JPH0917886A - 半導体集積装置 - Google Patents

半導体集積装置

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JPH0917886A
JPH0917886A JP7167719A JP16771995A JPH0917886A JP H0917886 A JPH0917886 A JP H0917886A JP 7167719 A JP7167719 A JP 7167719A JP 16771995 A JP16771995 A JP 16771995A JP H0917886 A JPH0917886 A JP H0917886A
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JP
Japan
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conductivity type
mos transistor
mos
channel width
logic circuit
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JP7167719A
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Masahiro Kanai
正博 金井
Hayami Iwakame
速美 岩亀
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スタティック・ランダム・アクセス・メモリー
(SRAM)を搭載した半導体集積装置において、チャ
ネル幅の異なる第1及び第2反転論理回路とN−MOS
及びP−MOSによる伝送ゲート(トランスミッション
ゲート)により、チップ面積を増加させずに大容量の記
憶回路を搭載することができ、高集積、高性能、低消費
電力な半導体装置を提供する。 【構成】第1導電型第1MOSトランジスタと、前記第
1導電型第1MOSトランジスタのソース領域あるいは
ドレイン領域のどちらか一方を共有し、且つ前記第1導
電型第1MOSトランジスタのチャネル幅より小さいチ
ャネル幅を有する第1導電型第2MOSトランジスタ
と、前記第1導電型、第1及び第2MOSトランジスタ
と同じ形状を有し、チャネル幅方向に対称配置される第
2導電型、第1及び第2MOSトランジスタを具備する
ことを特徴とする半導体集積装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタティック・ランダ
ム・アクセス・メモリー(SRAM)を搭載した半導体
集積装置に於いて、スタティック・ランダム・アクセス
・メモリー(SRAM)を構成する基本セルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスタティック・ランダム・アクセ
ス・メモリー(SRAM)を搭載した半導体集積装置に
ついて、図面を参照して説明する。図13は、ゲートア
レイ構造を有するマスタースライス型半導体集積装置の
基本セルを示したものであり、低濃度P型不純物拡散層
のウエル領域1301に電位を供給するP型ストッパー
領域1306と、この低濃度P型不純物拡散層のウエル
領域1301上に高濃度N型不純物拡散層のNチャネル
型MOSトランジスタ形成領域1302が形成され、ゲ
ート電極1304・1305による2個のNチャネル型
MOSトランジスタ(以下、N−MOSという)130
8・1309と、ゲート電極1303によるチャネル幅
がN−MOS1308・1309より小さい1つのサブ
Nチャネル型MOSトランジスタ(以下、サブN−MO
Sという)1307が形成されている。このN−MOS
及びサブN−MOSに対してチャネル幅方向に配置され
る、低濃度N型不純物拡散層のウエル領域(低濃度P型
不純物拡散層のウエル領域1301以外の領域)に電位
を供給するN型ストッパー領域1313と、この低濃度
N型不純物拡散層のウエル領域上に高濃度P型不純物拡
散層のPチャネル型MOSトランジスタ形成領域131
0と、ゲート電極1311・1312による2個のPチ
ャネル型MOSトランジスタ(以下、P−MOSとい
う)1314・1315が形成されている。
【0003】この基本セルを用いて図14に示すスタテ
ィック・ランダム・アクセス・メモリー(以下、SRA
Mという)の等価回路をレイアウトすると図15に示す
レイアウト構成となり、N−MOSとP−MOS各々4
個、そして伝送ゲートとして用いられるサブN−MOS
2個の計10素子、つまり2個の基本セルを使用して構
成される。
【0004】図14に示すSRAMは、リード制御信号
Rが電源電圧の低電位レベル(以下、Lレベル)の状態
で、且つライト制御信号WがLレベルから電源電圧の高
電位レベル(以下、Hレベル)になるとライト専用伝送
ゲート1402が開き、ライトバス1401からのデー
タ信号が反転論理回路1405に印加される。この反転
論理回路1405により増幅されたデータ信号は、反転
論理回路1406に印加される。ライト制御信号WがH
レベルからLレベルになるとライト制御信号Wの反転ラ
イト制御信号XWがHレベルになり、N−MOSで構成
されたライト専用伝送ゲート1402が閉じ、P−MO
Sで構成されたデータ伝送ゲート1403とN−MOS
で構成されたデータ伝送ゲート1404が開く。従っ
て、これらのデータ伝送ゲート1403・1404を介
して反転論理回路1406により増幅されたデータ信号
が、再度反転論理回路1405に印加されるので、反転
論理回路1405・1406によりデータ信号が保持さ
れる。次に、ライト制御信号WがLレベルの状態に於い
て、リード制御信号RがLレベルからHレベルになる
と、N−MOSで構成されたリード専用伝送ゲート14
08が開き、反転論理回路1405・1406で保持さ
れていたデータ信号が、反転論理回路1407により増
幅されてリードバス1409に出力される。
【0005】このSRAMは図15に示す様に、2個の
基本セル1501・1502を使用して、各MOSトラ
ンジスタをアルミ配線等で接続してレイアウト構成され
る。基本セル1501は、サブN−MOS1503によ
りリード専用伝送ゲート1408が形成され、P−MO
S1509とN−MOS1504により反転論理回路1
407を構成し、P−MOS1510とN−MOS15
05により反転論理回路1405が構成される。又、基
本セル1502は、サブN−MOS1506によりライ
ト専用伝送ゲート1402が形成され、P−MOS15
11とN−MOS1507により、SRAMのデータ伝
送ゲート1403・1404が構成され、P−MOS1
512とN−MOS1508により反転論理回路140
6が構成される。
【0006】この様に従来のスタティック・ランダム・
アクセス・メモリー(SRAM)を搭載した半導体集積
装置の基本セルは、2個のN−MOS、2個のP−MO
S、1つのサブN−MOSにより構成され、この基本セ
ルを使用してSRAMを構成すると、N−MOSとP−
MOS各々4個、そしてデータ伝送ゲートとして使用さ
れるサブN−MOS2個の計10素子、つまり2個の基
本セルを使用して構成されるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の従
来技術では、1メモリーセル(SRAM)を構成するの
に少なくとも2個の基本セルを使用するため、最大記憶
容量は搭載ゲート数の1/2相当の記憶容量しか構成す
ることができなかった。それ以上の記憶容量を構成する
場合には、チップ面積増加以外に記憶容量を増加させる
ことは不可能であった。このチップ面積増加は、コスト
増加や歩留り低下という問題点を有する。又、従来技術
のメモリーセル(SRAM)は、サブN−MOSをライ
トバス・リードバスへの伝送ゲートとして使用している
ため、Hレベルを伝送する際にサブN−MOSのソース
電圧が電源電圧のLレベル=VssからHレベル=Vd
dに上昇しても、ドレイン電圧は「Vdd−しきい値電
圧」まで上昇した時点でサブN−MOSはオフ状態とな
り、電源電圧のHレベル=Vddまで電圧を上昇するこ
とはできない。従って、メモリーセルにHレベルを書き
込む際には、図14に示す反転論理回路1405のゲー
ト電圧は「Vdd−しきい値電圧」以上には上昇せず、
反転論理回路1405を構成するP−MOSは、完全な
オフ状態(以下、カットオフ状態)にはならないため、
ライト専用伝送ゲート1402がオン状態に有る間、反
転論理回路1405の電源間(Vdd⇔Vss)にリー
ク電流が流れる。又、メモリーセルからHレベルを読み
出す際には、リードバスの電圧が「Vdd−しきい値電
圧」以上には上昇しないため、リード専用伝送ゲート1
408がオン状態にある間、リードバスに接続される論
理回路の電源間(Vdd⇔Vss)にリーク電流が流れ
るため、消費電力増加という問題点を有する。
【0008】更に、ライトバス・リードバスへの伝送ゲ
ート1402・1408は、他のメモリーセルを構成す
るMOSトランジスタのチャネル幅より小さい為、書き
込み電流・読み出し電流はこの伝送ゲートで抑制されて
しまい、書き込み不良や読み出し時間が遅くなるという
問題点も有する。具体例としては、メモリーセルにLレ
ベルが保持されている状態でHレベルのデータを書き込
む際に、反転論理回路1406のゲート電極が初期Hレ
ベル状態で、反転論理回路1406のN−MOSがオン
状態の時、書き込み時間が短く書き込みタイミングが合
わないと、ライト専用伝送ゲート1402よりHレベル
の書き込み電流を流しても、ライト専用伝送ゲート14
02の駆動能力より反転論理回路1406の駆動能力が
大きいため、書き込み電流が全て反転論理回路1406
のN−MOSを介してVssに抜けてしまうことがあ
る。又、メモリーセルよりデータを読み出す際には、リ
ードバスへの伝送ゲート1408によって読み出し電流
が抑制されるため、読み出し時間が遅くなるという問題
点も有する。
【0009】そこで本発明はこの様な問題点を解決する
ものであり、その目的とするところは、チップ面積を増
加させずに大容量の記憶回路を搭載することができ、且
つ消費電力を抑え、メモリーセルに確実にデータを書き
込みデータ保持するメモリーセルを構成できる基本セル
を提供するところにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積装置
は、第1の手段として、スタティック・ランダム・アク
セス・メモリー(SRAM)を構成する基本セルは、第
1導電型第1MOSトランジスタと、前記第1導電型第
1MOSトランジスタのソース領域あるいはドレイン領
域のどちらか一方を共有し、且つ前記第1導電型第1M
OSトランジスタのチャネル幅より小さいチャネル幅を
有する第1導電型第2MOSトランジスタを具備し、更
に前記第1導電型、第1及び第2MOSトランジスタと
チャネル幅方向に対称配置される第2導電型第1MOS
トランジスタと、前記第2導電型第1MOSトランジス
タのソース領域あるいはドレイン領域のどちらか一方を
共有し、且つ前記第2導電型第1MOSトランジスタの
チャネル幅より小さいチャネル幅を有する第2導電型第
2MOSトランジスタを具備し、この前記基本セルを素
子分離領域無しにチャネル長方向に少なくとも1つ以上
並列配置して、隣接する第2基本セルの第1及び第2導
電型第1MOSトランジスタと第1基本セルの第1及び
第2導電型第2MOSトランジスタのソース領域もしく
はドレイン領域のどちらか一方を共有する。
【0011】この第1手段の基本セルを用いて、チャネ
ル長方向に少なくとも1つ以上並列配置された第1基本
セルの第1及び第2導電型第1MOSトランジスタのゲ
ート電極間及びドレイン電極間を接続し、各ソース電極
を電源線もしくは接地線に接続して第1反転論理回路
(チャネル幅:大)を構成し、前記第1及び第2導電型
第2MOSトランジスタのゲート電極間及びドレイン電
極間を接続し、各ソース電極間を電源線もしくは接地線
に接続して第2反転論理回路(チャネル幅:小)を構成
し、前記第1反転論理回路のドレイン電極と前記第2反
転論理回路のゲート電極を接続し、前記第1反転論理回
路のゲート電極と前記第2反転論理回路のドレイン電極
を接続すると共に、チャネル長方向に少なくとも1つ以
上並列配置され前記第1基本セルに隣接した第2基本セ
ルの第1及び第2導電型第1MOSトランジスタで構成
された伝送ゲート(チャネル幅:大)のソース電極もし
くはドレイン電極に接続して、チャネル幅が大小異なる
前記第1及び第2反転論理回路と伝送ゲートによる半導
体記憶装置を構成し、前記第2基本セルの第1及び第2
導電型第2MOSトランジスタのゲート電極を第1もし
くは第2導電型MOSトランジスタのウエル領域に電位
を供給する第1もしくは第2不純物拡散層に各々接続し
て、隣接する他の半導体記憶装置と素子分離する。
【0012】尚、前記第1導電型第2MOSトランジス
タのゲート電極取り出し部は、少なくとも前記第1導電
型MOSトランジスタのウエル領域に電位を供給する第
1不純物拡散層側に、前記第2導電型第2MOSトラン
ジスタのゲート電極取り出し部は、少なくとも前記第2
導電型MOSトランジスタのウエル領域に電位を供給す
る第2不純物拡散層側に各々ゲート電極取り出し部を形
成する。
【0013】又、第2の手段として、スタティック・ラ
ンダム・アクセス・メモリー(SRAM)を構成する基
本セルは、第1導電型第1MOSトランジスタと、前記
第1導電型第1MOSトランジスタと同じチャネル幅を
有する第1導電型第2MOSトランジスタの間に、前記
第1導電型第1MOSトランジスタのソース領域もしく
はドレイン領域、及び前記第1導電型第2MOSトラン
ジスタのソース領域もしくはドレイン領域のどちらか一
方を共有し、且つ前記第1導電型、第1及び第2MOS
トランジスタのチャネル幅より小さいチャネル幅を有す
る第1導電型第3MOSトランジスタを具備し、更に前
記第1導電型、第1、第2及び第3MOSトランジスタ
とチャネル幅方向に対称配置される第2導電型第1MO
Sトランジスタと、前記第2導電型第1MOSトランジ
スタと同じチャネル幅を有する第2導電型第2MOSト
ランジスタの間に、前記第2導電型第1MOSトランジ
スタのソース領域もしくはドレイン領域、及び第2導電
型第2MOSトランジスタのソース領域もしくはドレイ
ン領域のどちらか一方を共有し、且つ前記第2導電型、
第1及び第2MOSトランジスタのチャネル幅より小さ
いチャネル幅を有する第2導電型第3MOSトランジス
タを具備する。
【0014】この第2手段の基本セルを用いて、第1及
び第2導電型第1MOSトランジスタのゲート電極間及
びドレイン電極間を接続し、各ソース電極を電源線もし
くは接地線に接続して第1反転論理回路(チャネル幅:
大)を構成し、前記第1及び第2導電型第3MOSトラ
ンジスタのゲート電極間及びドレイン電極間を接続し、
各ソース電極間を電源線もしくは接地線に接続して第2
反転論理回路(チャネル幅:小)を構成し、この前記第
1反転論理回路のドレイン電極と前記第2反転論理回路
のゲート電極を接続し、前記第1反転論理回路のゲート
電極と前記第2反転論理回路のドレイン電極を接続する
と共に、前記第1及び第2導電型第2MOSトランジス
タで構成された伝送ゲート(チャネル幅:大)のソース
電極もしくはドレイン電極に接続して、チャネル幅が大
小異なる前記第1及び第2反転論理回路と伝送ゲートに
よる半導体記憶装置を構成することを特徴とする。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に関わる半導体
集積装置の実施例について説明する。
【0016】図1は本発明の第1実施例である基本セル
構造を示しており、低濃度P型不純物拡散層のウエル1
01に電位を供給するP型ストッパー領域105とこの
低濃度P型不純物拡散層のウエル101上に高濃度N型
不純物拡散層のNチャネル型MOSトランジスタ形成領
域102が形成され、ゲート電極103によるN−MO
S106・108・110・112と、ゲート電極10
3よりチャネル幅が小さいゲート電極104によるサブ
N−MOS107・109・111が形成されている。
又、低濃度P型不純物拡散層のウエル101以外の領域
は低濃度N型不純物拡散層のウエルが形成されており、
この低濃度N型不純物拡散層のウエルに電位を供給する
N型ストッパー領域116とこの低濃度N型不純物拡散
層のウエル上に高濃度P型不純物拡散層のPチャネル型
MOSトランジスタ形成領域113が形成され、ゲート
電極114によるP−MOS117・119・121・
123と、ゲート電極114よりチャネル幅が小さいゲ
ート電極115によるサブP−MOS118・120・
122が形成されている。このゲート電極103・11
4によるN−MOS・P−MOSとゲート電極103・
114よりチャネル幅が小さいゲート電極104・11
5によるサブN−MOS・サブP−MOSを基本構成と
し、素子分離領域無しにチャネル長方向に少なくとも1
つ以上並列配置した構成と成っている。各ゲート電極の
取り出し部は片側もしくは両側に形成されるが、ゲート
電極104・115によるサブN−MOS・サブP−M
OSのゲート電極取り出し部は、少なくとも各々のP型
・N型ストッパー領域側に形成し、素子分離する際にゲ
ート電極と各々のP型・N型ストッパー領域を接続して
ゲート・アイソレーションを構成する。このP型・N型
ストッパー領域は、基本セルの外側・内側どちらに形成
してもよいが、外側に形成した方が機能回路をレイアウ
トする際に効率が良い。
【0017】この第1実施例の基本セルに図2に示す記
憶回路(SRAM)の等価回路をレイアウトすると図3
のレイアウト構成となる。図2に示す記憶回路は、リー
ド・ライト制御信号RWがLレベル、且つメモリーセル
・セレクト信号A1がLレベルに設定されると、ライト
専用伝送ゲート202がオン状態、リード専用伝送ゲー
トがオフ状態、データ伝送ゲート204・205がオン
状態となり、ライトバス201から反転論理回路206
・207より構成される記憶回路にHighデータもし
くはLowデータが書き込まれる。記憶回路にデータを
書き込んだ後、メモリーセル・セレクト信号A1をHレ
ベルに設定するとデータ伝送ゲート204・205がオ
フ状態となり、記憶回路203は記憶保持状態となる。
この時、リード・ライト制御信号RWはリード状態(R
W=Hレベル)、ライト状態(RW=Lレベル)のどち
らに設定されていても良い。又、リード・ライト制御信
号RWがHレベル、且つメモリーセル・セレクト信号A
1がLレベルに設定されると、ライト専用伝送ゲート2
02がオフ状態、リード専用伝送ゲート208がオン状
態、データ伝送ゲート204・205がオン状態とな
り、反転論理回路206・207より構成される記憶回
路からリードバス209にHighデータもしくはLo
wデータが読み出される。
【0018】この記憶回路の特徴は、ライト・リード専
用伝送ゲート202・208、及びデータ伝送ゲートに
N−MOS・P−MOSによるトランスミッション・ゲ
ートが使用されているため、Hレベルを伝送する際に各
トランスミッション・ゲートのソース電圧が電源電圧の
Lレベル=VssからHレベル=Vddに上昇すると、
ドレイン電圧もHレベル=Vddまで上昇する。逆にL
レベルを伝送する際には、各トランスミッション・ゲー
トのソース電圧が電源電圧のHレベル=VddからLレ
ベル=Vssに降下すると、ドレイン電圧もLレベル=
Vssまで降下する。従って、記憶回路203にHレベ
ルもしくはLレベルを書き込む際、及び記憶回路203
からHレベルもしくはLレベルを読み出す際には、反転
論理回路206・207、及びリードバスに接続される
論理回路は、常にカットオフ状態となり、反転論理回路
206・207、及びリードバスに接続される論理回路
の電源間(Vdd⇔Vss)には、微少なリーク電流
(pAオーダー)しか流れない。更に、データ伝送ゲー
ト204・205は、ライト・リード専用伝送ゲート、
並びに反転論理回路206のMOSトランジスタと同じ
チャネル幅で構成されているので、書き込み電流・読み
出し電流がデータ伝送ゲートによって抑制されることは
ない。又、メモリーセルにLレベルが保持されている状
態でHレベルのデータを書き込む場合、反転論理回路2
07のゲート電極は初期Hレベル状態で反転論理回路2
07のN−MOSはオン状態に有り、データ伝送ゲート
204・205よりHレベルの書き込み電流を流すと反
転論理回路207のN−MOSを介してVssに電流が
流れるが、反転論理回路207のチャネル幅はデータ伝
送ゲート204・205のチャネル幅より小さいため、
供給される書き込み電流より反転論理回路207のN−
MOSを介してVssに流れる電流の方が非常に小さ
く、記憶回路にデータを確実に書き込むことが出来る。
【0019】この記憶回路を第1実施例の基本セルにレ
イアウトしたものが図3であり、2つの反転論理回路を
構成する4素子、データ伝送ゲートを構成する2素子、
そして隣接する記憶回路の素子分離を行うゲート・アイ
ソレーションを構成する2素子が、前述に述べた記憶回
路の効果を実現し、且つ効率良くレイアウトされてい
る。
【0020】又、第1実施例の基本セルに図4に示す反
転論理積回路(NAND)の等価回路をレイアウトする
と図5のレイアウト構成となる。第1実施例の基本セル
は記憶回路だけでなく、図4(a)・(b)に示す反転
論理積等の論理回路も構成でき、図5に示すレイアウト
図の様にソース電極が接地線Vssに接続されたN−M
OS508と直列接続されたN−MOS510のドレイ
ン電極を、ソース電極が電源線Vddに接続され並列接
続されたP−MOS519・521のドレイン電極とア
ルミ配線等で接続して構成する。この時、サブN−MO
S509のゲート電極を接地線Vssに、及びサブP−
MOS520のゲート電極を電源線Vddに接続して、
サブN−MOS及びサブP−MOSをオフ状態としても
良いし、接続せずにフローティング状態としても良い。
【0021】図6は本発明の第2実施例である基本セル
構造を示しており、低濃度P型不純物拡散層のウエル6
01に電位を供給するP型ストッパー領域606とこの
低濃度P型不純物拡散層のウエル606上に高濃度N型
不純物拡散層のNチャネル型MOSトランジスタ形成領
域602が形成され、ゲート電極603・604による
N−MOS607・609と、ゲート電極603・60
4よりチャネル幅が小さいゲート電極605によるサブ
N−MOS608が形成されている。又、低濃度P型不
純物拡散層のウエル601以外の領域は低濃度N型不純
物拡散層のウエルが形成されており、この低濃度N型不
純物拡散層のウエルに電位を供給するN型ストッパー領
域614とこの低濃度N型不純物拡散層のウエル上に高
濃度P型不純物拡散層のPチャネル型MOSトランジス
タ形成領域610が形成され、ゲート電極611・61
2によるP−MOS615・617と、ゲート電極61
1・612よりチャネル幅が小さいゲート電極613に
よるサブP−MOS616が形成されている。このゲー
ト電極603・604・611・612によるN−MO
S・P−MOSとゲート電極603・604・611・
612よりチャネル幅が小さいゲート電極605・61
3によるサブN−MOS・サブP−MOSを基本構成と
する。各ゲート電極の取り出し部は片側もしくは両側に
形成され、P型・N型ストッパー領域は基本セルの外側
・内側どちらに形成してもよいが、外側に形成した方が
機能回路をレイアウトする際に効率が良い。
【0022】この第2実施例の基本セルに図7に示す記
憶回路(SRAM)の等価回路をレイアウトすると図8
のレイアウト構成となる。図7に示す記憶回路は図2に
示す記憶回路(SRAM)と同一のものであり、リード
・ライト制御信号RWがLレベル、且つメモリーセル・
セレクト信号A1がLレベルに設定されると、ライト専
用伝送ゲート702がオン状態、リード専用伝送ゲート
がオフ状態、データ伝送ゲート704・705がオン状
態となり、ライトバス701から反転論理回路706・
707より構成される記憶回路にHighデータもしく
はLowデータが書き込まれる。記憶回路にデータを書
き込んだ後、メモリーセル・セレクト信号A1をHレベ
ルに設定するとデータ伝送ゲート704・705がオフ
状態となり、記憶回路703は記憶保持状態となる。こ
の時、リード・ライト制御信号RWはリード状態(RW
=Hレベル)、ライト状態(RW=Lレベル)のどちら
に設定されていても良い。又、リード・ライト制御信号
RWがHレベル、且つメモリーセル・セレクト信号A1
がLレベルに設定されると、ライト専用伝送ゲート70
2がオフ状態、リード専用伝送ゲート708がオン状
態、データ伝送ゲート704・705がオン状態とな
り、反転論理回路706・707より構成される記憶回
路からリードバス709にHighデータもしくはLo
wデータが読み出される。
【0023】この記憶回路の特徴は第1実施例と同様で
あり、ライト・リード専用伝送ゲート702・708、
及びデータ伝送ゲートにN−MOS・P−MOSによる
トランスミッション・ゲートが使用されているため、H
レベルを伝送する際に各トランスミッション・ゲートの
ソース電圧が電源電圧のLレベル=VssからHレベル
=Vddに上昇すると、ドレイン電圧もHレベル=Vd
dまで上昇する。逆にLレベルを伝送する際には、各ト
ランスミッション・ゲートのソース電圧が電源電圧のH
レベル=VddからLレベル=Vssに降下すると、ド
レイン電圧もLレベル=Vssまで降下する。従って、
記憶回路203にHレベルもしくはLレベルを書き込む
際、及び記憶回路703からHレベルもしくはLレベル
を読み出す際には、反転論理回路706・707、及び
リードバスに接続される論理回路は、常にカットオフ状
態となり、反転論理回路706・707、及びリードバ
スに接続される論理回路の電源間(Vdd⇔Vss)に
は、微少なリーク電流(pAオーダー)しか流れない。
更に、データ伝送ゲート704・705は、ライト・リ
ード専用伝送ゲート、並びに反転論理回路706のMO
Sトランジスタと同じチャネル幅で構成されているの
で、書き込み電流・読み出し電流がデータ伝送ゲートに
よって抑制されることはない。又、メモリーセルにLレ
ベルが保持されている状態でHレベルのデータを書き込
む場合、反転論理回路707のゲート電極は初期Hレベ
ル状態で反転論理回路707のN−MOSはオン状態に
有り、データ伝送ゲート704・705よりHレベルの
書き込み電流を流すと反転論理回路707のN−MOS
を介してVssに電流が流れるが、反転論理回路707
のチャネル幅はデータ伝送ゲート704・705のチャ
ネル幅より小さく、供給される書き込み電流より反転論
理回路707のN−MOSを介してVssに流れる電流
の方が非常に小さいため、記憶回路にデータを確実に書
き込むことが出来る。
【0024】この記憶回路を第2実施例の基本セルにレ
イアウトしたものが図8であり、2つの反転論理回路を
構成する4素子、データ伝送ゲートを構成する2素子
が、前述に述べた記憶回路の効果を実現し、且つ効率良
くレイアウトされている。
【0025】又、第2実施例の基本セルに図9に示す反
転論理積回路(NAND)の等価回路をレイアウトする
と図10のレイアウト構成となる。第2実施例の基本セ
ルは記憶回路だけでなく、図9(a)・(b)に示す反
転論理積等の論理回路も構成でき、図10に示すレイア
ウト図の様にソース電極が接地線Vssに接続されたN
−MOS1007と直列接続されたN−MOS1009
のドレイン電極を、ソース電極が電源線Vddに接続さ
れ並列接続されたP−MOS1015・1017のドレ
イン電極とアルミ配線等で接続して構成することができ
る。この時、サブN−MOS1008のゲート電極を接
地線Vssに、及びサブP−MOS1016のゲート電
極を電源線Vddに接続してサブN−MOS及びサブP
−MOSをオフ状態としても良いし、接続せずにフロー
ティング状態としても良い。
【0026】更に、第2実施例の基本セルに図11
(a)・(b)に示すバッファ回路をレイアウトすると
図12のレイアウト構成となる。バッファ回路は、配線
長の長い信号配線に対して高速に信号伝達を行う際に多
く用いられるため、図11(b)に示す様に、ゲート容
量の小さい(チャネル幅の小さい)反転論理回路で信号
を受け、駆動能力の大きい(チャネル幅の大きい)反転
論理回路で出力すると効率が良い。従って、図12に示
す様にN−MOS1207とP−MOS1215により
初段反転論理回路を構成し、並列接続されたN−MOS
1209とサブN−MOS1208、及びP−MOS1
217とサブP−MOS1216により次段反転論理回
路を構成すると、高速に信号伝達を行えるバッファ回路
が基本セル1つで構成できる。これは、第1実施例の基
本セルにも同様のバッファ回路を構成することが出来
る。
【0027】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、チップ
面積を増加させずに大容量の記憶回路を搭載することが
でき、且つ消費電力を抑え、メモリーセルに確実にデー
タを書き込みデータ保持できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である基本セル図。
【図2】本発明の第1実施例に搭載する記憶回路(SR
AM)の等価回路図。
【図3】本発明の第1実施例に搭載した記憶回路(SR
AM)のレイアウト図。
【図4】本発明の第1実施例に搭載する論理回路(NA
ND)の等価回路図。
【図5】本発明の第1実施例に搭載した論理回路(NA
ND)のレイアウト図。
【図6】本発明の第2実施例である基本セル図。
【図7】本発明の第2実施例に搭載する記憶回路(SR
AM)の等価回路図。
【図8】本発明の第2実施例に搭載した記憶回路(SR
AM)のレイアウト図。
【図9】本発明の第2実施例に搭載する反転論理積回路
の等価回路図。
【図10】本発明の第2実施例に搭載した反転論理積回
路のレイアウト図。
【図11】本発明の第2実施例に搭載するバッファ回路
の等価回路図。
【図12】本発明の第2実施例に搭載したバッファ回路
のレイアウト図。
【図13】従来の基本セル図。
【図14】従来の基本セルに搭載する記憶回路(SRA
M)の等価回路図。
【図15】従来の基本セルに搭載した記憶回路(SRA
M)のレイアウト図。
【符号の説明】
101、 301、 501、 601、 801、1
001、1201、1301・・・P型ウエル 116、 316、 516、 614、 814、1
014、1214、1313・・・N型ストッパー領域 105、 305、 505、 606、 806、1
006、1206、1306・・・P型ストッパー領域 102、 302、 502、 602、 802、1
002、1202、1302・・・Nチャネル型MOS
トランジスタ形成領域 113、 313、 513、 610、 810、1
010、1210、1310・・・Pチャネル型MOS
トランジスタ形成領域 103、 114、 303、 314、 503、5
14、 603、 604、 611、 612、80
3、 804、 811、 812、1003、100
4、1011、1012、1203、1204、121
1、1212、1304、1305、1311、131
2 ・・・ゲート電極 104、 115、 304、 315、 504、5
15、 605、 613、 805、 813、10
05、1013、1205、1213、1303・・・
サブゲート電極 106、 108、 110、 112、 306、3
08、 310、 312、 506、 508、51
0、 512、 607、 609、 807、80
9、1007、1009、1207、1209、130
8、1309、1504、1505、1507、150
8 ・・・Nチャネル型MOSトラ
ンジスタ 107、 109、 111、 307、 309、3
11、 507、 509、 511、 608、80
8、1008、1208、1307、1503、150
6 ・・・サブNチャネル型MOS
トランジスタ 117、 119、 121、 123、 317、3
19、 321、 323、 517、 519、52
1、 523、 615、 617、 815、81
7、1015、1017、1215、1217、131
4、1315、1509、1510、1511、151
2 ・・・Pチャネル型MOSトラ
ンジスタ 118、 120、 122、 318、 320、3
22、 518、 520、 522、 616、81
6、1016、1216・・・サブPチャネル型MOS
トランジスタ 206、 207、 706、 707、1405、2
01、 701、1401・・・ライトバス(Writ
e Bus) 209、 709、1409・・・リードバス(Rea
d Bus) 202、 702、1402・・・ライト専用伝送ゲー
ト 208、 708、1408・・・リード専用伝送ゲー
ト 204、 704、1404・・・Nチャネルデータ伝
送ゲート 205、 705、1403・・・Pチャネルデータ伝
送ゲート 203、 703 ・・・メモリーセル 1406、1407 ・・・反転論理回路 1501、1502 ・・・基本セル RW ・・・リード・ライト制
御信号 W、XW ・・・ライト制御信号 R ・・・リード制御信号 A1、A2、XA1、XA2 ・・・メモリーセル・セ
レクト信号 Vdd、Vss ・・・電源 A、B ・・・入力信号 X ・・・出力信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタティック・ランダム・アクセス・メモ
    リー(SRAM)を搭載した半導体集積装置に於いて、
    スタティック・ランダム・アクセス・メモリー(SRA
    M)を構成する基本セルは、第1導電型第1MOSトラ
    ンジスタと、前記第1導電型第1MOSトランジスタの
    ソース領域あるいはドレイン領域のどちらか一方を共有
    し、且つ前記第1導電型第1MOSトランジスタのチャ
    ネル幅より小さいチャネル幅を有する第1導電型第2M
    OSトランジスタを具備し、更に前記第1導電型、第1
    及び第2MOSトランジスタとチャネル幅方向に対称配
    置される第2導電型第1MOSトランジスタと、前記第
    2導電型第1MOSトランジスタのソース領域あるいは
    ドレイン領域のどちらか一方を共有し、且つ前記第2導
    電型第1MOSトランジスタのチャネル幅より小さいチ
    ャネル幅を有する第2導電型第2MOSトランジスタを
    具備し、この前記基本セルを素子分離領域無しにチャネ
    ル長方向に少なくとも1つ以上並列配置して、隣接する
    第2基本セルの第1及び第2導電型第1MOSトランジ
    スタと第1基本セルの第1及び第2導電型第2MOSト
    ランジスタのソース領域もしくはドレイン領域のどちら
    か一方を共有することを特徴とする半導体集積装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体集積装置に於いて、
    チャネル長方向に少なくとも1つ以上並列配置された第
    1基本セルの第1及び第2導電型第1MOSトランジス
    タのゲート電極間及びドレイン電極間を接続し、各ソー
    ス電極を電源線もしくは接地線に接続して第1反転論理
    回路(チャネル幅:大)を構成し、前記第1及び第2導
    電型第2MOSトランジスタのゲート電極間及びドレイ
    ン電極間を接続し、各ソース電極間を電源線もしくは接
    地線に接続して第2反転論理回路(チャネル幅:小)を
    構成し、前記第1反転論理回路のドレイン電極と前記第
    2反転論理回路のゲート電極を接続し、前記第1反転論
    理回路のゲート電極と前記第2反転論理回路のドレイン
    電極を接続すると共に、チャネル長方向に少なくとも1
    つ以上並列配置され前記第1基本セルに隣接した第2基
    本セルの第1及び第2導電型第1MOSトランジスタで
    構成された伝送ゲート(チャネル幅:大)のソース電極
    もしくはドレイン電極に接続して、チャネル幅が大小異
    なる前記第1及び第2反転論理回路と伝送ゲートによる
    半導体記憶装置を構成し、前記第2基本セルの第1及び
    第2導電型第2MOSトランジスタのゲート電極を第1
    もしくは第2導電型MOSトランジスタのウエル領域に
    電位を供給する第1もしくは第2不純物拡散層に各々接
    続して、隣接する他の半導体記憶装置と素子分離するこ
    とを特徴とする半導体集積装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体集積装置に於いて、
    前記第1導電型第2MOSトランジスタのゲート電極取
    り出し部は、少なくとも前記第1導電型MOSトランジ
    スタのウエル領域に電位を供給する第1不純物拡散層側
    に、前記第2導電型第2MOSトランジスタのゲート電
    極取り出し部は、少なくとも前記第2導電型MOSトラ
    ンジスタのウエル領域に電位を供給する第2不純物拡散
    層側に各々ゲート電極取り出し部を形成することを特徴
    とする半導体集積装置。
  4. 【請求項4】スタティック・ランダム・アクセス・メモ
    リー(SRAM)を搭載した半導体集積装置に於いて、
    スタティック・ランダム・アクセス・メモリー(SRA
    M)を構成する基本セルは、第1導電型第1MOSトラ
    ンジスタと、前記第1導電型第1MOSトランジスタと
    同じチャネル幅を有する第1導電型第2MOSトランジ
    スタの間に、前記第1導電型第1MOSトランジスタの
    ソース領域もしくはドレイン領域、及び前記第1導電型
    第2MOSトランジスタのソース領域もしくはドレイン
    領域のどちらか一方を共有し、且つ前記第1導電型、第
    1及び第2MOSトランジスタのチャネル幅より小さい
    チャネル幅を有する第1導電型第3MOSトランジスタ
    を具備し、更に前記第1導電型、第1、第2及び第3M
    OSトランジスタとチャネル幅方向に対称配置される第
    2導電型第1MOSトランジスタと、前記第2導電型第
    1MOSトランジスタと同じチャネル幅を有する第2導
    電型第2MOSトランジスタの間に、前記第2導電型第
    1MOSトランジスタのソース領域もしくはドレイン領
    域、及び第2導電型第2MOSトランジスタのソース領
    域もしくはドレイン領域のどちらか一方を共有し、且つ
    前記第2導電型、第1及び第2MOSトランジスタのチ
    ャネル幅より小さいチャネル幅を有する第2導電型第3
    MOSトランジスタを具備することを特徴とする半導体
    集積装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の半導体集積装置に於いて、
    前記第1及び第2導電型第1MOSトランジスタのゲー
    ト電極間及びドレイン電極間を接続し、各ソース電極を
    電源線もしくは接地線に接続して第1反転論理回路(チ
    ャネル幅:大)を構成し、前記第1及び第2導電型第3
    MOSトランジスタのゲート電極間及びドレイン電極間
    を接続し、各ソース電極間を電源線もしくは接地線に接
    続して第2反転論理回路(チャネル幅:小)を構成し、
    この前記第1反転論理回路のドレイン電極と前記第2反
    転論理回路のゲート電極を接続し、前記第1反転論理回
    路のゲート電極と前記第2反転論理回路のドレイン電極
    を接続すると共に、前記第1及び第2導電型第2MOS
    トランジスタで構成された伝送ゲート(チャネル幅:
    大)のソース電極もしくはドレイン電極に接続して、チ
    ャネル幅が大小異なる前記第1及び第2反転論理回路と
    伝送ゲートによる半導体記憶装置を構成することを特徴
    とする半導体集積装置。
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