そのチャネル情報とセッション
IDを対応させて管理する。そして、端末ID、チャネ
ル情報(伝送速度を含む)、セッションIDをチャネル
情報通知手段6に送る。チャネル情報は情報センタ1か
ら送られてくるタイトルコンテンツを端末2側で特定す
るための情報で、割り当てた伝送パケットの伝送パケッ
トID、伝送速度等で構成される。
【0055】チャネル情報通知手段6は端末IDに対応
する端末2に対して双方向データ回線3を介してチャネ
ル情報(伝送速度を含む)とセッションIDを伝送し、
チャネルの割り当てが行われたことを通知する。
【0056】このようにして伝送チャネルを確保した
後、端末2はセッションIDとコンテンツ伝送要求を情
報センタ1に対して双方向データ回線3を介して伝送す
る。
【0057】情報センタ1では送られてきたセッション
IDとコンテンツ伝送要求を伝送要求受理手段4で受理
する。伝送要求受理手段4ではセッションIDをコンテ
ンツ読み出し手段11に渡す。
【0058】コンテンツ読み出し手段11では、セッシ
ョンIDに対応するタイトルIDと伝送速度をチャネル
割当手段5より取得する。コンテンツ読み出し手段11
でタイトルIDに対応するストリームを対応する伝送速
度でコンテンツ格納手段10から読み出し、セッション
IDとともにコンテンツ伝送手段12に送る。
【0059】コンテンツ伝送手段12ではセッションI
Dに対応するチャネル情報をチャネル割当手段5より取
得し、チャネル情報に対応する伝送パケットIDを多重
化したストリームに付与し、対応する伝送速度で双方向
データ回線3に送出する。
【0060】端末2のコンテンツ受信手段15ではチャ
ネル情報に対応する伝送速度でコンテンツを復調し、チ
ャネル情報に対応する伝送パケットIDのパケットのみ
を選択してコンテンツ再生手段16に送る。コンテンツ
再生手段16では受信したコンテンツをオーディオデー
タとビデオデータに分解し、それぞれ同期を取りながら
チャネル情報に対応する伝送速度でデータ伸長を行い、
ユーザーに対して出力する。これによってユーザーは指
定したタイトルを視聴することができる。
【0061】このように実施の形態2では、計算された
コンテンツの伝送サービス終了時刻がシステムのサービ
ス終了時刻を越える場合、端末からの伝送要求のあった
コンテンツの伝送および再生をVODシステムのサービ
ス終了時刻までにサービスが終了するように早送りで行
い、VODシステムのサービス終了時刻にユーザーが視
聴していることがないようにすることができる。
【0062】そのため、博物館等でビデオライブラリの
VODシステムのサービス終了時刻が決まっているよう
な場合でも、サービス終了時刻までに通常の速度で伝送
すれば終了しないサービスはサービス終了時刻までに終
了するように伝送速度を速くするため、サービス終了時
刻間際でもユーザーは早送りではあるが、VODシステ
ムのサービスを受けることができる。
【0063】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0064】(1)計算されたコンテンツの伝送サービ
ス終了時刻がシステムのサービス終了時刻を越える場
合、端末からの伝送要求に対して伝送許可を与えないの
で、博物館等でビデオライブラリのVODシステムのサ
ービス終了時刻が決まっているような場合でも、サービ
ス終了時刻までに終了しないサービスは許可されなくな
るから、サービス終了時刻にユーザーが視聴していると
いったことがない。ゆえに、ユーザーが視聴しているに
もかかわらず、途中でコンテンツの伝送を中止し、VO
Dシステムのサービスを終了してユーザーに不利益を与
えるといったことをあらかじめ防止することができる。
【0065】(2)計算されたコンテンツの伝送サービ
ス終了時刻がシステムのサービス終了時刻を越える場
合、端末からの伝送要求のあったコンテンツの伝送およ
び再生をVODシステムのサービス終了時刻までにサー
ビスが終了するように早送りで行うので、VODシステ
ムのサービス終了時刻にユーザーが視聴していることが
ないようにすることができる。そのため、博物館等でビ
デオライブラリのVODシステムのサービス終了時刻が
決まっているような場合でも、サービス終了時刻までに
通常の速度で伝送すれば終了しないサービスについて
は、サービス終了時刻までに終了するように伝送速度を
速くするため、サービス終了時刻間際でもユーザーは早
送りではあるが、VODシステムのサービスを受けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1および実施の形態2に係
るデータ伝送システムの構成を示すブロック図である。
【図2】従来のデータ伝送システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1……情報センタ 2……端末 3……双方向データ回線 4……伝送要求受理手段 5……チャネル割当手段 6……チャネル情報通知手段 7……サービス時間管理手段 8……終了時刻計算手段 9……伝送許可手段 10……コンテンツ格納手段 11……コンテンツ読み出し手段 12……コンテンツ伝送手段 13……伝送要求手段 14……チャネル情報受信手段 15……コンテンツ受信手段 16……コンテンツ再生手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末から伝送要求のあったコンテンツを
    情報センタより双方向データ回線を介して前記端末に配
    信するデータ伝送システムであって、前記情報センタに
    おいて端末から伝送要求があったコンテンツの伝送サー
    ビス終了時刻を計算し、その計算されたコンテンツの伝
    送サービス終了時刻がシステムのサービス終了時刻を越
    えていないときは伝送許可を与える一方、越えていると
    きは伝送許可を与えないかコンテンツの伝送速度を通常
    の速度より速くするように構成してあることを特徴とす
    るデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 コンテンツを配信する情報センタと、コ
    ンテンツを受信する端末と、前記情報センタおよび前記
    端末間の双方向データ回線とを具備し、かつ、 前記情報センタが少なくとも前記端末からのコンテンツ
    伝送要求を受理する伝送要求受理手段と、 複数のコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、 前記伝送要求のあったコンテンツを前記コンテンツ格納
    手段より読み出すコンテンツ読み出し手段と、 前記コンテンツを出力するコンテンツ伝送手段とから構
    成されたデータ伝送システムであって、 各コンテンツのサービス時間を管理するサービス時間管
    理手段と、 前記端末から伝送要求があったコンテンツの伝送サービ
    ス終了時刻を計算する終了時刻計算手段と、 計算されたコンテンツの伝送サービス終了時刻がシステ
    ムのサービス終了時刻を越えていないときは端末からの
    伝送要求に対して伝送許可を与え、越えているときは伝
    送許可を与えない伝送許可手段とを備えたことを特徴と
    するデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 コンテンツを配信する情報センタと、コ
    ンテンツを受信する端末と、前記情報センタおよび前記
    端末間の双方向データ回線とを具備し、かつ、 前記情報センタが少なくとも前記端末からのコンテンツ
    伝送要求を受理する伝送要求受理手段と、 複数のコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、 前記伝送要求のあったコンテンツを与えられた伝送速度
    に従って前記コンテンツ格納手段より読み出すコンテン
    ツ読み出し手段と、 前記コンテンツを前記伝送速度に従って出力するコンテ
    ンツ伝送手段とから構成されたデータ伝送システムであ
    って、 各コンテンツのサービス時間および伝送速度を管理する
    サービス時間管理手段と、 前記端末から伝送要求があったコンテンツの伝送サービ
    ス終了時刻を計算する終了時刻計算手段と、 前記伝送要求に対して、伝送許可および伝送速度を与え
    る伝送許可手段と計算されたコンテンツの伝送サービス
    終了時刻がシステムのサービス終了時刻を越えていない
    ときは端末からの伝送要求に対して伝送許可および伝送
    速度を与え、越えているときは伝送許可を与えるととも
    に伝送速度を通常の速度より速くする伝送許可手段とを
    備えたことを特徴とするデータ伝送システム。
JP7336819A 1995-12-25 1995-12-25 データ伝送システム Pending JPH09182052A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000049511A1 (fr) * 1999-02-17 2000-08-24 Sony Corporation Circuit integre a semi-conducteur, procede de traitement de l'information, dispositif de traitement de l'information et dispositif de memorisation de programme

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000049511A1 (fr) * 1999-02-17 2000-08-24 Sony Corporation Circuit integre a semi-conducteur, procede de traitement de l'information, dispositif de traitement de l'information et dispositif de memorisation de programme
US7373521B1 (en) 1999-02-17 2008-05-13 Sony Corporation Semiconductor IC, information processing method, information processing device, and program storage medium

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