JPH09182027A - 音声・映像データ配信システム - Google Patents

音声・映像データ配信システム

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Publication number
JPH09182027A
JPH09182027A JP7340466A JP34046695A JPH09182027A JP H09182027 A JPH09182027 A JP H09182027A JP 7340466 A JP7340466 A JP 7340466A JP 34046695 A JP34046695 A JP 34046695A JP H09182027 A JPH09182027 A JP H09182027A
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JP
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audio
video data
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Pending
Application number
JP7340466A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kojima
雄一 小島
Tokuichi Ito
徳一 伊藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データ配信システム内部で音声・映像データと
制御データを分離して任意の高いデータレートの音声・
映像データを任意のタイミングで端末装置に配信する。 【解決手段】受信システム62は、LAN52を介して
音声・映像データを指定する指定データを出力する。指
定データを受けた制御システム54は、ルーティングス
イッチャ584の入出力関係を設定するタイムスロット
の指定を行い、データ記録・再生装置1に対して指定デ
ータを出力する。データ記録・再生装置1は、指定デー
タが示す音声・映像データを再生し、送信システム58
およびSDI伝送路60を介して受信システム62に対
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル形式の音
声・映像データを記録し、記録した音声・映像データを
再生する音声・映像データ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】例え
ば、テレビジョン放送局において、ニュース番組等にお
いて放映される映像の制作制作は通常、まず、ビデオテ
ープレコーダ(VTR装置)を内蔵したテレビカメラ等
で放映される映像の元となる映像(素材映像)および音
声をビデオテープに収録して個別に管理し、さらに、編
集者が必要に応じて編集室のVTR装置を用いてビデオ
テープに収録された1つまたは複数の音声・映像データ
(AVデータ)を再生し、再生した素材映像を組み合わ
せて実際に放送する映像を他のテープ上に記録すること
により行われる。
【0003】しかしながら、素材映像の管理を、ビデオ
テープに記録されている状態で行うと、多数の素材映像
の中から必要なものを選択するための作業効率が悪くな
り、また、素材映像が収録されているテープの保管場所
から編集室への運搬の必要もある。さらに、複数の編集
者が素材映像を共用しずらい。このような問題は、特
に、1つのニュース映像の制作に多数の素材映像を使用
するような場合に顕著である。
【0004】また、テープ上に制作されたニュース映像
は、一般に、番組送出用のVTR装置、あるいは、番組
送出用のVTR装置を内蔵するカートマシンに人手によ
り運搬され装填される。しかしながら、番組を送出する
段階におけるニュース映像の管理あるいは送出順序の入
替え等の操作も人手により行う必要があり、効率が悪
く、人的ミスによる誤りも発生しうるため信頼性に欠け
る。
【0005】このような問題を解決するために、素材映
像あるいは放送用映像の一元的な管理と運用、および、
素材映像の共用を可能にするコンピューティングシステ
ムで用いられる、いわゆるサーバシステムが用いられ
る。図16は、従来の音声・映像データ用のサーバシス
テム8の構成例を示す図である。図16に示すように、
サーバシステム8は、コンピュータの基本構成要素であ
るCPU401、ROM402、RAM403、高速バ
ス404、デバイスインタフェース405m を介して接
続されるデータ記録・再生装置406m 、入出力インタ
フェース407n を介して接続される音声・映像データ
圧縮手段408n、および、音声・映像データ圧縮手段
408n に対応する音声・映像データ伸長手段409n
から基本的に構成される。さらに、サーバシステム8
が、上位の応用システムと別個のコンピュータ上に実現
されている場合は、LAN410とサーバシステム8と
を接続するLAN用インタフェース411が設けられ
る。
【0006】サーバシステム8が音声・映像データを記
録する際には、音声・映像データ圧縮手段408n は、
入力された音声・映像データS40n を圧縮し、圧縮音
声・映像データS41n を生成し、入出力インタフェー
ス407n を介して高速バス404に転送する。高速バ
ス404に転送された圧縮音声・映像データは通常、デ
ータ流量制御等のためにRAM403へ一時的に蓄積
(バッファリング)された後、再びバス404に転送さ
れ、デバイスインタフェース405m を介してデータ記
録・再生装置406m に適宜、記録される。
【0007】また、サーバシステム8が音声・映像デー
タを再生する際には、データ記録・再生装置406n
記録された圧縮音声・映像データは、再生された後、デ
バイスインタフェース405m を介して高速バス404
に転送される。高速バス404に転送された圧縮音声・
映像データは、記録の際と同様に、データ流量制御等の
ためにRAM403にバッファリングされ、再び、高速
バス404に転送され、入出力インタフェース407n
を経由して音声・映像データ伸長手段409n への入力
データS42n となる。
【0008】音声・映像データ伸長手段409n は、入
力データS42n から映像信号S43n を復号してシス
テムから出力する。サーバシステム8が音声・映像デー
タを記録および再生する際には、入出力インタフェース
407n 、高速バス404およびデバイスインタフェー
ス405mの動作は、いずれも応用システムからLAN
410、LAN用インタフェース411、高速バス40
4およびRAM403を介して伝達されてきた命令に基
づいたCPU401により制御される。
【0009】なお、動作命令が応用システムではなく、
映像信号の入出力側から供給される場合は、入出力イン
タフェース407n に、図4に破線で示すように接続さ
れる制御線S44n が必要となる。この場合、制御線S
44n より供給される命令は、入出力インタフェース4
07n 、高速バス404およびRAM403を介してC
PU401に伝達され、CPU401は、入出力インタ
フェース407n 、高速バス404およびデバイスイン
タフェース405m の動作を制御線S44n から供給さ
れた命令に基づいて制御する。
【0010】しかしながら、図16に示したサーバシス
テム8は、テレビジョン放送局において、高品質な音声
・映像データを記録・再生するために必ずしも適してい
ない。この理由を以下に説明する。第1に、テレビジョ
ン放送局で使用される水準の高品質な音声・映像データ
をサーバシステム8が取り扱う場合、バスのデータ転送
能力が不足してシステム規模あるいはシステムの拡張性
が制約される。
【0011】つまり、現行のディジタル形式のテレビジ
ョンの音声・映像データのデータレートは100Mbp
s以上であり、この音声・映像データを高能率符号化し
た符号化音声・映像データも、編集加工による劣化を考
慮して、例えばCCIR勧告723に記載されているよ
うに、30Mbps(4Mビット/s)のデータレート
となる。
【0012】例えば、サーバシステム8において、8人
の編集者が同時に2つの30Mbps(4MBps)の
素材映像を用いて編集作業(いわゆるABロール編集)
を行うことを実現しようとすると、上述のように音声・
映像データをバッファリングする必要があることを考慮
すると、高速バス404上には最大48本〔=3(同時
に2つの素材映像を再生し、1つの編集後の映像を記録
する必要から)×2(バッファリングのための往復)×
8(編集者数)〕の符号化音声・映像データが同時に転
送されることになる。従って、高速バス404には、符
号化音声・映像データ転送のためだけに、最低192M
Bpsの実効データ転送レートが求められる。
【0013】このように、高速バス404上を伝送され
る音声・映像データのデータレートは非常に高いので、
高速バス404上で音声・映像データが輻輳し、上位の
応用システムとデータ記録・再生装置406m との間で
制御用のデータの伝送が不可能になる事態が生じ、上位
システムが要求する音声・映像データを得られなくなる
可能性がある。
【0014】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、テレビジョン放送局の放送シス
テムにおいて、多くの編集装置等の端末装置からの要求
に個別的に応じて音声・映像データを再生することがで
きる音声・映像データ配信システムを提供することを目
的とする。また、本発明は、音声・映像データと制御に
係るデータが記録・再生装置と端末装置とを接続する伝
送路上で混在しない音声・映像データ配信システムを提
供することを目的とする。また、本発明は、端末装置が
常に、任意の音声・映像データを記録・再生装置から任
意のタイミングで得ることができる音声・映像データ配
信システムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る音声・映像データ配信システムは、要求
に応じて複数の音声・映像データを記録・再生する記録
・再生手段と、それぞれ前記記録・再生手段に対して再
生を要求する音声・映像データを指定する指定データを
受け、前記指定データに応じて前記記録・再生手段が再
生した音声・映像データを表示する複数の端末手段と、
前記記録・再生手段が再生した前記複数の音声・映像デ
ータを、前記複数の端末手段それぞれに対応する複数の
タイムスロットに多重化して伝送信号を生成し、生成し
た伝送信号を伝送するデータ多重化・伝送手段と、前記
送信手段が送信した前記複数の音声・映像データを前記
複数のタイムスロットから分離して前記複数の端末手段
それぞれに配信するデータ分離・配信手段と、前記端末
手段が受けた前記指定データを前記複数の記録・再生手
段に対して伝送し、前記記録・再生手段が再生した音声
・映像データを多重化するタイムスロットを前記伝送手
段に対して指定する伝送制御手段とを有する。
【0016】好適には、前記記録・再生手段は、入力さ
れる非圧縮音声・映像データを圧縮処理する圧縮処理手
段と、圧縮処理した前記音声・映像データを、ランダム
アクセス可能な記録媒体に記録する記録手段と、前記制
御手段から受けた前記指定データに応じて、記録した前
記音声・映像データを前記記録媒体から再生し、前記伝
送手段に対して供給する再生手段とを有し、前記データ
分離・配信手段は、前記伝送信号に含まれる前記複数の
タイムスロットから前記音声・映像データを分離する分
離手段と、分離した前記音声・映像データを伸長処理し
て前記複数の端末手段それぞれに配信するデータ伸長・
配信手段とを有する。
【0017】好適には、前記データ多重化・伝送手段
は、前記伝送信号を第1のデータレートで前記データ分
離・配信手段に対して伝送し、前記伝送制御手段は、前
記複数の端末手段が受けた前記指定データを、前記第1
のデータレートよりも低い第2のデータレートで伝送す
る伝送手段と、前記伝送手段が伝送する前記指定データ
を前記記録・再生手段に対して供給する指定データ供給
手段と、前記伝送手段が伝送する前記指定データに基づ
いて、前記記録・再生手段が再生した音声・映像データ
を多重化するタイムスロットを前記データ多重化・伝送
手段に対して指定するタイムスロット指定手段とを有す
る。
【0018】本発明に係る音声・映像データ配信システ
ムは、例えば、音声・映像データをMPEG等の圧縮符
号化方式により圧縮符号化し、ハードディスク(HD)
あるいは光磁気ディスク(MO;Magnetic-Optical Dis
c )といったランダムアクセス可能な記録媒体に記録
し、複数の端末手段からの要求に応じて音声・映像デー
タを記録媒体から再生し、再生を要求した端末手段に配
信する。
【0019】本発明に係る音声・映像データ配信システ
ムにおいて、記録・再生手段は、圧縮符号化された複数
の音声・映像データを上記記録媒体に記録し、各端末手
段からの要求に応じて、記録媒体から複数の音声・映像
データを同時に再生する。端末手段は、例えば、音声・
映像データを表示可能なモニタ装置を有する計算機(マ
ルチディアコンピュータ)であって、利用者が要求する
音声・映像データを見るためにキーボード等から入力
し、再生を要求する音声・映像データを指定する指定デ
ータを受け入れ、受け入れた指定データを、例えばイー
サネット(Ethernet)といったLAN(Local Area Networ
k)を介して上記伝送制御手段に対して出力する。また、
端末手段は、上記データ分離・配信手段から配信された
音声・映像データをモニタ装置に表示する。なお、複数
の端末手段それぞれには伝送信号上のタイムスロットが
割り当てられている。
【0020】伝送制御手段は、端末手段それぞれが再生
を要求する音声・映像データを示す指定データを記録・
再生手段に指定し、利用者が要求する音声・映像データ
を再生させる。また、伝送制御手段は、記録・再生手段
が再生した複数の音声・映像データそれぞれを、再生を
要求した端末手段それぞれのタイムスロットに多重化し
て、例えば、SDI(Serial Data Interface;SMPTE-259
M)方式に物理的に適合した(ただし、伝送フォーマット
は異なることがある)伝送信号を生成し、データ分離・
配信手段に対して伝送する。
【0021】本発明に係る音声・映像データ配信システ
ムは、このように、音声・映像データをSDI方式の伝
送路を介して伝送し、指定データ等の伝送制御に係るデ
ータをLAN経由で伝送することにより、記録・再生手
段と端末装置とをLANを介して接続する場合に生じう
る、LAN上のデータの輻輳により伝送制御に係るデー
タの伝送が不可能になる事態を防止し、多くの端末手段
に音声・映像データを配信することを可能にしている。
【0022】データ多重化・伝送手段は、記録・再生手
段が再生した複数の音声・映像データそれぞれを、伝送
制御手段により指定され、これらの音声・映像データの
再生を要求した端末手段それぞれに対応するSDI方式
等の伝送信号のタイムスロットに多重化して伝送信号を
生成する。さらに、データ多重化・伝送手段は、生成し
た伝送信号をSDI方式等の高速伝送路(270Mbp
s)を介してデータ分離・配信手段に対して伝送する。
データ分離・配信手段は、複数の端末手段それぞれに割
り当てられているタイムスロットから、端末手段それぞ
れが再生を要求した音声・映像データを分離し、配信す
る。
【0023】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、
第1の実施形態における本発明に係るデータ記録・再生
装置1の構成を示す図である。図1に示すように、デー
タ記録・再生装置1は、n個の音声・映像データ入出力
制御回路(AVデータ入出力制御回路)101 〜1
n 、記録・再生制御回路34、同期・非同期変換回路
24、記憶装置26、同期信号インターフェース回路
(同期信号IF回路)28、タイムコードインターフェ
ース回路(TCIF回路)30および多重化制御インタ
ーフェース回路(多重化IF回路)32から構成され
る。
【0024】データ記録・再生装置1において、AVデ
ータ入出力制御回路101 〜10nおよび同期・非同期
変換回路24はデータバス22を介して相互に接続さ
れ、記録・再生制御回路34、AVデータ入出力制御回
路101 〜10n および記憶装置26は、制御バス20
を介して相互に接続されている。また、AVデータ入出
力制御回路10i には外部、例えば編集装置等の外部機
器2(上位システム)から必要に応じて、同期信号IF
回路28を介して基準同期信号S28が入力され、TC
IF回路30を介して音声・映像データの時刻を示し、
同期確立のために用いられるタイムコードS30が入力
され、多重化IF回路32を介してAVデータ入出力制
御回路101 〜10n の動作を一括して制御する一括制
御信号S32が入力される。
【0025】また、データ記録・再生装置1において
は、外部から入力される基準同期信号およびタイムコー
ド等に同期したデータバス22上の音声・映像データの
転送が可能であり、また、AVデータ入出力制御回路1
1 〜10n を介して編集装置等の上位応用システムを
接続して、複数の音声・映像データに対する一括した入
出力制御が可能になっている。これらの構成部分により
データ記録・再生装置1は、主に音声・映像データに係
る入出力制御と記録再生制御の負荷を分散し、多チャン
ネルの音声・映像データを同時に入出力し、記録・再生
する。
【0026】図2は、第1のAVデータ入出力回路10
i (iは整数;1≦i≦n、以下同じ)の構成を示す図
である。外部機器2および記憶装置26との間で非圧縮
音声・映像データを入出力する場合には、図2に示すよ
うに、マイクロプロセッサ(CPU)102、メモリ回
路(MEM)112およびデータバスインターフェース
回路(データバスIF)114から構成される第1のA
Vデータ入出力制御回路10i が用いられる。
【0027】AVデータ入出力制御回路10i におい
て、マイクロプロセッサ102は、例えばプログラムを
記憶したROMを内蔵したワンチップマイクロプロセッ
サ等から構成される。また、マイクロプロセッサ102
は、外部機器2との間で制御信号S10aiを送受信
し、記録・再生制御回路34との間で制御バス20を介
して制御信号を送受信する。
【0028】また、マイクロプロセッサ102は、記録
・再生制御回路34から入力される制御信号と、外部機
器2から入力される制御信号S10ai と、必要に応じ
て基準同期信号S28、TCIF回路30および多重化
IF回路32それぞれを介して入力される基準同期信号
S28、タイムコードS30および一括制御信号S32
とに基づいて、メモリ回路112およびデータバスIF
114の動作を制御して、外部機器2および記憶装置2
6の間の音声・映像データの入出力を制御する。
【0029】データバスIF114は、マイクロプロセ
ッサ102の制御に従って、記憶装置26との間でデー
タバス22を介して音声・映像データを入出力する。つ
まり、メモリ回路112にバッファリングされている音
声・映像データを記憶装置26(同期・非同期変換回路
24)に対して出力し、記憶装置26から入力された音
声・映像データをメモリ回路112に対して出力する。
【0030】メモリ回路112は、マイクロプロセッサ
102の制御に従って、外部機器2から入力される音声
・映像データS10bi をバッファリングし、データバ
スIF114を介して記憶装置26(同期・非同期変換
回路24)に対して出力する。また、メモリ回路112
は、データバスIF114を介して記憶装置26から入
力される音声・映像データをバッファリングし、音声・
映像データS10ciとして外部機器2に対して出力す
る。
【0031】再び図1を参照して、AVデータ入出力制
御回路10i 以外のデータ記録・再生装置1の各構成部
分を説明する。記録・再生制御回路34は、制御バス2
0を介してAVデータ入出力制御回路10i 、同期・非
同期変換回路24および記憶装置26との間で制御信号
を送受信し、これらの構成部分の動作を制御する。
【0032】また、記録・再生制御回路34は、記憶装
置26の記録領域を管理し、AVデータ入出力制御回路
10i から記憶装置26に対する音声・映像データの記
録要求信号を受けた場合に、音声・映像データを記録す
る記憶装置26の記録領域を定め、AVデータ入出力制
御回路10i に通知し、また、AVデータ入出力制御回
路10i から記憶装置26に記録されている音声・映像
データの再生が供給された場合には、再生する音声・映
像データが記録されている記憶装置26の記録領域を検
索し、見つけ出した記録領域をAVデータ入出力制御回
路10i に通知する。
【0033】同期信号IF回路28は、外部機器2が取
り扱う音声・映像データ10bi ,10ci に同期し、
テレビジョン放送局において各放送機器の同期をとるた
めに用いられるハウスクロック等の基準同期信号を受け
入れ、基準同期信号S28としてAVデータ入出力制御
回路10i および同期・非同期変換回路24に供給す
る。TCIF回路30は、外部機器2等の外部から入力
され、音声・映像データの経過時間あるいは表示時間等
を示し、外部機器2において音声と映像との同期をとる
ため等に用いられるタイムコードを受け入れ、タイムコ
ードS30としてAVデータ入出力制御回路10i およ
び同期・非同期変換回路24に供給する。
【0034】多重化IF回路32は、外部機器2等の外
部から入力され、AVデータ入出力制御回路101 〜1
n 全てに対する同一の処理内容を示し、これらを一括
して制御する一括制御信号を受け入れ、一括制御信号S
32としてAVデータ入出力制御回路101 〜10n
供給する。
【0035】同期・非同期変換回路24は、データバス
22上で基準同期信号S28あるいはタイムコードS3
0に同期したデータ転送を行う場合に用いられ、データ
バス22を介してAVデータ入出力制御回路10i
ら、これらの信号に同期して入力された音声・映像デー
タを非同期に記憶装置26に記録させ、記憶装置26が
非同期に再生した音声・映像データを、これらの信号に
同期してデータバス22を介してAVデータ入出力制御
回路10i に対して出力する。
【0036】記憶装置26は、制御バス20を介した記
録・再生制御回路34の制御に従って、例えばハードデ
ィスク、光磁気ディスクあるいは半導体メモリ等の所定
の記録媒体に、データバス22および同期・非同期変換
回路24を介してAVデータ入出力制御回路10i から
入力される音声・映像データを記録し、また、記録した
音声・映像データを再生し、同期・非同期変換回路24
およびデータバス22を介してAVデータ入出力制御回
路10i に対して出力する。
【0037】以下、データ記録・再生装置1の動作を説
明する。図3は、記憶装置26に音声・映像データを記
録する場合のデータ記録・再生装置1の各構成部分間の
信号シーケンスを示す図である。なお、図3には、説明
の簡略化のために、記憶装置26に空き記録領域がない
場合等の例外処理を省略して示してある。図3に示すよ
うに、外部機器2からAVデータ入出力制御回路10i
に対して、記録要求信号が制御信号S10ai として出
力される。
【0038】記録要求信号を受けたAVデータ入出力制
御回路10i は、制御バス20を介して記録・再生制御
回路34に記録要求信号を出力する。記録要求信号を受
けた記録・再生制御回路34は、記憶装置26の空き記
録領域を検索し、記録が要求された音声・映像データに
割り当てた記録領域を示す領域割当信号を、AVデータ
入出力制御回路10i および記憶装置26に出力する。
【0039】領域割当信号を受けたAVデータ入出力制
御回路10i は、外部機器2に対して記録許可信号を制
御信号S10ai として出力する。記録許可信号を受け
た外部機器2は、AVデータ入出力制御回路10i に対
して記録命令信号を出力し、AVデータ入出力制御回路
10i は、制御バス20を介して受けた記録命令信号を
記憶装置26に対して出力する。
【0040】さらに、外部機器2は、記憶装置26に記
録を要求する音声・映像データS10bi (図3におい
て図示せず)をAVデータ入出力制御回路10i に対し
て出力する。外部機器2が出力する音声・映像データS
10bi は、AVデータ入出力制御回路10i およびデ
ータバス22を介して記憶装置26に記録される。
【0041】記録・再生制御回路34が割り当てた記録
領域全てに音声・映像データが記録されると、記憶装置
26は制御バス20を介してAVデータ入出力制御回路
10 i に記録完了通知信号を出力する。記録完了通知信
号を受けたAVデータ入出力制御回路10i は、外部機
器2に記録完了通知信号を出力する。
【0042】図4は、記憶装置26に記録された音声・
映像データを再生する場合のデータ記録・再生装置1の
各構成部分間の信号シーケンスを示す図である。なお、
図4には、説明の簡略化のために、記憶装置26に再生
が要求された音声・映像データが記録されていない場合
等の例外処理を省略して示してある。図4に示すよう
に、外部機器2は、記憶装置26に記録されている音声
・映像データを再生することを要求する再生要求信号を
制御信号S10ai としてAVデータ入出力制御回路1
i に対して出力する。
【0043】再生要求信号を受けたAVデータ入出力制
御回路10i は、記録・再生制御回路34に制御バス2
0を介して再生要求信号を出力する。再生要求信号を受
けた記録・再生制御回路34は、再生が要求された音声
・映像データが記録されている記憶装置26の領域を検
索し、見つけ出した記録領域を示す領域通知信号を制御
バス20を介してAVデータ入出力制御回路10i およ
び記憶装置26に出力する。
【0044】領域通知信号を受けたAVデータ入出力制
御回路10i は、再生許可信号を制御信号10ai とし
て外部機器2に出力する。再生許可信号を受けた外部機
器2は、再生命令信号を制御信号S10ai としでAV
データ入出力制御回路10i に出力し、再生命令信号を
受けたAVデータ入出力制御回路10i は、再生命令信
号を制御バス20を介して記憶装置26に出力する。
【0045】再生命令信号を受けた記憶装置26は、記
録・再生制御回路34から受けた領域通知信号が示す記
録領域から再生が要求された音声・映像データを再生し
てデータバス22を介してAVデータ入出力制御回路1
i に出力する。AVデータ入出力制御回路10i は、
記憶装置26から受けた音声・映像データを音声・映像
データS10ci として外部機器2に出力する(図3に
おいて図示せず)。
【0046】記憶装置26は、記録・再生制御回路34
から受けた領域通知信号が示す記録領域から音声・映像
データの全てを再生し終えると、再生完了通知信号を制
御バス20を介してAVデータ入出力制御回路10i
出力する。再生完了通知信号を受けたAVデータ入出力
制御回路10i は、再生完了通知を制御バス20を介し
て記録・再生制御回路34に出力する。
【0047】再生完了通知信号を受けた記録・再生制御
回路34は、制御バス20を介してAVデータ入出力制
御回路10i に再生完了認識通知信号を出力する。再生
完了認識通知を受けたAVデータ入出力制御回路10i
は、外部機器2に再生処理完了通知信号を制御信号S1
0ai として出力する。
【0048】なお、外部機器2等の外部から多重化IF
回路32を介してAVデータ入出力制御回路101 〜1
n 全てに同一の制御信号(一括制御信号S32)が入
力される場合には、AVデータ入出力制御回路101
10n 全てが同じ記録または再生動作を行う。
【0049】また、同期信号IF回路28またはTCI
F回路30から、基準同期信号S28またはタイムコー
ドS30が入力され、記録・再生制御回路34が基準同
期信号S28またはタイムコードS30に同期したデー
タ転送を行なうようにAVデータ入出力制御回路101
〜10n および同期・非同期変換回路24を制御した場
合、データバス22上の音声・映像データの転送は、こ
れらの信号に同期して行われる。
【0050】第2実施形態 以下、本発明の第2の実施形態を説明する。図5は、第
2の実施形態における本発明に係るAVデータ入出力制
御回路40 i の構成を示す図である。図5に示すよう
に、AVデータ入出力制御回路40i は、図2に示した
AVデータ入出力制御回路10i のメモリ回路112と
外部機器2との間に、圧縮符号化回路120および伸長
復号回路122を付加した構成になっている。
【0051】AVデータ入出力制御回路40i は、図1
に示したデータ記録・再生装置1において、非圧縮の音
声・映像データ10bi ,10ci を外部機器2との間
で入出力し、記憶装置26に圧縮符号化した音声・映像
データを記録・再生する場合に、AVデータ入出力制御
回路10i の代わりに用いられる。
【0052】圧縮符号化回路120は、外部機器2から
入力された非圧縮の音声・映像データS10bi を、M
PEG等の圧縮符号化方式で圧縮符号化し、メモリ回路
112に対して出力する。伸長復号回路122は、デー
タバスIF114から入力された圧縮符号化された圧縮
音声・映像データを伸長復号し、音声・映像データS1
0ci として外部機器2に対して出力する。
【0053】以下、AVデータ入出力制御回路40i
AVデータ入出力制御回路10i の代わりに用いたデー
タ記録・再生装置1の動作を簡単に説明する。図3に示
した信号シーケンスにより、外部機器2から圧縮符号化
回路120に入力された非圧縮音声・映像データは、圧
縮符号化回路120により圧縮符号化され、メモリ回路
112およびデータバスIF114を介して記憶装置2
6に対して出力され、記憶装置26により所定の記録媒
体に記録される。
【0054】また、図4に示した信号シーケンスによ
り、記憶装置26から再生された圧縮音声・映像データ
は、データバスIF114およびメモリ回路112を介
して伸長復号回路122に入力され、伸長復号され、外
部機器2に出力される。圧縮符号化回路120および伸
長復号回路122をAVデータ入出力制御回路40i
設けることにより、ベースバンドの音声・映像データと
して入力される音声・映像データS10bi を圧縮符号
化して記憶装置26に記録することができ、また、記憶
装置26が再生した圧縮音声・映像データをベースバン
ドの音声・映像データS10ci として外部機器2に出
力することができる。
【0055】なお、圧縮符号化回路120および伸長復
号回路122を、音声データまたは映像データのいずれ
かを取り扱うように構成してもよい。また、制御バス2
0における同期データ転送が不要な場合は、同期・非同
期変換回路24を削除し、あるいは、同期・非同期変換
回路24の動作を止めてもよい。
【0056】第3実施形態 以下、本発明の第3の実施形態として、第1の実施形態
および第2の実施形態において説明したデータ記録・再
生装置1を利用した音声・映像用のデータ配信システム
4を説明する。図6は、第3の実施例における本発明に
係るデータ配信システム4の構成を示す図である。図6
に示すように、データ配信システム4は、圧縮符号化装
置(ENC)56、データ記録・再生装置1(図1)、
m台の端末装置6261 〜626m およびローカルエリ
アネットワーク(LAN)52から構成され、ローカル
エリアネットワーク52は、伝送路520および接続点
5220 〜522m から構成される。
【0057】圧縮符号化装置56は、例えばデータ記録
・再生装置1のAVデータ入出力制御回路101 に接続
され、外部に接続されたVTR装置等の映像機器から入
力される非圧縮の音声・映像データを、MPEG方式に
より圧縮符号化し、データ記録・再生装置1に対して出
力する。圧縮符号化装置56から入力された音声・映像
データは、データ記録・再生装置1の記憶装置26に記
録される。
【0058】端末装置6261 〜626m は、例えば、
音声・映像データを表示可能なモニタ(図示せず)を有
し、ローカルエリアネットワーク52との間で制御デー
タおよび音声・映像データを送受信する機能を有するコ
ンピュータ(いわゆるマルチメディアコンピュータ)で
あって、それぞれローカルエリアネットワーク52の接
続点5221 〜522m にそれぞれ接続される。端末装
置6261 〜626mは、データ記録・再生装置1に対
してローカルエリアネットワーク52を介して制御デー
タを出力し、この制御データに応じてデータ記録・再生
装置1が再生した音声・映像データをローカルエリアネ
ットワーク52を介して受け、伸長復号して表示する。
【0059】データ記録・再生装置1のAVデータ入出
力制御回路102 〜10n は、例えば、接続点5220
と接続される。データ記録・再生装置1は、ローカルエ
リアネットワーク52の接続点5220 を介して、端末
装置6261 〜626m それぞれからの制御データを受
信し、受信した制御データに応じて音声・映像データを
再生し、再生した音声・映像データをローカルエリアネ
ットワーク52を介して端末装置6261 〜626m
対して出力する。
【0060】以下、データ配信システム4の動作を説明
する。端末装置626j (1≦j≦m)の利用者は、再
生したい音声・映像データを指定するデータを端末装置
626j のキーボード(図示せず)等から入力する。端
末装置626j は、要求する音声・映像データを指定
し、再生させる制御データを、ローカルエリアネットワ
ーク52を介してデータ記録・再生装置1に対して出力
する。
【0061】データ記録・再生装置1は、この制御デー
タをローカルエリアネットワーク52から受信し、指定
された音声・映像データを再生し、ローカルエリアネッ
トワーク52を介して端末装置626j に対して出力す
る。端末装置626j は、データ記録・再生装置1から
の圧縮された音声・映像データを伸長復号し、モニタ画
面に表示する。
【0062】このように、データ記録・再生装置1にお
いて、端末装置6261 〜626mおよびデータ記録・
再生装置1は、ローカルエリアネットワーク52の接続
点5220 〜522m を介して伝送路520に接続さ
れ、ローカルエリアネットワーク52を介して相互に制
御用データおよび音声・映像データを送受信することが
できる。
【0063】データ配信システム4は、データ記録・再
生装置1と既存の装置から構成することができ、端末装
置6261 〜626m から任意の音声・映像データの再
生をデータ記録・再生装置1に対して要求し、端末装置
6261 〜626m それぞれに表示させることができる
ので、簡易なVOD(Video On Demand) システムとして
利用することができる。しかも、端末装置6261 〜6
26m として安価なパーソナルコンピュータを用いるこ
とができるので、データ配信システム4は低コストであ
る。なお、データ配信システム4においては、データ記
録・再生装置1の代わりに、従来の技術として示したサ
ーバシステム8を使用することも可能である。
【0064】第4実施形態 以下、本発明の第4の実施形態を説明する。第3の実施
形態に示したデータ配信システム4(図6)は、上述の
ように簡易なVODシステムとして利用可能であるが、
例えば、テレビジョン放送局においては、一定の水準以
上の高品質な音声・映像データを端末装置6261 〜6
26 m に表示することが要求されることがある。このよ
うに、高品質の音声・映像データを端末装置6261
626m に表示させる場合には、圧縮符号化装置56に
おける圧縮率を高くできず、ローカルエリアネットワー
ク52を介して大量の音声・映像データを伝送せざるを
得なくなる。
【0065】一般に、ローカルエリアネットワーク52
の伝送容量は100Mbps以下であるため、ローカル
エリアネットワーク52上で音声・映像データが輻輳
し、端末装置6261 〜626m それぞれに対して音声
・映像データを伝送できなくなる可能性がある上に、連
続的な制御データの伝送も不確実になり、システムが正
常に機能しなくなる可能性がある。
【0066】また、テレビジョン放送局においては、端
末装置6261 〜626m に逆転再生あるいはスロー再
生といった特殊再生した音声・映像データを表示しなけ
ればならない場合がある。このような特殊再生を行う場
合には、フレーム間の相関を利用した圧縮符号化がしに
くくなり、音声・映像データのデータレートが高くなっ
て、高品質な音声・映像データを伝送する際と同様な問
題が生じることになる。
【0067】従って、データ配信システム4において
は、端末装置6261 〜626m の増設が難しくてシス
テム構成の柔軟性が損なわれ、しかも、特殊再生の使用
および伝送する音声・映像データの品質に制限を加えざ
るを得ない事態が生じうる。第4の実施形態において説
明するデータ配信システム5(図7)は、かかる問題点
を解決すべく、音声・映像データを伝送する伝送路と、
制御データを伝送する伝送路を分け得るように構成した
ものである。
【0068】図7は、第4の実施形態における本発明に
係るデータ配信システム5の構成を示す図である。な
お、データ配信システム5の構成部分のうち、第3の実
施形態に示したデータ配信システム4(図6)と同じ構
成部分には同一の符号を付してある。図7に示すよう
に、データ配信システム5は、上位システム50、ロー
カルエリアネットワーク52、制御システム54、圧縮
符号化装置56、データ記録・再生装置1、送信システ
ム58、SDI伝送路60、受信システム62から構成
される。
【0069】なお、データ配信システム5のデータ記録
・再生装置1においては、伸長回路122を素通しし
て、圧縮されたままの音声・映像データS10ci ’を
出力するように構成されたAVデータ入出力制御回路4
i (図5)が用いられる。このように、圧縮された音
声・映像データS10ci ’のデータレートは10Mb
ps程度となり、転送データレート270MbpsのS
DI伝送路60、1本に20以上の音声・映像データS
10ci ’を多重化することができる。
【0070】上位システム50は、例えば、テレビジョ
ン放送局において用いられる調整卓あるいは編集装置で
あって、データ記録・再生装置1に記録されている音声
・映像データを管理し、データ配信システム5全体にお
ける音声・映像データの伝送を制御する。制御システム
54は、上位システム50および受信システム62から
ローカルエリアネットワーク52を介して入力される制
御データC54に基づいて、制御信号C1,C58を介
してデータ記録・再生装置1および送信システム58を
制御する。データ記録・再生装置1においては、制御信
号C1は、例えば、記録・再生制御回路34に入力され
る。つまり、制御システム54は、データ記録・再生装
置1の記録・再生動作を制御するとともに、データ記録
・再生装置1が再生して出力する音声・映像データS1
0ci ’を、SDI伝送信号のいずれのタイムスロット
に多重化するかを送信システム58に対して指定し、送
信システム58の送信動作を制御する。
【0071】図8は、図7に示した送信システム58の
構成を示す図である。図8に示すように、送信システム
58は、入力インターフェース(入力IF)部580、
ルーティングスイッチャ(SW)584、多重化装置
(MUX)586、SDIインターフェース(SDII
F)回路588および制御インターフェース(制御I
F)回路590から構成され、入力IF部580は、n
個の入力インターフェース回路5821 〜582n から
構成される。
【0072】送信システム58は、これらの構成部分に
より、受信システム62の端末装置6261 〜626m
(図6,図9)それぞれの要求に応じてデータ記録・再
生装置1が再生した音声・映像データを、端末装置62
1 〜626m それぞれに割り当てられているSDI伝
送信号のタイムスロットに多重化してSDI伝送路60
を介して受信システム62に対して送信する。
【0073】制御インターフェース回路590は、制御
システム54により指定されたタイムスロットに、デー
タ記録・再生装置1から入力される音声・映像データS
10ci ’が多重化されるように、制御信号S584を
介してルーティングスイッチャ584の入出力間の接続
関係を設定し、さらに、制御信号S582,S586,
S588を介して、入力IF部580、ルーティングス
イッチャ584およびSDIインターフェース回路58
8の動作を制御する。
【0074】入力IF部580の入力インターフェース
回路5821 〜582n それぞれは、データ記録・再生
装置1のAVデータ入出力制御回路101 〜10n (図
1)に接続され、データ記録・再生装置1と制御データ
S10a1 〜S10an を送受信し、データ記録・再生
装置1が再生した音声・映像データS10c1 ’〜S1
0cn ’を受け入れてルーティングスイッチャ584に
対して出力する。ルーティングスイッチャ584は、n
入力の(例えば512入力)のベースバンド音声・映像
データを任意のm出力(例えば512出力)の1つ以上
に出力するクロスポイント交換機能を有し、制御インタ
ーフェース回路590の制御に従って、入力される音声
・映像データS10c1 ’〜S10cn ’を交換し、音
声・映像データS5841 〜S584m として多重化装
置586に対して出力する。
【0075】多重化装置586は、ルーティングスイッ
チャ584から入力された音声・映像データS5841
〜S584m を、受信システム62の端末装置6261
〜626m それぞれに対応するSDI伝送信号のタイム
スロットに多重化し、多重化データS586としてSD
Iインターフェース回路588に対して出力する。SD
Iインターフェース回路588は、多重化装置586か
ら入力された多重化信号S586を、SDI方式の伝送
信号として、SDI伝送路60を介して受信システム6
2に対して出力する。なお、SDI方式は、SMPTE
−259Mとして標準化されており、1次群として27
0Mbps、および、高次群として270Mbpsの整
数倍の伝送容量を有し、高品質な音声・映像データの伝
送に適している。
【0076】図9は、図7に示した受信システム62の
構成を示す図である。図9に示すように、受信システム
62は、SDIインターフェース回路620、分離回路
(DEMUX)622、m個の伸長復号装置(DEC)
6241 〜624m 、端末装置6261 〜626m およ
び制御インターフェース回路628から構成される。受
信システム62は、これらの構成部分により、端末装置
6261 〜626mに対して入力される指定データをロ
ーカルエリアネットワーク52を介して制御システム5
4に対して出力する。また、受信システム62は、送信
システム58がSDI伝送路60を介して送信してきた
SDI伝送信号のタイムスロットそれぞれから音声・映
像データを分離し、伸長復号し、端末装置6261 〜6
26mそれぞれに表示する。
【0077】制御インターフェース回路628は、上位
システム50等から制御システム54を介して入力され
る制御データC62に基づいて、受信システム62の各
構成部分を制御する。SDIインターフェース回路62
0は、SDI伝送路60を介して伝送されてきたSDI
伝送信号を受け入れて分離回路622に対して出力す
る。なお、SDI伝送路60として同軸ケーブルを用い
た場合、300m程度の伝送が可能であり、データ配信
システム5を用いてテレビジョン放送局全体の音声・映
像データの伝送を行うことが可能である。
【0078】分離回路622は、SDI伝送路60から
入力されたSDI伝送信号のタイムスロットから音声・
映像データを分離し、圧縮された音声・映像データS6
22 1 〜S622m として、伸長復号装置6241 〜6
24m それぞれに対して出力する。伸長復号装置624
1 〜624m は、分離回路622から入力された音声・
映像データS6241 〜S624m を圧縮符号化装置5
6における圧縮符号化方式に対応する伸長復号方式によ
り伸長復号し、端末装置6261 〜626m に対して出
力する。
【0079】以下、データ配信システム5の動作を説明
する。図10は、図7に示したデータ配信システム5
が、端末装置6261 〜626 m の要求に応じて音声・
映像データを配信する際の第1の信号シーケンス図であ
る。なお、図10においては、正常シーケンスのみが示
されており、異常シーケンスは省略してある。
【0080】図10に示すように、端末装置6261
626m は、ローカルエリアネットワーク52を介して
制御システム54に対して再生を要求する音声・映像デ
ータを指定する指定データを出力する。指定データを受
けた制御システム54は、再生を要求した端末装置62
i の識別データに基づいて、ルーティングスイッチャ
584の入出力関係を設定するタイムスロットの指定を
行い、指定データを送信システム58に対して出力す
る。
【0081】送信システム58の入力インターフェース
回路582i は、データ記録・再生装置1のAVデータ
入出力制御回路10i に対して、指定データを出力す
る。さらに、送信システム58は、データ記録・再生装
置1に対して、音声・映像データの再生の準備を要求す
る再生要求信号を出力する。データ記録・再生装置1
は、再生要求信号に対して再生受け付け信号を送信シス
テム58に返す。
【0082】再生受け付け信号を受けた送信システム5
8は、再生開始信号をデータ記録・再生装置1に対して
出力する。再生開始信号を受けたデータ記録・再生装置
1は、要求された音声・映像データの再生を開始し、送
信システム58に対して出力する。
【0083】送信システム58は、SDI伝送路60を
介して音声・映像データを受信システム62に対して出
力し、端末装置6261 〜626m は、受信システム6
2の分離回路622および伸長復号装置6241 〜62
m を介して音声・映像データの配信を受ける。音声・
映像データの再生が終了すると、データ記録・再生装置
1は、送信システム58、制御システム54およびロー
カルエリアネットワーク52を介して再生終了信号を端
末装置6261 〜626m に対して出力する。
【0084】以上述べたように、第4の実施形態におい
て説明したデータ配信システム5によれば、音声・映像
データと制御データとを分離してデータ記録・再生装置
1と端末装置6261 〜626m との間で伝送すること
ができる。テレビジョン放送局においては、同期信号に
同期して音声・映像処理機器間の音声・映像データの伝
送を行う必要がある。データ配信システム5の各構成部
分を、同期信号に同期させて動作させることにより、こ
の問題を解決することができる。
【0085】また、高次群のSDI方式のSDI伝送路
60を用いると、1.5Gbps以上のデータレートの
伝送ができ、端末装置6261 〜626m の数をデータ
配信システム4(図6)に比べて非常に多くすることが
できる。また、ルーティングスイッチャ584の交換容
量およびSDI伝送路60の伝送容量が許す限り、端末
装置6261 〜626m を増設することができる。従っ
て、データ配信システム5のシステム構成は柔軟性が高
い。また、データ配信システム5の利用者は、データ記
録・再生装置1の音声・映像データの検索および内容確
認を、端末装置6261 〜626m を操作することによ
り、簡単に行うことができる。
【0086】また、データ配信システム4と異なり、デ
ータ配信システム5においては、SDI伝送路60の伝
送容量が大きいので、ベースバンドの音声・映像デー
タ、低圧縮率で高品質な音声・映像データ、および、特
殊再生した音声・映像データといった、データレートが
高い音声・映像データの端末装置6261 〜626m
対する配信が制約なしに可能である。従って、データ配
信システム5は、任意の高品質な音声・映像データを端
末装置6261 〜626m に任意のタイミングで配信す
るVODシステムとして利用することができる。
【0087】従って、データ配信システム5は、例え
ば、広告映像のプレゼンテーション、番組のモニタリン
グおよび音声・映像の編集といった、広い範囲の業務を
行う利用者に対して音声・映像データを配信することが
できる。また、送信システム58のルーティングスイッ
チャ584が、入力側の音声・映像データを複数の出力
側の音声・映像データとして出力することにより、同一
の音声・映像データを複数の端末装置626j に対して
m に配信することが可能である。
【0088】第5実施形態 以下、本発明の第5の実施形態を説明する。第4の実施
形態においては、送信システム58がデータ記録・再生
装置1の制御を行ったが、第5の実施形態においては、
制御システム54がデータ記録・再生装置1の制御を行
う。図11は、図7に示したデータ配信システム5が、
端末装置6261 〜626 m の要求に応じて音声・映像
データを配信する際の第2の信号シーケンス図である。
なお、図11においては、正常シーケンスのみが示され
ており、異常シーケンスは省略してある。
【0089】図11に示すように、端末装置6261
626m は、ローカルエリアネットワーク52を介して
制御システム54に対して再生を要求する音声・映像デ
ータを指定する指定データを出力する。指定データを受
けた制御システム54は、データ記録・再生装置1に対
して指定データを出力し、さらに、端末装置626i
識別データに基づいて、ルーティングスイッチャ584
の入出力関係を設定するタイムスロットの指定を行う。
【0090】さらに、制御システム54は、データ記録
・再生装置1に対して、音声・映像データの再生の準備
を要求する再生要求信号を出力する。データ記録・再生
装置1は、再生要求信号に対して再生受け付け信号を制
御システム54に返す。再生受け付け信号を受けた制御
システム54は、再生開始信号をデータ記録・再生装置
1に対して出力する。再生開始信号を受けたデータ記録
・再生装置1は、要求された音声・映像データの再生を
開始し、送信システム58に対して出力する。
【0091】送信システム58は、SDI伝送路60を
介して音声・映像データを受信システム62に対して出
力し、端末装置6261 〜626m は、受信システム6
2の分離回路622および伸長復号装置6241 〜62
m を介して音声・映像データの配信を受ける。音声・
映像データの再生が終了すると、データ記録・再生装置
1は、制御システム54およびローカルエリアネットワ
ーク52を介して再生終了信号を端末装置6261 〜6
26m に対して出力する。
【0092】第5の実施形態において以上説明したよう
に、送信システム58の代わりに制御システム54がデ
ータ記録・再生装置1を制御して、第4の実施形態にお
けるデータ配信システム5と同じ機能を実現することが
できる。第4の実施形態におけるデータ配信システム5
の動作を選択するか、第5の実施形態におけるデータ配
信システム5の動作を選択するかは、端末装置6261
〜626m の数、あるいは、ルーティングスイッチャ5
84の入出力信号の数といったシステム構成に応じて、
有利な方を選択することができる。なお、以上各実施形
態において示した信号シーケンスは例示である。
【0093】第6の実施形態 以下、本発明の第6の実施形態を説明する。第3〜第5
の実施形態に示したデータ配信システム4,5(図6,
図7)において用いたデータ記録・再生装置1(図1)
は、複数のAVデータ入出力制御回路10i が、それぞ
れ1つの同期・非同期変換回路24および記憶装置26
を共有する構成になっている。
【0094】データ記録・再生装置1においては、複数
のAVデータ入出力制御回路10iが、記憶装置26か
ら音声・映像データを再生すると、データバス22に輻
輳が生じ、端末装置6261 〜626m に対して任意の
音声・映像データを配信することができなくなる可能性
がある。第6の実施例で説明するデータ記録・再生装置
3(図12)は、かかる問題点を解決しようとするもの
である。
【0095】図12は、第6の実施形態における本発明
に係るデータ記録・再生装置3の構成を示す図である。
なお、データ記録・再生装置3の構成部分の内、図1に
示したデータ記録・再生装置1と同じ構成部分には、同
一の符号を付して示してある。図12に示すように、A
Vデータ入出力制御回路101 〜10n それぞれに、同
期・非同期変換回路241 〜24n および記憶装置26
1 〜26n が接続され、さらに、記憶装置261 〜26
n 相互が音声・映像信号線28により接続されて構成さ
れる。データ記録・再生装置3は、例えば、第3〜第5
の実施形態に示したデータ配信システム4,5におい
て、データ記録・再生装置1の代わりに用いられる。
【0096】データ配信システム4,5において、AV
データ入出力制御回路101 に接続された圧縮符号化装
置56から入力された音声・映像データは、同期・非同
期変換回路241 を介して記憶装置261 に記録され
る。さらに、必要に応じて、記憶装置261 に記録され
た音声・映像データは、音声・映像信号線28を介して
記憶装置262 〜26n に複写される。データ記録・再
生装置3は、第4の実施形態および第5の実施形態に示
したように、送信システム58または制御システム54
の制御に応じて、受信システム62の端末装置6261
〜626m から要求された音声・映像データを再生し、
送信システム58およびSDI伝送路60を介して端末
装置6261 〜626mに配信する。
【0097】データ記録・再生装置3においては、記憶
装置261 〜26n とAVデータ入出力制御回路101
〜10n との間の音声・映像データの輻輳は生じえな
い。従って、端末装置6261 〜626m に対する高品
質な音声・映像データ等のデータレートが高い音声・映
像データの配信が容易である。なお、記憶装置261
262 の全てに同じ音声・映像データを記録する必要は
必ずしもない。
【0098】第7の実施形態 以下、本発明の第7の実施形態を説明する。図13は、
第7の実施形態における本発明に係るデータ配信システ
ム66の構成を示す図である。なお、図13において
は、上位システム50、ローカルエリアネットワーク5
2および制御システム54は省略されている。また、デ
ータ配信システム4,5(図6,図7)と同一の構成部
分には同一の符号が付されている。図13に示すよう
に、データ配信システム66においては、複数の圧縮符
号化装置561 〜56k (図6,図7)およびデータ記
録・再生装置11 〜1k (3 1 〜3k )(図1,図1
2)が送信システム58に接続される。
【0099】例えば、最初、圧縮符号化装置561 およ
びデータ記録・再生装置11 のみで音声・映像データの
配信が可能であったデータ配信システム5(図7)を、
送信システム58の交換容量およびSDI伝送路60の
伝送容量を増やし、さらに、圧縮符号化装置562 〜5
k およびデータ記録・再生装置12 〜1k (32 〜3
k )を送信システム58に追加することによりデータ配
信システム66に拡張することが可能である。第7の実
施形態に示したように、本発明に係るデータ配信システ
ムは、端末装置6261 〜626m の増設等、システム
規模の拡大に対して柔軟に対応可能である。
【0100】第8実施形態 以下、本発明の第8の実施形態を説明する。データ配信
システム5(図7)を、第7の実施形態に示したよう
に、圧縮符号化装置562 〜56k およびデータ記録・
再生装置12 〜1k (32 〜3k )を増設することによ
り、データ配信システム66に拡張しても、1本のSD
I伝送路60では全ての音声・映像データを伝送不可能
になり、あるいは、1組のSDIインターフェース回路
620および分離回路622の性能の限界に達し、全て
の端末装置6261 〜626m に対して音声・映像デー
タを配信することができなくなる可能性がある。第8の
実施形態に示すデータ配信システム68(図14)は、
かかる事態に対応するものである。
【0101】図14は、第8の実施形態における本発明
に係るデータ配信システム68の構成を示す図である。
なお、図14においては、上位システム50、ローカル
エリアネットワーク52および制御システム54は省略
されている。また、データ配信システム4,5(図6,
図7)と同一の構成部分には同一の符号が付されてい
る。
【0102】図14に示すように、データ配信システム
68は、データ配信システム66(図13)と同様に複
数の圧縮符号化装置561 〜56k およびデータ記録・
再生装置11 〜1k (31 〜3k )を有し、送信システ
ム58を送信システム70(図15)に置換し、さら
に、複数の受信システム621 〜62n が、それぞれS
DI伝送路601 〜60n を介して送信システム70と
接続されている。
【0103】図15は、図14に示した送信システム7
0の構成を示す図である。なお、送信システム58(図
7,図8)と同一の構成部分には同一の符号が付されて
いる。図15に示すように、送信システム70は、送信
システム58と同様に入力IF部580、制御インター
フェース回路590、および、交換容量を増やしたルー
ティングスイッチャ584を有し、さらに、複数の多重
化装置5861 〜586p およびSDIインターフェー
ス回路5881 〜588p がルーティングスイッチャ5
84の出力側に接続されて構成される。
【0104】例えば、最初、それぞれ1つずつのSDI
伝送路60および受信システム62が接続されていたデ
ータ配信システム66(図13)に、さらにp−1個の
受信システム62を接続する際に、送信システム58の
ルーティングスイッチャ584の交換容量を増やし、さ
らに、多重化装置586およびSDIインターフェース
回路588をそれぞれp−1台に増設することにより、
第7の実施形態に示したデータ配信システム66を、第
8の実施形態に示したデータ配信システム68に拡張す
ることができる。第8の実施形態に示したように、本発
明に係るデータ配信システムは、SDI伝送路60の増
設等、システム規模の拡大に対して柔軟に対応可能であ
る。
【0105】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る音声・
映像データ配信システムは、本発明は上述した従来技術
の問題点に鑑みてなされたものであり、テレビジョン放
送局の放送システムにおいて、多くの編集装置等の端末
装置からの要求に個別的に応じて音声・映像データを再
生することができる。また、本発明に係る音声・映像デ
ータ配信システムにおいては、音声・映像データと制御
に係るデータが記録・再生装置と端末装置とを接続する
伝送路上で混在しない。また、本発明に係る音声・映像
データ配信システムにおいては、編集装置等の端末装置
が常に、任意の音声・映像データを記録・再生装置から
任意のタイミングで得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における本発明に係るデータ記
録・再生装置の構成を示す図である。
【図2】第1のAVデータ入出力回路の構成を示す図で
ある。
【図3】図1に示した記録装置に、音声・映像データを
記録する場合のデータ記録・再生装置の各構成部分間の
信号シーケンスを示す図である。
【図4】記録装置に記録された音声・映像データを再生
する場合のデータ記録・再生装置の各構成部分間の信号
シーケンスを示す図である。
【図5】第2の実施形態における本発明に係るAVデー
タ入出力制御回路の構成を示す図である。
【図6】第3の実施例における本発明に係るデータ配信
システムの構成を示す図である。
【図7】第4の実施形態における本発明に係るデータ配
信システムの構成を示す図である。
【図8】図7に示した送信システムの構成を示す図であ
る。
【図9】図7に示した受信システムの構成を示す図であ
る。
【図10】図7に示したデータ配信システムが、端末装
置の要求に応じて音声・映像データを配信する際の第1
の信号シーケンス図である。
【図11】図7に示したデータ配信システムが、端末装
置の要求に応じて音声・映像データを配信する際の第2
の信号シーケンス図である。
【図12】第6の実施形態における本発明に係るデータ
記録・再生装置の構成を示す図である。
【図13】第7の実施形態における本発明に係るデータ
配信システムの構成を示す図である。
【図14】第7の実施形態における本発明に係るデータ
配信システムの構成を示す図である。
【図15】図14に示した送信システムの構成を示す図
である。
【図16】従来の音声・映像データ用のサーバシステム
の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1,3…データ記録・再生装置、2,2i ,21 〜2n
…外部機器、101 〜10n ,10i …AVデータ入出
力制御回路、102…マイクロプロセッサ、112…メ
モリ回路、114…データバスIF、120…圧縮符号
化回路、122…伸長復号回路、6001 ,6002
バッファ回路、602…処理回路、604…バッファ回
路、24,241 〜24n …同期・非同期変換回路、2
6,261〜26n …記憶装置、28…同期信号IF回
路、30…TCIF回路、32…多重化IF回路、34
…記録・再生制御回路、4,5,66,68…データ配
信システム、56,561 〜56k …圧縮符号化装置、
58,70…送信システム、580…入力IF部、58
1 〜582n 入力インターフェース回路、584…ル
ーティングスイッチャ、586,5861 〜586p
多重化装置、588,5881 〜588p …SDIイン
ターフェース回路、590…制御インターフェース回
路、60,601 〜60p …SDI伝送路、62,62
1 〜62p 、620…SDIインターフェース回路、6
22…分離回路、6241 〜624m …伸長復号装置、
6261 〜626m …端末装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要求に応じて複数の音声・映像データを記
    録・再生する記録・再生手段と、 それぞれ前記記録・再生手段に対して再生を要求する音
    声・映像データを指定する指定データを受け、前記指定
    データに応じて前記記録・再生手段が再生した音声・映
    像データを表示する複数の端末手段と、 前記記録・再生手段が再生した前記複数の音声・映像デ
    ータを、前記複数の端末手段それぞれに対応する複数の
    タイムスロットに多重化して伝送信号を生成し、生成し
    た伝送信号を伝送するデータ多重化・伝送手段と、 前記送信手段が送信した前記複数の音声・映像データを
    前記複数のタイムスロットから分離して前記複数の端末
    手段それぞれに配信するデータ分離・配信手段と、 前記端末手段が受けた前記指定データを前記複数の記録
    ・再生手段に対して伝送し、前記記録・再生手段が再生
    した音声・映像データを多重化するタイムスロットを前
    記伝送手段に対して指定する伝送制御手段とを有する音
    声・映像データ配信システム。
  2. 【請求項2】前記記録・再生手段は、 入力される非圧縮音声・映像データを圧縮処理する圧縮
    処理手段と、 圧縮処理した前記音声・映像データを、ランダムアクセ
    ス可能な記録媒体に記録する記録手段と、 前記制御手段から受けた前記指定データに応じて、記録
    した前記音声・映像データを前記記録媒体から再生し、
    前記伝送手段に対して供給する再生手段とを有し、 前記データ分離・配信手段は、 前記伝送信号に含まれる前記複数のタイムスロットから
    前記音声・映像データを分離する分離手段と、 分離した前記音声・映像データを伸長処理して前記複数
    の端末手段それぞれに配信するデータ伸長・配信手段と
    を有する請求項1に記載の音声・映像データ配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記データ多重化・伝送手段は、前記伝送
    信号を第1のデータレートで前記データ配信・供給手段
    に対して伝送し、 前記伝送制御手段は、 前記複数の端末手段が受けた前記指定データを、前記第
    1のデータレートよりも低い第2のデータレートで伝送
    する伝送手段と、 前記伝送手段が伝送する前記指定データを前記記録・再
    生手段に対して供給する指定データ供給手段と、 前記伝送手段が伝送する前記指定データに基づいて、前
    記記録・再生手段が再生した音声・映像データを多重化
    するタイムスロットを前記データ多重化・伝送手段に対
    して指定するタイムスロット指定手段とを有する請求項
    1に記載の音声・映像データ配信システム。
JP7340466A 1995-12-27 1995-12-27 音声・映像データ配信システム Pending JPH09182027A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6678286B1 (en) 1999-01-19 2004-01-13 Fujitsu Limited Image transmission method and image transmission system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6678286B1 (en) 1999-01-19 2004-01-13 Fujitsu Limited Image transmission method and image transmission system

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