JPH09179682A - コンピュータシステムに適用される座標入力装置 - Google Patents

コンピュータシステムに適用される座標入力装置

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JPH09179682A
JPH09179682A JP7341569A JP34156995A JPH09179682A JP H09179682 A JPH09179682 A JP H09179682A JP 7341569 A JP7341569 A JP 7341569A JP 34156995 A JP34156995 A JP 34156995A JP H09179682 A JPH09179682 A JP H09179682A
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computer
unit
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connector
coordinate input
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JP7341569A
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Shinpei Kunii
晋平 國井
Hironori Motonaga
寛則 元永
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポインティング・デバイスを使用した座標入力
装置において、オペレータの適性に合った場所に配置で
きるようにして、例えば右利き、左利きいずれの場合で
も操作性を向上させることにある。 【解決手段】ポインティング・デバイスを使用し、パー
ソナルコンピュータに対して着脱自在の構造を備えた座
標入力装置である。即ち、ポインティング・デバイスの
操作部2とその制御回路5を有するユニット本体1から
なり、コネクタ4a,4bを介して着脱自在にコンピュ
ータに接続する単体の装置である。ユニット本体1に
は、相対的に右側と左側に各コネクタ4a,4bが設け
られている。各コネクタ4a,4bは、制御回路5とコ
ンピュータ側のコネクタとを接続する。オペレータは右
利きの場合には、ユニット本体1の操作部2がコンピュ
ータに対して右側に位置するように設定することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にパーソナルコ
ンピュータに適用し、ポインティング・デバイスを使用
して表示画面上のカーソルを操作するための座標入力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特に小型のパーソナルコンピュー
タでは、ディスプレイ装置の表示画面上でカーソル操作
(アイコン指示等を含む)を行なう座標入力装置とし
て、キーボードのカーソルキー以外に、マウス、トラッ
クボール、スティック等のポインティング・デバイスが
使用されている。ポインティング・デバイスは、キーボ
ードを操作することなく、表示画面上のカーソルを操作
できるため、特にGUI(Graphical Use
r Interface)に有効なデバイスである。
【0003】具体的には、スティック方式のデバイスで
は、占有面積が小さいため、図8(A)に示すように、
パーソナルコンピュータの本体80上において、キーボ
ード81の中央部に埋め込まれている構造がある。オペ
レータは中央部のスティック型操作部82を操作するた
め、右利き、左利きのいずれの場合でも操作性はほぼ同
一である。この方式では、キーボード81の手前に選択
スイッチ83a及びキャンセルスイッチ83bが設けら
れている。
【0004】また、トラックボール方式のデバイスで
は、図8(B)に示すように、本体80上の通常では右
隅にトラックボール型操作部84が設けられて、その近
傍に選択スイッチ85a及びキャンセルスイッチ85b
が設けられている。従って、右利きのオペレータには操
作性が良いが、左利きのオペレータには操作しにくい問
題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、ポイ
ンティング・デバイスは、パーソナルコンピュータの本
体に実装されて、カーソル操作を容易に行なうことがで
きる有用なデバイスである。しかしながら、実装する場
所により操作性に問題がある。特に、オペレータには右
利きと左利きがあるため、それぞれの適性に合った場所
に実装されていないと、操作性が著しく低下することも
ある。
【0006】携帯型(ノート型)のパーソナルコンピュ
ータでは、実装上の制約が大きいため、前述のように、
トラックボール方式のデバイスでは、右隅に操作部が配
置されることがある。また、スティック方式のデバイス
では中央部に配置させることが可能であるが、スティッ
クの長さやキーボードの面積等の制約により、必ずしも
中央部に配置できるとは限らない。従って、従来の方式
では、オペレータの適性に合わせて、ポインティング・
デバイスを実装させることは実際上では困難である。
【0007】本発明の目的は、ポインティング・デバイ
スを使用した座標入力装置において、オペレータの適性
に合った場所に配置できるようにして、例えば右利き、
左利きいずれの場合でも操作性を向上させることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポインティン
グ・デバイスを使用し、パーソナルコンピュータに対し
て着脱自在の構造を備えた座標入力装置である。即ち、
ポインティング・デバイスの操作部とその制御回路を有
するユニットからなり、コネクタを介して着脱自在にコ
ンピュータに接続する単体の装置である。
【0009】このようなユニット型座標入力装置におい
て、第1の方式はユニット本体の複数箇所にコネクタを
設けたものである。コネクタは制御回路に接続されてい
る。従って、いずれのコネクタを介しても、制御回路と
コンピュータとが接続されるため、ユニット本体の操作
部により、コンピュータに対してカーソル操作に必要な
制御データを出力することができる。これにより、例え
ば各コネクタを相対的に右側と左側に配置することによ
り、オペレータは右利きの場合には、ユニット本体の操
作部がコンピュータに対して右側に位置するように設定
することができる。また、左利きの場合には、その逆に
ユニット本体の操作部がコンピュータに対して左側に位
置するように設定することができる。
【0010】第2の方式は、ユニット本体には単一のコ
ネクタを設け、さらにユニット本体の姿勢を検出するた
めの姿勢検出手段を有するものである。姿勢検出手段
は、コンピュータに接続したときのユニット本体の姿勢
を検出し、その検出信号をユニット本体内の制御回路に
出力する。制御回路は、姿勢検出手段からの検出信号に
基づいてユニット本体に設けられたコネクタの接続方向
を認識する。
【0011】即ち、コネクタを介してユニット本体を、
例えば相対的にコンピュータの右側に接続した状態を通
常状態とした場合に、ユニット本体を相対的にコンピュ
ータの左側に接続したときにはコネクタの接続方向は逆
となる。制御回路は、姿勢検出手段の検出結果に基づい
て、ユニット本体の姿勢に応じたコネクタの接続方向を
認識する。この認識結果により、制御回路はカーソル操
作に必要な制御データの出力を、そのコネクタの接続方
向に応じて切換える。
【0012】これにより、オペレータは、接続方向を意
識することなく、ユニット本体をコンピュータの右側ま
たは左側に接続して、ユニット本体の操作部を操作する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は第1の実施形態に関係する座
標入力装置の要部を示すブロック図であり、図2はその
ユニット本体の外観を示す図であり、図3は本実施形態
に関係するユニット本体の使用方法を説明するためのパ
ーソナルコンピュータの外観を示す図である。 (装置の構成)本実施形態の座標入力装置は、図2に示
すように、例えばトラックボール方式のポインティング
・デバイスを組み込んだ単体のユニット本体1からな
る。ユニット本体1には、トラックボール型の操作部
2、クリックボタンである選択スイッチ3aとキャンセ
ルスイッチ3b、および複数のコネクタ(ここでは2
個)が設けられている。各コネクタは相対的位置関係か
ら、右コネクタ4aと左コネクタ4bと想定する。
【0014】ユニット本体1の内部には、図1に示すよ
うに、操作部2の動作に応じてカーソルの移動位置に対
応する位置座標を検出する座標検出回路4および制御回
路5が設けられている。制御回路5は、右コネクタ4a
または左コネクタ4bを介して、パーソナルコンピュー
タのコンピュータ本体(CPUを含むデータ処理装置)
と接続し、座標検出回路4の検出結果に応じた座標デー
タや、選択スイッチ3aまたはキャンセルスイッチ3b
からの入力信号を出力する。ここで、制御回路5がコン
ピュータ本体に出力する座標データや入力信号を、カー
ソル操作に必要な制御データとして総称する。また、制
御回路5は、右コネクタ4aまたは左コネクタ4bを介
して、コンピュータ本体からコマンドを入力する。
【0015】一方、本実施形態のパーソナルコンピュー
タは、図3に示すように、携帯型(ノート型)パーソナ
ルコンピュータを想定しており、コンピュータ本体80
にキーボード81とディスプレイ装置86を搭載してい
る。ディスプレイ装置86は、筐体86aおよび液晶表
示器(LCD)からなる表示画面86bからなる。
【0016】本実施形態では、ディスプレイ装置86の
筐体86aのスペースを利用して、ユニット本体1の右
コネクタ4aまたは左コネクタ4bに対応するコンピュ
ータ側コネクタ87a,87bが設けられている。この
コンピュータ側コネクタ87aまたは87bを介して、
ユニット本体1の制御回路5から出力された制御データ
を入力する。
【0017】ここで、コンピュータ側コネクタ87a,
87bはそれぞれ、オペレータから見て表示画面86b
を中央部とした場合に、相対的に右側と左側に配置され
ている。 (ユニット本体1の使用方法)本実施形態は、図2と図
3に示すように、ポインティング・デバイスを組み込ん
だユニット本体1として、コンピュータ本体80とは独
立した単体ユニットを想定している。
【0018】オペレータは、コンピュータ本体80を起
動して、表示画面86bに表示するカーソルを操作する
ときに、ユニット本体1をコンピュータ本体80に接続
し、ユニット本体1の操作部2によりカーソルの移動操
作を行なう。
【0019】ユニット本体1をコンピュータ本体80に
接続する仕方として、オペレータが例えば右利き、また
は表示画面86bを中央部とした場合に、相対的に右側
にポインティング・デバイスが配置されている方が都合
が良い場合について説明する。この場合、図3に示すよ
うに、ユニット本体1の操作部2を表示画面86bと同
一方向に向けた状態で、左コネクタ4bを右側のコンピ
ュータ側コネクタ87aに接続する。
【0020】これにより、ユニット本体1は表示画面8
6bの右側に装着される。オペレータは表示画面86b
を確認しながら、例えば右手で操作部2を操作すること
ができる。操作部2の操作に応じて、ユニット本体1の
制御回路5は左コネクタ4bを介して、カーソル操作に
必要な制御データを右側のコンピュータ側コネクタ87
aに出力する。コンピュータ本体80は、右側のコンピ
ュータ側コネクタ87aを介して、ユニット本体1から
の制御データを入力して、カーソルの移動制御を実行す
る。
【0021】一方、オペレータが例えば左利き、または
相対的に左側にポインティング・デバイスが配置されて
いる方が都合が良い場合には、ユニット本体1の操作部
2を表示画面86bと同一方向に向けた状態で、右コネ
クタ4aを左側のコンピュータ側コネクタ87bに接続
する。これにより、ユニット本体1は表示画面86bの
左側に装着される。オペレータは表示画面86bを確認
しながら、例えば左手で操作部2を操作することができ
る。
【0022】以上のように本実施形態によれば、右コネ
クタ4aと左コネクタ4bを設けたユニット本体1によ
り、予め設定された複数箇所(コンピュータ側コネクタ
87a,87bの位置)の中で、オペレータの操作に適
性な箇所にポインティング・デバイスを設けることがで
きる。例えば、右利きのオペレータであれば、表示画面
86bに対して右側にポインティング・デバイスを配置
し、左利きであれば逆の左側に配置することができる。
従って、オペレータにとって操作しやすい位置にポイン
ティング・デバイスを設けることができるため、結果的
に操作性を向上させることができる。
【0023】なお、本実施形態では、コンピュータ本体
80ではなく、ディスプレイ装置86にユニット本体1
を取り付ける構造について説明したが、これに限ること
なく実装スペースを確保できる場所であれば他でもよ
い。要するに、コンピュータ側において、ユニット本体
1の右コネクタ4aと左コネクタ4bのそれぞれに対応
するコンピュータ側コネクタ87a,87bを実装する
スペースを確保し、かつユニット本体1を操作しやすい
箇所であればよい。また、本実施形態では、コンピュー
タ側にはコンピュータ側コネクタ87a,87bが2箇
所にある場合について説明したが、3箇所以上でもよ
い。 (第2の実施形態)第2の実施形態は外観的には、図5
(A)に示すように、例えば左側に設けられた単一のコ
ネクタ4を有するユニット本体1からなるポインティン
グ・デバイスである。ユニット本体1の内部には、図4
に示すように、本実施形態に関係する構成要素として制
御回路10と姿勢センサ11とが設けられている。
【0024】制御回路10は、前述の第1の実施形態と
同様に、コネクタ4を介してカーソルの操作に必要な制
御データをコンピュータに出力し、かつコンピュータか
らのコマンドを入力する機能を備えている。さらに、本
実施形態では、制御回路10は、姿勢センサ11からの
検出信号に応じて、ユニット本体1の姿勢、即ちコネク
タ4の接続方向を認識し、この接続方向に応じて制御デ
ータの出力切換えを実行する機能を有する。
【0025】姿勢センサ11は、複数のスイッチ回路1
1b,11cを有し、ユニット本体1の姿勢に応じて各
スイッチ回路11b,11cから検出信号を出力するよ
うに構成されている。本実施形態では、姿勢センサ11
は、金属製のボール11aが上下方向に移動可能な状態
で設けられており、図5(A)に示すユニット本体1の
姿勢(通常状態とする)のときに、ボール11aが接点
に接触してスイッチ回路11bから検出信号を出力す
る。一方、図5(B)に示すユニット本体1の姿勢(逆
状態とする)のときに、ボール11aが接点に接触して
スイッチ回路11cから検出信号を出力する。
【0026】制御回路10は、姿勢センサ11のスイッ
チ回路11bからの検出信号を入力したときには、図5
(A)に示すように、ユニット本体1が通常状態の姿勢
であり、コネクタ4の接続方向が通常の状態であると認
識する。即ち、コンピュータに対して、コネクタ4がユ
ニット本体1の左側の配置状態で接続されていると認識
する。一方、姿勢センサ11のスイッチ回路11cから
の検出信号を入力したときには、図5(B)に示すよう
に、ユニット本体1が通常状態とは上下反対のの姿勢で
あり、コネクタ4の接続方向が通常の逆状態であると認
識する。即ち、コンピュータに対して、コネクタ4がユ
ニット本体1の右側の配置状態で接続されていると認識
する。
【0027】制御回路10は、姿勢センサ11の検出信
号に応じて、コネクタ4の接続方向に合わせて、制御デ
ータを正常に出力するように出力切換え処理を実行す
る。即ち、図5(A)に示す状態であれば、制御回路1
0は通常の状態で、制御データをコネクタ4に出力す
る。一方、図5(A)に示す状態であれば、コネクタ4
のピン配列が通常状態に対して上下方向に反対になるた
め、制御データの出力を反対に切換える(即ち、制御デ
ータのビット配列を上下反対にする)。これにより、ユ
ニット本体1の姿勢が上下反対になっても、ユニット本
体1からは同一の制御データをコンピュータに出力する
ことができる。
【0028】なお、ユニット本体1の内部の他の構成要
素については、前述の第1の実施形態の場合と同様であ
る。以上のように第2の実施形態によれば、姿勢センサ
11によりユニット本体1の姿勢を検出し、結果として
コネクタ4の接続方向(通常または上下逆方向)を検出
することができる。これにより、ユニット本体1は、単
一のコネクタ4の場合でも、結果的に左右の両側にコネ
クタを設けた場合と同様の作用を実行できる(図2を参
照)。
【0029】即ち、例えば右利きのオペレータであれ
ば、図5(A)に示す通常状態のユニット本体1を、コ
ンピュータの表示画面86bに対して右側のコネクタ8
7aに接続する。従って、前述の第1の実施形態の場合
と同様の状態となる(図3を参照)。一方、左利きであ
れば、図5(B)に示すように、ユニット本体1を上下
逆状態にして、相対的に右側に配置されたコネクタ4
を、コンピュータの表示画面86bに対して左側のコネ
クタ87bに接続する。従って、左利きのオペレータに
とって操作しやすい位置にポインティング・デバイスを
設けることができる。但し、図5(B)に示すように、
通常状態に対して、操作部2の位置が下になり、選択ス
イッチ3aとキャンセルスイッチ3bの位置関係が逆に
なる。しかし、左利きのオペレータが常時、その状態で
操作していれば、それが通常状態となるため、操作上の
問題はない。
【0030】本実施形態は、前述の第1の実施形態と比
較して、操作上の点ではほぼ同一の効果を得ることがで
きるが、コネクタの部品数を単一にすることができる。
一方、姿勢センサ11が必要となり、かつ制御回路10
には姿勢に応じて出力を切換える機能が必要となる。 (第3の実施形態)第3の実施形態は、第1の実施形態
の応用形態に相当するものであり、図6に示すように、
ディスプレイ装置86において、筐体86aの複数箇所
に内部スペース86cを設けたパーソナルコンピュータ
を想定している。この内部スペース86cは、前述のポ
インティング・デバイスのユニット本体1を収納できる
容積を有する。さらに、内部スペース86cを設けた筐
体86aの表面には、ユニット本体1の操作部2等が配
置された表面のサイズに相当する窓86dが形成されて
いる。
【0031】このような構造において、ユニット本体1
の使用方法を説明すると、例えば右利きのオペレータで
あれば、図6に示すように、表示画面86bに対して右
側の内部スペース86cに筐体86aの側面からユニッ
ト本体1を収納させる。このとき、操作部2やスイッチ
3a,3bが、表示画面86bと同一方向を向くように
収納する。
【0032】さらに、本実施形態は、ユニット本体1に
は、相対的に下側に単一のコネクタ4が設けられた構造
を想定している。従って、図示していないが、筐体86
aの内部スペース86cにはユニット本体1のコネクタ
4に対応するコンピュータ側コネクタが設けられてい
る。これにより、ユニット本体1とコンピュータ本体8
0とが接続される。なお、ユニット本体1には、前述の
第1の実施形態と同様に、左右コネクタ4a,4bが設
けられた構造でもよい。但し、当然ながら内部スペース
86cには、その左右コネクタ4a,4bに対応するコ
ンピュータ側コネクタを設けることになる。
【0033】一方、相対的に右側にユニット本体1を取
り付けた場合には、左側の内部スペース86cは空きス
ペースになっている。この空きスペースを埋めるため
に、ダミーユニット60を用意して収納させる。このダ
ミーユニット60の代わりに、例えば電源ユニットでも
よい。当然ながら、例えば左利きのオペレータであれ
ば、ユニット本体1を左側の内部スペース86cに収納
して、右側にはダミーユニット60を収納する。
【0034】本実施形態において、前述した第1及び第
2の実施形態と同様に、オペレータが右利き、左利き等
の適性に応じて操作しやすい位置に、ポインティング・
デバイスを取り付けることができる。本実施形態は、前
述の第1及び第2の実施形態と比較して、ユニット本体
1をコンピュータの内部(ここではディスプレイ装置)
に収納する方式であるため、ユニット本体1とコンピュ
ータとの接続状態が安定した構造である。例えばユニッ
ト本体1を装着した状態で、コンピュータ本体80を移
動させても、ユニット本体1が外れるような事態を低減
できる。第1及び第2の実施形態の場合には、ユニット
本体1をコンピュータの外側に接続させているため、コ
ンピュータ本体80を移動させる場合には、ユニット本
体1を取り外した方が望ましい。 (第4の実施形態)第4の実施形態は、第1の実施形態
の応用形態に相当するものであり、図7に示すように、
コンピュータとユニット本体1とをケーブル70を使用
して接続した方式である。即ち、図7に示すように、表
示画面86bを中央部とした場合に、相対的に右側にポ
インティング・デバイスが配置されている方が都合が良
い場合には、ユニット本体1をコンピュータ本体80の
右側に配置させる。そして、右側のコンピュータ側コネ
クタ87aとユニット本体1の左コネクタ4bとをケー
ブル70により接続する。これにより、オペレータは表
示画面86bを確認しながら、例えば右手でユニット本
体1の操作部2を操作することができる。
【0035】一方、オペレータが例えば左利きで、相対
的に左側にポインティング・デバイスが配置されている
方が都合が良い場合には、ユニット本体1をコンピュー
タ本体80の左側に配置させる。そして、左側のコンピ
ュータ側コネクタ87bとユニット本体1の右コネクタ
4aとをケーブル70により接続する。これにより、オ
ペレータは表示画面86bを確認しながら、例えば左手
でユニット本体1の操作部2を操作することができる。
【0036】以上のように本実施形態によれば、前述の
第1の実施形態と同様に、オペレータの操作にとって適
性な箇所にポインティング・デバイスを設けることがで
きる。但し、本実施形態は、第1の実施形態と比較し
て、従来のマウスと同様にユニット本体1を配置するた
めのスペースが必要となる。従って、携帯型パーソナル
コンピュータに適用した場合に、スペースが十分確保で
きない場所では適さない。しかし、第1の実施形態の使
用方法と組み合わせることにより、スペースを確保でき
る場合には、本実施形態を適用し、そうでない場合には
第1の実施形態を適用することが望ましい。本実施形態
は、第1の実施形態と比較して、ユニット本体1を操作
する場合に、安定した状態で操作できる利点がある。 (第5の実施形態)第5の実施形態は、第3の実施形態
の応用形態に相当するものであり、図9に示すように、
ディスプレイ装置86において、筐体86aの複数箇所
に内部スペース86cを設けたパーソナルコンピュータ
を想定している。この内部スペース86cは、前述のポ
インティング・デバイスのユニット本体1とダミーユニ
ット60を収納できる容積を有する。また、内部スペー
ス86cを設けた筐体86aの表面には、ユニット本体
1の操作部2等が配置された表面のサイズに相当する窓
86dが形成されている。
【0037】ここで、本実施形態は、ユニット1として
はユニット本体1の操作部2のみを備えたユニット(第
1のユニット1とする)を想定し、またダミーユニット
60としてはユニット本体1の選択スイッチ3aとキャ
ンセルスイッチ3bのみを備えたユニット(第2のユニ
ット60とする)を想定している。即ち、前述のユニッ
ト本体1を、操作部2を備えた第1のユニットとスイッ
チ3a,3bを備えた第2のユニットとに分割したもの
である。
【0038】このような構造において、表示画面86b
に対して右側の内部スペース86cには、筐体86aの
側面から第1のユニット1を収納させる。このとき、操
作部2が窓86dの方向、即ち表示画面86bと同一方
向を向くように収納する。
【0039】このとき、第1のユニット1には、相対的
に下側に単一のコネクタ4が設けられた構造を想定して
いる。従って、図示していないが、筐体86aの内部ス
ペース86cには第1のユニット1のコネクタ4に対応
する第1のコンピュータ側コネクタが設けられている。
これにより、第1のユニット1とコンピュータ本体80
とが接続される。なお、第1のユニット1には、前述の
第1の実施形態と同様に、左右コネクタ4a,4bが設
けられた構造でもよい。但し、当然ながら内部スペース
86cには、その左右コネクタ4a,4bに対応するコ
ンピュータ側コネクタを設けることになる。
【0040】一方、表示画面86bに対して左側の内部
スペース86cには、筐体86aの側面から第2のユニ
ット60を収納させる。このとき、図9に示すように、
スイッチ3a,3bが窓86dの方向、即ち表示画面8
6bと同一方向を向くように収納する。
【0041】このとき、第2のユニット60には、第1
のユニット1と同様に、相対的に下側に単一のコネクタ
4が設けられた構造を想定している。従って、図示して
いないが、筐体86aの内部スペース86cには第2の
ユニット60のコネクタ4に対応する第2のコンピュー
タ側コネクタが設けられている。これにより、第2のユ
ニット60とコンピュータ本体80とが接続される。な
お、第2のユニット60には、前述の第1の実施形態と
同様に、左右コネクタ4a,4bが設けられた構造でも
よい。但し、当然ながら内部スペース86cには、その
左右コネクタ4a,4bに対応するコンピュータ側コネ
クタを設けることになる。
【0042】このような本実施形態によれば、オペレー
タが右利き、左利きのいずれの場合でも、両手でポイン
ティング・デバイスを操作することになる。このとき、
左右に配置される第1と第2のユニットを、オペレータ
の適性に応じて設定することにより、操作しやすい環境
を確保することができる。また、前述の第3の実施形態
と同様に、各ユニットをコンピュータの内部(ここでは
ディスプレイ装置)に収納する方式であるため、各ユニ
ットとコンピュータとの接続状態が安定した構造であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、オ
ペレータの右利き、左利き等のような適性に応じた位置
や場所にポインティング・デバイスを選択的に配置させ
ることができる。従って、オペレータにとっては操作し
やすい環境となり、ポインティング・デバイスの操作性
を向上させることができる。特に実装上の制約が大きい
携帯型(ノート型)のパーソナルコンピュータに適用す
れば、本発明は極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に関係する座標入力装
置の要部を示すブロック図。
【図2】本実施形態に関係する座標入力装置のユニット
本体の外観を示す図。
【図3】本実施形態に関係するパーソナルコンピュータ
の外観を示す図。
【図4】第2の実施形態に関係する座標入力装置の要部
を示すブロック図。
【図5】第2の実施形態に関係する座標入力装置のユニ
ット本体の外観を示す図。
【図6】第3の実施形態に関係するパーソナルコンピュ
ータの外観を示す図。
【図7】第4の実施形態に関係するパーソナルコンピュ
ータの外観を示す図。
【図8】従来のポインティング・デバイスを実装したパ
ーソナルコンピュータの外観を示す図。
【図9】第5の実施形態に関係するパーソナルコンピュ
ータの外観を示す図。
【符号の説明】
1…ユニット本体(ポインティング・デバイス本体) 2…操作部 3a…選択スイッチ 3b…キャンセルスイッチ 4…コネクタ 4a…右コネクタ 4b…左コネクタ 5…制御回路 10…制御回路(コネクタの接続方向の認識機能を有す
る) 11…姿勢センサ 60…ダミーユニット 70…ケーブル 80…コンピュータ本体 81…キーボード 86…ディスプレイ装置 86a…筐体 86b…表示画面 86c…内部スペース 86d…窓 87a…コンピュータ側コネクタ(右側) 87b…コンピュータ側コネクタ(左側)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータの表示画面上に表示するカ
    ーソルの移動操作を行なうための操作部を有し、前記操
    作部の操作に応じて前記カーソルの移動制御に必要な制
    御データを生成する制御手段を備えた座標入力装置であ
    って、 前記操作部及び前記制御手段を設けたユニット本体と、 前記制御手段と前記コンピュータとを接続するためのコ
    ネクタ手段であって、前記ユニット本体の複数箇所に配
    置されて、前記コンピュータの所定の複数箇所のいずれ
    かに前記ユニット本体を選択的かつ着脱自在に接続する
    ための複数のコネクタ部材とを具備したことを特徴とす
    る座標入力装置。
  2. 【請求項2】 座標入力装置による座標入力操作に応じ
    て、表示画面上に表示するカーソルの移動制御を実行す
    る機能を有するコンピュータシステムであって、 前記座標入力装置を構成し、前記座標入力操作に応じて
    前記カーソルの移動制御に必要な制御データを外部に出
    力するための複数のコネクタ部材をそれぞれ複数箇所に
    配置させたユニット本体を用意し、 所定の複数箇所に配置されて、前記各コネクタ部材から
    出力された前記座標検出データを入力するための複数の
    コネクタ部材であって、前記ユニット本体の前記各コネ
    クタ部材のいずれかが着脱自在に接続するような構造を
    有するコンピュータ側コネクタ部材を有することを特徴
    とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 コンピュータの表示画面上に表示するカ
    ーソルの移動操作を行なうための操作部を有する座標入
    力装置であって、 前記座標入力装置の本体であり、前記操作部を設けたユ
    ニット本体と、 前記ユニット本体と前記コンピュータとを接続するため
    のコネクタ手段であって、前記ユニット本体の所定の箇
    所に配置されて、前記コンピュータの所定の複数箇所の
    いずれかに前記ユニット本体を選択的にかつ着脱自在に
    接続するためのコネクタ部材と、 前記ユニット本体内に内蔵されて、前記コンピュータの
    複数箇所のいずれかに前記コネクタ部材を介して接続さ
    れたときの前記ユニット本体の姿勢を検出するための姿
    勢検出手段と、 前記ユニット本体内に内蔵されて、前記操作部の操作に
    応じて前記カーソルの移動制御に必要な制御データを生
    成して前記コンピュータに出力する手段であって、前記
    姿勢検出手段の検出結果に基づいて前記コネクタ部材の
    接続方向の変化を認識して、この変化に伴って前記制御
    データを前記コンピュータに正常に出力するように出力
    切換え処理を実行する制御手段とを具備したことを特徴
    とする座標入力装置。
  4. 【請求項4】 座標入力装置による座標入力操作に応じ
    て、表示画面上に表示するカーソルの移動制御を実行す
    る機能を有するコンピュータシステムであって、 前記座標入力装置を構成し、前記座標入力操作に応じて
    前記カーソルの移動制御に必要な制御データを外部に出
    力するためのコネクタ部材を所定の箇所に配置させたユ
    ニット本体を用意し、 所定の複数箇所に前記ユニット本体を着脱自在に収納す
    るためのスペースを有し、前記ユニット本体の前記コネ
    クタ部材が着脱自在に接続可能な構造のコンピュータ側
    コネクタ部材が前記各スペースに配置されているコンピ
    ュータ筐体を有することを特徴とするコンピュータシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記複数のコネクタ部材は、前記ユニッ
    ト本体を前記コンピュータの所定の複数箇所の中で選択
    した相対的に右側の位置に接続するときに使用する右側
    コネクタ部材および前記ユニット本体を相対的に左側の
    位置に接続するときに使用する左側コネクタ部材からな
    り、 前記コンピュータの表示画面を中央位置とした場合に、
    前記操作部を相対的に右側に配置させるときに前記右側
    コネクタ部材により前記ユニット本体を前記コンピュー
    タの右側に接続し、また前記操作部を相対的に左側に配
    置させるときに前記左側コネクタ部材により前記ユニッ
    ト本体を前記コンピュータの左側に接続することを特徴
    とする請求項1記載の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 前記姿勢検出手段は、前記コンピュータ
    の表示画面を中央位置とした場合に、前記ユニット本体
    を前記コネクタ部材を介して相対的に前記コンピュータ
    の右側に接続したときの第1の姿勢状態に応じた検出信
    号を出力し、前記ユニット本体を前記コネクタ部材を介
    して相対的に前記コンピュータの左側に接続したときに
    前記第1の姿勢状態とは逆の第2の姿勢状態に応じた検
    出信号を出力し、 前記制御手段は、前記第1の姿勢状態に応じた検出信号
    を入力したときに、前記コネクタ部材が通常の方向で接
    続された状態での前記制御データを前記コンピュータに
    出力し、前記第2の姿勢状態に応じた検出信号を入力し
    たときに前記コネクタ部材が通常の方向に対して逆方向
    に接続された状態で前記制御データを前記通常の方向の
    場合と同様に出力するように出力切換え処理を実行する
    ことを特徴とする請求項3記載の座標入力装置。
  7. 【請求項7】 座標入力装置による座標入力操作に応じ
    て、表示画面上に表示するカーソルの移動制御を実行す
    る機能を有するコンピュータシステムであって、 前記座標入力装置を構成し、前記座標入力操作に応じて
    前記カーソルの移動制御に必要な制御データを出力し、
    前記制御データを外部に出力するためのコネクタ部材を
    所定の箇所に配置させた第1のユニット本体を用意し、 かつ前記座標入力装置を構成し、前記カーソルにより指
    示された前記表示画面上のデータを選択またはキャンセ
    ルするためのスイッチを有し、前記スイッチからの制御
    データを外部に出力するためのコネクタ部材を所定の箇
    所に配置させた第2のユニット本体を用意し、 前記表示画面を中央部とした場合に、相対的に右側と左
    側の複数箇所に前記第1のユニット本体と前記第2のユ
    ニット本体をそれぞれ着脱自在に収納するための複数の
    スペースを有し、前記各スペースには前記第1のユニッ
    ト本体の前記コネクタ部材が着脱自在に接続可能な構造
    の第1のコンピュータ側コネクタ部材および前記第2の
    ユニット本体の前記コネクタ部材が着脱自在に接続可能
    な構造の第2のコンピュータ側コネクタ部材が配置され
    ているコンピュータ筐体を有することを特徴とするコン
    ピュータシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127736A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JP2009070392A (ja) * 2008-10-20 2009-04-02 Fujitsu Component Ltd ポインティングデバイス
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