JPH091815A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH091815A
JPH091815A JP7150395A JP15039595A JPH091815A JP H091815 A JPH091815 A JP H091815A JP 7150395 A JP7150395 A JP 7150395A JP 15039595 A JP15039595 A JP 15039595A JP H091815 A JPH091815 A JP H091815A
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ink
light
ink tank
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recording apparatus
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JP7150395A
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Kentaro Onuma
健太郎 大沼
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control
    • B41J2002/17573Ink level or ink residue control using optical means for ink level indication

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  • Ink Jet (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い精度でインクタンク内のインク残量を検
知する。 【構成】 走査レール3に沿って移動するキャリッジ1
に搭載されたインクタンク4の底面と対向配置される発
光部6及び受光部6からなる光学式センサを、カム11
の回転によりステージ8を回動させることにより、動か
す駆動機構と、インク残量検知時には光学式センサの発
光部6および受光部7が現われ、非検知時には発光部6
および受光部7が隠れるように駆動されるシャッター5
a、5bとを備えたインクジェット記録装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被記録材上にインクを吐
出することにより高品位の画像を得ることのできるイン
クジェット記録装置に関し、特にインクジェット記録ヘ
ッドにインクを供給するインクタンク内のインク残量を
検知するインク残量状態検知装置に関する。本発明は、
紙や布、不織布、0HP用紙等の記録媒体を用いる機器
すべてに適用でき、具体的な適用機器としては、プリン
タ、複写機、ファクシミリなど事務機器や大量生産機器
等がある。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、低騒音、低
ランニングコスト、装置が小型化しやすい、カラー化が
容易、等からプリンタや複写機等に利用されている。
【0003】しかしながら、インクジェット記録方法を
応用したこれらの記録装置により被記録材上に画像を得
る際に、インクジェット記録ヘッドにインクを供給する
インクタンク内に、記録装置外部から送信されたデータ
を印字するのに十分なインクが存在しない場合には、デ
ータを送信したにも関わらず画像が得られず、インク供
給後再度データを送信しなければならないことになる。
また、記録ヘッドからインクを吐出するための吐出手段
は、吐出のためのエネルギーをインクがない状態で発生
することになるため、インクジェットヘッドの損傷ある
いは耐久性の低下を招く可能性があった。
【0004】そのため、インクジェット記録装置におい
ては、インクタンクの交換を適切な時期に行うことが望
ましく、インクタンクに残るインクの量を正確に検知す
る構成や、インクがなくなる時期を適切に検知するため
の構成を備えることが必要である。
【0005】従来、インクジェット記録装置のインクタ
ンク内のインク残量検知をする方法としては、例えば特
開昭54−133733号公報に開示されているような
光学素子を用いてインクタンクの透光状態を検出する構
成が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の光学素子を用いてインクタンクの透光状態を検
出するものは、インクタンクの構造上、インク吸収体な
どの負圧発生部材を収容したインクタンク内のインクが
なくなったことを検知するのは困難である。すなわち、
負圧発生部材収容部とインク収納部とを分けた構成にお
いてインク収容部のみのインクの残量状態を検知したと
しても、負圧発生部材収容部にインクがまだかなり残っ
ており、インクがある程度減ったことの警告にしか適用
することはできなかった。
【0007】また、インクタンクの壁面の一部を通し
て、壁面とインク吸収体との境界部の光反射率の変化を
検出する方法では、光学素子の焦点距離およびその姿勢
が固定されているため、インクタンクの被検知面がイン
クタンク設置時の傾きや加工時の誤差等により焦点距離
からずれてしまうと正確な残量検知が行なえないという
欠点があった。
【0008】本発明は上記のような従来技術の欠点に鑑
み、高い精度でインクタンク内のインク残量を検知する
インクジェット記録装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被記録材に対して相対的に移動しうるキャ
リッジにインクジェット記録ヘッドおよびインク吸収体
を収納したインクタンク、又は該インクタンクと該イン
クジェット記録ヘッドが一体となったヘッドカートリッ
ジのいずれかを搭載し、前記インクタンクのインク残量
検知装置を備えたインクジェット記録装置において、前
記インク残量検知装置は、前記インクタンクの壁面の一
部を通して該壁面と前記インク吸収体との境界部の光反
射率の変化を検出するための発光部及び受光部を有する
光学式検知手段と、 前記光学式検知手段の発光部およ
び受光部を前記キャリッジに対して相対運動させるため
の駆動機構と、を備えたものや、前記駆動機構が、前記
光学式検知手段の発光部を固定し、受光部のみを前記キ
ャリッジに対して相対運動させるものであってもよい。
【0010】また、上記のようなインクジェット記録装
置の前記インク残量検知装置は、前記インクタンクの壁
面の一部を通して該壁面と前記インク吸収体との境界部
の光反射率の変化を検出するための発光部及び受光部、
並びに前記境界部までのの距離を測定する測距手段を備
える光学式検知手段と、前記測距手段に光を集光する集
光手段と、を備えたものであってもよく、さらには、前
記測距手段からの距離情報に基づいて前記集光手段を、
前記測距手段に対する前記集光手段の焦点が合うように
相対運動させるための駆動機構を有するものでもよい。
【0011】また、前記インク残量検知装置は、前記イ
ンクタンクの壁面の一部を通して該壁面と前記インク吸
収体との境界部に光を投射する発光部、並びに前記境界
部までの距離測定および前記境界部からの反射光の評価
測光が可能な測距・評価測光手段を有する光学式検知手
段と、前記測距・評価測光手段に光を集光する集光手段
と、前記測距・評価測光手段からの距離情報に基づいて
前記集光手段を、前記測距手段に対する前記光学手段の
焦点が合うように相対運動させるための駆動機構と、を
備えたものでもよい。
【0012】上記の何れのインクジェット記録装置にお
いては、前記光学式検知手段の発光部の発する検出波長
は、インクタンク内のインクを透過する波長であり、前
記境界部の位置するインクタンクの壁面はインクタンク
の底面であり、前記光学式検知手段を覆うことが可能な
遮蔽手段を有する構成が好ましい。
【0013】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、インク
残量検知手段と対向する位置にキャリッジが配される
と、光学式検出手段は駆動機構により前記キャリッジに
対して動かされ、投射光の反射面を拡大し、またある範
囲の角度で前記キャリッジに搭載されたインクタンクの
壁面の一部を通して該壁面とインク吸収体との境界部に
光を投射する。
【0014】この事により、インクタンクの被検知面が
インクタンク設置時の傾きや加工時の誤差等による焦点
距離のずれが生じていても、正確な残インク量の検知が
行なえる。
【0015】また、このような残インク量検知を行なわ
ない時には遮蔽手段により前記光学式検出手段と覆うこ
とにより、前記光学式検出手段の表面が汚れる心配はな
く、さらに正確な残インク量の検知が行なえる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】(第1実施例)図1は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第1実施例の概略構成を示す斜視図で
ある。
【0018】本実施例のインクジェット記録装置は、図
1に示すように、被記録材の一面と平行な面内において
一直線上を往復移動するキャリッジ1を備えている。キ
ャリッジ1は走査レール3に挿通され、不図示の伝達ベ
ルトの一部と結合されると共にこの伝達ベルトをモータ
ーなどの駆動手段により駆動させることにより、走査レ
ール3に沿って摺動自在に往復移動する。
【0019】キャリッジ1上には記録ヘッド2とインク
タンク4が着脱可能に搭載されている。このキャリッジ
1に対しては、記録ヘッド2とインクタンク4と一体に
なったヘッドカートリッジであってもよい。記録ヘッド
1にはインクを吐出駆動するための信号などを授受する
ためのコネクタ(不図示)が設けられ、キャリッジと電
気的に接続されるようになっている。
【0020】インクタンク4は本実施例では4個搭載さ
れており、それぞれ異なった色のインク、たとえばイエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックインクをそれぞれキ
ャリッジに対して位置決めして搭載してある。このイン
クタンク2の構造を側面から見た断面図を図2に示す。
【0021】図2に示すようにインクタンク4の内部
は、連通孔を有する仕切部で二つの空間に仕切られてい
る。一方の空間は、インクを他の部材と混入せずにその
ままの状態(以下、生インクともいう)で収納するイン
ク収納部4cになっている。もう一方の空間は、負圧発
生部材としての吸収体4aを有する。この吸収体4aを
有する空間を囲む壁部には、インクの消費に伴う気液交
換を行なうための大気連通口4dと、インクジェット記
録ヘッド2へインクを供給するための供給口4eが形成
されている。インクタンク底部の外壁と吸収体4aの間
の境界部4bの位置においてインク残量を検知する。イ
ンクタンク4の材質は透明プラスチック等の光センサ発
光部6の検出光に対して透過性のものである。
【0022】上記インクタンク4の底側と対向するよう
に光学式センサの発光部6と受光部7が配置されてい
る。発光部6と受光部7は同一ステージ8上に固定さ
れ、ステージ8はプリンタベース(不図示)の一部に設
けられた突起部9に対して回動可能に取り付けられてい
る。本実施例では発光部6と受光部7は走査レール3に
対して垂直となる方向に並んで位置しているが、インク
タンクの形状、センサの形状によっては走査レール3に
対して平行に並んで位置する場合も有り得る。
【0023】光学式センサの発光部6の発する検出光は
キャリッジ1に搭載した何れの色のインクに対しても透
過性を有する波長のもので、受光部7も検出光の波長に
対して十分な感度を有するものである。
【0024】ステージ8にはレバー10が取り付けら
れ、ステージ8をばね12により付勢することでレバー
10の端部がカム11に押し付けられている。このた
め、カム11が回転するとレバー10を介してステージ
8が回動するようになっている。カム11の駆動源とし
ては、独立にモータを持つもの、記録ヘッドの吐出回復
を図るための回復系の駆動と共有するもの、あるいは紙
搬送系の駆動と共有するもの等の何れでもよい。本実施
例では、インクタンクの長手方向に対して光学式センサ
を回動させる駆動機構の構成を採っているが、本発明は
この構成に限定されるものではなく、インクタンクの長
手方向に直角な方向に回動させてもよいし、また平行運
動であってもよい。
【0025】また、この装置は、カム11の動きと連動
する遮蔽手段であるシャッター5a、5bを有し、記録
装置上部から見たときにインク残量検知時には光学式セ
ンサの発光部6および受光部7が現われ、非検知時には
前記発光部6および受光部7が隠れるように、シャッタ
ー5a、5bを駆動する。これにより、印字中に発生す
るインクの飛び散りや跳ねにより光学式センサ部が汚れ
るのを防ぐことが可能である。
【0026】キャリッジ1の底面には各々のインクタン
ク4の底が見えるような窓が開いており、光学式センサ
からの光を透過させることができる。キャリッジ1を走
査レール3上で順次移動させ、キャリッジ1の底面の窓
からそれぞれのインクタンクのインク残量検知を行うこ
とにより、1組の光学式センサにより各インクタンクの
インク残量を独立に検知することが可能である。
【0027】以下に、図1乃至図3に基づき、インクタ
ンクのインク残量検知時の動作を説明する。図3の
(a)及び(b)は、本発明の第1実施例による残イン
ク量検知時のステージ動作を示す。
【0028】図1に示すように、キャリッジがあるイン
クタンクの検知位置に来たとき、つまり光学式センサの
鉛直線上にキャリッジ底面の窓がきたとき、シャッター
5a、5bは投射光および反射光の光路を妨げない位置
に移動する。
【0029】光学式センサの発光部6は図3に示すよう
に、キャリッジ1に設けられた窓とインクタンク4の壁
を通して、吸収体4aの底面と壁との境界部4bに検出
光を投射し、その反射光が受光部7により検知される。
その間、不図示の駆動源によってカム11を回転させ、
ステージ8をゆっくり回動させることにより、図3の
(a)及び(b)に示すように投射光の反射面の領域を
拡大し、またある範囲の角度でインクタンク底面の境界
部4bに光を投射することが可能である。図3では投射
光と反射光は直線によって書かれているが実際にはある
幅をもった光束である。
【0030】検知した信号は信号ケーブル13により、
記録装置の制御部に送信され、この制御部によってイン
ク残量が検知される。インク残量検知後、シャッター5
a、5bは光学式センサ部の発光部6及び受光部7を覆
う位置に移動する。
【0031】(第2実施例)図4は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第2実施例に適用したインク残量検知
装置の概略図を示す。第1実施例と同じ構成部品につい
ては同一の符号を付し、説明を省略する。
【0032】光学式センサの発光部6はベースの突起部
9に対して固定されており、また受光部7はステージ8
に対して固定されており、ステージ8はベースの突起部
9に対して回動可能に取り付けられている。本実施例で
は発光部6及び受光部7は走査レール3に対して平行と
なる方向に並んで位置しているが、インクタンクの形
状、センサの形状によっては走査レール3に対して垂直
に並んで位置する場合もありうる。
【0033】光学式センサの発光部6の発する検出光は
キャリッジに搭載した何れの色のインクに対しても透過
性を有する波長のもので、受光部7も検出光の波長に対
して十分な感度を有するものである。
【0034】本実施例では、インクタンクの長手方向に
対して光学式センサを回動させる駆動機構の構成を採っ
ているが、本発明はこの構成に限定されるものではな
く、インクタンクの長手方向に直角な方向に回動させて
もよいし、また平行運動であってもよい。
【0035】次に、図4を参照し、本実施例によるイン
ク残量検知時の動作について説明する。
【0036】インク残量検知時に、シャッター5a、5
bは投射光および反射光の光路を妨げない位置に移動す
る。光学式センサの発光部6はプリンタベースに対して
固定された位置のまま、インクタンクにおける吸収体の
底面と壁の境界部(図2参照)に対して光を投射する。
その間、第1実施例と同様に不図示の駆動源によってカ
ム11を回転させ、ステージ8をゆっくり回動させるこ
とにより、受光部7はゆっくり回動しインクタンク底面
の境界部(図2参照)により反射された光を、ある範囲
の角度で検知することが可能である。インク残量検知
後、シャッター5a、5bはセンサ部を覆う位置に移動
する。
【0037】検知された信号は信号ケーブル13により
記録装置の制御部に送信され、インク残量の検知を行な
う。
【0038】(第3実施例)図5は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第3実施例に適用したインク残量検知
装置の概略図を示す。第1実施例と同じ構成部品につい
ては同一の符号を付し、説明を省略する。
【0039】図5において、プリンタベースからの突起
部9に対して光学式センサの発光部6、受光部7および
測距センサ14は固定して配置されており、測距センサ
14の鉛直線上には光量を絞るための絞り板16、およ
びレンズ15がある距離をおいてプリンタベースに対し
て固定して配置されている。
【0040】光学式センサの発光部6の発する検出光は
キャリッジに搭載した何れの色のインクに対しても透過
性を有する波長のもので、受光部7も検出光の波長に対
して十分な感度を有するものである。
【0041】インク残量検知時には、シャッター5a、
5bは投射光および反射光の光路を妨げない位置に移動
する。光学式センサの発光部6はインクタンクにおける
吸収体の底面と壁の境界部(図2参照)に対して光を投
射する。インクタンク底面の境界部(図2参照)により
反射された光を、受光部7で検知されると同時に、絞り
板16、およびレンズ15を通って測距センサ14によ
り検知される。両センサで検知された信号は信号ケーブ
ル13により記録装置の制御部に送信される。制御部で
は、例えば、センサ14からインクタンク底面の境界部
(図2参照)までの距離の理論値と実測値との差から、
受光部で検知された信号が補正され、インク残量の検知
が行なわれる。インク残量検知後、シャッター5a、5
bはセンサ部を覆う位置に移動する。
【0042】(第4実施例)図6は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第4実施例に適用したインク残量検知
装置の概略図を示す。第1実施例と同じ構成部品につい
ては同一の符号を付し、説明を省略する。
【0043】図6において、プリンタベースからの突起
部9に対して光学式センサの発光部6、受光部7および
自動焦点センサ21は固定して配置されており、受光部
6、および自動焦点センサ21の鉛直線上にはそれぞれ
光量を絞るための絞り板16、およびレンズ15が、あ
る距離をおいて配置されている。
【0044】光学式センサの発光部6の発する検出光は
キャリッジに搭載した何れの色のインクに対しても透過
性を有する波長のもので、受光部7も検出光の波長に対
して十分な感度を有するものである。
【0045】絞り板16はプリンタベースに対して固定
されており、レンズ15は支持部材を介してスクリュー
シャフト17上に位置している。スクリューシャフト1
7はその両端を軸受け20a、20bで支持されてお
り、伝達ベルト19によりモータ18の駆動を伝達し
て、スクリューシャフト17を回転させることにより、
レンズ15が受光部6、および自動焦点センサ21の鉛
直線上に沿って往復移動する駆動機構が構成されてい
る。
【0046】自動焦点センサ21には、例えばカメラで
用いられているような二次結像位相差検出センサを用い
る。
【0047】次に、図6を参照し、本実施例によるイン
ク残量検知時の動作について説明する。
【0048】インク残量検知時には、シャッター5a、
5bは投射光および反射光の光路を妨げない位置に移動
する。光学式センサの発光部6は、インクタンクにおけ
る吸収体の底面と壁の境界部(図2参照)に対して光を
投射する。インクタンク底面の境界部(図2参照)によ
り反射された光は、絞り板16、およびレンズ15を通
って受光部7および、自動焦点センサ21により検知さ
れる。自動焦点センサ21により検知された信号は信号
ケーブル13を通って記録装置の制御部に送信される。
その信号に基づき、前記制御部はモータ18を回転させ
伝達ベルト19によりスクリューシャフト17を回転さ
せ、レンズ15を鉛直上下方向に動かし、フィードバッ
ク制御を行なうことによりインクタンク底面の境界部
(図2参照)に対して、レンズの焦点を合わせる。
【0049】図7の(a)は反射光が自動焦点センサ2
1上で焦点が合っていない状態を、図7の(b)は自動
焦点センサ21からの情報からモータを回転させ、フィ
ードバック制御を行なうことにより焦点が合った状態を
示している。
【0050】焦点が合った後、発光部7より検知される
信号が信号ケーブル13により記録装置の制御部に送信
されて、インクタンク内の残量検知が行なわれる。イン
ク残量検知後、シャッター5a、5bはセンサ部を覆う
位置に移動する。
【0051】(第5実施例)図8は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第5実施例に適用したインク残量検知
装置の概略図を示す。第1実施例と同じ構成部品につい
ては同一の符号を付し、説明を省略する。
【0052】図8において、プリンタベースからの突起
部9に対して光学式センサの発光部6、自動焦点と評価
測光が可能なセンサ22は固定して配置されており、セ
ンサ18の鉛直線上には光量を絞るための絞り板16、
およびレンズ15が、ある距離をおいて配置されてい
る。
【0053】光学式センサの発光部6の発する検出光は
キャリッジに搭載した何れの色のインクに対しても透過
性を有する波長のものである。
【0054】絞り板16はプリンタベースに対して固定
されており、レンズ15は支持部材を介してスクリュー
シャフト17上に位置している。スクリューシャフト1
7はその両端を軸受け20a、20bで支持されてお
り、伝達ベルト19によりモータ18の駆動を伝達し
て、スクリューシャフト17を回転させることにより、
レンズ15が受光部6の鉛直線上に沿って往復移動する
駆動機構が構成されている。
【0055】自動焦点と評価測光が可能なセンサ22に
おいて、自動焦点は、例えばカメラで用いられているよ
うな二次結像位相差検出センサを用い、評価測光は例え
ば、センサ検知面を複数の領域に分割し、それぞれの領
域で検知された信号を重み平均して行われる。
【0056】インク残量検知時には、シャッター5a、
5bは投射光および反射光の光路を妨げない位置に移動
している。光学式センサの発光部6は、インクタンクに
おける吸収体の底面と壁の境界部(図2参照)に対して
光を投射する。前記境界部により反射された光は、絞り
板16、およびレンズ15を通って自動焦点および評価
測光が可能なセンサ22により検知される。センサ22
により検知された信号は信号ケーブル13を通って記録
装置の制御部に送信される。その情報に基づき、前記制
御部はモータを回転させ伝達ベルトによりスクリューシ
ャフトを回転させ、レンズ15を鉛直上下方向に動か
し、フィードバック制御を行なうことによりインクタン
ク底面の境界部(図2参照)に対して、レンズの焦点を
合わせる。焦点が合った後、センサ22により検知され
る光の信号は信号ケーブル13により記録装置の制御部
に送信され、該制御部で計算されるインクタンクの底面
の境界部(図2参照)の色の濃度分布情報からインクタ
ンク内のインク量残量が検知される。インク残量検知
後、シャッター5a、5bはセンサ部を覆う位置に移動
する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、インクタ
ンク内の壁面の一部を通して壁面とインク吸収体の境界
部の光反射率を検出する光学式検知手段を有し、その部
分にインクが有るときと無いときの反射率の差からイン
クの残量検知を行なう装置において、インク残量検知を
行なう際に、前記検知手段をインクタンクに対して能動
的に動かす構成とした事により、インクタンク搭載時に
発生するタンクの位置ずれおよび加工時、組み立て時の
寸法誤差等の影響を極力排除し、精度の高い残量検知を
行なことができる。
【0058】また、光学式検知手段とインクタンクの間
に残量検知時にのみ開くような遮蔽手段を設けることに
より、印字時等に光学式検知手段へインク霧が付くこと
による検知精度の低下を防ぎ、また静電、漏れ等による
光学式検知手段の破壊の危険性を排除することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の第1実施例
の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例のインクタンクの構造を側
面から見た断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による残インク量検知時の
ステージ動作を示す図である。
【図4】本発明のインクジェット記録装置の第2実施例
に適用したインク残量検知装置を示す概略図である。
【図5】本発明のインクジェット記録装置の第3実施例
に適用したインク残量検知装置を示す概略図である。
【図6】本発明のインクジェット記録装置の第4実施例
に適用したインク残量検知装置を示す概略図である。
【図7】本発明の第4実施例による残インク量検知時の
動作を示し、(a)は反射光が自動焦点センサ上で焦点
が合っていない状態を、(b)は焦点が合った状態を示
している。
【図8】本発明のインクジェット記録装置の第5実施例
に適用したインク残量検知装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 インクジェット記録ヘッド 3 走査レール 4 インクタンク 4a 吸収体 4b 境界部 4c インク収納部 4d 大気連通口 4e 供給口 5a、5b シャッター 6 光学式センサ発光部 7 光学式センサ受光部 8 ステージ 9 プリンタベース突起部 10 レバー 11 カム 12 ばね 13 信号ケーブル 14 距離測定センサ 15 レンズ 16 絞り板 17 スクリューシャフト 18 モータ 19 伝達ベルト 20a、20b 軸受け 21 自動焦点センサ 22 自動焦点と評価測光が可能なセンサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材に対して相対的に移動しうるキ
    ャリッジにインクジェット記録ヘッドおよびインク吸収
    体を収納したインクタンク、又は該インクタンクと該イ
    ンクジェット記録ヘッドが一体となったヘッドカートリ
    ッジのいずれかを搭載し、前記インクタンクのインク残
    量検知装置を備えたインクジェット記録装置において、 前記インク残量検知装置は、 前記インクタンクの壁面の一部を通して該壁面と前記イ
    ンク吸収体との境界部の光反射率の変化を検出するため
    の発光部及び受光部を有する光学式検知手段と、 前記光学式検知手段の発光部および受光部を前記キャリ
    ッジに対して相対運動させるための駆動機構と、を備え
    たことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構は、前記光学式検知手段の
    発光部を固定し、受光部のみを前記キャリッジに対して
    相対運動させることを特徴とする請求項1に記載のイン
    クジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 被記録材に対して相対的に移動しうるキ
    ャリッジにインクジェット記録ヘッドおよびインク吸収
    体を収納したインクタンク、又は該インクタンクと該イ
    ンクジェット記録ヘッドが一体になったヘッドカートリ
    ッジのいずれかを搭載し、前記インクタンクのインク残
    量検知装置を備えたインクジェット記録装置において、 前記インク残量検知装置は、 前記インクタンクの壁面の一部を通して該壁面と前記イ
    ンク吸収体との境界部の光反射率の変化を検出するため
    の発光部及び受光部、並びに前記境界部までのの距離を
    測定する測距手段を備える光学式検知手段と、 前記測距手段に光を集光する集光手段と、を備えたこと
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のインクジェット記録装
    置において、 前記測距手段からの距離情報に基づいて前記集光手段
    を、前記測距手段に対する前記集光手段の焦点が合うよ
    うに相対運動させるための駆動機構を有することを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 被記録材に対して相対的に移動しうるキ
    ャリッジにインクジェット記録ヘッドおよびインク吸収
    体を収納したインクタンク、又は該インクタンクとイン
    クジェット記録ヘッドが一体になったヘッドカートリッ
    ジのいずれかを搭載し、前記インクタンクのインク残量
    検知装置を備えたインクジェット記録装置において、 前記インク残量検知装置は、 前記インクタンクの壁面の一部を通して該壁面と前記イ
    ンク吸収体との境界部に光を投射する発光部、並びに前
    記境界部までの距離測定および前記境界部からの反射光
    の評価測光が可能な測距・評価測光手段を有する光学式
    検知手段と、 前記測距・評価測光手段に光を集光する集光手段と、 前記測距・評価測光手段からの距離情報に基づいて前記
    集光手段を、前記測距手段に対する前記光学手段の焦点
    が合うように相対運動させるための駆動機構と、を備え
    たことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記光学式検知手段の発光部の発する検
    出波長は、インクタンク内のインクを透過する波長であ
    る、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記境界部の位置するインクタンクの壁
    面はインクタンクの底面である、請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記光学式検知手段を覆うことが可能な
    遮蔽手段を有する、請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載のインクジェット記録装置。
JP7150395A 1995-06-16 1995-06-16 インクジェット記録装置 Pending JPH091815A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110395050A (zh) * 2018-04-25 2019-11-01 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 墨量检测装置、墨水存储器及供墨系统
US20220032642A1 (en) * 2019-05-15 2022-02-03 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

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